JPH1065222A - 熱電変換素子の製造方法 - Google Patents

熱電変換素子の製造方法

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JPH1065222A
JPH1065222A JP8232583A JP23258396A JPH1065222A JP H1065222 A JPH1065222 A JP H1065222A JP 8232583 A JP8232583 A JP 8232583A JP 23258396 A JP23258396 A JP 23258396A JP H1065222 A JPH1065222 A JP H1065222A
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泰稔 野田
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燕生 康
Yasunori Tanji
雍典 丹治
Tatsuo Kumagai
達夫 熊谷
Masayuki Shinno
正之 新野
Yasuo Tada
保夫 多田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長寿命、高信頼性の、この種熱電変換素子を
確実に製造することができるようにする。 【解決手段】 熱電半導体材料によって構成された焼結
体もしくは溶製体による材料体4を用意し、この材料体
4と、電極材料5とを圧接させた状態で、大電流通電に
よるプラズマ接合を行って、上記材料体4によって構成
される熱電変換素子本体11と、電極12とが一体化さ
れた熱電変換素子を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱エネルギーを電
力に変換する熱電変換モジュールに適用して好適な熱電
変換素子の製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来の熱電変換素子は、通常、熱電材料
より成る熱電変換素子本体を作製し、その後これに接合
材によって電極を接合している。例えば低温域熱電材料
であるBi−Te系熱電材料では、蝋付けによって電極
を接合する構成が採られている。この電極を接合は、熱
電変換素子本体や、電極の特性を劣化させることのない
化学的に安定で、しかも機械的に強固で、かつ電気的に
低抵抗をもって接合されることが要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、中温ないし
は高温を扱う熱電変換素子においては、その熱電変換素
子と電極との接合に問題がある。
【0004】また、焼結体や溶製体を用いて熱電変換素
子を製造する場合や、熱電変換素子において、その熱の
ながれ方向に沿って、すなわち高温側から低温側に向か
って、熱電変換素子本体のキャリア濃度に傾斜を付与さ
せるいわゆるキャリア濃度傾斜機能熱電変換素子(キャ
リア濃度FGM(Functionally Graded Material)熱電
変換素子を製造する場合や、p−n接合の製作等におい
て、熱電半導体材料間あるいは熱電半導体材料と金属と
の間の接合において、上述したような接合条件を満足す
るような接合を行うことが困難で、現状においては、長
寿命、高信頼性の、この種熱電変換素子を確実に製造す
ることができていない。
【0005】本発明は、このような問題点の解決をはか
り、低温域熱電変換素子はもとより、中温ないしは高温
を扱う熱電変換素子について、さらに上述したFGM熱
電変換素子をも、確実に得ることができるようにした熱
電変換素子の製造方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による熱電変換素
子の製造方法においては、熱電半導体材料によって構成
された焼結体もしくは溶製体による材料体を用意し、こ
の材料体と、電極材料とを圧接させた状態で、大電流通
電によるプラズマ接合を行って、上記材料体によって構
成される熱電変換素子本体と、電極とが一体化された熱
電変換素子を得る。
【0007】また、本発明による熱電変換素子の製造方
法においては、それぞれ最終的に得る熱電変換素子の熱
電変換素子本体に対応する形状に成形された熱電半導体
によって構成された焼結体もしくは溶製体による材料体
を用意し、この材料体と、電極材料とを圧接させた状態
で、大電流通電によるプラズマ接合を行って熱電変換素
子本体と電極とが一体化された熱電変換素子を得る。
【0008】また、本発明による熱電変換素子の製造方
法においては、それぞれ熱電半導体によって構成された
焼結体、もしくは溶製体のいづれか一方もしくはその双
方による複数の材料体を層状に積層するか、あるいは上
記材料体の少なくとも1つと、熱電半導体によって構成
された粉末材料とを層状に積層し、この積層体の材料体
および粉末材料のうちの少なくとも一部の材料体および
粉末材料を、互いに異なる不純物濃度または組成に選定
し、この積層体の材料体および粉末材料を互いに圧接さ
せた状態で、大電流通電によるプラズマ接合もしくは焼
結による接合、あるいは一体焼結を行って、キャリア濃
度が上記積層方向に段階的変化する分布を有するキャリ
ア濃度傾斜機能熱電変換素子本体を作製する工程を経て
目的とする熱電変換素子を得る。
【0009】また、本発明による熱電変換素子の製造方
法においては、それぞれ熱電半導体によって構成された
焼結体、もしくは溶製体のいづれか一方もしくはその双
方による複数の材料体を層状に積層するか、あるいは上
記材料体の少なくとも1つと、熱電半導体によって構成
された粉末材料とを層状に積層し、この積層体の上記材
料体および粉末材料のうちの少なくとも一部の材料体お
よび粉末材料は、互いに異なる不純物濃度または組成に
選定し、この積層体の上記材料体および粉末材料を互い
に圧接させるとともに、この積層体の端部に電極材を圧
接配置して大電流通電によるプラズマ接合もしくは焼結
による接合、あるいは一体焼結を行って、キャリア濃度
が上記積層方向に段階的変化する分布をもつキャリア濃
度傾斜機能熱電変換素子本体と電極とが一体化された熱
電変換素子を得る。
【0010】更に、本発明による熱電変換素子の製造方
法においては、最終的にp型およびn型を呈する熱電半
導体によって構成された焼結体もしくは溶製体による材
料体を用意し、少なくとも対のp型およびn型の材料体
を層状に積層し、大電流通電によるプラズマ接合によっ
てp型およびn型材料との間の接合を行って、熱電変換
素子本体を得る工程を経て目的とするp−nによる熱電
変換素子を得る。
【0011】上述したように、本発明方法においては、
熱電半導体材料によって構成される焼結体や溶製体によ
る材料体に、あるいはこの材料体の積層もしくは材料体
と粉末材料との組み合わせ積層した積層体に、更にこの
材料体もしくは積層体に電極材を圧接させた状態で大電
流通電を行ってプラズマ接合または焼結による接合また
は一体焼結を行うので、目的とする熱電変換素子本体あ
るいはこの熱電変換素子本体と電極とが一体化された熱
電変換素子を、容易かつ確実に製造することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による熱電変換素子の製造
方法の実施の形態を説明する。図1は本発明製造方法を
実施するプラズマ接合装置の一例の構成図を示す。この
プラズマ接合装置は、最終的に形成する熱電変換素子本
体の外周形状に対応する例えば、円柱状、角柱状等の中
空1を有するダイ2と、このダイ2の中空1の断面形状
に対応する断面形状を有し中空1のたとえば上端からこ
の中空1内に挿入押圧される上パンチ3Uと、同様に中
空1の断面形状に対応する断面形状を有し中空1の例え
ば下端から中空1内に挿入押圧される下パンチ3Dとを
有してなる。
【0013】上、下パンチ3Uおよび3Dは、導電性を
有する材料によって構成される。これらパンチ3Uおよ
びパンチ3D、さらにダイ2は例えば黒鉛によって構成
される。本発明方法によって、例えば図2に断面図を示
す、熱電変換素子本体11の両端に電極12が形成され
た熱電変換素子10を作製する場合について説明する。
本発明においては、熱電半導体材料によって構成された
材料体4を用意する。この材料体4は、最終的に得る熱
電変換素子の外形状にほぼ対応する形状、すなわち上記
ダイ2の中空1の内形状に対応する形状を有し、かつこ
の中空1内に挿入することのできる形状、寸法に成形さ
れた焼結体、あるいは一旦構成材料を溶融して成形した
溶製体によって構成される。
【0014】そして、この材料体4を、その両端に電極
を構成する対の板状の電極材料5を配置して図1に示す
ように、ダイ2の中空1内に挿入配置し、電極材料5の
両外側からダイ2の中空1内に上下パンチ3Uおよび3
Dを圧入する。このようにして、材料体4および両端の
電極材料5とを互いに圧接させた状態で、両パンチ3U
および3D間に大電流通電を行って材料体4と電極材料
との間のプラズマ接合を行う。すなわち大電流通電によ
る接合部の発熱とプラズマアークを発生させることによ
って材料体4と電極材料5との接合を行う。このプラズ
マ接合処理の後、材料体4と電極材料5との接合体をダ
イ2の中空1から取り出すと、図2で示すように、材料
体4によって構成された熱電変換素子本体11と、電極
材料5によって構成される高温側および低温側電極12
とが一体化された熱電変換素子10が得られる。
【0015】このようにして得る熱電変換素子10は、
均一な不純物濃度、組成を有する材料体4によって構成
することによって、均一な不純物濃度、組成を有する熱
電変換素子として構成することができるが、不純物濃度
ないしは組成に所要の分布を有する材料体4を用いるこ
とによって、所要の分布例えば高温側から低温側にむか
って不純物濃度ないしは組成が変化する構成とすること
ができる。あるいは、不純物濃度ないしは組成がそれぞ
れ異なる、一部の材料体4に関して異なる複数の材料体
4を、ダイ2の中空1内にその軸方向にそって層状に積
み上げ、この積層体の両端に前述したと同様の電極材料
5を配置してこれらを上下パンチ3Uおよび3Dによっ
て押圧圧接させ、この状態で両パンチ3Uおよび3D間
に大電流を通電してプラズマ接合を行う。このようにす
れば、各層状の材料体4間の接合と、この互いに積層さ
れた積層体の両端に電極材料5が接合された、軸方向に
すなわち、熱電変換素子における熱の流れの方向に階段
的にキャリア濃度が変化するキャリア濃度傾斜機能熱電
変換素子を構成することができる。図3はこのような方
法によって形成した高キャリア濃度熱電半導体材料7
と、高キャリア濃度熱電半導体材料8との2層構造によ
って構成されたキャリア濃度傾斜機能型の熱電変換素子
10の概略断面図を示すものである。
【0016】さらに、この階段的キャリア濃度傾斜機能
熱電変換素子に対し、所要の熱処理、アニーリングを行
うことによって不純物元素の拡散を行って、連続的にキ
ャリア濃度が変化するキャリア濃度傾斜機能熱電変換素
子を構成することもできる。
【0017】上述したキャリア濃度傾斜機能熱電変換素
子を得るに当たっては、互いに異なる不純物濃度または
組成を有する複数の材料体4、例えば焼結体同士、ある
いは溶製体同士を積層した構成とすることもできるし、
これら焼結体と溶製体との組み合せによって、またある
場合は、これら焼結体あるいは(および)溶製体と、所
要の不純物濃度、組成を有する1種もしくは複数種の粉
末材料とを組み合わせて用いて層状に積層する構成とす
ることもできる。この場合においても、大電流通電によ
るプラズマ接合と焼結とを行うことができる。
【0018】上述の本発明方法によって、n型もしくは
p型の単一導電型の熱電変換素子を構成することもでき
るが、例えば図4に示すように、p−n接合構造を有す
る熱電変換素子10を構成することができる。また、あ
るいはこのp−n接合構造を有する熱電変換素子10に
おいて、p型、n型の各部もしくは一方においてキャリ
ア濃度傾斜機能熱電変換素子構成とすることもできる。
そして、これらp−n接合構造を有する熱電変換素子を
得る場合、導電型を異にする熱電半導体材料による焼結
体、溶製体による材料体の組み合わせ、あるいはこれら
焼結体、溶製体の少なくとも一方と粉体材料の組み合わ
せによる上述した層状積層によって構成することができ
る。
【0019】上述の本発明よる熱電変換素子の製造方法
において、例えば、中温域において高い熱電変換効率を
示す熱電変換素子として知られているPbTe系の熱電
変換素子を作製する場合、n型のPbTeによる熱電変
換素子を得る場合においては、n型ドーパントのIを含
むPbI2 を添加したPbTe熱電半導体材料による、
焼結材もしくは溶製材による材料体、あるいは粉体材料
を用い、p型のPbTeによる熱電変換素子を得る場合
においては、p型ドーパントのK(カリウム)を添加し
たPbTeによる焼結材もしくは溶製材による材料体、
あるいは粉体材料を用いる。
【0020】例えば、PbTe系のキャリア濃度傾斜熱
電変換素子を作製する場合、n型のPbTeによるキャ
リア濃度傾斜熱電変換素子を得る場合においては、n型
ドーパントのI(よう素)を含むPbI2 を高温側に
6,000〔molppm〕添加したPbTeによる板
状材料体を、低温側に1,000〔molppm〕添加
したPbTeによる板状材料体を配置した2段の積層体
の両端にFeよりなる電極材料5を配置して、図1で説
明した装置によってプラズマ接合、もしくはプラズマ接
合および焼結を行う。このようにして、キャリア濃度
が、約1×1024-3から約5×1025-3の2段のキ
ャリア濃度傾斜熱電変換素子を得ることができる。
【0021】また、例えばp型のPbTeによるキャリ
ア濃度傾斜機能熱電変換素子を得る場合においては、p
型ドーパントのK(カリウム)を高温側に6000〔m
olppm〕添加したPbTeによる板状材料体を、低
温側に無添加PbTeによる板状材料体を配置した2段
の積層体の両端にFeよりなる電極材料5を配置し、図
1で説明した装置によってプラズマ接合、もしくはプラ
ズマ接合および焼結を行う。このようにして、キャリア
濃度が、約1×1024-3から約5×1025-3の2段
のキャリア濃度傾斜熱電変換素子を得ることができる。
【0022】電極材料5の金属板の厚さは、任意に選定
し得るが、例えば最終的に得る熱電変換素子10の電変
換素子本体11の厚さを4mmとするとき、その厚さは
3mm程度に選定し得る。また、上述した例えば2段の
キャリア濃度傾斜機能熱電変換素子の作製における、焼
結材または溶製材による板状材料体の厚さは、素子の使
用される条件に合わせて設計されるが、例えば高温側お
よび低温側に関し、それぞれ2mmの厚さとした。この
ときのプラズマ接合の条件は、次のように選定した。 雰囲気 真空 パルス 80回/秒 パルス印加時間 90時間 パルス電流 750A パルス電圧 電圧25V 圧力 30MPa とし、その後接合促進のため、圧力30MPa、800
℃、9分間加熱を行った。
【0023】上述したように本発明においては、熱電半
導体材料体と電極材料とを圧接させ、プラズマ接合を行
うので、このようにして作製された熱電変換素子本体1
1と電極12との接合を強固に行うことができる。
【0024】そしてまた、上述したようにその熱電変換
材料において、不純物添加量または組成の異なる板状の
焼結材や溶製材による材料体、さらに或る場合はこの材
料体と粉末材料(図示せず)を用いてキャリア濃度傾斜
機能熱電変換素子本体を構成することできるとともに、
同時にこれに対する電極形成とその接合を強固に行うこ
とができる。
【0025】上述したように、本発明方法によれば、プ
ラズマ接合による電極接合を行うことから、冒頭にのべ
たよう蝋付けすなわち蝋材の使用が回避され、中温ない
し高温を扱う熱電変換素子においても、確実、安定に電
極の形成がなされた。したがって長寿命、高信頼性を有
する熱電変換素子を得ることができる。
【0026】また、本発明方法による熱電変換素子は、
ダイ2の中空1の形状を選定することによって、円柱
状、角柱状等種々の形状に成形することができる。
【0027】さらに、ダイ2、上パンチ4U等の選定に
よって例えば後述する熱電素子を他部と連結するための
固定ねじを貫通させるための透孔が穿設された焼結材ま
たは溶製材と透孔が穿設された電極材料との接合した熱
電素子を得るようにすることもできる。
【0028】また、電極12についても、熱電変換素子
の使用態様に応じて種々の形状をとることができる。例
えば図5に示すように固定ねじをねじ込むための母螺1
3すなわちねじ穴や凹部等が形成された電極構成とする
場合には、図1で説明したプラズマ接合工程で用いる電
極材料5の金属板として、予め上述した母螺13や、凹
部等が形成された金属板を用いることによって、熱電変
換素子本体11と接合された電極12に対して母螺、凹
部、透孔等の形成することもできる。
【0029】また、上述のプラズマ接合工程において、
必要に応じて熱電素子本体11と電極12とを構成する
各材料体4および電極材料5との間に、例えばこれら材
料体4および電極材料5間に拡散が生じて熱電素子本体
11の熱電特性に影響を及ぼすおそれがある場合におい
てその拡散を阻止するとか、熱電変換素子本体11と電
極12との接合強度を向上させるとか、熱電変換素子本
体11と電極12との熱膨張の相違に基づく両者間の熱
応力または残留応力の緩和とかの目的をもって、これら
の目的を達成できる効果を有する接合材14を、図5に
示すように介在させることができる。
【0030】例えば上述のn型のPbTeによる熱電変
換素子においては、その材料体4および電極材料5との
間にFeTeによる接合材14を介在させ、p型のPb
Teによる熱電素子においては、SnTeによる接合材
14を介在させることができる。
【0031】またキャリア濃度傾斜機能熱電変換素子お
よびその本体の製造においては、種々のキャリア濃度を
もつ板状焼結材料または溶製材の接合が重要となるが、
その目的のために接合する熱電半導体材料の一方の材料
の粉末または両材料の混合粉末または粉末を、粉末の形
または懸濁液に懸濁させた状態で塗布して接合材として
用いることによって、接合強度の向上をはかるとか、接
合界面における低抵抗化をはかるとかの目的をもって、
これらの目的を達成できる効果を有する接合材を介在さ
せることができる。
【0032】このようにして作製された段階的キャリア
濃度傾斜熱電変換素子およびその本体について、例えば
PbTeによる熱電素子においては、500℃、12時
間の真空中焼鈍により、キャリア濃度を異にする板状の
熱電半導体材料間に不純物または成分元素の拡散が生じ
て、不純物濃度または組成の分布が連続的に変化するよ
うになり、連続的キャリア濃度傾斜熱電変換素子の製造
が可能となる。
【0033】本発明方法は、PbTe系熱電変換素子を
作製する場合に限らず、他の各種半導体熱電変換素子の
作製に適用できる。例えば、高温用の熱電変換素子とし
てのSi−Ge系熱電変換素子を作製する場合において
は、図1で説明したプラズマ接合を行う熱電半導体材料
5としては、このSi−Ge熱電半導体材料とし、電極
材料としてMoやWによる電極材料を用いることができ
る。
【0034】さらに中温用に限られるものではなく例え
ばBi−Te系もしくは、Bi−Sb−Te系熱電変換
素子を構成する場合に適用することができ、この場合に
おいては、図1で説明したプラズマ接合を行う熱電半導
体材料としては、このBi−Te系もしくは、Bi−S
b−Te系熱電半導体材料とし、電極材料5としてCu
による電極材料を用いることができる。
【0035】上述の本発明方法によって得た熱電変換素
子10は、図6に示すように、対のn型およびp型の各
熱電変換素子10を、互いにその一方の電極12を、金
属セグメント15A、電気的に接続し、各他方の電極1
2を互いに他の金属セグメント15Bに接続するいわゆ
るπ型熱電変換素子対を構成し、これら金属セグメント
15Bを発電出力端子とすることができる。各電極12
の各金属セグメント15Aおよび15Bに対する固定
は、固定ねじ18を各金属セグメント15Aおよび15
Bを貫通し、電極に形成した母螺すなわちねじ穴13に
ねじ込むことによって行うことができる。この場合、一
方のセグメント15Aは、熱エネルギーを与える高温側
の熱伝達部(図示せず)に熱的に連結し、他方のセグメ
ント15Bを冷却側の熱伝達部(図示せず)に熱的に連
結する。
【0036】上述の本発明方法によって得た熱電変換素
子10は、図7にその概略側面図を示すように、例えば
図6に示したπ型熱電変換素子対を、図7の紙面と直交
する図に2次元的にそれぞれ複数個配列し、各π型熱電
変換素子対の例えばセグメント15A側において、共通
の熱エネルギーを与える高温側の熱伝達部16Hにアル
ミナやマイカ等の絶縁性薄膜17を介して電気的に絶縁
して熱的に結合させるように、また、他方のセグメント
15Bを冷却部の熱伝達部16Lに同様に例えばアルミ
ナやマイカ等の絶縁性薄膜17を介して電気的に絶縁し
て熱的に焼結させて、それぞれ絶縁性のセラミック、テ
フロン等の固定ねじ18によって固定して熱電変換モジ
ュールを構成することができる。
【0037】図7においては、両熱伝達部16Hおよび
16L側からそれぞれ固定ねじ18によって固定する構
成としたが、或る場合は、熱伝導性の低い絶縁性の固定
ねじを、例えば予め熱電変換素子本体11に形成した透
孔を貫通させて固定する構成とすることができる。図7
において、図6に対応する部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、粉末材料と、焼結体、
もしくは溶製体による材料体との接合が可能であり、接
合材料の形態に依存しないで熱電変換素子本体の形成と
同時にこれと一体に電極の形成、すなわち熱電変換素子
本体と電極と接合がなされる。したがって、本発明によ
れば中温域ないし高温域熱電変換素子において、確実、
安定に電極の形成がなされた。したがって長寿命、高信
頼性を有する熱電変換素子を得ることができる。
【0039】また、本発明によれば、予め作製された熱
電半導体焼結体もしくは溶製体と、電極材料とを圧接さ
せた状態で、プラズマ接合を行うので、熱電半導体の作
製条件と接合条件を異にすることができ、そのため、各
種熱電半導体材料に特有の作製法を選択することが可能
となり、各材料の特徴ある製作方法を生かして製作され
た高性能熱電半導体材料を使用し、プラズマ接合による
熱電半導体素子および本体の作製が可能となる。
【0040】また、熱電変換素子本体および電極の形状
も、多種に選定することができることから、使用形態、
目的に応じて種々の構造のものを容易に得ることができ
るなど、本発明は実用に供してその工業的利益が大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するプラズマ接合装置の一例
の構成図である。
【図2】本発明方法によって得た熱電変換素子の一例の
断面図である。
【図3】本発明方法によって得たキャリア濃度傾斜熱電
変換素子の一例の断面図である。
【図4】本発明方法によって得た熱電変換素子の他の一
例の断面図である。
【図5】本発明方法によって得た熱電変換素子の他の一
例の断面図である。
【図6】本発明方法によって得た熱電変換素子によって
構成したπ型熱電変換素子対の一例の構成図である。
【図7】本発明方法によって得た熱電変換素子によって
構成した熱電変換モジュールの一例の構成図である。
【符号の説明】
1 中空 2 ダイ 3U 上パンチ 3D 下パンチ 4 材料体 5 電極材料 7 高キャリア濃度熱電半導体材料 8 低キャリア濃度熱電半導体材料 10 熱電変換素子 11 熱電変換素子本体 12 電極 13 母螺(ねじ穴) 14 接合材 15H 高温側熱伝達部 15L 低温側熱伝達部 17 絶縁薄膜 18 固定ねじ
フロントページの続き (72)発明者 丹治 雍典 宮城県角田市君萱字小金沢1 科学技術庁 航空宇宙研究所 角田宇宙推進技術研究 センター内 (72)発明者 熊谷 達夫 宮城県角田市君萱字小金沢1 科学技術庁 航空宇宙研究所 角田宇宙推進技術研究 センター内 (72)発明者 新野 正之 宮城県角田市君萱字小金沢1 科学技術庁 航空宇宙研究所 角田宇宙推進技術研究 センター内 (72)発明者 多田 保夫 宮城県角田市君萱字小金沢1 科学技術庁 航空宇宙研究所 角田宇宙推進技術研究 センター内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電半導体材料によって構成された焼結
    体もしくは溶製体による材料体を用意し、 該材料体と、電極材料とを圧接させた状態で、大電流通
    電によるプラズマ接合を行って上記材料体によって構成
    される熱電変換素子本体と、電極とが一体化された熱電
    変換素子を得ることを特徴とする熱電変換素子の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 それぞれ最終的に得る熱電変換素子の熱
    電変換素子本体に対応する形状に成形された熱電半導体
    によって構成された焼結体もしくは溶製体による材料体
    を用意し、 該材料体と、電極材料とを圧接させた状態で、大電流通
    電によるプラズマ接合を行って熱電変換素子本体と電極
    とが一体化された熱電変換素子を得ることを特徴とする
    熱電変換素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 それぞれ熱電半導体材料によって構成さ
    れた焼結体、もしくは溶製体のいづれか一方もしくはそ
    の双方による複数の材料体を層状に積層するか、あるい
    は上記材料体の少なくとも1つと、熱電半導体によって
    構成された粉末材料とを層状に積層し、 該積層体の上記材料体および粉末材料のうちの少なくと
    も一部の材料体および粉末材料は、互いに異なる不純物
    濃度または組成に選定し、 該積層体の上記材料体および粉末材料を互いに圧接させ
    た状態で、大電流通電によるプラズマ接合もしくは焼結
    による接合、あるいは一体焼結を行って、キャリア濃度
    が上記積層方向に段階的変化する分布を有するキャリア
    濃度傾斜機能熱電変換素子本体を作製する工程を有する
    ことを特徴とする熱電変換素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 それぞれ熱電半導体によって構成された
    焼結体、もしくは溶製体のいづれか一方もしくはその双
    方による複数の材料体を層状に積層するか、あるいは上
    記材料体の少なくとも1つと、熱電半導体によって構成
    された粉末材料とを層状に積層し、 該積層体の上記材料体および粉末材料のうちの少なくと
    も一部の材料体および粉末材料は、互いに異なる不純物
    濃度または組成に選定し、 該積層体の上記材料体および粉末材料を互いに圧接させ
    るとともに、該積層体の端部に電極材を圧接配置して大
    電流通電によるプラズマ接合もしくは焼結による接合、
    あるいは一体焼結を行って、キャリア濃度が上記積層方
    向に段階的変化する分布をもつキャリア濃度傾斜機能熱
    電変換素子本体と電極とが一体化された熱電変換素子を
    得ることを特徴とする熱電変換素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 最終的にp型およびn型を呈する熱電半
    導体によって構成された焼結体もしくは溶製体による材
    料体を用意し、 少なくとも対のp型およびn型の上記材料体を層状に積
    層し、大電流通電によるプラズマ接合によって上記p型
    およびn型材料との間の接合を行って、熱電変換素子本
    体を得ることを特徴とする熱電変換素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記材料体とこれに接合する電極材との
    間に、接合材料として半導体または接合材料粉末を介在
    させることを特徴とする請求項1,2または4に記載の
    熱電変換素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項3および4に記載の製造方法によ
    り製造された熱電変換素子を焼鈍して上記熱電変換素子
    本体の不純物または成分元素の拡散を行って上記キャリ
    ア濃度が高濃度から低濃度までに連続的に変化する分布
    を有するキャリア濃度傾斜機能熱電変換素子本体を得る
    ことを特徴とする熱電変換素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記熱電半導体材料が、PbTe系また
    はAg−Sb−Ge−Te系、中温域熱電半導体材料で
    あることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    または7に記載の熱電変換素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記熱電半導体材料が、PbTe系また
    はAg−Sb−Ge−Te系、中温域熱電半導体材料で
    あり、上記電極材料がFe系電極材料であることを特徴
    とする請求項1、2、4または6に記載の熱電変換素子
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記熱電半導体材料が、Si−Ge系
    熱電半導体材料であることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、または7に記載の熱電変換素子の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 上記熱電半導体材料が、Si−Ge系
    熱電半導体材料であり、上記電極材料がMoまたはW系
    電極材料であることを特徴とする請求項1、2、4また
    は6に記載の熱電変換素子の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記熱電半導体材料が、Bi−Te系
    またはBi−Sb−Te系低温域熱電半導体材料である
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、また
    は7に記載の熱電変換素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 上記熱電半導体材料が、Bi−Te系
    またはBi−Sb−Te系低温域熱電半導体材料であ
    り、上記電極材料がCu系電極材料であることを特徴と
    する請求項1、2、4または6に記載の熱電変換素子の
    製造方法。
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