JPH07221352A - 積層型熱電変換装置,熱電発電用サブユニット,および発電システム - Google Patents

積層型熱電変換装置,熱電発電用サブユニット,および発電システム

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JPH07221352A
JPH07221352A JP6009609A JP960994A JPH07221352A JP H07221352 A JPH07221352 A JP H07221352A JP 6009609 A JP6009609 A JP 6009609A JP 960994 A JP960994 A JP 960994A JP H07221352 A JPH07221352 A JP H07221352A
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JP
Japan
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heat transfer
type semiconductor
temperature heat
high temperature
low temperature
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Withdrawn
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JP6009609A
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English (en)
Inventor
Masanori Kogo
正▲徳▼ 古後
Yasunori Tanji
雍典 丹治
Takeshi Masumoto
健 増本
Yasuaki Nakagawa
康昭 中川
Takejiro Kaneko
武次郎 金子
Risaburo Sato
利三郎 佐藤
Minoru Kuboki
實 久保木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱歪みによる素子破壊の問題を解決する。 【構成】 高温熱伝達板(12H )、N型半導体素子
(11n)、低温熱伝達板(12L )、P型半導体素子
(11p)の順番に積層した熱電対群棒状積層体の両端
に一対の電極板(13p,13c)を設け、これら電極
板が互いに近接する方向に固定螺子(14−1,14−
2)で押圧する。高温熱伝達パイプ(15H)で高温熱
伝達板(12H )を加熱し、低温熱伝達パイプ(1
L )で低温熱伝達板(12L )から放熱する。これに
より、高温熱伝達板(12H )と低温熱伝達パイプ(1
L )との間に温度差を生じ、ゼーベック効果によりN
型半導体素子(11n)に負、P型半導体素子(11
p)に正の熱起電力が発生する。外部に負荷をつなぐと
熱電流が流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層型熱電変換装置に関
し、特に、熱電発電用サブユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮方式の冷凍冷蔵庫や空調機な
どの冷却システムに使用される冷却媒体として、クロロ
フルオロカーボン(CFCsフロン「以下、フロンと略
称する」)が主に使用されている。しかしながら、クロ
ロフルオロカーボンは、オゾン層を破壊するということ
で、現在、地球的な社会問題となっている。このような
クロロフルオロカーボンによる地球環境への悪影響を考
慮して、1995年以降、クロロフルオロカーボンを製
造することを禁止することが国連会議において決定され
た。これに対処するため、冷凍冷蔵庫や空調機等を製造
する各メーカでは、上記フロンに代わる、いわゆる、地
球にやさしい代替フロンを開発したり、或いはフロンを
使用する圧縮方式の冷却システムに代わって、フロンを
使用しない新しい冷却システムを開発することが急務と
なっている。
【0003】このようなフロンを使用しない冷却システ
ムとして、最近、熱電子冷却方式の冷却システムが、フ
ロンを使用する従来の圧縮方式の冷却システムの代替シ
ステムとして、非常に有望視されている。何故なら、熱
電子冷却方式の冷却システムは、フロンを使用しないの
で、環境に対して非常にクリーンであり、地球環境を汚
染するという心配がないからである。
【0004】この熱電子冷却方式の冷却システムにおい
ては、熱と電気との間の変換を行う熱電材料として、
(Bi,Sb)2 (Te,Se)3 系半導体化合物など
の優れた熱電子冷却特性を示す材料が使用されている。
尚、この種の(Bi,Sb)2(Te,Se)3 系半導
体化合物材としては、その焼結体または溶成材が使用さ
れている。
【0005】熱電子冷却方式の冷却システムは、単独の
熱電気変換素子やそれを複数個組み合わせることによっ
て構成された熱電気変換モジュールをその主要部品とし
て含んでいる。ここで、熱電気変換素子とはゼーベック
効果またはペルチェ効果を利用した素子である。
【0006】周知のように、ゼーベック効果とは、2つ
の異なる金属などの導電材料(または半導体材料)で回
路を作り、その二つの接続点の温度を異なった温度にす
ると、閉回路に起電力を生じ電流が流れる現象(すなわ
ち、熱的エネルギーが電気的エネルギーに変換される現
象)のことをいい、熱電効果とも呼ばれる。このとき流
れる電流は熱電流と呼ばれ、この1組の導電材料(また
は半導体材料)は熱電対と呼ばれる。このゼーベック効
果を利用したものが熱電発電である。
【0007】一方、ペルチェ効果は、熱電効果とは逆の
現象で、熱電流が流れる方向に外部から電流を流すと、
熱電流が流れるときの高温の接点では熱の吸収が起こ
り、低温の接点では熱の発生が起きる現象(すなわち、
電気的エネルギーが熱的エネルギーに変換される現象)
のことをいう。このペルチェ効果を利用したものが熱電
冷却である。
【0008】図3に従来の熱電気変換モジュールの構成
を示す。図示の熱電気変換モジュールは、複数の半導体
素子材チップが平面上に配列されたチップ層31を有す
る。詳細に説明すると、図示のチップ層31は49個
(図面では5個のみ図示する)のN型半導体素子材チッ
プ31nと、49個(図面では5個のみ図示する)のP
型半導体素子材チップ31pとを有し、これらは図面の
左右および手前奥行き方向に交互に所定距離離れて、図
面の上方から見たとき格子状に配置されている。但し、
4隅の内の2つは、外部に電力を供給したりあるいは外
部から直流を流すための一対の電極(図示せず)として
使用されるので、これらの位置には半導体素子材チップ
が存在しない。
【0009】チップ層31の上面および下面は、それぞ
れ、上半田層32uおよび下半田層32dによって、4
9枚(図面では5枚のみ図示する)の上金属セグメント
から成る上金属層33uおよび50枚(図面では6枚の
み図示する)の下金属セグメントから成る下金属層33
dに接合されている。ここで、熱電気変換モジュールを
熱電発電に使用する場合、チップ層31の上面側の上金
属層33uは、図示しない高熱源によって高温にされる
ので高温側接合金属層と呼ばれ、チップ層31の下面側
の下金属層33dは、図示しない低熱源によって低温に
されるので、低温側接合金属層と呼ばれる。
【0010】上金属層33uおよび下金属層33d間に
挟まれた一対のN型半導体素子材チップ31nおよびP
型半導体素子材チップ31pによって、1個の熱電対
(熱電気変換素子)が構成される。図3から明らかなよ
うに、各熱電対(熱電気変換素子)は、π字型の構造を
している。従って、図示の熱電気変換モジュールは各々
がπ字型構造を基本構造とした49個の熱電対(熱電気
変換素子)から成る。
【0011】図3に示されるように、これら49個の熱
電対は49枚の上金属セグメントおよび50枚の下金属
セグメントを介して電気的に直列に接続されている。ま
た、チップ層31の上面側に上金属層(高温側接合金属
層)33uが、下面側に下金属層(低温側接合金属層)
33dが配置されるので、これら49個の熱電対は熱的
に並列に配列されている。上金属層33uの上面には、
銀ろう34uを介して上絶縁薄板35uが固着されてい
る。同様に、下金属層33dの下面には、銀ろう34d
を介して下絶縁薄板35dが固着されている。熱電気変
換モジュールを熱電発電に使用する場合、上述したのと
同じ理由により、上絶縁薄板35uおよび下絶縁薄板3
5dは、それぞれ、高温側絶縁薄板および低温側絶縁薄
板と呼ばれる。このようにして、熱電気変換モジュール
は平板状に組み立てられる。
【0012】尚、後述するように、この熱電気変換モジ
ュールを熱電発電に使用する場合には、下絶縁薄板(低
温側絶縁薄板)35dを低温に保つ必要があり、また、
熱電気変換モジュールを熱電冷却に使用する場合には、
下絶縁薄板35dから発熱させる必要がある。そのた
め、図3に示すように、一般的に、下絶縁薄板35dの
下面に、グリース36を介して放熱板37が固着され
る。
【0013】このような構造の熱電気変換モジュールを
熱電発電に使用する場合、高熱源によって上絶縁薄板
(高温側絶縁薄板)35uを加熱し、かつ低熱源及び/
又は放熱板37によって下絶縁薄板(低温側絶縁薄板)
35dから放熱させる。これにより、高温側絶縁薄板3
5uと低温側絶縁薄板35dとの間に大きな温度差を与
えて発電機能(ゼーベック効果)を得る。このとき、上
記一対の電極に負荷を接続することにより、上金属セグ
メントおよび下金属セグメントの各々では、図3におい
て、右側から左側の方向に熱電流が流れ、負荷に電力を
供給することができる。
【0014】逆に、熱電気変換モジュールを熱電冷却に
使用する場合、上記熱電流が流れる方向と同じ方向に外
部から一方の電極から他方の電極に直流を流す。する
と、上絶縁薄板35uはその周囲から熱を吸収すること
によりその周囲を冷却し、下絶縁薄板35dはその周囲
に熱を発生してその周囲を加熱する。このように、上絶
縁薄板35uと下絶縁薄板35dとの間に温度差を発生
させることにより冷却機能(ペルチェ効果)を得ること
ができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱電気変換モジュールは、構造的に、次に述べる様な欠
点をもっている。すなわち、チップ層31と上金属層3
3uおよび下金属層33dとが上半田層32uおよび下
半田層32dによって接合されていることに問題があ
る。本来、半田接合は、一旦、半田を凝固させた後は室
温近傍で、その接合機能を果たすように設計されてい
る。しかるに、上記従来の熱電気変換モジュールの構造
では、熱電発電として使用する場合、上述したように熱
電気変換素子の両側(図3の上下側)にある高温側絶縁
薄板35u及び低温側絶縁薄板35d間に大きな温度差
を与えて発電機能(ゼーベック効果)を得、或いは熱電
冷却として使用する場合、上述したように49個の熱電
対に直流を流して上絶縁薄板35u及び下絶縁薄板35
d間に温度差を発生させることにより冷却機能(ペルチ
ェ効果)を得ている。
【0016】周知のように、上半田層32uおよび下半
田層32dに使用される半田は、鉛(Pb)及び錫(S
n)を主成分とし、その共晶点(錫63重量%,鉛37
重量%)近傍の組成を持ち、それらが細かく分散された
層状組織をもっている。とことが、上記構造の熱電気変
換モジュールでは、熱電発電として使用する場合には高
温側接合金属33u側の上半田層32uが、熱電冷却と
して使用する場合には下金属層33d側の下半田層32
dが、長時間、半田の融点(約183℃)直下温度に保
持される場合がある。このような場合、その温度に保持
された半田の層状組織は粗大化し、その半田の形状が変
形することは、半田の特性を示す状態図からみて十分に
考えられ得る。チップ層31と上金属層33u又は下金
属層33dとの間の個々の接合層で生じる上半田層32
uまたは下半田層33dの層状組織の変化は、チップ層
31と上金属層33u及び下金属層33dと間の接合点
における幾つかの箇所に対して、不均一な剪断応力を与
えることになる。それによって、上記幾つかの箇所の内
の一部の箇所に応力集中が起こる。このような応力集中
は、熱電気変換素子を破壊させる原因となる。
【0017】一般に、熱電気変換モジュールを構成する
熱電気変換素子の個数をn個とすると、熱電気変換モジ
ュール内の各熱電気変換素子の自由度は1/(2n)と
なる。その結果、熱電気変換モジュールを構成する熱電
気変換素子の個数が多くなればなる程、熱電気変換素子
が破壊する確率が高くなる。従来の熱電気変換モジュー
ルの構造のように、多くの半田接合層をもつ構造では、
このような欠点を避けることはできない。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、熱歪み
による素子破壊を避けることによって、製品寿命を著し
く延ばすことができる積層型熱電気変換装置を提供する
ことにある。
【0019】本発明の他の目的は、発電能力の優れた熱
電発電用サブユニットを提供することにある。
【0020】本発明のさらに他の目的は、コンパクトな
発電システムを提供することにある。
【0021】本発明によれば、中心がほぼ中心軸に一致
するように、中心軸に沿って所定間隔で配置された複数
枚のN型半導体素子と、各々が隣接する2枚のN型半導
体素子のほぼ中間に位置するように、中心軸に沿って所
定間隔で配置された複数枚のP型半導体素子と、複数枚
のN型半導体素子と複数枚のP型半導体素子との隙間
に、所定間隔で配置された複数枚の高温熱伝達板と、複
数枚のN型半導体素子と複数枚のP型半導体素子との残
りの隙間に、所定間隔で配置された複数枚の低温熱伝達
板と、両端にある高温熱伝達板又は低温熱伝達板の2枚
の端熱伝達板に設けられた1対の電極とを備えたことを
特徴とする積層型熱電変換装置が得られる。
【0022】
【作用】素子直列型積層構造を採用することによって、
従来のモジュール構造で避けることの出来なかった欠点
の一つである熱歪みによる素子破壊の問題を解決でき
る。
【0023】
【実施例】次に、本発明について実施例に基づいて説明
する。
【0024】図1に本発明の一実施例による積層型熱電
変換装置の概略構成を示す。図示の積層型熱電変換装置
は、主に、熱電発電用サブユニット10として使用され
ることを前提としているので、以下では、図示の積層型
熱電変換装置が熱電発電用サブユニット10であるとし
て説明する。図1において、(a)は熱電発電用サブユ
ニット10の正面図、(b)は熱電発電用サブユニット
10の上面図である。
【0025】図示の熱電発電用サブユニット10は、図
1(a)に示されるように、上下方向に延びる中心軸C
をもち、複数枚(本例では20枚)の円板状のN型半導
体素子11nと、複数枚(本例では20枚)の円板状の
P型半導体素子11pとを備えている。20枚のN型半
導体素子11nは、各々の中心がほぼ中心軸Cに一致す
るように、中心軸Cに沿って所定間隔Gで配置されてい
る。同様に、20枚のP型半導体素子11pは、各々が
隣接する2枚のN型半導体素子11nのほぼ中間に位置
するように、中心軸Cに沿って所定間隔Gで配置されて
いる。すなわち、20枚のN型半導体素子11nと20
枚のP型半導体素子11pとは、中心軸Cに沿って交互
に直線状に配列されている。N型半導体素子11nおよ
びP型半導体素子11pの各々は、板状をしているの
で、単に板状素子とも呼ばれる。これら20枚のN型半
導体素子11nと20枚のP型半導体素子11pとの間
には、複数枚(本例では21枚)の高温熱伝達板12H
と複数枚(本例では20枚)の低温熱伝達板12L とが
交互に挟み込まれている。以下では、この構造体を熱電
対群棒状積層体と呼ぶことにする。この熱電対群棒状積
層体の長手方向両端にある2枚の高温熱伝達板12H
は、それぞれ、一対の電極板13pおよび13cが設け
られている。本例では、電極板13pが陽極板であり、
電極板13cが陰極板である。
【0026】陽極板13pと陰極板13cとの間に挟ま
れた上記熱電対群棒状積層体は、陽極板13pと陰極板
13cとが互いに接近する方向に、固定螺子14−1お
よび14−2によって、適当な圧力でもって圧接されて
いる。すなわち、固定螺子14−1および14−2は、
後述するフレームと協働して、一対の電極板13pおよ
び13cが互いに近接する方向に押圧する押圧手段とし
て作用する。
【0027】したがって、20枚のN型半導体素子11
nと、20枚のP型半導体素子11pと、21枚の高温
熱伝達板12H と、20枚の低温熱伝達板12L とは、
一対の電極板13pおよび13c間に電気的に直列に接
続される。半導体素子11nおよび11pと熱伝達板1
H および12L との電気的結合を良くするために、そ
れらの間にペースト状のInGaを塗布することが好ま
しい。
【0028】図1に示されるように、高温熱伝達板12
H の各々は、N型半導体素子11nとP型半導体素子1
1pとの間に挟まれる高温胴体部12H −1と、この高
温胴体部12H −1から中心軸C方向と直交する方向
(図面の左方向)に延在した一対の高温脚部12H −2
とを有し、一対の高温脚部12H −2は互いに所定距離
離れている。同様に、低温熱伝達板12L の各々は、N
型半導体素子11nとP型半導体素子11pとの間に挟
まれる低温胴体部12L −1と、この低温胴体部12L
−1から高温脚部12H −2とは逆方向(図面の右方
向)に延在した一対の低温脚部12L −2とを有し、一
対の低温脚部12L −2は互いに所定距離離れている。
【0029】中心軸方向に延在する高温熱伝達パイプ1
H が、21枚の高温熱伝達板12H の一対の高温脚部
12H −2間に嵌合された状態で、熱電対群棒状積層体
と平行に設けられている。同様に、中心軸方向に延在す
る低温熱伝達パイプ15L が、20枚の低温熱伝達板1
L の低温脚部12L −2間に嵌合された状態で、熱電
対群棒状積層体と平行に設けられている。
【0030】熱電対群棒状積層体の下上両端には、それ
ぞれ、陽極板13pおよび陰極板13cを介して、固定
板16−1,16−2が設けらている。固定板16−
1,16−2には、高温熱伝達パイプ15H および低温
熱伝達パイプ15L が貫通する貫通孔が空けられている
と共に、それぞれ、上記固定螺子14−1および14−
2による螺合を可能とする捩子孔が空けられている。更
に、固定板16−1,16−2の四隅には、中心軸C方
向に延在し、かつ両端に雄捩子の切られた4本のフレー
ム固定螺子17の貫通を許す貫通孔が空けられている。
固定板16−1,16−2は、4本のフレーム固定螺子
17と8個のナット18とによって、H字形状の螺子固
定板19−1,19−2を介して固定される。すなわ
ち、固定板16−1,16−2と、4本のフレーム固定
螺子17と、8個のナット18と、螺子固定板19−
1,19−2とによってフレームが構成されている。
【0031】尚、陽極板13pは、中心軸cと直交し、
かつ高温脚部12H −2及び低温脚部12L −2の延在
方向と直交する方向(図1(a)の手前方向)に延在し
た舌部(図示せず)を有し、この舌部は図1(a)の手
前側に設置されるだろう熱電発電用サブユニットの陰極
板として使用される。同様に、陰極板13cも、上記陽
極板13pの舌部とは逆方向(図1(a)の奥行き方
向)に延在した舌部13c−1を有し、この舌部13c
−1は図1(b)の2点鎖線で示した別の熱電発電用サ
ブユニット10´の陽極板13p´として使用される。
【0032】尚、高温熱伝達パイプ15H および低温熱
伝達パイプ15L は、それぞれ、図1(a)の上下にお
いて紙面に対して直交する方向に延在して並設された高
温用メインパイプおよび低温用メインパイプと周知のカ
セット式配管構造によって結合されている。すなわち、
このカセット式配管構造によって、熱伝達パイプ15H
および15L とメインパイプとをワンタッチで結合する
ことができる。また、上述したように、図1に示す熱電
発電用サブユニットを適当な個数だけ電気的に直列に接
続することによって、コンパクトな発電システムを提供
できる。また、素子断面積の大きい上記板状素子を用い
ることによって、従来の熱電気変換モジュールを使用し
た発電システムよりも、構造を単純化し、小型化するこ
とができる。板状素子の断面積が大きく、その抵抗が著
しく小さいので、本熱電発電用サブユニット10を複数
個使用した発電システムは、大電力型熱発電装置とし
て、特にその能力を遺憾なく発揮するだろう。
【0033】以下、図1に示す熱電発電用サブユニット
10の動作について説明する。高温用メインパイプから
高温熱伝達パイプ15H 中に熱水などの高温媒体を流す
と共に、低温用メインパイプから低温熱伝達パイプ15
L 中に冷水などの低温媒体を流す。すなわち、図1
(a)の右側を加熱し、左側から放熱する。これによ
り、熱が、高温熱伝達板12H →N型半導体素子11n
→低温熱伝達板12L の経路および高温熱伝達板12H
→P型半導体素子11p→低温熱伝達板12L の経路を
通って伝導する。これにより、21枚の高温熱伝達板1
H と20枚の低温熱伝達板12L との間に温度差を生
じ、ゼーベック効果によりN型半導体素子11nに負、
P型半導体素子11pに正の熱起電力が発生する。した
がって、陽極板13pと陰極板13cとの間に負荷を接
続すると、図1(a)の上方(陰極板13c)から下方
(陽極板13p)へ熱電流が流れる。
【0034】N型半導体素子11nおよびP型半導体素
子11pを構成する熱電材料としては、溶成材、粉末焼
結材、及び複合材などを使用できるが、上述したよう
に、(Bi,Sb)2 (Te,Se)3 系半導体化合物
を使用するのが好ましい。
【0035】次に、N型半導体素子11nの熱電材料と
してBi2 (Te,Se)3 を主成分とするN型半導体
化合物を、P型半導体素子11pの熱電材料として(B
i,Sb)2 Te3 を主成分とするP型半導化合物を、
それぞれ使用した場合のN型半導体素子11nおよびP
型半導体素子11pの製造方法について説明する。ここ
では、N型半導体化合物およびP型半導化合物として、
それぞれ、下記の化学式1および化学式2で表される原
料を使用した。
【0036】
【化1】
【0037】
【化2】
【0038】これらN型半導体化合物およびP型半導化
合物の原料を、それぞれ、1kg秤量し、石英管中に真
空封入した。これらを横型電気抵抗炉中で溶解、凝固さ
せた。このようにして得られた2個の鋳塊を平底石英管
るつぼの中に、それぞれ、別の2つのセラミック材とと
もに挿入し、真空封入した。ここで、セラミック材とし
て、外形が直径30φで長さ100mmの円柱形状であ
り、長手方向に延在したセルと呼ばれる空腔が多数ハニ
カム状に形成されたものを使用した。各セルは、1mm
×1mmの断面形状をもつ。このような構造をもつセラ
ミック材は、ハニカムストレーナーと呼ばれる。これら
を、立型電気抵抗炉の中にセットし、加熱溶解した。上
記平底石英管るつぼを降下速度2mm/時間をもって降
下させ、ハニカムストレーナーの個々のセルの中で溶解
された溶湯を、凝固面で42℃/cmの温度勾配をもっ
て凝固させた。これによって、各セルの中で、断面積1
×1mm2 の化合物単結晶が得られた。この化合物単結
晶をそれぞれのセルの長手方向に結晶C面に略平行に成
長させ、N型およびP型の2つの複合素子材を得た。
【0039】N型複合素子材およびP型複合素子材の各
々は、直径30φで長さ100mmの円柱形状をしてい
る。N型複合素子材を板厚2mmに切断して、50枚の
切断薄板(N型熱電半導体薄膜層)を得、これら切断薄
板の表面を各々研磨して後、Niメッキ(導電性薄膜)
を施した。このようにして、50枚のN型複合素子板が
得た。この得られたN型複合素子板の各々がN型半導体
素子11nである。同様に、P型複合素子材を板厚2m
mに切断して、50枚の切断薄板(P型熱電半導体薄膜
層)を得、これら切断薄板の表面を各々研磨して後、N
iメッキ(導電性薄膜)を施した。このようにして、5
0枚のP型複合素子板を得た。この得られたP型複合素
子板の各々がP型半導体素子11pである。
【0040】本発明者等は、このようにして製造したN
型半導体素子11nおよびP型半導体素子11pが、測
定の結果、下記の表1で表される熱電特性をもっている
ことを確認した。
【0041】
【表1】
【0042】図2に熱電発電用サブユニット10を構成
する高温熱伝達板12H および低温熱伝達板12L の代
わりに使用される熱伝達部材12aを示す。図2におい
て、中央部に熱伝達部材12aの平面図を、上部にA−
A断面図を、左側にB−B断面図を、下部にC−C断面
部を示す。この熱伝達部材12aは対流伝達機構をもっ
ている。
【0043】詳細に説明すると、熱伝達部材12aは、
形状が高温熱伝達板12H (低温熱伝達板12L )と同
一で、互いに所定距離離れて対向配置された上板12a
−1および下板12a−2と、これら上板12a−1お
よび下板12a−2の外周縁を覆って熱伝達部材12a
内に空洞を形成するフレーム枠12a−3と、上板12
a−1および下板12a−2間に挟まれて胴体部の中央
に設けられた円板12a−4と、脚部の空洞に詰め込ま
れた充填物12a−5とを有する。このような構成によ
り、熱伝達部材12aの胴体部には環状の中空部12a
−6が形成される。このため、図2の矢印に示すよう
に、環状の中空部12a−6において熱を対流伝達する
ことができる。ここで、充填物12a−5や中空部12
a−6に熱伝達特性の良好な物や流体を収納することが
好ましい。
【0044】本発明は上記実施例に限定せず、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可能なの
は勿論である。例えば、上記熱電発電用サブユニット1
0において、高温熱伝達パイプ15H および低温熱伝達
パイプ15L に熱水や冷水を流す代わりに、熱電流の流
れる方向に外部から直流を流すことにより、高温熱伝達
パイプ15H 中を流れる水を冷やしたり、低温熱伝達パ
イプ15L 中を流れる水を温めたりすることができる。
すなわち、冷温水供給サブユニットとしても使用するこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】このように本発明は、素子直列型積層構
造を採用することによって、従来のモジュール構造で避
けることの出来なかった欠点の一つである熱歪みによる
素子破壊の問題を解決できる。また、対流伝達機構をも
つ熱伝達部材及び薄膜層をもつ新型素子を用いる事によ
って、発電能力を下げずに、サブユニットをより小型に
することが可能である。素子破壊を避けることによっ
て、製品寿命を著しく延ばすことができる。また、カセ
ット式サブユニットを用いることによって、よりコンパ
クトな発電システムを組み立てることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による積層型熱電変換装置
(熱電発電用サブユニット)の構造を示した図で、
(a)は正面図、(b)は上面図である。
【図2】図1に示す熱電発電用サブユニットを構成する
熱伝達板の代わりに使用される熱伝達部材の構造を示す
図である。
【図3】従来の熱電気変換モジュールの構成を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 積層型熱電変換装置(熱電発電用サブユニッ
ト) 11n N型半導体素子 11p P型半導体素子 12H 高温熱伝達板 12L 低温熱伝達板 13p,13c 電極板 14−1,14−2 固定螺子 15H 高温熱伝達パイプ 15L 低温熱伝達パイプ 16−1,16−2 固定板 17 フレーム固定螺子 18 ナット 19−1,19−2 螺子固定板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹治 雍典 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内 (72)発明者 増本 健 宮城県仙台市青葉区上杉三丁目8番22号 (72)発明者 中川 康昭 宮城県仙台市青葉区八幡4丁目8番6号 (72)発明者 金子 武次郎 宮城県仙台市青葉区旭ヶ丘3丁目13番8号 (72)発明者 佐藤 利三郎 宮城県仙台市青葉区八幡3丁目7−15 (72)発明者 久保木 實 宮城県仙台市泉区加茂4丁目6番3号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心がほぼ中心軸に一致するように、前
    記中心軸に沿って所定間隔で配置された複数枚のN型半
    導体素子(11n)と、 各々が隣接する2枚の前記N型半導体素子のほぼ中間に
    位置するように、前記中心軸に沿って前記所定間隔で配
    置された複数枚のP型半導体素子(11p)と、 前記複数枚のN型半導体素子と前記複数枚のP型半導体
    素子との隙間に、前記所定間隔で配置された複数枚の高
    温熱伝達板(12H )と、 前記複数枚のN型半導体素子と前記複数枚のP型半導体
    素子との残りの隙間に、前記所定間隔で配置された複数
    枚の低温熱伝達板(12L )と、 両端にある高温熱伝達板又は低温熱伝達板の2枚の端熱
    伝達板に設けられた一対の電極板(13p,13c)と
    を備えたことを特徴とする積層型熱電変換装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の電極が互いに近接する方向に
    押圧する押圧手段(14−1,14−2)を有する請求
    項1記載の積層型熱電変換装置。
  3. 【請求項3】 前記N型半導体素子の各々が、N型熱電
    半導体薄膜層と、該N型熱電半導体薄膜層の表面を覆う
    導電性薄膜とから成り、前記P型半導体素子の各々が、
    P型熱電半導体薄膜層と、該P型熱電半導体薄膜層の表
    面を覆う導電性薄膜とから成る請求項1又は2記載の積
    層型熱電変換装置。
  4. 【請求項4】 前記高温熱伝達板(12H )の各々が、
    前記N型半導体素子と前記P型半導体素子との間に挟ま
    れる高温胴体部(12H −1)と、該高温胴体部から前
    記中心軸方向と直交する方向に延在し、かつ互いに所定
    離れた一対の高温脚部(12H −2)とを有し、 前記低温熱伝達板(12L )の各々が、前記N型半導体
    素子と前記P型半導体素子との間に挟まれる低温胴体部
    (12L −1)と、該低温胴体部から前記高温脚部とは
    逆方向に延在し、かつ互いに所定離れた一対の低温脚部
    (12L −2)とを有する請求項1又は2記載の積層型
    熱電変換装置。
  5. 【請求項5】 前記高温胴体部および前記低温胴体部の
    各々が、環状の中空部(12a−6)を有する請求項4
    記載の積層型熱電変換装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の高温熱伝達板の前記一対の高
    温脚部間に嵌合された高温熱伝達パイプ(15H )と、
    前記複数の低温熱伝達板の前記一対の低温脚部間に嵌合
    された低温熱伝達パイプ(15L )とを有する請求項4
    又は5記載の積層型熱電変換装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載した積層型熱電変換装置
    において、前記高温熱伝達パイプ(15H )および前記
    低温熱伝達パイプ(15L )にそれぞれ高温媒体および
    低温媒体を流して発電を行う熱電発電用サブユニット。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載した熱電発電用サブユニ
    ットを複数個、電気的に直列に接続し、前記高温熱伝達
    パイプおよび前記低温熱伝達パイプをメインパイプにカ
    セット式配管構造を介して結合してなる発電システム。
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