JPH1058283A - ワーク仕上げ加工装置 - Google Patents
ワーク仕上げ加工装置Info
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- JPH1058283A JPH1058283A JP22612196A JP22612196A JPH1058283A JP H1058283 A JPH1058283 A JP H1058283A JP 22612196 A JP22612196 A JP 22612196A JP 22612196 A JP22612196 A JP 22612196A JP H1058283 A JPH1058283 A JP H1058283A
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Abstract
加工して製造される。この鋳造加工された各種鋳造品
(ワーク)に付着するバリ、湯口部、砂等を除去するワ
ーク仕上げ加工装置であって、特に、ワーク位置決め機
構を有せず、多品種にわたる位置決め困難なワークをプ
ログラムデータに基づき、所定の基準加工位置に自動的
に位置決めしてワークの位置決め操作を簡素化すること
を目的とする。 【構成】 鋳造加工の後、仕上げ加工すべきワーク6を
位置決めせずにクランプするクランプ機構1と、クラン
プ機構1によってクランプされたワーク6の位置を計測
するワーク位置計測機構2と、ワーク位置計測機構2に
より計測されたワーク位置と基準ワーク位置とのズレを
補正してワーク6を所定の基準加工位置に位置決めする
位置決め数値制御機構3と、位置決め数値制御機構3に
よって位置決めされたワーク6を仕上げ加工する加工ツ
ール4とを備えて構成される。
Description
ワークに付着するバリ、湯口部、砂等を除去するワーク
仕上げ加工装置に係り、特に、ワーク位置決め機構を有
せず、多品種にわたる位置決め困難なワークをプログラ
ムデータに基づき、所定の基準加工位置に自動的に位置
決めしてワークの位置決め操作を簡素化したワーク仕上
げ加工装置に関する。
ヘッド、シリンダーブロック、インテークマニホールド
等はアルミや鉄を鋳造加工して製造される。この鋳造に
よって得られる鋳造品(ワーク)はバリや湯口部を有
し、さらには多量の砂が付着しているため、ワークを治
具に収納固定し、加工用ツールを用いて仕上げ加工を施
すことにより、これらバリ、湯口部や砂を排除しなけれ
ばならない。しかも、これらワークは多品種にわたって
おり、それぞれ大きさ、形状等を異にするものである。
特定品種のワークのみにしか適用されない特定治具が使
用されているが、これでは不便であるため、前記特定治
具を自動入替装置により、多種類配置して多品種にわた
る異なったワークを固定し得るようにした固定治具が開
発されている。
される治具段取替方式が知られてる。図4において、10
はバリ取り加工、湯口部取り加工、さらには砂取り加工
すべきワークであって、治具段取替装置11に備えられワ
ーク固定治具12の載置台15上に配置され、この載置台15
に備えられたクランプ機構13によって固定される。
ワーク10に適合した特定のものであって、クランプ機構
13も上述のワーク10に適合する。
異なった形状、大きさのものであるので、これらを固定
するワーク固定治具12、12・・・ 12もまたそれぞれ各ワー
ク10の形状、大きさに適合した専用の載置台15を有す
る。すなわち、ワーク固定治具12、12・・・ 12の載置台1
5、15・・・ 15はそれぞれ大きさ、形状を異にし、かつク
ランプ機構13、13・・・ 13もそれぞれのワーク10に適合し
た専用のものである。
ワーク加工装置(ワーク位置決め機構)14 により位置決
めされ、図示しない加工用ツールによりバリや湯口部、
砂が取り除かれ、仕上げ処理が施される。次いで、治具
段取装置11を回転して隣接する別のワーク固定治具12を
ワーク加工装置14に誘導し、このワーク固定治具12に適
合する別品種のワーク10をこの治具12に固定して同様に
して仕上げ処理を行う。この操作を順次に繰り返して多
品種のワークの仕上げ処理を行う。
具段取替方式では、各ワークの形状、大きさにそれぞれ
適合する専用のワーク固定治具を複数個備えたものであ
るので、各ワークの専用固定治具を必要とすることはも
ちろん、ワーク位置決め機構を有するため、装置が大型
化するのみならず、位置決め操作が複雑化する。
なったワークをそれぞれ自在に固定し得て各ワークの専
用治具を必要としないのみならず、ワークの位置決め機
構を有せず、このため装置が小型化されることはもちろ
ん、多品種にわたる位置決め困難なワークをプログラム
データに基づき、所定の基準加工位置に自動的に位置決
めしてワークの位置決め操作を簡素化し、上述の従来技
術に存する欠点を改良したワーク仕上げ加工装置を提供
することにある。
ク仕上げ加工装置によれば、鋳造加工の後、仕上げ加工
すべきワークを位置決めせずにクランプするクランプ機
構と、このクランプ機構によってクランプされたワーク
の位置を計測するワーク位置計測機構と、このワーク位
置計測機構により計測されたワーク位置と基準ワーク位
置とのズレを補正して前記ワークを所定の基準加工位置
に位置決めする位置決め数値制御機構と、前記位置決め
数値制御機構によって位置決めされたワークを仕上げ加
工する加工ツールとを備えてなることを特徴とする。
詳述する。
置の一具体例の全体を表した斜視図であり、図2は本発
明の特に、ワークのクランプ状態の一具体例を表した部
分斜視図であり、図3はワークの異物による位置ズレ状
態を表した説明図である。
ーク仕上げ加工装置Xは基本的には、クランプ機構1
と、ワーク位置計測機構2と、位置決め数値制御機構3
と、加工ツール4とから構成される。
ように、ワーク載置台5上に載置されたワーク6をクラ
ンプするものであって、多数の並列されたクランプによ
って構成される。この種のクランプ機構1は特定のクラ
ンプがワーク6の特定位置を限定してクランプするもの
ではなく、多数のクランプによって不特定のワーク位置
をクランプするものである。
1は形状、大きさ等の異なるいかなるワーク6でさえ
も、いずれのクランプによってクランプされ、多品種に
わたるワークをクランプすることができる。なお、クラ
ンプ機構1は図1に示されるように、ワーク6の両側に
設けてワーク6を両側からクランプすることが好まし
い。
6をクランプ機構1によってクランプする際に、鋳造加
工の後、バリ、湯口部、砂等の付着された、仕上げ加工
すべきワーク6を、従来のように、ワーク位置決め機構
によって位置決めせずに、直接クランプするところに特
徴を有する。
5上にクランプ機構1によってクランプされた、加工す
べきワーク6の位置を計測する装置であって、例えば、
図1〜3に示されるように、ワーク6の異なる三面にそ
れぞれ光線を照射し、各光線と各面との角度をそれぞれ
測定することにより、ワーク6の位置を計測し、傾斜等
を発見して、後述のように基準ワーク位置とのズレを読
み取るものである。
置計測機構2により計測されたワーク位置と基準ワーク
位置とのズレを補正する装置であって、ワーク6をプロ
グラムデータに基づき、所定の基準加工位置に位置決め
する。
置台5上にワーク6をクランプ機構1によってクランプ
する際に、ワーク載置台5とワーク6との間隙、あるい
はクランプ機構1とワーク6との間隙等に鋳物バリ等の
異物7が存在すると、ワーク6は所定の基準加工位置に
位置決めされず、傾斜したままの状態でクランプされる
ことになる。
後述のように加工ツール4によって仕上げ加工されたの
では、仕上げ加工すべき所定の個所を加工し得なくな
る。このため、ワーク位置計測機構2によって、上述の
ようにワーク載置台5上のワーク6の位置を計測し、こ
の計測されたワーク6の位置と、異物7が存在しない状
態の基準ワーク位置とのズレを位置決め数値制御機構3
によって補正する。この補正はプロクラムデータに基づ
き、所定の基準加工位置に位置決めすることによって行
われる。
よって、上述のように所定の基準加工位置に位置決めさ
れたワーク6を仕上げ加工するものであり、これによ
り、ワーク6に付着されたバリ、湯口部、砂等が所定の
基準加工位置から除去される。
来のようなワークの位置決め機構を有せず、ワークをク
ランプの後、ワーク位置計測機構によりワークの位置を
計測し、この計測されたワーク位置と基準ワーク位置と
のズレを位置決め数値制御機構により、所定の基準加工
位置にプログラムデータに基づいて位置決め補正し、次
いで、このように位置決めされたワークを加工ツールに
より仕上げ加工する。
ことはもちろん、多品種にわたる位置決め困難なワーク
をプログラムデータに基づき、所定の基準加工位置に自
動的に位置決めしてワークの位置決め操作を簡素化する
という効果を奏し得るものである。
数の並列されたクランプによって構成される場合には、
多品種にわたるいかなるワークをも容易にクランプし得
る。
例の全体斜視図である。
例を表した部分斜視図である。
図である。
体例の全体斜視図である。
体例を表した部分斜視図である。
明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 鋳造加工の後、仕上げ加工すべきワーク
を位置決めせずにクランプするクランプ機構と、このク
ランプ機構によってクランプされたワークの位置を計測
するワーク位置計測機構と、このワーク位置計測機構に
より計測されたワーク位置と基準ワーク位置とのズレを
補正して前記ワークを所定の基準加工位置に位置決めす
る位置決め数値制御機構と、前記位置決め数値制御機構
によって位置決めされたワークを仕上げ加工する加工ツ
ールとを備えてなるワーク仕上げ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22612196A JP3486830B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ワーク仕上げ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22612196A JP3486830B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ワーク仕上げ加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1058283A true JPH1058283A (ja) | 1998-03-03 |
JP3486830B2 JP3486830B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=16840176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22612196A Expired - Lifetime JP3486830B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ワーク仕上げ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3486830B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009136954A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Makino J Kk | ワーク加工方法及び数値制御工作機械並びにワーク取付具 |
JP2010208020A (ja) * | 2010-06-30 | 2010-09-24 | Mitsui High Tec Inc | 研削加工方法 |
JP2011152599A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Ihi Corp | ロボットのキャリブレーション方法および装置 |
USRE45075E1 (en) | 2006-06-05 | 2014-08-12 | Mitsui High-Tec, Inc. | Profile grinding machine |
JP2019061364A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | キヤノン株式会社 | 搬送システム及び加工システム |
US11702295B2 (en) | 2017-09-25 | 2023-07-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Transport system and manufacturing method of article |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP22612196A patent/JP3486830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
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JP2022103178A (ja) * | 2017-09-25 | 2022-07-07 | キヤノン株式会社 | 搬送システム及び加工システム |
US11702295B2 (en) | 2017-09-25 | 2023-07-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Transport system and manufacturing method of article |
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---|---|
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