JP2000002387A - 分岐管継手 - Google Patents

分岐管継手

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JP2000002387A
JP2000002387A JP17098998A JP17098998A JP2000002387A JP 2000002387 A JP2000002387 A JP 2000002387A JP 17098998 A JP17098998 A JP 17098998A JP 17098998 A JP17098998 A JP 17098998A JP 2000002387 A JP2000002387 A JP 2000002387A
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JP
Japan
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sleeve
ring
branch pipe
fitted
pipe joint
Prior art date
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Application number
JP17098998A
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English (en)
Inventor
Norihiro Furukawa
悟弘 古川
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は分岐管継手に関するものであり、更に
詳しくは給水、給湯用パイプの分岐管継手の新規な構造
を提供するものである。 【解決手段】流路とパイプ連結用アダプタ−を備えたチ
−ズを複数準備し、前記流路の両端を内スリ−ブ及び外
スリ−ブとしこれを順次嵌め込んで連結した分岐管継手
であって、一方のスリ−ブの周面にO−リングを嵌合す
る周溝(a)と割リングが嵌合する周溝(b)を形成
し、他方のスリ−ブの周面に前記割リングが嵌合する周
溝(c)を形成し、当該周溝(b)及び(c)内に割リ
ングを嵌合してチ−ズを連結した。A‥分岐管継手、1
‥チ−ズ、2、3‥流路、4‥内スリ−ブ、5‥外スリ
−ブ、6‥O−リング、7‥割リング、a‥O−リング
用周溝、b、c‥割リング用周溝、8‥配管用パイプ、
9‥アダプタ−。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分岐管継手に関する
ものであり、更に詳しくは給水、給湯用パイプの分岐管
継手の新規な構造を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、集合住宅をはじめとして戸建住宅
の給水、給湯の配管にヘッダ−工法が広く採用されてお
り、分岐管継手に導かれた湯水がここを基点として必要
個所に向けてパイプが分岐される構造となっている。
【0003】図5は従来より用いられている分岐管継手
40の一つを示すものであり、長尺で中空のヘッダ−基
体41に複数の雌ねじ部42を形成しておき、これにパ
イプを連結するアダプタ−43を螺合する構造となって
いる。この場合、一般に雌ねじ部42はヘッダ−基体4
1に対して一方向(図においては上向き)にのみ備えら
れるものであり、従って全てのアダプタ−43の方向が
常に一定方向(図では上向き)となる。しかるに、通常
は分岐管継手40に対して全方位に蛇口等があるため、
アダプタ−43に連結されるパイプの配管に無理が生じ
たり、配管材料も多く必要となり充分満足できるものと
は言えない。
【0004】図6は更に従来より用いられている分岐管
継手50の他の例を示すものであり、複数のチ−ズ51
に設けた内外のスリ−ブ52及び53をO−リング54
を介して相互に連結し、このチ−ズ51内に通しボルト
55を挿通してその前後端をナット56にて締付けて分
岐管継手50を構成するものである。この分岐管継手5
0の場合、夫々のチ−ズ51は回転可能とされているた
め、パイプ連結のためのアダプタ−57の方向は自在に
変えられることになる。しかしながら、このチ−ズ51
を回転するにはその都度通しボルト55の両端のナット
56を緩める必要があり、その作業は簡単ではなく、更
に作業の度に漏水しないように細心の注意をはらう必要
があり、施工現場出の精確な作業は難しい状況にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の技術課題を解決せんとするものであり、複雑な作
業を必要とせずにパイプ連結用アダプタ−の方向を自在
に変更できる分岐管継手を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の従来技術
の課題を解決するためになされたものであって、その要
旨は、流路とパイプ連結用アダプタ−を備えたチ−ズを
複数準備し、前記流路の両端を内スリ−ブ及び外スリ−
ブとしこれを順次嵌め込んで連結した分岐管継であっ
て、一方のスリ−ブの周面にO−リングを嵌合する周溝
(a)と割リングが嵌合する周溝(b)を形成し、他方
のスリ−ブの周面に前記割リングが嵌合する周溝(c)
を形成し、当該周溝(b)及び(c)内に割リングを嵌
合して各チ−ズを連結したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の分岐管継手は隣り合って
連結される基体間にO−リングと、連結用割リングを介
在させるものであり、内スリ−ブと外スリ−ブ間をシ−
ル性を保って回転自在としたため、かかる分岐管継手に
対してこれと接続する蛇口がいずれの方向であろうとも
各チ−ズがその方向に向くことができることとなり、配
管作業が著しく簡略化されるものである。即ち、チ−ズ
における流路の前後端を内スリ−ブ及び/又は外スリ−
ブとし、少なくとも一方の周面にO−リング嵌合のため
の周溝を形成し、更に双方の周面に割リングが嵌合する
周溝を備えたものであり、割リングにて両者を連結する
と共に、両者を相対的に回転可能とし、O−リングにて
この周面からの漏水を防いだものである。尚、内外スリ
−ブ面に割リング嵌合用周溝(b)及び(c)を形成す
ることは勿論であるが、O−リング用周溝(a)はいず
れの面に形成してもよい。更に、O−リング用周溝
(a)に対向して他の面に周溝を備えたものであっても
よいことは勿論である。
【0008】本発明のチ−ズの両端は上記したように一
方が内スリ−ブ他方が外スリ−ブとし、これらを順次連
結するのが一般的であるが、場合によっては両方とも内
スリ−ブ及び/又は外スリ−ブとしたものをこれとは逆
のスリ−ブを有するチ−ズピ−スを介して順次連結する
こともできる。
【0009】尚、各チ−ズに備えられるアダプタ−はこ
れに連結されるパイプの種類によって種々の構造のもの
が採用され特に限定されるものではないが、樹脂製のパ
イプを連結する場合を例に取れば、シ−ル用のO−リン
グとパイプの表面に食い込む爪部を有する保持リングと
が組み込まれた構造のものが挙げられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の分岐管継手を図面をもって更
に詳細に説明する。図1は本発明の分岐管継手の第1例
Aを示す分解図である。符号1は各チ−ズであり、これ
には直線状の流路2とこれに直角の流路3が形成されて
いる。そして流路2の両端はその一方が内スリ−ブ4、
他方が外スリ−ブ5とされ、この例では外スリ−ブ5に
はシ−ル用のO−リング6が嵌め込まれる周溝(a)と
前記の割リング7が嵌め込まれる周溝(b)が形成さ
れ、内スリ−ブ4の外周に割リング7を嵌め込む周溝
(c)が形成されている。
【0011】そして流路3は配管用パイプ8とアダプタ
−9を構成するものであり、この例ではシ−ル用O−リ
ング10、内周溝に爪12を備えた保持リング13、バ
ックアップリング14を内蔵するものであり、これらを
ソケット15を螺合することによって支持している。
【0012】この例における分岐管継手Aは前記した複
数のチ−ズ1を準備し、順次内スリ−ブ4と外スリ−ブ
5とを嵌合させることによって得られるものである。即
ち、内スリ−ブ4が外スリ−ブ内に挿入されると内スリ
−ブ4の外周面がO−リング6を拡げ、更に挿入すると
今度は割リング7が縮径し、最終的には周溝(b)及び
(c)とが同一位置に至って割リング7が元の状態にも
どって両方の周溝(b)及び(c)内に位置してチ−ズ
1同士の嵌合が完了する。
【0013】図2はこのチ−ズ1の嵌合の状態を示す部
分半裁図であり、周溝(a)内のO−リング6が内外ス
リ−ブ4及び5間のシ−ルをなし、割リング7は周溝
(b)及び(c)内に位置して各チ−ズ1を連結するこ
ととなる。このため、各チ−ズ1は相互に流路2に対し
て割リング7を基軸として回転可能とされたものであ
り、パイプ8の接続方向は自在となったものである。
尚、図例にあってはO−リング6用の周溝(a)を外ス
リ−ブ5に形成したが、内スリ−ブ4に形成してもよい
ことは勿論である。
【0014】流路3におけるアダプタ−9にあってはパ
イプ8の先端に内カラ−16を嵌め込み、これをソケッ
ト15内に挿入することによって保持リング13の爪1
2がパイプ9の外周表面に食い込みパイプ8の接続が完
了する例である。
【0015】尚、本発明において図示はしないが、連結
された各チ−ズの左右端を図示しないソケット等にて閉
鎖することは勿論であり、場合によってはこの部位より
流路2内に給水・給湯を行うために源水配管を施す場合
もある。
【0016】図3は本発明の分岐管継手の第2例Bにお
けるチ−ズの例であり、これは基本的にはチ−ズ1A及
び1Bよりなりチ−ズ1Aは流路2の両端を共に内スリ
−ブ4a及び4bとしたものであり、一方、チ−ズ1B
は両端を外スリ−ブ5a及び5bとして夫々嵌合させる
ものである。
【0017】図4は本発明の分岐管継手の第3例Cを示
すものであり、図3の符号1Aにて示すチ−ズに対して
外スリ−ブ31a及び31bを備えたチ−ズピ−ス30
をもって連結してなるものである。尚、図示はしない
が、図3の符号1bに示すチ−ズに対しては、内スリ−
ブをなすチ−ズピ−ズをもって連結することも可能であ
る。
【0018】尚、割リング7はその弾発力によって拡縮
径されるが、いずれの場合も周溝(b)及び(c)内に
てこれが復元して夫々のチ−ズが連結されるものであ
り、この結合は容易には解けずチ−ズの連結は確実とな
る。尚、この結合の解除には、例えば外スリ−ブ5に周
溝(b)或いは(c)に向って小径の孔を穿孔してお
き、この孔を利用して割リング7を内方へ押し、この状
態にて両チ−ズを反対側に引き抜くことで解除が可能で
ある。
【0019】
【発明の効果】本発明の分岐管継手は隣り合って連結さ
れる基体間にO−リングと連結用割リングを介在させる
ものであり、内スリ−ブと外スリ−ブ間をシ−ル性を保
って回転自在としたため、かかる分岐管継手に対してこ
れと接続する蛇口がいずれの方向であろうとも各チ−ズ
がその方向に向くことができることとなり、配管作業が
著しく簡略化されたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の分岐管継手の第1例Aを示す分
解図である。
【図2】図2は図1のチ−ズの嵌合の状態を示す部分半
裁図である。
【図3】図3は本発明の分岐管継手の第2例Bを示す図
である。
【図4】図4は分岐管継手の第3例Cを示す図である。
【図5】図5は従来より用いられている分岐管継手の一
つを示す図である。
【図6】図6は従来より用いられている分岐管継手の他
の例を示す図である。
【符号の説明】
A、B、C‥本発明の分岐管継手、 1‥チ−ズ、 2、3‥流路、 4‥内スリ−ブ、 5‥外スリ−ブ、 6‥O−リング、 7‥割リング、 a‥O−リング用周溝、 b、c‥割リング用周溝、 8‥配管用パイプ、 9‥アダプタ−、 10‥O−リング、 12‥爪、 13‥保持リング、 14‥バックアップリング、 15‥ソケット、 16‥内カラ−。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路とパイプ連結用アダプタ−を備えた
    チ−ズを複数準備し、前記流路の両端を内スリ−ブ及び
    外スリ−ブとしこれを順次嵌め込んで連結した分岐管継
    手であって、一方のスリ−ブの周面にO−リングを嵌合
    する周溝(a)と割リングが嵌合する周溝(b)を形成
    し、他方のスリ−ブの周面に前記割リングが嵌合する周
    溝(c)を形成し、当該周溝(b)及び(c)内に割リ
    ングを嵌合してチ−ズを連結したことを特徴とする分岐
    管継手。
JP17098998A 1998-06-18 1998-06-18 分岐管継手 Pending JP2000002387A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004183761A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Ck Kinzoku Kk 給湯・給水配管ヘッダー及び継手
JP2007100807A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Bridgestone Corp ヘッダ−基体及びその製法並びにこれを用いたヘッダー構造
JP2011179660A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Kitz Corp 両挿しチーズ継手とこれを用いた回転ヘッダー並びにメータユニット用の分岐継手
KR101755985B1 (ko) * 2015-02-20 2017-07-07 가부시키가이샤 니프코 댐퍼 및 댐퍼의 제조방법
JP2019183984A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 株式会社ブリヂストン 配管施工方法

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