JP2009057771A - シャッター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】左右にシャッターカーテンを有し、シャッターカーテン同士の間に中柱を有するとともに、床側に中柱を受ける中柱受部材を有するシャッター装置において、中柱受部材を床面上に精度高く容易に設置可能とする。
【解決手段】中柱受部材60には、左右方向の中心線に沿って第1の位置出し溝81が設けられている。また、中柱受部材60の建築物の内外方向の中心線に沿って第2位置出し溝82が設けられている。さらに、第2位置出し溝82と平行に第3位置出し溝83が設けられている。そして、シャッター装置の左右方向の中央に墨だし線を引き、左右端部の所定位置間に水糸を張る。そして、墨だし線に第1の位置出し溝81を合わせ、水糸に第2および第3の位置出し溝82,83を合わせて中柱受部材60を設置する。これにより精度高くかつ容易に中柱受部材60の位置決めが可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、開閉自在なシャッターカーテンが左右に複数並べて設けられ、シャッターカーテン同士の間にシャッターカーテンの上下動を案内するガイドレールを左右に備えた中柱(方立)が設けられ、床面に中柱の下端部を固定する中柱受部材が設けられ、中柱受部材に中柱の下端部が着脱可能に取り付けられたシャッター装置に関する。
住宅等の建築物の入出口等の開口部、特にガレージや店舗等の入出口に設けられるシャッター装置においては、左右に複数のシャッターカーテンが設けられたものが知られている。このようなシャッター装置には、シャッターカーテン同士の間にこれらシャッターカーテンの互いに近接する側縁部を上下動自在に案内するガイドレールを左右に備えた中柱(方立)が着脱自在に備えられている。
これにより、複数のシャッターカーテンを全て上方に巻き上げて、入出口を開放した際に、中柱を取り去ることで、左右に広い開口部を形成することができる。言い換えれば、広い開口部を複数のシャッターカーテンで開閉可能とすることにより、各シャッターカーテンの軽量化を図る際に、シャッターカーテン同士の間には、着脱自在な中柱が必要となる。
ここで、中柱の上端部は、シャッター装置の建築物の開口部に沿って門形に設けられる枠部材の上側の枠部を構成する部分に着脱自在に取り付けられるようになっている。
一方、シャッター装置の枠部材が門形に形成されていることから、中柱の下側には、枠部材がない状態となっている。これは、主に入出口として用いられる開口部の下側は、できるだけフラットの方が好ましいためであり、例えば、建築物の開口部の下側となる部分は、建築物内部からほぼ水平に設けられる土間面(床面)となっている。
そこで、土間面には、中柱の下端部が配置される位置に受皿(中柱受部材)が設けられており、この受皿に中柱が着脱自在に取り付けられる。
また、中柱の下端部に上下動自在に設けられた落とし杆と、受皿に設けられた係合孔からなる落し錠が設けられている(例えば、特許文献1,2を参照)。
係合孔に落し杆を挿入することで、中柱が土間面に着脱可能に取り付けられた状態となる。なお、台風時の強風などの風圧がシャッター装置に作用した場合に、中柱が撓むことで、落とし杆の係合孔への挿入深さが短いと、係合孔から落とし杆が抜けてしまう可能性がある。そこで、落とし杆が係合孔へ深く挿入される構成となっており、受皿内に係合孔が形成される構造においては、係合孔が深いことから、受皿が厚くなる。
この受皿は、基本的に土間面上に突出しないように土間に埋設された状態に施工される。
例えば、土間(床)がコンクリートやモルタル(以下、コンクリートやモルタル等の硬化物をコンクリート等と称する)で施工される場合に、土間面をコンクリート等で形成する際に、前記受皿を設置する位置の地面にアンカー代わりに鉄筋を打ち込み、受皿を構成する部材をアンカーとなる前記鉄筋に溶接で取り付けた状態とし、その後にコンクリート等を打設して、土間面に埋設した状態に受皿を設ける方法がある。
また、先にコンクリート等を打設して硬化させて土間を形成した後に、土間を形成する硬化したコンクリート等をはつって、穴を形成し、この穴に受皿を入れた後に、再びモルタルを再度打設して、床面を仕上げる方法がある。
特開平6−235283号公報 特開2005−48508号公報
ところで、受皿を土間面に埋設された状態に施工する場合の前者の方法では、土間面を構成するコンクリート等を打設する前に受皿を設置する必要があることから、受皿の設置位置の位置決めが難しいという問題がある。
また、コンクリート等が硬化する際に伸縮(収縮)することにより、コンクリート等の硬化物中の受皿が僅かに移動してしまう可能性がある。これらのことから受皿を高い精度で位置決めすることが困難となり、受皿に設置される中柱の位置に僅かな位置ずれが生じる可能性があった。
また、後者の方法では、モルタルをはつった後に例えば鉄筋やアンカー等に受皿を溶接で固定するなどして、再びモルタルを打設する必要があることから工程数が多くなり、作業が長期化するとともにコストが高くなる虞があった。
そこで、床面に凸部が形成されることになっても、工期短縮とコストダウンを図るために、受皿を施工済みの土間面上に固定することが考えられる。
しかし、この場合にも、土間面上には、特に中柱受部材の取付位置を特定するような構造がないので、中柱受部材の位置決めが困難になる可能性があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、床に設置する際に、床上での受皿の位置決めを極めて容易に精度高く行なうことができるシャッター装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のシャッター装置は、
建築物の開口部に左右に並べて複数設けられたシャッターカーテンと、
これらシャッターカーテン同士の間に設けられるとともに、シャッターカーテンを上下に案内するガイドレールを左右に備えた中柱と、
当該中柱の下端部が臨む床に設けられるとともに、当該中柱の下端部が着脱自在に接続される中柱受部材とを備え、
前記中柱受部材には、前記床に設置される際の位置合わせ用に位置出し溝が形成されていることを特徴とする。
なお、位置出し溝は、基本的に構造に影響を与えない細い溝であり、かつ、位置出し溝は平面視した場合に直線上であれば、立体的に見た場合に中柱受部材の表面構造に沿って湾曲したり屈曲したりしていてもよい。
また、床は、例えば、土間であり、モルタルやコンクリートによって形成されたものである。
請求項2に記載のシャッター装置は、請求項1に記載のシャッター装置において、
前記位置出し溝の少なくとも一部は、前記中柱受部材を前記床に設置した際に、前記シャッター装置の左右端部の所定位置間を結ぶ線分に平面視して一致する位置に形成されていることを特徴とする。
なお、前記所定位置は、左右方向に直交する内外方向の位置が明確となっていれば、その他の位置(上下の高さ位置)は不明確な部分があってもよく、前記所定位置間に水糸を張れるようになっていることが好ましい。
請求項3に記載のシャッター装置は、請求項1または請求項2に記載のシャッター装置において、
前記中柱受部材には、前記中柱の下端部が挿入されることにより、当該中柱の下端部に嵌合し、当該中柱の下端部の前後左右の水平方向に沿った移動を規制した状態に固定する凹所が設けられていることを特徴とする。
なお、中柱を少し上に移動することで、凹所から中柱の下端部を取り出し可能となっていることが好ましい。
請求項4に記載のシャッター装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシャッター装置において、
前記中柱受部材には、当該中柱受部材内に水を通過させて当該中柱受部材の外部の床側に水を流出可能な水抜き穴が形成されていることを特徴とする。
なお、中柱受部材内に水が流入する部分は、例えば、中柱を中柱受部材に引き抜き不可に固定するための施錠装置の穴などである。
請求項1記載のシャッター装置においては、特に中柱受部材の位置を決める構造がない床に中柱受部材を設置する際に、中柱受部材に位置決め溝があるので、例えば、水糸や墨だし線を設けることで、中柱受部材を容易に精度高く位置決めして設置することができる。
請求項2記載のシャッター装置においては、位置出し溝の少なくとも一部は、前記中柱受部材を前記床面上に設置した際に、前記シャッター装置の左右端部の所定位置間を結ぶ線分に平面視して一致する位置に形成されているので、上記所定位置間に水糸を張り、当該水糸に位置出し溝を合わせて中柱受部材を設置することができ、中柱受部材の位置決めをさらに容易なものとすることができる。
請求項3記載のシャッター装置においては、中柱の下端部が前後左右に移動できないように中柱受部材に嵌合することで、中柱の下端部を容易に位置決めした状態に固定できる。
請求項4記載のシャッタ装置においては、例えば、中柱受部材に中柱下端部を固定するための施錠装置の一部として、中柱受部材に上方側に開口する穴があるような場合に、当該穴に塵芥や土砂等が詰まってしまう可能性があるが、中柱受部材内を通過した水が外部に流出可能な水抜き穴を設けることで、水により上述の穴内に溜った塵芥や土砂を流しだしたり、棒などを穴に挿入して、直接塵芥や土砂を水抜き穴から押し出すようなことができる。これにより、穴が埋まってしまうことで、施錠が困難になるようなことを防止することができる。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
図1および図2は本発明の実施の形態に係るシャッター装置10を示し、図3は、シャッター装置10の中柱20に設けられた中柱側施錠装置30を示し、図4は、中柱20が固定されるとともに受側施錠装置50を有する中柱受部材60を示すものである。
図1,2に示すように、シャッター装置10は、建築物の開口部に左右に並べて複数設けられたシャッターカーテン15,15と、これらシャッターカーテン15,15同士の間に設けられるとともに、シャッターカーテン15,15を上下に案内するガイドレール16,16を左右に備えた中柱20と、当該中柱20の下端部が臨む床(土間面)に設けられるとともに、当該中柱20の下端部が着脱自在に接続される中柱受部材60と、当該中柱受部材60に前記中柱20の下端部を固定した状態に施錠する施錠装置(中柱側施錠装置30、受側施錠装置50)とを備えている。
特にこの例のシャッター装置は、建築物の入出口等の開口部に好適に設けられるもので、開口部の下側の床は、例えば、モルタルやコンクリートで形成された土間面となっている。さらに、この例において、建築物は、例えば、ガレージであり、車両を収容するものとなっている。そして、シャッター装置10の設置位置において、土間面上を車両が出入りするようになっている。
シャッター装置10は、門形状の枠部材11を備えており、枠部材11は、左右の縦枠部12,13と、これら左右の縦枠部12,13の上端部どうしの間に掛け渡される上横枠部14とから構成されている。左右の縦枠部12,13には、それぞれ、シャッターカーテン15の左右の側縁部の一方を上下動自在に案内するガイドレール16,16が備えられている。
また、この例のシャッター装置10は、図2に示すように、シャッターカーテン15,15が左右に並んで2つ備えられている。
左右のシャッターカーテンの間には、中柱(方立)20が配置されている。中柱20は、左右にそれぞれ、上述のガイドレール16,16が備えられている。
そして、枠部材11の左右の縦枠部12,13のガイドレール16,16と、中柱20の左右のガイドレール16,16とに左右側部を案内されるように、左右のシャッターカーテン15,15が配置されている。
左右のシャッターカーテン15,15は、左右に細長いスラット17,…を上下方向に多数連結したものであり、巻き取ることが可能となっている。
そして、前記枠部材11の上横枠部14には、左右の各シャッターカーテン15をそれぞれ巻き取る2つの巻取ドラム18が回転可能に取り付けられるとともに、巻取ドラム18はカバー部材19に覆われた状態となっている。
そして、巻取ドラム18の外周面には、シャッターカーテン15の上端部が固定され、巻取ドラム18が正転することによりシャッターカーテン15を巻き取って、シャッターカーテン15を上昇させてシャッターカーテン15を開放状態とするとともに、巻取ドラム18を逆転することによりシャッターカーテン15を下降させてシャッターカーテン15を閉塞状態とするようになっている。なお、シャッターカーテン15の最下端部、すなわち、最も下のスラット17の下には、シャッターカーテン15と同様に左右に延在する巾木17aが設けられている。
そして、上記中柱20は、その上端部が枠部材11の上横枠部14の左右の中央部の下部に着脱自在に取り付けられている。なお、中柱20の上端部は、上横枠部14に設けられた中柱20の接続部に緩く嵌合した状態とされるようになっており、上横枠部14に上端部を嵌合した状態の中柱20は、その下端部を僅かに移動可能となっているとともに、全体を僅かに上下に移動可能となっている。そして、上横枠部14に上端部を嵌合した状態の中柱20の下端部を前後に移動して中柱20を斜めとした状態で、中柱20を下方に移動することにより、中柱20の上部と上横枠部14との嵌合を解除可能となっている。
なお、中柱20の設置位置は、シャッターカーテン15の数や左右のシャッターカーテン15のサイズの違いによって異なることになるので、必ずしも、枠部材11の上横枠部14の左右の中央部に設けられる必要はない。例えば、3つ以上のシャッターカーテンが左右に並んで用いられる場合や、2つのシャッターカーテンでも左右で横幅の異なるシャッターカーテン15が用いられる場合には、枠部材11の中央部でない位置に中柱が配置される場合がある。
また、中柱20の下端部が、上述の建築物の開口部の下側を構成する土間面に設けられた中柱受部材60に着脱自在に取り付けられるようになっている。また、中柱20の下端部に設けられた中柱側施錠装置30と、中柱受部材60側に設けられた受側施錠装置50とからなる施錠装置により、中柱20が中柱受部材60に引き抜き不可となるように固定される。また、後述のように中柱20の下端部を中柱受部材60に施錠した状態では、中柱20の下端部の水平方向への移動が規制されることで、中柱20の上端部を上横枠部14から取り外せない状態となっている。
そして、中柱側施錠装置30は、この例において、例えば、玄関ドアの施錠装置として用いられるカマ錠を応用したものが用いられている。中柱側施錠装置30は、基本的な構造、動作および作用は基本的にドアのカマ錠と同様のものとなっている。
中柱側施錠装置30は、錠ケース31を備え、錠ケース31は、中柱20の下端部の建築物の内外方向の内側となる面に固定されている。そして、錠ケース31の側面には、サムターン32が回転自在に取り付けられている。
そして、玄関ドアの施錠装置としては、周知の装置なので構造を詳しくは説明しないが、図3(a)に示す解錠状態からサムターン32を正転方向に回すと、図3(b)に示すようにロックボルト33が下方に突出するように前進移動し、さらにサムターン32を回すと、ロックボルト33の先端部から左側に向ってカマ34が突出するようになっている。
また、施錠状態からサムターンを逆転方向に回すと、まず、ロックボルト33の下端部にカマ34が没するように移動してロックボルト33内に収納され、さら、サムターンを回すとロックボルト33が上方に没するように後退移動して錠ケース31内に収納される。
すなわち、ロックボルト33は、錠ケース31に出没自在に設けられ、カマ34は、ロックボルト下端部において、ロックボルト33の移動方向と、ほぼ直交する方向に出没自在に設けられている。
中柱受部材60は、この例において、コンクリートもしくはモルタル等により土間面が形成された後の土間面上に設けられるようになっている。
中柱受部材60は、例えば、アルミニウムやその合金もしくは硬質合成樹脂等で形成されるが、例えば、車両が乗り上げても壊れない強度を備えるものならば特に材質は限定されない。
そして、中柱受部材60は、建築物の開口部の内外方向に対して内側を向く内斜面部61と外側を向く外斜面部62とそれらの間に設けられて中柱20の下端部が嵌合させられる柱嵌合部63と、柱嵌合部63と内斜面部61との間に設けられた受側施錠装置50とを備えている。なお、内斜面部61と外斜面部62との間の柱嵌合部63および受側施錠装置50は、基本的に内外の斜面部61,62同士の間の平面部64に設けられている。
内外の斜面部61,62は、車両が中柱受部材60に乗り上げるような場合に円滑にタイヤが乗り上げるように傾斜して形成されたものである。
また、土間面に固定される中柱受部材60に十分な底面積を確保するようになっている。
これら斜面部61,62の間の平面部64には、上述のように中柱20の下端部を嵌合する柱嵌合部63が外斜面部62に隣接して形成され、受側施錠装置50が内斜面部61に隣接して形成されている。
柱嵌合部63は、中柱20の下端部が挿入される凹所65が形成されている。この凹所65は、建築物の開口部における内側方向と、外側方向とに段差を有する浅い溝状に形成され、左右が開放された状態となっている。また、凹所65内の中柱受部材の左右端部には、それぞれ矩形状に底面まで切り欠かれて底面側に開放する切欠部66,66が形成されている。
この切欠部66,66は、中柱20の下端部を凹所65内に挿入して嵌合させた状態で左右のシャッターカーテン15,15を下降させた際に、左右のシャッターカーテン15,15の下端部の巾木17aが土間面にほぼ当接するように形成されたものである。すなわち、巾木17aの右端部もしくは左端部が切欠部66,66内に挿入されて、巾木17aが土間面まで下降できるようにしたものである。
また、中柱20の内外方向の外側を向く側面側には、中柱20の左右の中央部が外側に向って僅かに突出した膨出部21が形成されている。それに対応して、凹所65の内外方向の外側となる段差面に外側に向って凹む窪み67が形成されている。
また、中柱20の内外方向の内側を向く側面側には、中柱20の左右の中央部が凹んだ状態の凹部22が形成されている。それに対応して凹所65の内外方向の内側となる段差面に外側に向って突出する凸部69が形成されている。これら膨出部21および凹部22と、窪み67および凸部69とにより、中柱20と凹所65の位置合わせが可能となっている。
また、膨出部21および凹部22と、窪み67および凸部69とが係合することにより、中柱受部材60に対して、中柱20の下端部が左右に移動することが規制される。なお、中柱受部材60の凹所65の内外方向の内側と外側に形成された段差面により、中柱20の内外方向(前後方向)への移動が規制される。
したがって、中柱受部材60の凹所65は、中柱20の下端部が挿入されることにより、当該中柱20の下端部に嵌合し、当該中柱20の下端部の前後左右の水平方向に沿った移動を規制した状態に固定することになる。
受側施錠装置50は、中柱側施錠装置30のロックボルト33およびカマ34が挿入される孔51と、受側施錠装置50となる平面部64の内斜面部61側上に配置されて、孔51のロックボルト33が挿入される部分を除く部分を塞ぐように配置される被係止板52とを備えるものである。すなわち、施錠装置は、中柱受部材60に設けられた孔51および当該孔51の一部を塞ぐ位置に設けられた被係止部材としての被係止板52を有する。なお、被係止板52は、中柱受部材60の平面部64の受側施錠装置50の部分に一体に固定された状態となっている。
前記孔51は、一体に成型される中柱受部材60に成型時に形成されたもので、図6の底面図に示すように、中柱受部材60の前記建築物の内側から見て向って中央より僅かに右よりの部分から左端部分まで矩形状に左右に長く形成されている。
そして、孔51の上面側に被係止板52が被せられた状態となることにより、孔51の上端の形状が被係止板52に形成された孔53の形状に制限された状態となる。
被係止板52の孔53は、中柱受部材60に形成された孔51と内外方向の幅がほぼ同じで、上述の左側の側縁の位置が略同じとされている。また、被係止板52の孔53の右側縁は、中柱受部材60の左右の中心を通る中心線に対して線対称となる位置に配置される。
これにより、被係止板52の孔53より左側の部分は、被係止板52の下側が空間となっており、後述のようにカマ34を挿入可能となっている。
また、被係止板52の孔53は、その位置が中柱20を中柱受部材60に嵌合させた際のロックボルト33が突出する位置となっており、孔53の形状は、ロックボルト33の矩形の断面形状より僅かに内外方向および左右方向が長くなった矩形状となっている。これにより、断面外形が矩形状のロックボルト33は、被係止板52の孔53を貫通して中柱受部材60の孔51内に挿入されるようになっている。
そして、ロックボルト33が被係止板52の孔53および中柱受部材60の孔51に挿入された状態では、ロックボルト33は、被係止板52により内外および左右を含む水平方向に沿った移動が全て規制され、中柱受部材60により左方向を除く水平方向に沿った移動が規制された状態となる。
したがって、中柱20の下端部は、当該下端部が中柱受部材60の柱嵌合部63に嵌合し、中柱側施錠装置30のロックボルト33が被係止板52の孔53と中柱受部材60の孔51に嵌合することで、水平方向への移動が規制される。
そして、中柱受部材60の孔51に挿入されたロックボルト33の先端部から左側に突出するカマ34は、左側に向って長く延びる孔51内で左側に突出する。そして、左側に突出したカマ34は、中柱受部材60の孔51の一部を塞いだ状態の被係止板52の下側に入り込み、カマ34は、被係止板52に上方への移動を規制された状態に係止されることになる。
すなわち、施錠装置は、中柱20の下端部に移動可能に設けられ、中柱20の下端部から孔51内に突出させられて当該孔51内に挿入されるとともに、前記被係止部材としての被係止板52の下側に入り込まされることで、被係止板52により上方への移動を規制される係止部材としてのカマ34とを備えている。
これにより、カマ34が突出した状態では、孔51からロックボルト33を引き抜くことができない状態となる。したがって、台風時などの強風にシャッター装置10が煽られて中柱20が撓んだ際に、ロックボルト33の孔51への挿入深さが浅いことから、ロックボルト33が抜けそうになっても、カマ34が被係止板52に係止されることにより、ロックボルト33が上方に移動できず、ロックボルト33が孔51からはずれて解錠された状態となることがない。
これにより、中柱受部材60に形成されてロックボルト33が挿入される孔51は、深くする必要がなく、従来の落とし嵌が挿入される係合孔よりも極めて浅いものとすることができ、これにより、中柱受部材60に深い孔を設ける必要がなく、浅い孔を設ければよいので、中柱受部材60の上下厚みを薄くすることができる。
これにより、中柱受部材60をシャッター装置10で開閉される開口部の床面上に設置するものとしても、床面からの高さが低いものとなり、十分に実用性のあるものとすることができる。なお、中柱受部材60の高さが高すぎると、人や車両の通行の邪魔となり、できるだけ低い方が好ましい。
すなわち、中柱受部材60は、前記床としての土間面に埋設されることなく、土間面上に取り付けられている。
また、サムターン32を逆転させた場合には、ロックボルト33内にカマ34が収容された状態となるので、ロックボルト33を孔51から抜くことができる。
中柱受部材60は、上述のように土間面に取り付けられるが、この例において、中柱受部材60は、例えば、図1に示すコンクリートアンカーねじ70によって固定される。コンクリートアンカーねじ70は、例えば、コンクリート、モルタル等に下孔をドリルで開けたのちに、下孔にねじ込むことにより、下穴内周面にねじ山が食い込み、引き抜き応力に対応可能となるものである。
そして、中柱受部材60は、内斜面部61と外斜面部62にそれぞれコンクリートアンカーねじ70を貫通させるための貫通孔68,68が左右2箇所ずつに形成されている。また、柱嵌合部63の凹所65の底面部分の左右側部にもコンクリートアンカーねじ70を貫通させるための貫通孔が左右2箇所に形成されている。
なお、貫通孔68,68の上部には、貫通孔68,68の下部より広い径の座ぐりが形成され、コンクリートアンカーねじ70の頭部が入り込んで中柱受部材60の上面に出ないようになっている。また、貫通孔68,68は、左右対称に配置されるとともに、内外対称に配置されており、柱嵌合部63の凹所65の底面部分の左右の貫通孔68,68は、内外の中央の中心線上に配置されている。
また、コンクリートやモルタルからなる土間面上に中柱受部材60を正確に高い精度で設置する必要がある。そこで、中柱受部材60には、その表面に細い断面V字状の位置出し溝81,82,83が形成されている。これら位置出し溝81,82,83は、それぞれ、中柱受部材60の上面に形成されるとともに、上面から側面に連続して形成され、側面の下端まで形成されている。これにより、中柱受部材60を土間面上に置いた場合に、土間面と位置出し溝81,82,83の端部とがほぼ接触した状態となる。
また、これら位置出し溝81,82,83は、中柱受部材60の表面構造に対応して上下方向に曲がって形成されるが、平面視した場合にそれぞれ1つの直線と完全に重なるように形成されている。
第1の位置出し溝81は、中柱受部材60の左右の中央となる中心線(内外方向)に沿って形成されている。なお、第1の位置出し溝81は、凹所65および孔51の部分で、途切れて複数本となっているが、平面視した場合に1つの直線上に配置された状態となっている。
第2の位置出し溝82は、柱嵌合部63の凹所65の底面に形成されており、内外方向の中央、すなわち、左右に延在する中心線上に配置されている。なお、第2の位置出し溝82も貫通孔68,68により分断された状態となっているが、一直線上に配置されている。
第3の位置出し溝83は、第2の位置出し溝82に対して内外方向の外側に向って間隔をあけて平行に凹所65の底面に配置されている。
したがって、第1の位置出し溝81と、第2の位置出し溝82および第3の位置出し溝83とが直交して配置され、第2の位置出し溝82と第3の位置出し溝83とが平行に配置されている。
ここで、第3の位置出し溝83は、左右の縦枠部12,13のガイドレール16,16の内外方向の外側を向く側面90,90(図2に図示)間を繋ぐ直線上に配置されるものとなっている。
なお、第2の位置出し溝82は、後述の図7および図8に示す変形例となるシャッター装置10で用いられるようになっている。この実施形態の図1および図2に示すシャッター装置10は、建築物の開口部が形成された壁の外側から取り付けられる外部付け用タイプとなっているのに対して、図7および図8に示すシャッター装置10は、建築物の開口部が形成される壁の内側から取り付けられる内部付け用タイプとなっている。
そして、本発明では、この外部付け用シャッター装置10と、内部付け用シャッタ装置10とで、共通の中柱受部材60を使用するようになっているが、ガイドレール16,16の内外方向の外側を向く側面90,90間(図8における側面90a,90a)を繋ぐ直線と中柱受部材60との位置関係が外部付け用と内部付け用とで異なるものとなっており、第3の位置出し溝83が外付け用の位置出し溝とされ、第2の位置出し溝82が内付け用の位置出し溝とされている。
これにより、複数種類(2種類)のシャッター装置10において、同じ形状の中柱受部材60を使用することができ、コストの低減を図ることができる。
以上のように、中柱受部材60には、床面(土間面)上に設置される際の位置合わせ用に位置出し溝81,82,83が形成されている。そして、位置出し溝81,82,83の少なくとも一部は、中柱受部材60を床面上に設置した際に、シャッター装置10の左右端部の所定位置間を結ぶ線分に平面視して一致する位置に形成されていることになる。
そして、中柱受部材60を設置する場合には、例えば、建築物が構築されるとともにシャッター装置10の枠部材11が設置され、かつ、土間面が形成された状態において、設置された枠部材11の配置にしたがって墨だしもしくは水糸を張って位置だしを行なう。
ここで、まず、左右の縦枠部12,13どうしの間の距離を測り、これらの間の中心位置を出して、この中心位置に内外方向に沿って墨だしを行う。なお、仕上げ面である土間面上に墨で印をつけてしまうと消すのが困難になるので、簡単に消去できる塗料や染料等を用いることが好ましい。また、より簡易には、定規と鉛筆を用いて、鉛筆により上述の
中心位置を書くものとしてもよい。なお、中心位置を出す際に、枠部材11の上横枠部14の中柱20の上端部の取り付け位置の中央から下げ振りを垂らして、下げ振りの錘の位置を中心位置としてもよい。
また、上述の左右の縦枠部12,13のガイドレール16,16のそれぞれの内外方向の外側を向く側面90,90(図2に図示)間を繋ぐように、左右の縦枠部12,13どうしの間に水糸を張る。
そして、中柱受部材60の第1の位置出し溝81を上述の中心位置に墨だしされた線に合わせる。この際に、第1の位置出し溝81の内外の両端部は、側面の下端まで形成されているので、土間面上の線と容易に一致させるように配置することができる。
次に、水糸に中柱受部材60の第3の位置出し溝83の位置を合わせる。
これにより、中柱受部材60を極めて精度高く、かつ、極めて容易に位置決めすることができる。
そして、中柱受部材60の土間面への固定は、上述のコンクリートアンカーねじ70を用いて容易に十分な強度で設置することができる。
また、中柱受部材60を床面上に固定した場合に、図6に示される中柱受部材60の底面において、符号55で示される部分が、中柱受部材60の底面より一段高い位置に配置され、床面と符号55で示される部分に間隔が空くようになっている。したがって、この部分は、中柱受部材60を床面に配置した際に中柱受部材60の内外に貫通する穴(水抜き穴55)となる。そして、この水抜き穴55は、被係止板52の下側で、図6の底面図に示すように、中柱受部材60の前記建築物の内側から見て向って中央より僅かに右よりの部分から左端部分まで矩形状に左右に長く形成された孔51に連通するものとなっている。
すなわち、中柱受部材60には、当該中柱受部材60内に水を通過させて当該中柱受部材60の外部の床側に水を流出可能な水抜き穴が形成されていることになる。
ところで、前記孔51は、被係止板52の孔53と重なって中柱側施錠装置30のロックボルト33が挿入されるため、中柱20が取り付けられていない場合には、上方に開放した状態となり、塵芥や土砂が入り込むことが可能な構成となってしまう。
この孔51に塵芥や土砂が詰まってしまうと、ロックボルト33を挿入できなくなり、中柱20を中柱受部材60に施錠して固定することができなくなってしまう。
しかし、この例では、この孔51に連通するとともに、床面との間の間隔により中柱受部材60の側面に開口する水抜き孔55が設けられていることにより、例えば、孔51の上側の開口から水を流入させるとともに当該水を水抜き孔から床面側に流出させることで、孔51内に溜った塵芥や土砂を容易に流し出すことができる。
また、孔51内に棒をいれて、水抜き孔55から塵芥や土砂を押し出すこともできる。
これにより、孔51が詰まることで上述のように中柱受部材60に中柱20を施錠できない状態となるのを防止することができる。
以上のように、中柱20を中柱受部材60に固定する施錠装置が、単に径合孔に棒状の落し杆を真っ直ぐに挿入するものではなく、被係止板52の下にカマ34を入れ込んで上下方向の移動を規制するように係合しているので、強風等で中柱20が湾曲するように撓んでもカマ34を有するロックボルト33が中柱受部材60の孔51から抜けることがない。したがって、従来のように中柱が湾曲しても係合孔から落とし杆が抜けないように、係合孔を深くするとともに、落し杆を係合孔に深く挿入する構成としなくてもよく、ロックボルト33の孔51への挿入深さを浅くすることできる。これにより孔51も浅くすることができる。したがって、孔51が形成される中柱受部材60も薄くすることができる。
そして、中柱受部材60が薄ければ、中柱受部材60を土間面に埋設する状態とせずに、土間面上に配置する構成としても、中柱受部材60が車両や人の通行の邪魔になる可能性が低くなり、特に、車両の通行の邪魔になることはない。したがって、土間面上に中柱受部材60を配置する構成とすることができる。この場合に、土間面に中柱受部材60を埋設する場合に比較して、中柱受部材60の設置作業等を大幅に簡便化することができ、工期の短縮とコストダウンを図ることができる。
また、土間面上に精度高く中柱受部材60を設置するのに手間がかかる可能性があるが、この例では、中柱受部材60に墨だし線や水糸に位置を合わせるための位置出し溝81,82,83を設けたので容易に位置決めを行なうことができる。
特に、第2の位置出し溝82および第3の位置出し溝83は、先に設置される枠部材11の左右の所定位置間に水糸を張った場合に一致する位置に形成されているので、さらに位置合わせが容易となる。
なお、左右に並んで配置されるシャッターカーテンの数は2つに限定されるものではなく、3以上であってもよい。また、シャッターカーテンの数の増加に伴なって中柱20の数も増加することになる。さらに、施錠装置は、カマ式ロックボルトを用いたものに限定されるものではなく、被係止部材の下側に係止部材が着脱自在に係合する構造となっていれば、どのような施錠装置を用いるものとしてもよい。
また、上述の実施形態では、中柱受部材60を土間面(床面)上に設けるものとしたが、コンクリート等からなる土間面の中柱受部材60の設置位置をはつって穴をあけ、この穴内に中柱受部材60を入れることで、土間に中柱受部材60を埋設した状態に設置してもよい。
この場合に、床面上に中柱受部材60を設置する場合よりも、手間が増えることになるが、従来より中柱受部材60の上下厚みが薄いことから、コンクリートをはつる深さが浅いので、従来よりも容易に中柱受部材60を設置することができる。特に、コンクリート等からなる土間面をはつって形成された穴内に中柱受部材60を固定する際に鉄筋等に固定するのではなく、上述の実施形態と同様にコンクリートアンカーねじ70で床に固定するものとすれば、中柱受部材60の上下厚みが薄いことと合わせて鉄筋が露出するまでコンクリートをはつる必要がなく、さらに施工の手間を簡略化することができる。
すなわち、上述のように中柱受部材60の上下厚みが薄い構造とすることで、中柱受部材60をコンクリート等が硬化した後の床に穴をあけて埋設するものとしても、施工の手間の煩雑化を抑制することができる。
また、床のコンクリート硬化後に中柱受部材60を床に埋設するものとしても、位置合わせの際に、例えば、水糸と位置出し溝81,82,83とを合わせる構成とすれば、位置合わせを容易かつ正確に行うことができる。
図7,図8は、本発明の上述の実施形態の変形例を示すものであり、上述の実施形態と、同一の構成要素には、図1、図2と同様の符号を付してその説明を省略する。
図1、図2に示す上述の実施形態のシャッター装置10が建築物の開口部が形成される壁面の室外側から取り付けられるのに対して、図7、図8に示す変形例のシャッター装置10は、シャッター装置10が設けられる建築物の開口部が形成される壁面に室内側から取り付けられるものである。変形例のシャッター装置10におけるその他の構成は、上述の実施形態と同様であり、特に、変形例の中柱受部材60は、図3〜図6に示す上記実施形態の中柱受部材60と同様の構成となっている。
さらに、本発明では、図1および図2に示す外部付け用シャッター装置10と、図7および図8に示す内部付け用シャッター装置10とで、同一の形状、すなわち、同じ製品としての中柱受部材60を共通に用いることができる。但し、上述のように変形例においては、左右の縦枠部12,13のガイドレール16,16の内外方向の内側を向く側面90a,90a(図8に図示)間を繋ぐ直線上に第2の位置出し溝82が配置されるものとなっている。
なお、以上のように本発明の中柱受部材60では、左右方向に沿って互いに平行に設けられた2本の位置出し溝82,83を、外部付け用シャッター装置10と、内部付け用シャッター装置10とで使い分けているが、例えば、第3の位置出し溝83を、左右の縦枠部12,13のガイドレール16,16の内外方向の内側を向く側面90,90間を繋ぐ直線上に配置されるものとし、第2の位置出し溝82を左右の縦枠部12,13のガイドレール16,16の内外方向の内側を向く側面91,91(図2に図示)間を繋ぐ直線上に配置されるものとしてもよい。すなわち、シャッター装置10の左右端部の所定位置間を結ぶ複数の線分のそれぞれに対応して中柱受部材60に複数の位置出し溝を設けるとともに、上述のシャッター装置の左右端部の所定位置間を結ぶ複数の水糸を張り、各水糸と各位置出し溝とをそれぞれ位置合わせに用いるものとしてもよい。
本発明の実施の形態に係るシャッター装置の縦断面図である。 前記シャッター装置の横断面図である。 前記シャッター装置の施錠状態および解錠状態の中柱側施錠装置を示す正面図である。 前記シャッター装置の中柱受部材を示す斜視図である。 前記中柱受部材を示す平面図、正面図、側面図である。 前記中柱受部材を示す底面図である。 本発明の実施の形態の変形例に係るシャッター装置の縦断面図である。 前記変形例のシャッター装置の横断面図である。
符号の説明
10 シャッター装置
15 シャッターカーテン
16 ガイドレール
20 中柱
30 中柱側施錠装置
33 ロックボルト
34 カマ(係止部材)
50 受側施錠装置
51 孔
52 被係止板(被係止部材)
55 水抜き穴
60 中柱受部材
65 凹所
81 第1の位置出し溝
82 第2の位置出し溝
83 第3の位置出し溝

Claims (4)

  1. 建築物の開口部に左右に並べて複数設けられたシャッターカーテンと、
    これらシャッターカーテン同士の間に設けられるとともに、シャッターカーテンを上下に案内するガイドレールを左右に備えた中柱と、
    当該中柱の下端部が臨む床に設けられるとともに、当該中柱の下端部が着脱自在に接続される中柱受部材とを備え、
    前記中柱受部材には、前記床に設置される際の位置合わせ用に位置出し溝が形成されていることを特徴とするシャッター装置。
  2. 前記位置出し溝の少なくとも一部は、前記中柱受部材を前記床に設置した際に、前記シャッター装置の左右端部の所定位置間を結ぶ線分に平面視して一致する位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシャッター装置。
  3. 前記中柱受部材には、前記中柱の下端部が挿入されることにより、当該中柱の下端部に嵌合し、当該中柱の下端部の前後左右の水平方向に沿った移動を規制した状態に固定する凹所が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシャッター装置。
  4. 前記中柱受部材には、当該中柱受部材内に水を通過させて当該中柱受部材の外部の床側に水を流出可能な水抜き穴が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシャッター装置。
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