JPH0335065B2 - - Google Patents
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- JPH0335065B2 JPH0335065B2 JP61016615A JP1661586A JPH0335065B2 JP H0335065 B2 JPH0335065 B2 JP H0335065B2 JP 61016615 A JP61016615 A JP 61016615A JP 1661586 A JP1661586 A JP 1661586A JP H0335065 B2 JPH0335065 B2 JP H0335065B2
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- grinding wheel
- diamond
- steel
- dressing
- truing
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Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明はダイヤモンド砥石のツルーイングとド
レツシングを同時に精度よく、しかも簡便に行な
える方法と、それに使用する複合研削砥石に関す
る。
レツシングを同時に精度よく、しかも簡便に行な
える方法と、それに使用する複合研削砥石に関す
る。
「従来技術」
砥石はこれをスピンドルに取付けると、必ずと
いつてよいほど振れが発生するうえ、使用後には
砥石の角がダレたり、V型の先端だけが摩耗した
りする。従つて、砥石の使用に際しては、スピン
ドルに取付けた状態でこれを振れの無い所望の形
状に修正(ツルーイング)し、且つ砥石面に目立
て(ドレツシング)をしないと、砥石を充分に使
いこなすことが出来ないものである。
いつてよいほど振れが発生するうえ、使用後には
砥石の角がダレたり、V型の先端だけが摩耗した
りする。従つて、砥石の使用に際しては、スピン
ドルに取付けた状態でこれを振れの無い所望の形
状に修正(ツルーイング)し、且つ砥石面に目立
て(ドレツシング)をしないと、砥石を充分に使
いこなすことが出来ないものである。
通常砥石の場合には、単石ドレツサーで簡単に
ツルーイングとドレツシングとを同時に行なうこ
とが出来、両作業を分けて考えることはなかつ
た。ところが、ダイヤモンド砥石は無気孔で、耐
摩耗性に富んでいるため、加工精度をあげるた
め、形状を修正するだけでもたいへんな作業とな
り、更に、このダイヤモンド砥石に目立てをして
切味を良くせんとすると、通常砥石のように単石
ドレツサーでは到底無理である。そのため、ダイ
ヤモンド砥石の場合には、まず、形状を整え(ツ
ルーイング)それから目立てをする(ドレツシン
グ)という二つの作業を分けて行なうのが、望ま
しいとされている。
ツルーイングとドレツシングとを同時に行なうこ
とが出来、両作業を分けて考えることはなかつ
た。ところが、ダイヤモンド砥石は無気孔で、耐
摩耗性に富んでいるため、加工精度をあげるた
め、形状を修正するだけでもたいへんな作業とな
り、更に、このダイヤモンド砥石に目立てをして
切味を良くせんとすると、通常砥石のように単石
ドレツサーでは到底無理である。そのため、ダイ
ヤモンド砥石の場合には、まず、形状を整え(ツ
ルーイング)それから目立てをする(ドレツシン
グ)という二つの作業を分けて行なうのが、望ま
しいとされている。
すなわち、従来、ダイヤモンド砥石のツルーイ
ング及びドレツシング方法は大きくわけて次の3
種類ある。第1はインプリダイヤモンドドレツサ
によるツルーイングと、一般研削砥石の研削によ
るドレツシングを夫々分けて行なう方法、第2に
回転する一般研削砥石でダイヤモンド砥石を削
り、ツルーイングとドレツシングを同時に行なう
方法、第3に回転するダイヤモンド砥石でダイヤ
モンド砥石を削り、ツルーイングとドレツシング
を同時に行なう方法がそれである。
ング及びドレツシング方法は大きくわけて次の3
種類ある。第1はインプリダイヤモンドドレツサ
によるツルーイングと、一般研削砥石の研削によ
るドレツシングを夫々分けて行なう方法、第2に
回転する一般研削砥石でダイヤモンド砥石を削
り、ツルーイングとドレツシングを同時に行なう
方法、第3に回転するダイヤモンド砥石でダイヤ
モンド砥石を削り、ツルーイングとドレツシング
を同時に行なう方法がそれである。
「発明が解決しようとする問題点」
しかし、上記従来例には次のような欠点があ
り、満足すべきものになつていない。
り、満足すべきものになつていない。
すなわち、前記第1従来例は、現在最も多く使
用されているが、ツルーイングに時間がかかると
共に、ドレツシングがどうしても不完全となり、
ダイヤモンド砥石の切れ味があまり良くならな
い。第2従来例は、ツルーイングが不完全で、ダ
イヤモンド砥石の振れが取れず、加工精度が低下
する欠点がある。また、前記第3従来例は、装置
が高価になるうえ、回転ダイヤモンド砥石に片減
り現象が生じ、これを平坦にするための手間と補
修費がかかる欠点がある。
用されているが、ツルーイングに時間がかかると
共に、ドレツシングがどうしても不完全となり、
ダイヤモンド砥石の切れ味があまり良くならな
い。第2従来例は、ツルーイングが不完全で、ダ
イヤモンド砥石の振れが取れず、加工精度が低下
する欠点がある。また、前記第3従来例は、装置
が高価になるうえ、回転ダイヤモンド砥石に片減
り現象が生じ、これを平坦にするための手間と補
修費がかかる欠点がある。
本発明は、鋼材と一般研削砥石とを交互に配設
して縞模様構造にした複合研削砥石を用意し、こ
の改良された複合研削砥石を用いてダイヤモンド
砥石により交互に複合研削することにより、この
複合研削砥石一個だけで他に特別な装置を必要と
せず、しかも従来と同様な研削加工手段だけで、
ツルーイングとドレツシングを同時に行なうこと
が出来、しかも、このツルーイングとドレツシン
グはいずれも精度が良く行うことができるもので
ある。
して縞模様構造にした複合研削砥石を用意し、こ
の改良された複合研削砥石を用いてダイヤモンド
砥石により交互に複合研削することにより、この
複合研削砥石一個だけで他に特別な装置を必要と
せず、しかも従来と同様な研削加工手段だけで、
ツルーイングとドレツシングを同時に行なうこと
が出来、しかも、このツルーイングとドレツシン
グはいずれも精度が良く行うことができるもので
ある。
「問題点を解決するための手段」
本発明は、上記問題点を解決するため、研削砥
石を単石で構成するのではなく、S25C以上の機
械構造用炭素鋼材、機械構造用低合金鋼鋼材、炭
素工具鋼材、高速度工具鋼材のうちいずれかの鋼
材と、アルミナ質研削材または炭化けい素質研削
材を用いた人造研削材で、ビトリフアイド研削砥
石、レジノイド研削砥石のうちいずれかの一般研
削砥石とを交互に配設して縞模様構造の複合研削
砥石とを開発した。そして、この複合研削砥石の
鋼材部と一般研削砥石部とにダイヤモンド砥石を
交互に接触させて拡散摩擦により複合研削するこ
とによりダイヤモンド砥石のツルーイングとドレ
ツシングとをほぼ同時に効率的に行うのである。
石を単石で構成するのではなく、S25C以上の機
械構造用炭素鋼材、機械構造用低合金鋼鋼材、炭
素工具鋼材、高速度工具鋼材のうちいずれかの鋼
材と、アルミナ質研削材または炭化けい素質研削
材を用いた人造研削材で、ビトリフアイド研削砥
石、レジノイド研削砥石のうちいずれかの一般研
削砥石とを交互に配設して縞模様構造の複合研削
砥石とを開発した。そして、この複合研削砥石の
鋼材部と一般研削砥石部とにダイヤモンド砥石を
交互に接触させて拡散摩擦により複合研削するこ
とによりダイヤモンド砥石のツルーイングとドレ
ツシングとをほぼ同時に効率的に行うのである。
これは単に二種類の材質の異なつた研削砥石に
よりダイヤモンド砥石を二重に研削してみるとい
うのではない。研削を始めると、その研削点は摩
擦により高温状態となり炭素の集合体であるダイ
ヤモンド砥石中の炭素原子が鋼材へ移動して拡散
摩耗現象が起る。これを利用してダイヤモンド砥
石を鋼材に接触させ、迅速にツルーイングを行な
う。
よりダイヤモンド砥石を二重に研削してみるとい
うのではない。研削を始めると、その研削点は摩
擦により高温状態となり炭素の集合体であるダイ
ヤモンド砥石中の炭素原子が鋼材へ移動して拡散
摩耗現象が起る。これを利用してダイヤモンド砥
石を鋼材に接触させ、迅速にツルーイングを行な
う。
しかし、この拡散摩耗を継続していると、その
部分に異常摩耗が起り、ダイヤモンド砥石の形状
を逆に崩してスピンドルに取付けた状態での振れ
を大きくしてしまう。そのため、このような異常
摩耗が起る前に一般砥石を削り、摩滅部分を目立
てる必要がある。
部分に異常摩耗が起り、ダイヤモンド砥石の形状
を逆に崩してスピンドルに取付けた状態での振れ
を大きくしてしまう。そのため、このような異常
摩耗が起る前に一般砥石を削り、摩滅部分を目立
てる必要がある。
本発明に係る複合研削砥石の場合には、鋼材と
一般研削砥石とが交互に組合せられているので、
両方へ交互に繰り返へして接触させる複合研削作
業が可能となり、これによつてダイヤモンド砥石
のツルーイングとドレツシングとをほぼ同時に、
しかも確実に行なうことが出来るようになつたも
のである。
一般研削砥石とが交互に組合せられているので、
両方へ交互に繰り返へして接触させる複合研削作
業が可能となり、これによつてダイヤモンド砥石
のツルーイングとドレツシングとをほぼ同時に、
しかも確実に行なうことが出来るようになつたも
のである。
尚、上記鋼材1と一般研削砥石2とを交互に配
設して縞模様構造に形成した複合研削砥石3につ
いて、図示実施例により更に詳述すると次のよう
になる。
設して縞模様構造に形成した複合研削砥石3につ
いて、図示実施例により更に詳述すると次のよう
になる。
当該鋼材1とは、S25C以上の機械構造用炭素
鋼材、機械構造用低合金鋼鋼材、炭素工具鋼材、
高速度工具鋼材、のうちいずれかである。また、
前記研削砥石2とは、アルミナ質研削材または炭
化けい素質研削材を用いた人造研削材で、ビトリ
フアイド研削砥石、レジノイド研削砥石のうちい
ずれかである。そして、縞模様構造とは、具体的
には第1図に示すように、板状の鋼材1と一般研
削砥石2とを交互に配設接合して、表面に縞模様
構造をもつた全体で1枚の板状をした複合研削砥
石3aを形成したものや、或は第2図に示すよう
に、円板状または円筒状の鋼材と一般研削砥石と
を交互に積層するよう配設接合し、周面に縞模様
構造をもつた全体で一本の円柱又は円筒形状の複
合研削砥石3bを形成するようにしても良い。
鋼材、機械構造用低合金鋼鋼材、炭素工具鋼材、
高速度工具鋼材、のうちいずれかである。また、
前記研削砥石2とは、アルミナ質研削材または炭
化けい素質研削材を用いた人造研削材で、ビトリ
フアイド研削砥石、レジノイド研削砥石のうちい
ずれかである。そして、縞模様構造とは、具体的
には第1図に示すように、板状の鋼材1と一般研
削砥石2とを交互に配設接合して、表面に縞模様
構造をもつた全体で1枚の板状をした複合研削砥
石3aを形成したものや、或は第2図に示すよう
に、円板状または円筒状の鋼材と一般研削砥石と
を交互に積層するよう配設接合し、周面に縞模様
構造をもつた全体で一本の円柱又は円筒形状の複
合研削砥石3bを形成するようにしても良い。
尚、縞模様構造に形成した複合研削砥石3の具
体的形状については上記実施例に限るものでない
こと勿論である。
体的形状については上記実施例に限るものでない
こと勿論である。
更にまた、複合研削砥石3の鋼材1部と一般研
削砥石2部とにダイヤモンド砥石4を交互に接触
させて複合研削するというのは、例えば、第1図
の実施例にあつては、スピンドル5に軸着して回
転するようにした円板型ダイヤモンド砥石4を、
板状の複合研削砥石3aの上方に当該縞模様に対
して直交するような向きに配設しておき、円板型
ダイヤモンド砥石4を回転させると共に、当該複
合研削砥石3aを縞模様に対して直交する方向に
往復する送り運動Xをさせ、これによつて、回転
するダイヤモンド砥石4を当該複合研削砥石3a
の鋼材1部と一般研削砥石2部とに交互に接触さ
せるようにするのである。
削砥石2部とにダイヤモンド砥石4を交互に接触
させて複合研削するというのは、例えば、第1図
の実施例にあつては、スピンドル5に軸着して回
転するようにした円板型ダイヤモンド砥石4を、
板状の複合研削砥石3aの上方に当該縞模様に対
して直交するような向きに配設しておき、円板型
ダイヤモンド砥石4を回転させると共に、当該複
合研削砥石3aを縞模様に対して直交する方向に
往復する送り運動Xをさせ、これによつて、回転
するダイヤモンド砥石4を当該複合研削砥石3a
の鋼材1部と一般研削砥石2部とに交互に接触さ
せるようにするのである。
また、第2図の場合には、周側部に縞模様のあ
る円柱状の複合研削砥石3bを回転軸6に回転自
在に軸着しておくと共に、スピンドル5に軸着し
て回転するようにした円板型ダイヤモンド砥石4
を、円柱状の複合研削砥石3bと平行して配設
し、両者を回転させながら当該複合研削砥石3b
をその軸方向に往復する送り運動Yをさせる。こ
れによつて、ダイヤモンド砥石4を鋼材1部と一
般研削砥石2部とに交互に接触させるようにする
のである。
る円柱状の複合研削砥石3bを回転軸6に回転自
在に軸着しておくと共に、スピンドル5に軸着し
て回転するようにした円板型ダイヤモンド砥石4
を、円柱状の複合研削砥石3bと平行して配設
し、両者を回転させながら当該複合研削砥石3b
をその軸方向に往復する送り運動Yをさせる。こ
れによつて、ダイヤモンド砥石4を鋼材1部と一
般研削砥石2部とに交互に接触させるようにする
のである。
尚、この複合研削操作の具体的方法について
も、上記実施例に限定されるものでないこと勿論
である。
も、上記実施例に限定されるものでないこと勿論
である。
「作 用」
本発明は、ダイヤモンド砥石4を複合研削砥石
3の鋼材1部と一般研削砥石2部とに交互に接触
させることにより、ダイヤモンド砥石3のツルー
イングとドレツシングとが行なえるというのは、
次のような作用によると考えられる。
3の鋼材1部と一般研削砥石2部とに交互に接触
させることにより、ダイヤモンド砥石3のツルー
イングとドレツシングとが行なえるというのは、
次のような作用によると考えられる。
研削作用を微視的に見ると、その研削点は摩擦
により1000℃に近い高温状態となる。このため、
炭素の集合体であるダイヤモンド砥石中の炭素原
子は鋼材へ移動することによる拡散摩耗現象を起
す。従つて、ダイヤモンド砥石4を鋼材1に接触
させていると拡散摩耗現象により触れの大きい部
分から摩滅を始め、迅速にダイヤモンド砥石4の
ツルーイングを行なう。しかし、この拡散摩耗現
象を同じ所で継続していると、その部分に異常摩
耗が起り、ダイヤモンド砥石4の形状を急激に崩
してスピンドルに取付けた状態での振れを逆に大
きくしてしまう。そのため、このような異常摩耗
が起る前に一般砥石2を削り、摩滅部分をドレツ
シングする必要があるが、このようなツルーイン
グとドレツシングとを別々に作業を分けて行なう
ことは極めて困難であるし、能率も悪い。
により1000℃に近い高温状態となる。このため、
炭素の集合体であるダイヤモンド砥石中の炭素原
子は鋼材へ移動することによる拡散摩耗現象を起
す。従つて、ダイヤモンド砥石4を鋼材1に接触
させていると拡散摩耗現象により触れの大きい部
分から摩滅を始め、迅速にダイヤモンド砥石4の
ツルーイングを行なう。しかし、この拡散摩耗現
象を同じ所で継続していると、その部分に異常摩
耗が起り、ダイヤモンド砥石4の形状を急激に崩
してスピンドルに取付けた状態での振れを逆に大
きくしてしまう。そのため、このような異常摩耗
が起る前に一般砥石2を削り、摩滅部分をドレツ
シングする必要があるが、このようなツルーイン
グとドレツシングとを別々に作業を分けて行なう
ことは極めて困難であるし、能率も悪い。
本発明に係る複合研削砥石3の場合には、鋼材
1と一般研削砥石2とが交互に配設され組合され
て一体となつているので、交互に繰り返へして接
触させる複合研削作業が極めて容易に可能とな
り、これによつてダイヤモンド砥石4のツルーイ
ングとドレツシングとをほぼ同時にしかも確実に
行なうことが出来るようになつたものである。
1と一般研削砥石2とが交互に配設され組合され
て一体となつているので、交互に繰り返へして接
触させる複合研削作業が極めて容易に可能とな
り、これによつてダイヤモンド砥石4のツルーイ
ングとドレツシングとをほぼ同時にしかも確実に
行なうことが出来るようになつたものである。
「効果」
叙上のように、第1発明は鋼材と一般研削砥石
とを交互に配設して縞模様構造の複合研削砥石を
形成しておき、この複合研削砥石の鋼材部と一般
研削砥石部とにダイヤモンド砥石を交互に接触さ
せて研削するようにしたことにより、ダイヤモン
ド砥石の全周にわたつて振れを取るツルーイング
と目立てをするドレツシングとがほぼ同時に有効
に行なわれる。
とを交互に配設して縞模様構造の複合研削砥石を
形成しておき、この複合研削砥石の鋼材部と一般
研削砥石部とにダイヤモンド砥石を交互に接触さ
せて研削するようにしたことにより、ダイヤモン
ド砥石の全周にわたつて振れを取るツルーイング
と目立てをするドレツシングとがほぼ同時に有効
に行なわれる。
第3図は、第1実施例により実際にツルーイン
グとドレツシングを行なつた時の実験結果であ
る。第3図イはそのときの研削抵抗の記録で、同
図ロは砥石面の表面粗さを記録したものである。
これに対して、第4図は、従来の最も盛んに使用
されている技術であるインプリダイヤモンド砥石
によるツルーイングと、一般研削砥石により研削
するドレツシングとを2操作で行なう方法による
実験結果である。
グとドレツシングを行なつた時の実験結果であ
る。第3図イはそのときの研削抵抗の記録で、同
図ロは砥石面の表面粗さを記録したものである。
これに対して、第4図は、従来の最も盛んに使用
されている技術であるインプリダイヤモンド砥石
によるツルーイングと、一般研削砥石により研削
するドレツシングとを2操作で行なう方法による
実験結果である。
第4図イはその研削抵抗の記録で、同図ロは砥
石面の表面粗さを記録したものである。第4図は
第3図の対象区として示したものであるが、両者
を比較すると研削抵抗は、前者が6Kgで後者が15
Kgと前者がかなり小さい。即ち、本発明の方が良
好なツルーイングとドレツシングが行なわれてい
ることを示している。また、両者の砥石面の表面
粗さを比較しても、前者の方が粗くなつていて、
ドレツシングが良好になされていることを示して
いて、切味が良い。このように、本発明の方法に
よれば、ダイヤモンド砥石のツルーイングとドレ
ツシングとをほぼ同時に、簡便且つ良好に行なう
ことが出来る効果がある。
石面の表面粗さを記録したものである。第4図は
第3図の対象区として示したものであるが、両者
を比較すると研削抵抗は、前者が6Kgで後者が15
Kgと前者がかなり小さい。即ち、本発明の方が良
好なツルーイングとドレツシングが行なわれてい
ることを示している。また、両者の砥石面の表面
粗さを比較しても、前者の方が粗くなつていて、
ドレツシングが良好になされていることを示して
いて、切味が良い。このように、本発明の方法に
よれば、ダイヤモンド砥石のツルーイングとドレ
ツシングとをほぼ同時に、簡便且つ良好に行なう
ことが出来る効果がある。
また、第2発明は第1発明の方法に用いるため
に新しく開発された複合研削砥石で、鋼材と一般
研削砥石とを交互に配設して縞模様構造に形成し
たことを特徴とする研削砥石である。鋼材と一般
研削砥石とが縞模様構造に交互に配設しているた
め、複合研削を容易に行なうことが出来、これが
ツルーイングとドレツシングとをほぼ同時に行な
える原因を造つている。また、この複合研削砥石
の構造が簡単で、これ以外に特別な装置を必要と
しないので、簡便性と経済性を同時に具現化する
ことが出来る効果がある。
に新しく開発された複合研削砥石で、鋼材と一般
研削砥石とを交互に配設して縞模様構造に形成し
たことを特徴とする研削砥石である。鋼材と一般
研削砥石とが縞模様構造に交互に配設しているた
め、複合研削を容易に行なうことが出来、これが
ツルーイングとドレツシングとをほぼ同時に行な
える原因を造つている。また、この複合研削砥石
の構造が簡単で、これ以外に特別な装置を必要と
しないので、簡便性と経済性を同時に具現化する
ことが出来る効果がある。
第1図は、本発明にかかるダイヤモンド砥石の
同時ツルーイング及びドレツシング方法と複合研
削砥石の一実施例を示す斜視図で、第2図は同他
実施例を示す斜視図であり、第3図は本発明の方
法によりダイヤモンド砥石を同時にツルーイング
及びドレツ たも
ので、イはその研削抵抗値を示し、ロは砥石面の
表面粗さを示すグラフであり、第4図は本発明と
比較対照として従来の方法によりダイヤモンド砥
石のツルーイング及びドレツシングをしたときの
実験結果を示すもので、イはその研削抵抗値を示
し、ロは砥石面の表面粗さを示すグラフである。 1:鋼材、2:一般研削砥石、3:複合研削砥
石、4:ダイヤモンド砥石、5:スピンドル、
6:回転軸。
同時ツルーイング及びドレツシング方法と複合研
削砥石の一実施例を示す斜視図で、第2図は同他
実施例を示す斜視図であり、第3図は本発明の方
法によりダイヤモンド砥石を同時にツルーイング
及びドレツ たも
ので、イはその研削抵抗値を示し、ロは砥石面の
表面粗さを示すグラフであり、第4図は本発明と
比較対照として従来の方法によりダイヤモンド砥
石のツルーイング及びドレツシングをしたときの
実験結果を示すもので、イはその研削抵抗値を示
し、ロは砥石面の表面粗さを示すグラフである。 1:鋼材、2:一般研削砥石、3:複合研削砥
石、4:ダイヤモンド砥石、5:スピンドル、
6:回転軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 S25C以上の機械構造用炭素鋼材、機械構造
用低合金鋼鋼材、炭素工具鋼材、高速度工具鋼材
のうちいずれかの鋼材と、アルミナ質研削材また
は炭化けい素質研削材を用いた人造研削材で、ビ
トリフアイド研削砥石、レジノイド研削砥石のう
ちいずれかの一般研削砥石とを交互に配設して縞
模様構造の複合研削砥石とを形成しておき、この
複合研削砥石の鋼材部と一般研削砥石部とにダイ
ヤモンド砥石を交互に接触させて拡散摩擦により
研削するようにしたことを特徴とするダイヤモン
ド砥石の同時ツルーイング及びドレツシング方
法。 2 S25C以上の機械構造用炭素鋼材、機械構造
用低合金鋼鋼材、炭素工具鋼材、高速度工具鋼材
のうちいずれかの鋼材と、アルミナ質研削材また
は炭化けい素質研削材を用いた人造研削材で、ビ
トリフアイド研削砥石、レジノイド研削砥石のう
ちいずれかの一般研削砥石とを交互に配設して縞
模様構造に形成したことを特徴とする複合研削砥
石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61016615A JPS6322269A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | ダイヤモンド砥石の同時ツル−イング及びドレツシング方法と複合研削砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61016615A JPS6322269A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | ダイヤモンド砥石の同時ツル−イング及びドレツシング方法と複合研削砥石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6322269A JPS6322269A (ja) | 1988-01-29 |
JPH0335065B2 true JPH0335065B2 (ja) | 1991-05-24 |
Family
ID=11921232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61016615A Granted JPS6322269A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | ダイヤモンド砥石の同時ツル−イング及びドレツシング方法と複合研削砥石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6322269A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI769907B (zh) * | 2021-08-03 | 2022-07-01 | 中國砂輪企業股份有限公司 | 複合修整器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6347859U (ja) * | 1986-09-18 | 1988-03-31 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835412U (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-08 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用空調装置の制御回路 |
-
1986
- 1986-01-28 JP JP61016615A patent/JPS6322269A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5835412U (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-08 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用空調装置の制御回路 |
Cited By (1)
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TWI769907B (zh) * | 2021-08-03 | 2022-07-01 | 中國砂輪企業股份有限公司 | 複合修整器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6322269A (ja) | 1988-01-29 |
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