JPH1061846A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH1061846A
JPH1061846A JP22257996A JP22257996A JPH1061846A JP H1061846 A JPH1061846 A JP H1061846A JP 22257996 A JP22257996 A JP 22257996A JP 22257996 A JP22257996 A JP 22257996A JP H1061846 A JPH1061846 A JP H1061846A
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Shozo Fujisawa
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Yoshiaki Minamide
善昭 南出
Kazunari Nishimura
一成 西村
Taketoshi Touno
剛年 東野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径管の接続作業にパイプレンチのような
大形の締付用工具を不要にし、締付けを小さな力で行え
るようにし、管に溝付け加工のような面倒な加工を行う
必要を無くする。 【解決手段】 差込口部1に第1凹入部11と第2凹入
部12と環状溝部13とを設ける。第1凹入部11に環
状シール材2とこの環状シール材2に巻き付けたバンド
3とを収容し、第2凹入部12にロックリング5を保持
させ、環状溝部13に耐熱性パッキン6を保持させる。
締付操作機構4を締め付けてバンド3と共に環状シール
材2を縮径させると、その環状シール材2が管100に
密着する。締付操作機構4を、第1凹入部11の周壁に
形成した開口16から外側に露出させ、差込口部1の外
側からその締付操作機構4を操作可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手、特に大口
径管に対して好適に使用することのできる管継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、管継手には、ねじ込み型、メ
カニカル型、差込み型といった種々のタイプのものが知
られている。ねじ込み型管継手は管端に形成したねじ部
にシール材を介して管継手のねじ部をねじ込むタイプの
ものであり、メカニカル型管継手は、管が差し込まれた
差込口部のねじ部に押輪のねじ部をねじ込むことによっ
てゴム輪でなるシール材を管の外周に密着させるタイプ
のものである。これら2つのタイプの管継手では、大口
径管の接続作業に際し、締付用工具としてパイプレンチ
のような大形の締付用工具が必要になるので、特に高所
や狭所で大口径管の接続作業を行うときに施工性に欠
け、特にメカニカル型管継手にあってはシール材用リテ
ーナやロックリングやゴム輪などの部品を管にセットし
なければならないので施工性がさらに低下するという欠
点があった。差込み型管継手にあっては、ロックリング
による抜止め作用を確実に発揮させるために管に溝付け
加工を行わねばならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の状況の
もとでなされたものであり、大口径管の接続作業に際し
て、必ずしも大形の締付用工具を必要としない管継手を
提供することを目的とする。
【0004】また、本発明は、大口径管の接続作業に際
して大形の締付用工具を用いる必要がないにもかかわら
ず、締付けなどの接続に必要な作業を小さな力で行うこ
とのできる管継手を提供することを目的とする。
【0005】さらに本発明は、管に溝付け加工のような
面倒な加工を行う必要のない管継手を提供することを目
的とする。
【0006】さらに本発明は、管の抜止め機能を備えた
管継手を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明によ
る管継手は、管の差込口部の内周部に、環状の第1凹入
部と、この第1凹入部を挟む軸方向の両側に振り分けて
設けられた環状溝部および第2凹入部とが具備され、上
記第1凹入部と上記環状溝部とが上記差込口部の内周部
に設けられた環状の第1仕切壁により仕切られ、上記第
1凹入部と上記第2凹入部とが上記差込口部の内周部に
設けられた環状の第2仕切壁により仕切られ、上記第1
凹入部に、拡縮径可能で縮径により上記差込口部に差し
込まれた上記管の外周に密着されるゴム輪でなる環状シ
ール材とこの環状シール材に巻き付けられたバンドとが
収容され、このバンドに、このバンドを締め付けて縮径
させるための締付操作機構が設けられ、上記第1凹入部
の周壁に開設された開口から上記締付操作機構が上記差
込口部の外側に露出され、上記環状溝部に、上記差込口
部に差し込まれた上記管の外周に密着される耐熱性パッ
キンが保持され、上記第2凹入部の周面の一部が、上記
差込口部の外端部に近付くほど径小になるように傾斜し
た環状の傾斜面に形成されていると共に、この第2凹入
部に、上記差込口部に差し込まれた上記管を取り囲んで
掴み持つ程度の内径を有しかつ上記傾斜面に対して上記
軸方向に押し付けられることにより縮径されるロックリ
ングが保持されている、というものである。
【0008】この管継手において、上記締付操作機構を
操作して上記バンドを縮径させると、そのバンドと共に
上記環状シール材が縮径して上記差込口部に差し込まれ
た管の外周に密着する。したがって、上記管と上記差込
口部との隙間が環状シール材により塞がれて流体が漏れ
止めされる。上記締付操作機構は、上記第1凹入部の周
壁に開設された上記開口から上記差込口部の外側に露出
しているので、この締付操作機構を操作することのでき
る締付用工具を用いるだけで接続作業を行えるようにな
り、大口径管を接続するときでも大形の締付用工具を用
いる必要が必ずしもなくなる。
【0009】また、上記第1凹入部と上記環状溝部とが
上記差込口部の内周部に設けられた環状の第1仕切壁に
より仕切られ、上記第1凹入部と上記第2凹入部とが上
記差込口部の内周部に設けられた環状の第2仕切壁によ
り仕切られているので、上記差込口部に上記管を差し込
むときに、上記第1凹入部に収容されているゴム輪でな
る上記環状シール材がその管によって上記第2凹入部ま
たは上記環状溝部にまで引きずられることがない。これ
と同様に、上記第2凹入部または上記環状溝部に保持さ
れている上記ロックリングや上記耐熱性パッキンがその
管によって上記第1凹入部にまで引きずられることがな
い。
【0010】さらに、火災時などに上記差込口部などが
加熱されても、上記耐熱性パッキンがそれに特有の耐熱
温度よりも高い温度に加熱されるまでは流体のシール性
がこの耐熱性パッキンによって確保される。
【0011】また、上記管が上記差込口部に差し込まれ
ると、その管が上記ロックリングに取り囲まれるので、
その管が引き抜かれようとしたときにはその管と共に上
記ロックリングが移動して上記傾斜面に対し上記軸方向
に押し付けられる。このため、そのロックリングが縮径
されて上記管に圧接して、あるいは上記管にくい込んで
その管を抜止めする。
【0012】請求項2に係る発明の管継手は、請求項1
に記載のものにおいて、上記締付操作機構が、上記バン
ドの一端部に固着されたねじ軸挿通空間を有するねじホ
ルダーと、このねじホルダーに回転自在で軸方向進退不
能に取り付けられて上記ねじ軸挿通空間に挿通されたね
じ軸と、上記ねじホルダーの上記ねじ軸挿通空間に挿通
される上記バンドの他端部に設けられて上記ねじ軸のね
じ山に噛み合うねじ溝と、上記ねじ軸に設けられて締付
用工具とその回転操作方向で係合可能な回転操作部とを
有する、というものである。
【0013】この管継手によると、上記ねじ軸に設けら
れた上記回転操作部を締付用工具を用いて回転操作する
だけで上記バンドが締め付けられて上記環状シール材が
縮径し、その環状シール材が上記差込口部に差し込まれ
た管の外周に密着してその箇所をシールする。
【0014】請求項3に係る発明の管継手は、請求項2
に記載のものにおいて、上記回転操作部が、上記ねじ軸
の一端部に設けられた頭部である、というものである。
【0015】この管継手において、上記頭部は、締付用
工具である小形のスパナが外嵌される六角形などの多角
形の頭部であっても、締付用工具である小形の六角レン
チが内嵌される六角孔を有する六角孔付き頭部であって
も、締付用工具である小形のプラスドライバーや小形の
マイナスドライバーを係合させるためのプラス溝やマイ
ナス溝を有する溝付き頭部であってもよい。
【0016】請求項4に係る発明の管継手は、請求項
1、請求項2、請求項3のいずれかに記載のものにおい
て、上記第2凹入部が上記第1凹入部の軸方向外側に位
置し、上記環状溝部が上記第1凹入部の軸方向内側に位
置する、というものである。
【0017】この構成であれば、上記耐熱性パッキンが
上記差込口部の外端部から離れた位置に設けられている
上記環状溝部に保持されることになるので、火災時に、
火炎が差込口部とそれに差し込まれている管との隙間を
通ってその耐熱性パッキンにまでは到達しにくくなる。
そのため、この耐熱性パッキンが火炎によって直接には
加熱されにくくなり、そのことが、火災時におけるこの
耐熱性パッキンの温度上昇を抑制してシール維持時間を
長く保つことに役立つ。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態に
よる管継手Aの一部破断側面図であり、左半分は差込口
部1に管100が差し込まれた状態を示し、右半分は差
込口部1に管100を差し込んでバンド3を締め付けた
状態を示している。図2は図1のII−II線に沿う断
面図、図3は締付操作機構4の一部破断正面図である。
【0019】この管継手Aにおいて、差込口部1には溝
状の第1凹入部11と、この第1凹入部11の軸方向外
側に位置する第2凹入部12と、上記第1凹入部11の
軸方向内側に位置する環状溝部13とが設けられてい
る。そして、上記第1凹入部11と上記環状溝部13と
が上記差込口部1の内周部に設けられた環状の第1仕切
壁14により仕切られ、上記第1凹入部11と上記第2
凹入部12とが上記差込口部1の内周部に設けられた環
状の第2仕切壁15により仕切られている。
【0020】上記第1凹入部11における軸方向で対向
する一対の環状壁面15,15の両方が上記差込口部1
の軸線P−Pに対して直交する環状面になっている。こ
の第1凹入部11には、NBRなどのゴム輪でなる環状
シール材2と、この環状シール材2に巻き付けられたス
テンレス製のバンド3とが収容されている。
【0021】図1および図2のように、上記バンド3に
よって締め付けられていない状態での上記環状シール材
2は、軸方向中央部に径大な環状凹所21を有し、この
環状凹所21の軸方向両側部分が径小な環状縁部22,
22になっていて、軸方向に一定の長さを有する筒形に
なっている。また、この環状シール材2は、上記第1凹
入部11の中で軸方向に位置ずれしないように、上記第
1凹入部11の一対の環状壁面15,15にその軸方向
の両端面が軽く当たる程度にそれらの一対の環状壁面1
5,15間に挟み込まれている。
【0022】上記差込口部1における第1凹入部11の
周壁に周方向に長い開口16が開設されている。
【0023】上記環状シール材2に巻き付けられている
上記バンド3は発錆しにくい金属製の帯板、たとえばス
テンレス製の帯板で製作されており、その両端部相互間
に亘って図1〜図3に示した締付操作機構4が設けられ
ている。この締付操作機構4は、上記バンド3の一端部
に固着されたねじホルダー41を有する。このねじホル
ダー41は金属板に曲げ加工などを施して製作されたも
のであって、その内部空間がねじ軸挿通空間42とさ
れ、そのねじ挿通空間42に挿通されたねじ軸43の軸
方向両端部が上記ねじホルダー41に回転自在で軸方向
進退不能に取り付けられている。このねじ軸43は、回
転操作部としての六角形の頭部44を備えており、この
頭部44に締付用工具としての小形のスパナ(不図示)
を外嵌して回転操作することができるものである。上記
ねじホルダー41の上記ねじ軸挿通空間42には上記バ
ンド3の他端部32が挿通されるようになっており、そ
の他端部32には、上記ねじ軸43のねじ山45に噛み
合うねじ溝33が形成されている。
【0024】上記第2凹入部12の周面の一部は、上記
差込口部1の外端部に近付くほど径小になるように傾斜
した環状の傾斜面17に形成されている。この第2凹入
部12には、周方向の一箇所に欠円部を有してその欠円
部の作用により縮径が可能になった弾性を有するステン
レス製のロックリング5が保持されている。このロック
リング5は、上記傾斜面17に臨む状態で上記第2凹入
部12に保持されている。そして、このロックリング5
は、上記差込口部1を通してこのロックリング5に差し
込まれた管100を取り囲んで掴み持つ程度の内径を有
しており、縮径されたときにそのロックリング5の内周
部が管100に圧接して、あるいはくい込んでその管1
00を抜止めするようになっている。51は上記ロック
リング5の内周部に環状に具備されたくい込み歯であ
る。
【0025】上記環状溝部13には、環状の耐熱性パッ
キン6が保持されている。この耐熱性パッキン6は、火
災により当該管継手Aが加熱されたときでもそのシール
機能を失わない耐熱性能を有している。このような耐熱
性パッキン6には、たとえばクロロプレンゴムと熱膨張
性黒鉛とを材料とするパッキンが相当する。
【0026】上記した環状シール材2、ロックリング5
および耐熱性パッキン6は、それらを縮径させて上記差
込口部1の外側から上記第1凹入部11、第2凹入部1
2および環状溝部13にそれそれ嵌め込まれ、嵌め込ん
だ後に元の自然状態に復元させてある。また、上記締付
操作機構4を備えたバンド3は、上記差込口部1の上記
開口16を利用して上記第1凹入部11に挿入されてい
て、その締付操作機構4をその開口16から上記差込口
部1の外側に露出させてある。したがって、上記頭部4
4を上記差込口部1の外側から操作して回転させること
が可能である。
【0027】以上のように構成された上記管継手Aにお
いて、管100を上記差込口部1に差し込むときには、
図1の左半分や図2のように、締付操作機構4が緩めら
れてバンド3が拡径されている。また、上記ロックリン
グ5は上記傾斜面17に押し付けられていない。したが
って、上記管100が、上記ロックリング5と、上記環
状シール材2とにこの順に貫挿された後、上記耐熱性パ
ッキン6に貫挿されるようになり、完全に差し込んだと
きには、上記耐熱性パッキン6がその管100の外周に
密着してその箇所の流体シール性を保つ。
【0028】上記のようにして差込口部1に管100を
差し込んだ後、その差込口部1の外側から上記締付操作
機構4のねじ軸43の頭部44に小形のスパナやレンチ
などの小形の締付用工具(不図示)を外嵌してそのねじ
軸43を締め付ける方向に回転させると、上記バンド3
の他端部が図2および図3の左方向に引き込まれてその
バンド3が縮径し、その縮径に伴って上記環状シール材
2も縮径する。このような環状シール材2の縮径によ
り、図1の右半分に示したようにその環状シール材2が
上記管100の外周面に密着してその箇所の流体シール
性を保つ。
【0029】また、上記差込口部1に管100が差し込
まれたときには、上記ロックリング5がその管100を
取り囲んでその管100を図1の左半分のように掴み持
つ。そのため、管100が引抜き方向に引っ張られたと
きには、図1の右半分に示したように、そのロックリン
グ5が管100と共に移動して上記傾斜面17に対して
上記軸方向に押し付けられて縮径する。このようなロッ
クリング5の縮径により、そのロックリング5のくい込
み歯51が上記管100に圧接して、あるいはくい込ん
で管100を抜止めする。
【0030】この実施形態においては、上記締付操作機
構4として図2や図3に示したものを用いるけれども、
この締付操作機構4として他の機構を採用することも可
能である。また、ロックリングを保持する第2凹入部を
上記第1凹入部の軸方向内側に設け、耐熱性パッキンを
保持する環状溝部を上記第1凹入部の軸方向外側に設け
ることも可能である。
【0031】以上説明した実施形態の管継手Aには、長
尺管の一端部または両端部に設けられたものや、2本の
管の相互間に介在されてそれらの管を接続するものが含
まれることは勿論、3つあるいは4つの差込口部1を有
するT字型あるいは十字型のものも含まれる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る管継手によれば、環状シー
ル材を縮径させるためのバンドの締付操作機構が差込口
部の外側に露出しているので、この締付操作機構を操作
することのできるスパナやレンチのような小形の締付用
工具を用いるだけで接続作業を行えるようになり、大口
径管を接続する場合にも大形の締付用工具を用いる必要
がなくなり、また、締付けに大きな力を必要としなくな
る。
【0033】さらに、本発明の管継手によると、ゴム輪
でなる環状シール材や上記ロックリングや上記耐熱性パ
ッキンが上記差込口部に差し込まれる管によって引きず
られることがないので、管の差込みを円滑に行える。ま
た、ロックリングによる管の抜止め作用によって、地震
などに際しても管が差込口部から引き抜かれることがな
くなり、火災時に際して上記環状シール材や上記締付操
作機構の機能が損なわれても、上記耐熱性パッキンによ
って流体のシール性が確保される。特に、請求項4に係
る発明によると、火災時に、火炎が上記耐熱性パッキン
にまでは到達しにくくなるので、火災時におけるこの耐
熱性パッキンの温度上昇を抑制してシール維持時間を長
く保つことに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による管継手の一部破断側面
図であり、左半分は差込口部に管が差し込まれた状態を
示し、右半分はバンドを締め付けて差込口部に差し込ま
れた管を接続した状態を示している。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】締付操作機構一部破断正面図である。
【符号の説明】
A 管継手 1 差込口部 2 環状シール材 3 バンド 4 締付操作機構 5 ロックリング 6 耐熱性パッキン 11 第1凹入部 12 第2凹入部 13 環状溝部 14 第1仕切壁 15 第2仕切壁 16 開口 17 傾斜面 31 バンドの一端部 32 バンドの他端部 33 ねじ溝 41 ねじホルダー 42 ねじ軸挿通空間 43 ねじ軸 44 頭部(回転操作部) 45 ねじ山 100 管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南出 善昭 大阪府岸和田市田治米町153番地の1 日 本鋼管継手株式会社内 (72)発明者 西村 一成 大阪府岸和田市田治米町153番地の1 日 本鋼管継手株式会社内 (72)発明者 東野 剛年 大阪府岸和田市田治米町153番地の1 日 本鋼管継手株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管の差込口部の内周部に、環状の第1凹
    入部と、この第1凹入部を挟む軸方向の両側に振り分け
    て設けられた環状溝部および第2凹入部とが具備され、
    上記第1凹入部と上記環状溝部とが上記差込口部の内周
    部に設けられた環状の第1仕切壁により仕切られ、上記
    第1凹入部と上記第2凹入部とが上記差込口部の内周部
    に設けられた環状の第2仕切壁により仕切られ、上記第
    1凹入部に、拡縮径可能で縮径により上記差込口部に差
    し込まれた上記管の外周に密着されるゴム輪でなる環状
    シール材とこの環状シール材に巻き付けられたバンドと
    が収容され、このバンドに、このバンドを締め付けて縮
    径させるための締付操作機構が設けられ、上記第1凹入
    部の周壁に開設された開口から上記締付操作機構が上記
    差込口部の外側に露出され、上記環状溝部に、上記差込
    口部に差し込まれた上記管の外周に密着される耐熱性パ
    ッキンが保持され、上記第2凹入部の周面の一部が、上
    記差込口部の外端部に近付くほど径小になるように傾斜
    した環状の傾斜面に形成されていると共に、この第2凹
    入部に、上記差込口部に差し込まれた上記管を取り囲ん
    で掴み持つ程度の内径を有しかつ上記傾斜面に対して上
    記軸方向に押し付けられることにより縮径されるロック
    リングが保持されていることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 上記締付操作機構が、上記バンドの一端
    部に固着されたねじ軸挿通空間を有するねじホルダー
    と、このねじホルダーに回転自在で軸方向進退不能に取
    り付けられて上記ねじ軸挿通空間に挿通されたねじ軸
    と、上記ねじホルダーの上記ねじ軸挿通空間に挿通され
    る上記バンドの他端部に設けられて上記ねじ軸のねじ山
    に噛み合うねじ溝と、上記ねじ軸に設けられて締付用工
    具とその回転操作方向で係合可能な回転操作部とを有す
    る請求項1に記載の管継手。
  3. 【請求項3】 上記回転操作部が、上記ねじ軸の一端部
    に設けられた頭部である請求項2に記載の管継手。
  4. 【請求項4】 上記第2凹入部が上記第1凹入部の軸方
    向外側に位置し、上記環状溝部が上記第1凹入部の軸方
    向内側に位置する請求項1、請求項2、請求項3のいず
    れかに記載の管継手。
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JP2007046711A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd メカニカルタイプの管継手、およびその管継手におけるクランプの締付け方法

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JP2007046711A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd メカニカルタイプの管継手、およびその管継手におけるクランプの締付け方法
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