JPH1067751A - 二環式−縮合ピリジン - Google Patents

二環式−縮合ピリジン

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JPH1067751A
JPH1067751A JP9195235A JP19523597A JPH1067751A JP H1067751 A JPH1067751 A JP H1067751A JP 9195235 A JP9195235 A JP 9195235A JP 19523597 A JP19523597 A JP 19523597A JP H1067751 A JPH1067751 A JP H1067751A
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carbon atoms
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phenyl
chain
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Arndt Dr Brandes
アルント・ブランデス
Michael Dr Loegers
ミヒヤエル・レガース
Gunter Dr Schmidt
グンター・シユミツト
Angaabauaa Rorufu
ロルフ・アンガーバウアー
Carsten Dr Schmeck
カルステン・シユメツク
Klaus-Dieter Dr Bremm
クラウス−デイーター・ブレム
Hilmar Dr Bischoff
ヒルマー・ビシヨフ
Delf Dr Schmidt
デルフ・シユミツト
Joachim Dr Schuhmacher
ヨアヒム・シユーマツハー
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Bayer AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D221/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom, not provided for by groups C07D211/00 - C07D219/00
    • C07D221/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom, not provided for by groups C07D211/00 - C07D219/00 condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D221/04Ortho- or peri-condensed ring systems
    • C07D221/06Ring systems of three rings
    • C07D221/16Ring systems of three rings containing carbocyclic rings other than six-membered
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/06Antihyperlipidemics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
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    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤における、特にアテローム性動脈硬化症
の処置のための薬剤における活性化合物として適する二
環式−縮合ピリジンを提供すること。 【解決手段】 一般式 【化1】 [式中、Aは場合により置換されていることができる炭
素数が6〜10のアリールを示し;Dは式 【化2】 の基を示し;Eは炭素数が3〜8のシクロアルキルを示
すか、又は場合により置換されていることができる炭素
数が最高8の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し;
1及びR2は一緒になって炭素数が最高8の直鎖状もし
くは分枝鎖状アルキレン鎖を形成し、それにはフェニル
環が縮合しており、そしてそれはカルボニル基又は式 【化3】 の基により置換されていなければならない]の二環式−
縮合ピリジン類。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は二環式−縮合ピリジン、その製造
法及び薬剤におけるその利用に関する。
【0002】刊行物US 5 169 857 A2
は、アテローム性動脈硬化症、リポタンパク血症及び高
リポタンパク血症の処置のための7−(多置換ピリジ
ル)−6−ヘプテン酸塩を開示している。さらに、7−
(4−アリール−3−ピリジル)−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸塩の製造は刊行物EP 325 1
30 A2に記載されている。さらに、3−ベンゾイル
−2−メチル−4−フェニル−インデノ[1,2−b]
ピリジン−5−オンは刊行物J.Chem.Soc.1
949,2134,2137に開示されている。
【0003】本発明は、一般式(I)
【0004】
【化5】
【0005】[式中、Aは場合によりハロゲン、ヒドロ
キシル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、
ニトロにより、又はそれぞれ炭素数が最高7の直鎖状も
しくは分枝鎖状アルキル、アシル、ヒドロキシアルキル
もしくはアルコキシにより、又は式−NR34の基によ
り最高5回同一に又は異なって置換されていることがで
きる炭素数が6〜10のアリールを示し、ここでR3
びR4は同一又は異なり、水素、フェニル又は炭素数が
最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、Dは
【0006】
【化6】
【0007】の基を示し、ここでR5及びR6は互いに独
立して炭素数が3〜8のシクロアルキル又は炭素数が6
〜10のアリール又はS、N及び/もしくはOより成る
系列からの最高3個の複素原子を有する5−〜7−員芳
香族の、場合によりベンゾ−縮合されていてもよい複素
環を示し、そのそれぞれは場合によりトリフルオロメチ
ル、トリフルオロメトキシ、ハロゲン、ヒドロキシル、
カルボキシルにより、それぞれ炭素数が最高6の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルキル、アシル、アルコキシもしく
はアルコキシカルボニルにより、又はそれ自身がハロゲ
ン、トリフルオロメチルもしくはトリフルオロメトキシ
により置換されていることができるフェニル、フェノキ
シもしくはチオフェニルにより最高5回同一に又は異な
って置換されていることができるか、あるいは環は式−
NR910の基により置換されており、ここでR9及びR
10は同一又は異なり、上記のR3及びR4の意味を有し、
Tはそれぞれ炭素数が最高10の直鎖状もしくは分枝鎖
状アルキレン又はアルケニレン鎖を示し、そのそれぞれ
は場合によりヒドロキシルにより最高2回置換されてい
ることができ、R7は水素又はハロゲンを示し、R8は水
素、ハロゲン、アジド、トリフルオロメチル、ヒドロキ
シル、トリフルオロメトキシ、炭素数が最高5の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルコキシ又は式−NR1112の基を
示し、ここでR11及びR12は同一又は異なり、上記のR
3及びR4の意味を有するか、あるいはR7及びR8はC原
子と一緒になってカルボニル基を形成し、Eは炭素数が
3〜8のシクロアルキルを示すか、又は炭素数が最高8
の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、それは場合
により炭素数が3〜8のシクロアルキルによりもしくは
ヒドロキシルにより置換されていることができ、R1
びR2は一緒になって炭素数が最高8の直鎖状もしくは
分枝鎖状アルキレン鎖を形成し、それにはフェニル環が
縮合しており、そしてそれはカルボニル基又は式
【0008】
【化7】
【0009】の基により置換されていなければならず、
ここでaは1、2又は3の数を示し、R13は水素、それ
ぞれ炭素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキ
ル、アシルもしくはアルコキシカルボニル又は式−Si
141516の基を示し、ここでR14、R15及びR16
同一又は異なり、炭素数が最高6の直鎖状もしくは分枝
鎖状アルキル又はフェニルを示し、そして両環系は場合
によりハロゲン、カルボキシルにより、又はそれぞれ炭
素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、アル
コキシもしくはアルコキシカルボニルにより最高3回同
一に又は異なって置換されていることができる]で示さ
れる、化合物3−ベンゾイル−2−メチル−4−フェニ
ル−インデノ[1,2−b]ピリジン−5−オンを除く
二環式−縮合ピリジンならびにそれらの塩及びそれらの
N−オキシドに関する。
【0010】本発明の二環式−置換ピリジンはその塩の
形態で存在することもできる。一般に有機又は無機塩基
又は酸との塩をここで挙げることができる。
【0011】本発明の範囲内において、生理学的に許容
され得る塩が好ましい。本発明の化合物の生理学的に許
容され得る塩は、無機酸、カルボン酸又はスルホン酸と
の本発明の物質の塩であることができる。特に好ましい
塩は、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、メタン
スルホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、酢酸、プ
ロピオン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、フマル酸、マレ
イン酸又は安息香酸との塩である。
【0012】生理学的に許容され得る塩は、遊離のカル
ボキシル基を有する本発明の化合物の金属又はアンモニ
ウム塩であることもできる。特に好ましいのは、例えば
ナトリウム、カリウム、マグネシウム又はカルシウム
塩、ならびにアンモニウ又は有機アミン類、例えばエチ
ルアミン、ジ−もしくはトリエチルアミン、ジ−もしく
はトリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジ
メチルアミノエタノール、アルギニン、リシン、エチレ
ンジアミン又は2−フェニルエチルアミンから誘導され
るアンモニウム塩である。
【0013】本発明の化合物は、像と鏡像として挙動す
る(エナンチオマー)か又は像と鏡像として挙動しない
(ジアステレオマー)立体異性体として存在することが
できる。本発明はエナンチオマー又はジアステレオマ
ー、あるいはそのそれぞれの混合物の両方に関する。こ
れらのエナンチオマー及びジアステレオマーの混合物
は、既知の方法で立体異性体的に均一な成分に分離され
ることができる。
【0014】一般に本発明の範囲内で、適宜ベンゾ−縮
合していてもよい、複素環は、S、N及び/又はOから
成る系列からの最高3個の複素原子を含有することがで
きる飽和又は不飽和の5−〜7−員、好ましくは5−〜
6−員複素環を示す。挙げることができる例は:インド
リル、イソキノリル、キノリル、ベンゾ[b]チオフェ
ニル、ベンゾ[b]フリル、ピリジル、チエニル、フリ
ル、ピロリル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリ
ル、モルホリニル又はピペリジルである。キノリル、フ
リル、ピリジル及びチエニルが好ましい。
【0015】本発明の一般式(I)の好ましい化合物
は、Aがそれぞれ場合によりフッ素、塩素、臭素、ヒド
ロキシル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキ
シ、ニトロにより、又はそれぞれ炭素数が最高6の直鎖
状もしくは分枝鎖状アルキルもしくはアルコキシにより
最高3回同一に又は異なって置換されていることができ
るナフチル又はフェニルを示し、Dが式
【0016】
【化8】
【0017】の基を示し、ここでR5及びR6は互いに独
立してシクロプロピル、シクロペンチル又はシクロヘキ
シルを示すか、又はナフチル、フェニル、ピリジル、キ
ノリル、インドリル、ベンゾチアゾリルもしくはテトラ
ヒドロナフタレニルを示し、そのそれぞれは場合により
トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、フッ素、
塩素、臭素、ヒドロキシル、カルボキシルにより、それ
ぞれ炭素数が最高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキ
ル、アシル、アルコキシもしくはアルコキシカルボニル
により、又はそれ自身がフッ素、塩素、臭素、トリフル
オロメチルもしくはトリフルオロメトキシにより置換さ
れていることができるフェニル、フェノキシもしくはチ
オフェニルにより最高3回同一に又は異なって置換され
ていることができ、Tはそれぞれ炭素数が最高6の直鎖
状もしくは分枝鎖状アルキレン又はアルケニレン鎖を示
し、そのそれぞれは場合によりヒドロキシルにより最高
2回置換されていることができ、R7は水素、フッ素、
塩素又は臭素を示し、R8は水素、フッ素、塩素、臭
素、アジド、トリフルオロメチル、ヒドロキシル、トリ
フルオロメトキシ、炭素数が最高4の直鎖状もしくは分
枝鎖状アルコキシを示すか、あるいはR7及びR8はC原
子と一緒になってカルボニル基を形成し、Eがシクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル又はシクロヘプチルを示すか、又は炭素数が最高6の
直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、それは場合に
よりシクロプロピル、シクロブチル、シクロヘキシル、
シクロヘプチルにより又はヒドロキシルにより置換され
ていることができ、R1及びR2が一緒になって炭素数が
最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキレン鎖を形成
し、それにはフェニル環が縮合しており、そしてそれは
カルボニル基又は式
【0018】
【化9】
【0019】の基により置換されていなければならず、
ここでaは1、2又は3の数を示し、R13は水素、それ
ぞれ炭素数が最高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキ
ル、アシルもしくはアルコキシカルボニル又は式−Si
141516の基を示し、ここでR14、R15及びR16
同一又は異なり、炭素数が最高5の直鎖状もしくは分枝
鎖状アルキル又はフェニルを示し、そして両環系は場合
によりフッ素、塩素、臭素により又はそれぞれ炭素数が
最高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、アルコキシ
もしくはアルコキシカルボニルにより最高3回同一に又
は異なって置換されていることができる化合物3−ベン
ゾイル−2−メチル−4−フェニル−インデノ[1,2
−b]ピリジン−5−オンを除く化合物ならびにそれら
の塩及びそれらのN−オキシドである。
【0020】式(I)の特に好ましい化合物は、Aが場
合によりフッ素、塩素、メチル、メトキシ、ニトロ又は
トリフルオロメチルにより置換されていることができる
フェニルを示し、Dが式
【0021】
【化10】
【0022】の基を示し、ここでR5及びR6は互いに独
立してシクロプロピル、フェニル、ピリジル、キノリ
ル、インドリル、ベンゾチアゾリルもしくはテトラヒド
ロナフタレニルを示し、そのそれぞれは場合によりトリ
フルオロメチル、ニトロ、トリフルオロメトキシ、フッ
素、塩素、臭素、ヒドロキシル、カルボキシルにより、
それぞれ炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アル
キル、アシル、アルコキシもしくはアルコキシカルボニ
ルにより、又はそれ自身がフッ素、塩素、臭素、トリフ
ルオロメチルもしくはトリフルオロメトキシにより置換
されていることができるフェニル、フェノキシもしくは
チオフェニルにより最高2回同一に又は異なって置換さ
れていることができ、Tはそれぞれ炭素数が最高4の直
鎖状もしくは分枝鎖状アルキレン又はアルケニレン鎖を
示し、そのそれぞれは場合によりヒドロキシルにより最
高2回置換されていることができ、R7は水素又はフッ
素を示し、R8は水素、フッ素、塩素、臭素、アジド、
トリフルオロメチル、ヒドロキシル、トリフルオロメト
キシ又はメトキシを示すか、あるいはR7及びR8はC原
子と一緒になってカルボニル基を形成し、Eがシクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル又はシクロヘプチルを示すか、又は炭素数が最高5の
直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、それは場合に
よりシクロペンチル又はシクロヘキシルにより置換され
ていることができ、R1及びR2が一緒になって炭素数が
最高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキレン鎖を形成
し、それにはフェニル環が縮合しており、そしてそれは
カルボニル基又は式
【0023】
【化11】
【0024】の基により置換されていなければならず、
ここでaは1、2又は3の数を示し、R13は水素、それ
ぞれ炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキ
ル、アシルもしくはアルコキシカルボニル又は式−Si
141516の基を示し、ここでR14、R15及びR16
同一又は異なり、炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝
鎖状アルキル又はフェニルを示し、そして両環系は場合
によりフッ素、塩素、それぞれ炭素数が最高4の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルキル、アルコキシもしくはアルコ
キシカルボニルにより最高3回同一に又は異なって置換
されていることができる化合物3−ベンゾイル−2−メ
チル−4−フェニル−インデノ[1,2−b]ピリジン
−5−オンを除く化合物ならびにそれらの塩及びN−オ
キシドである。
【0025】本発明の一般式(I)の特別に好ましい化
合物は、Aが場合によりフッ素又は塩素で置換されてい
ることができるフェニルを示し、Eがイソプロピル又は
シクロペンチルを示す化合物である。
【0026】さらに、本発明の一般式(I)の化合物の
製造法が見いだされ、それは、一般式(II)
【0027】
【化12】
【0028】[式中、A、E、R1及びR2は上記の意味
を有する]の化合物において、最初に不活性溶媒中で有
機金属試薬を用い、Grignard又はWittig
反応に従って置換基Dを導入し、そして適宜、A、E及
び/又はR1及びR2として挙げられている置換基を通常
の方法に従って変化させるか又は導入することを特徴と
する。
【0029】本発明の方法は、例えば以下の反応式によ
り例示することができる。
【0030】
【化13】
【0031】適した溶媒はエーテル類、例えばジエチル
エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコー
ルジメチルエーテル、あるいは炭化水素、例えばベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又
は石油留分、あるいはハロゲン化炭化水素、例えばジク
ロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、ジクロロ
エチレン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、あ
るいは酢酸エチル、あるいはトリエチルアミン、ピリジ
ン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘ
キサメチルホスホルアミド、アセトニトリル、アセトン
又はニトロメタンである。上記の溶媒の混合物を用いる
こともできる。ジクロロメタンが好ましい。
【0032】各段階に用いることができる塩基は、通常
の強塩基性の化合物である。これらには好ましくは有機
リチウム化合物、例えばn−ブチルリチウム、sec−
ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム又はフェニ
ルリチウム、あるいはアミド類、例えばリチウムジイソ
プロピルアミド、ナトリウムアミド又はカリウムアミ
ド、あるいはリチウムヘキサメチルシリルアミド、ある
いはアルカリ金属水素化物、例えば水素化ナトリウム又
は水素化カリウムが含まれる。n−ブチルリチウム又は
水素化ナトリウムを用いるのが特に好ましい。
【0033】適した有機金属試薬は、例えばMg/ブロ
モベンゾトリフルオリド及びp−トリフルオロメチルフ
ェニルリチウムなどの系である。
【0034】適したWittig試薬は通常の試薬であ
る。3−トリフルオロメチルベンジルトリフェニルホス
ホニウムブロミドが好ましい。
【0035】一般に、適した塩基は上記の塩基の1つ、
好ましくはLiビス−(トリエチルブチル)アミドであ
る。
【0036】塩基は一般に、それぞれの場合に出発化合
物の1モルに対して0.1モル〜5モル、好ましくは
0.5モル〜2モルの量で用いられる。
【0037】Wittig試薬を用いる反応は一般に0
℃〜150℃、好ましくは25℃〜40℃の温度範囲内
において行われる。
【0038】Wittig反応は一般に常圧において行
われる。しかし減圧又は加圧(例えば0.5〜5バール
の範囲内)において方法を行うこともできる。
【0039】還元は一般に還元剤を用いて、好ましくは
ケトンのヒドロキシル化合物への還元に適した還元剤を
用いて行われる。これに関して特に適しているのは、不
活性溶媒中で、適宜トリアルキルボランの存在下に、金
属水素化物又は錯体金属水素化物を用いる還元である。
還元は錯体金属水素化物、例えばホウ水素化リチウム、
ホウ水素化ナトリウム、ホウ水素化カリウム、ホウ水素
化亜鉛、リチウムトリアルキルボロハイドライド、ジイ
ソブチルアルミニウムハイドライドあるいは水素化アル
ミニウムリチウムを用いて行われるのが好ましい。ジイ
ソブチルアルミニウムハイドライド及びホウ水素化ナト
リウムを用いる還元が特別に好ましい。
【0040】還元剤は一般に、還元されるべき化合物の
1モルに対して1モル〜10モル、好ましくは1モル〜
3モルの量で用いられる。
【0041】還元は一般にそれぞれ還元剤及び溶媒の選
択に依存して、ジイソブチルアルミニウムハイドライド
の場合、−78℃〜+50℃、好ましくは−78℃〜0
℃の温度範囲内、特に好ましくは−78℃において行わ
れる。
【0042】還元は一般に常圧において行われるが、加
圧又は減圧において行うこともできる。
【0043】例として挙げることができる誘導化は、以
下の型の反応である:酸化、還元、水素化、ハロゲン
化、Wittig/Grignard反応及びアミド化
/スルホアミド化。
【0044】各段階に用いることができる塩基は、通常
の強塩基性の化合物である。これらには好ましくは有機
リチウム化合物、例えばn−ブチルリチウム、sec−
ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム又はフェニ
ルリチウム、あるいはアミド類、例えばリチウムジイソ
プロピルアミド、ナトリウムアミド又はカリウムアミ
ド、あるいはリチウムヘキサメチルシリルアミド、ある
いはアルカリ金属水素化物、例えば水素化ナトリウム又
は水素化カリウムが含まれる。n−ブチルリチウム又は
水素化ナトリウムを用いるのが特に好ましい。
【0045】適した塩基はさらに通常の無機塩基であ
る。これらには好ましくはアルカリ金属水酸化物又はア
ルカリ土類金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム又は水酸化バリウム、あるいはアルカリ金
属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウムもしくはカリウム、又
は炭酸水素ナトリウムが含まれる。水酸化ナトリウム又
は水酸化カリウムを用いるのが特に好ましい。
【0046】各反応段階に適した溶媒はアルコール類、
例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール又はtert−ブタノールでもある。tert−ブ
タノールが好ましい。
【0047】いくつかの反応段階を保護気体雰囲気下で
行うのが必要であり得る。
【0048】ハロゲン化は一般に上記の塩素化炭化水素
の1つ又はトルエン中において行われ、メチレンクロリ
ド及びトルエンが好ましい。
【0049】適したハロゲン化剤は、例えばジエチルア
ミノ硫黄トリフルオリド(DAST)又はSOCl2
ある。
【0050】ハロゲン化は一般に−78℃〜+50℃、
好ましくは−78℃〜0℃の温度範囲内、特に好ましく
は−78℃において行われ、それぞれの場合にハロゲン
化剤及び溶媒の選択に依存する。
【0051】ハロゲン化は一般に常圧において行われる
が、加圧又は減圧において行うこともできる。
【0052】一般式(II)の化合物は新規であり、一
般式(III)
【0053】
【化14】
【0054】[式中、Eは上記の意味を有し、R17はC
1−C4−アルコキシカルボニルを示す]の化合物の一般
式(IV) A−CHO (IV) [式中、Aは上記の意味を有する]のアルデヒド及び一
般式(V)
【0055】
【化15】
【0056】[式中、R18及びR19は、カルボニル基を
含んで、上記のR1及びR2の意味の範囲を含む]の化合
物との反応により一般式(VI)
【0057】
【化16】
【0058】[式中、A、E、R17、R18及びR19は上
記の意味を有する]の化合物を製造し、最後の段階でア
ルコキシカルボニル基(R17)を還元/酸化反応順序に
よりアルデヒド基に転化する方法により製造することが
できる。
【0059】酸化に適した溶媒はエーテル類、例えばジ
エチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グ
リコールジメチルエーテル、あるいは炭化水素、例えば
ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキ
サン又は石油留分、あるいはハロゲン化炭化水素、例え
ばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、ジ
クロロエチレン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼ
ン、あるいは酢酸エチル、あるいはトリエチルアミン、
ピリジン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ
ド、ヘキサメチルホスホルアミド、アセトニトリル、ア
セトン又はニトロメタンである。上記の溶媒の混合物を
用いることもできる。メチレンクロリドが好ましい。
【0060】適した酸化剤は、例えば三酸化硫黄−ピリ
ジン錯体、硝酸セリウム(IV)アンモニウム、2,3
−ジクロロ−5,6−ジシアノ−ベンゾキノン、ピリジ
ニウムクロロクロメート(PCC)、四酸化オスミウム
及び二酸化マンガンである。三酸化硫黄−ピリジン錯体
が好ましい。
【0061】酸化剤は、一般式(IV)の化合物の1モ
ルに対して1モル〜10モル、好ましくは2モル〜5モ
ルの量で用いられる。
【0062】酸化は一般に−50℃〜+100℃、好ま
しくは0℃〜室温の温度範囲内において行われる。
【0063】酸化は一般に常圧において行われる。しか
し加圧又は減圧において酸化を行うこともできる。
【0064】一般式(III)、(IV)及び(V)の
化合物はそれ自体既知であるか、又は通常の方法により
製造することができる。
【0065】一般式(VI)の化合物は新規であり、上
記の通りにして製造することができる。
【0066】本発明の一般式(I)の化合物は予期せぬ
範囲の薬理学的作用を有する。
【0067】本発明の一般式(I)の化合物は、先行技
術の性質と比較してそれより優れた有用な薬理学的性質
を有し、特にそれらはコレステロールエステル転移タン
パク質(CETP)の非常に有効な阻害剤であり、逆コ
レステロール輸送を刺激する。本発明の反応性化合物
は、HDLコレステロールレベルを同時に向上させなが
ら、血液中のLDLコレステロールレベルを低下させ
る。従ってそれらは主として高リポタンパク血症、低リ
ポタンパク血症、異脂質血症、高トリグリセリド血症、
混合性(combined)高脂質血症又はアテローム
性動脈硬化症の処置に用いることができる。
【0068】本発明の物質の薬理学的作用を以下の試験
において決定した: CETP阻害試験CETPの入手 CETPはヒト血漿から、分画遠心法およびカラムクロ
マトグラフィーにより部分的に精製された形態で得ら
れ、試験に使用される。この目的で、ヒト血漿をNaB
rを用いて1ml当たり1.21gの密度に調節し、4
℃で、50,000rpmにおいて18時間遠心する。
底の画分(d>1.21g/ml)をSephadex
Rフェニルセファロース 4B(Pharmacia)
カラムに適用し、0.15M NaCl/0.001M
トリスHCl pH7.4で洗浄し、次いで蒸留水で
溶離する。CETP−活性画分をプールし、50mM
Naアセテート pH4.5に対して透析し、CM−S
epharoseR(Pharmacia)カラムに適
用する。次いでこのカラムを直線勾配(0−1M Na
Cl)を用いて溶離する。プールされたCETP画分を
10mM トリスHCl pH7.4に対して再度透析
し、次いでMono QRカラム(Pharmaci
a)上のクロマトグラフィーによりさらに精製する。
【0069】放射性標識HDLの入手 50mlの新しいヒトEDTA血漿をNaBrを用いて
1.12の密度に調節し、Ty 65ローターにおいて
4℃で、50,000rpmで18時間遠心する。上相
を用いて冷LDLを得る。下相を3x4lのPDB緩衝
液(10mMトリス/HCl pH7.4、0.15m
M NaCl、1mM EDTA、0.02% NaN
3)に対して透析する。次いで10mlの保持物質体積
当たりに20μlの3H−コレステロール(Dupon
t NET−725;1μC/μlでエタノールに溶解
!)を加え、混合物をN2下に、37℃において72時
間インキュベートする。
【0070】次いで混合物をNaBrを用いて1.21
の密度に調節し、Ty 65ローターにおいて20℃
で、50,000rpmで18時間遠心する。上相を回
収し、リポタンパク質画分を勾配遠心法により精製す
る。この目的で、単離され、標識されたリポタンパク質
画分をNaBrを用いて1.26の密度に調節する。こ
の溶液の各4mlを遠心管(SW 40ローター)中
で、4mlの密度が1.21の溶液及び4.5mlの密
度が1.063の溶液(PDB緩衝液とNaBrからの
密度溶液(density solution))の層
で覆い、次いでSW40ローターにおいて20℃で、3
8,000rpmにおいて24時間遠心する。密度1.
063と1.21の間にあり、標識HDLを含有する中
間層を4℃において3x100体積のPDB緩衝液に対
して透析する。保持物質は放射性標識3H−CE−HD
Lを含有し、それを1ml当たり約5x106cmpに
調節し、試験に用いる。
【0071】CETP試験 CETP活性の試験のために、3H−コレステロールエ
ステルの、ヒトHDリポタンパク質からビオチニル化L
Dリポタンパク質への転移を測定する。反応をストレプ
タビジン−SPARビーズ(Amersham)の添加
により完了させ、転移された放射活性を液体シンチレー
ションカウンターにおいて直接決定する。試験混合物に
おいて、10μlのHDL−3H−コレステロールエス
テル(〜50,000cpm)を37℃において18時
間、50mM Hepes/0.15M NaCl/
0.1%ウシ血清アルブミン/0.05% NaN3
pH7.4中の10μlのビオチン−LDL(Amer
sham)と共に、ならびに10μlのCETP(1m
g/ml)及び3μlの試験されるべき物質の溶液(1
0% DMSO/1% RSA中に溶解)と共にインキ
ュベートする。次いで200μlのSPA−ストレプタ
ビジンビーズ溶液(TRKQ 7005)を加え、混合
物を震盪させながらさらに1時間インキュベートし、次
いでシンチレーションカウンターにおいて測定する。標
準として10μlの緩衝液、4℃における10μlのC
ETP及び37℃における10μlのCETPを用いた
対応するインキュベーションを用いる。37℃における
CETPを用いる標準混合物中に転移された活性を10
0%転移として評価する。この転移が半分減少する物質
濃度をIC50値として示す。
【0072】下記の表Aにおいて、CETP阻害剤に関
するIC50値(モル/l)を示す。
【0073】
【表1】
【0074】本発明の化合物のex vivo活性 自家繁殖(in−house breeding)から
のシリアゴールデンハムスターを24時間の断食の後に
麻酔する(0.8mg/kgのアトロピン、0.8mg
/kgのKetavetR 皮下、30分後に50mg
/kgのNembutal 腹腔内)。次いで頸静脈を
露出し、カヌール挿入する。試験物質を適した溶媒に溶
解し(一般にAdalatプラシーボ溶液:60gのグ
リセロール、100mlのH2O、1000mlまでP
EG−400)、頸静脈に挿入されたPEカテーテルを
介して動物に投与する。標準動物は試験物質を含まない
同体積の溶媒を与えられる。次いで静脈を結び、傷を閉
じる。試験物質の投与は、DMSOに溶解され、0.5
%のTylose中に懸濁された物質を胃管を用いて経
口的に投与することにより、経口的に行うこともでき
る。標準動物は試験物質を含まない同体積の溶媒を与え
られる。種々の時間の後に−投与後24時間まで−眼窩
後静脈叢の穿刺により動物から血液(約250μl)を
採取する。4℃で終夜インキュベートすることにより血
液凝固を完了させ、次いで6000xgにおいて10分
間遠心を行う。かくして得られる血清において、修正C
ETP試験によりCETP活性を決定する。上記のCE
TP試験に関し、3H−コレステロールエステルのHD
リポタンパク質からビオチニル化LDリポタンパク質へ
の転移を測定する。ストレプタビジン−SPARビーズ
(Amersham)の添加により反応を完了させ、転
移された放射活性を液体シンチレーションカウンターに
おいて直接決定する。試験混合物は「CETP試験」に
おいて記載した通りに行う。血清の試験の場合、10μ
lのCETPのみを10μlの対応する血清試料に置き
換える。標準として、未処理動物の血清を用いた対応す
るインキュベーションを用いる。標準血清を用いる標準
混合物において転移された活性を100%転移として評
価する。この転移が半分に減少する物質濃度をED50
として示す。
【0075】
【表2】
【0076】本発明の化合物のin vivo活性 リポタンパク質及びトリグリセリドへの経口的作用を決
定するための実験において、DMSOに溶解され、0.
5%のTyloseに懸濁された試験物質を胃管を用い
て自家繁殖からのシリアゴールデンハムスターに経口的
に投与する。CETP活性の決定のために、実験の開始
の前に眼窩後穿刺により血液(約250μl)を採取す
る。次いで試験物質を胃管を用いて経口的に投与する。
標準動物は試験物質を含まない同体積の溶媒を与えられ
る。次いで動物から飼料を取り上げ、種々の時間に−物
質の投与後24時間まで−、眼窩後静脈叢の穿刺により
血液を採取する。4℃で終夜インキュベートすることに
より血液凝固を完了させ、次いで6000xgにおいて
10分間遠心を行う。かくして得られる血清において、
修正された商業的に利用可能な酵素試験を用いてコレス
テロール及びトリグリセリドの含有量を決定する(コレ
ステロール酵素的14366 Merck、トリグリセ
リド 14364 Merck)。血清は生理食塩水を
用いて適切に希釈する。100μlの血清希釈液を96
−穴プレートにおいて100μlの試験物質と混合し、
室温で10分間インキュベートする。次いで自動プレー
ト読み取り装置を用い、492nmの波長において光学
濃度を決定する。試料中に含有されるトリグリセリド又
はコレステロールの濃度を、平行して測定される標準曲
線を用いて決定する。HDLコレステロールの含有量の
決定は、試薬混合物(Sigma 352−4 HDL
コレステロール試薬)を用い、製造者の指示に従ってA
poB−含有リポタンパク質の沈澱の後に行われる。
【0077】
【表3】
【0078】形質転換されたhCETPマウスにおける
in vivo活性 自家繁殖からの形質転換されたマウス(Dinchuc
k,Hart,Gonzalez,Karmann,S
chmidt,Wirak;BBA(1995),12
95,301)に、飼料中で、試験されるべき物質を投
与した。実験の開始の前に、眼窩後によりマウスから血
液を採取し、血清中のコレステロール及びトリグリセリ
ドを決定した。血清はハムスターに関して上記で説明し
た通りに、4℃で終夜インキュベートし、続いて600
0xgにおいて遠心することにより得た。1週間後、再
度血液をマウスから採取し、リポタンパク質及びトリグ
リセリドを決定した。測定されたパラメーターにおける
変化を、開始時の値と比較したパーセンテージ変化とし
て表す。
【0079】
【表4】
【0080】本発明はさらに、家族性高脂質血症、肥満
症(obesity)(肥満症(adiposit
y))及び真性糖尿病の処置のための、一般式(I)の
二環−縮合ピリジンとグルコシダーゼ及び/又はアミラ
ーゼ阻害剤の組み合わせに関する。本発明の範囲内にお
けるグルコシダーゼ及び/又はアミラーゼ阻害剤は、例
えばアカルボース、アジポシン、ボグリボース、ミグリ
トール、エミグリテート、MDL−25637、カミグ
リボース(MDL−73945)、テンダミステート、
AI−3688、トレスタチン、プラジマイシン−Q及
びサルボスタチンである。
【0081】アカルボース、ミグリトール、エミグリテ
ート又はボグリボースと上記の本発明の一般式(I)の
化合物の1つの組み合わせが好ましい。
【0082】本発明の化合物はさらに、異脂質血症、混
合性高脂質血症、高コレステロール血症又は高トリグリ
セリド血症の処置のためにコレステロール−低下性バス
タチン又はApoB−低下性成分との組み合わせにおい
て用いることができる。
【0083】上記の組み合わせは、冠動脈性心疾患の一
次又は二次的予防のためにも用いることができる。
【0084】本発明の範囲内におけるバスタチンは、例
えばロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、
フルバスタチン、アトルバスタチン及びセリバスタチン
である。ApoB−低下性薬は、例えばMTP阻害剤で
ある。上記の本発明の一般式(I)の化合物の1つとの
セリバスタチン又はApoB阻害剤の組み合わせが好ま
しい。
【0085】新規な活性化合物は既知の方法で、不活
性、無毒性の製薬学的に許容され得る賦形剤又は溶媒を
用いて通常の調剤、例えば錠剤、コーティング錠、丸
薬、顆粒剤、エアゾール、シロップ、乳剤、懸濁剤及び
溶液に変換することができる。この場合、治療的に活性
な化合物は、それぞれの場合に混合物全体の約0.5〜
90重量%の濃度で、すなわち指示される投薬量範囲を
達成するのに十分な量で存在しなければならない。
【0086】調剤は、例えば適宜、乳化剤及び/又は分
散剤を用いて活性化合物を溶媒及び/又は賦形剤で伸展
することにより製造され、例えば水が希釈剤として用い
られる場合、場合により補助溶媒として有機溶媒を用い
ることができる。
【0087】投与は通常の方法で静脈内、非経口的、経
舌的又は経口的に、好ましくは経口的に行われる。
【0088】非経口的投与の場合、適した液体賦形材料
を用いる活性化合物の溶液を使用することができる。
【0089】一般に静脈内投与の場合、有効な結果を得
るために体重1kg当たりに約0.001〜1mg、好
ましくは約0.01mg〜0.5mgの量を投与するの
が有利であり、経口的投与の場合、投薬量は体重1kg
当たり約0.01〜20mg、好ましくは0.1〜10
mgであることが証明された。
【0090】これにかかわらず、主に体重又は投与経路
の型、薬剤に関する患者の挙動、その調製の方法及び投
与が行われる時間と間隔に依存して適宜、上記の量から
変動させることが必要であり得る。かくしていくつかの
場合には上記の最少量より少ない量で処置するのが十分
であり得るが、他の場合には上記の上限が越えられねば
ならない。比較的大量の投与の場合、これを1日に及ぶ
数回の個別の投薬量に分けるのが良い。
【0091】用いられる略字 C=シクロヘキサン EA=酢酸エチル PE=石油エーテル THF=テトラヒドロフラン
【0092】
【実施例】出発化合物 実施例I 7,8−ジクロロ−4−(4−フルオロ−フェニル)−
2−イソプロピル−5−オキソ−5H−インデノ[1,
2−b]ピリジン−3−カルボン酸メチル
【0093】
【化17】
【0094】44gの5,6−ジクロロ−1,3−イン
ダンジオン(204ミリモル)、29.2gの3−アミ
ノ−4−メチル−2−ペンテン酸メチル(204ミリモ
ル)及び25.3gのp−フルオロベンズアルデヒド
(204ミリモル)を300mlのトルエンに溶解し、
混合物を水分離器において18時間、還流温度に加熱す
る。冷却後、それを濾過し、濾液を濃縮する。粗生成物
を1.2kgのシリカゲル(0.04〜0.063m
m)上でシクロヘキサン:酢酸エチル 9:1を用いて
溶離する。
【0095】収量:14.5g(理論値の16%) Rf=0.37(C/EA 9:1) 実施例II 7,8−ジクロロ−4−(4−フルオロ−フェニル)−
3−ヒドロキシメチル−2−イソプロピル−5H−イン
デノ[1,2−b]ピリジン−5−オール
【0096】
【化18】
【0097】7.4gの実施例Iからの化合物(16.
7ミリモル)をアルゴン下で155mlの無水トルエン
に溶解し、トルエン中の1モルのジイソブチルアルミニ
ウムハイドライド溶液の66.6ml(66.6ミリモ
ル)を−70℃において滴下する。−70℃で30分
間、及び−60℃で30分間撹拌した後、15.6ml
のメタノールをゆっくり滴下し、冷却浴を除去する。続
いて混合物を100mlのトルエンで希釈し、900m
lの20%濃度の酒石酸ナトリウムカリウム溶液を加
え、混合物を1時間撹拌する。有機相と水相を分離した
後、水相をトルエンで再抽出し、合わせた有機相を飽和
塩化ナトリウム溶液で洗浄し、次いで硫酸ナトリウム上
で乾燥する。有機相から濃縮された粗生成物を600g
のシリカゲル(0.04〜0.063mm)上でC/E
A 8:2を用いて溶離する。
【0098】収量:4.47g(理論値の64%) Rf=0.12(C/EA 8:2) 実施例III 7,8−ジクロロ−4−(フルオロフェニル)−2−イ
ソプロピル−5−オキソ−5H−インデノ[1,2−
b]ピリジン−3−カルバルデヒド
【0099】
【化19】
【0100】6.8gのピリジニウムクロロクロメート
(30ミリモル)及び3.2gのアルミナ(30ミリモ
ル)の混合物を室温で、140mlのメチレンクロリド
中の2.1gの実施例II(5ミリモル)の溶液に加え
る。1.5時間後、いくらかのシリカゲルを加え、混合
物を280gのシリカゲルを通して濾過し、固体を約2
000mlのメチレンクロリドで洗浄する。合わせた濾
液を濃縮し、高真空中で乾燥する。
【0101】収量:1.8g(理論値の87%) Rf=0.45(C/EA 8:2)製造実施例 実施例1 7,8−ジクロロ−4−(4−フルオロフェニル)−3
−[ヒドロキシ−(4−トリフルオロメチル−フェニ
ル)−メチル]−2−イソプロピル−インデノ[1,2
−b]ピリジン−5−オン
【0102】
【化20】
【0103】a)Grignard試薬の製造 100mlのTHFをアルゴン下で537mgのマグネ
シウム(22.4ミリモル)に加え、数滴のジブロモメ
タンを加え、混合物を加熱還流する。20mlのTHF
に溶解された3.47gのp−ブロモベンゾトリフルオ
リド(15.6ミリモル)を還流懸濁液にゆっくり滴下
する。2時間後、それを室温に冷却する。
【0104】b)実施例IIIからの物質へのGrig
nard付加 a)において合成されたGrignard溶液を−20
℃において、50mlのTHF中の2.18gの実施例
III(5.2ミリモル)の溶液に滴下する。30分
後、50mlの飽和塩化アンモニウム溶液を加え、混合
物を10分間撹拌する。それを水及びトルエンで希釈
し、相を分離し、水相をトルエンで再抽出し、合わせた
有機相を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、最後に有機
相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮する。粗生成物を
600gのシリカゲル(0.04〜0.063mm)上
でC/EA 9:1を用いて溶離する。溶離液を結晶化
させる。
【0105】収量:2.6g(理論値の89%) Rf=0.32(C/EA 8:2) 実施例2 7,8−ジクロロ−4−(4−フルオロフェニル)−3
−[フルオロ−(4−トリフルオロメチル−フェニル)
−メチル]−2−イソプロピル−インデノ[1,2−
b]ピリジン−5−オン
【0106】
【化21】
【0107】260mgの実施例1(0.46ミリモ
ル)をアルゴン雰囲気下で10mlのメチレンクロリド
に溶解し、1mlのメチレンクロリド中の0.06ml
のジエチルアミノ硫黄トリフルオリドを−70℃で滴下
する。この温度で10分後、6mlの飽和炭酸水素ナト
リウム溶液を加え、混合物を室温に温める。相を分離
し、有機相を水で再度洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥
し、濾過し、濃縮する。それを20gのシリカゲル
(0.04〜0.063mm)上でC/EA 95:5
を用いて溶離する。
【0108】収量:184mg(理論値の71%) Rf=0.43(C/EA 9:1) 実施例3 7,8−ジクロロ−4−(4−フルオロフェニル)−3
−[フルオロ−(4−トリフルオロメチル−フェニル)
−メチル]−2−イソプロピル−5H−インデノ[1,
2−b]ピリジン−5−オール
【0109】
【化22】
【0110】16mgのホウ水素化ナトリウム(0.4
ミリモル)を0℃において、10mlのメタノール中の
122mgの実施例2の溶液(0.2ミリモル)に加
え、混合物を室温で2時間撹拌する。それを飽和塩化ア
ンモニウム溶液で処理し、トルエンで3回抽出する。合
わせた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、濃
縮する。粗生成物をシリカゲル(0.04〜0.063
mm)上でC/EA 97:3を用いて溶離する。
【0111】収量:119mg(理論値の97%) Rf=0.17(C/EA 9:1) ジアステレオマーの分離:調製的HPLC(250x2
5mm、RP18、7μm;アセトニトリル/水8:2
を用いて流量 6ml/分)を用いて。
【0112】110mgの化合物実施例VIをカラムを
用い、2回の注入で分離する。
【0113】収量:56mgのジアステレオマーA、4
1mgのジアステレオマーB Rf=0.17(C/EA 9:1) 表1に示される化合物は、実施例1〜3の方法と同様に
して製造される。
【0114】
【表5】
【0115】
【表6】
【0116】
【表7】
【0117】
【表8】
【0118】表2に示す化合物は上記の方法と同様にし
て製造される:
【0119】
【表9】
【0120】
【表10】
【0121】
【表11】
【0122】
【表12】
【0123】
【表13】
【0124】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0125】1.一般式(I)
【0126】
【化23】
【0127】[式中、Aは場合によりハロゲン、ヒドロ
キシル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、
ニトロにより、又はそれぞれ炭素数が最高7の直鎖状も
しくは分枝鎖状アルキル、アシル、ヒドロキシアルキル
もしくはアルコキシにより、又は式−NR34の基によ
り最高5回同一に又は異なって置換されていることがで
きる炭素数が6〜10のアリールを示し、ここでR3
びR4は同一又は異なり、水素、フェニル又は炭素数が
最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、Dは
【0128】
【化24】
【0129】の基を示し、ここでR5及びR6は互いに独
立して炭素数が3〜8のシクロアルキル又は炭素数が6
〜10のアリール又はS、N及び/もしくはOより成る
系列からの最高3個の複素原子を有する5−〜7−員芳
香族の、場合によりベンゾ−縮合していてもよい複素環
を示し、そのそれぞれは場合によりトリフルオロメチ
ル、トリフルオロメトキシ、ハロゲン、ヒドロキシル、
カルボキシル、ニトロにより、それぞれ炭素数が最高6
の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、アシル、アルコキ
シもしくはアルコキシカルボニルにより、又はそれ自身
がハロゲン、トリフルオロメチルもしくはトリフルオロ
メトキシにより置換されていることができるフェニル、
フェノキシもしくはチオフェニルにより最高5回同一に
又は異なって置換されていることができるか、あるいは
環は式−NR910の基により置換されており、ここで
9及びR10は同一又は異なり、上記のR3及びR4の意
味を有し、Tはそれぞれ炭素数が最高10の直鎖状もし
くは分枝鎖状アルキレン又はアルケニレン鎖を示し、そ
のそれぞれは場合によりヒドロキシルにより最高2回置
換されていることができ、R7は水素又はハロゲンを示
し、R8は水素、ハロゲン、アジド、トリフルオロメチ
ル、ヒドロキシル、トリフルオロメトキシ、炭素数が最
高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ又は式−NR
1112の基を示し、ここでR11及びR12は同一又は異な
り、上記のR3及びR4の意味を有するか、あるいはR7
及びR8はC原子と一緒になってカルボニル基を形成
し、Eは炭素数が3〜8のシクロアルキルを示すか、又
は炭素数が最高8の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを
示し、それは場合により炭素数が3〜8のシクロアルキ
ルによりもしくはヒドロキシルにより置換されているこ
とができ、R1及びR2は一緒になって炭素数が最高8の
直鎖状もしくは分枝鎖状アルキレン鎖を形成し、それに
はフェニル環が縮合しており、そしてそれはカルボニル
基又は式
【0130】
【化25】
【0131】の基により置換されていなければならず、
ここでaは1、2又は3の数を示し、R13は水素、それ
ぞれ炭素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキ
ル、アシルもしくはアルコキシカルボニル又は式−Si
141516の基を示し、ここでR14、R15及びR16
同一又は異なり、炭素数が最高6の直鎖状もしくは分枝
鎖状アルキル又はフェニルを示し、そして両環系は場合
によりハロゲン、カルボキシルにより、又はそれぞれ炭
素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、アル
コキシもしくはアルコキシカルボニルにより最高3回同
一に又は異なって置換されていることができる]の二環
式−縮合ピリジンならびにそれらの塩及びそれらのN−
オキシド。
【0132】2.Aがそれぞれ場合によりフッ素、塩
素、臭素、ヒドロキシル、トリフルオロメチル、トリフ
ルオロメトキシ、ニトロにより、又はそれぞれ炭素数が
最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルもしくはアル
コキシにより最高3回同一に又は異なって置換されてい
ることができるナフチル又はフェニルを示し、Dが式
【0133】
【化26】
【0134】の基を示し、ここでR5及びR6は互いに独
立してシクロプロピル、シクロペンチル又はシクロヘキ
シルを示すか、又はナフチル、フェニル、ピリジル、キ
ノリル、インドリル、ベンゾチアゾリルもしくはテトラ
ヒドロナフタレニルを示し、そのそれぞれは場合により
トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、フッ素、
塩素、臭素、ヒドロキシル、カルボキシルにより、それ
ぞれ炭素数が最高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキ
ル、アシル、アルコキシもしくはアルコキシカルボニル
により、又はそれ自身がフッ素、塩素、臭素、トリフル
オロメチルもしくはトリフルオロメトキシにより置換さ
れていることができるフェニル、フェノキシもしくはチ
オフェニルにより最高3回同一に又は異なって置換され
ていることができ、Tはそれぞれ炭素数が最高6の直鎖
状もしくは分枝鎖状アルキレン又はアルケニレン鎖を示
し、そのそれぞれは場合によりヒドロキシルにより最高
2回置換されていることができ、R7は水素、フッ素、
塩素又は臭素を示し、R8は水素、フッ素、塩素、臭
素、アジド、トリフルオロメチル、ヒドロキシル、トリ
フルオロメトキシ、炭素数が最高4の直鎖状もしくは分
枝鎖状アルコキシを示すか、あるいはR7及びR8はC原
子と一緒になってカルボニル基を形成し、Eがシクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル又はシクロヘプチルを示すか、又は炭素数が最高6の
直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、それは場合に
よりシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチルにより又はヒドロキシ
ルにより置換されていることができ、R1及びR2が一緒
になって炭素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アル
キレン鎖を形成し、それにはフェニル環が縮合してお
り、そしてそれはカルボニル基又は式
【0135】
【化27】
【0136】の基により置換されていなければならず、
ここでaは1、2又は3の数を示し、R13は水素、それ
ぞれ炭素数が最高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキ
ル、アシルもしくはアルコキシカルボニル又は式−Si
141516の基を示し、ここでR14、R15及びR16
同一又は異なり、炭素数が最高5の直鎖状もしくは分枝
鎖状アルキル又はフェニルを示し、そして両環系は場合
によりフッ素、塩素、臭素により又はそれぞれ炭素数が
最高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、アルコキシ
もしくはアルコキシカルボニルにより最高3回同一に又
は異なって置換されていることができる上記第1項に記
載の式の二環式−縮合ピリジンならびにそれらの塩及び
それらのN−オキシド。
【0137】3.Aが場合によりフッ素、塩素、メチ
ル、ニトロ、メトキシ又はトリフルオロメチルにより置
換されていることができるフェニルを示し、Dが式
【0138】
【化28】
【0139】の基を示し、ここでR5及びR6は互いに独
立してシクロプロピル、フェニル、ピリジル、キノリ
ル、インドリル、ベンゾチアゾリルもしくはテトラヒド
ロナフタレニルを示し、そのそれぞれは場合によりトリ
フルオロメチル、トリフルオロメトキシ、フッ素、塩
素、臭素、ヒドロキシル、カルボキシルにより、それぞ
れ炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、
アシル、アルコキシもしくはアルコキシカルボニルによ
り、又はそれ自身がフッ素、塩素、臭素、トリフルオロ
メチルもしくはトリフルオロメトキシにより置換されて
いることができるフェニル、フェノキシもしくはチオフ
ェニルにより最高2回同一に又は異なって置換されてい
ることができ、Tはそれぞれ炭素数が最高4の直鎖状も
しくは分枝鎖状アルキレン又はアルケニレン鎖を示し、
そのそれぞれは場合によりヒドロキシルにより最高2回
置換されていることができ、R7は水素又はフッ素を示
し、R8は水素、フッ素、塩素、臭素、アジド、トリフ
ルオロメチル、ヒドロキシル、トリフルオロメトキシ又
はメトキシを示すか、あるいはR7及びR8はC原子と一
緒になってカルボニル基を形成し、Eがシクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル又
はシクロヘプチルを示すか、あるいは炭素数が最高5の
直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、それは場合に
よりシクロペンチル又はシクロヘキシルにより置換され
ていることができ、R1及びR2が一緒になって炭素数が
最高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキレン鎖を形成
し、それにはフェニル環が縮合しており、そしてそれは
カルボニル基又は式
【0140】
【化29】
【0141】の基により置換されていなければならず、
ここでaは1、2又は3の数を示し、R13は水素、それ
ぞれ炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキ
ル、アシルもしくはアルコキシカルボニル又は式−Si
141516の基を示し、ここでR14、R15及びR16
同一又は異なり、炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝
鎖状アルキル又はフェニルを示し、そして両環系は場合
によりフッ素、塩素、それぞれ炭素数が最高4の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルキル、アルコキシもしくはアルコ
キシカルボニルにより最高3回同一に又は異なって置換
されていることができる上記1項に記載の式の二環式−
縮合ピリジンならびにそれらの塩及びそれらのN−オキ
シド。
【0142】4.薬剤としての上記1〜3項に記載の二
環式−縮合ピリジン。
【0143】5.一般式(II)
【0144】
【化30】
【0145】[式中、A、E、R1及びR2は上記の意味
を有する]の化合物において、最初に不活性溶媒中で有
機金属試薬を用い、Grignard又はWittig
反応に従って置換基Dを導入し、そして適宜、A、E及
び/又はR1及びR2として挙げられている置換基を通常
の方法に従って変化させるか又は導入することを特徴と
する上記1〜3項に記載の二環式−縮合ピリジンの製造
法。
【0146】6.上記1〜3項に記載の二環式−縮合ピ
リジンの少なくとも1種を含む薬剤。
【0147】7.高リポたんぱく血症の処置のための上
記6項に記載の薬剤。
【0148】8.アテローム性動脈硬化症の処置のため
の上記7項に記載の薬剤。
【0149】9.薬剤の製造のための上記1〜3項に記
載の二環式−縮合ピリジンの利用。
【0150】10.アテローム性動脈硬化症の処置のた
めの薬剤の製造のための上記9項に記載の利用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グンター・シユミツト ドイツ42115ブツペルタール・パールケシ ユトラーセ63 (72)発明者 ロルフ・アンガーバウアー 兵庫県神戸市東灘区御影山手4−19−1− 206 (72)発明者 カルステン・シユメツク ドイツ42113ブツペルタール・ホスフエル ツカテルンベルク2 (72)発明者 クラウス−デイーター・ブレム ドイツ45661レクリングハウゼン・エベル ハルトシユトラーセ20 (72)発明者 ヒルマー・ビシヨフ ドイツ42113ブツペルタール・アムローム 78 (72)発明者 デルフ・シユミツト ドイツ42113ブツペルタール・アムエクブ ツシユ55ベー (72)発明者 ヨアヒム・シユーマツハー ドイツ42113ブツペルタール・アムリンゲ ルブツシユ12ベー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、Aは場合によりハロゲン、ヒドロキシル、トリ
    フルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロによ
    り、又はそれぞれ炭素数が最高7の直鎖状もしくは分枝
    鎖状アルキル、アシル、ヒドロキシアルキルもしくはア
    ルコキシにより、又は式−NR34の基により最高5回
    同一に又は異なって置換されていることができる炭素数
    が6〜10のアリールを示し、 ここでR3及びR4は同一又は異なり、水素、フェニル又
    は炭素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを
    示し、Dは式 【化2】 の基を示し、 ここでR5及びR6は互いに独立して炭素数が3〜8のシ
    クロアルキル又は炭素数が6〜10のアリール又はS、
    N及び/もしくはOより成る系列からの最高3個の複素
    原子を有する5−〜7−員芳香族の、場合によりベンゾ
    −縮合していてもよい複素環を示し、そのそれぞれは場
    合によりトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、
    ハロゲン、ヒドロキシル、カルボキシル、ニトロによ
    り、それぞれ炭素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状
    アルキル、アシル、アルコキシもしくはアルコキシカル
    ボニルにより、又はそれ自身がハロゲン、トリフルオロ
    メチルもしくはトリフルオロメトキシにより置換されて
    いることができるフェニル、フェノキシもしくはチオフ
    ェニルにより最高5回同一に又は異なって置換されてい
    ることができるか、 あるいは環は式−NR910の基により置換されてお
    り、 ここでR9及びR10は同一又は異なり、上記のR3及びR
    4の意味を有し、 Tはそれぞれ炭素数が最高10の直鎖状もしくは分枝鎖
    状アルキレン又はアルケニレン鎖を示し、そのそれぞれ
    は場合によりヒドロキシルにより最高2回置換されてい
    ることができ、 R7は水素又はハロゲンを示し、 R8は水素、ハロゲン、アジド、トリフルオロメチル、
    ヒドロキシル、トリフルオロメトキシ、炭素数が最高5
    の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ又は式−NR11
    12の基を示し、 ここでR11及びR12は同一又は異なり、上記のR3及び
    4の意味を有するか、 あるいはR7及びR8はC原子と一緒になってカルボニル
    基を形成し、Eは炭素数が3〜8のシクロアルキルを示
    すか、又は炭素数が最高8の直鎖状もしくは分枝鎖状ア
    ルキルを示し、それは場合により炭素数が3〜8のシク
    ロアルキルによりもしくはヒドロキシルにより置換され
    ていることができ、R1及びR2は一緒になって炭素数が
    最高8の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキレン鎖を形成
    し、それにはフェニル環が縮合しており、そしてそれは
    カルボニル基又は式 【化3】 の基により置換されていなければならず、 ここでaは1、2又は3の数を示し、 R13は水素、それぞれ炭素数が最高6の直鎖状もしくは
    分枝鎖状アルキル、アシルもしくはアルコキシカルボニ
    ル又は式−SiR141516の基を示し、 ここでR14、R15及びR16は同一又は異なり、炭素数が
    最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル又はフェニル
    を示し、そして両環系は場合によりハロゲン、カルボキ
    シルにより、又はそれぞれ炭素数が最高6の直鎖状もし
    くは分枝鎖状アルキル、アルコキシもしくはアルコキシ
    カルボニルにより最高3回同一に又は異なって置換され
    ていることができる]の二環式−縮合ピリジンならびに
    それらの塩及びそれらのN−オキシド。
  2. 【請求項2】 一般式(II) 【化4】 [式中、A、E、R1及びR2は請求項1記載の意味を有
    する]の化合物において、最初に不活性溶媒中で有機金
    属試薬を用い、Grignard又はWittig反応
    に従って置換基Dを導入し、そして適宜、A、E及び/
    又はR1及びR2として挙げられている置換基を通常の方
    法に従って変化させるか、又は導入することを特徴とす
    る請求項1に記載の二環式−縮合ピリジンの製造法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の二環式−縮合ピリジン
    の少なくとも1種を含む薬剤。
  4. 【請求項4】 薬剤の製造のための請求項1に記載の二
    環式−縮合ピリジンの利用。
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