JPH1061181A - パネル支持具 - Google Patents
パネル支持具Info
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- JPH1061181A JPH1061181A JP23146496A JP23146496A JPH1061181A JP H1061181 A JPH1061181 A JP H1061181A JP 23146496 A JP23146496 A JP 23146496A JP 23146496 A JP23146496 A JP 23146496A JP H1061181 A JPH1061181 A JP H1061181A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】型枠パネルなどのパネルの支持に関する一連の
作業性(例えば組立てや取り外しなど)の向上を図るこ
と。 【解決手段】パネル1を載置してパネル1の下端部を厚
み方向において位置規制する規制部7を形成した下部支
持板3と、この下部支持板3に立設する支柱5と、この
支柱5の上部に取付けられ、下部支持板3上に立設した
パネル1の上端部を位置規制する規制部11bを形成し
た上部支持板4とを有するパネル支持具2。
作業性(例えば組立てや取り外しなど)の向上を図るこ
と。 【解決手段】パネル1を載置してパネル1の下端部を厚
み方向において位置規制する規制部7を形成した下部支
持板3と、この下部支持板3に立設する支柱5と、この
支柱5の上部に取付けられ、下部支持板3上に立設した
パネル1の上端部を位置規制する規制部11bを形成し
た上部支持板4とを有するパネル支持具2。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば建物の基
礎を形成する時、型枠パネルを支持するために使用する
ような、パネル支持具に関する。
礎を形成する時、型枠パネルを支持するために使用する
ような、パネル支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】型枠パネルは、ベース上の立設位置に墨
出を行った後、その線にパネルの角をピタリと合わせ
て、一枚一枚型枠パネルの下端を釘打ちによりベース上
に正しく固定して行く。このとき、型枠パネル間に隙間
を作ってはならない。その後、角材(切張り)等多数の
部材を用いて型枠パネルの下部および上端を、型枠パネ
ルを真っ直ぐに保った状態で釘打ちによりベース上に固
定する。しかし、上述の方法では、パネルの位置合せ
や、釘打ち、他の部材による止め付けが必要であって、
必要な強度を得るための固定には、熟練した技術が不可
欠で、作業時間に手間が掛かった。
出を行った後、その線にパネルの角をピタリと合わせ
て、一枚一枚型枠パネルの下端を釘打ちによりベース上
に正しく固定して行く。このとき、型枠パネル間に隙間
を作ってはならない。その後、角材(切張り)等多数の
部材を用いて型枠パネルの下部および上端を、型枠パネ
ルを真っ直ぐに保った状態で釘打ちによりベース上に固
定する。しかし、上述の方法では、パネルの位置合せ
や、釘打ち、他の部材による止め付けが必要であって、
必要な強度を得るための固定には、熟練した技術が不可
欠で、作業時間に手間が掛かった。
【0003】
【解決すべき課題及びそのための手段】そこでこの発明
は、型枠パネル等のパネルの支持に関する一連の作業性
を向上することができるようなパネル支持金具の提供を
目的とする。
は、型枠パネル等のパネルの支持に関する一連の作業性
を向上することができるようなパネル支持金具の提供を
目的とする。
【0004】そのための手段は、パネルを立設するため
のパネル支持具であって、パネルを載置してパネルの下
端部を厚み方向において位置規制する規制部を形成した
下部支持板と、該下部支持板上に立設したパネルの上端
部を位置規制する規制部を形成した上部支持板とを有す
るパネル支持具であることを特徴とする。
のパネル支持具であって、パネルを載置してパネルの下
端部を厚み方向において位置規制する規制部を形成した
下部支持板と、該下部支持板上に立設したパネルの上端
部を位置規制する規制部を形成した上部支持板とを有す
るパネル支持具であることを特徴とする。
【0005】なお、前記下部支持板の規制部を、所定の
間隔を隔てて2枚のパネルを位置規制するように2つ形
成するとともに、前記上部支持板の規制部を、上記2枚
のパネルの上端部を位置規制するように2つ形成形成す
るもよい。
間隔を隔てて2枚のパネルを位置規制するように2つ形
成するとともに、前記上部支持板の規制部を、上記2枚
のパネルの上端部を位置規制するように2つ形成形成す
るもよい。
【0006】また、前記上部支持板を、下部支持板に立
設した支柱を介して取付けるもよい。さらに、前記支柱
に、支柱の立設状態を補助するつっかい棒を装着するも
よい。
設した支柱を介して取付けるもよい。さらに、前記支柱
に、支柱の立設状態を補助するつっかい棒を装着するも
よい。
【0007】そしてまた、前記下部支持板には、パネル
支持位置に記した墨出に合わせる位置合せ手段を形成す
るとよい。
支持位置に記した墨出に合わせる位置合せ手段を形成す
るとよい。
【0008】
【作用及び効果】すなわち、上述の構成によれば、パネ
ルの立設は、立設位置に対して下部支持板を敷設配置
し、その上にパネルを立設させて、その下端部を位置規
制し、さらに、上部支持板でパネルの上端部を位置規制
すればよい。下部支持板さえ正しく固定すれば、パネル
の配設には従来のような熟練した技術は必要なく、隙間
のない正しい配設が簡易迅速に行なえる。下部支持板の
固定は、従来のようなパネルの配設に比して、その大き
さのため、極めて容易に、正しく行なえる。このため、
作業性を著しく向上することができる。
ルの立設は、立設位置に対して下部支持板を敷設配置
し、その上にパネルを立設させて、その下端部を位置規
制し、さらに、上部支持板でパネルの上端部を位置規制
すればよい。下部支持板さえ正しく固定すれば、パネル
の配設には従来のような熟練した技術は必要なく、隙間
のない正しい配設が簡易迅速に行なえる。下部支持板の
固定は、従来のようなパネルの配設に比して、その大き
さのため、極めて容易に、正しく行なえる。このため、
作業性を著しく向上することができる。
【0009】請求項3のように、上部支持板を支柱を介
して取付けると、上部支持板の安定感は増し、強固な支
持が行なえ、コンクリート型枠に適した支持が行なえ
る。
して取付けると、上部支持板の安定感は増し、強固な支
持が行なえ、コンクリート型枠に適した支持が行なえ
る。
【0010】請求項4のように、支柱の立設状態を補助
するつっかい棒を装着すると、さらに強固な支持が行な
える。
するつっかい棒を装着すると、さらに強固な支持が行な
える。
【0011】請求項5のように、例えば切り込み溝など
により位置合せ手段を形成すると、墨出に合わせること
で下部支持板を正しい位置に配設することが極めて容易
に行なえ、作業性の向上に資する。
により位置合せ手段を形成すると、墨出に合わせること
で下部支持板を正しい位置に配設することが極めて容易
に行なえ、作業性の向上に資する。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は、パネルとして、建物の基礎を形成する
ときに用いる型枠パネル1を支持した状態の側面図であ
る。型枠パネル1を支持している支持具2は、下部支持
板3と、上部支持板4と、支柱5とで構成している。支
持に当っては、下部支持板3を固定した後、型枠パネル
1および支柱5を立設し、これらの立設状態を上部支持
板4で保持する。なお、型枠パネル1には、在来のもの
から特別のものまで各種のものが使用できる。
述する。図1は、パネルとして、建物の基礎を形成する
ときに用いる型枠パネル1を支持した状態の側面図であ
る。型枠パネル1を支持している支持具2は、下部支持
板3と、上部支持板4と、支柱5とで構成している。支
持に当っては、下部支持板3を固定した後、型枠パネル
1および支柱5を立設し、これらの立設状態を上部支持
板4で保持する。なお、型枠パネル1には、在来のもの
から特別のものまで各種のものが使用できる。
【0013】まず、図1に示した直線部分に用いるパネ
ル支持具2について説明する。パネル支持具2は、金属
または樹脂で形成している。下部支持板3は、図2に示
したように、長円形状の基板6の上面に、規制部7と支
柱挿入孔8を2つずつと、位置合せ溝9および釘孔10
を形成している。規制部7は、断面長方形の型枠パネル
1を型枠パネル1の厚み方向において位置規制した状態
で立設するもので、2つの規制部7は、平行な2枚の規
制板7a,7bを立設することで溝状に形成している。
外側の規制板7bの外側面に、ガイド部材8aを取付け
て上述の支柱挿入孔8を形成している。支柱挿入孔8の
形状は、支柱5と嵌合対応する大きさの凸字形である。
上述の2つの規制部の内側の規制板7aの間隔は、形成
するコンクリート構造物の幅に対応させている。
ル支持具2について説明する。パネル支持具2は、金属
または樹脂で形成している。下部支持板3は、図2に示
したように、長円形状の基板6の上面に、規制部7と支
柱挿入孔8を2つずつと、位置合せ溝9および釘孔10
を形成している。規制部7は、断面長方形の型枠パネル
1を型枠パネル1の厚み方向において位置規制した状態
で立設するもので、2つの規制部7は、平行な2枚の規
制板7a,7bを立設することで溝状に形成している。
外側の規制板7bの外側面に、ガイド部材8aを取付け
て上述の支柱挿入孔8を形成している。支柱挿入孔8の
形状は、支柱5と嵌合対応する大きさの凸字形である。
上述の2つの規制部の内側の規制板7aの間隔は、形成
するコンクリート構造物の幅に対応させている。
【0014】位置合せ溝9は、連結すれば十文字をなす
4本の透孔を基板6の中心点に形成しており、釘孔10
は、この位置合せ溝以外の適宜箇所に適宜数形成してい
る。
4本の透孔を基板6の中心点に形成しており、釘孔10
は、この位置合せ溝以外の適宜箇所に適宜数形成してい
る。
【0015】なお、この下部支持板3は、一度固定した
ら外すことはない。上部支持板4は図3に示したよう
に、両端をL字形に折曲した連結板11の垂下片11a
の外側面に、ガイド部材12aを取付けることで支柱挿
入孔12を形成している。これら2つの支柱挿入孔12
は、下部支持板3の支柱挿入孔8と同一間隔へだててい
る。連結板11の両端の折曲部分の内側には、略方形板
状の補強板13を左右に2枚ずつを形成し、形態の強化
を図るとともに、型枠パネル1の支持時に、型枠パネル
1の上端と連結板11との間に隙間を形成できるように
している。また、垂下片11aの内側面の補強板13形
成位置よりも下側には、スベリ止めと固定に資する凹凸
14を形成している。この凹凸14の内側部位が規制部
11bである。
ら外すことはない。上部支持板4は図3に示したよう
に、両端をL字形に折曲した連結板11の垂下片11a
の外側面に、ガイド部材12aを取付けることで支柱挿
入孔12を形成している。これら2つの支柱挿入孔12
は、下部支持板3の支柱挿入孔8と同一間隔へだててい
る。連結板11の両端の折曲部分の内側には、略方形板
状の補強板13を左右に2枚ずつを形成し、形態の強化
を図るとともに、型枠パネル1の支持時に、型枠パネル
1の上端と連結板11との間に隙間を形成できるように
している。また、垂下片11aの内側面の補強板13形
成位置よりも下側には、スベリ止めと固定に資する凹凸
14を形成している。この凹凸14の内側部位が規制部
11bである。
【0016】支柱5は図4に示した通りである。すなわ
ち、下部支持板3と上部支持板4の支柱挿入孔8,12
に挿入可能な大きさの断面凸字形に形成し、その長さは
型枠パネル1の高さよりも長く設定している。そして本
体5aの上部には、つっかい棒15を枢着している。
ち、下部支持板3と上部支持板4の支柱挿入孔8,12
に挿入可能な大きさの断面凸字形に形成し、その長さは
型枠パネル1の高さよりも長く設定している。そして本
体5aの上部には、つっかい棒15を枢着している。
【0017】つっかい棒15の装着は、コ字形に形成し
た取付け金具15aを凸字形をなす支柱5本体5aの細
い部分に枢着することで行ない、取付け金具15aの下
端には、ターンバックル15bにより長さ調節可能なボ
ルト15cを固定している。このボルト15cの下端に
は、接地部材15dを枢着し、接地部材15dの外周部
には釘孔15eを形成して固定に備えている。
た取付け金具15aを凸字形をなす支柱5本体5aの細
い部分に枢着することで行ない、取付け金具15aの下
端には、ターンバックル15bにより長さ調節可能なボ
ルト15cを固定している。このボルト15cの下端に
は、接地部材15dを枢着し、接地部材15dの外周部
には釘孔15eを形成して固定に備えている。
【0018】続いて、コーナ部分に用いるパネル支持具
16(図12参照)について次に説明する。基本の構成
については同一であるので、極簡単に行なう。図5は下
部支持板17で、方形状の基板18の上面に、一つの角
を中心にしたL字形の2枚一組の規制板19a,19b
を立設して、規制部19を形成している。そして、各規
制部19の外側の規制板19bの外側面には、ガイド部
材20aを取付けることで支柱挿入孔20を規制板19
bの折曲形状に合わせてL字状に形成している。また、
2つの規制部19の間には、位置合せ溝21を形成し、
これ以外の適宜位置には、釘孔22を適宜数形成してい
る。
16(図12参照)について次に説明する。基本の構成
については同一であるので、極簡単に行なう。図5は下
部支持板17で、方形状の基板18の上面に、一つの角
を中心にしたL字形の2枚一組の規制板19a,19b
を立設して、規制部19を形成している。そして、各規
制部19の外側の規制板19bの外側面には、ガイド部
材20aを取付けることで支柱挿入孔20を規制板19
bの折曲形状に合わせてL字状に形成している。また、
2つの規制部19の間には、位置合せ溝21を形成し、
これ以外の適宜位置には、釘孔22を適宜数形成してい
る。
【0019】図6は、上部支持板23で、両端をL字状
に折曲して垂下片24aを有した連結板24の、垂下片
24aの外側面にガイド部材25aを取付けて支柱挿入
孔25を形成しており、垂下片24aの折曲部分には、
補強板26を装着している。図中27は凹凸で、24b
が規制部である。
に折曲して垂下片24aを有した連結板24の、垂下片
24aの外側面にガイド部材25aを取付けて支柱挿入
孔25を形成しており、垂下片24aの折曲部分には、
補強板26を装着している。図中27は凹凸で、24b
が規制部である。
【0020】図7、図8は、支柱28,29の斜視図で
あり、図7の支柱28は外側に、図8の支柱29は内側
に取付けるものである。本体28a,29aは、支柱挿
入孔20,25に挿入可能なL字形に形成している。そ
して長さ調節可能なつっかい棒30,31を枢着してい
る。図中、30a,31aは取付け金具、30b,31
bはターンバックル、30c,31cはボルト、30
d,31dは接地部材、30e,31eは釘孔である。
あり、図7の支柱28は外側に、図8の支柱29は内側
に取付けるものである。本体28a,29aは、支柱挿
入孔20,25に挿入可能なL字形に形成している。そ
して長さ調節可能なつっかい棒30,31を枢着してい
る。図中、30a,31aは取付け金具、30b,31
bはターンバックル、30c,31cはボルト、30
d,31dは接地部材、30e,31eは釘孔である。
【0021】このように構成したパネル支持金具2,1
6を用いて基礎を形成する場合には、まず、図9に示し
たようにベースコンクリート32上に記した墨出に位置
合せ溝を合わせて下部支持板3,17を適宜間隔毎に配
設して行く。固定は、釘33を釘孔10,22から打ち
込むことで行なう。この配設の間隔は、コンクリート圧
に耐えられるようなものであれば足り、型枠パネル1の
強度が高い場合には、例えば型枠パネル1の両端を支持
するように型枠パネル1の幅に対応させればよい。
6を用いて基礎を形成する場合には、まず、図9に示し
たようにベースコンクリート32上に記した墨出に位置
合せ溝を合わせて下部支持板3,17を適宜間隔毎に配
設して行く。固定は、釘33を釘孔10,22から打ち
込むことで行なう。この配設の間隔は、コンクリート圧
に耐えられるようなものであれば足り、型枠パネル1の
強度が高い場合には、例えば型枠パネル1の両端を支持
するように型枠パネル1の幅に対応させればよい。
【0022】続いて、図10に示したように、下部支持
板3の支柱挿入孔8に支柱5の本体5aを差込んで支柱
5を立てる。そして図11に示したように型枠パネル1
を規制部7に立設して、上部支持板23を支柱5の上端
に取付ける。このとき、上部支持板4の規制部11bで
型枠パネル1の上端部を位置規制するようにして、真っ
直ぐになったのを確認し、支柱5のつっかい棒15の長
さ調節を行なって接地部材15dを固定する。すると図
12に示したようになる。コンクリート構造物ができた
ら、上部支持板4および支柱5を取り外す。
板3の支柱挿入孔8に支柱5の本体5aを差込んで支柱
5を立てる。そして図11に示したように型枠パネル1
を規制部7に立設して、上部支持板23を支柱5の上端
に取付ける。このとき、上部支持板4の規制部11bで
型枠パネル1の上端部を位置規制するようにして、真っ
直ぐになったのを確認し、支柱5のつっかい棒15の長
さ調節を行なって接地部材15dを固定する。すると図
12に示したようになる。コンクリート構造物ができた
ら、上部支持板4および支柱5を取り外す。
【0023】型枠パネル1は上述のような手順で立設で
きるので、下部支持板3,17さえ正しく固定すれば、
型枠パネル1の配設には従来のような熟練した技術は必
要なく、隙間のない正しい配設が簡易迅速に行なえる。
下部支持板3,17の固定は、従来のような型枠パネル
の配設に比して、その大きさのため、極めて容易に、正
しく行なえる。このため、作業性を著しく向上すること
ができる。
きるので、下部支持板3,17さえ正しく固定すれば、
型枠パネル1の配設には従来のような熟練した技術は必
要なく、隙間のない正しい配設が簡易迅速に行なえる。
下部支持板3,17の固定は、従来のような型枠パネル
の配設に比して、その大きさのため、極めて容易に、正
しく行なえる。このため、作業性を著しく向上すること
ができる。
【0024】しかも、下部支持板3,17の固定に際し
ての位置合せは、位置合せ溝9,21を利用して行なえ
るので、極めて容易に行なえ、作業性は良好である。ま
た、上部支持板4,23は支柱5,28,29を介して
取付けるようにしているので、上部支持板4,23の安
定感は増し、強固な支持が行なえ、コンクリート型枠に
適した支持が行なえる。
ての位置合せは、位置合せ溝9,21を利用して行なえ
るので、極めて容易に行なえ、作業性は良好である。ま
た、上部支持板4,23は支柱5,28,29を介して
取付けるようにしているので、上部支持板4,23の安
定感は増し、強固な支持が行なえ、コンクリート型枠に
適した支持が行なえる。
【0025】さらに、支柱5,28,29の立設状態を
補助するつっかい棒15,30,31を装着しているの
で、型枠パネル1の支持はさらに強固に行なえる。さら
にまた、パネル支持具2,16の取り外しも容易に行な
えるので、しかもその時、コンクリート構造物に衝撃や
振動を与えずにすむので、型枠パネル1の支持するのに
好適である。
補助するつっかい棒15,30,31を装着しているの
で、型枠パネル1の支持はさらに強固に行なえる。さら
にまた、パネル支持具2,16の取り外しも容易に行な
えるので、しかもその時、コンクリート構造物に衝撃や
振動を与えずにすむので、型枠パネル1の支持するのに
好適である。
【0026】支持するパネルが図13に示したように断
面等脚台形のものであって、下端面またはおよび上端面
が水平でない場合には、次のようなパネル支持具2を用
いるとよい。直線部分に使用するもので示す。下部支持
板3は図14に示したように、規制部7対応部位を型枠
パネル1が真っ直ぐに立つように引き起こして、この規
制板7cと、垂直に立てた規制板7dとで型枠パネル1
の下端部の位置規制をするようにしている。上部支持板
4は例えば図15に示したように、型枠パネル1の上端
面を押さえるよう補強板13の形状を変えればよい。支
柱5は先の実施例と同一で、支持を行なうと図16に示
したようになる。
面等脚台形のものであって、下端面またはおよび上端面
が水平でない場合には、次のようなパネル支持具2を用
いるとよい。直線部分に使用するもので示す。下部支持
板3は図14に示したように、規制部7対応部位を型枠
パネル1が真っ直ぐに立つように引き起こして、この規
制板7cと、垂直に立てた規制板7dとで型枠パネル1
の下端部の位置規制をするようにしている。上部支持板
4は例えば図15に示したように、型枠パネル1の上端
面を押さえるよう補強板13の形状を変えればよい。支
柱5は先の実施例と同一で、支持を行なうと図16に示
したようになる。
【0027】なお、上述のような形状の型枠パネル1で
は、コンクリート構造物の立上がり部の基部にテーパ部
分ができるので、強度を高めることができる。また、パ
ネル支持具2,16を組立て状態と、型枠パネル1の固
定状態を強固にするには、図17に示したように構成す
るとよい。すなわち、パネル支持具2の下部支持板3に
は、型枠パネルを固定するための釘孔7cを形成し、支
柱5には、同じく釘孔5bと、上部支持板4の挿入状態
を保持するためのピン孔5cを形成し、上部支持板4に
はピン孔12bを形成し挿入ピン34を取付けている。
は、コンクリート構造物の立上がり部の基部にテーパ部
分ができるので、強度を高めることができる。また、パ
ネル支持具2,16を組立て状態と、型枠パネル1の固
定状態を強固にするには、図17に示したように構成す
るとよい。すなわち、パネル支持具2の下部支持板3に
は、型枠パネルを固定するための釘孔7cを形成し、支
柱5には、同じく釘孔5bと、上部支持板4の挿入状態
を保持するためのピン孔5cを形成し、上部支持板4に
はピン孔12bを形成し挿入ピン34を取付けている。
【0028】下部支持板3に形成する釘孔7bは、規制
板7bに形成し、どの様な型枠パネル1にも対応できる
ようにすべく、縦方向に複数個形成するとよい。
板7bに形成し、どの様な型枠パネル1にも対応できる
ようにすべく、縦方向に複数個形成するとよい。
【0029】支柱5に形成する釘孔5bは、本体5aの
幅広の部分に型枠パネル1方向に向けて形成しており、
この場合も縦方向に複数個形成している。ピン孔5c
は、上部支持板4の挿入孔12が位置する部位、すなわ
ち、つっかい棒15の取付け位置よりも上側の幅狭部分
にパネルの長さ方向に形成し、型枠パネル1の高さに対
応できるようにすべく、縦方向に複数個形成している。
幅広の部分に型枠パネル1方向に向けて形成しており、
この場合も縦方向に複数個形成している。ピン孔5c
は、上部支持板4の挿入孔12が位置する部位、すなわ
ち、つっかい棒15の取付け位置よりも上側の幅狭部分
にパネルの長さ方向に形成し、型枠パネル1の高さに対
応できるようにすべく、縦方向に複数個形成している。
【0030】上部支持板4のピン孔12bも同様に、ガ
イド部材12aの幅狭部分にパネルの長さ方向に形成
し、ガイド部材の外側面に挿入ピン34を取付けてい
る。上部支持板4を支柱に挿入した後、挿入ピン34を
ピン孔12b,5cに挿入するとよい。
イド部材12aの幅狭部分にパネルの長さ方向に形成
し、ガイド部材の外側面に挿入ピン34を取付けてい
る。上部支持板4を支柱に挿入した後、挿入ピン34を
ピン孔12b,5cに挿入するとよい。
【0031】釘孔7c,5bに対する釘35を打ち込み
は、パネル支持具2を組み立てた後に行なう。
は、パネル支持具2を組み立てた後に行なう。
【0032】このように構成すると、ガタ付きのない堅
固な型枠を容易に得ることができる。
固な型枠を容易に得ることができる。
【0033】この発明のパネルは上述の一実施例におけ
る型枠パネル1に対応し、位置合せ手段は位置合せ溝
9,21に対応する。
る型枠パネル1に対応し、位置合せ手段は位置合せ溝
9,21に対応する。
【図1】 パネル支持具の使用状態の側面図。
【図2】 下部支持板の斜視図。
【図3】 上部支持板の斜視図。
【図4】 支柱の斜視図。
【図5】 下部支持板の斜視図。
【図6】 上部支持板の斜視図。
【図7】 支柱の斜視図。
【図8】 支柱の斜視図。
【図9】 作用状態の斜視図。
【図10】 作用状態の斜視図。
【図11】 作用状態の斜視図。
【図12】 使用状態の斜視図。
【図13】 型枠パネルの斜視図。
【図14】 作用状態の斜視図。
【図15】 上部支持板の斜視図。
【図16】 パネル支持具の使用状態の側面図。
【図17】 他の例を示す斜視図。
1…型枠パネル 2,16…パネル支持具 3,17…下部支持板 4,23…上部支持板 5,28,29…支柱 7,11b,19,24b…規制部 9,21…位置合せ溝 15,30,31…つっかい棒
Claims (5)
- 【請求項1】パネルを立設するためのパネル支持具であ
って、 パネルを載置してパネルの下端部を厚み方向において位
置規制する規制部を形成した下部支持板と、該下部支持
板上に立設したパネルの上端部を位置規制する規制部を
形成した上部支持板とを有するパネル支持具。 - 【請求項2】前記下部支持板の規制部を、所定の間隔を
隔てて2枚のパネルを位置規制するように2つ形成する
とともに、 前記上部支持板の規制部を、上記2枚のパネルの上端部
を位置規制するように2つ形成した請求項1記載のパネ
ル支持具。 - 【請求項3】前記上部支持板を、下部支持板に立設した
支柱を介して取付けた請求項1または請求項2記載のパ
ネル支持具。 - 【請求項4】前記支柱に、支柱の立設状態を補助するつ
っかい棒を装着した請求項3記載のパネル支持具。 - 【請求項5】前記下部支持板に、パネル支持位置に記し
た墨出に合わせる位置合せ手段を形成した請求項1から
請求項4のうちのいずれか一項に記載のパネル支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23146496A JPH1061181A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | パネル支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23146496A JPH1061181A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | パネル支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1061181A true JPH1061181A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16923923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23146496A Pending JPH1061181A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | パネル支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1061181A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002356856A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-13 | Nsp Corp | コンクリート型枠の支持具 |
CN100348816C (zh) * | 2005-12-15 | 2007-11-14 | 杨秋利 | 模板及模板定位装置 |
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JP2011132803A (ja) * | 2011-02-04 | 2011-07-07 | Hoshin Co Ltd | 構築用型枠支持支柱 |
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-
1996
- 1996-08-12 JP JP23146496A patent/JPH1061181A/ja active Pending
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