JPH1058258A - 適性位置にワークピースあるいは工具をクランプするクランプ装置 - Google Patents

適性位置にワークピースあるいは工具をクランプするクランプ装置

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JPH1058258A
JPH1058258A JP9160263A JP16026397A JPH1058258A JP H1058258 A JPH1058258 A JP H1058258A JP 9160263 A JP9160263 A JP 9160263A JP 16026397 A JP16026397 A JP 16026397A JP H1058258 A JPH1058258 A JP H1058258A
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groove
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丈夫で、荒い扱いに対しても大きな影響を受
けない、非常に大きくて重いワークピースや工具でも扱
うことができる適性位置にワークピースあるいは工具を
クランプするクランプ装置を提供する。 【解決手段】 クランプされるワークピースや工具が取
り付けられる第1のカップリング体2と、固定側の第2
のカップリング体1とを有し、第1のカップリング体2
は、第2のカップリング体1に設けられた整合手段2
3,24と共働し、直角座標系のX及びY軸方向におい
て前記第2のカップリング体1に対し第1のカップリン
グ体2を正確な位置決めを行なう溝部13が設けられて
いる。2つのカップリング体1,2を互いに連結するク
ランプピン21は第2のカップリング体2に位置してい
る。正確な位置決めを行なうための部分やエレメントを
保護するため、第1のカップリング体2は前記部分やエ
レメントの上まで伸延する支持手段11が設けられてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、適性位置にワーク
ピースあるいは工具をクランプするクランプ装置に関す
る。
【0002】
【発明の概要】このクランプ装置は、例えば、工作機械
のワークテーブル上に固定して設けられる第1のカップ
リング体と、この第1のカップリング体と着脱自在とさ
れ、ワークピースあるいは工具がクランプされる第2の
カップリング体とを有している。精密な位置決めのため
に、両カップリング体の内の1つは、他方のカップリン
グ体に設けられた位置決めメンバと共働する溝部が設け
られ、これにより直角座標系のXY方向での両カップリ
ング体の相互の位置を決定している。さらに、精密な位
置決めのために、両カップリング体の内の1つには、高
くされた接触面が設けられ、他方には、両カップリング
体が互いにロックされたとき、前記高くされた接触面上
に載るような平坦面が設けられ、これにより直角座標系
のZ方向での両カップリング体の相互の位置を決定して
いる。
【0003】さらに、本発明は、適性位置にワークピー
スや工具をクランプするクランプアセンブリにも関連し
ている。このクランプアセンブリは、ワークピースや工
具のキャリアメンバと、このワークピースキャリアメン
バに互いに離間するように取り付けられた複数の第1カ
ップリング体と、複数の第1カップリング体と共働する
ようにそれぞれが互いに対応するように離間して設けら
れた位置固定の複数の第2カップリング体とを有してい
る。これにより溝部と、第1と第2のカップリング体に
設けられた整合メンバとの全体は、それぞれZ軸方向の
周りの角度変位であるX軸方向及びY軸方向でのワーク
ピースキャリアメンバの適正な位置を決定する。
【0004】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】ヨーロッ
パ特許明細書0,255,042号には、工作機械の工
具用のクランプ装置が開示されている。このクランプ装
置は、クランプされる工具を支持するための、クランプ
チャックと工具キャリアメンバを有している。クランプ
チャックには、複数のポストメンバと、底面から突出し
た複数の板状部材が設けられ、ここでは、前記板状部材
は、ポストメンバ上に高く伸延し、工具を整合するため
の接触面を有している。工具キャリアメンバは、前記ポ
ストメンバを載せ、複数の溝部が切られ、板状部材と係
合されるようにした平坦面を有している。これら複数の
溝部には、板状部材を載せるための弾性リップが設けら
れている。クランプチャックに工具キャリアメンバをク
ランプするために、工具キャリアメンバには、クランプ
ピンメンバが設けられている。
【0005】工具が取り付けられた工具キャリアメンバ
は、工作機械外部の作業台上に安全に置かれるようにす
るためや、あるいはクランプピンメンバや工具に対する
あらゆるダメージを回避するために、クランプピンメン
バは、工具キャリアメンバが脇に置かれる前に工具キャ
リアメンバから離されなければならない。特に、クラン
プピンメンバが離された後に、工具キャリアメンバは、
作業台上に下ろされ、例えば、平坦な面に載せられる。
しかしながら、これは、弾性リップが機械的な損傷を受
けたり、及び/又は平坦な面の溝が汚れたりする危険を
含んでいる。また、工具キャリアメンバが、側面の1つ
を下にして作業台上に置くと、同様な危険が存在する
が、いずれにしてもクランプピンメンバが外れたり、外
れなかったりする点はあまり問題ではない。このような
クランプ装置、特に、工具キャリアメンバは、細心の注
意を払って扱わなければならない。さらに、ヨーロッパ
特許特許明細書0,255,042号のクランプ装置
は、大きくて重いワークには使用できない。これは、大
きくて重い工具が取り付けられた工具キャリアメンバ
が、経験から分かるように、小さくて軽いキャリアメン
バと同様な注意力で使用することができないという理由
による。
【0006】したがって、本発明の目的は、上述した不
具合がない、適性位置にワークピースあるいは工具をク
ランプするクランプ装置及びクランプアセンブリを提供
することである。
【0007】特に、本発明の目的は、従来技術として知
られたクランプ装置より一層丈夫な、適性位置にワーク
ピースあるいは工具をクランプするクランプ装置及びク
ランプアセンブリを提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、荒い扱いに対しても
大きな影響を受けることなく、適性位置にワークピース
あるいは工具をクランプするクランプ装置及びクランプ
アセンブリを提供することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、非常に大きく
て重いワークピースや工具でも扱うことができるように
した、適性位置にワークピースあるいは工具をクランプ
するクランプ装置及びクランプアセンブリを提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】これら及び他の目的を達
成するための本発明は、第1の見地によれば、例えば、
工作機械のワークテーブルの上に固定的に設けられる第
1のカップリング体と、この第1カップリング体と着脱
自在とされ、ワークピースあるいは工具がクランプされ
る第2カップリング体とを有する、適性位置にワークピ
ースあるいは工具をクランプする装置を提供する。
【0011】前記クランプ装置は、前記第1のカップリ
ング体に対して第2のカップリング体を、直角座標系の
X軸方向及び/又はY軸方向において整合させるための
第1の整合手段と、前記第1のカップリング体に対して
前記第2のカップリング体を、直角座標系のZ軸方向に
おいて整合させるための第2の整合手段とを有してい
る。
【0012】前記第1のカップリング体に第2のカップ
リング体をロックするために、少なくとも一つのクラン
プピンが、前記固定された第1のカップリング体の上に
配置されている。
【0013】前記第1の整合手段は、前記第1及び第2
のカップリング体のうちの一方に設けられる溝部と、前
記第1及び第2のカップリング体のうちの他方に設けら
れた整合メンバとを有している。この整合メンバは、前
記第2のカップリング体が第1のカップリング体に接近
する際に前記溝部に係合する。
【0014】前記第2の整合手段は、前記第1及び第2
のカップリング体のうちの一方から突出して高くされた
接触面と、前記第1及び第2のカップリング体のうちの
他方に設けられた平担面とを有している。この高くされ
た接触面と平担面とは、前記第2のカップリング体が前
記第1のカップリング体にロックされる際に互いに載置
される。前記第2のカップリング体は、自由端の支持面
を有し、当該第2のカップリング体に設けられた前記整
合手段を超えて伸延する支持手段を備えている。
【0015】前記クランプピンが、固定されたカップリ
ング体の上に設けられているという事実のために、第2
のカップリング体、つまり、ワークピースあるいは工具
が取り付けられるカップリング体は、少しでも遠くに突
出するようにした部分を有しておらず、これにより、例
えば、工作機械の外部の作業台に、第2のカップリング
体を置くことは、大変便利で、またクランプピンを最初
に外すという義務から開放される。
【0016】第2のカップリング体、つまり、ワークピ
ースあるいは工具が取り付けられるカップリング体に、
すべての部材あるいはエレメントの上に伸延するように
支持手段を設けることは、本質的にカップリング体の正
確な位置決めのためであり、自由端の支持面を有するこ
とは、どの様な位置決め作用や整合作用を持たなくて
も、結果的にカップリング体、つまり、ワークピースあ
るいは工具キャリアメンバが簡単に操作でき、ダメージ
や汚れに対して影響されないことになる。なぜならば、
機械的ダメージや汚れに関する限り全くデリケートな整
合に関連する部材あるいはエレメントは、支持手段によ
って保護されることになるからである。さらに、支持手
段は、ワークピースあるいは工具キャリアメンバを作業
台上に安全に置くことを可能にもする。
【0017】好ましい実施の形態では、支持手段は、第
2のカップリング体の外部輪郭と本質的に対応する内面
を有しており、これにより、高くされた接触面は、固定
の第1のカップリング体の上に配置され、支持手段は、
前記高くされた接触面の長さより大きな量まで、第2の
カップリング体に設けられた整合手段を超えて伸延する
ことになる。これにより、2つのカップリング体の互い
に精密な位置決めのための本質的な部材あるいはエレメ
ントは、2つのカップリング体が互いにロックされると
き保護される。このようなデリケートな部材あるいはエ
レメントのダメージや汚れは、ワークピースの機械的処
理中、つまり、ドリル、ミリング、回転等を行なってい
る間、大幅に減少する。
【0018】さらに、好ましい実施の形態では、支持手
段には、第1及び第2のカップリング体が互いにロック
されたとき、第2のカップリング体の外面に係合するシ
ール部材が設けられている。このようなクランプ装置
は、誇りや水の汚染に対しても保護される。
【0019】2つのカップリング体の最初の整合を便利
にするため、第2のカップリング体が第1のカップリン
グ体に近付くとき、固定の第1のカップリング体に関し
て第2のカップリング体を荒い位置決めを行なう手段が
設けられるべきである。このようにするため、さらに、
好ましい実施の形態によれば、第2のカップリング体
は、クランプピンを挿入するように中心孔が設けられ、
この中心孔の、第1及び第2のカップリング体が互いに
ロックされたとき、第1のカップリング体に対向する端
部に環状嵌合部材を有している。このクランプピンは、
面取りされたあるいは円弧状とされた部分を有する端面
を有している。これにより、環状嵌合部材及び面取りあ
るいは円弧状部分との共働により、第2のカップリング
体が第1のカップリング体に近付くとき、第1及び第2
のカップリング体の互いの位置を荒く決める粗位置決め
手段として機能する。好ましくは、環状嵌合部材は、面
取り端部が前記中心孔の一端部に位置するように設けら
れている。
【0020】本発明は、第2の見地によれば、クランプ
アッセンブリが、ワークピースキャリアメンバと、この
ワークピースキャリアメンバと空間を介して連結された
複数の第1のカップリング体と、この複数の第1のカッ
プリング体と共働するように空間を介して設けられた同
数の第2のカップリング体とからなっている。
【0021】さらに、複数の第1のカップリング体の各
々を、複数の第2のカップリング体の対応する1つとロ
ックするための手段が設けられ、この手段は、複数の固
定的な第2のカップリング体に位置するクランプピンを
有している。
【0022】第1の整合手段は、ワークピースキャリア
メンバと平行に伸延する面に、複数の第2のカップリン
グ体に関して複数の第1のカップリング体を整合するよ
うに機能し、また第2の整合手段は、ワークピースキャ
リアメンバと平行に伸延する面に、垂直に伸びる方向に
複数の第2のカップリング体に関して複数の第1のカッ
プリング体を整合するように機能する。
【0023】第1の整合手段は、第1又は第2のカップ
リング体に設けられた溝部を有し、整合メンバが第2又
は第1のカップリング体に設けられている。
【0024】第2の整合手段は、第1又は第2のカップ
リング体から突出し高くされた接触面と、第1又は第2
のカップリング体上に設けられた平坦面とを有してい
る。突出し高くされた接触面と平坦面は、第2のカップ
リング体が第1のカップリング体にロックされたとき、
互いに載置される。
【0025】第1のカップリング体は、自由端の支持面
を有し、当該第2のカップリング体に設けられた前記整
合手段を超えて伸延する支持手段を備えている。これに
より、溝部と整合メンバの全体は、それぞれZ軸方向の
周りの角度変位であるX軸方向及びY軸方向でのワーク
ピースキャリアメンバの適正な位置を決定する。
【0026】このようなアッセンブリの使用により、往
々にしてクレーンで移動しなければならないような非常
に大きくて重いワークピースでも、機械加工位置に素早
くかつ努力することなくクランプすることができる。機
械加工後、ワークピースキャリアメンバは、事前に特別
に測っておく必要もない程度の、ある程度手頃な場所な
らば置くことができる。これは、ワークピースキャリア
メンバが、カップリング体に設けられた支持手段に載る
からである。これにより整合手段のダメージや汚れが実
際上不可能となる。
【0027】なお、以下の説明においては、簡単のた
め、ワークピースや工具が取り付けられるカップリング
体は、“カップリング体”と表現し、“クランプ体”
は、他の固定側のカップリング体に対して使用すること
とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。
【0029】図1は、ワークピース(図示せず)や工具
(図示せず)を取り付けるようにしたカップリング体1
の第1の実施形態を部分的に断面で示す斜視図、図2
は、クランプ体2の第1の実施形態を示す斜視図であ
る。カップリング体1とクランプ体2は、共にクランプ
装置を構成する。通常、カップリング体1は、機械加工
されるワークピースを載置するか、あるいはワークピー
スを機械加工するための工具を保持するために使用さ
れ、一方、クランプ体2は、例えば工作機械(図示せ
ず)のワークテーブルに取り付けられて固定される。
【0030】カップリング体1は、支持手段11により
囲繞される基体部材10を有している。支持手段11
は、基体部材10の下面10Aを超えて伸延しており、
下方支持面12が設けられている。支持手段11の反対
側の頂部における表面は、基体部材10の平坦面と同じ
高さとなっている。
【0031】基体部材10には中心孔18が開設されて
おり、環状嵌合部材15が下側の限界となっている。こ
の環状嵌合部材15は、環状のセンタリング面15Aを
有している。好ましくは、環状嵌合部材15は、例えば
ねじ(図示せず)によって基体部材10内に嵌めること
により基体部材10に交換可能に取り付けられる。孔1
8の内壁には、後にさらに説明されるように、クランプ
体2(図2)のクランプボール22を受ける環状溝16
が設けられている。基体部材10の平坦な下面10Aに
は、後にさらに説明されるように、クランプ体2(図
2)に設けられる整合メンバ26と共働する凹状の溝部
13が設けられている。
【0032】カップリング体1が、自主的な(autonomou
s)ワークピースヤリアとして用いられるか、あるいはワ
ークピースの取付け及びクランプアセンブリの一部とし
て用いられるかによって、4つの偏心及び角度的にオフ
セットした溝部13か、あるいは図1に示されるように
2つの並置された溝部13かが設けられる。各溝部13
の背後には、機能について後にさらに詳しく説明される
切除部若しくは狭い窓部14が設けられている。
【0033】基体部材10の下部には、この下部を支持
手段11から分離する周方向の凹所17が設けられてお
り、こうして溝部13がクランプ体2の整合メンバ26
により係合されるとき、溝部13の底部の妨げられるこ
とのない変位が許容される。
【0034】基体部材の平坦で滑らかな下面10Aと共
に溝部13は、クランプ体2に対するカップリング体1
の精密な位置決めに必須となるカップリング体1の一部
分であり、一方、上述した環状嵌合部材15は、クラン
プ体2に対するカップリング体1の最初の粗い位置決め
を提供する。精密な位置決めのために必須の部分10
A,13は、基体部材10の表面10Aを超えて伸延す
る支持手段11によってダメージから保護される。
【0035】クランプ体2は、クランプピン21が連結
される基体部材20を有している。クランプピン21の
自由端の表面21Aは、面取りあるいは丸くされること
により、かつクランプピン21の横断面領域の少なくと
も3分の1以上に及ぶことによって、センタリング面と
して機能する。4つの接触面24及び整合メンバ26
は、クランプ体2の基体部材20の平坦な上面20Aを
超えて突出している。4つの接触面24のうちの3つだ
けが図2に示されている。接触面24の中央には孔25
が設けられる。圧縮された空気はこれらの孔25から逃
げ、クランプ動作中において接触面24がカップリング
体1の平担面10Aに接触する前に、迅速に接触面24
をクリーンにする。
【0036】整合メンバ26は、基体部材20に設けら
れた溝23に取り付けられ、ねじ(図示せず)によって
固定されている。整合メンバ26の上方の長手方向のエ
ッジ部は面取られ、これにより、カップリング体1の基
体部材10の表面10Aに設けられた溝部13の外方の
鋭利なエッジ部と共働する整合面27を形成する。基体
部材20の接触面24と共に整合メンバ26は、カップ
リング体1に対するクランプ体2の精密な位置決めに必
須となるクランプ体2の部分であり、一方、上述したク
ランプピン21の自由端の表面21Aは、カップリング
体1に対するクランプ体2の最初の粗い位置決めを行な
う。カップリング体1とクランプ体2とを相互に取り付
けるために、後者のクランプピン21には、クランプ動
作中においてカップリング体1(図1)の孔18の内壁
に設けられる前述した溝16に係合する多数のクランプ
ボール22が設けられている。
【0037】図3は、クランプ動作中におけるカップリ
ング体1及びクランプ体2の概略断面図である。カップ
リング体1及びクランプ2の結合は、粗い位置決め手
段、すなわち、カップリング体1の環状嵌合部材15
と、クランプ体2のクランプピン21の面取りあるいは
丸くされた端部表面21Aとの作用により容易となる。
好ましくは、環状嵌合部材15は、クランプピン21を
構成する材料よりも硬度の低い材料から構成され、こう
して、カップリング体1とクランプ体2との相互の粗い
整合の間、クランプピン21へのいかなるダメージも回
避される。例えば、環状嵌合部材15は、黄銅あるいは
青銅から構成されるが、適当なプラスチック材料を使用
することも可能である。
【0038】カップリング体1とクランプ体2との相互
の粗い整合が完了した後、これらの2つの体1及び2の
精密な整合がなされる。カップリング体1に設けられた
溝部13がクランプ体2の整合メンバ26に整列すると
すぐに、カップリング体1及びクランプ体2は、お互い
に向かって移動され、これにより、整合メンバ26は溝
部13に係合する。こうして、カップリング体1及びク
ランプ体2は、基本的にいかなる力をも受けることなく
相互に整合される。これにより、角度位置のみならずX
及びY軸方向に関するカップリング体1及びクランプ体
2の相互の位置決めが完了する。
【0039】ここで、カップリング体1のクランプ体2
への本クランプがなされる。それに関連して、クランプ
ボール22は、カップリング体1の中心孔18の内壁に
設けられる溝16に係合する。図3に見ることができる
ように、クランプピン21の中空孔の内側には、上方、
すなわちクランプピン21の自由端の表面21Aに向か
って、ばねアセンブリにより付勢される移動可能なピス
トン30が設けられている。これにより、クランプボー
ル22は半径方向外方に力が加えられる。ピストン30
は、ばねアセンブリにより生じる力に抗して下方に移動
可能であり、その結果、カップリング体1とクランプ体
2が相互に分離するように、クランプボール22が解放
される。図3に示される静止位置においては、ピストン
30はその上方位置に固定され、クランプボール22を
溝16内に押圧する。これによって、カップリング体1
とクランプ体2は、お互いにロックされる。ピストン3
0を下方に移動させると、クランプボール22が解放さ
れるために、圧力室31に圧縮空気が充満される。ピス
トンが圧縮空気の影響下で上方に変位できるようにクラ
ンプ体2を設計することが可能である。これは、ばねア
センブリあるいはばね力の代わりのものによる力に対抗
して付加することによりになされる。同様の手段として
は、カップリング体1とクランプ体2を空気圧の作用に
よりクランプ及びロックすることも可能である。
【0040】Z軸方向の所定の位置でクランプ体2に対
するカップリング体1の整合を行なうために、カップリ
ング体1は、本クランプ動作の間に、切除部若しくは狭
い窓部14が設けられている溝部13により構成される
弾性エレメントによって生じるばね力に抗するように、
カップリング体1の平坦で滑らかな下面10Aがクラン
プ体2の接触面24に対して接するまでの大きさだけ変
位される(図1及び図2)。
【0041】支持手段11が、カップリング体1のクラ
ンプ体2に対する精密位置決めに必須の部分10A,1
3及び14を超えて、接触面24の高さの量より大きい
量で伸延されることによって、一旦カップリング体1と
クランプ体2が相互に連結されると、クランプ体2の上
部は支持手段11により包囲される。加えて、支持手段
11の内壁には、シールリング32を受ける円周方向溝
が設けられており、こうして、カップリング体1はクラ
ンプ体2に取り付けられ、確実なセンタリング及びクラ
ンプに必須のすべての部分及びエレメント10A,1
3,14,21,22,24,26は、ごみや埃から確
実に保護される。
【0042】図3に示されるように支持手段11の内壁
にシールリング32を受ける円周方向溝を設ける代わり
に、支持手段の下端に、接触面に関しある角度下で伸延
してシールリングを受ける円周方向溝を有する面取りさ
れた内側エッジ部を設けることが賢明であろう。この場
合、クランプ体は、好ましくは、カップリング体とクラ
ンプ体がロックされたときにシールリングが接触し得る
領域に適合して配置される円周方向エッジ部分を有す
る。このような構成により、カップリング体のシールリ
ングにより生じる反力は、このシールリングがカップリ
ング体とクランプ体の相互の整合に大きな影響を与える
ことのないように、低く保たれる。
【0043】図4は、図1に示されるものに近似した部
分的に断面で示す斜視図で、カップリング体の第2の実
施形態を示す。図1による第1の実施形態におけるよう
な溝部13の背後に配置される狭い窓部若しくは切除部
14の代わりに、カップリング体1Bは、各溝部13B
に付与された2つの弾性リップメンバ34を有してお
り、このリップメンバ34は、カップリング体1Bの平
坦な下面に平行に走る切除部35を分割することにより
形成されている。このような弾性リップメンバ34を備
えた構成とすることによって、図1に示されるような背
後に狭い窓部あるいは切除部を有する溝と同様な効果、
すなわち、カップリング体1Bがクランプ体2に接近す
るときに、整合メンバ26の面取人された整合面27が
リップメンバ34のエッジ部に係合し、本整合動作の後
に、クランプ体2の接触面24がカップリング体1Bの
下方平担面に接するまで、カップリング体1Bとクラン
プ体2がお互いにクランプされる際にそれらのリップメ
ンバを弾性的に変形させるという効果を奏する。
【0044】図5は、弾性ディスクメンバ37を備える
カップリング体1Cの他の実施の形態を示す側面図であ
る。図5のクランプ体2Cは、図2に示して説明したク
ランプ体に、本質的に、対応している。弾性ディスクメ
ンバ37は、カップリング体1Cの下面に取り付けられ
ている。また、ディスクメンバ37の作用によってZ方
向に必要とされる弾性が保証されることから、当該弾性
ディスクメンバ37は、図1に示した実施形態における
狭い窓部あるいは切除部14を備える溝部13が形成さ
れたカップリング体1と交換し得るものである。弾性デ
ィスクメンバ37は、溝部13Cを備えている。この溝
部13Cの領域は、弾性ディスクメンバ37が補強され
ている。溝部13Cの領域における弾性ディスクメンバ
37のたわみを許容するために、カップリング体1Cの
基体部材に凹所39が設けられている。この凹所39
は、溝部13Cの領域に位置しており、溝部13Cの領
域で補強された部分を備えることによって生じる弾性デ
ィスクメンバ37の高さよりもやや大きい深さを持って
いる。したがって、弾性ディスクメンバ37と凹所39
との間にはギャップ38が存在し、このギャップ38に
より、弾性ディスクメンバ37のZ方向へのたわみが許
容されている。ここに、図5の実施形態においてディス
クメンバ37に備えられ示されている溝部13Cの代わ
りに、クランプ体2(図2参照)の複数の整合メンバ2
6によりエッジ部が係合され得る開口(アパーチャー)
を使うことが可能である点に注意すべきである。
【0045】図6は、クランプ体2Dの他の実施の形態
を示す側面図である。クランプ体2Dと共働するカップ
リング体1Dは、弾性溝部13(図1)を有しておら
ず、また弾性ディスクメンバ37(図5)をも有してい
ないが、硬質の溝を有している。しかしながら、この実
施の形態では、クランプ体2Dは、Z方向に弾性的に取
り外し得る複数の整合メンバ40を備えている。この目
的のために、それぞれの整合メンバ40の裏には凹所4
1が備えられている。それぞれの整合メンバ40の裏に
凹所41を備える代わりに、例えば弾性ディスクメンバ
(図示せず)の上に整合メンバ40を支持し得ることも
できる。Z軸方向に弾性的に取り外し自在な整合メンバ
40をクランプ体2Dに備える場合には、対応するカッ
プリング体1Dに整合メンバ40に対応して設けられる
溝は、硬質のものとされ、あるいはカップリング体1D
の硬質部分に配置され得る。
【0046】図7及び図8は、さらに他の実施の形態に
係るワークピースクランプ装置を十分明瞭なポジション
で示す斜視図である。このクランプ装置は、固定された
クランプ体45(図8)を有するのはもちろん、機械加
工されるべきワークピースあるいは工具を固定し得るカ
ップリング体44(図7)を有している。これら図7及
び図8に明瞭なポジションで示されるワークピースクラ
ンプ装置は、特に、大きく及び/又は重いワークピース
あるいは工具の場合に適している。強くかつ均等な効果
的なクランプ力を提供するために、固定のクランプ体4
5は、4個のクランプピンメンバ46を有している。こ
れらクランプピンメンバ46のそれぞれは、接触面51
によって取り囲まれている。これらの接触面51は、ク
ランプ体45の表面に関して数ミリメートルの高さがあ
る。各ピンメンバ46相互の間に、整合メンバ47が備
えられている。図8に示される4個の整合メンバ47の
それぞれは、クランプ体45の平坦な上面に設けられた
凹所の中に受け入れられている。
【0047】図7に示されるカップリング体44は、4
つの環状接触面52を有している。これら環状接触面5
2のそれぞれの中心には、クランプ体45におけるピン
メンバ46の大きさ及び位置に対応した孔53が形成さ
れている。クランプ体45に対するカップリング体44
の高精度の位置決めのために必要とされる溝49は、カ
ップリング体44の表面に設けられた凹所50の中に挿
入される個々別々のばね部材48として機械加工により
形成されている(図7)。このようなばね部材48は、
非常に大きい横力を受けることができる。
【0048】図7及び図8に示される高精度の位置決め
エレメントにより、すなわち、整合メンバ47だけでな
く溝部49を備えたばね部材48により、クランプ体4
5に対するカップリング体44の最終位置は、中心のZ
軸の周りの角度変位である、X軸方向及びY軸方向の両
方に正確にセットされる。
【0049】図7によるカップリング体44の実施形態
の図示は、代わりに用いられ、組み合わせて用いられな
い支持手段の3つの異なる変形を具体化している。
【0050】第1の変形において、カップリング体44
は、周縁に設けられる板状部材54を備える。この板状
部材54の形状は、クランプ体45の外形形状に対応し
ており、その結果、カップリング体44とクランプ体4
5が相互にクランプされると、板状部材54によってク
ランプ体45が囲まれる。図7においてはただ1つだけ
の板状部材54がカップリング体44の1つの角部の回
りを延伸するように示されているとしても、実際は、こ
のような板状部材54の4個がカップリング体44のそ
れぞれの角部の回りを延伸するように備えられるか、あ
るいは、カップリング体44の全周に沿って延伸する途
切れのない連続した板状部材が備えられるであろうこと
が理解される。いずれにしても、板状部材54及び改変
例に係るそれら板状部材の高さは、それぞれ、高精度の
位置決めのために欠くことができない部品ないしエレメ
ント48, 49, 52の上に高く伸延するように、クラ
ンプ体45の接触面51の高さよりも大きい量だけ選択
されている。
【0051】第2の変形において、カップリング体44
は、当該カップリング体44の下面に配置されると共に
エッジに沿って延びる板状部材56を備えている。再
び、図7においてはただ1つだけの板状部材56がカッ
プリング体44の1つの角部に沿って伸延するように示
されているとしても、実際は、このような板状部材56
の4個がカップリング体44のそれぞれの角部に沿って
延伸するように備えられるか、あるいは、カップリング
体44の全周に沿って伸延する途切れのない連続した板
状部材が備えられることが理解される。この場合に、板
状部材56及び改変例に係るそれら板状部材の高さは、
それぞれ、高精度の位置決めのために欠くことができな
い部品ないしエレメント48, 49, 52の上に高く伸
延するように、クランプ体45の接触面51の高さより
も小さい量だけ選択されなくてはならない。これによっ
て、接触面51がカップリング体44の接触面52に対
して確実に接触することが保証される。
【0052】第3の変形において、カップリング体44
は、当該カップリング体44の4つの角領域に配置され
る4つのポスト部材55を備える。この場合においても
また、これらポスト部材55の高さは、高精度の位置決
めのために欠くことができない部品ないしエレメント4
8, 49, 52の上に高く伸延するように、クランプ体
45の接触面51の高さよりも小さい量だけ選択されな
くてはならない。これによってもまた、接触面51がカ
ップリング体44の接触面52に対して確実に接触する
ことが保証される。
【0053】図8に示される4つのクランプピン46の
代わりに、より多くの個数のクランプピン、例えば6つ
のクランプピンを備えることができる。さらに、もし必
要とあらば、整合メンバ47の個数を、対応する溝49
の個数とともに増やすこともできる。
【0054】図9は、ワークピースクランプ装置を十分
明瞭なポジションで示す平面図、図10は、図9に示さ
れる装置を示す側面図である。このワークピースクラン
プ装置は、ワークピースキャリヤ4のみならず、4つの
クランプアセンブリ3を有する。ワークピースキャリヤ
4は、円形形状のプラットホームメンバ5を含んでい
る。また、プラットホームメンバ5の下面には、当該プ
ラットホームメンバ5の中心軸6の周りに対称配置され
る4つのカップリング体1が備えられている。プラット
ホームメンバ5の上に、機械加工されるべきワークピー
ス(図示せず)が固定され得る。プラットホームの代わ
りに、任意の他のワークピースキャリヤ、例えばクラン
プフレームメンバを備え得ることが理解される。
【0055】これらクランプアセンブリ3の4つのクラ
ンプ体2は、例えば、工作機械のワークテーブル7の上
に据えつけ固定される。4つのクランプアセンブリ3の
それぞれは、2つの整合メンバと、これらに対応して配
置される2つの溝部とを備えている。これらの整合手段
の全体は、X軸方向/Y軸方向の両方に、及び、Z軸す
なわち中心軸6の周りの角変位に関して、ワークピース
キャリヤ4の最終的な位置をセットする。
【0056】図9及び図10に示される円形ワークピー
スキャリヤ4の代わりに、異なる形状に形づくられたワ
ークピースキャリヤ、例えば矩形形状のワークピースキ
ャリヤを利用することが可能である。特に矩形形状のワ
ークピースキャリヤの場合には、4つの整合メンバと4
つの対応する溝をクランプアセンブリ3のうちの1つに
備えることが賢明である。クランプアセンブリによっ
て、ワークピースキャリヤの位置は、X軸方向及びY軸
方向で決定され、これにより、Z軸のための基準がセッ
トされる。さらに、最初のアプローチで、ワークピース
キャリヤの角方位もまた決定される。しかしながら、特
に大きいワークピースキャリヤの場合には、角方位をい
っそう正確に限定することが必要とされる。それで、前
記第1クランプアセンブリからある距離に位置する少な
くとも1つの追加のクランプアセンブリを備えなければ
ならない。少なくとも1つの追加のクランプアセンブリ
は、上記の第1クランプアセンブリによって限定される
Z軸の周りのワークピースキャリヤの角変位だけを決定
する。それゆえ、追加のクランプアセンブリは、2つの
整合メンバ及びこれらと共働する2つの溝部だけを備え
ている。このようにして、ワークピースキャリヤの縦方
向の寸法における変化は、位置決め精度に有害な影響を
及ぼさない。特に、第1クランプアセンブリと追加のク
ランプアセンブリとの間の距離の変化によって伴われる
ワークピースキャリヤの熱膨張は、ワークピースキャリ
ヤにより支持されるワークピースの位置の精度に否定的
な影響を及ぼさない。
【0057】図9及び図10によるワークピースクラン
プ装置は、上述したクランプアセンブリの代わりに、図
7及び図8に関して示され論じたクランプアセンブリを
備え得ることが理解される。
【0058】この発明により設計されたクランプアセン
ブリを備えるワークピースキャリヤを提供することに関
する利点の一つは、このようなワークピースキャリヤ
が、ラフな取り扱いができるだけでなく、非常に強く頑
丈であるという事実に見られるであろう。もしこのよう
なワークピースキャリヤがいかなる種類の支持構造、例
えば作業台あるいは同種のものの上に置かれるなら、ワ
ークピースキャリヤの整合のために欠くことができない
カップリング体の部品ないしエレメントは、これら部品
ないしエレメントの上に支持手段が高く伸延しているの
で、損傷から保護される。こうして、支持手段のうち露
出した支持面だけが、例えば作業台に接触することにな
る。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、適性位置
にワークピースあるいは工具をクランプするクランプ装
置及びクランプアセンブリを提供することができ、特
に、従来のクランプ装置より一層丈夫で、荒い扱いに対
しても大きな影響を受けることもなく、非常に大きくて
重いワークピースや工具でも扱うことができる。
【0060】また、ダメージや汚れに対して影響され
ず、保護され、ワークピースあるいは工具が取り付けら
れるキャリアメンバを作業台上に安全に置くことも可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ワークピースや工具が設けられるカップリン
グ体の第1の実施形態の斜視図である。
【図2】 固定側のカップリング体の斜視図である。
【図3】 図1,2の2つのカップリング体を有するク
ランプ装置の断面図である。
【図4】 ワークピースや工具が設けられるカップリン
グ体の第2の実施形態の斜視図である。
【図5】 クランプ装置のさらに他の実施形態の概略側
面図である。
【図6】 クランプ装置のまた他の実施形態の概略側面
図である。
【図7】 ワークピースや工具が設けられるカップリン
グ体の第3の実施形態の斜視図である。
【図8】 図7のカップリング体と共働する固定側のカ
ップリング体のさらなる実施形態の斜視図である。
【図9】 適性位置にワークピースをクランプする装置
の概略平面図である。
【図10】 図9に示される装置の側面図である。
【符号の説明】
1…第2カップリング体、 2…第1のカップリング体、 3…クランプ装置、 4…ワークピースキャリア手段、 10A…平担な下面(第2の整合手段)、 11…支持手段、 12…下方支持面、 13…溝部(第1の整合手段)、 14…切除部、 15…環状嵌合部材、 16…環状溝、 18…中心孔、 21…クランプピン(ロック手段)、 21A…自由端の表面、 22…クランプボール(ロック手段)、 24…接触面(第2の整合手段)、 26…整合メンバ(第1の整合手段)、 27…面取りされた端面、 32…シール手段、 37…弾性ディスク手段、 30…ピストン(クランプボール作動手段)、 54…板状部材(支え手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597085637 Winkelstrasse 8,CH− 5734 Reinach,Switzerl and

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定された第1のカップリング体と、 この第1カップリング体と着脱自在とされ、ワークピー
    スあるいは工具がクランプされる第2のカップリング体
    とを有する適性位置にワークピースあるいは工具をクラ
    ンプする装置であって、 前記第1のカップリング体に対して第2のカップリング
    体を、直角座標系のX軸方向及び/又はY軸方向におい
    て整合させるための第1の整合手段と、 前記第1のカップリング体に対して第2のカップリング
    体を、直角座標系のZ軸方向において整合させるための
    第2の整合手段と、 前記固定された第1のカップリング体に配置される少な
    くとも一つのクランプピンを有し、前記第1のカップリ
    ング体に前記第2のカップリング体をロックするための
    ロック手段とを有し、 前記第1の整合手段は、前記第1及び第2のカップリン
    グ体のうちの一方に設けられる溝部と、前記第1及び第
    2のカップリング体のうちの他方に設けられ前記第2の
    カップリング体が前記第1のカップリング体に接近する
    際に前記溝部に係合する整合メンバとを有し、 前記第2の整合手段は、前記第1及び第2のカップリン
    グ体のうちの一方から突出し高くされた接触面と、前記
    第1及び第2のカップリング体のうちの他方に設けられ
    た平担面とを有し、前記第2のカップリング体が前記第
    1のカップリング体にロックされる際に前記接触面と平
    担面は互いに載置され、 前記第2のカップリング体は、自由端の支持面を有し、
    当該第2のカップリング体に設けられた前記整合手段を
    超えて伸延する支持手段を備えてなる装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、前記第2のカップリン
    グ体の外部輪郭に基本的に対応する形状の内面を有して
    なる請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記高くされた接触面は、前記固定され
    た第1のカップリング体に設けられ、前記支持手段が、
    前記接触面の高さよりも大きい量で前記第2のカップリ
    ング体に設けられる整合手段を超えて伸延してなる請求
    項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第1と第2のカップリング体は、実
    質的に円筒形状であり、前記支持手段は、第2のカップ
    リング体の外径に略一致した内径を有し、かつ当該第2
    のカップリング体を包むような円環形状である請求項1
    又は請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記支持手段の前記内面には、前記第1
    及び第2のカップリング体が相互にロックされる際に第
    1のカップリング体の外面に係合するシール手段が設け
    られている請求項2に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記環状の支持手段の内面には、前記第
    1及び第2のカップリング体が相互にロックされる際に
    第1のカップリング体の外面に係合するシール手段が設
    けられている請求項4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記支持手段の前記内面は、前記シール
    手段を収容する溝部に斜めにのびる傾斜部分を設けてな
    る請求項5又は請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のカップリング体には、前記ク
    ランプピンが収容される中心孔が設けられ、前記第1と
    第2のカップリング体が相互にロックされる際に第1の
    カップリング体と対向する前記中心孔の一端に環状嵌合
    部材を有し、前記クランプピンは面取りあるいは丸くさ
    れた部分を有する端部表面を備え、前記環状嵌合部材及
    び前記面取りあるいは丸くされた部分は、前記第2のカ
    ップリング体が第1のカップリング体に接近する際に共
    働して前記第1及び第2のカップリング体の相互の位置
    を粗く決定する粗位置決め手段として機能するようにし
    てなる請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記環状嵌合部材は、前記中心孔の前記
    端部に位置される面取りされたエッジ部が設けられ、か
    つ前記中心孔に交換可能に収納されると共に、前記クラ
    ンプピンの材料より柔らかい材料からなる請求項8に記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 前記クランプピンの前記端面の面取り
    あるいは丸くされた部分は、前記クランプピンの横断面
    領域の少なくとも3分の1以上に及ぶ請求項8に記載の
    装置。
  11. 【請求項11】 前記溝部は、前記第2カップリング体
    に設けられ、前記整合メンバは、第1のカップリング体
    に設けられ、前記第2カップリング体は、前記溝部の後
    部及び/又は側部に位置されかつ前記溝部が直角座標系
    のZ軸方向に弾性的に変位することができるようにした
    切除部が設けられ、前記第2のカップリング体が前記第
    1のカップリング体に接近するときのばね力に打ち勝っ
    て溝部を整合メンバに係合し、前記両カップリング体の
    いずれか一方の接触面が両カップリング体のいずれか他
    方の平坦面に当接するとき、前記溝部がZ軸方向に変位
    される請求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記溝部は、前記第2カップリング体
    に設けられ、前記整合メンバは、第1のカップリング体
    に設けられ、前記第1カップリング体は、前記溝部の後
    部及び/又は側部に位置されかつ前記整合メンバが直角
    座標系のZ軸方向に弾性的に変位することができるよう
    にした切除部が設けられ、前記第2のカップリング体が
    前記第1のカップリング体に接近するときのばね力に打
    ち勝って溝部を整合メンバに係合し、前記両カップリン
    グ体のいずれか一方の接触面が両カップリング体のいず
    れか他方の平坦面に当接するとき、前記整合メンバがZ
    軸方向に変位される請求項1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記溝部が形成されている弾性ディス
    ク手段が設けられている請求項1に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記整合手段が固着されている弾性デ
    ィスク手段が設けられている請求項1に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記第2のカップリング体は、前記第
    1と第2のカップリング体が相互にロックされる際に前
    記第1のカップリング体と対向する面に環状溝が設けら
    れ、この環状溝は前記支持手段に近付くように位置して
    いる請求項1に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記クランプピンは、前記第1と第2
    のカップリング体が相互にロックされる際に前記第2の
    カップリング体の中心孔の内壁に設けられた環状溝に係
    合する複数のクランプボールを有する請求項1又は8に
    記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記クランプピンは、当該クランプピ
    ンの内部に摺動可能に収容されたクランプボール作動手
    段を有し、当該クランプボール作動手段は、クランプボ
    ールを半径方向外方に押し出すものをある位置までばね
    手段により加圧し、また、前記クランプボールを開放す
    るため前記ばね手段の力に抗して空気圧により変位する
    ようにした請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記第1カップリング体は、少なくと
    も4つのクランプピンと、少なくとも4つの整合メンバ
    とが設けられ、前記第2のカップリング体は、整合メン
    バの数に対応する数の溝部が設けられ、これにより共働
    する溝部と整合メンバの全体が、前記第1カップリング
    体に対する第2カップリング体の、Z軸方向の周りの角
    度変位である直角座標系のX軸方向とY軸方向での位置
    を明確に定める請求項1に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記第2カップリング体は、前記第1
    カップリング体の外部輪郭に対応する内部輪郭を有する
    板状部材周縁取付形式の支え手段を有し、前記周縁取付
    の板状部材は、第2カップリング体に設けられた整合手
    段を越え、前記高くされた接触面の高さより大きい量で
    伸延する請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記第2カップリング体の下面には、
    少なくとも1つの支持部材が設けられ、当該支持部材
    は、第2カップリング体に設けられた整合手段を越え、
    前記高くされた接触面の高さより小さい量で伸延する請
    求項18に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記4つのクランプピンが設けられ、
    1つの整合メンバが2つの隣接するクランプピン間に位
    置している請求項18に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記溝部が形成されている中にさらに
    別個のばね手段を有し、これにより別個のばね手段が、
    前記第2カップリング体に設けられた凹部に明確に挿入
    される請求項18に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記整合メンバは、第1カップリング
    体に設けられた凹部に明確に挿入される別個のエレメン
    トにより構成されている請求項18に記載の装置。
  24. 【請求項24】 ワークピースキャリア手段、 当該ワークピースキャリア手段とは離間した関係であ
    り、当該ワークピースキャリア手段に連結される複数の
    第1のカップリング体と、 この複数の第1カップリング体と共働するようにかつあ
    る対応する離間した関係で固定的に設けられた第2カッ
    プリング体と、 前記固定的な第2カップリング体に設けられた複数のク
    ランプピンを有し、第1のカップリング体の各々を、対
    応する第2カップリング体の1つにロックするための手
    段、 前記ワークピースキャリア手段と平行に伸延する平面に
    第2のカップリング体に対して前記第1のカップリング
    体を整合させるための第1の整合手段と、 前記ワークピース搬送手段と平行に伸延する平面に対し
    て直交する方向で第2のカップリング体に対して前記第
    1のカップリング体を整合させるための第2の整合手段
    と、 前記第1の整合手段は、前記第1又は第2のカップリン
    グ体に設けられた溝部と、前記第2のカップリング体が
    前記第1のカップリング体に接近する際に前記溝部に係
    合する、前記第2又は第1のカップリング体に設けられ
    た整合メンバとを有し、 前記第2の整合手段は、前記第1又は第2のカップリン
    グ体から突出し高くされた接触面と、前記第2又は第1
    のカップリング体に設けられた平坦面と、この接触面と
    平坦面が前記第2のカップリング体が前記第1のカップ
    リング体に連結される際に互いに載置されるようにし、 前記第1のカップリング体は、自由端の支持面を有しか
    つ前記第1のカップリング体に設けられた両整合手段を
    越えて伸延する支持手段が設けられ、 これにより溝部と整合メンバの全体が、Z軸方向の周り
    の角度変位である直角座標系のX軸方向とY軸方向での
    前記ワークピースキャリア手段の位置を明確に定めるク
    ランプアッセンブリ。
  25. 【請求項25】 ワークピースキャリア手段と固定的な
    第2カップリング体に設けられた第1のカップリング体
    と、前記第1クランプ装置は4つの前記溝部と、X軸方
    向とY軸方向によりZ軸方向での前記ワークピースキャ
    リア手段の位置を定める4つの整合メンバとを有し、さ
    らにワークピースキャリア手段と固定的な第2カップリ
    ング体に設けられた第1のカップリング体を有し、かつ
    第1のカップリング体から距離を持って位置された少な
    くとも1つのクランプ装置が設けられ、前記第2クラン
    プ装置はZ軸方向の周りのワークピースキャリア手段の
    角度変位のみを決定する2つの整合手段と、2つの溝部
    手段とを有する請求項24に記載のクランプアッセンブ
    リ。
  26. 【請求項26】 前記ワークピースキャリア手段は、4
    つのクランプ装置が設けられた環状のワークピースキャ
    リア手段により構成され、これにより前記ワークピース
    キャリア手段に固着されたクランプ装置の第1のカップ
    リング体は、 前記ワークピースキャリア手段の垂直中心軸の回りに等
    しく配置される請求項24に記載のクランプアッセンブ
    リ。
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