JPS63139666A - 硬質砥粒砥石のドレツシング部材 - Google Patents

硬質砥粒砥石のドレツシング部材

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JPS63139666A
JPS63139666A JP28282086A JP28282086A JPS63139666A JP S63139666 A JPS63139666 A JP S63139666A JP 28282086 A JP28282086 A JP 28282086A JP 28282086 A JP28282086 A JP 28282086A JP S63139666 A JPS63139666 A JP S63139666A
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JP
Japan
Prior art keywords
dressing
grinding
hard abrasive
dressing member
grindstone
Prior art date
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Pending
Application number
JP28282086A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Ota
太田 規男
Ryohei Mukai
良平 向井
Mamoru Katsuta
守 勝田
Shinji Soma
伸司 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、硬質砥粒砥石のドレッシング部材に関するも
のである。
詳しくはCBNlあるいはダイヤモンド等の硬質砥粒砥
石のドレッシング時のドレッシング部材として用いるこ
とのできる硬質砥粒砥石のドレッシング部材に関するも
のである。
[従来の技術] 一般にCBNあるいはダイヤモンド等の硬質砥粒砥石を
用いて研削対象物を研削するに先立ち、予じめその研削
使用面はツルーイングされる。この硬質砥粒砥石の一部
を縦断して第6図に示す。
ここにおいて、硬質砥粒砥石2aにより研削対象物を研
削する場合、研削使用面20aの研削抵抗はツルーイン
グした直後と、次に硬質砥粒砥石2aをツルーイングす
る直前とでは、大きく変化する。即ち、ツルーイング直
後の硬質砥粒砥石2aは研削使用面20a部分を除いた
各砥粒201a間の周囲を結合剤202aが覆っている
。この状態で硬質砥粒砥石2aを研削加工に使用した場
合には、硬質砥粒201a先端の切刃201bが鈍化す
るため、硬質砥粒砥石2aの切れ味が悪くなって第9図
に示すように研削抵抗(nはa−dのように高くなる。
又、この状態より被研削対象物の研削加工を進行してい
くと、これに伴い研削加工により発生する切屑によって
硬質砥粒201a間を覆う結合剤202aの一部が削ら
れ第7図に示すように大きなチップポケットPが形成さ
れて硬質砥粒201a先端に鋭利な切刃201b′が形
成され、研削時に切れ味が良くなると共に研削抵抗値は
a′〜d′のように低くなる。このように研削使用面2
0aの研削抵抗値は硬質砥粒砥石2aをツルーイングし
た直後に高く、被研削対象物を研削加工するに従って低
くなることが知られている。
このため従来の場合には、上記硬質砥粒砥石2aの研削
抵抗値の変化に対処して、硬質砥粒砥石2aをツルーイ
ングした直後の硬質砥粒砥石2aの切れ味が悪い使用期
間範囲内では、硬質砥粒砥石2aによる切込み速度を低
下させて研削抵抗値の増大を抑えている。このような加
工技術では、第8図に示すように研削抵抗が高い状態の
ilEより通常レベルの値Fまで低下するのに相当の研
削量及び時間を必要とすること、及びこの間の工作物の
研削加工時においては、硬質砥粒砥石の切込み速度を低
下させるに伴う研削能率の低下により被研削加工対象物
の研削加工の1サイクルタイムが長くなること、砥粒の
切れ味が悪いことにより被研削対象物の研削面に発生す
る研削量は及び加工不良等の問題を発生させている。
このような諸問題を解決するためツルーイングを終了し
た後、砥粒砥石の研削使用面をドレッシング部材でドレ
ッシング加工をほどこしている。
即ち、砥粒間の結合剤を研削加工時に発生する切屑によ
って硬質砥粒砥石を削りとる代りに、研削加工に移行す
る前段階でドレッシング部材によって強制的に削りとり
、大きなチップポケットPを形成し砥粒先端を鋭利な切
刃201aにしている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、この場合には、外径の小さなドレッシング部材
を用いると短期間の間に摩耗、消費が早(進み使用不可
能となって交換頻度が高くなり不軽済である。このため
外径の大きなドレッシング部材を用いると、ドレッシン
グ時に研削抵抗値が高くなって大きな動力が必要となる
本発明は外径の大きなドレッシング部材を用いて交換頻
度を低くした場合であっても、ドレッシング時における
研削抵抗値が低く大きな助力を必要としない構成のドレ
ッシング部材を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の硬質砥粒砥石のドレッシング部材は、リング状
の取付基部と、 該取付基部の外周面側にフランジ状に一体的に形成され
硬質砥粒砥石の研削使用面に当接してドレッシングを行
う円周面を備えたリング状のドレッシング部とからなる
硬質砥粒砥石のドレッシング部材において、 該ドレッシング部は、該円周面に軸線に対して傾斜した
複数個の溝をもつことを特徴とするものである。
本発明の硬質砥粒砥石のドレッシング部材によれば、ド
レッシング部材の径を大きなものを使用しても、硬質砥
粒砥石の研削使用面に接触する円周面の接触面積が小さ
くなり、ドレッシング時に大きな動力を必要としない。
更に又、径が大きいため摩耗消費耐久期間が長くなり、
かつドレッシング部材の交換頻度が低くなる。
[発明の作用及び効果] 本発明の硬質砥粒砥石のドレッシング部材による作用及
び効果を説明する。予じめ研削使用面がツルーイングさ
れるとともに回転する状態にある硬質砥粒砥石に対しド
レッシング部材を回転しつつその円周面を当接させ、硬
質砥粒砥石のドレッシングを行う。するとドレッシング
部材は径が大きいにも拘らず円周面の複数個の溝によっ
て硬質砥粒砥石の研削使用面との接触面積が小さなもの
となり、両者の研削抵抗値は低いものとなる。これによ
ってドレッシング部材を回転するのに大きな動力を必要
としない。又、ドレッシング部材の径が大きいため摩耗
による消費耐久期間が長くなりドレッシング部材の交換
頻度が低くなる。
更に又、本発明の硬質砥粒砥石のドレッシング部材によ
れば、軸線に対して複数個の傾斜した溝が形成されてい
る。このためドレッシング部材の円周面上の360’の
範囲内において途切れることな(台溝が連続して存在す
ることになり硬質砥粒砥石の研削使用面との接触時の抵
抗値がほぼ均一なものとなる。これによってドレッシン
グ性能も円周面の全域でバラツキのないものとなる。
更に又、複数個の傾斜した溝内に流入したクーラントに
よりドレッシング時に発生する発熱量を減少させること
ができる。即ち、クーラントの冷却効果により前記発熱
量を低減できる。これによって硬質砥粒砥石の切れ味低
下を少なくする効果を奏する。従ってドレッシングを効
率よく行うことができる。
[実11 本発明の硬質砥粒砥石のドレッシング部材の実施例を第
1図乃至第6図に基づいて説明する。
本実施例のドレッシング部材1は、リング状の取付基部
11と、ドレッシング部12とを構成要素としている。
取付基部11はドレッシング部12の内周部を形成する
ものである。取付基部11は円周位置に軸方向に貫通す
る複数個のボルト取付孔110をもち、例えば肉厚の板
(材*SCM435)が用いられている。
ドレッシング部12は取付基部11の外周面111側に
フランジ状に一体に形成されている。又、ドレッシング
部12は硬質砥粒砥石2の研削使用面20に当接してド
レッシングを行う円周面120を備えている。ドレッシ
ング部12は円周面120に取付基部11の回転中心と
なる中心軸線0に対し傾斜した複数個の溝121を形成
している。
なお、複数個の満121は、円周面120の360″の
範囲内に一定の角度で等間隔に設けられている。又、溝
121の傾斜角度はドレッシング部12の巾りの範囲内
に常にひとつの溝121が存在している(ドレッシング
時に硬質砥粒砥石2の研削使用面20との当接する円周
面120の部分で、常にひとつのm121が存在し、台
溝121が切れ目なく位置する)ような角度で傾斜して
いることが望ましい。又、溝121の数、溝巾及び溝深
さは種々設定することができる。この取付基部11はω
I削盤3の被研削対象部材4を回転可能に保持する主軸
部30の一端面310にボルト320により装着されて
いる。ボルト320は取付基部11の取付孔110に挿
通した後、主軸部30の一端面310の円周方向で対象
位置にそれぞれ形成された複数個の(図面上ではひとつ
のみを図示)ネジ孔301に螺着され、ドレッシング部
材1を主軸部30の一端面310に固定している。
上記のように構成された本発明の硬質砥粒砥石のドレッ
シング部材1は、第1図に示すようにモータMの回転軸
M1に装着されツルーイング終了した硬質砥粒砥石2の
研削使用面20をドレッシングする場合、研削盤30の
主軸部3oに装着されたドレッシング部材1を回転させ
る。これとともに硬質砥粒砥石2を回転させた状態で砥
石台2Aを矢印B方向に移動させ、かつ硬質砥粒砥石2
の研削使用面20をドレッシング部材1のドレッシング
部120円周面120に当接させつつドレッシングを行
う。必要に応じた陽のドレッシングを終了した後は両者
を引き離す。
本発明実施例による満121をもつドレッシング部材1
によると、その円周面120における硬質砥粒砥石2の
研削使用面20との研削抵抗は第8図Fの示すように低
い研削抵抗値をほぼ一定に保持できる。更に又、本発明
実施例によるドレッシング部材1による研削状態と、ド
レッシング部の円周面に溝を形成しない場合とを比較し
た結果は第5図に示すようになる。即ち、溝なしの場合
の研削動力を100とすると本発明実施例による溝12
1を有するドレッシング部材1の場合には研削動力を6
7と減少させる効果がある。
又、本発明の一実施例ではドレッシング部材1は研削g
A3の主軸部30の一端面に装着されて使用されるもの
であるから、従来のようにドレッシング部材を装着する
ための特別な装置を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の硬質砥粒砥石のドレッシング部
材1の使用状態を示す平面図である。第2図は本発明実
施例のドレッシング部材の要部を縦断して示した縦断面
図である。第3図は第2図における1=I−線断面矢視
図である。第4図は本発明実施例の硬質砥粒砥石のドレ
ッシング部材1の部分平面図である。第5図は従来のド
レッシング1g5材と本発明実施例におけるドレッシン
グ部材との研削動力の比較図である。第6図は硬質砥粒
砥石の研削面のツルーイングの終了した後でドレッシン
グする前の状態を断面で示す部分断面拡大図である。第
7図は第6図で示す状態にある硬質砥粒砥石のツルーイ
ング後にドレッシングを行った状態を断面で示す部分断
面拡大図である。第8図は硬質砥粒砥石の研削使用面に
おける被研削対象物の研削量に対する研削抵抗値の変化
を示す比較図である。第9図は研削使用面に対しツルー
イングのみをほどこしドレッシングを行なわない従来の
硬質砥粒砥石における研削抵抗値の変化を示す図である

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リング状の取付基部と、 該取付基部の外周面側にフランジ状に一体的に形成され
    硬質砥粒砥石の研削使用面に当接してドレッシングを行
    う円周面を備えたリング状のドレッシング部とからなる
    硬質砥粒砥石のドレッシング部材において、 該ドレッシング部は、該円周面に軸線に対して傾斜した
    複数個の溝をもつことを特徴とする硬質砥粒砥石のドレ
    ッシング部材。
  2. (2)取付基部は研削盤の被研削対象部材を回転可能に
    保持する主軸部に装着された特許請求の範囲第1項記載
    の硬質砥粒砥石のドレッシング部材。
JP28282086A 1986-11-27 1986-11-27 硬質砥粒砥石のドレツシング部材 Pending JPS63139666A (ja)

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