JPH1059018A - インパネフィニッシュロアパネルの取付構造 - Google Patents

インパネフィニッシュロアパネルの取付構造

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Publication number
JPH1059018A
JPH1059018A JP8221373A JP22137396A JPH1059018A JP H1059018 A JPH1059018 A JP H1059018A JP 8221373 A JP8221373 A JP 8221373A JP 22137396 A JP22137396 A JP 22137396A JP H1059018 A JPH1059018 A JP H1059018A
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
finish
lower panel
instrument panel
end edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP8221373A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Shiga
稔 志賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication of JPH1059018A publication Critical patent/JPH1059018A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の低減と組付け作業性の向上を図る
ことにある。 【解決手段】 フィニッシュロアパネル11の上端縁に
形成された引掛部13をインストルメントパネル12の
孔17に差し込み、フィニッシュロアパネル11をイン
ストルメントパネル12側へ傾けて引掛部13を孔17
に係合させる。この時、インストルメントパネル12に
形成された突起18をフィニッシュロアパネル11の凹
部14に嵌合させることにより、フィニッシュロアパネ
ル11の上下及び前後位置を規制すると共にがたつきを
防止する。また、フィニッシュロアパネル11の下端縁
に形成された爪部16をインストルメントパネル12の
段部20に係止して仮置きした上でフィニッシュロアパ
ネル11の下端縁をインストルメントパネル12にネジ
止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインパネフィニッシ
ュロアパネルの取付構造に関し、詳しくは、インストル
メントパネルの下部にフィニッシュロアパネルを装着し
たインパネフィニッシュロアパネルの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インストルメントパネルに対する
フィニッシュロアパネルの取り付けは、例えば、図5乃
至図8に示す構造でもって行なわれていた。尚、図5は
フィニッシュロアパネルの斜視図、図6は図5のB−B
線に沿う断面図、図7は図5のC−C線に沿う断面図、
図8は図7のc部拡大断面図である。
【0003】図5乃至図7に示すようにフィニッシュロ
アパネル1は、その四隅部でインストルメントパネル2
に装着され、一つの隅部を除く三箇所でタッピングスク
リュー3によりネジ止めされ、残りの一箇所で後述する
クリップ4により取り付けられる。このクリップ4によ
る取り付けは、フィニッシュロアパネル1の組付け時、
インストルメントパネル2に仮置きする効果もあり、組
付け作業性の改善に役立っている。
【0004】具体的に、前述したクリップ4は、図8に
示すように金属製の帯板部材の略中央部で彎曲させて両
端部を同一方向に延在させ、更に、その両端部をく字状
に折曲させた形状を有する。尚、このクリップ4の一部
には、内側に向けて屈曲した切り起こし片5が形成され
ている。
【0005】このクリップ4によるフィニッシュロアパ
ネル1のインストルメントパネル2への取り付けは、以
下の要領でもって行なわれる。
【0006】まず、フィニッシュロアパネル1の裏面に
突設された取り付け板8の先端に前述したクリップ4を
挿着する。クリップ4は、フィニッシュロアパネル1の
取り付け板8にく字状先端部6から挿入され、その切り
起こし片5を取り付け板8の一部に形成された凹穴9に
嵌め込むことにより抜脱しないように固定される。
【0007】次に、前述したようにしてクリップ4を挿
着したフィニッシュロアパネル1をインストルメントパ
ネル2へ組み付ける。即ち、フィニッシュロアパネル1
の取り付け板8をその先端にあるクリップ4の後端部か
らインストルメントパネル2の取り付け孔7に挿入す
る。
【0008】この取り付け板8の挿入に伴うクリップ4
の押し込みにより、そのく字状先端部6が取り付け孔7
で上下方向に規制されて偏平しながら挿通され、その取
り付け孔7の挿通後に弾性力によりく字状に復元する。
これにより、図8に示すようにクリップ4のく字状先端
部6がインストルメントパネル2の内側に位置し、フィ
ニッシュロアパネル1がインストルメントパネル2に係
止固定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の取付構造では、クリップ4を使用するため、以下の
ような問題があった。即ち、クリップ4を必要とするた
め、その分、部品点数の増加となり製品コストのアップ
を招来するという問題もあった。また、クリップ4をフ
ィニッシュロアパネル1の取り付け板8に予め挿着して
おかなければならず、作業が面倒であり、クリップ4が
抜脱する可能性もあった。
【0010】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とするところは、部品点数の低
減と組付け作業性の向上を図り得るインパネフィニッシ
ュロアパネルの取付構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、インストルメントパネ
ルの下部にフィニッシュロアパネルを装着した構造にお
いて、前記フィニッシュロアパネルの上端縁又は下端縁
に形成された引掛部を、前記インストルメントパネルの
対応部位に形成された孔に差し込み、前記フィニッシュ
ロアパネルをインストルメントパネル側へ傾けて前記引
掛部を孔周縁に係合させ、前記フィニッシュロアパネル
の下端縁又は上端縁をインストルメントパネルにネジ止
めしたことを特徴とする。
【0012】また、本発明は、フィニッシュロアパネル
の上端縁又は下端縁の位置を規制してがたつきを防止す
る点で、前記インストルメントパネルの孔近傍に形成さ
れた突起を、前記フィニッシュロアパネルの対応部位に
形成された凹部に嵌合させた構造とすることが望まし
い。
【0013】更に、本発明は、フィニッシュロアパネル
の下端縁又は上端縁を仮止めする点で、前記フィニッシ
ュロアパネルの下端縁又は上端縁に形成された爪部を、
前記インストルメントパネルの対応部位に形成された段
部に係止させた構造とすることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図1乃
至図4を参照しながら、以下に詳述する。尚、図1は図
2のA−A線に沿う拡大断面図、図2はインストルメン
トパネル及びフィニッシュロアパネルを示す斜視図、図
3は図1のa部拡大断面図、図4は図1のb部拡大断面
図である。
【0015】この実施形態において、インストルメント
パネル12に対するフィニッシュロアパネル11の取り
付けは、以下の構造でもって行なわれる。
【0016】図1及び図2に示すようにフィニッシュロ
アパネル11の上端縁の左右二箇所に鉤状の引掛部13
を形成し、その引掛部13の下方部位の裏面側にV字状
の凹部14を形成する。また、フィニッシュロアパネル
11の下端縁の左右二箇所にネジ孔〔図示せず〕を形成
し、その下端縁の一部を切り起こして爪部16を形成す
る。
【0017】一方、前述したフィニッシュロアパネル1
1が装着されるインストルメントパネル12について
は、その上端縁の左右二箇所にフィニッシュロアパネル
11の引掛部13と対応させてその引掛部13が差し込
まれる孔17を形成し、この孔17の近傍部位である下
方周縁に、フィニッシュロアパネル11の裏面の凹部1
4に嵌入する突起18を形成する。また、インストルメ
ントパネル12の下端縁の左右二箇所にネジ孔〔図示せ
ず〕を形成し、その下端縁の一部にフィニッシュロアパ
ネル11の下端縁の爪部16が係止される段部20を形
成する。
【0018】フィニッシュロアパネル11をインストル
メントパネル12に取り付けるに際しては、以下の要領
でもって行なう。
【0019】まず、図3に示すようにフィニッシュロア
パネル11の上端縁にある引掛部13をインストルメン
トパネル12の孔17に差し込み、図中破線で示す姿勢
から実線で示す姿勢までフィニッシュロアパネル11を
インストルメントパネル12側へ傾ける。これにより、
フィニッシュロアパネル11の上端縁がインストルメン
トパネル12の孔17の周縁に係合される。この時、フ
ィニッシュロアパネル11の上端縁の引掛部13の下方
部位にある凹部14に、インストルメントパネル12の
孔17の周縁にある突起18が嵌合して、フィニッシュ
ロアパネル11の上下及び前後位置を規制することがで
き、かつ、フィニッシュロアパネル11の上端縁のがた
つきを防止することができる。
【0020】前述したフィニッシュロアパネル11のイ
ンストルメントパネル12側への傾けによりその上端縁
をインストルメントパネル12に係止すると共に、図4
に示すようにフィニッシュロアパネル11とインストル
メントパネル12の下端縁同士を衝合させる。この時、
フィニッシュロアパネル11の下端縁にある爪部16を
インストルメントパネル12の下端縁にある段部20に
嵌合させて係止する。この爪部16の段部20での係止
によりフィニッシュロアパネル11の下端縁を仮止めす
ることができ、この仮止め状態でフィニッシュロアパネ
ル11とインストルメントパネル12の下端縁同士をタ
ッピングスクリュー21によりネジ止めする。
【0021】このようにして、フィニッシュロアパネル
11の上端縁の引掛部13による差し込み構造とその下
端縁の爪部16による係止構造でもって、フィニッシュ
ロアパネル11の組付け時にそのフィニッシュロアパネ
ル11をインストルメントパネル12に仮置きすること
ができる。
【0022】尚、この実施形態では、フィニッシュロア
パネル11の上端縁を差し込み構造とし、その下端縁を
ネジ止め構造とした場合について説明したが、本発明は
これに限定されることなく、前述とは上下逆に、フィニ
ッシュロアパネル11の下端縁を差し込み構造とし、そ
の上端縁をネジ止め構造とすることも可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、フィニッシュロアパネ
ルの引掛部を前記インストルメントパネルの孔に差し込
み、前記フィニッシュロアパネルのインストルメントパ
ネル側への傾けにより前記引掛部を孔周縁に係合させ、
前記フィニッシュロアパネルをインストルメントパネル
にネジ止めしたことにより、従来のクリップ等を省略す
ることができるので、部品点数の低減が図れて製品のコ
ストダウンを実現することができ、フィニッシュロアパ
ネルのみの組付けだけで簡単に済み、その組付け作業性
も大幅に向上する。
【0024】また、インストルメントパネルの突起をフ
ィニッシュロアパネルの凹部に嵌合させるようにすれ
ば、フィニッシュロアパネルの組付け時にその上下及び
前後位置を規制することができ、がたつきを防止でき
る。更に、フィニッシュロアパネルの爪部をインストル
メントパネルの段部に係止するようにすれば、フィニッ
シュロアパネルの仮止めができて組付け作業性がより一
層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図2のA−A線に沿う
拡大断面図
【図2】図1のインストルメントパネル及びフィニッシ
ュロアパネルを示す斜視図
【図3】図1のa部拡大断面図
【図4】図1のb部拡大断面図
【図5】従来例を示すフィニッシュロアパネルの斜視図
【図6】図5のB−B線に沿う断面図
【図7】図5のC−C線に沿う断面図
【図8】図7のc部拡大断面図
【符号の説明】
11 フィニッシュロアパネル 12 インストルメントパネル 13 引掛部 14 凹部 16 爪部 17 孔 18 突起 20 段部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの下部にフィニ
    ッシュロアパネルを装着した構造において、前記フィニ
    ッシュロアパネルの上端縁又は下端縁に形成された引掛
    部を、前記インストルメントパネルの対応部位に形成さ
    れた孔に差し込み、前記フィニッシュロアパネルをイン
    ストルメントパネル側へ傾けて前記引掛部を孔周縁に係
    合させ、前記フィニッシュロアパネルの下端縁又は上端
    縁をインストルメントパネルにネジ止めしたことを特徴
    とするインパネフィニッシュロアパネルの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記インストルメントパネルの孔近傍に
    形成された突起を、前記フィニッシュロアパネルの対応
    部位に形成された凹部に嵌合させたことを特徴とする請
    求項1記載のインパネフィニッシュロアパネルの取付構
    造。
  3. 【請求項3】 前記フィニッシュロアパネルの下端縁又
    は上端縁に形成された爪部を、前記インストルメントパ
    ネルの対応部位に形成された段部に係止させたことを特
    徴とする請求項1又は2記載のインパネフィニッシュロ
    アパネルの取付構造。
JP8221373A 1996-08-22 1996-08-22 インパネフィニッシュロアパネルの取付構造 Pending JPH1059018A (ja)

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JP8221373A JPH1059018A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 インパネフィニッシュロアパネルの取付構造

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JPH1059018A true JPH1059018A (ja) 1998-03-03

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ID=16765785

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JP8221373A Pending JPH1059018A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 インパネフィニッシュロアパネルの取付構造

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JP (1) JPH1059018A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107719266A (zh) * 2017-11-14 2018-02-23 丹阳市亚宝车件厂 一种公交车下围板总成

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106