JPH1061747A - クラッチ用バネ保持装置 - Google Patents

クラッチ用バネ保持装置

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JPH1061747A
JPH1061747A JP8215664A JP21566496A JPH1061747A JP H1061747 A JPH1061747 A JP H1061747A JP 8215664 A JP8215664 A JP 8215664A JP 21566496 A JP21566496 A JP 21566496A JP H1061747 A JPH1061747 A JP H1061747A
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修右 山本
Michikiyo Hiasa
道清 日朝
Hiroshi Yabe
博 矢部
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Yutaka Giken Co Ltd
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    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
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    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/123Wound springs
    • F16F15/1232Wound springs characterised by the spring mounting
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    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体トルクコンバーンタの直結クラッチなど
の緩衝用のコイルバネの保持構造を簡単にする。 【解決手段】 コイルバネ14のリテーナ16の両端に
溝形端面保持部163を設け、コイルバネ14を受ける
ガイド板15の両端に接続片153を設ける。該接続片
153を溝形端面保持部163に被嵌してガイド板15を
リテーナ16に取付け、リテーナ16のみをクラッチ板
8に押出しピン17で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体トルクコンバ
ータの直結クラッチなどに使用されるクラッチ板におけ
る、緩衝バネを保持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体トルクコンバータの直結クラッチ
は、例えば特公昭62−9780号公報に示されている
が、この直結クラッチにおける緩衝バネを保持する装置
は、図12(A)に示す構成を有す。同図においてaは
クラッチ板で前面側に摩擦部材bが接着されており、背
面側に環状の凹部cが形成され、該凹部c内に緩衝バネ
dが耐摩性のガイド板eとリテーナfによって保持され
ている。リテーナfは、バネdの両端面を保持する端面
保持部f1と周面を保持する周面保持部f2を有し、ガイ
ド板eと重ねてリベットgによってクラッチ板aに固着
されている。図中hは入力ケース、iはタービン、i1
はタービンiから伸びてバネdの両端に接する突片であ
る。
【0003】この装置において、リベッドgによる固着
に先立って、ガイド板eとリテーナfは、図12(B)
に示すようにガイド板eに設けた小穴e1にリテーナf
から押出した小突起f3をかしめることにより予組みさ
れるが、ガイド板eは、薄物である上に熱処理されるた
め歪みが生じ易く、リテーナfと重なる部分は、平面で
横幅が広いため歪みが顕著に現れ、小突起f3でかしめ
た部分から離れた所ではリテーナfとの間に隙間が生じ
ることがあり、予組みしたものを(A)のようにクラッ
チ板aにリベットgでかしめても、前記の歪みが残って
ガイド板eとリテーナfやクラッチ板eの間に隙間が残
る不都合がある。
【0004】また、部品数を少なくするために、図13
に示すようにクラッチ板aに小突起jを設けて、ガイド
板eとリテーナfを与組みすることなく一度にかしめる
ことも考えられるが、小突起jをガイド板eとリテーナ
fをかしめるのに充分な高さに押出すことはかなり困難
である。更に、ガイド板eが歪んで高さを増し、小突起
jの高さでは、かしめ頭部j1の肉厚が不足になり易い
上に、ガイド板の歪みによって各板の間に前記と同様の
隙間が残り易い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クラッチ板
にリテーナを隙間を生じさせることなく取付けできるよ
うにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、請求項1に記載したとおり、クラッチ
板の背面の環状凹部に入るガイド板と、該ガイド板に接
し円周方向に伸びるコイルバネと、該コイルバネの両端
に接する一対の端面保持部及びコイルバネの周面に接す
る周面保持部をもつリテーナとを備え、前記ガイド板と
リテーナをクラッチ板に取付けたクラッチ用バネ保持装
置において、ガイド板の両側に接続片を連設し、該接続
片をリテーナの端面保持部に被嵌したことを特徴とす
る。
【0007】この手段によれば、リテーナの端面保持部
にガイド板の接続片が被覆することにより両部材を固定
するから、熱処理時に歪み易いガイド板を、クラッチ板
とリテーナの固定部で挟持させることなく固定でき、該
固定部に隙間が生じない。
【0008】また、第2の手段は、請求項2に記載した
とおり、請求項1において、リテーナの端面保持部を背
面側が開放した溝形端面保持部として、その外面に方向
の異なる小突起を設け、ガイド板の接続片に前記溝形端
面保持部に被嵌する形状をもたせると共に前記小突起に
嵌合する小穴を設けて両部材を結合したことを特徴とす
る。
【0009】この手段によれば、リテーナの溝形端面保
持部とガイド板の接続片の被嵌部分に小突起と小穴の嵌
合による結合が付加されるので、結合が強固になる。
【0010】第3の手段は、請求項3に記載したとお
り、請求項1において、リテーナの端面保持部を背面側
が開放した溝形端面保持部として、その外周側及び内周
側に切欠部を設け、ガイド板の接続片に前記溝形端面保
持部に被嵌する形状をもたせると共に切欠部に係合する
爪片を設けて両部材を結合したことを特徴とする。
【0011】この手段によれば、リテーナの端面保持部
とガイド板の接続片は、これらの成形時と切欠部と爪片
が同時に形成できるので加工が簡単であり、また、これ
らによって結合が強固になる。
【0012】第4の手段は、請求項4に記載したとお
り、請求項1において、リテーナの端面保持部を背面側
が開放した樋形端面保持部とし、ガイド板の接続片に前
記樋形端面保持部に被嵌する形状をもたせると共に該樋
形端面保持部の外縁に係合する折曲部を設けて両部材を
結合したことを特徴とする。
【0013】この手段によれば、ガイド板は接続片に設
けた折曲部で樋形端面保持部に係合するから、組付が容
易にできる。
【0014】第5の手段は、請求項5に記載したとお
り、請求項2において、クラッチ板の背面の環状凹部の
内向き面とガイド板の外周部の間に間隙を設け、溝形端
面保持部の小突起をガイド板の外周部から前記間隙内に
僅かに突出させ、該小突起に嵌合する小穴をもつバラン
スウエイトチップを前記間隙内に挿入して小突起を係止
したことを特徴とする。
【0015】この手段によれば、所要の重量に形成され
たバランスウエイトチップを押込むだけで該チップを固
定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0017】図1〜5は一つの実施形態を示すもので、
図1において1は流体トルクコンバータ、2はそのフロ
ントケース、3はフロントケース2と一体のポンプ、4
はタービン、5はステータで、タービン4は、ボス部6
において出力軸7にスプライン連結され、該ボス部6に
クラッチ板8のボス部81が遊嵌されている。そして、
エンジンのクランク軸9がトルク伝達板10を介して前
記フロントケース2に連結されている。
【0018】クラッチ板8は、図2に示すように外周側
に、外周壁111と前壁112及び内周壁113によって
背面が開いた環状凹部11が形成され、その前面側に摩
擦材12が取付けられて、該摩擦材12とフロントケー
ス2の背面で摩擦クラッチ13を形成している。
【0019】環状凹部11内には、緩衝用のコイルバネ
14とこれと一体の端板141が周方向に適数配置さ
れ、該コイルバネ14と環状凹溝11の間には、該コイ
ルバネ14が伸縮するとき溝面に摩擦が生じるのを防止
するために、熱処理された耐摩性のガイド板15が介設
されており、また該コイルバネ14を環状凹溝11内に
保持するためにリテーナ16が押出しピン17で固着さ
れている。
【0020】ガイド板15とリテーナ16は、例えば図
3、図4に示す構成をもち、ガイド板15は、L形の主
部151の両側に該主部151より小さいL形の接続片1
2が段差15aを介して連設され、その各面に小穴1
3が開けられている。リテーナ16は、取付け部161
の外周側に傾斜した周面保持部162が連設され、その
両側に略コ字形の溝形端面保持部163が設けられ、そ
の外周部と側部に小突起164が押出しにより突設され
ている。
【0021】そして、図1,2に示すように溝形端面保
持部163の内側にタービン4から突片18が伸びてコ
イルバネ14の端板141に接しており、空間19の圧
力が上昇したとき、クラッチ板8が圧力差で左行してク
ラッチ13が接続され、フロントケース2の回転は、ク
ラッチ板8、コイルバネ14、突片18、タービン4を
経て出力軸に直接的に伝達される。なお、図5におい
て、切欠部20は、バランス修正時に切除により削除し
たり、プレス機で剪断して形成した切欠きである。
【0022】この実施形態において、ガイド板15の接
続片152は、リテーナ16の溝形端面保持部163の外
面に密接すると共に小穴153に小突起164が嵌合して
結合されているので、ガイド板15は、リテーナ16に
確実に結合される。そして、リテーナ16の取付け部1
1のみをクラッチ板8に該クラッチ板8から押出した
押出しピン17で結合することにより、ガイド板15も
定位置に固定される。
【0023】このように、ガイド板15は、クラッチ板
8とリテーナ16の間に介入することがないから、熱処
理による歪みがあってもクラッチ板8とリテーナ16の
密着に影響を与えず、両部材8,16は密着して結合さ
れる。また、ガイド板15の接続片152は、ガイド板
15の両端にあること、及び接続片152の大きさが小
さいことから、歪みによりその位置が多少ずれても、リ
テーナ16の溝形端面保持部163の外面に略密着する
ことができ、この状態で固定される。この際、小突起1
4の突出部をかしめることにより固定力を高めること
ができる。
【0024】次に図6に示す実施形態では、ガイド板1
5の接続片152が略コ字形に形成されて溝形端面保持
部163の3面に被嵌し、平行する2面に設けた小穴1
3と小突起164の嵌合によって結合している。接続片
152を保持部163に被嵌するときは、コ字形の開口を
弾力に抗して押し拡げて保持部163に嵌め小穴153
小突起164を嵌合させれば開口が閉じて両部分は密接
する。
【0025】この実施形態においても、ガイド板15
は、両端の接続片152によってリテーナ16に連結さ
れるので、ガイド板15に多少の歪みがあっても両側の
接続片152の保持部163に対する密着性は殆ど損なわ
れることがない。この状態は、図7以下に示す実施の各
形態においても同じである。そして、小突起164の先
端をかしめて接続片152を押さえるようにすれば、固
定は一層確実になる。
【0026】図7に示す実施形態では、ガイド板15の
接続片152がコ字形に形成されると共に、その端部に
爪片154,155が連設されている。この接続片152
においても、接続片152のコ字形の開口を弾力に抗し
て拡げて端面保持部163に被嵌し、爪片154,155
を切欠部165,166に係合させる。
【0027】図8に示す実施形態では、バネ14の端面
板141を保持するためのものとして、リテーナ16に
は略半円形の樋形端面保持部167が連設されている。
一方、ガイド板15には、主部151の両側に樋形の接
続片156が連設され、その外周側端部に折曲げ爪157
が設けられている。該接続片156は、リテーナ16の
樋形端面保持部167に被嵌し、折曲げ爪157が樋形端
面保持部167の外周縁に係合して、保持される。
【0028】図9の実施形態は、リテーナ16の溝形端
面保持部163に設ける小突起164を利用してバランス
ウエイト21を固定させるものであり、小突起164
長さをガイド板15の接続片152の厚さより大にして
該接続片152から僅かに突出させたものとする。バラ
ンスウエイト21は、リテーナ16の凹部11の外周壁
111の内面と接続片の外周面との間の隙間114に押込
まれるもので、その厚さtは隙間114の幅に等しい。
また中心には小穴211を有し、これに前記小突起164
が嵌合する。
【0029】クラッチ板8のバランス測定によりアンバ
ランスの重量、位置が決まれば、対応できる重量のバラ
ンスウエイト21を選び、又は重過ぎるバランスウエイ
トしかない場合は対応できる重量に削って所要の重量に
したのち隙間114に押し込む。この押込みにより、溝
形端面保持部163又は外周壁111が僅かに弾性変形し
て、バランスウエイト21が小突起164の先端面上を
滑るのを許容し、小穴211に小突起164が嵌合したと
き前記弾性変形は復元する。バランスウエイト21の直
径は、溝形端面保持部163の周方向長さより小とする
のが望ましい。なお、この実施形態でもクラッチ板8と
リテーナ16は、クラッチ板8から押出しピン17によ
って結合されている。
【0030】クラッチ板8は、前記のバランスウエイト
21を付加することでバランス調整ができるので、図5
に示す切欠部20を設ける必要がない。該切欠部20を
形成するために、切削手段を用いると切粉が部品に付着
して残留するおそれがあり、プレス機により切断をする
と、截断部近傍に歪みが生じて新しいアンバランスの原
因になるが、バランスウエイト21を付加する手段を用
いたことによりこれらの欠点を回避することができる。
【0031】図10の実施形態は、バランスウエイト2
2としてU字形の板バネを用いたもので、片面又は両面
に小孔221を有する。このバランスウエイト22の自
由時の両脚片外面間の厚さは、隙間144の幅より大で
あり、これを圧縮して隙間114内に押込み、小孔221
に小突起164を係合させることにより取付けられる。
【0032】図11の実施形態のバランスウエイト23
は、図9のバランスウエイト21に近い形状を有するが
一端に鈎形の係止爪231を有し、該係止爪231が端面
保持部163の縁部の内側に接すると共に、その先端
が、小突起164の押出し時に生じた凹部168に係合し
て結合度を高めている。このため、小突起164の突出
量が僅かであったり、バランスウエイト23と外周壁1
1の間に隙間があっても、バランスウエイト23の固
定は確実になされる。
【0033】なお、前記各形態において、クラッチ板8
とリテーナ16を押出しピン17で結合しているが、両
部材8,16に同心の穴を穿設して、別体のリベットを
挿通してかしめてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のとおりであるから、請求項1の手
段によれば、ガイド板が、その両端に設けた接続片をリ
テーナの端面保持部に被嵌することにより係止されて固
定され、クラッチ板とリテーナで挟持した状態では固定
されないので、ガイド板に熱処理による歪みがあっても
クラッチ板とリテーナの取付けに影響を与えることがな
い。
【0035】また、請求項2の手段によれば、ガイド板
の接続片がリテーナの溝形端面保持部に被嵌されると共
に小穴と小突起の係合によって固定されるので、固定が
確実になされる利点がある。
【0036】請求項3の手段によれば、リテーナの溝形
端面保持部の切欠部とガイド板の爪片が、該リテーナと
ガイド板の成形時に同時に形成できるので、加工が容易
である利点がある。
【0037】請求項4の手段によれば、リテーナ側とガ
イド板の被嵌部分を樋形としたので相互の密接性を良好
にすることができ、ガイド板側の一端縁の折曲部が係止
されるだけであるから、構成が簡単である利点がある。
【0038】請求項5の手段によれば、リテーナの端面
保持部の小突起を利用してバランスウエイトを係止する
ので、バランスのために構成部材を部分的に切削した
り、プレス切断したりする必要がなく、切削による切粉
が残留したりプレス切断による歪みが生じたりする不都
合がない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す縦断面図
【図2】 図1の要部拡大図
【図3】 要部分解斜視図
【図4】 要部の斜視図及び断面図
【図5】 要部組付け斜視図
【図6】 別の形態の斜視図及び断面図
【図7】 係止手段が異なる形態の分解斜視図及び断面
【図8】 端面保持部が異なる形態の斜視図及び断面図
【図9】 バランスウエイトを設ける形態の断面図及び
バランスウエイトの斜視図
【図10】 他のバランスウエイトを用いた形態の断面
図及びバランスウエイトの斜視図
【図11】 別のバランスウエイトを用いた形態の断面
【図12】 従来例の断面図
【図13】 他の従来例の断面図
【符号の説明】
2 フロントケース 4 タービン 8 クラッチ板 11 環状凹部 13 クラッチ 14 コイル
バネ 15 ガイド板 152,156 接続片 16 リテーナ 162 周面保
持部 163 溝形端面保持部 165 樋形端
面保持部 17 押出しピン 18 突片
フロントページの続き (72)発明者 日朝 道清 静岡県浜松市豊町508番地の1 株式会社 ユタカ技研内 (72)発明者 矢部 博 静岡県袋井市愛野2345番地 エヌエスケ ー・ワーナー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチ板の背面の環状凹部に入るガイ
    ド板と、該ガイド板に接し円周方向に伸びるコイルバネ
    と、該コイルバネの両端に接する一対の端面保持部及び
    コイルバネの周面に接する周面保持部をもつリテーナと
    を備え、前記ガイド板とリテーナをクラッチ板に取付け
    たクラッチ用バネ保持装置において、ガイド板の両側に
    接続片を連設し、該接続片をリテーナの端面保持部に被
    嵌したことを特徴とする、クラッチ用バネ保持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、リテーナの端面保持
    部を背面側が開放した溝形端面保持部として、その外面
    に方向の異なる小突起を設け、ガイド板の接続片に前記
    溝形端面保持部に被嵌する形状をもたせると共に前記小
    突起に嵌合する小穴を設けて両部材を結合したことを特
    徴とする、クラッチ用バネ保持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、リテーナの端面保持
    部を背面側が開放した溝形端面保持部として、その外周
    側及び内周側に切欠部を設け、ガイド板の接続片に前記
    溝形端面保持部に被嵌する形状をもたせると共に切欠部
    に係合する爪片を設けて両部材を結合したことを特徴と
    する、クラッチ用バネ保持装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、リテーナの端面保持
    部を背面側が開放した樋形端面保持部とし、ガイド板の
    接続片に前記樋形端面保持部に被嵌する形状をもたせる
    と共に該樋形端面保持部の外縁に係合する折曲部を設け
    て両部材を結合したことを特徴とする、クラッチ用バネ
    保持装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、クラッチ板の背面の
    環状凹部の内向き面とガイド板の外周部の間に間隙を設
    け、溝形端面保持部の小突起をガイド板の外周部から前
    記間隙内に僅かに突出させ、該小突起に嵌合する小穴を
    もつバランスウエイトチップを前記間隙内に挿入して小
    突起を係止したことを特徴とする、クラッチ用バネ保持
    装置。
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