JPH1058295A - スローアウェイチップ用ホーニング加工装置 - Google Patents

スローアウェイチップ用ホーニング加工装置

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JPH1058295A
JPH1058295A JP21481096A JP21481096A JPH1058295A JP H1058295 A JPH1058295 A JP H1058295A JP 21481096 A JP21481096 A JP 21481096A JP 21481096 A JP21481096 A JP 21481096A JP H1058295 A JPH1058295 A JP H1058295A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スローアウェイチップ用ホーニング加工装置
において、スローアウェイチップのホーニング精度およ
びホーニング能率を向上させることを課題とする。 【解決手段】 回転可能に支持された回転部材10の外
面に設けられ研磨材を含有した複数の弾性体11を、前
記回転部材を回転させた状態でスローアウェイチップの
切刃に当接させ該切刃にホーニング加工を施すスローア
ウェイチップ用ホーニング加工装置において、前記回転
部材は、前記弾性体に隣接して設けられ該弾性体を支持
する支持板12を備え、前記弾性体は、前記支持板から
突出状態に配されている技術が採用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スローアウェイチ
ップの切刃に研磨材を含有したブラシ等の弾性体でホー
ニング加工を施すスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、スローアウェイチップの切刃に
は、耐チッピング性を向上させるためにホーニング加工
が施される。このホーニング加工を施す装置として、従
来は、図11に示すように、図示しない回転駆動軸に回
転可能に支持された円筒状の回転部材1の外周面に、ダ
イヤモンド等の砥粒を含有した弾性体であるブラシ2を
取り付けたものが用いられている。また、他のホーニン
グ加工装置として、図12に示すように、図示しない回
転駆動軸に回転可能に支持された円盤状の回転部材3の
前面に、円環状に前記ブラシ2が取り付けられたものも
知られている。
【0003】上記2つのホーニング加工装置は、図11
の(b)および図12の(b)に示すように、どちらも
回転可能な円筒状の回転部材1および円盤状の回転部材
3を回転させ、加工しようとする切刃4aを前方に向け
た状態で、回転方向(図中の矢印方向)に対向させてス
ローアウェイチップ4を前記ブラシ2内に押し入れるこ
とによって、砥粒の付いたブラシ2を前記切刃4aに当
接させてホーニング加工を施すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
スローアウェイチップ用ホーニング加工装置には、以下
のような課題が残されている。すなわち、スローアウェ
イチップ4を回転するブラシ2内に押し入れて切刃4a
のホーニングを行う際に、図13の(a)(b)に示す
ように、スローアウェイチップ4に当接したブラシ2が
撓んで、ホーニングをしようとする切刃4aの横方向に
逃げてしまう現象が生じていた。すなわち、ブラシ2が
弾性体であるために、いわゆる腰が弱く横逃げを起こす
ことから、均一に切刃4aに当たらずホーニング形状が
不均一となる。特に、スローアウェイチップ4のコーナ
ー部分におけるホーニング量が大きくなるために、ホー
ニングの精度が低下するという不都合が生じていた。さ
らに、ブラシ2が横逃げするために加工時間が長くなっ
てホーニングの能率が悪くなるという不都合も生じてい
た。なお、ブラシ2の径を太くすることによって剛性を
高くすることができるが、太くなったためにホーニング
加工の精度が低下してしまう問題があり、また、ブラシ
2の長さを短く設定することによっても撓みを小さくし
て横逃げを抑えることができるが、ブラシ2の摩耗が大
きくなって寿命が短くなってしまう問題があった。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、スローアウェイチップのホーニング精度およびホ
ーニング能率を向上させることができるスローアウェイ
チップ用ホーニング加工装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のスローアウェイチップ用ホーニング加工装置で
は、回転可能に支持された回転部材の外面に設けられ研
磨材を含有した複数の弾性体を、前記回転部材を回転さ
せた状態でスローアウェイチップの切刃に当接させ該切
刃にホーニング加工を施すスローアウェイチップ用ホー
ニング加工装置において、前記回転部材は、前記弾性体
に隣接して設けられ該弾性体を支持する支持板を備え、
前記弾性体は、前記支持板から突出状態に配されている
技術が採用される。
【0007】このスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置では、回転部材の外面に設けられた前記弾性体に
隣接して前記支持板が設けられているので、ホーニング
加工時に、スローアウェイチップの切刃に当接して大き
く撓もうとする弾性体が隣接する支持板によって支持さ
れ、その撓みが抑制されることから、切刃に対する弾性
体の当接が均一化されて、弾性体の逃げ等が生じ難い。
【0008】請求項2記載のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、請求項1記載のスローアウェイ
チップ用ホーニング加工装置において、前記支持板は、
前記複数の弾性体の間に間隔を開けて複数配されている
技術が採用される。
【0009】このスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置では、複数の支持板が弾性体の間に間隔を開けて
配されているので、回転部材外面の広い範囲で弾性体が
支持されるとともに、適宜間隔を設定することにより所
定部分における弾性体の支持力の強弱を調整することが
可能となる。すなわち、支持板の間隔が狭い部分では弾
性体の支持力が強く、逆に間隔が広い部分では弾性体の
支持力が弱く設定される。
【0010】請求項3記載のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、請求項1または2記載のスロー
アウェイチップ用ホーニング加工装置において、前記回
転部材は、その回転方向に沿って配された前記支持板を
備えている技術が採用される。
【0011】このスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置では、支持板が回転部材の回転方向に沿って配さ
れているので、回転方向に対向して押し入れられるスロ
ーアウェイチップに当接した弾性体が、回転方向に沿っ
て支持されることから、回転方向を横切る方向への撓み
が選択的に抑制され、スローアウェイチップの側部への
横逃げが生じ難くなる。
【0012】請求項4記載のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、請求項2記載のスローアウェイ
チップ用ホーニング加工装置において、前記支持板は、
前記回転部材の回転方向に沿って環状に延在し前記複数
の弾性体を複数の領域に分割している技術が採用され
る。
【0013】このスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置では、回転方向に沿った複数の環状の支持板が弾
性体を複数の領域に分割しているので、回転方向に対向
して弾性体に押し入れられるスローアウェイチップは、
上記一定の領域における弾性体のみによってホーニング
加工される。したがって、各支持板の間隔を調整するこ
とにより、用途に応じて各領域ごとに弾性体の支持力が
別個に設定される。すなわち、支持板の間隔が狭い領域
では弾性体の支持力が強く、逆に間隔が広い領域では弾
性体の支持力が弱く設定される。
【0014】請求項5記載のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、請求項4記載のスローアウェイ
チップ用ホーニング加工装置において、前記複数の領域
は、少なくとも一つの領域が他の領域と異なる材質の前
記弾性体を備えている技術が採用される。
【0015】このスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置では、他の領域とは異なる材質の弾性体を備えた
領域を有するので、該領域は他の領域とは異なる研磨特
性を備えており、ホーニング加工する際に前記領域を選
択することにより、他の領域とはホーニング量等の異な
るホーニング加工を施すことが可能となる。したがっ
て、領域を代えることによって、一つのホーニング加工
装置で多様なホーニング特性を得ることが可能となる。
上記弾性体の材質としては、例えば、弾性体に含有され
る研磨材の種類、研磨材の粒度および弾性体の硬度等の
材質が挙げられる。
【0016】請求項6記載のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、請求項5記載のスローアウェイ
チップ用ホーニング加工装置において、前記材質は、前
記研磨材の粒度である技術が採用される。
【0017】このスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置では、少なくとも一つの領域における弾性体に含
まれる研磨材の粒度が他の領域と異なるので、スローア
ウェイチップを、粒度の小さい研磨材(砥粒等)を含有
した弾性体を有する領域でホーニング加工を施したの
ち、粒度の大きい研磨材を含有した弾性体を有する領域
で順次ホーニング加工を施すことによって、ホーニング
加工された切刃の粗さが漸次小さくされる。さらに、多
種類の粒度を各領域ごとにそれぞれ設定することによ
り、弾性体を交換することなく、一つのホーニング加工
装置で荒取りから仕上げまでのホーニング加工を一回で
施すことが可能となる。
【0018】請求項7記載のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、請求項4から6のいずれかに記
載のスローアウェイチップ用ホーニング加工装置におい
て、前記複数の弾性体は、前記各領域ごとに取り外し可
能に支持されている技術が採用される。
【0019】このスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置では、弾性体が各領域ごとに取り外し可能とされ
ているので、回転部材ごと弾性体を交換することなく、
各領域ごとに弾性体の交換が可能となり、材質の異なる
弾性体に変更する場合や、摩耗した弾性体の新品への交
換が容易となる。
【0020】請求項8記載のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、請求項1から7のいずれかに記
載のスローアウェイチップ用ホーニング加工装置におい
て、前記支持板は、取り外し可能に支持されている技術
が採用される。
【0021】このスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置では、支持板が取り外し可能とされているので、
摩耗し支持板からの突出量が小さくなった弾性体に対応
して、該弾性体が一定の突出量となる形状の支持板に交
換することが可能となる。
【0022】請求項9記載のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、請求項1から8のいずれかに記
載のスローアウェイチップ用ホーニング加工装置におい
て、前記回転部材は、その回転方向に対して直交する方
向に配された前記支持板を備えている技術が採用され
る。
【0023】このスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置では、回転方向に直交する支持板を備えているの
で、回転方向に対向して押し入れられるスローアウェイ
チップに当接した弾性体が、回転方向に直交する方向に
支持されていることから、回転方向への撓みが選択的に
抑制され、スローアウェイチップの加工しようとする切
刃に加わる弾性体の押圧力が強くなり、ホーニング能率
が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスローアウェ
イチップ用ホーニング加工装置の第1実施形態を図1を
参照しながら説明する。これらの図にあって、符号10
は回転部材、11はブラシ、12は環状支持板を示して
いる。
【0025】第1実施形態のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置は、図1に示すように、図示しない回
転駆動軸に回転可能に支持された円筒状の回転部材10
と、該回転部材10の外周面に立設された複数本のブラ
シ(弾性体)11と、該ブラシ11の両側に隣接されて
配され回転部材10の外周面に外挿状態で設けられた環
状支持板12とを備えている。
【0026】前記ブラシ11は、研磨材として、例えば
ダイヤモンドやシリコンカーバイド(SiC)等の砥粒
を含有した糸状プラスチックであり、また、前記環状支
持板12は、鉄板で形成され、回転部材10の回転方向
(図中の矢印方向)に沿って配されるとともに回転部材
10と同一軸線を有し該軸線に直交する面に平行とされ
ている。
【0027】第1実施形態のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、回転部材10の外周面に設けら
れたブラシ?に隣接して環状支持板12が設けられてい
るので、ホーニング加工時に、スローアウェイチップの
切刃に当接して大きく撓もうとするブラシ11が隣接す
る環状支持板12によって支持されることから、その撓
みが抑制される。特に、環状支持板12が回転部材10
の回転方向に沿って配されているので、回転方向に対向
して押し入れられるスローアウェイチップに当接したブ
ラシ11が、回転方向に沿って支持されることから、回
転方向を横切る方向への撓みが選択的に抑制され、スロ
ーアウェイチップの側部への横逃げが生じ難くなる。
【0028】次に、本発明に係るスローアウェイチップ
用ホーニング加工装置の第2実施形態を図2を参照しな
がら説明する。これらの図にあって、符号20は回転部
材、21はブラシ、22は環状支持板を示している。
【0029】第2実施形態と第1実施形態との異なる点
は、第1実施形態における環状支持板12がブラシ11
の両側にのみに配されて固定されているのに対し、第2
実施例における環状支持板22は、円筒状の回転部材2
0の軸線方向に7枚が一定間隔を開けて配され、回転部
材20に形成された螺子穴(図示せず)に挿通した螺子
部材23によって内側から取り外し可能に螺子止め固定
されるとともに、ブラシ21を領域aから領域fまでの
6つの領域に分割している点である。
【0030】すなわち、第2実施形態のスローアウェイ
チップ用ホーニング加工装置では、7枚の環状支持板2
2がブラシ21の間に間隔を開けて配されているので、
回転部材20外周面の広い範囲でブラシ21が支持され
る。なお、本実施形態では、環状支持板22の間隔をそ
れぞれ同一としたが、適宜間隔を設定することにより所
定部分におけるブラシ21の支持力の強弱を調整するこ
とが可能となる。すなわち、環状支持板22の間隔が狭
い部分ではブラシ21の支持力が強く、逆に間隔が広い
部分ではブラシ21の支持力が弱く設定される。
【0031】また、回転方向に沿った7枚の環状支持板
22がブラシ21を6つの領域a〜fに分割しているの
で、回転方向に対向してブラシ21に押し入れられるス
ローアウェイチップは、上記一定の領域、例えば領域a
におけるブラシ21のみによってホーニング加工され
る。したがって、上述したように、各環状支持板22の
間隔を調整することにより、用途に応じて各領域ごとに
ブラシ21の支持力が個別に設定されることとなり、環
状支持板22の間隔が狭い領域ではブラシ21の支持力
が強く、逆に間隔が広い領域ではブラシ21の支持力が
弱く設定される。
【0032】さらに、環状支持板22が取り外し可能と
されているので、摩耗し環状支持板22からの突出量が
小さくなったブラシ21に対応して、該ブラシ21が一
定の突出量となる形状の環状支持板22、すなわち外径
の小さな環状支持板22に定期的に順次に交換すること
が可能となる。これによって、長寿命化を図りホーニン
グ加工特性を長期に亙って維持することができる。
【0033】第2実施形態の変形例として、前記6つの
領域a〜fの少なくとも一つの領域におけるブラシ21
を他の領域と異なる材質に設定しても構わない。例え
ば、領域a、bにおけるブラシ21は、ダイヤモンドを
砥粒として含んだものに設定し、領域c〜fにおけるブ
ラシ21は、SiCを砥粒として含んだものに設定する
ことができる。
【0034】このスローアウェイチップ用ホーニング加
工装置では、他の領域とは異なる材質のブラシ21を備
えた領域を有するので、該領域は他の領域とは異なる研
磨特性を備えており、ホーニング加工する際に前記領域
を選択することにより、他の領域とはホーニング量等の
異なるホーニング加工を施すことが可能となる。したが
って、領域を代えることによって、一つのホーニング加
工装置で多様なホーニング特性を得ることが可能とな
る。上記ブラシ21の材質としては、例えば、含有され
る砥粒の種類、砥粒の粒度およびブラシ21の硬度等の
材質が挙げられる。
【0035】次に、本発明に係るスローアウェイチップ
用ホーニング加工装置の第3実施形態を図3を参照しな
がら説明する。これらの図にあって、符号30は回転部
材、31はブラシ、32は環状支持板、33はブラシユ
ニットを示している。
【0036】第3実施形態と第2実施形態との異なる点
は、第2実施形態におけるブラシ21は回転部材20の
外周面に一体状態で固定されているのに対し、第3実施
形態におけるブラシ31は、図3に示すように、各領域
ごとに環状支持板32とともに取り外し可能に支持さ
れ、かつ各領域ごとに所定の粒度の砥粒を含有するブラ
シ31が設定され、粒度が小さく設定された領域と大き
く設定された領域が設けられている点である。
【0037】すなわち、回転部材30の外周面には、各
領域ごとに円筒状のブラシユニット33が回転部材30
と同一軸線を有して6つ隣接状態に螺子部材34によっ
てそれぞれ取り付けられている。これらブラシユニット
33は、回転部材30に外挿される内側円筒部材33a
と、該内側円筒部材33aの外周面に設けられたブラシ
31と、該ブラシ31の両側に隣接するとともに前記内
側円筒部材33aの外周面に固定された環状支持板32
とからそれぞれ構成されている。
【0038】前記ブラシユニット33は、回転部材30
に形成された螺子穴(図示せず)に内側から挿通された
螺子部材34を内側円筒部材33aに形成された螺子穴
(図示せず)に螺着することによって、回転部材30に
取り外し可能に支持されている。また、回転部材30に
取り付けられたブラシユニット33の両側には、円環状
の止め板35が、ブラシユニット33と同様に、螺子部
材34によって取り外し可能に回転部材30に支持され
ている。なお、これら止め板35の外径は、取り付けら
れたブラシユニット33の環状支持板32の外径と同じ
に設定されている。
【0039】そして、前記ブラシ31は、図中の領域a
から領域fに向けて漸次砥粒の粒度が大きく設定され、
例えば領域aにおける粒度は180番、領域bでは32
0番、領域c〜fでは500番に設定される。
【0040】第3実施形態のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、ブラシユニット33が各領域ご
とに取り外し可能とされているので、回転部材30ごと
ブラシ31を交換することなく、各領域ごとにブラシ3
1の交換が可能となり、材質の異なるブラシ31に変更
する場合や、摩耗したブラシ31の新品への交換が容易
となる。
【0041】また、他の領域と砥粒の粒度が異なるブラ
シ31を備えた領域を有するので、スローアウェイチッ
プを、粒度の小さい砥粒を含有したブラシ31を有する
領域、すなわち領域a、bでホーニング加工を施したの
ち、粒度の大きい砥粒を含有したブラシ31を有する領
域c〜fで順次ホーニング加工を施すことによって、ホ
ーニング加工された切刃の粗さが漸次小さくされる。す
なわち、多種類の粒度を各領域ごとにそれぞれ設定する
ことにより、ブラシを交換することなく、一つのホーニ
ング加工装置で荒取りから仕上げまでのホーニング加工
を一回で施すことが可能となる。
【0042】次に、本発明に係るスローアウェイチップ
用ホーニング加工装置の第4実施形態を図4を参照しな
がら説明する。これらの図にあって、符号40は回転部
材、41はブラシ、42は帯状支持板を示している。
【0043】第4実施形態と第1実施形態との異なる点
は、第1実施形態における環状支持板12が回転部材1
0の回転方向に沿って円環状に延在して設けられている
のに対し、第4実施形態では、図4に示すように、回転
部材40の回転方向(図中の矢印方向)に直交するよう
に配された帯状支持板42が設けられている点である。
すなわち、4枚の環状支持板42が、回転部材40の軸
線方向に沿って該回転部材40の外周面に半径外方向に
突出し、かつ外周面を周方向に均等に4分割する位置に
配されて固定されている。
【0044】第4実施形態のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、回転方向に直交する帯状支持板
42を備えているので、回転方向に対向して押し入れら
れるスローアウェイチップに当接したブラシ41が、回
転方向に直交する方向に支持されていることから、回転
方向への撓みが選択的に抑制され、スローアウェイチッ
プの加工しようとする切刃に加わるブラシ41の押圧力
が強くなり、ホーニング能率が向上する。
【0045】次に、本発明に係るスローアウェイチップ
用ホーニング加工装置の第5実施形態を図5を参照しな
がら説明する。これらの図にあって、符号50は回転部
材、51はブラシ、52は帯状支持板を示している。
【0046】第5実施形態と第4実施形態との異なる点
は、図5に示すように、第4実施形態における帯状支持
板42が4枚であるのに対し、第5実施形態における帯
状支持板52が8枚である点である。すなわち、第5実
施形態における帯状支持板52は、回転部材50の外周
面を周方向に均等または不均等に8分割するように設け
られている。したがって、第5実施形態では、第4実施
形態に比べて帯状支持板52の枚数が多いので、ブラシ
51の回転方向に対する撓みをさらに抑えることができ
る。
【0047】次に、本発明に係るスローアウェイチップ
用ホーニング加工装置の第6実施形態を図6を参照しな
がら説明する。これらの図にあって、符号60は回転部
材、61はブラシ、62は環状支持板、63は帯状支持
板を示している。
【0048】第6実施形態は、第2実施形態と第5実施
形態とにおける支持板を組み合わせたものであり、回転
部材60の回転方向に沿って間隔を開けて設けられた7
枚の環状支持板62と、回転部材60の軸線方向に沿っ
て半径外方向に突出して設けられた8枚の帯状支持板6
3とを備えている。すなわち、回転部材60外周面のブ
ラシ61は、軸方向に6分割され、さらに回転方向に8
分割されている。
【0049】第6実施形態では、ブラシ61が複数の環
状支持板62および帯状支持板63によって回転方向お
よび軸方向の両方向で支持されているので、両方向にお
ける撓みが抑制され、高いホーニング能率と加工精度を
備えることができる。
【0050】次に、本発明に係るスローアウェイチップ
用ホーニング加工装置の第7実施形態を図7を参照しな
がら説明する。これらの図にあって、符号70は回転部
材、71はブラシ、72は円筒状支持板を示している。
【0051】第7実施形態と第1実施形態との異なる点
は、第1実施形態における回転部材10が円筒状に形成
され該回転部材10の外周面にブラシ11が形成されい
るのに対し、図7に示すように、第7実施形態における
回転部材70は、円盤状に形成され該回転部材70の前
面に環状にブラシ71が形成され、さらに第2実施形態
における環状支持板22と同様に、円筒状支持板72が
取り外し可能に支持されている点である。
【0052】すなわち、第7実施形態のスローアウェイ
チップ用ホーニング加工装置は、図示しない回転駆動軸
に接続された軸部70aと、該軸部70aの先端に軸線
を同じくして固定された鉄製の円板部70bと、該円板
部70bの前面に中心を同じくして円環状に形成された
ブラシ71と、該ブラシ71の内周縁および外周縁に隣
接して立設された2つの円筒状支持板72とから構成さ
れる回転部材70を備えている。前記円筒状支持板72
は、円板部70bに形成された螺子穴(図示せず)に挿
通状態の螺子部材73によって螺着され取り外し可能に
固定されている。なお、前記ブラシ71は、円筒状支持
板72から一定量突出するように設定されている。
【0053】この第7実施形態では、ブラシ71および
円筒状支持板72が回転部材70の回転方向(図中の矢
印方向)に沿って形成されているので、第1実施形態と
同様に、回転方向を横切る方向への撓みが選択的に抑制
され、スローアウェイチップの側部への横逃げが生じ難
くなる。また、円筒状支持板72が取り外し可能に支持
されているので、摩耗し円筒状支持板72からの突出量
が小さくなったブラシ71に対応して、該ブラシ71が
一定の突出量となる形状の円筒状支持板72、すなわち
幅の小さな円筒状支持板72に定期的に順次に交換する
ことが可能となる。これによって、長寿命化を図りホー
ニング加工特性を長期に亙って維持することができる。
【0054】次に、本発明に係るスローアウェイチップ
用ホーニング加工装置の第8実施形態を図8を参照しな
がら説明する。これらの図にあって、符号80は回転部
材、81はブラシ、82は円筒状支持板を示している。
【0055】第8実施形態と第7実施形態との異なる点
は、第7実施形態における円筒状支持板72は、ブラシ
71の内周縁および外周縁にのみに設けられているが、
第8実施形態における円筒状支持板82は、図8に示す
ように、回転部材80の半径方向に内周縁から外周縁ま
で4つが一定間隔を開けて固定され、ブラシ81を領域
g、領域hおよび領域iの3つの領域に分割している点
である。
【0056】すなわち、第8実施形態のスローアウェイ
チップ用ホーニング加工装置では、4つの円筒状支持板
82がブラシ81の間に間隔を開けて配されているの
で、円盤状の回転部材80前面の広い範囲でブラシ81
が支持される。なお、本実施形態における円筒状支持板
82の間隔は、それぞれ同一としても構わないが、適宜
間隔を設定することにより所定部分におけるブラシ81
の支持力の強弱を調整することが可能となる。すなわ
ち、円筒状支持板82の間隔が狭い部分ではブラシ81
の支持力が強く、逆に間隔が広い部分ではブラシ81の
支持力が弱く設定される。
【0057】また、回転方向に沿った4つの円筒状支持
板82がブラシ81を3つの領域g、領域hおよび領域
iに分割しているので、回転方向に対向してブラシ81
に押し入れられるスローアウェイチップは、上記一定の
領域、例えば領域gにおけるブラシ81のみによってホ
ーニング加工される。したがって、上述したように、各
円筒状支持板82の間隔を調整することにより、用途に
応じて各領域ごとにブラシ81の支持力が個別に設定さ
れることとなり、円筒状支持板82の間隔が狭い領域で
はブラシ81の支持力が強く、逆に間隔が広い領域では
ブラシ81の支持力が弱く設定される。
【0058】次に、本発明に係るスローアウェイチップ
用ホーニング加工装置の第9実施形態を図9を参照しな
がら説明する。これらの図にあって、符号90は回転部
材、91はブラシ、92は帯状支持板を示している。
【0059】第9実施形態と第7実施形態との異なる点
は、第7実施形態における円筒状支持板72が回転部材
70の回転方向に沿って配されているのに対し、第9実
施形態では、図9に示すように、回転部材90の回転方
向(図中の矢印方向)に直交する方向(半径方向)に沿
って配された4つの帯状支持板92が設けられている点
である。すなわち、4枚の帯状支持板92が、回転部材
90前面を回転方向に均等に4分割する位置に配されて
固定されている。
【0060】第9実施形態のスローアウェイチップ用ホ
ーニング加工装置では、第2実施形態と同様に、回転方
向に直交する帯状支持板92を備えているので、回転方
向に対向して押し入れられるスローアウェイチップに当
接したブラシ91が、回転方向に直交する方向に支持さ
れていることから、回転方向への撓みが選択的に抑制さ
れ、スローアウェイチップの加工しようとする切刃に加
わるブラシ91の押圧力が強くなり、ホーニング能率が
向上する。
【0061】次に、本発明に係るスローアウェイチップ
用ホーニング加工装置の第10実施形態を図10を参照
しながら説明する。これらの図にあって、符号100は
回転部材、101はブラシ、102は円筒状支持板、1
03は帯状支持板を示している。
【0062】第10実施形態と第8実施形態との異なる
点は、第8実施形態における円筒状支持板82が回転方
向に沿って複数形成されているのに対し、第10実施形
態では、第10図に示すように、各円筒状支持板102
の間に回転方向に直交(半径方向)する複数の帯状支持
板103が回転方向に離間して設けられている点であ
る。すなわち、第10実施形態では、第8実施形態と同
様に、半径方向にブラシ101を3分割する3つの円筒
状支持板102が回転方向に沿って設けられ、かつ各円
筒状支持板102の間の領域を回転方向にそれぞれ8分
割に仕切る8つの帯状支持板103が設けられることに
よって、ブラシ101が全部で24分割されている。
【0063】第10実施形態では、ブラシ101が複数
の円筒状支持板102および帯状支持板103によって
回転方向および軸方向の両方向で支持されているので、
両方向における撓みが抑制され、高いホーニング能率と
加工精度を備えることができる。
【0064】なお、本発明は、次のような実施形態をも
含むものである。 (1)第7〜第10実施形態では、ブラシ71,81,
91,101が回転部材70,80,90,100の前
面にそれぞれ固定されているが、第3実施形態における
ブラシと同様に、取り外し可能に取り付けても構わな
い。この場合、新品や他の材質のブラシへの交換が容易
となる。
【0065】(2)第8実施形態および第10実施形態
では、円筒状支持板82、102で半径方向に3分割さ
れた各領域のブラシ81、101は、それぞれ同種類の
ものを使用したが、各領域ごとにブラシの材質を変えて
設定しても構わない。例えば、第2実施形態の変形例と
同様に、砥粒の種類をダイヤモンドとSiCとに分けて
各領域ごとに設定してもよい。
【0066】(3)第9実施形態では、4つの帯状支持
板92を回転方向に離間して配しているが、複数の帯状
支持板92が回転方向に対して直交する方向に互いに離
間して配されていれば構わない。例えば、16枚の帯状
支持板を回転方向に一定間隔だけ離間して配してもよ
い。この場合、帯状支持板の間隔が狭くなるため、ブラ
シの支持力が増して該ブラシの撓みがさらに抑制され
る。
【0067】(4)上記各実施形態では、弾性体として
砥粒を含有したブラシを用いたが、研磨材を含有してい
れば他の形状の弾性体でも構わない。例えば、バフ等の
弾性体でもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏する。 (1)請求項1記載のスローアウェイチップ用ホーニン
グ加工装置によれば、回転部材の外面に設けられた弾性
体に隣接して支持板が設けられているので、前記弾性体
が隣接する支持板によって支持され、その撓みが抑制さ
れることから、弾性体自体を変更することなく、切刃に
対する弾性体の当接を均一化することができる。したが
って、弾性体の横逃げ等の発生が低減し、ホーニングの
精度を向上させることができるとともに、加工時間が短
縮化されてホーニング能率を向上させることができる。
【0069】(2)請求項2記載のスローアウェイチッ
プ用ホーニング加工装置によれば、複数の支持板が弾性
体の間に間隔を開けて配されているので、回転部材外面
の広い範囲で弾性体を支持することができるとともに、
適宜間隔を設定することにより所定部分における弾性体
の支持力の強弱を調整することができる。したがって、
同一の弾性体で様々な強度の支持力を備えた加工装置を
得ることができる。
【0070】(3)請求項3記載のスローアウェイチッ
プ用ホーニング加工装置によれば、支持板が回転部材の
回転方向に沿って配されているので、回転方向を横切る
方向への弾性体の撓みが選択的に抑制されることから、
特にスローアウェイチップの側部への横逃げの発生を抑
制することができる。
【0071】(4)請求項4記載のスローアウェイチッ
プ用ホーニング加工装置によれば、回転方向に沿った複
数の環状の支持板が弾性体を複数の領域に分割している
ので、各支持板の間隔を調整することにより、用途に応
じて各領域ごとに弾性体の支持力を別個に設定すること
ができる。
【0072】(5)請求項5記載のスローアウェイチッ
プ用ホーニング加工装置によれば、他の領域とは異なる
材質の弾性体を備えた領域を有するので、該領域は他の
領域とは異なる研磨特性を備えており、他の領域とはホ
ーニング量等の異なるホーニング加工を施すことができ
る。すなわち、一つのホーニング加工装置で多様なホー
ニング特性を得ることができる。
【0073】(6)請求項6記載のスローアウェイチッ
プ用ホーニング加工装置によれば、少なくとも一つの領
域における弾性体に含まれる研磨材の粒度が他の領域と
異なるので、粒度の小さい順に各領域でホーニング加工
を施すことによって、ホーニング加工された切刃の粗さ
を漸次小さくすることができる。したがって、多種類の
粒度を各領域ごとにそれぞれ設定することにより、弾性
体を交換することなく、一つのホーニング加工装置で荒
取りから仕上げまでのホーニング加工を一回で施すこと
ができ、部品点数の削減および加工時間の短縮等をさら
に図ることができる。
【0074】(7)請求項7記載のスローアウェイチッ
プ用ホーニング加工装置によれば、弾性体が各領域ごと
に取り外し可能とされているので、回転部材ごと弾性体
を交換することなく、各領域ごとに弾性体を交換するこ
とができ、材質の異なる弾性体への変更、摩耗した弾性
体の新品への交換等を容易に行うことができる。したが
って、一つのホーニング加工装置で、多様で常に高精度
なホーニング加工を行うことができる。
【0075】(8)請求項8記載のスローアウェイチッ
プ用ホーニング加工装置によれば、支持板が取り外し可
能とされているので、摩耗し支持板からの突出量が小さ
くなった弾性体に対応して、該弾性体が一定の突出量と
なる形状の支持板に交換することにより、弾性体を長期
間繰り返し使用することができる。
【0076】(9)請求項9記載のスローアウェイチッ
プ用ホーニング加工装置によれば、回転方向に直交する
支持板を備えているので、弾性体が回転方向に直交する
方向に支持されていることから、回転方向への撓みが選
択的に抑制され、スローアウェイチップの加工しようと
する切刃に加わる弾性体の押圧力が強くなり、ホーニン
グ能率を向上させることができるとともに、加工時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホーニ
ング加工装置の第1実施形態を示す断面図および側面図
である。
【図2】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホーニ
ング加工装置の第2実施形態を示す断面図および側面図
である。
【図3】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホーニ
ング加工装置の第3実施形態を示す断面図および側面図
である。
【図4】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホーニ
ング加工装置の第4実施形態を示す断面図および側面図
である。
【図5】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホーニ
ング加工装置の第5実施形態を示す断面図および側面図
である。
【図6】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホーニ
ング加工装置の第6実施形態を示す断面図および側面図
である。
【図7】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホーニ
ング加工装置の第7実施形態を示す断面図および底面図
である。
【図8】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホーニ
ング加工装置の第8実施形態を示す底面図である。
【図9】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホーニ
ング加工装置の第9実施形態を示す断面図および底面図
である。
【図10】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホー
ニング加工装置の第10実施形態を示す底面図である。
【図11】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホー
ニング加工装置の従来例を示す断面図および底面図であ
る。
【図12】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホー
ニング加工装置の従来例を示す断面図および底面図であ
る。
【図13】 本発明に係るスローアウェイチップ用ホー
ニング加工装置の従来例におけるスローアウェイチップ
とブラシを示す断面図および側面図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60 回転部材 11,21,31,41,51,61 ブラシ(弾性
体) 12,22,32,62 環状支持板 33 ブラシユニット 42,52,63 帯状支持板 70,80,90,100 回転部材 71,81,91,101 ブラシ(弾性体) 72,82,102 円筒状支持板 92,103 帯状支持板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支持された回転部材の外面に
    設けられ研磨材を含有した複数の弾性体を、前記回転部
    材を回転させた状態でスローアウェイチップの切刃に当
    接させ該切刃にホーニング加工を施すスローアウェイチ
    ップ用ホーニング加工装置において、 前記回転部材は、前記弾性体に隣接して設けられ該弾性
    体を支持する支持板を備え、 前記弾性体は、前記支持板から突出状態に配されている
    ことを特徴とするスローアウェイチップ用ホーニング加
    工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスローアウェイチップ用
    ホーニング加工装置において、 前記支持板は、前記複数の弾性体の間に間隔を開けて複
    数配されていることを特徴とするスローアウェイチップ
    用ホーニング加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のスローアウェイ
    チップ用ホーニング加工装置において、 前記回転部材は、その回転方向に沿って配された前記支
    持板を備えていることを特徴とするスローアウェイチッ
    プ用ホーニング加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のスローアウェイチップ用
    ホーニング加工装置において、 前記支持板は、前記回転部材の回転方向に沿って環状に
    延在し前記複数の弾性体を複数の領域に分割しているこ
    とを特徴とするスローアウェイチップ用ホーニング加工
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のスローアウェイチップ用
    ホーニング加工装置において、 前記複数の領域は、少なくとも一つの領域が他の領域と
    異なる材質の前記弾性体を備えていることを特徴とする
    スローアウェイチップ用ホーニング加工装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のスローアウェイチップ用
    ホーニング加工装置において、 前記材質は、前記研磨材の粒度であることを特徴とする
    スローアウェイチップ用ホーニング加工装置。
  7. 【請求項7】 請求項4から6のいずれかに記載のスロ
    ーアウェイチップ用ホーニング加工装置において、 前記複数の弾性体は、前記各領域ごとに取り外し可能に
    支持されていることを特徴とするスローアウェイチップ
    用ホーニング加工装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載のスロ
    ーアウェイチップ用ホーニング加工装置において、 前記支持板は、取り外し可能に支持されていることを特
    徴とするスローアウェイチップ用ホーニング加工装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれかに記載のスロ
    ーアウェイチップ用ホーニング加工装置において、 前記回転部材は、その回転方向に対して直交する方向に
    配された前記支持板を備えていることを特徴とするスロ
    ーアウェイチップ用ホーニング加工装置。
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