JPH1059796A - 結晶保持装置 - Google Patents

結晶保持装置

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JPH1059796A
JPH1059796A JP9138744A JP13874497A JPH1059796A JP H1059796 A JPH1059796 A JP H1059796A JP 9138744 A JP9138744 A JP 9138744A JP 13874497 A JP13874497 A JP 13874497A JP H1059796 A JPH1059796 A JP H1059796A
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JP
Japan
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crystal
holding
gripper
crystals
pulling
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Pending
Application number
JP9138744A
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English (en)
Inventor
Winfried Schulmann
シュールマン ヴィンフリート
Helmut Dr Kaiser
カイザー ヘルムート
Franz Thimm
ティム フランツ
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Leybold Systems GmbH
Original Assignee
Leybold Systems GmbH
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • C30B15/30Mechanisms for rotating or moving either the melt or the crystal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S117/00Single-crystal, oriented-crystal, and epitaxy growth processes; non-coating apparatus therefor
    • Y10S117/911Seed or rod holders
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T117/10Apparatus

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  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 チョクラルスキー引上げ法にもとづいて
引上げられる結晶103の製法であって、グリッパ装置
125a,125bが設けられており、このグリッパ装
置により、引上げプロセス時に半径方向で結晶周面に作
用して摩擦抵抗を上回る圧力により結晶が保持され、こ
れにより、成長する結晶の重量荷重が完全に受け止めら
れる。グリッパ装置は、それぞれ互いに対向して位置す
る少なくとも2つの保持装置128a、128bを備え
ており、この保持装置は、結晶の成長中にはまず結晶と
平行に走行し、所望の結晶直径の到達後には、溶融原料
領域内での結晶の成長が妨げられないような仕方で結晶
に装着される。 【効果】 最大に種結晶に負荷される引張応力が許容値
まで軽減されることが保証され、かつ、引き続き成長す
る結晶が公知方法で許容される全重量を上回っても、こ
の結晶が種結晶から剥離することが阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチョクラルスキー引
上げ法に基づき種結晶から引上げられる単結晶の製造の
ための装置であって、結晶成長中に単結晶をつかみかつ
保持するための装置が設けられており、グリッパ装置
が、結晶を保持するために、結晶の周方向で互いに間隔
を置いて有利には対を成して対向して配置された少なく
とも2つのグリップアームを備えている形式のものに関
する。
【0002】
【従来の技術】チョクラルスキー法による単結晶の育成
のための装置は公知である。この種の装置では、育成す
べき結晶は溶融原料内に浸された種結晶から出発して、
溶融原料るつぼの降下又は溶融原料からの種結晶の上向
きの移動により育成される。この種の例えばシリコン溶
融原料から引上げられる単結晶はいわゆるウエハの製作
のための材料を形成する。
【0003】公知の装置によれば、育成法の継続的な改
善と、このために使用される装置とにより、結晶重量が
近年では300kgに及ぶ結晶重量にまで向上してい
る。しかし、チョクラルスキー法にもとづく比較的大直
径の単結晶の製造は極めて困難とされている。困難の主
たる理由は、引上げプロセスの終了時に結晶重量全体
が、該製法により制約される4〜5mmの直径を有する
種結晶によってしか保持されないことにある。しかし、
種結晶からの結晶の剥離及びこれにより生じる結晶引上
装置の破損は回避されなければならない。結晶は最大引
張応力でしか負荷されることができないため、公知の結
晶引上装置では、制限された重量でかつ制約された寸法
の結晶しか製造することができない。
【0004】付加的な問題点は、引上げプロセス時に、
引上げプロセス中の結晶の回転により種結晶中に切欠応
力が形成され、これが単結晶による最大重力荷重を一層
減少せしめることにある。種結晶からの結晶の剥離が回
避されるような確実な育成プロセスを保証するために、
種結晶に作用する引張応力が許容最大引張応力より明ら
かに低く維持されるように引上げプロセス中のプロセス
パラメータが強制的に選択される。
【0005】それゆえ、この公知結晶育成装置の欠点
は、制限された全重量ひいては制限された結晶体積を有
する結晶しか製造することができないことにある。この
ような欠点は公知結晶引上装置による製造の経済性を不
利に制約している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、種結晶に作用する引張応力により最大に許容さ
れる重量に比して大きな重量若しくは体積を有する結晶
をチョクラルスキー法により製造することのできる装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、結晶体が所定の結晶長さの達成の後に該結晶体の周
面に圧着されるグリッパ装置により支持され、かつ該グ
リッパ装置が引上げ過程中の結晶のさらに増大する重量
荷重を完全に又は部分的に受け止めることにより解決さ
れた。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、最大に種結晶に負荷さ
れる引張応力が許容値まで軽減されることが保証され、
かつ、引き続き成長する結晶が公知方法で許容される全
重量を上回っても、この結晶が種結晶から剥離すること
が阻止される。本発明にもとづくこの手段によれば、有
利に300mm若しくは400mmより大きな直径で2
mより大きな長さを有する、若しくは300kgより大
きな重量を有する結晶を製造することができる。それゆ
え、本発明によれば、単結晶の生産時の経済性が明瞭に
向上する。
【0009】本発明の別の構成では、引上げプロセス時
に結晶をつかむために、十分な結晶長さの達成の後に半
径方向でのみ結晶体に向けられた圧着力を生ぜしめる保
持装置が設けられている。結晶は育成されたネッキング
の形成の後にほぼコンスタントな直径で全長にわたり育
成される。半径方向で有利には対を成して結晶周囲に装
着される保持装置により、半径方向に向けられた分力が
結晶を結晶の軸方向の引上げ方向からずらすこと、及
び、溶融原料と結晶との間の凝固領域内で作用するプロ
セスパラメータの変化により結晶の成長の妨げが有利に
防止される。さらに、保持装置は単結晶の回転運動に対
して同軸的にかつ同じ向きで回転し、この場合、本発明
にもとづく保持装置及び単結晶は同じ角速度を有してい
る。これにより、保持装置が結晶に装着されている場合
には、溶融原料るつぼに関連した結晶の位置ひいては単
結晶成長に不利に影響するおそれのある接線方向の力若
しくは結晶への回転モーメントが結晶にまったく作用し
ない。
【0010】本発明の有利な別の構成が請求項2以下に
記載してある。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図示された特別有利な種々の
実施例につき本発明を詳しく説明する。
【0012】図1乃至図6に示す結晶引上装置には、そ
れぞれ異なって形成されたグリッパ装置が設けられてお
り、該グリッパ装置によって結晶27,36,50が軸
6,25,40,45,54に保持して吊り下げられて
いる。図1に示す結晶保持装置はほぼ2つの持上装置1
5,16から成っており、該持上装置は2つの持上モー
タ3,12により互いに無関係に駆動可能である。図1
には示してない溶融原料から引上げられる結晶は、種結
晶7のところで溶融原料から回転モータ2を用いて引上
軸6を回転させながら育成されて上方へ成長する。結晶
(図1には示してない)は、規定された最小長さの達成
の後に保持装置により摩擦係合的(kraftschluessig)に
保持され、この場合、保持装置は引上軸6に対して同軸
的に配置された軸10を介して回転モータ8により回転
させられる。引上軸6から軸10に配置された保持装置
への結晶荷重の可能な限り衝撃のない引渡を保証するた
めに、両方の持上装置15,16の軸方向の相対速度を
制御装置により又は制御回路により最小に、有利にはゼ
ロに調整することのできる手段が設けられている。結晶
荷重を持上装置15から、保持装置を軸方向で駆動する
持上装置16へ引渡した後では、結晶はもっぱら、摩擦
係合的に結晶をつかむ保持装置によって保持される。持
上装置15,16はフレーム5a,5b,5c,5d,
5e,5f,5gにより空間的に不動に位置決めされて
いる。
【0013】図3に示す実施例では、第1の持上装置1
9が持上モータ20により駆動されており、該持上装置
により、吊り下げられた結晶27を備える引上軸33が
軸方向に移動される。引上軸33は、連結された回転モ
ータ28により回転させられる。別の回転モータ22
が、引上室21内に配置されてグリップアーム23a,
23b及び締付ジョー26a,26bを備える保持装置
を引上軸33の回転方向に対して同じ向きに回転せしめ
るために設けられている。第1の持上装置19はプラッ
トフォームとしてのフレーム30a,30b,30c上
に支えられて、かつ引上げプロセスの開始時点で結晶荷
重を支持している。最小の結晶長さの達成の後には、第
2の持上装置34が結晶27の完全に形成されるまで結
晶荷重の支持を受け持つ。
【0014】図4には引上室内に配置された保持装置
が、育成される結晶36に関連して2つの位置C,Dで
示してある。この保持装置は、結晶周面に対して同軸的
かつ空間的に不動に配置されたランプ37a,37b・
・を有しており、これらのランプにそれぞれ保持ジョー
39a,39b・・が滑動可能に支承されている。保持
ジョー39a,39b・・はそれぞれ、引上軸に配置さ
れた連行体48a,48bの上昇運動により駆動可能な
ばねロッド35a,35b・・によって一方でランプ3
7a,37b・・のランプ面に、かつ他方で位置Cに在
る結晶36に圧着される。結晶36は保持ジョー39
a,39bの摩擦係合的な締付けにより、保持装置に関
連して固定的に保持され、この場合、軸方向で上方へ運
動される保持装置が引上軸の機能、即ち結晶36の一様
な上昇運動を受け持つ。
【0015】図5に示す保持装置は、部分的に示す結晶
36の2つの相対位置C,Dで示してある。位置Dで結
晶36は最初の引上げ位置を占めて、種結晶に吊り下げ
られており、種結晶は引上軸45に配置されていて該引
上軸と一緒に同方向に回転する。最小の結晶長さの達成
の後(位置C、参照)に、結晶36は結晶の周囲に対し
て周方向に配置された複数の保持ジョー42a,42b
・・により側方からつかまれる。保持ジョー42a,4
2b・・は一定の半径を備えたコンスタントな曲線経過
(Kurvenverlauf)を有するか、若しくは連続的に変化し
て曲率半径の減少若しくは増大する曲線経過を有してい
る。このように湾曲した保持面を有する保持ジョー42
a,42b・・は一方では、引上軸46に結合された支
持アーム44a,44bに懸架されたハンガー43a,
43bに回転可能に保持され、かつ他方では、軸45に
結合された可動のばねロッド35a,35b・・に保持
されている。ばねロッド35a,35b・・は軸46に
固定的に結合された楔48a,48bによって該楔の軸
方向の上昇に際して該楔との接触に基づき保持位置Cへ
もたらされる。これにより、保持ジョー42a,42b
・・は圧着面を結晶周面に対して摩擦係合的に圧着さ
れ、従って結晶重量全体がハンガー43a,43b・・
を介して支持アーム44a,44b・・により保持され
る。
【0016】図6に示す保持装置は、引上軸54に対し
て同軸的に配置された湾曲アーム52a,52bから成
っており、該湾曲アームに回転軸受56a,56b,を
介してそれぞれ1つの伸縮アーム55a,55bが結合
されている。伸縮アームは端部側で中間リンク59a,
59bを介して懸架部58a,58bに保持されてい
る。懸架部58a,58bは、種結晶53に吊り下げら
れた結晶50の引上運動時にそれぞれ1つの連行体57
a,57bにより引上軸に対して平行に上方へ移動させ
られる。これにより、中間リンク59a,59bを介し
て伸縮アーム55a,55bが伸長運動し、従って結晶
周面の近くに配置されて伸縮アーム55a,55bに固
定された締付ジョー51a,51bが、結晶周面に有利
には同軸的に圧着される。結晶50は連行体57a,5
7bが規定量だけ運動した後に締付ジョー51a,51
b・・により摩擦係合的に保持され、これにより、種結
晶53が部分的に又は完全に、成長プロセス中に増大す
る結晶荷重から解放される。
【0017】図7乃至図13に示す結晶引上装置には、
それぞれ異なって形成されたグリッパ装置が設けられて
おり、該グリッパ装置により、種結晶115を介して引
上ロープ110に吊り下げられた結晶103が最低結晶
長さの達成の後に確実に保持される。結晶103の保持
のために各実施例ごとにそれぞれ異なるグリッパ装置が
設けられている。このグリッパ装置は結晶103の付加
的な保持手段として役立っていて、図7若しくは図8に
示す実施例では第2のドラム102bによりスルース1
18内に懸架されており、この場合、2つの巻上装置が
互いに並んで配置されている。両方の巻上装置は、第1
の2つのドラムが1つの軸に備えているという相違点を
除いて互いに同一に構成されている。グリッパの構成に
応じて、結晶荷重はレリーズばね109a,109b;
124a,124b;132a,132b;152a,
152b;164a,164bのレリーズ後に引上ロー
プ111a,111bにより支持される。制御装置の構
成に応じて結晶荷重は(図面には示されていない)3つ
のロープに懸架されてよく、この場合、ロープの伸長が
考慮される。
【0018】図7及び図8に示す第1の実施例では、結
晶103がレリーズばね109a,109bに向かって
移動して、該レリーズばねがグリッパの固有重量により
たわめられて、圧着する力により空の状態のグリッパの
安定化を排除せしめる。グリッパは保持ジョー117
a,117bに固定された両方のロープ116a,11
6bを介して保持される。この場合、保持ジョー対11
7a,117bが回転して結晶103に当接する。これ
により、結晶の回転が排除される。結晶103と保持ジ
ョー17a,117bとの間の摩擦係合と、てこ腕比a
/bとに基づき結晶103が保持される。てこ腕比a/
bの選択に応じて、極めて大きな保持力が生じる。結晶
における点荷重を最小にするために、結晶周囲に複数の
保持ジョーを互いに上下に配置することができる。持上
装置がすべて1つの回転プラットフオーム114上に配
置されていて互いに無関係に操作されることがてきるた
め、保持ジョー117a,117bによるグリッパの規
定された連結が結晶103との衝撃交番作用なしに得ら
れる。
【0019】図9に示す実施例では、保持ジョー128
a,128bの圧着力がてこ腕比c/dのために調節さ
れる。保持ジョー128a,128bは単数又は複数の
対を成して設けられることができ、かつ結晶外周面への
当接の後に、結晶103を安定化する面圧迫を生ぜしめ
る。
【0020】図10に示す実施例では、グリッパの操作
機構が図7及び図8に示したものと類似的に構成されて
いる。この場合に第6実施例と異なる点は、保持ジョー
136a,136bが結晶外周面に対して斜めに配置さ
れたランプ134a,134bを介して案内されている
ことにあり、これにより、保持ジョー136a,136
bが結晶103に柔らかに当接することが保証される。
【0021】図11に示す実施例では、グリッパ145
a,145bが図9に示す実施例に類似して形成されて
いる。この場合に前述の保持装置と異なる点は、グリッ
パ145a,145bが付加的な2つのバンド(支持バ
ンド)144a,144bに固定されており、このバン
ドが回転プラットフオーム142に懸架されていること
にある。この場合、バンド144a,144bは固定的
に配置されるか、又は付加的に持上駆動装置を備えてい
る。この手段によりオプションとして、軸方向のそのつ
どの結晶位置に無関係にグリッパを操作することができ
る。
【0022】図12に示す実施例では、グリッパのレリ
ーズが、直接に結晶103により行われるのではなく、
ロープに固定されたレリーズディスク154を介して行
われる。これにより、レリーズばね164a,164b
との接触による結晶体の機械的な負荷が回避される。
【0023】図13に示す実施例では、グリッパがグリ
ッパの固有重量に基づき線材湾曲ばね163a,163
b内に懸架されている。レリーズばね164a,164
bと結晶103との接触の後に、線材湾曲ばね163
a,163bが引上げられ、これにより、ロープループ
162a,162bが開放される。この場合、線材ルー
プは結晶103の周りに落下して結晶103を摩擦係合
的に固定的に保持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による結晶引上装置の略示
図である。
【図2】図1のB−B′に沿った断面図である。
【図3】a)は本発明の第2実施例にもとづく結晶保持
装置を備えた結晶引上装置の縦断面図、b)はa)のA
−A′線に沿った断面図である。
【図4】本発明の第3実施例にもとづく結晶保持装置を
備えた結晶引上装置を2つの引上げ位置C,Dで示す概
略図である。
【図5】本発明の第4実施例にもとづく結晶保持装置を
備えた結晶引上装置を結晶の2つの位置で示す概略図で
ある。
【図6】本発明の第5実施例にもとづく結晶保持装置を
備えた結晶引上装置を2つの結晶保持位置で示す概略図
である。
【図7】本発明の第6実施例にもとづく結晶引上装置の
概略図である。
【図8】図7の結晶引上装置を90゜異なる方向から見
た概略図である。
【図9】本発明の第7実施例にもとづく結晶保持装置を
備えた結晶引上装置の概略図である。
【図10】本発明の第8実施例にもとづく結晶保持装置
を備えた結晶引上装置の概略図である。
【図11】本発明の第9実施例にもとづく結晶保持装置
を備えた結晶引上装置の概略図である。
【図12】本発明の第10実施例にもとづく結晶保持装
置を備えた結晶引上装置の概略図である。
【図13】本発明のさらに別の実施例の概略側面図であ
る。
【符号の説明】
1 結晶引上装置、 2 回転モータ、 3 持上
モータ、 4 冷却媒体供給部、 5a,5b,5
c,5d,5e,5f,5g フレーム、6 持上軸、
7 種結晶、 8 回転モータ、 9 冷却媒
体供給部、10 軸、 11 スルース、 12
持上モータ、 13 管、14 ピン、 15,1
6,19 持上装置、 20 持上モータ、21 引
上室、 22 回転モータ、 23a,23b グ
リップアーム、24 スルース、 24a,24b,
24c グリッパ装置、 25引上軸、 26a,
26b,26c 締付ジョー、 27 結晶、 2
8回転モータ、 29 磁気的なシール、 30
a,30b,30d フレーム、 31 供給導管、
32 軸、 33 引上軸、 34 持上装
置、 35a,35b ばねロッド、 36 結
晶、 37a,37bランプ、 38 種結晶、
39a,39b 保持ジョー、 40 引上軸、
41 種結晶、 42a,42b 保持ジョー、
43a,43b ハンガー、 44a,44b 支
持アーム、 45 引上軸、 46軸、 47
a,47b 連行体、 48a,48b 楔、 5
0 結晶、 51a,51b 締付ジョー、 52
a,52b 伸縮アーム、 53 種結晶、 54
引上軸、 55a,55b 伸縮アーム、 56
a,56b 回転軸受、 57a,57b 連行体、
58a,58b 懸架部、 102a,102b
ドラム、 103 結晶、 104a,104b
ロープ偏向車、 105 回転軸受、 107
歯車駆動装置、108 結晶ネッキング、 109
a,109b レリーズばね、 110 引張ロー
プ、 111a,111b ロープ、 112a,
112b 持上モータ、 113 結晶、 114
回転プラットホーム、 115 種結晶、 1
16a,116b ロープ、 117a,117b
保持ジョー、 118 スルース、 122a,1
22b ロープ、 123 結晶、 124a,1
24b レリーズばね、 125a,125b グリ
ッアーム、 126 支持リング、 128a,1
28b 保持ジョー、 132a,132b レリー
ズばね、 133 支持リング、 134a,13
4b ランプ、 135a,135b ロープ、
136a,136b保持ジョー、 142a,142
b 回転プラットホーム、 143a,143b 偏
向軸受、 144a,144b バンド(支持バン
ド)、 145a,145b グリップアーム、
146a,146b 保持ジョー、152a,152b
レリーズばね、 153a,153b 偏向軸受、
154 レリーズディスク、 155a,155b
グリップアーム、 156a,156b 保持ジョ
ー、 157a,157b ロープ、 161a,
161b 回り継手、 162a,162b ロープ
ループ、 163a,163b 線材湾曲ばね、
164a,164b レリーズばね、 a,b,c,
d てこ腕、 a/b,c/d てこ腕比、 C
結晶を締付ジョーにより保持する位置、 D 結晶を
種結晶により保持する位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランツ ティム ドイツ連邦共和国 アルツェナウ アム バッハグラーベン 7

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チョクラルスキー引上げ法に基づき種結
    晶から引上げられる単結晶(27,36,50,10
    3)の製造のための装置であって、結晶成長中に単結晶
    をつかみかつ保持するための装置が設けられており、グ
    リッパ装置(24a,24b;26a,26b;39
    a,39b;37a,37b;42a,42b;51
    a,51b;117a,117b;125a,125
    b;126a,126b;128a,128b;134
    a,134b;136a,136b;145a,145
    b;146a,146b,143a,143b;153
    a,153b;156a,156b;155a,155
    b)が、結晶(27,36,50,103)を保持する
    ために、結晶(27,36,50,103)の周方向で
    互いに間隔を置いて対向して配置された少なくとも2つ
    のグリップアーム(23a,23b;37a,37b;
    43a,43b;55a,55b;117a,117
    b;125a,125b;145a,145b;155
    a,155b)を備えている形式のものにおいて、グリ
    ップアーム(23a,23b;37a,37b;43
    a,43b;55a,55b;117a,117b;1
    25a,125b;145a,145b;155a,1
    55b)が、結晶(27,36,50,103)に向け
    られた下端部に、育成される結晶外套面上に装着される
    それぞれ1つの保持装置(26a,26b;39a,3
    9b;42a,42b;51a,51b;117a,1
    17b;128a,128b;136a,136b;1
    46a,146b)を有しており、該保持装置により結
    晶(27,36,50,103)が結晶成長中に摩擦係
    合的につかまれて解離に対して保護されていて、かつ結
    晶成長方向に対して平行に走行可能であり、この場合、
    グリッパ装置(24a,24b;26a,26b;39
    a,39b;37a,37b;42a,42b;51
    a,51b;117a,117b,128a,128
    b;136a,136b;146a,146b)によ
    り、半径方向に向けられた保持圧だけが結晶(27,3
    6,50,103)に作用しており、これにより、結晶
    外周面と保持装置(23a,23b;37a,37b;
    43a,43b;55a,55b;117a,117
    b;128a,128b;136a,136b;146
    a,146b)との間に、完全に育成された結晶(2
    7,36,50,103)の重量を上回る摩擦抵抗が生
    ぜしめられ、これにより、結晶(27,36,50,)
    が保持装置(24a,24b;26a,26b;39
    a,39b;37a,37b;42a,42b;51
    a,51b;117a,117b;128a,128
    b;136a,136b;146a,146b)の摩擦
    係合作用により支持されるようになっていることを特徴
    とする結晶保持装置。
  2. 【請求項2】 結晶(27,36,50,103)が、
    最初に育成されたネッキングの形成の後に続いて育成さ
    れる結晶長さにわたりコンスタントな直径を有している
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 結晶(27,36,50,103)又は
    連行体(48a,48b;57a,57b)との接触時
    に保持装置(24a,24b;26a,26b;39
    a,39b;37a,37b;42a,42b;51
    a,51b;117a,117b;128a,128
    b;136a,136b;146a,146b)と結晶
    (27,36,50,103)との摩擦係合を生ぜしめ
    るレリーズ部材(109a,109b;124a,12
    4b;132a132b;152a152b;164
    a,164b)が設けられている請求項1又は2記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 レリーズ部材がレリーズばね(109
    a,109b,124a,124b;132a,132
    b;152a,152b;164a,164b)として
    形成されている請求項3記載の装置。
JP9138744A 1996-05-28 1997-05-28 結晶保持装置 Pending JPH1059796A (ja)

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