JP5589022B2 - フランジ連結構造 - Google Patents
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Description
図1〜図13に示した本発明の実施の一形態に於て、P1 ,P2 は、被接続パイプであって、ステンレス鋼,Cu管,Al管等の金属製であって、第1パイプP1 には、その端部に外鍔状第1フランジ1が、塑性加工にて(一体ものとして)突設され、また、第2パイプP2 には、その端部に外鍔状第2フランジ2が、塑性加工にて(一体ものとして)突設されている。
3はシール材であり、第1フランジ1の内側面と、第2フランジ2の内側面の間に、挾着して密封作用をなすガスケットの場合を示す。このシール材3を介在して、第1パイプP1 と第2パイプP2 が相互にフランジ1,2に於て接続(連結)される。
4は、第1フランジ1の外側面1Aを押圧可能な円環状の流体圧用ピストンであり、第1パイプP1 に外嵌状に遊嵌された第1リング体11に上記ピストン4は内蔵される。具体的には、第1リング体11は、上記ピストン4を、第1パイプP1 の第1軸心L1 に沿った軸心方向に進退自在として収容する円環状ピストン空間部5を有する。
12は、円環状の第2リング体であって、第2フランジ2の外側面2Aに当接可能として、第2パイプP2 に外嵌状に遊嵌される。
この結合手段Wは、第1リング体11に於て、ラジアル内方向へ突設された複数の円弧状の係合内鍔片13と、第2リング体12からラジアル外方向へ突設された複数の円弧状の係合外鍔片14,14と、から構成される。
なお、外鍔片14と内鍔片13の各個数は、2個(又は3個)として約90°(又は60°)の回転によって相互に係合するようにしても良い(図示省略)。あるいは、5個以上に設定しても良い場合もある。ところで、第2リング体12を上述の回転を行う際に、図5に示したようなリブ片20と凹窪部21が形成されていることによって、作業者が指を掛けて、容易に回転トルクを与え得る利点がある。
また、第1リング体11には、円環状のピストン空間部5よりもラジアル方向外側位置に於て、複数個(図3では4個)のネジ孔25が貫設され、このネジ孔25に、外部から作業工具29(図13参照)にて螺進退自在としてネジ部材30を螺着している。
ピストン4は、図7に示すように、内シール溝31と外シール溝32を有するピストン本体4Aと、横断面略矩形状の該ピストン本体4Aの外端面と外周面の角部近傍から、ラジアル外方向へ突設されたネジ押圧力受持突部4Bとを、一体に有する。
この受持突部4Bに螺進したネジ部材30の先端が押圧して、ピストン4が第1フランジ1の外側面1Aを強力に押圧する状態を維持する(図1,図2,図13参照)。
また、ピストン本体4Aの内外シール溝31,32には、Oリング33,33を装着している。
なお、図8の右方向と左方向の図外には、予め第1リング体11と第2リング体12が外嵌(遊嵌)されており、図9に示すように、第1リング体11を矢印C方向にスライド(移動)させて、図10に示すように、第1・第2フランジ1,2をラジアル外方側から覆うようにすると共に、第2リング体12を矢印Eのようにスライド(移動)させて、図3〜図6に示した、第1リング体11の切欠円弧部22に、第2リング体12の係合外鍔片14を対応させつつ、外鍔片14を第1リング体11の内部へ押込んで、かつ、図11の矢印Fのように約45°回転させると、図11のように係合内鍔片13の内側面に係合外鍔片14の外側面が近接乃至当接する。このような係合状態となるためには、後退位置のピストン4のピストン本体4Aの(第1フランジ1への)当接面と、第2リング体12の(第2フランジ2への)当接面とのアキシャル方向間隔寸法が、図9に示した第1・第2フランジ1,2の外側面の相互間距離Hよりも大であることが必要である。
なお、結合手段Wとしては、図1〜図14に示した構成が、コンパクトで、かつ、作業性も優れているが、これ以外に、第1リング体11と第2リング体12を組立てることが可能な螺合構造、クランプ構造等を用いても良い。また、シール材3は各種断面形状のガスケット、又は、パッキンとするも自由である。
また、複数のピストン空間部5が周方向に所定ピッチにて配設される構成であるので、隣り合うピストン空間部5,5の間に、ネジ孔25(ネジ部材30)を、配設することが可能となって、第1リング体11の外径寸法を減少してコンパクト化を図り得る利点もある(図示省略)。
また、上記結合手段Wは;相互に対向した上記第1フランジ1と第2フランジ2を越えて上記第1リング体11に延伸状に形成された円筒部11Bの先端縁からラジアル内方向へ突設された複数の円弧状係合内鍔片13,13と;上記第2リング体12からラジアル外方向へ突設されて、90°以下の回転にて上記係合内鍔片13,13に係合する複数の円弧状係合外鍔片14,14と;から構成されているので、部品製作が容易かつ安価であり、構造も簡素で、手作業にて簡単に組立てることが可能なため、特に、高所作業や狭小空間での作業に好適である。
2 第2フランジ
1A,2A 外側面
3 シール材
4 ピストン
4A ピストン本体
4B ネジ押圧力受持突部
5 ピストン空間部
6 逆止弁
7 注入部
9 グリースニップル
11 第1リング体
11B 円筒部
12 第2リング体
13 係合内鍔部
14 係合外鍔部
25 ネジ孔
29 作業工具
30 ネジ部材
P1 第1パイプ
P2 第2パイプ
W 結合手段
Claims (3)
- 端部に外鍔状第1フランジ(1)を有する第1パイプ(P1 )と、端部に外鍔状第2フランジ(2)を有する第2パイプ(P2 )とを、シール材(3)を介在して相互に接続するためのフランジ連結構造に於て、
上記第1フランジ(1)の外側面(1A)を押圧可能な円環状流体圧用ピストン(4)と、
上記第1パイプ(P1 )に外嵌状に遊嵌されて、上記ピストン(4)を上記第1パイプ(P1 )の軸心方向に進退自在に収容するピストン空間部(5)を有する第1リング体(11)と、
上記第2フランジ(2)の外側面(2A)に当接可能として、上記第2パイプ(P2 )に外嵌状に遊嵌される第2リング体(12)と、
上記ピストン(4)の後退状態で、上記第1リング体(11)と第2リング体(12)を、分離連結自在に組立てる結合手段(W)とを、
具備し、上記ピストン(4)の後退状態で上記第1パイプ(P 1 )の軸心と上記第2パイプ(P 2 )の軸心が交叉して非平行状態となった上記第1フランジ(1)と第2フランジ(2)を、上記ピストン(4)を流体圧によって前進させることにより引寄せて、上記第1パイプ(P 1 )の軸心と上記第2パイプ(P 2 )の軸心を平行状態に修正して上記第1フランジ(1)と上記第2フランジ(2)を平行状態とするように構成し、
上記第1リング体(11)に、円環状の上記ピストン空間部(5)よりもラジアル方向外側位置に於て、複数個のネジ孔(25)がアキシャル方向に貫設され、該ネジ孔(25)に、外部から作業工具(29)にて螺進退自在としてネジ部材(30)を螺着し、かつ、上記ピストン(4)は、横断面略矩形状のピストン本体(4A)と、該ピストン本体(4A)の外端面と外周面の角部近傍から、ラジアル外方向へ突設されたネジ押圧力受持突部(4B)とを、一体に有し、上記受持突部(4B)に、螺進した上記ネジ部材(30)の先端が押圧して、上記ピストン(4)が上記第1フランジ(1)の外側面(1A)を押圧する状態を維持するように構成したことを特徴とするフランジ連結構造。 - 上記ピストン空間部(5)内へ流体を注入する逆止弁付き注入部(7)を、上記第1リング体(11)に付設した請求項1記載のフランジ連結構造。
- 上記流体がグリースであって、上記逆止弁付き注入部(7)がグリースニップル(9)である請求項2記載のフランジ連結構造。
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