JPH1063613A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH1063613A
JPH1063613A JP8223856A JP22385696A JPH1063613A JP H1063613 A JPH1063613 A JP H1063613A JP 8223856 A JP8223856 A JP 8223856A JP 22385696 A JP22385696 A JP 22385696A JP H1063613 A JPH1063613 A JP H1063613A
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JP
Japan
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bus
circuit
data
processing unit
central processing
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JP8223856A
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Takashi Ishibashi
隆 石橋
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NEC Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power

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  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一のバスに対しての入出力がある複数の装
置を有する半導体集積回路において、負荷の重いバスに
対して、その動作スピードを低下させることなくバスの
消費する電力を小さくすることにある。 【解決手段】 中央処理装置1と、複数の装置を備え、
中央処理装置及び複数の装置が同一のループ状のバス
6,7に接続され、バス上には、電気的にバスの接続を
開閉できる機能を有するバスバッファ回路11,12,
13を少なくとも2ケ所以上有し、バスバッファ回路の
開閉は、中央処理装置あるいは複数の装置により出力さ
れる制御情報を入力しバッファ制御信号を生成するバス
バッファ制御回路10により制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の例を図面を参照して説明する。図
6は従来の半導体集積回路ブロック図で、RISC型マ
イクロコンピュータの例であり、中央処理装置1、命令
キャッシュ2、データキャッシュ3、バスインターフェ
ース4、タイマー、シリアルインターフェース等の周辺
IO装置5により構成され、これらはそれぞれデータバ
ス6、アドレスバス7によって接続されている。
【0003】まず、この動作について説明する。中央処
理装置1は、アドレスバス7により命令アドレスを命令
キャッシュ2に送り、命令キャッシュ2は、送られた命
令アドレスがキャッシュヒットしていた場合、対応する
命令コードをデータバス6を介して中央処理装置1に送
る。中央処理装置1は、送られた命令コードをデコード
し、この命令にしたがった処理を実行する。
【0004】例えば演算命令であった場合は、命令コー
ドにより指定された中央処理装置1内部のレジスタのデ
ータを、やはり中央処理装置1内部の演算回路で処理
し、命令コードで指定された中央処理装置1内部のレジ
スタに格納する。
【0005】また、ロード命令であった場合、命令コー
ドからロード先のデータアドレスを計算し、そのデータ
アドレスがキャッシュメモリ領域の主記憶に対するアド
レスであった場合は、アドレスバス7によりロード先の
データアドレスをデータキャッシュ3に送り、キャッシ
ュヒットであった場合、中央処理装置1はキャッシュ3
からデータバス6を介してロードデータを受け取り、命
令コードにより指定された中央処理装置1内部のレジス
タに格納する。ストア命令の場合、中央処理装置1は、
命令コードからストア先のデータアドレスを計算し、そ
のデータアドレスが主記憶に対するアドレスであった場
合はアドレスバス7を介してそのデータアドレスを、ま
たデータバス6を介してストアするデータをデータキャ
ッシュ3に送り、キャッシュヒットであった場合、デー
タキャッシュ3は送られたストアデータをストアする。
【0006】ロード、ストアの先が非キャッシュ領域の
外部メモリ空間、あるいは外部入出力装置であった場合
はバスインターフェース回路4に対して、また内蔵周辺
IO装置5であった場合は、内蔵周辺IO装置5に対し
てデータキャッシュ3がヒットした場合と同様の処理を
行う。
【0007】また命令キャッシュ2、データキャッシュ
3がミスヒットした場合、中央処理装置1は通常の命令
実行を停止し、外部メモリから新たな、命令コード、デ
ータをバスインターフェース回路4及びデータバス6を
介して、中央処理装置を介さず直接キャッシュに取り込
むことによりキャッシュのリプレースを行う。
【0008】本従来例では、アドレスバス7に出力され
るアドレスには、フェッチする命令のアドレスである命
令アドレスと、ロード、ストア命令におけるデータアド
レスがある。またデータバス6に出力されるデータに
は、命令コードとロード、ストアされるデータがある。
これら2種類のアドレス及び、データをそれぞれ別々の
バスを使うことも考えられるが、バス幅が広いマイクロ
コンピュータでは、バス配線の占める面積が大きくなる
ため、2種類のアドレス及び、データをそれぞれ1つの
バスにマルチプレクスすることが考えられる。しかし、
マルチプレクスバスにした場合、バスに接続するバスド
ライブ回路や、バスを入力とする素子の数はそれだけ増
えることになり、バスラインの負荷容量は大きくなって
しまう。しかも、RISCマイクロコンピュータでは通
常、各命令の処理をパイプライン方式で処理するため、
例えば、これから命令デコードステージに入る命令コー
ドと、メモリアクセスステージのロード、ストアのデー
タを、同クロック内にデータバスに乗せる必要がある。
1クロック内で2つのデータを乗せるために各データは
半クロックしかデータを出力できないため、バスのスピ
ードは高速でなければならない。負荷容量の大きいバス
を高速にするため、バスドライバーのディメンジョンは
大きくなり、これによりさらに負荷容量が増える結果と
なりバスによって消費される電力も大きくなってしま
う。
【0009】図7は、前記従来のRISC型マイクロコ
ンピュータのマスクパタンの概略図である。図6に示し
たようにデータバス6は、全ての機能ブロックで入出力
されるため、チップをほぼ周回している。ここで、デー
タバス6を利用してどの装置からどの装置に情報が伝わ
るかを表1に示す。
【0010】
【表1】 図7と表1から分かるように、例えば命令コードの転送
において、命令キャッシュ2から中央処理装置1に命令
コードを送る場合、データバス6は分割されていないた
め、データバス6の容量全てをドライブする必要があ
る。
【0011】このような状態をなくすため、バスをルー
プ状に配線し、間にバスの開閉を行うゲートを設けるこ
とが考えられる。この方法に類似する従来例としては、
公報平2−157959がある。これは、データバス上
の中央処理装置、主記憶装置、入出力装置のそれぞれの
間に存在する全ての通路を電気的に開閉する複数のゲー
トを設け、この複数のゲートを前記中央処理装置から得
る情報にしたがって開閉制御するというもので、これら
複数の装置間で同時にデータ転送を可能にしようという
ものである。しかしこの従来例は、全ての装置間にゲー
トを配置するため、前記複数のゲートにまたがってデー
タの送受信を行うとゲートの遅延により転送速度が低下
してしまうという欠点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の半導体集積回路において、特にビット幅の大きい
高性能RISCマイクロコンピュータでは、チップ上に
占めるバス配線の面積を少なくするため、マルチプレク
スバス構成にする場合が多く、そのため同一のバス上に
複数の装置が接続され、その負荷容量は大きくなったし
まう。さらにマルチプレクスバスの場合、パイプライン
の乱れを防ぐため、1クロックで2種類のデータを半ク
ロック毎に転送する必要があり、バスのスピードに関し
ても高速さが要求される。よって負荷容量の重いバスを
高速にドライブするため、バスで消費する電力が非常に
大きくなるという問題点があった。
【0013】この問題点の解決策として、バスをループ
上に接続し、バス上にバスを電気的に開閉可能なゲート
を設けることが考えられるが、単なる開閉のみのゲート
では、このゲートをまたがったアクセスが発生したとき
にバスのスピードが低下してしまうという問題点があっ
た。
【0014】本発明の目的は、負荷の重いバスに対し
て、その動作スピードを低下させることなくバスの消費
する電力を小さくすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】中央処理装置と、複数の
装置を備え、前記中央処理装置及び複数の装置は同一の
ループ状のバスに接続され、前記バス上には、電気的に
バスの接続を開閉できる機能を有する複数の装置間全て
には配置されることはないバスバッファ回路を、少なく
とも2ケ所以上有し、前記バスバッファ回路の開閉は、
前記中央処理装置あるいは前記複数の装置により出力さ
れる制御情報を入力しバスバッファ制御信号を生成する
バスバッファ制御回路により制御される。前記バスバッ
ファ回路は、前記バスバッファ回路に接続される両端の
バスに対してそれぞれバスドライブ回路BD1,BD2
を有する。また、前記バスバッファ回路は、前記バスバ
ッファ制御回路から、少なくとも2本の制御信号CNT
1,CNT2を入力する。CNT1はCNT1のアクテ
ィブエッジ側に、より大きなディスプレイが入るディレ
イパルス生成回路に入力し、その出力とCNT2のOR
論理の出力がBD2の制御信号となり、CNT2はCN
T2のアクティブエッジ側に、より大きいなディレイが
入るディレイパルス生成回路を入力し、その出力とCN
T1のOR論理の出力がBD1の制御信号となることを
特徴とするバスバッファ回路を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を用
いて説明する。図1は本発明の半導体集積回路の一実施
の形態のブロック図であり、RISC型マイクロコンピ
ュータの例である。その構成は、中央処理装置1と、回
路機能ブロックである命令キャッシュ2、データキャッ
シュ3、バスインターフェース4、タイマー、シリアル
インターフェース等の周辺IO装置5により構成され、
これらはそれぞれループ状のデータバス6、アドレスバ
ス7によって接続されており、またデータバス6上に
は、バスバッファ回路11,12,13を有しており、
バスバッファ回路11,12,13は、中央処理装置
1、命令キャッシュ2、データキャッシュ3より出力さ
れる信号を入力とするバスバッファ制御回路10の出力
により制御される。また図2は図1のマスクパタンの概
略図である。
【0017】マイクロコンピュータとしての基本動作
は、図6を用いて従来例で説明した動作と同等である。
よってここでは、それぞれの装置間でのデータの送受信
するときのデータバス6、バスバッファ回路11,1
2,13、バスバッファ制御回路10に関する動作につ
いて説明する。
【0018】各装置間で、データバス6を使用したデー
タの送受信については表1にまとめた通りであり、この
ときのバスバッファ回路11,12,13、バスバッフ
ァ制御回路10の動作は表2のようになる。ここで、図
2の6A,6B,6Cはバスバッファ回路11,12,
13により分割されたデータバス6のそれぞれの名称で
ある。また、中央処理装置1において、命令コードの入
力はデータバス6Aに、ロードデータの入力、及びスト
アデータの出力はデータバス6Bに接続されているもの
とする。
【0019】
【表2】 例えば中央処理装置1は、アドレスバス7を介して命令
アドレスを命令キャッシュ2に出力する。また同時にバ
ッファ制御回路10にも命令フェッチの要求があること
を知らせる。次に命令キャッシュ2から中央処理装置1
に命令コードが出力される。このときバスバッファ回路
11,13はOFF状態となる。よって命令キャッシュ
2がドライブするデータバスの負荷はバスバッファ回路
11,13間のデータバス6Aの負荷のみである。他の
装置間のデータ転送においても表2に示したようにバス
バッファ回路を制御することにより周回したデータバス
6の全負荷をドライブする必要がなくなりバスによる消
費電力を大幅に削減できる。
【0020】ここで、前記公知例の公報平2−1579
59のように全装置間にバスバッファ回路を配置した場
合を考える。全装置間にバスバッファ回路を配置した場
合、バスの配線の分割を細かく制御することにより、配
置的に近い装置間のデータの送受信の場合には、バスバ
ッファ回路によるデータの遅延も問題にならず、同時に
複数の装置間でのデータ転送も可能となる。しかし、配
置的に遠い装置間のデータ転送の場合、複数のバスバッ
ファ回路を経由してデータ転送を行う必要があり、バス
の動作スピードが間に合わなくなってしまうか、間に合
わせるために、かえってバスドライブ回路や、バスバッ
ファ回路のドライブ能力を上げる必要が発生し、バスを
分割したことによる消費電力の削減ができなくなってし
まう。
【0021】このような意味で、アクセスの頻繁な装置
間にバスバッファ回路を配置するのは、逆効果である。
通常キャッシュを内蔵したマイクロプロセッサを使用す
る場合、そのキャッシュのヒット率は90%以上であ
り、パイプライン処理でほとんどの命令を1クロックで
実行するRISCプロセッサの場合、ほぼ毎クロック命
令キャッシュ2から、中央処理装置1への命令コードの
転送が発生する。よって本例の場合、命令キャッシュ2
と中央処理装置1の間にバスバッファ回路を配置しない
方が、よりよい効果があることは明らかである。
【0022】また本例の場合、前にも説明したように、
中央処理装置1の6Aのバスから命令コードをフェッチ
し、6Bのバスからロードあるいは、ストアするデータ
の入出力を行う構成のため、6Aで命令コードを転送中
に、6Cあるいは、6C−6Bのバスを介して、周辺I
O装置5あるいは、データキャッシュ3に対してロー
ド、ストアデータの送受信を行うことも可能であり、前
記公知例の並列同時転送も可能である。
【0023】つまり、各装置の配置の仕方、各装置間の
アクセス頻度を充分に考えた上で、最も効果の上がる部
分のみにバスバッファ回路を配置することが重要であ
る。さらに、装置間に限らず必要ならば装置の内部にも
バスバッファ回路を配置することで、よりその効果を上
げることができる。
【0024】次に、バスバッファ回路11,12,13
の構成及び動作について図面を用いて説明する。図3は
バスバッファ回路11の回路図である。バスバッファ回
路11は、その両端のバス6A(64:0),6B(6
4:0)のそれぞれのバス配線に対してバスドライブ回
路BD1,BD2を有する。またバスバッファ制御回路
10から出力される制御信号CNT1,CNT2を入力
する。CNT1はCNT1の立ち上がりエッジ側に、よ
り大きいディレイが入るディレイパルス生成回路20に
入力し、その出力とCNT2のOR論理の出力がバスド
ライブ回路BD2の制御信号となり、CNT2はCNT
2の立ち上がりエッジ側に、より大きいディレイが入る
ディレイパルス生成回路21に入力し、その出力とCN
T1のOR論理の出力がバスドライブ回路BD1の制御
信号となる構成である。
【0025】ここで、バスバッファ回路11を構成する
バスドライブ回路BD1,BD2は、バス6A側の装置
あるいは、バス6B側の装置が有するバスドライブ回路
に比べドライブ能力が大きいものである。バス6A,バ
ス6Bには各装置の複数のバスドライブ回路が接続され
る。例えばバス6A側にバスバッファ回路以外にn個の
バスドライブ回路が接続されていた場合、これらのバス
ドライブ回路のドライブ能力を小さくできれば、つまり
バスドライブ回路を構成するトランジスタのディメンジ
ョン小さくできれば、バスAの負荷容量は、n個分のバ
スドライブ回路のディメンジョン削減による容量値の削
減が可能となる。これに対して、バス6Aに接続するバ
スバッファ回路のバスドライブ回路は両端の2個のみで
あり、このドライブ能力を大きくしてもたかだか2個分
の負荷容量が増えるだけである。
【0026】次にその動作について図4のタイミングチ
ャートを用いて説明する。データバス6A側の装置より
データが出力されてデータバス6B側の装置にデータを
送る場合、CNT1がHighレベルとなる。するとバ
スドライブ回路BD1がアクティブとなり、例えばデー
タバス6AのレベルがHighレベルからLowレベル
に変化した場合、この変化はバスドライブ回路BD1に
よりデータバス6Bに伝えられ、データバス6BもHi
ghレベルからLowレベルへ変化を始める。
【0027】この時点でのバス6Aの変化は、バスAを
ドライブする装置のバスドライブ回路の駆動能力は小さ
いため、緩やかである。また、このときBD2はOFF
状態である。次にデータバス6Bのレベルがある程度下
がった後、ディレイパルス回路20の出力がHighレ
ベルになる。するとバスドライブ回路BD2もアクティ
ブとなり、ある程度レベルの下がったデータバス6Bの
レベルを受けてデータバス6A側にLowレベルを出力
する。
【0028】これにより、バス6AはバスAをドライブ
する装置のバスドライブ回路に加え、バスドライブ回路
BD2によってもドライブされ、バスドライブ回路BD
2は、バス6Aをドライブしている装置のバスドライバ
よりもドライブ能力が大きいため、データバス6Aは急
速にLowレベルに引かれることとなり、結果としてデ
ータバス6A,6BのLowレベルへの変化が早くな
る。データバスの変化がLowレベルからHighレベ
ルへの変化であっても同様である。また、データバス6
B側の装置からの出力をデータバス6A側の装置で受け
る場合は、CNT2がHighレベルになることにより
同様の動作をする。CNT1,CNT2が共にLowレ
ベルであった場合は、バスバッファ回路11はOFF状
態となる。バスバッファ回路12,13に関しても同様
である。これによりバスを複数に分割し開閉可能なバス
バッファを介してデータを転送する場合においてもスピ
ードを落すことなくデータの転送が可能となる。
【0029】図3では、バスがスタティックバスである
場合のバスバッファ回路の実施の形態を示したが、図5
に、バスがダイナミックバスの場合のバスバッファ回路
の一例を示す。バスドライブ回路BD1,BD2がNc
hトランジスタ2個で構成される。ダイナミックバスの
場合、半クロックをバスのプリチャードに使用するた
め、1クロックで転送できるデータは1種類であるが、
各装置のバスドライブ回路はNchトランジスタのみで
構成できるため、バスの負荷容量を削減でき、スタティ
ックバスの場合に対して周波数を上げることも可能であ
る。
【0030】この例では、データバスに関してのみバス
バッファを有する構成としたが、アドレス変換機能等を
有するマイクロコンピュータ等では、アドレスバスの入
出力の数も多く、アドレスバス等その他、負荷が重くチ
ップ全体に配線されるようなバスについても同様の構成
とすることにより同様の効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、同一バスに対して
の入出力がある複数の装置があった場合、バスをループ
状に構成し、その装置間のデータのやりとりを考慮し、
適切な位置にバスバッファ回路を配置し、さらにバスバ
ッファ回路は、少なくとも2本の制御信号により電気的
にバスの開閉が可能でかつ、データの転送方向により両
端のバスをドライブする回路を時間差をつけてドライブ
することにより、前記公知例の並列同時転送を可能にす
る長所を残しながら、公知例の欠点だったバスの転送速
度を低下させることなくループしているバス配線の必要
な部分のみをドライブでき消費電力の削減が可能とな
る。また従来例においてバスが分割されていない場合、
必要なバスのスピードを得るために、出力のある全装置
のバスドライブ回路のディメンジョンを大きくする必要
があったが、バスを分割できることで、分割されたバス
容量に合わせて最適なディメンジョンを設定できるた
め、バス全体のトータルな容量も削減できるため、消費
電力削減に一層の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路の一実施の形態のブロ
ック図。
【図2】本発明の半導体集積回路の一実施の形態のマス
クパターン概略図。
【図3】バスバッファ回路の一実施の形態の回路図。
【図4】バスバッファ回路のタイミングチャート。
【図5】バスバッファ回路の他の実施の形態の回路図。
【図6】従来の半導体集積回路の一例のブロック図。
【図7】従来の半導体集積回路の一例のマスクパターン
概略図。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 命令キャッシュ 3 データキャッシュ 4 バスインターフェース 5 周辺IO装置 6,6A,6B,6C,6A(63−0),6B(63
−0) データバス 7 アドレスバス 10 バスバッファ制御回路 11,12,13 バスバッファ回路 BD1,BD2 バスドライブ回路 20,21 ディレイパルス生成回路 22,23 OR論理回路 CNT1,CNT2 バスバッファ回路制御信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と複数の回路機能ブロック
    を備え、これら中央処理装置と回路機能ブロックは同一
    のループ状のバスに接続されており、 前記複数の回路機能ブロックの中の命令キャッシュと中
    央処理装置とを最短距離で接続するバス以外の各バス
    に、前記回路機能ブロック同士を電気的に接続するバス
    バッファ回路が設けられていることを特徴とする半導体
    集積回路。
  2. 【請求項2】 中央処理装置と複数の回路機能ブロック
    を備え、これら中央処理装置と回路機能ブロックは同一
    のループ状のバスに接続されており、前記バスには、前
    記回路機能ブロック同士を電気的に接続するバスバッフ
    ァ回路が、一部の回路機能ブロック間を除く回路機能ブ
    ロック間に設けられていることを特徴とする半導体集積
    回路。
  3. 【請求項3】 バスバッファ回路が、データ転送方向の
    バスバッファ回路とデータ転送方向と逆方向のバスバッ
    ファ回路からなり、前記データ転送方向のバスバッファ
    回路が前記データ転送方向と逆方向のバスバッファ回路
    よりも時間差をつけて先に開かれる請求項2記載の半導
    体集積回路。
  4. 【請求項4】 中央処理装置に接続される、バスを構成
    する命令バスとデータパスがバスバッファ回路を介して
    接続される請求項2記載の半導体集積回路。
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