JPH1055664A - ブロック書き込み時電力節減 - Google Patents

ブロック書き込み時電力節減

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JPH1055664A
JPH1055664A JP9119450A JP11945097A JPH1055664A JP H1055664 A JPH1055664 A JP H1055664A JP 9119450 A JP9119450 A JP 9119450A JP 11945097 A JP11945097 A JP 11945097A JP H1055664 A JPH1055664 A JP H1055664A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック書き込み操作モードによって生じる
有効電力消費量を減らす方法および装置を提供すること
である。 【構成】 ビデオ・メモリ装置は、正規書き込みモード
とブロック書き込みモードとを有し、大域入出力(I/
O)ラインを駆動する大域書き込みドライバと、多数の
局所書き込みドライバとを包含し、各駆動用局所I/O
ラインが多数のメモリセルに接続している。制御回路が
大域書き込みドライバおよび局所書き込みドライバに接
続してあり、ブロック書き込み制御信号および正規書き
込み制御信号を発生するようになっている。ブロック書
き込みサイクル中に、ブロック書き込み制御信号が書き
込みデータパスを凍結させ、それによって、ブロック書
き込み中の電力を節約する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリ装置における
電力節減に関する。特に、本発明はブロック書き込みサ
イクルを有するメモリ装置における電力節減に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリ装置において電力消費量を節減す
ることは永続的な重大事である。大容量メモリチップで
は、メモリ装置を低作動電流、低ジャンクション温度を
実現しながらプラスチック・パッケージングで提供でき
るようにすべく低コスト高信頼性チップを実現するため
には積極的な電力節減が重要である。ダイナミック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ(DRAM)のようなメモリ
チップにおいて有効電力消費を節減するために多数の技
術が用いられてきた。一般的な技術としては、単一のメ
モリ・ブロックではなくて多数のアレイを用いてDRA
Mを実現する技術がある。すなわち、このDRAMは共
用センス増幅器、入出力部(I/O)およびカラム・デ
コーダを有する多分割データ・ラインを備える。各デー
タ・ラインに接続したメモリセルの数を減らし、各ライ
ンの切り替えキャパシタンスを減らすことによって電力
消費量を最小限に抑えるのである。他の有効電力節減機
構も用いられてきた。たとえば、ハーフVDDデータ・
ライン・プリチャージを用いて外部供給電圧を5Vから
3.3Vに減らし、オンチップ電圧低下変換を行って内
部供給電圧VDDを減らすのである。
【0003】これらの技術のそれぞれは、たいていのD
RAMアーキテクチャで用いて装置の消費する有効電力
を最小限に抑えることができる。しかしながら、比較的
最近のDRAMアーキテクチャは消費電力を最小限に抑
える試みを難しくしている。グラフィックス用途で性能
を向上させるべく、最近のDRAMアーキテクチャは、
Pinkham等に対して1987年5月19日発行された米
国特許第4,667,313 号に記載されているように、多重カ
ラム・ブロック書き込み機能を果たすための特徴を含ん
でいる。今日のグラフィックス・システムは、一般的
に、DRAMあるいはビデオRAMべースのフレーム・
バッファ・メモリ・システムを含んでいる。ビデオ・デ
ィスプレイ上の各ピクセルについて、フレーム・バッフ
ァは所与のカラーに関連したデータ・パターンを記憶す
る。グラフィックス用途においては、たとえば赤色を表
す単一のデータ・パターンを多くの隣り合ったメモリ記
憶場所(すなわち、ディスプレイ上の多数の隣り合った
ピクセル)に書き込むことが望ましいことが多い。通
常、ビデオRAMがブロック書き込み機能を用いてこれ
を行う。各DRAMあるいはビデオDRAM装置内にあ
るカラー・レジスタが多数の隣り合ったピクセルに書き
込むべきカラー・データ・パターンを保持する。ブロッ
ク書き込みサイクル中、カラー・レジスタの内容が書き
込みデータ・パスに送られ、メモリへの書き込みのため
のデータ・ソースとして使用される。ブロック書き込み
操作のために、普通のカラム・デコード機能(通常、書
き込みのために正確に1つのカラム・アドレスを選択す
る)をオーバーライドすることによっていくつかの隣り
合ったカラム・アドレスが選択される。機能的に局所I
/Oランに匹敵し、カラー・レジスタの内容を表す一対
のI/Oラインが、多数のビットライン・センス増幅器
に接続され、したがって、所与のロウ上の多数のカラム
・アドレスに接続される。したがって、カラー・レジス
タの内容がすべての選択されたカラム・アドレス記憶場
所に書き込まれる。8カラム・ブロック書き込みを行え
るビデオRAM装置および同期グラフィックスRAM装
置が今日利用できる。したがって、説明の目的のため
に、本明細書を通じて、以下、8カラム・ブロック書き
込み装置を説明する。
【0004】ブロック書き込みは明白な性能上の利点
(1回の書き込み操作について8倍もの大きさのバンド
幅を利用できるという利点)を持っているが、この装置
の電流はブロック書き込みサイクル中に劇的に増大す
る。8カラム・アドレスのすべてにカラー・レジスタの
内容を書き込む場合、従来の単一カラム書き込み操作に
比べて、8倍のビットライン・センス増幅器を上書きし
なければならず、8倍のビットラインのキャパシタンス
を荷電あるいは放電しなければならない。この電流が高
容量のI/Oラインを荷電、放電するのに必要な電流に
加算される。多くの場合、ブロック書き込みはグラフィ
ックス装置あるいはビデオRAM装置への一回だけの最
大電流操作モードとなる可能性がある。電流レベルが大
きくなる結果、チップ上の対応する信号ライン、電力ラ
インを拡張して余分な電流を取り扱えるようにしなけれ
ばならない。その結果、金型サイズが大きくなり、金型
コストが増大する。また、電流量が大きくなると、チッ
プ上のワット損が大きくなる。ワット損が大きくなる
と、チップのジャンクション温度が上昇する。これは、
チップ上のトランジスタの移動度が低下し、回路性能の
低下を招くことになる。失われた性能を取り戻すには、
回路をもっと速く稼働するように設計しなければならな
い。しかしながら、これには、一般的には、ワット損を
さらに高くすることになり、これがさらにジャンクショ
ン温度を上昇させ、性能向上のための設計努力を部分的
に弱めることになる。
【0005】別のメモリ開発では、ワット損を抑える際
(同期メモリの使用時)の問題をさらに悪化させてい
る。高性能同期グラフィックスDRAMはきわめて短い
サイクル・タイムを持っている。電力のことを考えるあ
まり、現在、ブロック書き込みサイクルでの実用性が限
られている。これらの同期メモリは、一般的に、無条件
にプリチャージされたパルス書き込みパスを使用してお
り、ここでは、高容量性差動データ・ラインがすべての
書き込みサイクルあるいはすべてのブロック書き込みサ
イクルで無条件でプリチャージされ、自己調時パルスが
用いられて信号をデータ・パスの下向きに伝播させ、差
分信号を迅速に発生させる。パルス書き込みパスの一例
はProebstingに対して1991年1月15に発行された
米国特許第4,985,643号に見出すことができる。
【0006】しかしながら、これらの技術を使用して実
現されたメモリでは、たとえば、静的データ・パス手段
よりも平均ワット損が大きくなる。静的データ・パス・
メモリに比べて、パルスI/O機構は、入力データがあ
らゆるサイクル(たとえば、ブロック書き込みサイク
ル)について変化しないときには、かなり多くの電力を
消費する。したがって、ブロック書き込み操作モードに
よって生じる有効電力消費量を減らす方法が必要とされ
ている。また、同期メモリ・システムあるいは高容量性
データ・ラインをまずプリチャージし、各書き込み操作
の前に釣り合わせる他のメモリ・システムで実行できる
方法を提供することも望ましい。
【0007】
【発明の概要】本発明によれば、ビデオ・メモリ装置は
正規書き込みモードとブロック書き込みモードを有し、
大域入出力(I/O)ラインを駆動する大域書き込みド
ライバと多数の局所書き込みドライバとを包含し、各駆
動用局所I/Oラインがカラム・デコード・パス・ゲー
トを通じて多数のメモリセルのビットラインに接続して
いる。制御回路が大域書き込みドライバおよび局所書き
込みドライバに接続してあり、ブロック書き込み制御信
号および正規書き込み制御信号を発生するようになって
いる。ブロック書き込み制御信号はブロック書き込みサ
イクル中に大域I/Oラインを凍結させ、ブロック書き
込み中に電力を節約する。1回のブロック書き込みサイ
クル(または複数のブロック書き込みサイクル)が完了
したならば、リセット信号が発生し、大域I/Oライン
を解放し、通常の操作を許す。その結果、同期メモリあ
るいはパルスI/Oラインを用いる他のメモリが用いら
れる場合でも、少ない電力消費量でブロック書き込みを
行うことができる。
【0008】他の電力節約特徴も提供される。一実施例
では、局所書き込みドライバが異なったセットのドライ
ブ・トランジスタを備え、ブロック書き込みサイクル
中、データをたとえば8つの異なったメモリセルにかき
こむために付加的な駆動力が与えられる。正規書き込み
サイクル中、ただ1つのメモリセルが書き込まれるだけ
なので、駆動力が減らされる。これで電力が節約され、
必要なときにのみより大きな駆動力が使用される。本発
明の実施例は、また、ブロック書き込み中、局所I/O
ラインをセット差動位置に維持する(ブロック書き込み
の開始時にカラー・レジスタからのデータを表す)。こ
れにより、局所I/Oラインを絶えず稼働させる必要が
なくなり、ブロック書き込みサイクル中のワット損を減
らす。
【0009】別の実施例では、局所書き込みドライバは
局所I/O選択信号によって選択される。ブロック書き
込みサイクル中、局所I/Oラインは局所I/O選択信
号を受け取ることによって解凍され得る。これにより、
書き込み/バイトおよび書き込み/ビット制御を行うブ
ロック書き込み装置において本発明の特徴を使用するこ
とができる。本発明の特徴および利点をさらに理解する
ためには、添付図面に関連した以下の説明を参照された
い。
【0010】
【実施例】まず、図1を参照しながら代表的なビデオD
RAMの動作を説明する。ここには、代表的なビデオD
RAM書き込みデータ・パスの前端10、後端20が示
してある。書き込みデータ・パスの前端10は、データ
・ソースからのすべて(たとえば、カラー・レジスタ1
4あるいはデータ入力ラインからのデータ)と、バッフ
ァ・マルチプレクサ回路12と、大域書き込みドライバ
16および局所書き込みドライバ18を包含する。当業
者であれば、代表的なメモリ装置が、たとえば、メモリ
の各バンクのための大域書き込みドライバ16と、それ
ぞれが1つのバンク内の各メモリアレイのための多数の
局所書き込みドライバ18とを包含することになるのは
わかるであろう。
【0011】書き込みデータ・パスの後端20は、ビッ
トライン(ビットおよびビット#)と組み合ったビット
ライン・センス増幅器24と、ワードライン(ロウ・デ
コード)・パス・ゲートQ7、Q8を通してビットライ
ンに接続した個別の記憶セル26a、26bとを包含す
る。当業者であれば、2つ以上のI/Oを有するメモリ
装置の場合、各I/Oが説明したような個別の書き込み
データ・パスを包含することになることはわかるであろ
う。書き込み操作中、局所I/Oライン(LIO、LI
O#)に印加される差電圧がビットライン・センス増幅
器を上書きし、新しいデータが古いデータに対して逆の
極性であるときにビットラインをしてレール電圧VD
D、VSSを逆転させる。新しいビットライン電圧はワ
ードライン・パス・ゲートQ7を通して適当な記憶セル
に送られる。
【0012】メモリ・アレイに記憶すべきデータは、通
常、装置のData Inピン上のDRAM装置に入力され
る。Data In信号はデータイン・バッファ12に入力さ
れ、このバッファは信号を増幅し、出力部にレール対レ
ール差分信号あるいは単一終了レール電圧を発生する。
データイン・バッファ12の出力は大域書き込みドライ
バ16に入力される。書き込みイネーブルが表明されて
いないときには、大域書き込みドライバ16の出力部に
差分信号が流れることはなく、出力信号GIO、GIO
#は釣り合い状態に留まり、消費電力が少ないか、まっ
たくない。書き込みイネーブルが表明されると、大域書
き込みドライバ16がその入力部の信号を増幅し、GI
OおよびGIO#にレール対レール差電圧を発生させ
る。論理メモリアレイは多数の物理的なサブアレイから
なり、各サブアレイがそれ自体の局所I/O書き込みド
ライバ回路18および局所I/OラインLIO、LIO
#を有する。論理アレイを複数の物理的サブアレイに分
割し、それぞれがそれ自体の局所I/Oラインを備える
ことによって、各局所I/Oラインについての容量性ロ
ーディングを減らすことができる。これは局所I/Oラ
インで正しい差分信号を得るのに必要な時間を短縮する
(したがって、書き込み時間を短縮する)ばかりでな
く、1つのレール電圧から別のレール電圧へ局所I/O
ラインを切り替えるのに必要な電流をかなり減らすこと
もできる。すなわち、所与の作動周波数およびレール対
レール電圧の揺れについて、容量性ノードを1つの指定
電圧から別の指定電圧に切り替えるのに必要な電流消散
量がそのノードのキャパシタンスに比例して増大するこ
とになる。
【0013】図1をなお参照して、ブロック書き込み手
段の基本的な特徴を以下に説明する。最も普通のブロッ
ク書き込み手段は透明モードとして知られるグラフィッ
クス描画モードをサポートしている。この手段では、メ
モリに書き込まれつつあるデータはブロック内のすべて
のカラム記憶場所について同じである。付加的なマスキ
ング回路を用いて8つのカラム記憶場所の任意のサブセ
ットにカラー・レジスタ14の内容を書き込むことが可
能となる。したがって、1回のブロック書き込みサイク
ルで選ばれた8つのカラムの各々に対して、カラー・レ
ジスタ14の内容が書き込まれることになっているかど
うか、あるいは、そのカラムについてなんら書き込みが
行われることがないかどうかをロジックが決定する。書
き込みデータ・ソース(カラー・レジスタ14)がブロ
ック内の8個すべてのカラムについて同じであるため、
対応したビットライン・センス増幅器24を上書きする
目的のために、ただ1つの対の局所I/Oラインを8個
すべてのカラムに接続することができる。これは金型面
積を最小限にする。本当に重要なのは、ほんの一対の高
容量性I/Oラインを荷電あるいは放電させるだけでよ
いので、単一対のI/Oラインが電流消費を最小限に抑
えるということである。それにもかかわらず、大域、局
所I/Oラインの荷電、放電はブロック書き込み操作中
のただ1つの最大電流消費源であり、8つのビットライ
ン・センス増幅器24および対応したビットラインによ
って消費される電流に等しいかあるいはそれを凌駕する
可能性がある。
【0014】たとえより高価であってもより強力なブロ
ック書き込み形態はデータ・ソースとして2つの別個の
カラー・レジスタ14を使用することになる。対応した
グラフィックス用途に関しては、これはグラフィクス・
ディスプレイ上の描画ピクセルに対して前景カラー、背
景カラーを与える。これは、グラフィックス用途におけ
るいわゆる不透明描画モードにとって有用であり、透明
描画モードよりも迅速な描画を可能とするのが一般的で
ある。各カラムが2つの個別のデータ・ソースによって
書き込まれ得るので、二倍のI/Oラインが必要であ
り、チップのコストが増大する。より重要なのは、2倍
の高容量性I/Oラインを荷電、放電しなければならな
いので、電流消費量が劇的に増大することである。した
がって、高性能書き込み操作を達成するには、一般的
に、書き込みデータ・パスにおける高容量性I/Oライ
ンのネットワークを迅速に荷電、放電する必要がある。
この迅速な荷電・放電は大きな電流を必要とし、したが
って、高いワット損を招く。8倍ものセル26、ビット
ライン、ビットライン・センス増幅器24を切り替える
必要があるために、ブロック書き込み動作が電流消費問
題を倍加する。ブロック書き込み中の全電流消費量の主
たる要因は、書き込みデータ・パスにおいて大域、局所
I/Oラインを切り替えなければならないということで
ある。透明ブロック書き込み手段は、ブロック内の8つ
のカラムの各々についてただ1セットのI/Oラインを
必要とするだけであり、電流量を最小限に抑えるために
は最も適しているが、全電流消費量はまだまだ従来の
(単一アドレス)書き込み動作よりもかなり高い。不透
明ブロック書き込み手段は、本質的に、I/Oライン・
ネットワークの荷電、放電による電流消費量の部分を二
倍にする。
【0015】ブロック書き込みモードを有する現存のD
RAMはすべてのブロック書き込みで書き込みデータ・
パスの前端10、後端20を切り替える。したがって、
大量の電力が浪費される。本発明によれば、ブロック書
き込み中に前端10を凍結することによって浪費電力量
はかなり減らされる。回路レイアウト具体例 次に図2を参照して、ここには、本発明の一実施例によ
る書き込みデータ・パスの前端100を示すブロック図
が示してある。この前端100は、図1に関連した上述
したように、多数の後端20と一緒に使用される。説明
の目的のために、前端100は同期メモリ装置で用いる
ものとして説明する。特に、8メガビット同期グラフィ
ックスDRAM(SGRAM)形態を用いて本発明の特
徴を説明する。SGRAMは、128kワード×32ビ
ット/ワードのように、2つの個別のアドレス指定可能
なメモリ・バンクによって論理的に組織化されている。
各バンク内の128kワードは512のロウ、256の
カラムを含む論理マトリックス内に配置されている。ブ
ロック書き込みの一例として8アドレス×32ビット/
アドレス・ブロック書き込み機能を用いる。説明を簡単
にするために、32ビットのうちの1つだけ(したがっ
て、書き込みデータ・パスのうちの1つだけ)を説明す
る。各書き込みデータ・パスは1つのI/O書き込み制
御信号を受け取ることができ、このI/O書き込み制御
信号は、否定されたとき、他のI/Oで同時に生じる書
き込み動作とは無関係に、書き込み動作をマスクしたり
あるいはしなかったりするように作用する。本発明の第
1実施例では、説明を簡単にするために、このI/O制
御信号を説明し、すべてのサイクル中に表明されるもの
と仮定する。第2実施例では、一連のブロック書き込み
動作中にこのI/O制御信号が交互に否定されたり、表
明されたりするときに本発明をどのように実施し得るか
について説明を行う。
【0016】この説明を読んだとき、当業者であれば、
本発明の特徴がブロック書き込みモードを有する種々の
メモリ・アーキテクチャのうちの任意のもので実施し得
ることはわかるであろう。同期メモリを以下に説明する
が、非同期DRAMに見出されるような高容量性プリチ
ャージ式書き込み信号ラインを用いて本発明の特徴を他
のメモリ装置でも実施することはできる。図1の前端な
らびに他の現存の書き込みデータ・パス前端とは異な
り、本発明による前端100は、ブロック書き込みサイ
クルの最初のブロック書き込みの後に大域I/Oライン
を連続的にパルス化する必要性を回避することによって
多数の連続的なブロック書き込みサイクルにとって必要
な余分なワット損を排除する。代わりに、大域I/Oラ
インは安定した釣り合い状態に留まり、局所I/Oライ
ンは引き続くブロック書き込み(すなわちNOP)サイ
クルを通じて最初のブロック書き込みサイクルの終わり
でレール電圧に分割されたままとなる。最後のブロック
書き込みサイクルが完了したならば、前端100は図1
に関連して先に説明したように正規の動作に戻る。
【0017】前端100は制御信号を受信し、バッファ
作用を与えるようになっている制御ラッチおよびコマン
ド・デコード・ロジック102、104からなる。これ
らの制御信号は、後にさらに説明するが、DRAMセル
にアクセスするために不通に用いられる、当業者にとっ
て公知のロウ・カラム・ストローブ信号、書き込みイネ
ーブル信号を含んでいる。アドレス選択ロジック106
が入力アドレスを受け取って使用するための或る特定の
局所書き込みドライバ120を選択する。たとえば、ア
ドレス情報は、メモリ内の或る特定のアレイと、そのア
レイ内のロウアドレスとを指定することができる。アド
レス選択ロジック106からの情報は、局所I/O等化
回路122を制御して大域、局所I/Oラインを釣り合
わせるのにも用いられる。すなわち、アドレス選択ロジ
ックからのイネーブル信号と一緒に用いるために或る特
定の局所I/O等化回路が選ばれるのである。
【0018】データ入力回路110が設けてあって入力
データ・ピンからの入力データを通し、また、1つまた
はそれ以上のカラー・レジスタ112およびマスク・レ
ジスタ114からの入力データも通すことができる。各
データ・ピン(この実施例では、8つのピンが設けてあ
る)毎に個々にデータ入力回路が設けてある。各データ
入力回路110はデータを対応する大域書き込みドライ
バ回路118に与え、この回路はデータ・ストローブ回
路116からの出力によって制御される。ブロック書き
込み回路198がこれらのコンポーネントと一緒に作動
して、後により詳しく説明するようにブロック書き込み
を制御する。本発明の前端100の構造全体の説明を簡
単にするために、図2のトップレベル・ブロック図では
詳しい信号記述は行わなかった。図2と関連して説明す
るブロックの各々をより詳しく説明することによって信
号記述を持った特別の実施例を以下に説明する。特別な
作動例に言及することによって前端100の動作を次に
説明する。
【0019】データ入力回路110(図3)は入力ピン
dindからデータを受け取る。このデータ入力回路
は、たとえば、8つのデータ入力のうちの1つを受け取
る8つの回路のうちの1つであってもよい。入力ピンd
ind(およびそのコンプリメントdind#)上のデ
ータは入力信号dinとしてクロック信号clkt4上
にラッチされる。多数のNORゲート142、144、
146、148、152が接続してあって、入力信号d
in、カラー・レジスタ112、マスク・レジスタ11
4からの入力および書き込み/ビット信号wpbを受け
取るようになっている。したがって、データ入力回路1
10には2対のデータ・パスが設けられている。第1の
パスは入力ピン(dind)からのマスクされたデータ
のために形成してある。このパスはデータ信号qおよび
そのコンプリメント(q#)を出力する。第2のパス
は、カラー・レジスタ112からのマスクされたデータ
のために形成してあり、NORゲート148からのブロ
ック書き込みデータ信号bwqおよびNORゲート14
6からのそのコンプリメントbwq#を出力する。
【0020】制御信号はデータ入力回路110の出力ラ
イン上にデータが置かれつつあるときとほぼ同時に切り
替えられる。特に、各I/Oのための制御信号(ここで
は、クロック信号clkt4と関連した制御信号)は、
clkt4がローのとき、ローである。これらの信号
(当業者にとって公知のcs4、ras4、cas4、
we4、dsf信号を含み、図2に示してある)はコマ
ンド・デコーダ・ロジック104に与えられ、たとえ
ば、正規書き込みあるいはブロック書き込みいずれの書
き込みが進行中であるかを知らせる。たとえば、或る特
別の実施例において、1つの組み合わせの制御信号(r
as4=0、cas4=1、we4=1、dsf4=
0、cs4=1)は、正規書き込みサイクルが進行中で
あることを意味し、一方、第2の組み合わせの制御信号
(ras4=0、cas4=1、we4=1、dsf4
=1、cs4=1)はブロック書き込みサイクルを示
す。コマンド・デコーダ・ロジック104は、制御信号
入力の組み合わせに応じて、正規書き込みサイクル信号
(nwatv4)あるいはブロック書き込みサイクル信
号(bwatv4)を発生する。
【0021】遅延した正規書き込みサイクル(nwat
v6)、ブロック書き込みサイクル(bwatv6)信
号がデータ・ストローブ回路116(図7)に入力され
る。このデータ・ストローブ回路は、ブロック書き込み
賦活信号(bwatv6)あるいは正規書き込み賦活信
号(nwatv6)のいずれがコマンド・デコーダ・ロ
ジック104から受け取られたかに応じて、ブロック書
き込みストローブ信号(bw_dinstb)あるいは
正規データ・ストローブ信号(dinstb)のいずれ
かを発生する。データ・ストローブ回路116は、書き
込みイネーブル(we4)入力とI/Oイネーブル信号
(dqm4)も受け取る。これらは共にデータ・ストロ
ーブ回路を使用可能にするのに用いられる。説明の目的
のために、特に断らない限り、dqm4信号はサイクル
毎に表明される(ローである)ものと仮定する。最後
に、ブロック書き込みリセット信号(bwrst)がブ
ロック書き込み回路108(図8)から入力される。各
I/Oはそれ自体のブロック書き込みリセット信号(b
wrst)を有する。説明の目的のために、ただ1つの
書き込みリセット信号しか示してないが、当業者であれ
ば、必要に応じて付加的なブロック書き込みリセット信
号を発生するように適当な回路を付加することもでき
る。ブロック書き込みリセット信号は、後により詳しく
説明するように、ブロック書き込みサイクル、すなわ
ち、NOPサイクルでない次の最初のサイクルで発生さ
せられることになる。データ・ストローブ回路116か
ら出力されたストローブ信号は大域書き込みドライバ回
路118に入力される。
【0022】大域書き込みドライバ回路118(図4)
はデータ入力回路110の出力した2セットのデータ信
号(すなわち、信号q、q#、bwq、bwq#)を受
け取る。大域書き込み/ビット信号(wpb_gio)
も大域書き込みドライバ回路に送られる。大域書き込み
/ビット信号(wpb_gio)は、大域書き込み/ビ
ット信号(wpb)および書き込み/ビット・マスク・
レジスタから発生させられる。wpbがローの場合、イ
ネーブル#信号はローとなり、大域書き込みドライバが
使用可能となって書き込み動作を行える。wpbがハイ
の場合、I/Oマスク・レジスタの内容がイネーブル#
信号に通される。マスク・レジスタがロジック0を含む
(wpbがハイである)場合、イネーブル#がハイとな
り、大域書き込みドライバがq、q#、bwq、bwq
#をすべてローにすることによって使用禁止となる。マ
スク・レジスタがロジック1を含む(wpbがハイであ
る)場合、イネーブル#がローとなり、大域書き込みド
ライバ回路が使用可能となり、書き込み動作が可能とな
る。本発明を説明するために、イネーブル#信号は常時
ローであると仮定する。
【0023】回路118は2セットの入力信号およびそ
れらのコンプリメントのための並列信号パスを包含す
る。クロック信号clkt4がハイのときにはいつで
も、バッファ作用を受けた入力信号q、q#が再評価さ
れる。クロック信号clkt4は外部クロック信号の正
エッジによって作られた自己調時式正パルスである。c
lkt4パルスが終了すると、SRフリップフロップ1
34のR、S入力部がローとなり、次の正パルスclk
t4までdinの状態を維持する。バッファ作用を受け
た信号bwq、bwq#は、カラー・レジスタ、マスク
・レジスタの内容およびwpb信号が任意の書き込み動
作あるいはブロック書き込み動作の充分前にロードさ
れ、書き込み動作あるいはブロック書き込み動作を通じ
てそれらの状態を維持するので、ほぼ静的信号である。
信号qおよびq#は、dinstbパルスがハイである
全期間を通じて有効であり、安定していなければならな
い。同様に、bwqおよびbwq#は、bw_dins
tbがハイの全期間を通じて有効であり、安定していな
ければならない。
【0024】任意の書き込みサイクルの初めと終わり
で、大域I/OラインGIO、GIO#は釣り合わさ
れ、VDDまでプリチャージされる。正規書き込み中、
dinstb上の正パルスは大域書き込みドライバ回路
118に入力され、信号q/q#で論理積され(AND
ゲート166、190)、GIOあるいはGIO#のい
ずれかに負パルスを生じさせる。たとえば、q=1、q
#=0のとき、ロジック1が書き込まれることになり、
したがって、GIO#がローにストローブされる。同様
に、ブロック書き込み中、bw_dinstb上の正パ
ルスは大域書き込みドライバ回路118に入力され、信
号bwq/bwq#で論理積され(ANDゲート16
0、184)、GIOあるいはGIO#に負のパルスを
生じさせる。たとえば、bwq=0、bwq#=1の場
合、ロジックゼロが書き込まれ、したがって、GIOが
ローにストローブされる。
【0025】当業者であれば、この機能を実行するのに
用いられる特別のロジック・ゲートを変えても同じ結果
を達成できることはわかるであろう。したがって、本発
明がこの意味で制限されることはない。大域書き込みド
ライバ回路118からの出力は多数の局所書き込みドラ
イバ回路120(図5)のうちの1つによって受け取ら
れる。アレイ選択信号(array_selおよびar
ray_sel#)、アレイ書き込みイネーブル信号
(array_we)、カラムアドレス・タイミング制
御信号(bwatv8)およびブロック書き込みリセッ
ト制御信号(bwrst)を含む制御信号も局所書き込
みドライバ回路120で受け取られて選択された局所I
/OラインLIO、LIO#の表明を制御する。カラム
アドレス・タイミング制御信号、ブロック書き込み制御
信号およびブロック書き込みリセット信号は、すべて、
ANDゲート220およびORゲート222で結合され
てI/O毎の局所リセット信号(rstio)を生成す
る。たとえば、入力がすべてローのとき、 rstio
信号はローにされ、SRフリップフロップ224、24
2がリセットするのを防ぐ。GIOがローにストローブ
された場合、信号gio_eqがロジック0にラッチさ
れる。GIO#がローにストローブされると、信号gi
o_eq#がロジック0にラッチされる。アレイ選択信
号およびイネーブル信号は、局所I/Oラインの1つで
パルスが発生するかどうかを決定する。
【0026】局所I/O等化回路122(図6)が局所
I/Oラインを等化するために設けてある。この回路は
アドレス選択ロジック106からアレイ書き込みイネー
ブル信号(array_we)を受け取り、それを局所
書き込みドライバ回路120(図5)から入力されたg
io_eq、gio_eq#信号と一緒に用いて局所I
/OラインLIO、LIO#の等化を制御する。正規書き込みサイクル中の動作 以下、正規書き込みサイクル(すなわち、メモリへの非
ブロック書き込みサイクル)中の本発明による前端10
0の動作を説明する。最初のクロック・サイクルで、局
所アレイアドレスと局所アレイ内のロウアドレスが入力
信号ピン上のアドレス選択ロジック106に与えられ
る。このアドレス情報は適当なタイミング、制御信号と
結合されてアレイ制御信号array_selを発生す
る。このアレイ制御信号は局所書き込みドライバ回路1
20に入力されて読み出しあるいは書き込み動作のため
の局所アレイを選択する。特に、この選択は、局所I/
OラインLIO、LIO#を1/2VDD付近の釣り合
い状態からVDDの釣り合い状態まで動かすことによっ
てこれらの局所I/Oラインに読み出しあるいは書き込
み動作に対する準備を整えさせる。これは図5に示して
あり、ここには局所書き込みドライバ回路120の1つ
の特別な実施例が示してある。信号array_sel
はハイを表明され、コンプリメント信号array_s
el#をローにさせる。array_selがハイに移
行すると、gioおよびgio#が共にハイとなり、S
Rフリップフロップ224、242のq出力がローとな
る。これはANDゲート228、236の出力をローに
維持し、NMOSトランジスタQ68、Q76をオフに
保ち、ORゲート226、234の出力をローにさせ、
PMOSトランジスタQ66、Q74をオンにし、LIO、
LIO#の両方をVDDに引っ張る。この動作は同期D
RAM、SGRAMのバンク・ロウ賦活と同じである。
【0027】次のクロック・サイクルで、DATAター
ミナル(図2)上のデータはバッファ作用を受けたクロ
ックパルスclkt4の正エッジ上の回路110内のデ
ータによってバッファ作用を受け、ラッチされる。同時
に、制御信号cs#=0、ras#=1、cas#=
0、we#=0、dsf=0およびバイト・イネーブル
信号dqmがバッファ作用を受け、制御ラッチ回路10
2内のclkt4によってラッチされる。図3のdin
dのところの信号がclkt4クロックパルス中にロー
であったならば、qがロジック0に切り替わり、q#が
ロジック1に切り替わる。clkt4クロックパルス中
にdindのところの信号がハイであったならば、qが
ロジック1に切り替わり、q#がロジック0に切り替わ
る。同時に、ラッチされた制御信号cs4、ras4、
cas4、we4、dsf4およびdqm4が切り替わ
る。信号dqm4は先に述べたように能動ローI/O書
き込み制御信号である。説明のために、この信号はすべ
てのサイクル中にローと表明される(すなわち、I/O
が使用可能とされる)ものと仮定する。制御信号cs
4、ras4、cas4、we4、ds4はclkt4
がローのときにはいつでもローである。その結果、cs
4、ras4、cas4、we4、ds4はclkt4
から遅れた能動ハイのパルス化信号となる。同時に、カ
ラムアドレスがアドレス選択ロジック104によってラ
ッチされる。
【0028】短時間後に、コマンド・デコード・ロジッ
ク104が入力制御信号としてras4=0、cas4
=1、we4=1、dsf4=0、cs4=1を受け取
る。この組み合わせは、正規書き込みサイクルが進行中
であることを示す。正のパルスが正規書き込み信号nw
atv6上に発生させられ、データ・ストローブ回路1
16(図7)に与えられる。この信号はデータ・ストロ
ーブ回路116内で書き込みイネーブル信号we4およ
びバイト・イネーブル信号dqm4で論理積される(ゲ
ート256、264において)。I/Oイネーブル信号
dqm4がnwatv6、we4上の正パルスと同時に
(ロー)と表明されるので、自己調時正パルスが正規書
き込みデータ・ストローブ出力信号(dinstb)上
に生じる。同時に、アドレス選択ロジック106が或る
特定のアレイをアドレス指定するのに用いられる信号を
発生する。
【0029】信号ラインdinstb上のパルスは図4
の大域書き込みドライバ回路118に入力され、信号
q、q#と共にANDゲート166、190に入力さ
れ、GIOあるいはGIO#のいずれかに自己調時負パ
ルスを生じさせる。q=1、q#=0のとき、GIO#
はローにストローブされる。GIOあるいはGIO#上
の負のストローブは図5の局所書き込みドライバ回路1
20内のSRフリップフロップ224、242のうちの
1つをセットする。これらのフリップフロップは反転出
力gio_eq、gio_eq#を有する。カラムアド
レス・タイミング制御信号(column_off)、
ラッチされたブロック書き込み制御信号(bwatv
8)およびブロック書き込みリセット制御信号(bwr
st)はすべてローであり、局所I/Oリセット信号
(rstio)をローにし、SRフリップフロップ22
4、242がリセットするのを防ぐ。GIO#がローに
ストローブされた場合には、gio_eqがロジック0
にラッチされる。GIOがローにストローブされると、
gio_eq#がロジック0にラッチされる。
【0030】信号gio_eq、gio_eq#は局所
I/O等化回路122(図6)内のNANDゲート243に
入力される。こうして、NANDゲート243の出力がハイ
となり、アレイ書き込みイネーブル信号array_w
e(ハイと表明される)と共にNANDゲート244に入力
される。これはノードioeqをローとし、ノードio
eq#をハイとし、NMOS装置Q82およびPMOS装置Q8
4をオフにし、LIO、LIO#をそれらの釣り合い状
態から解放する。 LIO、LIO#をそれらの釣り合
い状態から解放することによって、LIOあるいはLI
O#のいずれかがローとされ、他方がVDDに留まる。
同時に、局所書き込みドライバ回路120(図5)内の
ロジックゲートが、局所I/Oライン(LIOまたはL
IO#)がデータ書き込みのもくてきのためにローとさ
れるべきときを決める。すなわち、GIOがローパルス
化されていると仮定すれば、RSフリップフロップ22
4をセットし、そのq出力をロジック1にし、q#出力
(gio_eq)をロジック0にする。GIO#にはな
んら負のパルスが生じていないので、SRフリップフロ
ップ242のq出力はロジック0に留まり、q#はロジ
ック1に留まる。また、アレイ選択信号array_s
elがロジック1であると仮定すると、アレイ書き込み
イネーブル信号array_weがハイにされ、AND
ゲート228の出力をハイにし、ORゲート226の出
力をハイにする。これはNMOS装置Q68をオンにし、PM
OS装置Q66をオフにする(1つの特別な実施例では、
Q66、Q68は両方とも50ミクロン・トランジスタ
である)。ブロック書き込みイネーブル信号bwatv
8はローであり、ブロック書き込みドライバPMOSトラン
ジスタQ70およびブロック書き込みドライバNMOSトラ
ンジスタQ72をオフに保つ(これらのトランジスタ
は、それぞれ、100ミクロン装置、138ミクロン装
置である)。こうして、ノードLIOがもっぱらNMOSト
ランジスタQ68を介してローにされる。SRフリップ
フロップ242のq出力がローに留まるので、ANDゲ
ート236の出力がローとなり、ORゲート234の出
力がローになり、PMOS装置Q74をオンに保ち、NMOS装
置Q76をオフに保つ。bwatv8がローなので、NA
NDゲート238の出力がハイとなり、ブロック書き込み
PMOSドライバ・トランジスタQ78をオフに保つ。AN
Dゲート240の出力がローであり、ブロック書き込み
NMOSドライバ・トランジスタQ80をオフに保つ。こう
して、LIO#はもっぱらPMOS装置Q74を介してハイ
に保持されたままとなる。同時に、正のパルスがカラム
選択信号上に生成され、カラム選択パス・ゲートのゲー
トに送られる(図1)。
【0031】LIO上の負のパルスはカラム・デコード
・パス・ゲートQ1−Q4を経てビットライン・センス
増幅器24の交差結合されたセンス・ノードに送られ
る。ただ1つのカラムアドレスと関連させたカラム・パ
ス・ゲートが賦活される(オンにされる)。LIO上の
パルスは、1つのビットライン・センス増幅器のラッチ
されたノードをそれらの逆の状態にはじくのに充分であ
る。すなわち、ただ1つのカラムを駆動する局所I/O
ライン駆動力が最小限に抑えられる。1つの特別な実施
例で、ただ1つのカラムが駆動されるべき唯一のもので
あるときにただ1つの50ミクロン・トランジスタが使
用される。正規書き込みモード中、単一カラムが駆動さ
れる。後述するように、本発明の実施例は必要なときに
(すなわち、ブロック書き込み時に)より大きい駆動力
を得ることができる。
【0032】カラム選択信号上にパルスのトレーリング
エッジが生じたときには、column_off上の正
パルスがアドレス選択ロジック106によって発生させ
られる。信号column_offは局所書き込みドラ
イバ回路120(図5)に入力される。ブロック書き込
み信号bwatv8がローなので、column_of
f上のパルスはANDゲート220の出力をハイにし、
NORゲート251の出力をローにし、これがLIOリ
セット信号rstioをハイにし、gio_eqをハイ
に戻す。これはANDゲート228の出力をローにし、
NMOS装置Q68をオフにし、ORゲート226の出力を
ローにし、PMOS装置Q66をオンにする。したがって、
PMOS装置Q66がLIOをVDDに戻し始める。信号g
ioはcolumn_offパルスの前あるいはその最
中にハイになる。同時に、ハイになったgio_eqが
局所I/O等化回路122(図6)内のNANDゲート24
3の出力をローにし、NANDゲート244の出力をハイに
する。これはノードioeqをハイに引き、ioeq#
をローに引き、局所I/OラインLIO、LIO#を釣
り合い状態に分路する。
【0033】これが正規書き込み動作を終了させ、GI
O、GIO#およびLIO、LIO#を釣り合いハイ状
態にリセットする。上記ステップで述べた動作は引き続
き正規書き込み動作が行われる場合には繰り返すことに
なる。最初のブロック書き込みサイクル中の動作 以下、本発明による前端100の、ブロック書き込みモ
ードでの動作を説明する。初期ブロック書き込みサイク
ルを最初に説明する。ブロック書き込みサイクルの説明
では、アレイ・ロウ選択動作が既に行われているものと
仮定する。最初のブロック書き込みサイクルの初めで、
カラー・レジスタ112からのデータが図3に示す回路
110におけるデータのbwq、bwq#出力に接続さ
れる。カラー・レジスタ112がロジック0を含んでい
る場合には、bwqはロジック0であり、bwq#はロ
ジック1である。カラー・レジスタ112がロジック1
を含んでいる場合には、bwqはロジック1であり、b
wq#はロジック0である。同時に、制御信号cs#=
0、ras#=1、cas#=0、we#=0、dsf
=1およびバイト・イネーブル信号dqmがclkt4
によってバッファ作用を受け、ラッチされ、制御信号c
s4、ras4、cas4、we4、dsf4、dqm
4を切り替えさせる。ここで再び、信号dqm4はアク
ティブ・ローI/O制御信号であり、説明のためにここ
では、特に指示しない限りローと表明されるものと仮定
する。制御信号cs4、ras4、cas4、we4、
ds4は、clkt4がローであるときにはいつでもロ
ーである。同時に、cs4、ras4、cas4、we
4、ds4はclkt4から遅れたアクティブ・ハイの
パルス化信号である。同時に、カラムアドレス・データ
がアドレス選択ロジック106によってラッチされる。
【0034】短時間後、コマンド・デコード・ロジック
104が入力遅延制御信号としてras4=0、cas
4=1、we4=1、dsf4=1、cs4=1を受け
取る。この組み合わせは、ブロック書き込みサイクルが
進行中であることを示している。コマンド・デコード・
ロジック104はブロック書き込み賦活信号(bwat
v6)上に正のパルスを発生する。信号bwatv6
は、データ・ストローブ回路116(図7)において書
き込みイネーブル信号we4およびバイト・イネーブル
信号dqm4で論理積される。dqm4がbwatv
6、we4上の正パルスと同時に(ロー)と表明される
ので、自己調時正パルスがブロック書き込みデータ・ス
トローブ出力信号bw_dinstb上に生じる。bw
_dinstb上の正パルスはリセット禁止RSフリッ
プフロップ252のセット入力部にフィードバックされ
る。このフリップフロップのセッティングで、リセット
禁止ラッチがブロック書き込みリセット信号(bwrs
t)の受信によってリセットされるまでbw_dins
tb信号が再発生するのを禁止する。ブロック書き込み
サイクル、すなわち、NOPサイクルでない第1の次の
サイクルで信号bwrstが発生されることになる。
【0035】図8を参照して、ブロック書き込み賦活信
号bwatv6上の正ストローブもラッチされた信号b
watv8をハイと表明させる。信号bwatv8は、
ブロック書き込みサイクル、すなわち、NOPサイクル
でないコマンドが発行されるまでハイに留まる。同時
に、アドレス選択ロジック106が、書き込まれるべき
カラムアドレスをデコードするのに用いられる選択信号
を発生する。カラム・デコーダからの8つの出力全部
(カラム選択信号)が選択された局所アレイにある適切
なカラム・デコード・パス・ゲートに送られる。bw_
dinstb上のパルスは大域書き込みドライバ回路1
18(図4)に入力され、ANDゲート160、184
においてbwq、bwq#で論理積され、GIO、GI
O#のいずれかに自己調時負パルスを生じさせる。bw
q=0、bwq#=1である場合、GIOはローにスト
ローブされる。bwq=1、bwq#=0である場合、
GIO#はローにストローブされる。GIOまたはGI
O#上の負のストローブは図5の局所書き込みドライバ
120に入力され、反転出力gio_eq、gio_e
q#を有する2つのSRフリップフロップ224、24
2のうちの1つをセットする。同時に、カラムアドレス
・タイミング制御信号column_offがローとな
り、ラッチされたブロック書き込み制御信号bwatv
8がハイとなり、ブロック書き込みリセット制御信号b
wrstがローとなる。したがって、ANDゲート22
0の出力がローとなり、LIOリセット信号rstio
をローに保持し、SRフリップフロップ224、242
がリセットするのを防ぐ。GIOがローにストローブさ
れた場合、gio_eqがロジック0にラッチされる。
GIO#がローにストローブされた場合、gio_eq
#がロジック0にラッチされる。
【0036】信号gio_eq、gio_eq#は局所
I/O等化回路122(図6)内のNANDゲート243に
入力される。したがって、NANDゲート243の出力がハ
イとなり、(ハイ)と表明されるアレイ書き込みイネー
ブル信号array_weで論理積される。これは、ノ
ードioeqをローにし、ioeq#をハイにし、NMOS
装置Q82、PMOS装置Q84をオフとし、LIO、LI
O#をそれらの釣り合い状態から解放する。LIO、L
IO#をそれらのクランプされた釣り合い状態から解放
することによって、LIO、LIO#のいずれか一方が
ローとなり、他方がVDDに留まる。同時に、局所書き
込みドライバ回路120内のロジックゲートが、データ
書き込みの目的のためにLIO、LIO#のいずれかを
ローとすべきときを決定する。説明のために、ここで
は、ロジック0が書き込まれるようになっていると仮定
する。すなわち、GIOがローにパルス化されており、
RSフリップフロップ224(図5)をセットし、その
q出力をロジック1にし、q#出力(gio_eq)を
ロジック0にする。GIO#になんら負のパルスが発生
していないので、SRフリップフロップ242のq出力
はロジック0に留まり、q#出力はロジック1に留ま
る。ここでもまた、アレイ選択信号array_sel
がロジック1にあると仮定する。アレイ書き込みイネー
ブル信号array_weがハイとされ、ANDゲート
228の出力をハイにし、ORゲート226の出力をハ
イにする。これはNMOS装置Q68をオンにし、PMOS装置
Q66をオフにする(これらの装置は共に50ミクロン
装置であってもよい)。gio_eqがローなので、NA
NDゲート230の出力はハイとなり、したがって、ブロ
ック書き込みドライバPMOSトランジスタQ70がオフと
なる(これは100ミクロン・トランジスタであっても
よい)。一方、ブロック書き込み制御信号bwatv8
がハイなので、ANDゲート232の出力はハイであ
り、ブロック書き込みドライバNMOSトランジスタQ72
(138ミクロン装置であってもよい)をオンにする。
したがって、ノードLIOがNMOSトランジスタQ68、
Q72の両方を通してローにされる。この付加的な駆動
は、ブロック書き込みによって選択される付加的なカラ
ムを書き込むのに必要である。SRフリップフロップ2
42のq出力がローに留まっているので、ANDゲート
236の出力はローとなり、ORゲート234の出力が
ローとなり、PMOS装置Q74をオンに保ち、NMOS装置Q
76をオフに保つ。ブロック書き込み制御信号bwat
v8がハイで、gio_eq#もハイなので、NANDゲー
ト238の出力がローとなり、ブロック書き込みPMOSド
ライバ・トランジスタQ78をオンにする。この付加的
な駆動は、ブロック書き込みによって選択される付加的
なカラムを書き込むのに必要である。同時に、正のパル
スがカラム選択信号に発生し、これはカラム・デコード
・パス・ゲートのゲートに送られる。その結果、本発明
の実施例は、単一カラム書き込みのための比較的低い駆
動信号と、多重カラム書き込みのための比較的高い駆動
信号とを得て、平均電力を節約できる。
【0037】LIO上の負のパルスは、カラム選択パス
・ゲートを経てビットライン・センス増幅器の交差結合
センス・ノードに送られる。8つすべてのカラムアドレ
スと関連したカラム・パス・ゲートが賦活される(オン
にされる)。ブロック書き込みドライバ・トランジスタ
(Q70、Q72、Q78、Q80)の付加的な駆動強
さが8つすべての選択されたビットライン・センス増幅
器のラッチされたノードをそれらの逆の状態に移行させ
るに充分な駆動力、持続時間のパルスを与える。すなわ
ち、本発明の特徴を使用するメモリは必要なときにのみ
(すなわち、ブロック書き込みが進行中のときのみ)付
加的な駆動力を与える。ラッチされたブロック書き込み
イネーブル信号bwatv8がハイの場合(すなわち、
ブロック書き込みサイクル中)、カラム選択パルスのト
レーリングエッジが生じたとき、column_off
はパルス化を阻止される。局所書き込みドライバ回路1
20(図5)に関して、ラッチされたブロック書き込み
イネーブル信号bwatv8はハイであるが、ブロック
書き込みリセット信号bwrstはローであり、したが
って、LIOリセット信号rstioはハイ・パルスと
ならず、SRフリップフロップ224、242がリセッ
トすることはない。NMOS装置Q68、Q72はオンに留
まり、したがって、PMOS装置Q74、Q78、それ故、
LIO、LIO#がそれぞれ差動状態に留まる。
【0038】これでいくつかのブロック書き込みサイク
ルのうちの最初のサイクルが完了する。ブロック書き込
みデータ・ストローブ信号bw_dinstbは、ブロ
ック書き込みすなわちNOP以外のサイクルが生じるま
で、発生を禁じられている。このことは、引く続くブロ
ック書き込みサイクルが生じている間、大域書き込みデ
ータ・ラインGIO、GIO#になんら負のパルスが生
じ得ないことを意味している。本質において、GIOお
よびGIO#は凍結されている。また、局所I/Oライ
ンLIO、LIO#はカラー・レジスタ112の内容に
対応する差分信号状態にセットされている。LIO、L
IO#は、ブロック書き込みすなわちNOP以外のサイ
クルが生じるまで、この差動状態に維持されることにな
る。本質において、LIO、LIO#が凍結されてい
る。さらに、ブロック書き込みを行うには付加的な駆動
力が使用される。
【0039】次のブロック書き込みサイクル中の動作 次のブロック書き込みサイクルについての前端100の
動作を以下に説明する。まず、図3を参照して、次のブ
ロック書き込みサイクルの初めで、カラー・レジスタ1
12からのデータがデータ入力回路110のbwq、b
wq#出力になお送られる。カラー・レジスタ112が
ロジック0を含んでいる場合には、bwqがローで、b
wq#がハイとなる。カラー・レジスタ112がロジッ
ク0を含んでいる場合、bwqがハイ、bwq#がロー
となる。制御信号cs#=0、ras#=1、cas#
=0、we#=0、dsf=1およびI/Oイネーブル
信号dqmはclkt4によってバッファ作用を受け、
ラッチされ、制御信号cs4、ras4、we4、ds
f4およびdqm4を切り替えさせる。制御信号cs
4、ras4、we4、ds4は、clkt4がローの
ときにはいつでもローである。同時に、cs4、ras
4、cas4、we4、ds4がclkt4から遅れた
アクティブ・ハイのパルス化された信号となる。同時
に、カラムアドレスはアドレス選択ロジック106によ
ってラッチされる。
【0040】短時間後、コマンド・デコード・ロジック
回路104は、入力遅延制御信号として、ras4=
0、cas4=1、we4=1、dsf4=1、cs4
=1を受け取る。この組み合わせは、ブロック書き込み
サイクルが進行中であることを示している。ブロック書
き込み賦活信号bwatv6に正のパルスが発生する。
データ・ストローブ回路116(図7)に関連して、最
初のブロック書き込みサイクル中にリセット禁止フリッ
プフロップ252がセットされているので、dinst
bあるいはbw_dinstbのいずれにもなんら賦活
用パルスは生じない(ここでは、dqm4=0と仮定し
ており、当該I/Oがまだ使用可能であることを意味し
ている)。dinstbあるいはbw_dinstbの
いずれにもなんらパルスが生じない場合、GIOあるい
はGIO#のいずれにもパルスが生じない。また、制御
信号cs#、cas#、we#、dsfおよびras#
のこの組み合わせは、ブロック書き込み回路108(図
8)内のrst信号を否定状態(ロー)に留まらせる。
したがって、ブロック書き込み回路108内のbwab
t8の状態はハイに維持される。
【0041】GIOあるいはGIO#のいずれにもなん
らパルスが生じないため、そして、LIO、LIO#の
リセットが禁じられていたため、LIO、LIO#は、
最初のブロック書き込みサイクルについて先に説明した
ように、差動状態に留まる。その結果、従来の設計のよ
うに付加的な電力が消散することはない。LIO、LI
O#上の差分信号はカラム・デコード・パス・ゲートを
経て8つ全部の選択されたビットライン・センス増幅器
の交差結合したセンス・ノードに送られる。局所書き込
みドライバ回路120内のブロック書き込みドライバ・
トランジスタQ72、Q68がオンにされたままなの
で、LIO、LIO#上の差分信号の信号強度は、8つ
すべてのビットライン・センス増幅器のラッチされたノ
ードをそれらの逆の状態に移行させるのに充分である。
すなわち、付加的なブロック書き込みサイクルのたび毎
により大きな駆動力(正規書き込みサイクルと比較して
のもの)が与えられる。
【0042】これで、いくつかのブロック書き込みサイ
クルのうちの2番目のサイクルが完了する。これ以降の
すべてのブロック書き込みサイクルは別のサイクル(た
とえば、正規サイクル)による干渉を受けることなく同
様に行われる。最初の後続サイクル中の動作 ブロック書き込みサイクルすなわちNOP以外の最初の
後続サイクルについて回路100の動作を以下に説明す
る。ブロック書き込み、すなわち、NOPでない最初の
サイクルの初めで(説明のために、ここでは、正規書き
込みサイクルと仮定してもよい)、dind、dind
#ターミナル上のデータはバッファ作用を受けたクロッ
クパルスclkt4の正エッジ上のデータイン回路11
0(図3)によってバッファ作用を受け、ラッチされ、
データイン回路110の正規書き込みデータ出力(q、
q#)を切り替えさせる。dindのところの信号がc
lkt4クロックパルス中にローであったならば、qは
ロジック0に切り替わり、q#はロジック1に切り替わ
る。dindのところの信号がclkt4クロックパル
ス中にハイであったならば、qはロジック1に切り替わ
り、q#はロジック0に切り替わる。同時に、制御信号
cs#=0、ras#=1、cas#=0、we#=
0、dsf=0およびI/Oイネーブル信号dqmは制
御ラッチ102内のclkt4によってバッファ作用を
受け、ラッチされる。制御信号cs4、ras4、ca
s4、we4、ds4は、clkt4がローであるとき
にはいつでもローである。同時に、cs4、ras4、
cas4、we4、ds4はclkt4から遅れたアク
ティブ・ハイのパルス化された信号となる。同時に、ラ
ッチされなかった制御信号cs#=0、ras#=1、
cas#=0、we#=0、dsf=0、dqmはブロ
ック書き込み回路108内のロジックゲートに送られ
る。この組み合わせは、現在のサイクルがブロック書き
込み、すなわち、NOPでないことを意味する。また、
制御信号のこの組み合わせにより、ブロック書き込み回
路108内のマスタ・リセット信号(rst)がハイに
なる。1つの特別な実施例では、信号rstは、図8に
示すようにNANDゲート270−274とANDゲート2
76を含む組み合わせロジックによって発生させられ
る。clkt4上にクロックパルスが発生すると、Dフ
リップフロップ282が切り替わり、I/O特殊ブロッ
ク書き込みリセット信号bwrstをハイパルス化す
る。この自己調時パルスはラッチされたブロック書き込
み制御信号bwatv8をロジック0にリセットして戻
し、局所書き込みドライバ回路120内のブロック書き
込みドライバ・トランジスタQ72をオフにする(図
5)。ほぼ同時に、カラムアドレスがアドレス選択ロジ
ック106によってラッチされる。
【0043】短時間後、コマンド・デコード・ロジック
104が制御信号ras4=0、cas4=1、we4
=1、dsf4=0、cs4=1を受け取る。これらの
制御信号は制御ラッチ102でラッチされている。この
組み合わせは、正規書き込みサイクルが進行中であるこ
とを示している。正規書き込み信号nwatv6に正の
パルスが発生する。同時に、ブロック書き込みリセット
信号bwrst=1がデータ・ストローブ回路116
(図7)内のORゲート250の出力をハイにし、リセ
ット禁止SRフリップフロップ252をリセットする。
これはブロック書き込みデータ・ストローブ信号(bw
_dinstb)の発生時に禁止状態を除去し、bw_
dinstbを次のブロック書き込みサイクルで自由に
表明させる。同時に、正規書き込み信号nwatv6が
書き込みイネーブル信号we4およびNORゲート26
2の出力で論理積される。ブロック書き込み信号bwa
tv6が表明されないので、ブロック書き込みデータ・
ストローブ信号bw_dinstbはローに留まる。I
/Oイネーブル信号dqm4がnwatv6、we4上
の正パルスと一緒に(ロー)と表明されるので、自己調
時正パルスは正規書き込みデータ・ストローブ出力信号
dinstb上に生じる。
【0044】同時に、bwrst=1が局所書き込みド
ライバ回路120(図5)に入力され、ORゲート22
2の出力をハイにする。これはSRフリップフロップ2
24をリセットし、そのq#出力(gio_eq)をハ
イにし、そのq出力をローにする。これはANDゲート
228の出力をローにし、NMOSプルダウン・トランジス
タQ68をオフにする。ORゲート226の出力がロー
にされ、PMOSプルアップ・トランジスタQ66をオンに
し、ノードLIOをVDDに向かって引く。gio_e
qがハイになると、局所I/O等化回路122(図6)
内のNANDゲート243の出力をローにし、これが、順
次、等化信号ioeqをハイにし、そのコンプリメント
ioeq#をローにする。これはシャント・トランジス
タQ82、Q84を賦活し、LIO、LIO#を釣り合
い状態に移行させる。このとき、アドレス選択ロジック
106が選択信号を発生し、これらの選択信号が書き込
まれるべきカラムアドレスをデコードするのに使用され
る。カラム・デコーダからの1つの出力(カラム選択信
号)は局所アレイ内の適切なカラム・デコード・パス・
ゲートに送られる。
【0045】正規書き込みデータ・ストローブ信号di
nstb上のパルスは、大域書き込みドライバ回路11
8(図4)に入力され、信号q、q#で論理積され、そ
の結果、GIOあるいはGIO#のいずれかに自己調時
負パルスを生じさせる。q=0、q#=1の場合、GI
Oはローにストローブされる。q=1、q#=0の場
合、GIO#がローにストローブされる。このときまで
に、bwrst上の正パルスが終了し、bwrstがロ
ーに戻される。GIOあるいはGIO#上の負のストロ
ーブは、局所書き込みドライバ回路120(図5)内の
2つのSRフリップフロップ224、242の一方をセ
ットする。これらのフリップフロップは反転出力gio
_eq、gio_eq#を有する。カラムアドレス・タ
イミング制御信号(column_off)、ラッチさ
れたブロック書き込み制御信号(bwatv8)および
ブロック書き込みリセット制御信号(bwrst)はす
べてローとなり、局所I/Oリセット信号(rsti
o)をローにし、SRフリップフロップ224、242
がリセットするのを防ぐ。GIOがローにストローブさ
れた場合、gio_eqがロジック0にラッチされる。
GIO#がローにストローブされると、gio_eq#
がロジック0にラッチされる。
【0046】信号gio_eq、gio_eq#は局所
I/O等化回路122(図6)内のNANDゲート243に
入力される。したがって、NANDゲート243の出力がハ
イとなり、(ハイ)と表明されるアレイ書き込みイネー
ブル信号(array_en)で否定論理積される。こ
れにより、ノードioeqがローに移行し、ioeq#
がハイに移行し、NMOS装置Q82およびPMOS装置Q84
をオフにし、LIO、LIO#をそれらの釣り合い状態
から解放する。LIO、LIO#をそれらの釣り合い状
態から解放するによって、LIOあるいはLIO#のい
ずれか一方がローになることができ、他方がVDDに留
まる。同時に、局所書き込みドライバ回路120(図
5)内のロジックゲートは、LIOあるいはLIO#の
いずれかをデータ書き込みのためにローにすべきときを
決定する。説明のために、ここでは、ロジック0が書き
込まれようとしていると仮定する。すなわち、GIOは
ローパルス化されており、RSフリップフロップ224
をセットし、そのq出力をロジック1に移行させ、その
q#出力(gio_eq)をロジック0に移行させる。
GIO#上になんら負パルスが生じていないので、SR
フリップフロップ242のq出力はロジック0に留ま
り、q#出力はロジック1に留まる。ここでも、アレイ
選択信号array_selがロジック1であると仮定
する。アレイ書き込みイネーブル信号array_we
はハイにされ、ANDゲート228の出力をハイに移行
させ、ORゲート226の出力をハイに移行させる。こ
れにより、NMOS装置Q68がオンとなり、PMOS装置Q6
6がオフとなる。ブロック書き込みイネーブル信号bw
atv8がローとなり、ブロック書き込みドライバPMOS
トランジスタQ70およびブロック書き込みドライバNM
OSトランジスタQ72をオフに保持する。したがって、
ノードLIOはもっぱらNMOSトランジスタQ68(たと
えば、50ミクロン装置)を通じてローにされる。SR
フリップフロップ242のq出力がローに留まるので、
ANDゲート236の出力がローとなり、ORゲート2
34の出力がローとなり、PMOS装置Q74をオンにし、
NMOS装置Q76をオフとする。ブロック書き込みイネー
ブル信号bwatv8がローなので、NANDゲート238
の出力がハイとなり、ブロック書き込みPMOSドライバ・
トランジスタQ78をオフに保つ。ANDゲート240
の出力がローとなり、ブロック書き込みNMOSドライバ・
トランジスタQ80をオフに保つ。したがって、LIO
#がもっぱらPMOS装置Q74を通してハイに保持された
ままとなる。同時に、正パルスがコラム選択信号上に発
生させられ、カラム・デコード・パス・ゲートのゲート
に送られる。したがって、駆動力が、ブロック書き込み
サイクル中に与えられていた付加的な駆動力から下方に
シフトされる。
【0047】当業者には知られているように、LIO上
の負パルスはコマンド・デコード・パス・ゲートを経て
1つのビットライン・センス増幅器の交差結合センス・
ノードに送られる。たった1つのカラムアドレスと関連
したカラム・パス・ゲートが賦活される(オンにされ
る)。LIO上のパルスは、1つのビットライン・セン
ス増幅器のラッチされたノードをそれらの逆の状態に移
行させるのに充分である。ブロック書き込み賦活信号b
watv8が表明されない(すなわち、ロジック0にあ
る)ので、カラム選択信号上にパルスのトレーリングエ
ッジが生じたとき、column_off上の正パルス
がアドレス選択ロジック106によって発生させられ
る。信号column_offは局所書き込みドライバ
回路120(図5)に入力される。ブロック書き込み賦
活信号bwatv8がローなので、column_of
f上のパルスがANDゲート220の出力をパルスハイ
にし、これがLIOリセット信号rstioをパルスハ
イにし、SRフリップフロップ224をリセットし、g
io_eqをハイに戻す。これにより、ANDゲート2
28の出力をローにし、NMOS装置Q68をオフにし、O
Rゲート226の出力をローに移行させ、PMOS装置Q6
6をオンにする。したがって、PMOS装置Q66がLIO
をVDDに戻し始める。同時に、gio_eqがハイに
なると、局所I/O等化回路122内のNANDゲート24
3の出力がローに移行し、NANDゲート244の出力がハ
イに移行する。これは、ノードioeqをハイに引き、
ioeq#をローに引き、局所I/OラインLIO、L
IO#を釣り合い状態にシャントする。
【0048】これで、多重ブロック書き込みサイクルす
なわちNOPサイクルに直接続く正規書き込み動作が完
了する。大域、局所I/OラインGIO/GIO#、L
IO/LIO#は、ここで再び、釣り合いハイ状態にリ
セットされる。制御ロジック、書き込みデータ・パスの
状態は、正規書き込みサイクルが始まったときに上述し
た最初の正規書き込みサイクルの直前の状態と同じであ
る。本発明の一実施例の動作が図9のタイミング図に示
してある。特に、図9のタイミング図は、最初の書き込
みサイクルに続いて4回のブロック書き込みサイクルが
行われる動作シーケンスを示している。ブロック書き込
みサイクル中、大域、局所I/Oラインは凍結される。
次の非ブロック書き込みサイクル(ここでは、書き込み
サイクル)の受領時、ブロック書き込みリセット信号b
wrstが発生させられ、データイン・ストローブ(d
instb)が発生させられ、大域、局所I/Oライン
が解凍される。
【0049】上記の説明では、或る特定のI/Oがすべ
ての書き込み動作およびブロック書き込み動作について
使用可能となっていると仮定した。しかしながら、本発
明はこの意味に限らない。事実、ブロック書き込みリセ
ット回路108(図8)および局所書き込みドライバ回
路120(図5)内のロジックは、或る特定のI/Oが
使用禁止となったときにはいつでも、この事象が引き続
くブロック書き込みサイクル中に生じたかどうかにかか
わらず、局所I/OラインLIO、LIO#を無条件で
釣り合い状態にリセットし、GIO、GIO#上のパル
スを再度使用可能とするように設計してある。代表的な
ケースが図10のタイミング図に示してある。或る書き
込みサイクルそしてそれに続く2回のブロック書き込み
サイクルは、ローと表明されたI/Oイネーブル信号d
qmで実行される(ここで、dqm=0であり、これは
或るバイトによるI/Oの使用可能とすることを示す
か、あるいは、他の形態のI/Oマスク制御器を有する
メモリ装置(単数または複数)からの幅の共通な、たと
えば、x16あるいはx32である選択信号を示す)。
これらのサイクル中の動作は先に説明した。3回目のブ
ロック書き込みサイクルで、dqmは否定される(ハ
イ)。ブロック書き込み回路108(図8)に関連し
て、ノードclkがハイパルスであるとき、入力信号d
qm_d0はハイに移行し、DフリップフロップI44
をセットする。ノードclkはbwatv8=1によっ
て使用可能とされ、clkt4がパルス化した後1つの
ゲート遅延をパルス化する。したがって、I/Oリセッ
ト信号bwrstがハイに移行する。局所I/Oライン
LIO、LIO#のリセットならびに大域I/Oライン
GIO、GIO#を再度使用可能とすることは、ブロッ
ク書き込みサイクルすなわちNOPサイクル以外の最初
のサイクルの説明と一緒に先に説明した動作と同様に生
じる。ただし、マスタ・ブロック書き込みイネーブル信
号bwatb8がリセットされることはない。こうし
て、bwatb8は、ブロック書き込み動作のためにま
だ使用可能とされる可能性のある他のI/Oと共有され
得るが、本発明はこれに限定しない。別個のbwatv
8を代わりに各特別なI/O制御信号dqm毎に発生さ
せてもよい。局所I/OラインLIO、LIO#のリセ
ットは、選択されていないこのI/Oになんら書き込み
動作が行われないので、必要となる。
【0050】図10は、4回目のブロック書き込みサイ
クルで、ゼロのI/Oイネーブル制御信号dqmが再び
ローと表明されることを示している。このI/Oについ
ての回路の動作は上記の初期ブロック書き込みサイクル
について説明したものと同様である。こうして、I/O
がブロック書き込みシーケンス中に選択から除かれない
限り、高容量性大域、局所I/Oラインはいくつかのブ
ロック書き込みサイクルのうちの最初のものを除くすべ
てで切り替えを阻止される。ブロック書き込みすなわち
NOP以外のサイクルが生じるまでI/Oが選択されな
いままの場合、大域I/Oラインあるいは局所I/Oラ
インでは切り替えが起きず、電力が消散させられること
はない。I/Oがブロック書き込みのシーケンス中に再
度使用可能とされた場合、新しいブロック書き込みスト
ローブ信号(bw_dinstb)が発生する。大域、
局所I/Oラインの制御に関する動作は最初のブロック
書き込みサイクルについてのものと同様である。
【0051】当業者には明らかなように、本発明はその
精神あるいはその本質的な特徴から逸脱することなく他
の特殊な形態で具体化できる。したがって、本発明の開
示内容は説明を意図したものであり、特許請求の範囲に
記載した発明の範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、ブロック書き込み能力を有するダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ装置のための
従来の書き込みデータパスを示すブロック図である。
【図2】 この図は、本発明の一実施例による書き込み
データパスの前端を示すブロック図である。
【図3】 この図は、図2の前端で使用するためのデー
タ入力回路を示すブロック図である。
【図4】 この図は、図2の前端で使用するための大域
書き込みドライバ回路を示すブロック図である。
【図5】 この図は、図2の前端で使用するための局所
書き込みドライバ回路を示すブロック図である。
【図6】 この図は、図2の前端で使用するための局所
I/O等化回路を示すブロック図である。
【図7】 この図は、図2の前端で使用するためのデー
タ・ストローブ回路を示すブロック図である。
【図8】 この図は、図2の前端で使用するためのブロ
ック書き込み制御回路を示すブロック図である。
【図9】 この図は、第1実施例に従って作動するとき
の図2の前端で用いられる種々の信号のタイミングを示
すタイミング図である。
【図10】 この図は、第2実施例に従って作動すると
きの図2の前端で用いられる種々の信号のタイミングを
示すタイミング図である。
【符号の説明】
100・・・前端 102・・・制御ラッチ 104・・・コマンド・デコード・ロジック 106・・・アドレス選択ロジック 110・・・データ入力回路 112・・・カラー・レジスタ 114・・・マスク・レジスタ 116・・・データ・ストローブ回路 118・・・大域書き込みドライバ回路 120・・・局所書き込みドライバ回路 134・・・SRフリップフロップ 142・・・NORゲート 144・・・NORゲート 146・・・NORゲート 148・・・NORゲート 152・・・NORゲート 220・・・ANDゲート 222・・・ORゲート 224・・・SRフリップフロップ 242・・・SRフリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チェオウ エフ イェオ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95123 サン ホセ ブロッソム アベニ ュー 5760

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正規書き込みモードとブロック書き込み
    モードとを有するタイプのビデオ・メモリ装置であっ
    て、大域入出力(I/O)ラインを駆動する大域書き込
    みドライバと、それぞれが局所I/Oラインを駆動する
    複数の局所書き込みドライバであり、前記局所I/Oラ
    インの各々が多数のメモリセルにデータを書き込むよう
    に接続してある局所書き込みドライバと、前記大域書き
    込みドライバおよび前記複数の局所書き込みドライバに
    接続してあり、ブロック書き込み制御信号および正規書
    き込み制御信号を発生するようになっている制御回路と
    を包含し、前記ブロック書き込み制御信号がブロック書
    き込みサイクル中に前記大域I/Oラインを凍結させる
    ことを特徴とするビデオ・メモリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のビデオ・メモリ装置にお
    いて、前記ブロック書き込み制御信号が前記局所I/O
    ラインのうちの少なくとも選定されたセットを前記ブロ
    ック書き込みサイクル中にセット差動状態に留めること
    を特徴とするビデオ・メモリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のビデオ・メモリ装置にお
    いて、さらに、前記大域書き込みドライバに接続してあ
    り、カラー・データを記憶する少なくとも第1のカラー
    ・レジスタを包含し、前記ブロック書き込み制御信号に
    より前記カラー・データが前記大域I/Oラインを通過
    するようにしたことを特徴とするビデオ・メモリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のビデオ・メモリ装置にお
    いて、前記ブロック書き込み制御信号により、前記カラ
    ー・データが前記複数の局所書き込みドライバのうちの
    少なくとも第1のものにラッチされるようにしたことを
    特徴とするビデオ・メモリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のビデオ・メモリ装置にお
    いて、前記ブロック書き込み制御信号により、前記局所
    書き込みドライバのうちの少なくとも第1のものが前記
    局所I/Oラインについての駆動力を高め、より多くの
    メモリセルに書き込めるようにしたことを特徴とするビ
    デオ・メモリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のビデオ・メモリ装置にお
    いて、非ブロック書き込み制御信号の発生により、前記
    大域I/Oラインを解凍するリセット信号が生じ、前記
    正規書き込み制御信号により、少なくとも第1のデータ
    入力ラインからのデータも前記大域I/Oライン上を通
    過するようにしたことを特徴とするビデオ・メモリ装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のビデオ・メモリ装置にお
    いて、前記非ブロック書き込み制御信号が正規書き込み
    モード信号であることを特徴とするビデオ・メモリ装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のビデオ・メモリ装置にお
    いて、前記メモリが同期メモリであることを特徴とする
    ビデオ・メモリ装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも正規書き込みモードとブロッ
    ク書き込みモードを有するビデオ・メモリ装置であり、
    少なくとも第1のカラー・レジスタおよびデータ入力ラ
    インのうちの選定したものからの入力データを受け入れ
    るビデオ・メモリ装置を操作する方法であって、(1)
    第1のブロック書き込みサイクルを指示する信号を受け
    取る段階と、(2)大域書き込みドライバ回路を作動さ
    せて大域入出力(I/O)ライン上に前記少なくとも第
    1のカラー・レジスタに記憶されているカラー・データ
    を表す信号を発生させる段階と、(3)少なくとも第1
    の局所書き込みドライバに前記カラー・データをラッチ
    する段階と、(4)ブロック書き込みサイクル以外のサ
    イクルを指示する信号を受け取るまで前記大域I/Oラ
    インがさらなる信号を発生するのを防ぐ段階と、(5)
    前記カラー・データを表す差分信号を前記局所I/Oラ
    インに発生させるように前記少なくとも第1の局所書き
    込みドライバを作動させる段階とを包含することを特徴
    とする方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の方法において、前記段階
    (5)が複数のメモリセルに前記カラー・データを書き
    込める信号を前記局所I/Oライン上に発生させるよう
    に前記少なくとも第1の局所書き込みドライバの駆動力
    を増大させる段階を包含することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】請求項9記載の方法において、さらに、
    (6)次のブロック書き込みサイクルを指示する信号を
    受け取る段階と、(7)前記カラー・データを表す前記
    差動信号を前記局所I/Oラインに与えるように前記少
    なくとも第1の局所書き込みドライバを作動させる段階
    とを包含することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】請求項9記載の方法において、さらに、
    (8)局所I/O選択信号が表明されなくなるまで前記
    段階(6)、(7)を繰り返す段階を包含することを特
    徴とする方法。
  13. 【請求項13】請求項12記載の方法において、さら
    に、(9)前記局所I/O選択信号が表明されなくなっ
    た後に次のブロック書き込みサイクルを指示する信号を
    受け取る段階と、(10)ブロック書き込みサイクル以
    外のサイクルを指示する信号が受け取られるまで、ある
    いは、前記局所I/O選択信号が表明されなくなるまで
    前記段階(6)、(7)を繰り返す段階とを包含するこ
    とを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】請求項9記載の方法において、さらに、
    (11)ブロック書き込みサイクル以外のサイクルを指
    示する信号を受け取る段階と、(12)前記データ入力
    ラインに受け取られたデータを表す信号を前記大域I/
    Oラインに発生させるように前記大域書き込みドライバ
    を作動させる段階と、(13)前記少なくとも第1局所
    I/O書き込みドライバの駆動力を減らす段階と、(1
    4)前記データ入力ライン上に受け取られた前記データ
    を表す信号を前記局所I/Oライン上に発生させるよう
    に前記少なくとも第1の局所I/O書き込みドライバを
    作動させる段階とを包含することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】請求項14記載の方法において、前記段
    階(13)が少なくとも第1のドライブ・トランジスタ
    を表明しない段階を包含することを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】請求項14記載の方法において、ブロッ
    ク書き込みサイクル以外のサイクルを指示する前記信号
    が正規書き込みサイクル信号であることを特徴とする方
    法。
  17. 【請求項17】正規書き込みモードとブロック書き込み
    モードを有するタイプのメモリ装置であって、大域I/
    Oラインに接続した大域書き込みドライバおよび前記大
    域I/Oラインならびに複数の局所I/Oラインに接続
    した複数の局所書き込みドライバを包含する書き込みデ
    ータ・パスと、この書き込みデータ・パスに接続してあ
    り、ブロック書き込み制御信号および正規書き込み制御
    信号を前記書き込みデータ・パスに与える制御回路とを
    包含し、前記書き込み制御信号が前記書き込みデータ・
    パスをブロック書き込みサイクル中凍結させることを特
    徴とするメモリ装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載のメモリ装置において、
    前記制御回路が、さらに、或る特定の局所書き込みドラ
    イバを選ぶI/O書き込み制御信号を与えることを特徴
    とするメモリ装置。
  19. 【請求項19】請求項17記載のメモリ装置において、
    前記書き込み制御信号により、前記局所書き込みドライ
    バのうちの少なくとも選定されたものがブロック書き込
    みサイクル中に駆動力を高めることを特徴とするメモリ
    装置。
  20. 【請求項20】請求項17記載のメモリ装置において、
    前記書き込みデータ・パスがブロック書き込みサイクル
    以外のサイクルの始動によって解凍されることを特徴と
    するメモリ装置。
  21. 【請求項21】請求項17記載のメモリ装置において、
    選定された局所書き込みドライバが外されるまで前記書
    き込みデータ・パスの局所書き込みドライバ部分がただ
    1つの差分信号を発生することを特徴とするメモリ装
    置。
  22. 【請求項22】正規書き込みモードとブロック書き込み
    モードを有するタイプのメモリ装置であって、大域入出
    力(I/O)ラインを駆動する大域書き込みドライバ
    と、それぞれが局所I/Oラインを駆動する複数の局所
    書き込みドライバであり、前記局所I/Oラインの各々
    が多数のメモリセルにデータを書き込むように接続して
    ある局所書き込みドライバと、前記大域書き込みドライ
    バおよび前記複数の局所書き込みドライバに接続してあ
    り、ブロック書き込み制御信号および正規書き込み制御
    信号を発生するようになっている制御回路とを包含し、
    前記ブロック書き込み制御信号により、前記複数の局所
    書き込みドライバのうちの少なくとも1つが前記局所I
    /Oラインについての駆動力を高め、より多くのメモリ
    セルに書き込めるようにしたことを特徴とするメモリ装
    置。
  23. 【請求項23】請求項22記載のメモリ装置において、
    前記ブロック書き込み制御信号の発生により、前記大域
    I/Oラインがブロック書き込みサイクル中に凍結し、
    前記局所I/Oラインが前記ブロック書き込みサイクル
    中にセット差動状態に留まるようにしたことを特徴とす
    るメモリ装置。
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