JPH1063934A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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JPH1063934A
JPH1063934A JP22411596A JP22411596A JPH1063934A JP H1063934 A JPH1063934 A JP H1063934A JP 22411596 A JP22411596 A JP 22411596A JP 22411596 A JP22411596 A JP 22411596A JP H1063934 A JPH1063934 A JP H1063934A
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guide member
product storage
product
vending machine
opening
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JP22411596A
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Inventor
Yuji Otsuka
雄司 大塚
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品収納室内に積み上げられた商品を規制す
るガイド部材の取り扱いを容易とした自動販売機の商品
収納装置を提供する。 【解決手段】 仕切板4間に複数の商品収納室6を区画
形成した商品収納棚1を本体内設け、各商品収納室6内
には商品を積み上げて収納して成る自動販売機に適用さ
れ、仕切板4に取り付けられた支持台8と、この支持台
8に回動自在に支持されて商品収納室6の前面開口部5
に配設されたガイド部材9とを備えており、このガイド
部材9は、一方向に回動して商品の前面を規制する規制
位置と、他方向に回動して開口部5を開放する開放位置
との双方に付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タバコなどの箱状
商品を積み上げて収納する自動販売機の商品収納装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種自動販売機においては、
本体内に商品収納棚を設け、この商品収納棚の前面開口
部よりタバコなどの箱状商品を積み上げて収納してい
る。そして、この商品収納棚には回動自在のガイド部材
が取り付けられ、内部に積み重ねられた商品収納棚が開
口部から崩落しないように規制する構成とされていた。
【0003】係る従来の自動販売機の構造を図20と図
21を用いて説明する。この図において、101は自動
販売機(タバコ自販機)本体内に設けられた商品収納棚
であり、この商品収納棚1は、図示しない基板上に垂設
された背面板3前方に、複数の仕切板4を並設すること
によって、前面に商品装填用の開口部5を有した複数の
商品収納室6を区画形成されている。そして、各商品収
納室6には開口部5より多数の商品7(ここでは図示せ
ず、図21に示す。)が装填され、積み重ねられて収納
されている。
【0004】商品収納棚101の下部前面には、一連の
取付台108が左右に渡って設けられており、この取付
台108にネジ109によって下部支持部材110が各
商品収納室6に対応して取り付けられている。この下部
支持部材110は、商品収納室6に面して最下位の商品
である次販売商品を保持する折曲部111と、この折曲
部111により形成され、商品収納室6に収納された商
品7に応じて奥行寸法をネジ109の締め付け位置によ
り調節する調整長孔112と、図示しない係止孔の周囲
の平坦面114の一角に設けられた係止溝115と、取
付台108に形成された止め孔に係合する回転止めの図
示しないボスとから構成されている。
【0005】118a、118b、118cは、それぞ
れ後述するガイド部材119の上端係止部122を回動
自在に軸支し、下部支持部材110の位置に応じて対応
するための係止孔であり、下部支持部材110に対向し
て設けられた上部支持板117(ここでは図示せず。図
21に示す。)に形成されている。ガイド部材119
は、商品収納室6の前面開口部5内に位置して商品7の
落下(崩落)などを防止するものであり、上下方向に直
線的に延在した規制部120と、この規制部120の両
端にそれぞれ折曲形成された下端係止部121と前記上
端係止部122とから成る。
【0006】そして、この下端係止部121は下部支持
部材110の前記係止孔に回動自在に軸支され、上端支
持部122は上部支持板117の係止孔118bに回動
自在に軸支されている。尚、23は商品収納室6の下部
に設けられた商品搬出装置であり、前後に移動して次販
売商品を押し出すものである。また、24は売切検知ス
イッチである。
【0007】係る構成で、通常はガイド部材119の下
端係止部121は下部支持部材110の係止溝115に
係止されており、そのため、ガイド部材119の回動は
阻止され、ガイド部材119の規制部120は商品7の
前方への飛び出しを規制する。そして、商品7を補充す
る場合には、ガイド部材119を上方に持ち上げて下端
係止部121と係止溝115の係合を解除し、平坦面1
14に沿って回動させることにより、商品収納室6の前
面開口部5を開放するものであった。
【0008】また、図21はもう一つの商品収納棚10
1の構造を示している。尚、図中図20と同一符号は同
一のものとする。この場合、図20の取付台108は設
けられていない。また、この図において125は下部支
持部材であり、この下部支持部材125は、四角形状の
取付片126と、この取付片126の下部に連なる底片
127と、取付片126の上部に連なる平坦片128
と、垂直片129とから成る。
【0009】そして、取付片126の下部には商品収納
室6の商品7による奥行寸法に応じて締め付け位置を調
整する調整長孔130が形成されると共に、上部には回
転止めのボス(図示せず)が設けられている。この取付
片126は仕切板4の下部に設けられたボス孔132と
ネジ孔133とにネジ134とボスとによって取り付け
られ、その状態で垂直片129は最下位の次販売商品の
前面を保持するよう構成されている。
【0010】更に、下部支持部材125の平坦片128
には、ガイド部材119の下端係止部121が回動自在
に軸支される図示しない係止孔が形成され、更に、一方
側の係止片136a、係止片136bと他方の係止片1
36cとによって係止溝136を形成し、この係止溝1
36に下端係止部121を係止するように構成されてい
る。
【0011】係る構成で、通常の販売時にはガイド部材
119の下端係止部121は下部支持部材125の係止
溝136に係止されているため、ガイド部材119の回
動は阻止され、ガイド部材119の規制部120にて商
品7の落下は規制されている。このとき、図20の如く
取付台108などが無い関係上、開口部5を閉塞するも
のが無いので、商品収納室6の商品7の装填状態が直ち
に判別できる。
【0012】また、商品を補充する場合には、ガイド部
材119を上方に持ち上げて下端係止部121と係止溝
136との係合を解除し、平坦片128に沿って回動さ
せることにより、商品収納室6の前面開口部5を開放す
る。更に、収納する商品7のサイズ変更に伴い、商品収
納室6の奥行寸法を変更する場合は、ガイド部材119
の規制部120を撓ませて下端係止部121及び上端係
止部122を各係止孔から取り外す。
【0013】次に、上部支持板117の係止孔118a
または118cと対向する下方に下部支持部材125の
前記係止孔が合致するようにネジ134を緩めて下部支
持部材125を前後に移動させた後、再びガイド部材1
19を撓ませながら各係止孔に取り付けるものであっ
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
ガイド部材を下部支持部材の係止溝に落とし込んで商品
を規制し、商品補充時にはガイド部材を持ち上げて係止
溝から離脱させることによって商品収納室の開口部を開
放するようにしているので、操作性が極めて面倒であっ
た。
【0015】また、係止溝への落とし込みが完全でない
場合には、開口部が半開き状態となってしまうため、商
品の落下の危険性が生じる。更に、商品のサイズ変更が
生じた場合には、一々下部支持部材の前後位置を変更し
なければならず、この場合の調整作業も極めて煩雑なも
のとなる問題があった。
【0016】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、商品収納室内に積み上げ
られた商品を規制するガイド部材の取り扱いを容易とし
た自動販売機の商品収納装置を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の商品収納装置
は、仕切板間に複数の商品収納室を区画形成した商品収
納棚を本体内設け、各商品収納室内には商品を積み上げ
て収納して成る自動販売機に適用され、仕切板に取り付
けられた支持台と、この支持台に回動自在に支持されて
商品収納室の前面開口部に配設されたガイド部材とを備
えており、このガイド部材は、一方向に回動して商品の
前面を規制する規制位置と、他方向に回動して開口部を
開放する開放位置との双方に付勢されているものであ
る。
【0018】本発明によれば、商品収納棚の仕切板に取
り付けられた支持台に、回動自在にガイド部材を支持さ
せ、商品収納室の前面開口部に配設すると共に、このガ
イド部材を、一方向に回動して商品の前面を規制する規
制位置と、他方向に回動して開口部を開放する開放位置
との双方に付勢されるように構成したので、通常の販売
時にはガイド部材を規制位置に回動し、付勢力にて当該
規制位置を維持すると共に、商品補充時にはその状態か
ら反対方向に回動するのみで、ガイド部材を開放位置に
付勢し、その状態を維持しておくことができるようにな
る。
【0019】従って、ガイド部材の簡単な回動操作によ
り商品収納室の前面開口部を開閉することができるよう
になり、操作性が著しく向上すると共に、ガイド部材に
一方向に回動させれば、その後は付勢力にて規制位置に
付勢されるので、ガイド部材の所謂半開き状態も生じに
難くなり、閉め忘れによる商品の落下を有効に防止する
ことができるようになる。
【0020】また、商品のサイズが変更された場合に
も、従来の如くガイド部材の取付位置を変更する必要が
ないので、位置調整作業なども極めて容易となる。請求
項2の発明の自動販売機の商品収納装置は上記におい
て、ガイド部材は、一辺が重複するよう矩形状に屈曲さ
れた棒材から成り、前記重複部分の内側端部を外側とし
た状態で支持台に支持されることで生じる復元力によ
り、規制位置と開放位置との双方に付勢されるものであ
る。
【0021】請求項2の発明によれば、上記に加えてガ
イド部材を、一辺が重複するよう矩形状に屈曲された棒
材から構成すると共に、この重複部分の内側端部を外側
とした状態で支持台に支持させることで復元力を生じさ
せ、この復元力によって規制位置と開放位置との双方に
付勢するようにしたので、格別な付勢手段を設けること
無く、ガイド部材自体の復元力にて規制位置と開放位置
の双方を安定的に維持できるようになる。
【0022】従って、部品点数の削減によるコストの低
減と、信頼性の向上を図ることができるようになるもの
である。請求項3の発明の自動販売機の商品収納装置
は、上記各発明において支持台とガイド部材を、仕切板
の上下方向に渡って複数取り付けたものである。請求項
3の発明によれば、上記に加えて支持台とガイド部材を
仕切板の上下方向に渡って複数取り付けたので、商品充
填時に下方のガイド部材から順次商品を規制して行くこ
とができるようになる。従って、特に商品収納数の多い
場合に、充填時に積み上げた商品の崩落を効果的に防止
し、商品装填作業性を著しく向上させることができるよ
うになるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1及び図2は本発明に係る自動販売
機Vの概略縦断側面図、図3は自動販売機Vの商品収納
棚1の斜視図、図4はガイド部材9の正面図、図5はガ
イド部材9の平面図、図6は支持台8の基体10の正面
図、図7は支持台8の基体10の平面図を示している。
尚、各図において図20及び図21と同一符号は同一の
ものとする。
【0024】各図において、自動販売機Vは例えばタバ
コ自販機であり、前方に開口した本体50と、この本体
50の前面を開閉自在に閉塞する扉51とから構成され
ている。この扉51の下部に商品取出口52が形成され
ると共に、本体50内には複数の商品収納棚1が配設さ
れている。尚、図1は本体50内に前後二列商品収納棚
1を配設して前後に商品7を排出するタイプの自動販売
機Vを示しており、この場合は商品取出口52に連通し
た商品シュート53、53が前後に形成されている。ま
た、図2は商品収納棚1を一列配設したタイプの自動販
売機Vを示しており、シュート53は前側にのみ形成さ
れている。
【0025】前記商品収納棚1は、図示しない基板上に
垂設された背面板3前方に、複数の仕切板4を並設する
ことによって、前面に商品装填用の開口部5を有した複
数の商品収納室6を区画形成されている。そして、各商
品収納室6には開口部5より多数の商品7(図1又は図
2)が装填され、積み重ねられて収納される。23は商
品収納室6の下部に設けられた商品搬出装置であり、前
後に移動して次販売商品を押し出すものや(図1の自動
販売機Vの場合)、回転して前方にのみ押し出すものも
ある(図2の自動販売機Vの場合)。また、24は売切
検知スイッチである。
【0026】この商品収納棚1の仕切板4の前下部には
各商品収納室6に対応して支持台8が取り付けられてお
り、この支持台8にはガイド部材9が回動自在に支持さ
れて商品収納室6の開口部5に配設されている。この支
持台8は、前後に長い矩形状の基体10と、この基体1
0の内側面に上下に渡って凹陥形成された係合溝11
と、この係合溝11の外側の基体10に所定の深さで穿
設された係合孔12と、基体10の外側部から後方及び
下方に延在し、後端に基体10と間隔を存して対向する
垂直部13を有した拡張部14と、この拡張部14の下
部に形成され、商品収納室6に収納された商品7に応じ
て奥行寸法をネジ15の締め付け位置により調節する調
整長孔16とから構成されている。
【0027】尚、図6乃至図13では前記拡張部14を
削除して示している。そして、支持台8は基体10の外
側面を仕切板4に当接させた状態で、長孔16にネジ1
5を挿通し、仕切板4に螺着させることにより固定され
ている。その状態で垂直部13は最下位の次販売商品の
前面を保持するよう構成されている。一方、前記ガイド
部材9は、鋼材或いは硬質合成樹脂などから成る一本の
棒材を矩形状に屈曲することにより構成されている。こ
の場合、下辺9Aは上辺9Bよりも長くされており、下
辺9Aの一端から連続して起立する係合端部17は、上
辺9Bの一端から連続して降下する係合端部18の外側
に位置し、且つ、上下方向所定範囲に渡ってそれと重複
するように構成されている(図4)。そして、上下辺9
B、9Aの他端間に渡る辺は規制部19とされている。
【0028】そして、係るガイド部材9は、図8に示す
正常な状態から図9に示す如く内側に位置する係合端部
18を係合端部17の外側とする。次に、その状態で係
合端部18を支持台8の係合孔12内に上から回動自在
に挿入すると共に、係合端部17を内側から係合溝11
内に回動自在に収納することによって、ガイド部材9を
支持台8に支持させ、商品収納室6の前面開口部5に配
置する。
【0029】このようにガイド部材9を支持台8に取り
付けることにより、ガイド部材9には係合端部18を係
合端部17の内側に戻して正常状態に復帰しようとする
復元力が発生する。即ち、図11の状態では係合端部1
8が係合端部17の外側にあるものの、それらが規制部
19と一直線上に並んでいるため、復元力は支持台8に
より打ち消され、ガイド部材9は静止している。
【0030】その状態から規制部19を図12の如く一
方向(商品収納室6内の商品方向)に少許回動させる
と、ガイド部材9は自らの復元力によって当該一方向に
回動して行く。また、逆に図13の如き他方向(商品収
納室6の開口部5方向)に少許回動させると、ガイド部
材9は自らの復元力によって今度は当該他方向に回動し
て行くようになる。
【0031】尚、ガイド部材9の規制部19は、実際に
は支持台8の垂直部13より上側となる上部が少許後方
に折り曲げられており、また、上辺9Bも下辺9Aの直
上から少許後退している(図3、図14)。係る構成
で、通常の販売時にはガイド部材9を図11の状態から
図12の如く一方向に回動しておく。この場合、ガイド
部材9は自らの復元力によって、一方向に回動され、規
制部19が商品7の直前に位置してその下部が垂直部1
3に当接した規制位置に付勢維持される。この状態で、
商品7の落下はガイド部材9の規制部19により規制さ
れる(図14中実線で示す)。
【0032】次に、商品を補充する場合には、ガイド部
材9を図14の実線の状態から図13の如く他方向に回
動させる。この場合、図11の状態を越えたところでガ
イド部材9は自らの復元力によって、他方向に回動さ
れ、仕切板4の前縁に当接して商品収納室6の前面開口
部5を開放する開放位置に付勢維持される(図14破線
で示す)。従って、この状態において商品収納室6内に
は図14に白抜き矢印で示す如く開口部5より商品7を
装填することができるようになる。
【0033】このように本発明によれば、商品収納棚1
の仕切板4に取り付けられた支持台8に、回動自在にガ
イド部材9を支持させ、商品収納室6の前面開口部5に
配設すると共に、このガイド部材9を、一方向に回動し
て商品7の前面を規制する規制位置と、他方向に回動し
て開口部5を開放する開放位置との双方に付勢されるよ
うに構成したので、通常の販売時にはガイド部材9を規
制位置に回動し、付勢力にて当該規制位置を維持すると
共に、商品補充時にはその状態から反対方向に回動する
のみで、ガイド部材9を開放位置に付勢し、その状態を
維持しておくことができるようになる。
【0034】従って、ガイド部材9の簡単な回動操作に
より商品収納室6の前面開口部5を開閉することができ
るようになり、操作性が著しく向上する。また、ガイド
部材9に一方向に回動させて図11の状態を越えれば、
その後は復元力にて規制位置に付勢されるので、ガイド
部材9の所謂半開き状態も生じに難くなり、閉め忘れに
よる商品の落下を有効に防止することができるようにな
る。
【0035】特に、ガイド部材9を、一辺が重複するよ
う矩形状に屈曲された棒材から構成すると共に、この重
複部分の内側の係合端部18を係合端部17の外側とし
た状態で支持台8に支持させることで復元力を生じさ
せ、この復元力によって規制位置と開放位置との双方に
付勢するようにしたので、格別なバネなどを設けること
無く、ガイド部材9自体の復元力にて規制位置と開放位
置の双方を安定的に維持できるようになる。
【0036】従って、部品点数の削減によるコストの低
減と、信頼性の向上を図ることができるようになる。と
ころで、収納する商品7のサイズ変更に伴い、商品収納
室6の奥行寸法を変更する場合は、商品7のサイズに垂
直部13の位置が合致するようにネジ15を緩めて支持
台8を前後に移動させれば良い。即ち、ガイド部材9は
支持台8と共に移動するだけであり、規制部19の位置
変動もガイド部材9自体の回動にて吸収されるので、係
る調整作業においてガイド部材9は何ら手当する必要は
無い。従って、商品のサイズが変更された場合にも、従
来の如くガイド部材の取付位置を変更する必要がなくな
り、位置調整作業が極めて容易となる。
【0037】次に、図15は係る支持台8及びガイド部
材9を仕切板4の上下方向に渡って複数(二個)取り付
けた例を示しており、図16乃至図18はその場合のガ
イド部材9、9同志の位置関係を示している。係る構成
によれば、商品充填時に図19の如く下方のガイド部材
9から閉じて行って順次商品7を規制して行くことがで
きるようになる。従って、特に商品収納数の多い場合
に、充填時に積み上げた商品7の崩落を効果的に防止
し、商品装填作業性を著しく向上させることができるよ
うになる。
【0038】この場合、上方の支持台8には垂直部13
は設けられておらず、それによって、商品装填の邪魔に
ならないように配慮している。また、前述の如くガイド
部材9の上辺9Bは下辺9Aより後方に位置しているの
で、ガイド部材9を上下に配置し、上方のガイド部材9
の下辺9Aを下方のガイド部材9の上辺9Bに重ねた場
合にも、当該下辺9Aは上辺9Bの後側に位置するの
で、上方のガイド部材9を先に開き、下方のガイド部材
9を先に閉じる限り、相互の干渉は何ら生じないもので
ある。
【0039】尚、この実施例では上下に二個のガイド部
材9を取り付けたが、それに限らず、図17に二点鎖線
で示す如く更に多くのガイド部材9を上下に取り付けて
も良い。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、商品
収納棚の仕切板に取り付けられた支持台に、回動自在に
ガイド部材を支持させ、商品収納室の前面開口部に配設
すると共に、このガイド部材を、一方向に回動して商品
の前面を規制する規制位置と、他方向に回動して開口部
を開放する開放位置との双方に付勢されるように構成し
たので、通常の販売時にはガイド部材を規制位置に回動
し、付勢力にて当該規制位置を維持すると共に、商品補
充時にはその状態から反対方向に回動するのみで、ガイ
ド部材を開放位置に付勢し、その状態を維持しておくこ
とができるようになる。
【0041】従って、ガイド部材の簡単な回動操作によ
り商品収納室の前面開口部を開閉することができるよう
になり、操作性が著しく向上すると共に、ガイド部材に
一方向に回動させれば、その後は付勢力にて規制位置に
付勢されるので、ガイド部材の所謂半開き状態も生じに
難くなり、閉め忘れによる商品の落下を有効に防止する
ことができるようになる。
【0042】また、商品のサイズが変更された場合に
も、従来の如くガイド部材の取付位置を変更する必要が
ないので、位置調整作業なども極めて容易となる。更
に、請求項2の発明によれば、上記に加えてガイド部材
を、一辺が重複するよう矩形状に屈曲された棒材から構
成すると共に、この重複部分の内側端部を外側とした状
態で支持台に支持させることで復元力を生じさせ、この
復元力によって規制位置と開放位置との双方に付勢する
ようにしたので、格別な付勢手段を設けること無く、ガ
イド部材自体の復元力にて規制位置と開放位置の双方を
安定的に維持できるようになる。
【0043】従って、部品点数の削減によるコストの低
減と、信頼性の向上を図ることができるようになるもの
である。また、請求項3の発明によれば、上記に加えて
支持台とガイド部材を仕切板の上下方向に渡って複数取
り付けたので、商品充填時に下方のガイド部材から順次
商品を規制して行くことができるようになる。従って、
特に商品収納数の多い場合に、充填時に積み上げた商品
の崩落を効果的に防止し、商品装填作業性を著しく向上
させることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の概略縦断側面図であ
る。
【図2】本発明に係るもう一つの自動販売機の概略縦断
側面図である。
【図3】本発明に係る自動販売機の商品収納棚の斜視図
である。
【図4】ガイド部材の正面図である。
【図5】ガイド部材の平面図である。
【図6】支持台の基体の正面図である。
【図7】支持台の基体の平面図である。
【図8】支持台へのガイド部材の取付作業を説明する図
である。
【図9】同じく支持台へのガイド部材の取付作業を説明
する図である。
【図10】同じく支持台へのガイド部材の取付作業を説
明する図である。
【図11】支持台にガイド部材を取り付けた状態の平面
図である。
【図12】支持台にガイド部材を取り付けた状態でガイ
ド部材を一方向に回動させた状態の平面図である。
【図13】支持台にガイド部材を取り付けた状態でガイ
ド部材を他方向に回動させた状態の平面図である。
【図14】商品収納棚の平面図である。
【図15】取付台とガイド部材を上下に二個取り付けた
商品収納棚の斜視図である。
【図16】図15におけるガイド部材のみの正面図であ
る。
【図17】図15におけるガイド部材のみの側面図であ
る。
【図18】図15におけるガイド部材のみの平面図であ
る。
【図19】上方のガイド部材のみを開いた状態の図15
の商品収納棚の斜視図である。
【図20】従来の商品収納棚の斜視図である。
【図21】もう一つの従来の商品収納棚の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 商品収納棚 4 仕切板 5 開口部 6 商品収納室 8 支持台 9 ガイド部材 11 係合溝 12 係合孔 17、18 係合端部 19 規制部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切板間に複数の商品収納室を区画形成
    した商品収納棚を本体内に設け、前記各商品収納室内に
    は商品を積み上げて収納して成る自動販売機において、 前記仕切板に取り付けられた支持台と、この支持台に回
    動自在に支持されて前記商品収納室の前面開口部に配設
    されたガイド部材とを備え、このガイド部材は、一方向
    に回動して前記商品の前面を規制する規制位置と、他方
    向に回動して前記開口部を開放する開放位置との双方に
    付勢されていることを特徴とする自動販売機の商品収納
    装置。
  2. 【請求項2】 ガイド部材は、一辺が重複するよう矩形
    状に屈曲された棒材から成り、前記重複部分の内側端部
    を外側とした状態で前記支持台に支持されることで生じ
    る復元力により、規制位置と開放位置との双方に付勢さ
    れることを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品
    収納装置。
  3. 【請求項3】 支持台とガイド部材を、仕切板の上下方
    向に渡って複数取り付けたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の自動販売機の商品収納装置。
JP22411596A 1996-08-26 1996-08-26 自動販売機の商品収納装置 Pending JPH1063934A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9649708B2 (en) 2013-01-21 2017-05-16 Fanuc Corporation Wire electric discharge machine including control means for holding wire electrode at desired angle

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