JP3198399B2 - 半導体熱電モジュール - Google Patents

半導体熱電モジュール

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JP3198399B2 JP05868095A JP5868095A JP3198399B2 JP 3198399 B2 JP3198399 B2 JP 3198399B2 JP 05868095 A JP05868095 A JP 05868095A JP 5868095 A JP5868095 A JP 5868095A JP 3198399 B2 JP3198399 B2 JP 3198399B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体熱電素子を複数
個使用して構成される半導体熱電モジュールに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮方式の冷凍冷蔵庫や空調機な
どの冷却システムに使用される冷却媒体として、クロロ
フルオロカーボン(CFCsフロン)が主に使用されて
いる。しかしながら、クロロフルオロカーボンは、オゾ
ン層を破壊するということで、現在、地球的な社会問題
となっている。このようなクロロフルオロカーボンによ
る地球環境への悪影響を考慮して、1995年以降、ク
ロロフルオロカーボンを製造することを禁止することが
国連会議において決定された。これに対処するため、冷
凍冷蔵庫や空調機等を製造する各メーカでは、上記フロ
ンに代わる、いわゆる、地球にやさしい代替フロンを開
発したり、或いはフロンを使用する圧縮方式の冷却シス
テムに代わって、フロンを使用しない新しい冷却システ
ムを開発することが急務となっている。
【0003】このようなフロンを使用しない冷却システ
ムとして、最近、熱電子冷却方式の冷却システムが、フ
ロンを使用する従来の圧縮方式の冷却システムの代替シ
ステムとして、非常に有望視されている。何故なら、熱
電子冷却方式の冷却システムは、フロンを使用しないの
で、環境に対して非常にクリーンであり、地球環境を汚
染するという心配がないからである。
【0004】この熱電子冷却方式の冷却システムにおい
ては、熱と電気との間の変換を行う熱電材料として、
(Bi,Sb)2 (Te,Se)3 系半導体化合物など
の優れた熱電子冷却特性を示す材料が使用されている。
この(Bi,Sb)2 (Te,Se)3 系半導体化合物
の単結晶材が低温度領域において優れた熱電特性をもつ
ことは、古くから知られている。しかしながら、この単
結晶材は、その結晶のC面内の結合力が弱く、劈開し易
いという欠陥をもっている。それ故に、(Bi,Sb)
2 (Te,Se)3 系半導体化合物の実用材としては、
溶成材や粉末焼結材が使用されている。
【0005】熱電子冷却方式の冷却システムは、単独の
半導体熱電素子やそれを複数個組み合わせることによっ
て構成された熱電変換モジュールをその主要部品として
含んでいる。ここで、半導体熱電素子とはゼーベック効
果またはペルチェ効果を利用した素子である。
【0006】周知のように、ゼーベック効果とは、2つ
の異なる金属などの導電材料(または半導体材料)で回
路を作り、その二つの接続点の温度を異なった温度にす
ると、閉回路に起電力を生じ電流が流れる現象(すなわ
ち、熱的エネルギーが電気的エネルギーに変換される現
象)のことをいい、熱電効果とも呼ばれる。このとき流
れる電流は熱電流と呼ばれ、この1組の導電材料(また
は半導体材料)は熱電対と呼ばれる。このゼーベック効
果を利用したものが熱電発電である。
【0007】一方、ペルチェ効果は、熱電効果とは逆の
現象で、熱電流が流れる方向に外部から電流を流すと、
熱電流が流れるときの高温の接点では熱の吸収が起こ
り、低温の接点では熱の発生が起きる現象(すなわち、
電気的エネルギーが熱的エネルギーに変換される現象)
のことをいう。このペルチェ効果を利用したものが熱電
冷却である。
【0008】近年、傾斜機能技術、スクリーン印刷等の
周辺技術の発展に伴い、半導体熱電素子及び熱電変換モ
ジュールの製造技術は著しく発展してきている。
【0009】図15に従来の熱電変換モジュールの構成
を示す。図示の熱電変換モジュールは、複数の半導体素
子材チップが平面上に配列されたチップ層31を有す
る。詳細に説明すると、図示のチップ層31は49個
(図面では5個のみ図示する)のN型半導体素子材チッ
プ31nと、49個(図面では5個のみ図示する)のP
型半導体素子材チップ31pとを有し、これらは図面の
左右および手前奥行き方向に交互に所定距離離れて、図
面の上方から見たとき格子状に配置されている。但し、
4隅の内の2つは、外部に電力を供給したりあるいは外
部から直流を流すための一対の電極(図示せず)として
使用されるので、これらの位置には半導体素子材チップ
が存在しない。
【0010】チップ層31の上面および下面は、それぞ
れ、上半田層32uおよび下半田層32dによって、4
9枚(図面では5枚のみ図示する)の上金属セグメント
から成る上金属層33uおよび50枚(図面では6枚の
み図示する)の下金属セグメントから成る下金属層33
dに接合されている。ここで、熱電変換モジュールを熱
電発電に使用する場合、チップ層31の上面側の上金属
層33uは、図示しない高熱源によって高温にされるの
で高温側接合金属層と呼ばれ、チップ層31の下面側の
下金属層33dは、図示しない低熱源によって低温にさ
れるので、低温側接合金属層と呼ばれる。
【0011】上金属層33uおよび下金属層33d間に
挟まれた一対のN型半導体素子材チップ31nおよびP
型半導体素子材チップ31pによって、1個の熱電対
(熱電気変換素子)が構成される。図15から明らかな
ように、各熱電対(熱電気変換素子)は、π字型の構造
をしている。従って、図示の熱電気変換モジュールは各
々がπ字型構造を基本構造とした49個の熱電対(熱電
気変換素子)から成る。また、N型半導体素子材チップ
31nおよびP型半導体素子材チップ31pの各々は、
熱電変換用基本素子と呼ばれる。
【0012】図15に示されるように、これら49個の
熱電対は49枚の上金属セグメントおよび50枚の下金
属セグメントを介して電気的に直列に接続されている。
また、チップ層31の上面側に上金属層(高温側接合金
属層)33uが、下面側に下金属層(低温側接合金属
層)33dが配置されるので、これら49個の熱電対は
熱的に並列に配列されている。上金属層33uの上面に
は、傾斜機能技術等により銀ろう34uを介して上絶縁
薄板35uが固着されている。同様に、下金属層33d
の下面には、傾斜機能技術等により銀ろう34dを介し
て下絶縁薄板35dが固着されている。熱電変換モジュ
ールを熱電発電に使用する場合、上述したのと同じ理由
により、上絶縁薄板35uおよび下絶縁薄板35dは、
それぞれ、高温側絶縁薄板および低温側絶縁薄板と呼ば
れる。このようにして、熱電変換モジュールは平板状に
組み立てられる。
【0013】尚、後述するように、この熱電変換モジュ
ールを熱電発電に使用する場合には、下絶縁薄板(低温
側絶縁薄板)35dを低温に保つ必要があり、また、熱
電変換モジュールを熱電冷却に使用する場合には、下絶
縁薄板35dから発熱させる必要がある。そのため、図
15に示すように、一般的に、下絶縁薄板35dの下面
に、グリース36を介して放熱板37が固着される。
【0014】このような構造の熱電変換モジュールを熱
電発電に使用する場合、高熱源によって上絶縁薄板(高
温側絶縁薄板)35uを加熱し、かつ低熱源及び/又は
放熱板37によって下絶縁薄板(低温側絶縁薄板)35
dから放熱させる。これにより、高温側絶縁薄板35u
と低温側絶縁薄板35dとの間に大きな温度差を与えて
発電機能(ゼーベック効果)を得る。このとき、上記一
対の電極に負荷を接続することにより、上金属セグメン
トおよび下金属セグメントの各々では、図15におい
て、右側から左側の方向に熱電流が流れ、負荷に電力を
供給することができる。
【0015】逆に、熱電変換モジュールを熱電冷却に使
用する場合、上記熱電流が流れる方向と同じ方向に外部
から一方の電極から他方の電極に直流を流す。すると、
上絶縁薄板35uはその周囲から熱を吸収することによ
りその周囲を冷却し、下絶縁薄板35dはその周囲に熱
を発生してその周囲を加熱する。このように、上絶縁薄
板35uと下絶縁薄板35dとの間に温度差を発生させ
ることにより冷却機能(ペルチェ効果)を得ることがで
きる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱電気変換モジュールは、構造的に、次に述べる様な欠
点をもっている。すなわち、チップ層31と上金属層3
3uおよび下金属層33dとが上半田層32uおよび下
半田層32dによって接合されていることに問題があ
る。本来、半田接合は、一旦、半田を凝固させた後は室
温近傍で、その接合機能を果たすように設計されてい
る。しかるに、上記従来の熱電変換モジュールの構造で
は、熱電発電として使用する場合、上述したように半導
体熱電素子の両側(図15の上下側)にある高温側絶縁
薄板35u及び低温側絶縁薄板35d間に大きな温度差
を与えて発電機能(ゼーベック効果)を得、或いは熱電
冷却として使用する場合、上述したように49個の熱電
対に直流を流して上絶縁薄板35u及び下絶縁薄板35
d間に温度差を発生させることにより冷却機能(ペルチ
ェ効果)を得ている。
【0017】周知のように、上半田層32uおよび下半
田層32dに使用される半田は、鉛(Pb)及び錫(S
n)を主成分とし、その共晶点(錫63重量%,鉛37
重量%)近傍の組成を持ち、それらが細かく分散された
層状組織をもっている。ところが、上記構造の熱電変換
モジュールでは、熱電発電として使用する場合には高温
側接合金属33u側の上半田層32uが、熱電冷却とし
て使用する場合には下金属層33d側の下半田層32d
が、長時間、半田の融点(約183℃)直下温度に保持
される場合がある。このような場合、その温度に保持さ
れた半田の層状組織は粗大化し、その半田の形状が変形
することは、半田の特性を示す状態図からみて十分に考
えられ得る。チップ層31と上金属層33u又は下金属
層33dとの間の個々の接合層で生じる上半田層32u
または下半田層33dの層状組織の変化は、チップ層3
1を構成するN型半導体素子材チップ31nおよびP型
半導体素子材チップ31pと上金属層33u及び下金属
層33dを構成する金属セグメントと間の半田接合層
(上半田層32uおよび下半田層32d)に不均一な熱
剪断応力を加えることになる。これが、熱電変換用基本
素子の劈開及び破壊の原因をつくることなり、熱電特性
に影響を与えてしまう。
【0018】本発明の課題は、半導体素子材チップの材
料として、溶成材や粉末焼結材ばかりでなく単結晶や一
方向凝固材をも使用できる半導体熱電素子を有する半導
体熱電モジュールを提供し、劈開しても、室温近傍で最
も優れた熱電特性を有し、(Bi,Sb)2 (Te,S
e)3 化合物単結晶材の使用を可能にする半導体熱電モ
ジュールを提供することである。
【0019】
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、螺子孔
を有する第1の金属セグメント上にN型熱電素子及びP
型熱電素子を接合し、前記N型熱電素子及び前記P型熱
電素子の上に螺子孔を有する金属ブロックを接合してな
る半導体熱電素子を複数個と、該複数個の半導体熱電素
子を互いに電気的に結合する複数枚の第2の金属セグメ
ントと、前記金属ブロックの螺子孔に螺合して、前記複
数個の半導体熱電素子を前記複数枚の第2の金属セグメ
ントに固定するための固定螺子とを有し、複数枚の前記
第2の金属セグメントの各々には前記固定螺子を通すた
めの貫通孔が空けられている半導体熱電モジュールが得
られる。
【0021】
【0022】
【作用】本発明では、半導体素子材チップをその両端面
で一対の金属ブロックで挟み接合してなる半導体熱電素
子(以下、これをダブル・ハンバーガー型半導体熱電素
子と呼ぶ)を使用する。ダブル・ハンバーガー型基本素
子構造を採ることによって、半導体素子材チップの材料
として、劈開し易いが優れた熱電特性をもつ単結晶およ
び一方向凝固材も、溶成材および粉末焼結材と同様に、
使用する事が可能になる。金属ブロックを半導体素子材
チップに接合することによって、半導体素子材チップの
機械的強度の弱さを補強できる。従って、たとえ半導体
熱電素子が面に直角に劈開しても、半導体素子材チップ
の断面積に変化がなく、熱電特性に影響を及ぼすことが
ない。
【0023】又、本発明では、前記ダブル・ハンバーガ
ー型半導体熱電素子の他に、螺子孔を有する金属セグメ
ント上にN型熱電素子及びP型熱電素子を接合し、前記
N型熱電素子及び前記P型熱電素子の上に螺子孔を有す
る金属ブロックを接合して形成されてなる半導体熱電素
子(以下、これをツイン・ハンバーガー型半導体熱電素
子と呼ぶ)を使用する。この場合も前記ダブル・ハンバ
ーガー型半導体熱電素子の場合と同様に、たとえ半導体
熱電素子が面に直角に劈開しても、半導体素子材チップ
の断面積に変化がなく、熱電特性に影響を及ぼすことが
ない。
【0024】前記ダブル・ハンバーガー型半導体熱電素
子と金属セグメントとの間の結合を螺子止めにし、その
間隙にペースト状金属を塗布することによって形成され
る半導体熱電モジュール(以下、ダブル・ハンバーガー
型半導体熱電モジュールと呼ぶ)によれば、従来の熱電
特性の効果を保ちつつ、熱剪断応力の緩和を可能ならし
め、従来のπ字型半導体熱電素子を使用するモジュール
構造の欠陥を回避することができる。
【0025】又、複数個のツイン・ハンバーガー型半導
体熱電素子と複数枚の金属セグメントとが、固定螺子で
金属ブロックの螺子孔に螺合することによって固定され
て形成される半導体熱電モジュール(以下、ツイン・ハ
ンバーガー型半導体熱電モジュールと呼ぶ)の場合も上
記同様、従来の熱電特性の効果を保ちつつ、熱剪断応力
の緩和を可能ならしめ、従来のπ字型半導体熱電素子を
使用するモジュール構造の欠陥を回避することができ
る。
【0026】本発明の半導体熱電モジュールでは、半導
体熱電素子と金属セグメントとを螺子を用いて固定する
ので、従来のような固定基板(上下にある絶縁薄板)を
必ずしも必要としない。また、モジュール内の熱の伝達
を、金属製熱伝達板と金属セグメントとの間に挟まれた
絶縁シートを通して行うので、熱の伝達効率を著しく向
上させることができる。
【0027】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図7を参照して説
明する。図5〜図7は、図1及び図3に示された半導体
熱電素子を有する本発明の半導体熱電モジュールの構造
を示し、図6及び図7は図5の半導体熱電モジュールの
変形例である。図1に示された半導体熱電素子10は、
半導体素子材チップとしての円板形状をしたN型熱電素
子11n及びP型熱電素子11pと、このN型熱電素子
11n及びP型熱電素子11pの両端面を挟む一対の金
属ブロック12とを有し、これらを接合した構造をも
つ。N型熱電素子11n及びP型熱電素子11pは、1
以下の形状因子A(素子材の板厚/断面積)をもつこと
が好ましい。本実施例では、各金属ブロック12は、N
型熱電素子11n及びP型熱電素子11pのほぼ中心軸
に沿って空けられた螺子孔12aをもつ。このようなダ
ブル・ハンバーガー型半導体熱電素子構造では、前記半
導体素子材チップの機械的強度の弱さを金属ブロック1
2によって補強することができる。したがって、たとえ
前記半導体素子材チップの面に直角に劈開したり、又は
亀裂が入ったとしても、その半導体素子材チップの断面
積に変化は生じない。それ故、半導体熱電素子10の電
気抵抗は変化せず、ゼーベック効果に基づく熱電特性に
も影響を与えることはない。
【0028】尚、N型熱電素子11n及びP型熱電素子
11pは、それぞれ金属ブロック12に半田付けによっ
て接合される。したがって、金属ブロック12に空けら
れた螺子孔12aは、図示したように貫通孔でもよい
し、途中まで螺刻された凹状の孔であってもよい。
【0029】図2に、本実施例の半導体熱電モジュール
に使用される半導体熱電素子の他の実施例を示す。図示
されたように、半導体熱電素子10Aは、金属ブロック
12の螺子孔12aの各々に螺子13が螺合されている
点を除いて、図1に示した半導体熱電素子10と同様の
構成を有する。このような構造をもつ半導体熱電素子1
0Aも、図1に示した半導体熱電素子10と同様の作用
効果を有することは明白である。尚、本実施例では、金
属ブロック12と螺子13とが別体であるが、これらを
一体に構成しても良いのは勿論である。
【0030】図3に図1に示した半導体熱電素子10を
2個使用して構成した半導体熱電素子を示す。図示の半
導体熱電素子は図1に示した半導体熱電素子10を2個
有する。これら2個の半導体熱電素子10を間に挟んで
3枚の金属セグメント14が設けられている。各金属セ
グメント14には、その両端側に金属ブロック12に空
けられた螺子孔12aに対応する2つの貫通孔14aが
空けられている。2個の半導体熱電素子10と3枚の金
属セグメント14とは、螺子孔12aと貫通孔14aと
の位置を合わせた状態で、4個の固定螺子15によって
固定される。半導体熱電素子10(金属ブロック12)
と金属セグメント14との接合面には、接触抵抗を低減
する為に、ペースト状のInGa合金が塗布されてい
る。
【0031】このように、半導体熱電素子10と金属セ
グメント14との結合を螺子止めにし、それらの間の間
隙にペースト状金属を塗布しているので、従来の熱電特
性の効果を保ちつつ、熱剪断応力を緩和させることがで
きる。これにより、従来のπ字型半導体熱電素子および
それを使用したモジュール構造の欠陥を回避することが
できる。また、半導体熱電素子10と金属セグメント1
4とを固定螺子15を用いて固定しているので、従来の
半導体熱電素子において必要であった固定基板を省くこ
ともできる。
【0032】図4に図2に示した半導体熱電素子10A
を2個使用して構成した半導体熱電素子を示す。これら
2個の半導体熱電素子10Aを間に挟んで3枚の金属セ
グメント14が設けられている。各金属セグメント14
には、その両端側に金属ブロック12に設けられた螺子
13を貫通可能とする2つの貫通孔14aが空けられて
いる。2個の半導体熱電素子10Aと3枚の金属セグメ
ント14とは、貫通孔14aに螺子13を貫通させた状
態で、4個のナット15Aによって固定される。半導体
熱電素子10A(金属ブロック12)と金属セグメント
14との接合面には、接触抵抗を低減する為に、ペース
ト状のInGa合金が塗布されている。
【0033】このような構造を有する半導体熱電素子
も、図3に示したものと同様の作用効果を奏することは
明らかである。
【0034】図5乃至図7を参照して、図3に示したよ
うな半導体熱電素子を複数個使用して構成した半導体熱
電モジュールと一対の熱伝達板とを結合する方法につい
て説明する。
【0035】図5に示す結合方法では、一対の熱伝達板
16として、固定螺子15の頭部を収容可能な凹部16
aと、この凹部16aから連続して固定螺子15の螺子
部を貫通可能な貫通孔16bとを有するものを使用して
いる。一対の熱伝達板16間に半導体熱電モジュールを
挟んだ状態で、半導体熱電モジュールと熱伝達板16と
が固定螺子15によって同時に固定されている。金属セ
グメント14と熱伝達板16との間に絶縁シート17が
挟まれている。また、この例では、固定螺子15としし
て絶縁性のものが使用されている。絶縁シート17は薄
板または膜から成るが、可能な限り薄い方が好ましい。
この結合方法は、半導体熱電モジュールと一対の熱伝達
板とを固定螺子15によって固定するので、螺子固定方
法と呼ばれる。
【0036】図6に示す結合方法では、一対の熱伝達板
16Aとして、固定螺子15の頭部を貫通可能な貫通孔
16Aaを有するものを使用している。この結合方法で
は、一対の熱伝達板16Aに半導体熱電モジュールを固
定するのではなく、嵌め込み方法を採用している。すな
わち、固定螺子15の頭部が貫通孔16Aa内に収容さ
れた状態で、一対の熱伝達板16A間に半導体熱電モジ
ュールを挟み、一対の熱伝達板16Aが互いに近接する
方向に一対の熱伝達板16Aを加圧して半導体熱電モジ
ュールに密着させる。したがって、この結合方法は加圧
密着方法と呼ばれる。
【0037】図7に示す結合方法では、一対の熱伝達板
として図5に示した熱伝達板16と図6に示した熱伝達
板16Aを使用している。熱伝達板16は半導体熱電モ
ジュールに固定螺子15で固定され、熱伝達板16Aは
半導体熱電モジュールに加圧密着される。したがって、
この結合方法は螺子固定/加圧密着方法と呼ばれる。
【0038】上述したような構造によると、半導体熱電
モジュール内の熱伝達が、熱伝達板16と金属セグメン
ト14との間の絶縁シート17を通して行われるので、
熱の伝達効率を著しく向上させることができる。尚、図
5乃至図7に示したいずれの結合方法においても、絶縁
シート17と金属セグメント14との表面に熱伝導性の
良いグリースを塗布することが好ましい。また、上記結
合方法では、半導体熱電モジュールを構成する半導体熱
電素子として図3に示すものを使用しているが、図4に
示す半導体熱電素子を使用しても良いのは勿論である。
【0039】次に、本発明の他の実施例を図8〜図14
を参照して説明する。図12〜図14は、図8及び図1
0に示された半導体熱電素子を有する本発明の半導体熱
電モジュールの構造を示し、図13及び図14は図12
の半導体熱電モジュールの変形例である。図8に示され
半導体熱電素子20は、螺子孔12aを有する金属セ
グメント14上にN型熱電素子11n及びP型熱電素子
11pを接合し、N型熱電素子11n及びP型熱電素子
11pの上にそれぞれ金属ブロック12を接合して形成
されている。N型熱電素子11n及びP型熱電素子11
pは、1以下の形状因子A(素子材の板厚/断面積)を
もつことが好ましい。本実施例では、各金属ブロック1
2は、N型熱電素子11n及びP型熱電素子11pのほ
ぼ中心軸に沿って空けられた螺子孔12aをもつ。この
ようなツイン・ハンバーガー型半導体熱電素子構造で
は、上述のダブル・ハンバーガー型半導体熱電素子構造
と同様に、前記半導体素子材チップの機械的強度の弱さ
を金属ブロック12によって補強することができる。し
たがって、たとえ前記半導体素子材チップの面に直角に
劈開したり、又は亀裂が入ったとしても、その半導体素
子材チップの断面積に変化は生じない。それ故、半導体
熱電素子10の電気抵抗は変化せず、ゼーベック効果に
基づく熱電特性にも影響を与えることはない。
【0040】尚、N型熱電素子11n及びP型熱電素子
11pは、それぞれ金属ブロック12に半田付けによっ
て接合される。したがって、金属ブロック12に空けら
れた螺子孔12aは、図示したように貫通孔でもよい
し、途中まで螺刻された凹状の孔であってもよい。
【0041】図9に、本実施例に係る半導体熱電モジュ
ールに使用される半導体熱電素子の他の実施例を示す。
図示されたように、半導体熱電素子20Aは、金属ブロ
ック12の螺子孔12aの各々に螺子13が螺合されて
いる点を除いて、図8に示した半導体熱電素子10と同
様の構成を有する。このような構造をもつ半導体熱電素
子20Aも、図8に示した半導体熱電素子20と同様の
作用効果を有することは明白である。尚、本実施例で
は、金属ブロック12と螺子13とが別体であるが、こ
れらを一体に構成しても良いのは勿論である。
【0042】図10に図8に示した半導体熱電素子20
を2個使用して構成した半導体熱電素子を示す。図示の
半導体熱電素子は、図8に示した半導体熱電素子20の
2つの金属ブロック12上にそれぞれ金属セグメント1
4を接合して形成されている。各金属セグメント14に
は、その両端側に金属ブロック12に空けられた螺子孔
12aに対応する2つの貫通孔14aが空けられてい
る。半導体熱電素子20と3枚の金属セグメント14と
は、螺子孔12aと貫通孔14aとの位置を合わせた状
態で、4個の固定螺子15によって固定される。半導体
熱電素子20(金属ブロック12)と金属セグメント1
4との接合面には、接触抵抗を低減する為に、ペースト
状のInGa合金が塗布されている。
【0043】このように、半導体熱電素子20と金属セ
グメント14との結合を螺子止めにし、それらの間の間
隙にペースト状金属を塗布しているので、従来の熱電特
性の効果を保ちつつ、熱剪断応力を緩和させることがで
きる。これにより、従来のπ字型半導体熱電素子および
それを使用したモジュール構造の欠陥を回避することが
できる。また、半導体熱電素子20と金属セグメント1
4とを固定螺子15を用いて固定しているので、従来の
半導体熱電素子において必要であった固定基板を省くこ
ともできる。
【0044】図11に図9に示した半導体熱電素子20
Aを使用して構成した半導体熱電素子を示す。半導体熱
電素子20Aを間に挟んで3枚の金属セグメント14が
設けられている。各金属セグメント14には、その両端
側に金属ブロック12に設けられた螺子13を貫通可能
とする2つの貫通孔14aが空けられている。2個の半
導体熱電素子10Aと3枚の金属セグメント14とは、
貫通孔14aに螺子13を貫通させた状態で、4個のナ
ット15Aによって固定される。半導体熱電素子20A
(金属ブロック12)と金属セグメント14との接合面
には、接触抵抗を低減する為に、ペースト状のInGa
合金が塗布されている。
【0045】このような構造を有する半導体熱電素子
も、図3に示したものと同様の作用効果を奏することは
明らかである。
【0046】図12乃至図14を参照して、図10に示
したような半導体熱電素子を複数個使用して構成した半
導体熱電モジュールと一対の熱伝達板とを結合する方法
について説明する。
【0047】図12に示す結合方法では、一対の熱伝達
板16として、固定螺子15の頭部を収容可能な凹部1
6aと、この凹部16aから連続して固定螺子15の螺
子部を貫通可能な貫通孔16bとを有するものを使用し
ている。一対の熱伝達板16間に半導体熱電モジュール
を挟んだ状態で、半導体熱電モジュールと熱伝達板16
とが固定螺子15によって同時に固定されている。金属
セグメント14と熱伝達板16との間に絶縁シート17
が挟まれている。また、この例では、固定螺子15とし
して絶縁性のものが使用されている。絶縁シート17は
薄板または膜から成るが、可能な限り薄い方が好まし
い。この結合方法は、半導体熱電モジュールと一対の熱
伝達板とを固定螺子15によって固定するので、螺子固
定方法と呼ばれる。
【0048】図13に示す結合方法では、一対の熱伝達
板16Aとして、固定螺子15の頭部を貫通可能な貫通
孔16Aaを有するものを使用している。この結合方法
では、一対の熱伝達板16Aに半導体熱電モジュールを
固定するのではなく、嵌め込み方法を採用している。す
なわち、固定螺子15の頭部が貫通孔16Aa内に収容
された状態で、一対の熱伝達板16A間に半導体熱電モ
ジュールを挟み、一対の熱伝達板16Aが互いに近接す
る方向に一対の熱伝達板16Aを加圧して半導体熱電モ
ジュールに密着させる。したがって、この結合方法は加
圧密着方法と呼ばれる。
【0049】図14に示す結合方法では、一対の熱伝達
板として図12に示した熱伝達板16と図13に示した
熱伝達板16Aを使用している。熱伝達板16は半導体
熱電モジュールに固定螺子15で固定され、熱伝達板1
6Aは半導体熱電モジュールにに加圧密着される。した
がって、この結合方法は螺子固定/加圧密着方法と呼ば
れる。
【0050】上述したような構造によると、半導体熱電
モジュール内の熱伝達が、熱伝達板16と金属セグメン
ト14との間の絶縁シート17を通して行われるので、
熱の伝達効率を著しく向上させることができる。尚、図
12乃至図14に示したいずれの結合方法においても、
絶縁シート17と金属セグメント14との表面に熱伝導
性の良いグリースを塗布することが好ましい。また、上
記結合方法では、半導体熱電モジュールを構成する半導
体熱電素子として図10に示すものを使用しているが、
図11に示す半導体熱電素子を使用しても良いのは勿論
である。
【0051】本発明は、上記実施例に限定せず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可能な
のは勿論である。例えば、上記ダブル・ハンバーガー型
半導体熱電素子及び上記ツイン・ハンバーガー型半導体
熱電素子を有した半導体熱電モジュールにおいて、熱電
素子の両端に金属ブロックを接合せずに直接金属セグメ
ントを接合してもよい。この場合は、金属ブロックがな
い分機械的強度はなくなるが、熱伝達効率は向上する。
【0052】
【発明の効果】このように本発明によれば、金属セグメ
ントへの固定を螺子で行うことが可能な半導体熱電素子
を有する半導体熱電モジュールを提供することができ
る。したがって、従来のような、熱電素子と金属セグメ
ントとの接合を半田接合層によって行う場合に生ずる熱
電素子の劈開及び破壊を防止することができる。また、
熱電素子と金属セグメントとの間隙にペースト状金属を
塗布することによって、それらの間の接触抵抗を低減さ
せることができる。
【0053】又、個々の熱電素子の熱電特性が劣化した
とき、従来ではモジュールごと廃棄してしまっていた
が、本発明によれば、金属セグメントへの固定を螺子で
行っているので、どの素子が不良なのかをチェックし、
その不良素子のみを取り替えることが容易となり、製品
寿命の向上を図ることができる。
【0054】又、ダブル・ハンバーガー型半導体熱電素
を有する半導体熱電モジュールにおいては、利用温度
の異なる2種類以上の組成から構成されるN型素子又は
P型素子を重ね合わせることによって、大きな温度差を
素子の両端面に与えることが可能となる。
【0055】又、ダブル・ハンバーガー型半導体熱電素
を有する半導体熱電モジュールにおいては、利用温度
の異なる2種類以上の組成から構成されるN型素子とP
型素子が重ね合わさって形成されているので、大きな温
度差を素子の両端面に与えることが可能となる。
【0056】又、ツイン・ハンバーガー型半導体熱電素
を有する半導体熱電モジュールにおいては、金属セグ
メントが固定基板と熱伝達基板の両方を兼用した構造を
採っていることにより、熱伝達効率を向上させ、半導体
熱電モジュールのコストも削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体熱電モジュール
に使用される半導体熱電素子の構造の一実施例を示す断
面図である。
【図2】本発明の一実施例による半導体熱電モジュール
に使用される半導体熱電素子の構造の他の実施例を示す
断面図である。
【図3】図1に示した半導体熱電素子と金属セグメント
との基本結合を示す断面図である。
【図4】図2に示した半導体熱電素子と金属セグメント
との基本結合を示す断面図である。
【図5】図1に示した半導体熱電素子を複数個使用して
構成した半導体熱電モジュールと熱伝達板との結合方法
の一例を示す断面図である。
【図6】図1に示した半導体熱電素子を複数個使用して
構成した半導体熱電モジュールと熱伝達板との結合方法
の他の一例を示す断面図である。
【図7】図1に示した半導体熱電素子を複数個使用して
構成した半導体熱電モジュールと熱伝達板との結合方法
の更に他の一例を示す断面図である。
【図8】本発明の他の実施例による半導体熱電モジュー
ルに使用される半導体熱電素子の構造の一実施例を示す
断面図である。
【図9】本発明の他の実施例による半導体熱電モジュー
ルに使用される半導体熱電素子の構造の他の実施例を示
す断面図である。
【図10】図8に示した半導体熱電素子と金属セグメン
トとの基本結合を示す断面図である。
【図11】図9に示した半導体熱電素子と金属セグメン
トとの基本結合を示す断面図である。
【図12】図8に示した半導体熱電素子を複数個使用し
て構成した半導体熱電モジュールと熱伝達板との結合方
法の一例を示す断面図である。
【図13】図8に示した半導体熱電素子を複数個使用し
て構成した半導体熱電モジュールと熱伝達板との結合方
法の他の一例を示す断面図である。
【図14】図8に示した半導体熱電素子を複数個使用し
て構成した半導体熱電モジュールと熱伝達板との結合方
法の更に他の一例を示す断面図である。
【図15】従来の半導体熱電モジュールの構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
10,10A,20,20A 半導体熱電素子 11n N型熱電素子 11p P型熱電素子 12 金属ブロック 12a 螺子孔 13 螺子 14 金属セグメント 15 固定螺子 15A ナット 16,16A 熱伝達板 16a 凹部 16b 貫通孔 16Aa 貫通孔 17 絶縁性薄板(絶縁膜、絶縁シート)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 利三郎 宮城県仙台市青葉区八幡3丁目7番15号 (72)発明者 久保木 實 宮城県仙台市泉区加茂4丁目6番3号 (72)発明者 増本 健 宮城県仙台市青葉区上杉三丁目8番22号 (72)発明者 金子 武次郎 宮城県仙台市青葉区旭ヶ丘3丁目13番8 号 (72)発明者 中川 康昭 宮城県仙台市青葉区八幡4丁目8番6号 (56)参考文献 特開 平4−114485(JP,A) 実公 昭42−7862(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 35/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺子孔を有する第1の金属セグメント上
    にN型熱電素子及びP型熱電素子を接合し、前記N型熱
    電素子及び前記P型熱電素子の上に螺子孔を有する金属
    ブロックを接合してなる半導体熱電素子を複数個と、該
    複数個の半導体熱電素子を互いに電気的に結合する複数
    枚の第2の金属セグメントと、前記金属ブロックの螺子
    孔に螺合して、前記複数個の半導体熱電素子を前記複数
    枚の第2の金属セグメントに固定するための固定螺子と
    を有し、複数枚の前記第2の金属セグメントの各々には
    前記固定螺子を通すための貫通孔が空けられている半導
    体熱電モジュール。
  2. 【請求項2】 螺子孔を有する第1の金属セグメント上
    に間隔をおいて、P型熱電素子とN型熱電素子が載置接
    合され、前記P型熱電素子及び前記N型熱電素子の上に
    螺子孔を有する金属ブロックを接合してなる半導体熱電
    素子を複数個と、該複数個の半導体熱電素子を互いに電
    気的に結合する複数枚の第2の金属セグメントと、前記
    金属ブロックの螺子孔に螺合して、前記複数個の半導体
    熱電素子を前記複数枚の第2の金属セグメントに固定す
    るための固定螺子とを有し、複数枚の前記第2の金属セ
    グメントの各々には前記固定螺子を通すための貫通孔が
    空けられている半導体熱電モジュール。
  3. 【請求項3】 前記複数個の半導体熱電素子と前記複数
    個の第1の金属セグメントとの間隙にペースト状金属が
    塗布されている請求項1又は2記載の半導体熱電モジュ
    ール。
  4. 【請求項4】 前記複数個の半導体熱電素子と前記複数
    個の第2の金属セグメントとの間隙にペースト状金属が
    塗布されている請求項1又は2記載の半導体熱電モジュ
    ール。
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