JPH1064502A - 電池セパレータおよび電池 - Google Patents

電池セパレータおよび電池

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JPH1064502A
JPH1064502A JP8222259A JP22225996A JPH1064502A JP H1064502 A JPH1064502 A JP H1064502A JP 8222259 A JP8222259 A JP 8222259A JP 22225996 A JP22225996 A JP 22225996A JP H1064502 A JPH1064502 A JP H1064502A
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JP
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battery separator
polyphenylene sulfide
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fiber
battery
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JP8222259A
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Hiroyuki Tone
弘之 刀祢
Osamu Okazaki
統 岡崎
Takehiko Mitsuyoshi
威彦 三吉
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電解液の吸液速度、保持性、通気性
ならびに均一性のいずれにも優れた電池セパレータを提
供せんとするものである。 【解決手段】本発明の電池セパレータは、ポリフェニレ
ンサルファイド繊維からなる湿式不織布であり、かつ、
JIS L−1096に規定されたバイレック法に準じ
て測定したとき、30重量%水酸化カリウム水溶液の吸
液速度が10mm/30分以上で、かつ、保液率が100
%以上であることを特徴とするものであり、また、本発
明の電池は、かかる電池セパレータで構成されているこ
とを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニッケルカドミウ
ム電池、ニッケル水素電池などのアルカリ電池に好適に
用いられる電池用セパレータ材、及びその電池用セパレ
ータ材を用いた電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電池用セパレータ材の機能は、正負極間
の隔離および電解液の保持であるが、アルカリ電池にお
いては、電解液として30重量%程度の濃厚な水酸化カ
リウム水溶液が使用されていることから耐アルカリ性に
優れたものが求められる。さらに、薄く均一で斑がない
ことが電池性能上求められる。また充電可能な2次電池
においてはガス透過性、耐酸化性に優れたセパレータが
求められる。また、電池の生産性の点から吸液速度およ
び機械的強度に優れたものが求められる。
【0003】従来より、ニッケルカドミウム電池などア
ルカリ電池用セパレータ材としてはポリアミド系繊維か
らなる不織布が広く用いられているが、これはポリアミ
ド系繊維からなる不織布が親水性を有し、電池用セパレ
ータとして必要な電解液の保持性に優れているためであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるポリア
ミド系繊維は充電時に正極から発生する酸素ガスにより
酸化され、分解による生成物が電池の正負極間で酸化還
元を繰り返し、電池の自己放電を増加させるという問題
があった。
【0005】本発明は、かかる従来技術の問題に鑑み、
電解液の吸液速度、保持性、通気性ならびに均一性のい
ずれにも優れた電池セパレータおよび電池を提供せんと
するものである。
【0006】
【発明を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用する。すなわ
ち、本発明の電池セパレータは、ポリフェニレンサルフ
ァイド繊維からなる湿式不織布であり、かつ、JIS
L−1096に規定されたバイレック法に準じて測定し
たとき、30重量%水酸化カリウム水溶液の吸液速度が
10mm/30分以上で、かつ、保液率が100%以上で
あることを特徴とするものであり、また、本発明の電池
は、かかる電池セパレータで構成されていることを特徴
とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、電解液の吸液速度、保
持性、通気性ならびに均一性のいずれにも優れた電池セ
パレータを提供するために、鋭意検討したところ、ポリ
フェニレンサルファイド繊維からなる湿式不織布を用い
て電池セパレータを構成したところ、意外にも上述課題
を一挙に解決することを究明したものである。
【0008】本発明でいうポリフェニレンサルファイド
繊維とは、構成単位の90モル%以上が 〔C6
4 S〕 で構成される重合体からなる繊維であり、耐薬
品性に優れていることが知られている本発明の電池セパ
レータに用いられるポリフェニレンサルファイド繊維か
らなる湿式不織布は通常の湿式抄紙法により得られるも
のである。
【0009】湿式不織布に用いられるポリフェニレンサ
ルファイド繊維の単糸繊度は0.1〜15デニールであ
ることが好ましく、0.5〜6デニールのものを使用す
るのがさらに好ましい。また繊維長は2〜25mmが好ま
しく、4〜15mmのものを使用するのがさらに好まし
い。単糸繊度が0.1デニール未満であると抄紙工程に
於ける繊維の水への分散性が不十分となり、また15デ
ニールを越えると繊維同志の絡合が減り強力が低くなる
ので好ましくない。また繊維長が25mmを越えると抄紙
工程における繊維の水への分散が不十分となり、2mm未
満であると繊維同志の絡合が減り強力が低くなるので好
ましくない。
【0010】また湿式不織布は未延伸ポリフェニレンサ
ルファイド繊維をバインダーとして使用すると、強力が
良好となるので好ましい。未延伸ポリフェニレンサルフ
ァイド繊維の混綿率は10%以上とするのが好ましく、
30%以上とするのがさらに好ましい。10%未満では
紙力が不十分となり好ましくない。また湿式不織布に良
好な通気性を付与するためには、未延伸ポリフェニレン
サルファイド繊維の混綿比率を80%以下とするのが好
ましく、60%以下とするのがさらに好ましい。この湿
式不織布を、熱プレス機、ヒートロールカレンダーなど
により熱圧着すると電池セパレータの強力が向上するの
で好ましい。また、ポリフェニレンサルファイド繊維に
捲縮を与えると電池セパレータの強力が向上するので好
ましい。本発明の電池セパレータの通気量は少なくとも
10cc/cm2 /秒以上とすることが好ましい。通気量が
10cc/cm2 /秒に満たないと、急速充電時や過充電時
に発生するガスの透過性に劣るため、電池の内圧が上昇
し問題となる。さらに本発明の電池セパレータの引張り
強力は500g/5cm以上とすることが好ましい。引張
り強力が500g/5cmに満たないと電池組み立て時の
取り扱い性が劣るので好ましくない。
【0011】本発明の電池セパレータの、JIS L−
1096バイレック法に準じて測定される水酸化カリウ
ム30重量%水溶液の吸液速度は30分間で少なくとも
10mm以上、好ましくは30mm以上とする。吸液速度が
30分間で10mmに満たないと、電池生産時の注液に時
間を要するので好ましくない。また本発明の不織布の水
酸化カリウム30重量%水溶液の保液率は少なくとも1
00%以上、好ましくは300%以上とする。保液率が
100%に満たないと、電解液の保持能力が劣るため電
池の放電特性が劣るので問題となる。
【0012】上記の親液性を得るために、本発明の電池
セパレータを構成するポリフェニレンサルファイド繊維
は、湿式不織布を構成する繊維の形成ポリマー鎖に結合
した酸素含有基を有しかつ/または親水性樹脂化合物が
付着している。
【0013】本発明の電池セパレータを構成するポリフ
ェニレンサルファイド繊維は、繊維形成ポリマー鎖に結
合した酸素含有基を、O1S/C1Sの原子数比(炭素原子
1モルに対する酸素原子のモル比)において非改質物よ
りも0.02以上増加していることにより、本来親液性
に乏しいポリフェニレンサルファイドに十分な親液性を
付与している。ここで非改質物とはプラズマ処理などに
より表面の改質を受けていないポリフェニレンサルファ
イド繊維、あるいは処理後であっても改質の及んでいな
い繊維内部の物質を意味する。繊維表面の官能基数はE
SCAによって、炭素原子1モルに対する酸素原子のモ
ル比として求められる。酸素含有基が、O1S/C1Sの原
子数比において非改質物よりも0.02以上増加してい
るものでなければ本発明の効果は得られず、0.04以
上増加していることが好ましく、0.08以上増加して
いることがさらに好ましい。
【0014】繊維表面に官能基を付与する方法として
は、プラズマ処理による方法が特に好ましい。本発明の
プラズマ処理は、不活性ガス(非重合性ガス)を封入し
た減圧容器内で高電圧を印加することにより発生するも
のである。不活性ガス(非重合性ガス)としては、例え
Ar、Air、He、N2 、O2 、CO、CO2
2、H2 O、NH3 などの単独あるいは2種以上を混
合して用いることができる。なお、C2 4 あるいはC
3 8 などの重合性ガスは、本発明の効果を阻害しない
範囲で併用してもよい。
【0015】かかるプラズマ処理の真空度は、0.1〜
2torrの範囲が好ましく、0.1torrより低いと処理物
が着色するなどして、また2torrを越えると活性化粒子
の平均自由行程距離が長くなり反応性が低下する傾向が
り好ましくない。プラズマ処理の放電電力は、4〜17
W/cm2 (放電電極面積)が好ましい。すなわち4W/
cm2 より放電電力が小さいと反応に長時間を要し、また
17W/cm2 を越えると処理物が着色したり分解反応が
起こったりする傾向があるので好ましくない。また、プ
ラズマ処理装置としては、真空容器内に電極を設置する
内部電極方式、電極を真空容器の外側に設置する外部電
極方式があるが、どちらの方式でも本発明に使用するこ
とができる。内部電極方式の場合においては、電極の形
状は、平板状、棒状、さらにはこれを目的に応じて組み
合わせたりして使用することができるが、いずれにして
も放電電極として金属棒の表面にガラス、ゴム、セラミ
ックのごとき誘電体を0.1〜5mmの厚さで被覆したも
のを使用するのが好ましい。またアース電極としては、
金属、例えばステンレス製の板あるいはドラム状のもの
を使用することが放電の均一性、処理効率の点で好まし
い。電極間の距離は好ましくは0.5〜10cm、さらに
好ましくは2〜6cmに設置するのが、放電に斑がなく均
一に処理できるのでよい。電極は必要に応じて水などで
冷却するのが好ましい。また、かかるプラズマ処理の時
間は、好ましくは数秒から数分の範囲で行う。
【0016】また本発明の電池セパレータは、ポリフェ
ニレンサルファイド繊維に親水性樹脂化合物を付着させ
ることにより、親液性を付与することができる。かかる
親水性樹脂化合物としては、カチオン系、アニオン系、
ノニオン系などの界面活性剤、親水化ポリプロピレン、
ポリビニルアルコールなどの樹脂があげられる。
【0017】上述したプラズマ処理と親水性樹脂処理は
それぞれ単独に使用しても良いし、組み合わせて使用し
ても良い。プラズマ処理後に親水性樹脂化合物を付与す
ると、電池セパレータ材からの親水性樹脂化合物の脱落
が減少するので特に好ましい。
【0018】
【実施例】以下実施例によって本発明を説明する。
【0019】なお、不織布の吸液速度、保液率、O/
C、通気量、引張り強力は下記方法により測定した。
【0020】(吸液速度)JIS L1096バイレッ
ク法に準拠した。試料から25mm幅の試験片を採取し、
次いで20℃±2℃の30重量%水酸化カリウム水溶液
に先端が5mm浸かるように垂直に吊して、30分後に吸
液した高さを測定した。これを3点行い平均を求めた。
【0021】(保液率)試料から50mm×50mmの試験
片を採取し、このものの重量を測定した。 次いでこの
試験片を20℃±2℃の30%水酸化カリウム水溶液に
60分間浸 漬後、一つの角を下にして10分間吊り下
げた。このものの重量を測定し、次 式により保液率を
算出した。これを3点行い平均を求めた。
【0022】保液率(%)=(W´−W)/W×100 ここでW=浸漬前の重量、W´=浸漬後の重量 (通気量)JIS L 1096 フラジール法に準拠
した。
【0023】(引張り強力)テンシロン引張り試験機を
用い、試料幅5cm、つかみ間隔10cm、引張り速度20
cm/ 分で測定した。これを3回行い、平均を求めた。
【0024】 (O/C増加量) 装置 :(株)島津製作書 ESCA750 励起X線 :Mg Kα1,2線(hν=1253.6eV) エネルギー補正 :C1Sメインピークの結合エネルギー値を 284.6eVに合わせた。
【0025】 光電子脱出角度(θ):90度(検出限界深さ:100 ) 非改質物からのO/C増加量を求めた。
【0026】実施例1 単糸繊度2デニール、繊維長6mmのポリフェニレンサル
ファイド延伸糸の短繊維と、単糸繊度5.5デニール、
カット長6mmのポリフェニレンサルファイド未延伸糸の
短繊維を重量比50:50で混合し、通常の湿式抄紙法
で目付50g/m2 のポリフェニレンサルファイドの湿
式不織布を得た。次いでこの物をカレンダロールで温度
190℃、線圧20kg/cmで熱処理を行った。
【0027】このものに通常のディッピング法によりノ
ニオン系界面活性剤(旭硝子サーフロンS−141)を
0.5%付着後、乾燥した。このものの吸液速度、保液
率、通気量、引張り強力を表1に示した。
【0028】実施例2 実施例1と同様にして、単糸繊度0.9デニール、繊維
長6mm、捲縮数12.5山/25mmのポリフェニレンサ
ルファイド延伸糸の短繊維と、単糸繊度2.2デニー
ル、繊維長6mm、捲縮数12.5山/25mmのポリフェ
ニレンサルファイド未延伸糸の短繊維を重量比50:5
0で混合し、通常の湿式抄紙法で目付50g/m2 のポ
リフェニレンサルファイドの湿式不織布を得た。次いで
この物をカレンダロールで温度190℃、線圧20kg/
cmで熱処理を行った。さらにこのものに、下記の条件で
プラズマ処理を行った。このもののプラズマ処理条件、
吸液速度、保液率、通気量、引張り強力、O/C増加量
を表1に示した。
【0029】(プラズマ処理条件) 装置 :内部電極式 放電周波数:110KHz 放電電力 :1〜15W/cm2 ガス種 :N2 、CO2 (流量100cc/分) 真空度 :0.5torr 処理時間 :1〜10秒 比較例1 実施例と同様にして、単糸繊度0.9デニール、繊維長
6mm、捲縮数12.5山/25mmのポリフェニレンサル
ファイド延伸糸の短繊維と、単糸繊度2.2デニール、
繊維長6mm、捲縮数12.5山/25mmのポリフェニレ
ンサルファイド未延伸糸の短繊維を重量比50:50で
混合し、通常の湿式抄紙法で目付50g/m2 のポリフ
ェニレンサルファイドの湿式不織布を得た。次いでこの
物をカレンダロールで温度190℃、線圧20kg/cmで
熱処理を行った。このものの吸液速度、保液率、通気
量、引張り強力を表1に示した。
【0030】
【表1】 表1から明らかなように、実施例の電池セパレータは、
比較例に比べて吸液速度、保液率に優れ、電池セパレー
タとして好適な値を示している。このことから本発明の
ポリフェニレンサルファイド湿式不織布からなる電池セ
パレータ材は、ニッケルカドミウム電池やニッケル水素
電池などの2次電池のセパレータ材として好適に用いら
れる。
【0031】
【発明の効果】本発明の電池セパレータは、アルカリ電
池、特にニッケルカドミウム電池やニッケル水素電池な
どの2次電池に好適に使用することができる。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリフェニレンサルファイド繊維からなる
    湿式不織布であり、かつ、JIS L−1096に規定
    されたバイレック法に準じて測定したとき、30重量%
    水酸化カリウム水溶液の吸液速度が10mm/30分以上
    で、かつ、保液率が100%以上であることを特徴とす
    る電池セパレータ。
  2. 【請求項2】該湿式不織布を構成するポリフェニレンサ
    ルファイド繊維が、その表面に酸素含有基を有するもの
    である請求項1記載の電池セパレータ。
  3. 【請求項3】該酸素含有基が、ESCAで測定して求め
    られるO1S/C1Sの原子数比(炭素原子1モルに対する
    酸素原子のモル比)で表わしたときの濃度で、非改質物
    よりも0.02以上増加しているものである請求項2記
    載の電池セパレータ。
  4. 【請求項4】該湿式不織布が、少なくともその表面が親
    水性化合物または親水性樹脂で処理されたものである請
    求項1〜3のいずれかに記載の電池セパレータ。
  5. 【請求項5】該湿式不織布が、JIS L−1096に
    規定されたフラジール法により測定したとき、10cc/
    cm2 /秒以上の通気量を有するものである請求項1〜4
    のいずれかに記載の電池セパレータ。
  6. 【請求項6】該不織布が、JIS L−1096に準じ
    て測定したとき、500g/5cm以上の引張り強力を有
    するものである請求項1〜5のいずれかに記載の電池セ
    パレータ。
  7. 【請求項7】該ポリフェニレンサルファイド繊維が、
    0.1〜15デニールの単糸繊度を有するものである請
    求項1〜6のいずれかに記載の電池セパレータ。
  8. 【請求項8】該ポリフェニレンサルファイド繊維が、2
    〜25mmの繊維長を有するものである請求項1〜7のい
    ずれかに記載の電池セパレータ。
  9. 【請求項9】該湿式不織布が、ポリフェニレンサルファ
    イド繊維の延伸糸と未延伸の混合繊維で構成されている
    ものである請求項1〜8のいずれかに記載の電池セパレ
    ータ。
  10. 【請求項10】該ポリフェニレンサルファイド繊維の延
    伸糸と未延伸との割合が、重量比で90:10〜20:
    80の範囲にあるものである請求項9記載の電池セパレ
    ータ。
  11. 【請求項11】該ポリフェニレンサルファイド繊維が、
    融着している請求項1〜10のいずれかに記載の電池セ
    パレータ。
  12. 【請求項12】該ポリフェニレンサルファイド繊維が、
    捲縮を有するものを含むものである請求項1〜11のい
    ずれかに記載の電池セパレータ。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれかに記載の電池
    セパレータで構成されていることを特徴とする電池。
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Cited By (5)

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