JPH1059341A - ストレッチ包装機 - Google Patents

ストレッチ包装機

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JPH1059341A
JPH1059341A JP22768296A JP22768296A JPH1059341A JP H1059341 A JPH1059341 A JP H1059341A JP 22768296 A JP22768296 A JP 22768296A JP 22768296 A JP22768296 A JP 22768296A JP H1059341 A JPH1059341 A JP H1059341A
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JP
Japan
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article
main body
label
packaging
film
Prior art date
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Application number
JP22768296A
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English (en)
Inventor
Susumu Kimoto
進 木本
Toshio Oguri
利夫 小栗
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品搬入部の上方にストレッチフィルムによ
る包装部が設けられたストレッチ包装機において、包装
された物品に貼り付けるラベルを発行するラベルプリン
タを、包装機全体の大型化を招くことなく備えることを
課題とする。 【解決手段】 本体2の前部ほぼ中央に物品を該本体2
の内部に搬入する搬入装置10が設けられ、該搬入装置
10によって搬入された物品を上方へ押し上げて本体2
の上部に設けられた包装装置30に供給すると共に、該
包装装置30により上記物品をフィルムで包装するよう
に構成されたストレッチ包装機1において、上記本体2
の前部における搬入装置10の一側方に、上記包装装置
30の側端部の下方に位置するように、ラベルプリンタ
100を内蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストレッチ包装機の
改良、特に該ストレッチ包装機におけるラベルプリンタ
の配置構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】肉、魚、野菜、果物等の食品の包装に広
く用いられているストレッチ包装機は、本体の前面中央
部の搬入部に供給された物品を該本体内部に搬入して、
リフト手段により上方に押し上げることにより、その上
方の包装部に水平状態に張られているフィルムに下方か
ら押し付けて、該物品の上面をフィルムで覆うと共に、
該フィルムの周辺部を物品の底面側に折り込むことによ
り、該物品の全体を包装するように構成されたものであ
るが、この種の包装機においては、包装された物品に貼
り付けるラベルを発行するラベルプリンタを備えること
がある。
【0003】このラベルプリンタは、一般に、帯状の台
紙に多数のラベルを剥離可能に貼り付けてなるラベルシ
ートをロール状態から繰り出して印字部に供給し、該印
字部でラベルに価格等を示す所定の文字を印字した上
で、該ラベルを台紙から剥離して外部に発行するように
構成される。
【0004】そして、このラベルプリンタを上記のよう
なストレッチ包装機に備えたものとして、例えば実開平
7−11515号公報に開示されたものがあり、この包
装機においては、本体上部における包装部の側方に壁部
を立設し、その内部にラベルプリンタを収納した構造と
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にストレッチ包装機にラベルプリンタを備える場合、該
プリンタを備えることによる包装機全体の大型化をいか
に回避するかが課題となる。つまり、上記公報に開示さ
れた包装機のように、本体上部の包装部の側方にラベル
プリンタを収納する壁部を立設すると、それだけ包装機
全体が嵩高くなると共に、特に上記包装部は、ロールか
ら繰り出したフィルムを幅方向に広げた状態で供給して
保持する装置が備えられるから幅が広くなり、そのた
め、該包装部の側方にプリンタを配置した場合、包装機
の全幅がさらに大きくなるのである。
【0006】そこで、本発明は、ストレッチ包装機にラ
ベルプリンタを備える場合に、該包装機の大型化をでき
るだけ抑制することを課題とし、また、このように大型
化を抑制しながら、プリンタで発行されたラベルの取り
出し作業の良好な作業性を確保することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0008】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、水平に張られた包装フィルムに対
して下方から物品を押し付けて該物品の上面をフィルム
で覆うと共に、該フィルムの周辺部を物品の底面側に折
り込むことにより物品を包装するストレッチ包装機にお
いて、本体の前部ほぼ中央に物品を該本体内部に搬入す
る搬入手段を、その奥に該搬入手段で搬入された物品を
押し上げるリフト手段を、本体の上部にフィルムを幅方
向に広げた状態で保持して上記リフト手段で押し上げら
れた物品を該フィルムで包装する包装手段をそれぞれ設
けると共に、上記本体前部における搬入手段の一側方
に、上記包装手段の当該側端部の下方に位置するよう
に、包装された物品に貼り付けるラベルを発行するラベ
ルプリンタを内蔵したことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、上記第1発明において、ラベルプリンタ
の構造を、下部にラベルシートのロールを支持するロー
ル支持部を、上部にラベルに文字等を印字する印字部を
それぞれ設け、該印字部で印字されたラベルを前面の上
部から発行する構造としたことを特徴とする。
【0010】このような構成により、本願の第1、第2
発明によれば、包装機の全幅を増大させることなくラベ
ルプリンタを備えることが可能となる。つまり、この種
の包装機においては、前述のように、包装フィルムが幅
方向に張られた状態で供給される包装部が最も幅が広く
なり、物品を本体内部に搬入する搬入部等はこの包装部
よりも幅が狭くなるので、本体の前部ほぼ中央に搬入手
段が、本体の上部に包装手段がそれぞれ設けられた構成
では、搬入手段の側方における包装手段の側端部の下方
にデッドスペースが生じることになる。そこで、このデ
ッドスペースを利用することにより、包装機全体の全幅
の増大を回避しながらラベルプリンタを備えることが可
能となるのである。
【0011】そして、このようにラベルプリンタを配置
した場合、包装部の側方に配置する場合よりもその配置
位置が低くなるが、第2発明によれば、ラベルプリンタ
の前面の上部からラベルが発行されることになるので、
ラベル発行部の位置が低くなってラベルの取り出し作業
性が悪化するといった事態が防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0013】図1、図2に示すように、この実施の形態
に係るストレッチ包装機1は、本体2の前面中央部に設
けられて包装すべき物品を本体2内に搬入する搬入装置
10と、その奥に設けられて本体2内に搬入された物品
を上方に押し上げるリフト装置20と、その上方に設け
られて押し上げられた物品を包装する包装装置30とを
有すると共に、本体2の上部前方には包装された物品の
排出部50が設けられており、また、本体2の上部後方
には、上記包装部30に供給される帯状の包装フィルム
AのロールBを支持するロール支持部60が設けられて
いる。
【0014】また、本体2の上部一側方には処理実績デ
ータ等を表示する表示パネル70が設置されていると共
に、本体2の上面ないし前面には各種の操作部材71…
71が配設されており、これらは図示しない制御装置と
接続されている。
【0015】さらに、図2に示すように、本体2の内部
下方には、上記搬入装置10、リフト装置20及び包装
装置30の各部を駆動する駆動部80が設けられてお
り、モータ81からチェーン82を介して供給される駆
動力を、カム機構、クランク機構、リンク機構等を介し
て上記各部10〜30に伝達するようになっている。
【0016】上記搬入装置10は、本体2の受台2a上
に設置された計量器11とウォーキングビーム機構12
とを有し、計量器11には計量皿として櫛歯状の物品載
置台13が取り付けられ、該台13上に載置された物品
の重量が測定されるようになっている。
【0017】上記ウォーキングビーム機構12は、昇降
台14と送り台15とを有し、昇降台14は、下面に設
けられて下方に延びる支持軸14aが上記本体2の受台
2a上に固設されたスリーブ16に嵌合されて、該受台
2aに昇降可能に支持されていると共に、該昇降台14
の上面には前後方向に延びる左右一対のガイドロッド1
4b,14b(一方のみ図示)が架設されている。ま
た、上記送り台15は、上記物品載置台13の各櫛歯の
間にそれぞれ位置する複数の板部材を連結した構造とさ
れていると共に、その下部に固設された左右一対のブロ
ック部材15a,15a(一方のみ図示)が上記昇降台
14のガイドロッド14b,14bに嵌合されて、該昇
降台14に前後にスライド可能に支持されている。
【0018】そして、上記駆動部80から延びる第1リ
ンク部材83が上記昇降台14の支持軸14aに、第2
リンク部材84が上記送り台15のブロック部材15a
にそれぞれ連結されて、該駆動部80におけるモータ8
1からの駆動力により昇降台14が昇降されると同時
に、該昇降台14上で送り台15が前後に駆動され、こ
れにより、送り台15が、図示のように手前位置で物品
載置台13の上面より沈んだ状態から上昇しながら本体
2の内方へ前進して、上記載置台13上で重量を測定さ
れた物品をリフト装置20側に搬入するようになってい
る。
【0019】また、上記リフト装置20は、昇降台21
上に複数のリフト部材22…22を平行に立設した構成
で、上記ウォーキング機構15における送り台15を構
成する複数の板部材が各リフト部材22…22間に下方
へ沈み込みながら進入することにより、該送り台15上
の物品をリフト部材22…22上に受け取るようになっ
ている。
【0020】そして、上記昇降台21の下面に設けられ
た上下方向に延びる支持軸21aが上記駆動部80の外
壁85に取り付けられた複数のローラ23…23に係合
保持されて、該昇降台21が昇降可能に支持されている
と共に、上記駆動部80から延びる第3リンク部材86
が該昇降台21に連結されて、上記モータ81からの駆
動力により該昇降台21が昇降され、上記リフト部材2
2…22上に受け取った物品を上方の包装装置30側へ
押し上げるようになっている。
【0021】さらに、包装装置30は、帯状の包装フィ
ルムAの前端部を掴んで本体2の前面側へ走行すること
により、ロール支持部60に支持されたロールBから該
フィルムAを繰り出して本体2の上部に張り渡す前側ク
ランプ機構31と、該フィルムAを所定の寸法で切断す
るカッターを備えて、切断されたフィルムAの後端部を
保持する後側クランプ機構32と、フィルムAの左右両
側部を保持する左右一対のサイドクランプ部材33,3
3(一方のみ図示)とを有し、これらのうち、前側及び
後側のクランプ機構31,32は、本体2の両側部に架
設された左右一対のガイドロッド34,34(一方のみ
図示)に前後に移動可能に支持されている。
【0022】そして、この前側及び後側の各クランプ機
構31,32をベルト35,35を介してそれぞれ前後
に駆動する一対のモータ36,36(一方のみ図示)が
備えられて、該モータ36,36による両クランプ機構
31,32の移動によりフィルムが前後に張り渡される
ようになっており、また、一対のサイドクランプ部材3
3,33は、上記リフト装置20における昇降台21の
昇降に連動して昇降し、上昇時にフィルムAの左右両側
部をそれぞれクランプするようになっている。
【0023】また、この包装装置30には、上記のよう
にして張り渡されたフィルムAに対してリフト装置20
により下方から物品が押し付けられた状態で、該フィル
ムAの周辺部を物品の底面側に折り込むための左右一対
の横折り込み板41,41(一方のみ図示)及び後折り
込み板42と、これらによりフィルムAの左右両側と後
側とが折り込まれた状態で物品を前方の排出部50に押
し出すことにより、該フィルムAの前側を物品の底面側
に折り込ませる排出部材43とが備えられている。
【0024】これらのうち、一対の横折り込み板41,
41は、本体2の前後部に左右方向延びるように架設さ
れた一対のガイドロッド44,44に、後折り込み板4
2と排出部材43とは本体2の左右両側部に前後方向に
延びるように架設された各一対のガイドロッド45,4
5,46,46(いずれも一方のみ図示)に、それぞれ
左右または前後にスライド可能に支持されている。
【0025】そして、チェーン47を介して左右の横折
り込み板41,41を開閉するように駆動するモータ4
8が備えられていると共に、上記駆動部80から延びる
第4、第5リンク部材87,88が後折り込み板42及
び排出部材43にそれぞれ連結され、駆動部80におけ
るモータ81からの駆動力により、該後折り込み板42
と排出部材43とが駆動されるようになっている。
【0026】一方、この包装機1の本体2の一方の側部
2bには、図3、図4に示すように、本体2の前部中央
に位置する搬入装置10の一側方において、本体2の上
部の包装装置30を構成するクランプ機構31,32等
の側端部の下方に位置するように、ラベルプリンタ10
0が内蔵されている。
【0027】このラベルプリンタ100は、箱状に形成
された本体2の当該側部2b内に収納され、該側部2b
内の底部に設けられたレール部材2c,2cにベアリン
グ101…101を介して設置されて、図4に破線で示
す収納位置から鎖線で示す位置に引き出し可能とされて
いると共に、該プリンタ100の前面には、収納位置に
おいて本体側部2bの前面を構成するパネル102が取
り付けられ、その下部に該プリンタを引き出す際の把手
102aが設けられている。また、本体側部2bの奥に
はストッパ部材2dが設けられて、該プリンタ100の
収納位置を規制するようになっている。
【0028】このラベルプリンタ100は、図5、図6
に示すように、前後の折り曲げ部103a,103bに
より全体の平面形状がほぼコ字状とされた基板103を
有し、この基板103の下部に、帯状の台紙に多数のラ
ベルを剥離可能に貼り付けてなるラベルシートCのロー
ルDを支持するロール支持部110を設けると共に、該
支持部110のロールDから繰り出されたラベルシート
Cが複数のガイドローラ111,112,113を介し
て供給されて、ラベルに所定の文字等を印字する印字ユ
ニット120を基板100の前部上方に配置し、かつ、
この印字ユニット120の下方に、ラベルが剥離された
後の台紙Eを巻き取る台紙巻取部140を設けた構成と
されている。
【0029】そして、上記基板103の下部にはモータ
151が設置され、該モータ151により基板101の
反対側の面に沿って配設されたベルト152を介して、
上記印字ユニット120に駆動力を供給すると共に、上
記台紙巻取部140における巻取軸141を駆動するよ
うになっている。ここで、上記モータ151はロール支
持部110に配置され、該モータ151を利用してロー
ルDを支持するようになっている。
【0030】さらに、上記印字ユニット120の構成を
図7〜図9により説明すると、この印字ユニット120
は、左右の側板121a,121bを複数の連結軸12
1c,121cで連結してなる本体121と、該本体1
21の上面を開閉するカバー122とを有し、上記本体
121の一方の側板121aが当該プリンタ100の基
板103に結合されている。
【0031】そして、上記本体121の後端部から前方
に向けて左右の側板121a,121b間にラベル案内
板123が架設されていると共に、前部には両側板12
1a,121b間に回転自在に支持された印字ローラ1
24が配置されて、前述のモータ151によりベルト1
52を介して駆動されるようになっており、また、該印
字ローラ124の前方には剥離棒125が両側板121
a,121b間に架設され、さらに、印字ローラ124
の下方には、ラベルが剥離された後の台紙Eを台紙巻取
部140に案内するためのガイドローラ126が、同じ
く両側板121a,121b間に回転自在に支持されて
いる。
【0032】一方、上記カバー122は、上記基板10
3側の側部において2つのヒンジ127,127により
本体121に連結されて、該側部側に開くようになって
おり(図10参照)、このカバー122に印字ヘッド1
28が備えられている。
【0033】この印字ヘッド128は、図9に示すよう
に、取り付け板129を介してカバー122に取り付け
られているが、この取り付け板129は、カバー122
の両側面間に架設された支軸130を介して、該カバー
122に対して相対的に上下及び左右に一定範囲で揺動
可能に支持されており、また、この取り付け板129と
カバー122との間にはスプリング131が装着されて
おり、これにより、カバー122を閉じたときに、取り
付け板129に取り付けられた印字ヘッド128が本体
121側の印字ローラ124に適度な圧力で均等に対接
されるようになっている。
【0034】また、上記カバー122の左右両側面から
は下方に延びる一対のブラケット132,132が垂設
されていると共に、これらのブラケット132,132
間に押さえローラ133が回転自在に支持されており、
カバー122を閉じたときに、この押さえローラ133
が、本体121側のラベル案内板123に対接もしくは
近接して、ラベルシートCを該案内板123上に押し付
けるようになっている。さらに、カバー122の後部に
は、上記押さえローラ133と同様に、該カバー122
を閉じた状態でラベルシートCをラベル案内板123に
押し付ける板バネ部材134が備えられている。
【0035】そして、この印字ユニット120において
は、本体121の上記ヒンジ127の取り付け面と反対
側の側面に、カバー122側のフック部材135に係合
して、該カバー122を閉じた状態に保持するロック部
材136が設けられており、また、カバー122には、
本体121側のラベル案内板123上におけるラベルの
通過を検出するセンサ137と、剥離棒125の近傍に
おける印字済みラベルの有無を検出するセンサ138と
が備えられている。
【0036】なお、このプリンタ100の前面のパネル
102の上部には、基板103の前部上方に取り付けら
れた印字ユニット120の剥離棒125に対応位置させ
てラベル発行窓102bが設けられている。
【0037】次に、このストレッチ包装機1の作用を説
明する。
【0038】まず、所定の操作部材71を用いて次に処
理する物品のコードを入力すると、制御装置の動作とし
て、該物品についての単価や風袋重量、さらにはその他
の情報が記憶装置から呼び出される。その後、物品を図
2に示す搬入装置10における物品載置台13上に載置
すると、計量器11によりその物品の重量が計量され
て、上記制御装置により、その重量と上記の単価や風袋
重量等からその物品の価格が算出される。
【0039】そして、重量の計量が終了すれば、駆動部
80におけるモータ81が作動することにより、該搬入
装置10におけるウォーキングビーム機構12の昇降台
14が昇降すると同時に、該昇降台14上で送り台15
が前方に移動することにより、該送り台15が上記載置
台13上の物品を持ち上げて本体2の内部に搬入し、リ
フト装置20における複数のリフト部材22…22上に
受け渡す。また、このリフト部材22…22上に受け渡
された物品は、上記駆動部80からの駆動力によってリ
フト装置20の全体が上昇することにより、本体2の上
方の包装装置30側に押し上げられる。
【0040】一方、該包装装置30においては、一対の
モータ36,36により前側及び後側のクランプ機構3
1,32が駆動されると共に、後側クランプ機構32の
カッターが作動することにより、所定寸法に切断された
フィルムAが前後をクランプされた状態で水平に張り渡
され、また、上記リフト装置20の上昇に連動して左右
のサイドクランプ部材33,33が作動して、上記フィ
ルムAの左右両側部がクランプされた状態にあり、この
状態で、上記のようにして物品が上昇して、フィルムA
に下方から押し付けられることにより、該物品の上面が
フィルムAで覆われる。
【0041】そして、次にモータ48により左右の横折
り込み板41,41が互いに接近するように移動して、
フィルムAの両側部が物品の底面側に折り込まれると共
に、駆動部80からの駆動力により後折り込み板42及
び排出部材43が前方へ駆動され、フィルムAの後部が
物品の底面側に折り込まれ、かつ、物品の前方への排出
に伴って該フィルムAの前部も折り込まれ、その上で該
物品が排出部50に送り出される。
【0042】このとき、本体2の側部2bに内蔵された
ラベルプリンタ100により、前述のようにして算出さ
れた当該物品の価格やその他の情報がラベルに印字され
て、該本体側部2bの前面パネル102に設けられたラ
ベル発行窓102bから発行される。
【0043】つまり、ラベルプリンタ100において
は、図5、図6に示すモータ151によって印字ユニッ
ト120における印字ローラ124と台紙巻取部140
における巻取軸141とが駆動されることにより、ロー
ル支持部110からラベルシートCが繰り出される一
方、図7〜図9に示す印字ユニット120において、ラ
ベルシートCの先行部分が印字ローラ124と印字ヘッ
ド128との間に供給されると共に、ラベル案内板12
3上におけるセンサ137からの信号に基づいて次に印
字するラベルが上記印字ヘッド128の下方に到達した
ことが検出されたときに、該印字ヘッド128により当
該ラベルに上記の価格やその他の情報を示す文字が印字
される。
【0044】そして、ラベルシートCはさらに前方に送
られて剥離棒125を通過することになるが、そのと
き、その移送方向が鋭角的に向きを変えることにより台
紙Eからラベルが剥離され、台紙のみが巻取部140側
に送られて巻取軸141に巻き取られると共に、印字さ
れたラベルは前方の発行窓102bから外部に発行され
ることになる。そこで、作業者がこのラベルを手で取
り、これを上記のようにして排出部50に送り出されて
きた包装済みの物品に貼り付けるのである。
【0045】ここで、センサ138が剥離棒125の近
傍におけるラベルの存在を検出している間は上記のよう
なラベルの発行動作は禁止され、ラベルの重複発行が防
止されるようになっている。
【0046】なお、この実施形態に係るラベルプリンタ
100においては、印字ユニット120におけるカバー
122が、2個のヒンジ127,127により、基板1
03側の側部で本体121に開閉可能に連結されている
から、該カバー122と本体121とは上記基板103
と反対側の側部で開放されることになる。また、この印
字ユニット120においては、該ユニット120におけ
るラベルシートCの通過経路の上方に位置する印字ヘッ
ド128、押さえローラ133及び板バネ部材134
が、いずれもカバー122側に取り付けられているか
ら、図10に示すように、カバー122を開いたとき
に、上記通過経路の上方が完全に開放されることにな
る。
【0047】これにより、ラベルシートCのロール交換
時等において、カバー122を開いてラベルシートCを
ロール支持部110から巻取軸141にわたって装着す
るとき、印字ユニット120へのセットが容易に行われ
ることになる。
【0048】ところで、このラベルプリンタ100は、
包装機1の本体2の一方の側部2bに内蔵されている
が、この側部2bは物品搬入装置10の側方で、かつ、
包装装置30の一方の側端部の下方に生じるデッドスペ
ースに配置されている。
【0049】つまり、上記搬入装置10は物品が通過す
るだけであるから比較的幅が狭いのに対して、包装装置
30はフィルムAを幅方向に広げた状態で供給して保持
する必要上、該フィルムAの幅よりも広くなり、したが
って、本体2を正面から見たときに、幅の狭い搬入装置
10の上方に幅の広い包装装置30が位置することにな
って、搬入装置10の左右両側方で、包装装置30の側
端部の下方の部位がデッドスペースとなるのである。
【0050】そこで、この包装機1においては、図3に
示すように、このデッドスペースの一方を用いてラベル
プリンタ100を配置したのであり、これにより、該プ
リンタ100が包装機1の全幅の増大を招くことなく装
備されることになっているのである。
【0051】また、このようにラベルプリンタ100を
本体2の側部2bに配設した場合、該プリンタ100の
配設位置が比較的低くなるが、このラベルプリンタ10
0においては、ロール支持部110や台紙巻取部140
等が下方に配置され、印字ユニット120が最上方に配
置されているから、図1、図3に示すように、ラベル発
行窓102bが本体側部2bの比較的高い位置に設けら
れることになり、したがって、作業者によるラベルの取
り出し作業の良好な作業性が確保されるのである。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本願の第1、第2発明に
よれば、比較的幅の狭い物品搬入部の上方に幅の広い包
装部が設けられるストレッチ包装機において、上記搬入
部の側方で、包装部の側端部の下方の部位に生じるデッ
ドスペースを利用してラベルプリンタを配置する構成と
したから、該ラベルプリンタが包装機全体の大型化を招
くことなく配置されることになる。これにより、この種
のラベルプリンタを備えたストレッチ包装機がコンパク
トに構成されることになる。
【0053】そして、特に第2発明によれば、ラベルプ
リンタにおけるラベルの印字部を該プリンタの上部に配
置したから、上記のように該プリンタを包装機本体の側
部に配置したにも拘わらず、ラベルの発行部が適度な高
さの位置に設けられることになり、該発行部からラベル
を取り出す作業の良好な作業性が確保されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る包装機の全体斜視図
である。
【図2】 同包装機の内部構造を示す側面図である。
【図3】 同じく正面図である。
【図4】 同包装機におけるラベルプリンタの配設状態
を示す側面図である。
【図5】 同ラベルプリンタの側面図である。
【図6】 同じく正面図である。
【図7】 ラベルプリンタにおける印字ユニットの側面
図である。
【図8】 同じく正面図である。
【図9】 同印字ユニットの縦断側面図である。
【図10】 同印字ユニットのカバーを開いた状態の正
面図である。
【符号の説明】
1 ストレッチ包装機 2 本体 10 搬入手段 20 リフト手段 30 包装手段 100 ラベルプリンタ 110 ロール支持部 120 印字部(印字ユニット)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に張られた包装フィルムに対して下
    方から物品を押し付けて該物品の上面をフィルムで覆う
    と共に、該フィルムの周辺部を物品の底面側に折り込む
    ことにより物品を包装するストレッチ包装機であって、
    本体の前部ほぼ中央に物品を該本体内部に搬入する搬入
    手段が、その奥に該搬入手段で搬入された物品を押し上
    げるリフト手段が、本体の上部にフィルムを幅方向に広
    げた状態で保持して上記リフト手段で押し上げられた物
    品を該フィルムで包装する包装手段がそれぞれ設けられ
    ていると共に、上記本体前部における搬入手段の一側方
    に、上記包装手段の当該側端部の下方に位置するよう
    に、包装された物品に貼り付けるラベルを発行するラベ
    ルプリンタが内蔵されていることを特徴とするストレッ
    チ包装機。
  2. 【請求項2】 ラベルプリンタは、下部にラベルシート
    のロールを支持するロール支持部が、上部にラベルに文
    字等を印字する印字部がそれぞれ設けられ、該印字部で
    印字されたラベルが前面の上部から発行されるように構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のストレ
    ッチ包装機。
JP22768296A 1996-08-10 1996-08-10 ストレッチ包装機 Pending JPH1059341A (ja)

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