JPH1054378A - スクロール流体機械 - Google Patents
スクロール流体機械Info
- Publication number
- JPH1054378A JPH1054378A JP10797297A JP10797297A JPH1054378A JP H1054378 A JPH1054378 A JP H1054378A JP 10797297 A JP10797297 A JP 10797297A JP 10797297 A JP10797297 A JP 10797297A JP H1054378 A JPH1054378 A JP H1054378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- ring
- oldham ring
- frame
- orbiting scroll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スクロール流体機械のオルダムリングの小型軽
量化を図る。 【解決手段】従来円形リング状であったオルダムリング
の平面形状を長円形リング状とした。
量化を図る。 【解決手段】従来円形リング状であったオルダムリング
の平面形状を長円形リング状とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本発明は空調用、冷凍用圧縮
機、空気圧縮機、ポンプ膨張機に適したスクロール流体
機械に係わり、特に旋回スクロールの自転防止機構の改
良に係わる。
機、空気圧縮機、ポンプ膨張機に適したスクロール流体
機械に係わり、特に旋回スクロールの自転防止機構の改
良に係わる。
【０００２】
【従来の技術】 一般にスクロール流体機械装置の構造
は図５に示す如く、主要部品としては、端板１ａに直立
した渦巻状ラップ１ｂに形成してなる固定スクロール
１、端板２ａに直立した渦巻状ラップ２ｂを形成してな
る旋回スクロール２、自転防止機構、フレーム３、駆動
機構からなっており、固定スクロール１と旋回スクロー
ル２とを互いに噛み合わせ、固定スクロールをフレーム
３に固定し、駆動機構としてフレーム３に軸受で支持さ
れたクランク軸４のクランクピン４ａを旋回スクロール
２の背面の軸受ボス２ｃにはめ、クランク軸４を回転さ
せることにより、旋回スクロール２をその自転を自転防
止機構で防止しつつ固定スクロール１に対して旋回運動
させるようになっている。６および７はクランク軸４を
回転駆動するモータのロータおよびステータ、８はチャ
ンバである。圧縮機としての動作の場合、モータにより
クランク軸４を回転させて、上記の如く旋回スクロール
２を旋回運動させると、吸入管９から入ったガスは両ス
クロールのラップ間に形成される圧縮室５ａ、５ｂで圧
縮されて固定スクロール１の中央の吐出口１４から吐出
し、チャンバ８のモータ室を経て吐出間１０から機外に
吐出される。４０はクランク軸４に取り付けられたバラ
ンスウエイトである。
は図５に示す如く、主要部品としては、端板１ａに直立
した渦巻状ラップ１ｂに形成してなる固定スクロール
１、端板２ａに直立した渦巻状ラップ２ｂを形成してな
る旋回スクロール２、自転防止機構、フレーム３、駆動
機構からなっており、固定スクロール１と旋回スクロー
ル２とを互いに噛み合わせ、固定スクロールをフレーム
３に固定し、駆動機構としてフレーム３に軸受で支持さ
れたクランク軸４のクランクピン４ａを旋回スクロール
２の背面の軸受ボス２ｃにはめ、クランク軸４を回転さ
せることにより、旋回スクロール２をその自転を自転防
止機構で防止しつつ固定スクロール１に対して旋回運動
させるようになっている。６および７はクランク軸４を
回転駆動するモータのロータおよびステータ、８はチャ
ンバである。圧縮機としての動作の場合、モータにより
クランク軸４を回転させて、上記の如く旋回スクロール
２を旋回運動させると、吸入管９から入ったガスは両ス
クロールのラップ間に形成される圧縮室５ａ、５ｂで圧
縮されて固定スクロール１の中央の吐出口１４から吐出
し、チャンバ８のモータ室を経て吐出間１０から機外に
吐出される。４０はクランク軸４に取り付けられたバラ
ンスウエイトである。
【０００３】
【０００３】 上記の構成において、自転防止機構は旋
回スクロール２の自転を阻止しながら該スクロールの旋
回を許すためのもので、従来の構造は図５乃至７に示す
ように旋回スクロール２の背面に直線上にキー１３を圧
入固定し、これと相対する位置にて円形オルダムリング
１１に溝１１ａを設けてこれに沿ってキー１３をスライ
ドさせ、円形オルダムリング１１の反対面に同溝と直交
する位置に同様な溝１１ｂを設け、これと相対する位置
にフレーム３に径方向に突起部を設け、その突起部上に
キー１２を圧入固定してこれを溝１１ｂにスライドさ
せ、もってオルダムリング１１が溝１１ａ、１１ｂ方向
にスライドできるようにして、旋回スクロール２の旋回
運動を許しながらその自転を阻止する機構となってい
る。
回スクロール２の自転を阻止しながら該スクロールの旋
回を許すためのもので、従来の構造は図５乃至７に示す
ように旋回スクロール２の背面に直線上にキー１３を圧
入固定し、これと相対する位置にて円形オルダムリング
１１に溝１１ａを設けてこれに沿ってキー１３をスライ
ドさせ、円形オルダムリング１１の反対面に同溝と直交
する位置に同様な溝１１ｂを設け、これと相対する位置
にフレーム３に径方向に突起部を設け、その突起部上に
キー１２を圧入固定してこれを溝１１ｂにスライドさ
せ、もってオルダムリング１１が溝１１ａ、１１ｂ方向
にスライドできるようにして、旋回スクロール２の旋回
運動を許しながらその自転を阻止する機構となってい
る。
【０００４】
【０００４】 また、他の従来例として、円形オルダム
リングに溝を設ける代わりにオルダムリングの面から直
立したオルダムリングを設け（すなわち図８の１１ａ、
１１ａ又は１１ｂ、１１ｂで示す部分を溝でなくて直立
したキーにする）、相手方の部材である旋回スクロール
又はフレーム突起部に該キーのはまる溝を設けた構造の
ものもある。
リングに溝を設ける代わりにオルダムリングの面から直
立したオルダムリングを設け（すなわち図８の１１ａ、
１１ａ又は１１ｂ、１１ｂで示す部分を溝でなくて直立
したキーにする）、相手方の部材である旋回スクロール
又はフレーム突起部に該キーのはまる溝を設けた構造の
ものもある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】 前記のように従来技
術におけるオルダムリングは円形形状をなしており、オ
ルダムリングの小型・軽量化が図られていないため、高
速運転時にその慣性力により振動が大きくなるという問
題があり、またすクロール流体機械全体の小型化に対す
る支障にもなっていた。
術におけるオルダムリングは円形形状をなしており、オ
ルダムリングの小型・軽量化が図られていないため、高
速運転時にその慣性力により振動が大きくなるという問
題があり、またすクロール流体機械全体の小型化に対す
る支障にもなっていた。
【０００６】
【０００６】 本発明の目的は、オルダムリングの小型
・軽量化を可能にし、以て、振動の発生の低減を図り、
またスクロール流体機械の小型化にも資することにあ
る。
・軽量化を可能にし、以て、振動の発生の低減を図り、
またスクロール流体機械の小型化にも資することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、端板およ
びそれに直立した渦巻状のラップを有する固定スクロー
ルと；固定スクロール端板周部を固定するフレームと；
端板およびそれに直立した渦巻状のラップを有し、ラッ
プを互いに内側にして固定スクロールと噛み合って固定
スクロールとフレームとに囲まれて配置された旋回スク
ロールと；旋回スクロール端板とフレームとの間におい
て旋回スクロール端板と平行に配置されたオルダムリン
グ、ならびに、オルダムリングをフレームに対しては第
１の径方向のみに、および旋回スクロールに対しては上
記第１の径方向とは直角な第２の径方向のみに移動可能
とする様にオルダムリングとフレームおよび旋回スクロ
ール端板とを夫々係合させるオルダムリングーフレーム
間係合手段およびオルダムリングー旋回スクロール端板
間係合手段からなり、旋回スクロールの自転を阻止しな
がら固定スクロールに対するその旋回運動を許す自転防
止機構と；旋回スクロールを固定スクロールに対して旋
回運動させる駆動機構と；を備えたスクロール流体機構
において、前記オルダムリングは相直交する２つの対称
軸を有し且つそのうちの１つの対称軸方向（短径方向）
におけるリング径が他の１つの対称軸方向（長径方向）
におけるリング径よりも短い長円オルダムリングであ
り、該長円形オルダムリングはその短径方向および長径
方向のうちの１者および他者が前記第１の径方向および
第２の径方向に夫々一致する様に配置されるようにした
ことによって達成される。
びそれに直立した渦巻状のラップを有する固定スクロー
ルと；固定スクロール端板周部を固定するフレームと；
端板およびそれに直立した渦巻状のラップを有し、ラッ
プを互いに内側にして固定スクロールと噛み合って固定
スクロールとフレームとに囲まれて配置された旋回スク
ロールと；旋回スクロール端板とフレームとの間におい
て旋回スクロール端板と平行に配置されたオルダムリン
グ、ならびに、オルダムリングをフレームに対しては第
１の径方向のみに、および旋回スクロールに対しては上
記第１の径方向とは直角な第２の径方向のみに移動可能
とする様にオルダムリングとフレームおよび旋回スクロ
ール端板とを夫々係合させるオルダムリングーフレーム
間係合手段およびオルダムリングー旋回スクロール端板
間係合手段からなり、旋回スクロールの自転を阻止しな
がら固定スクロールに対するその旋回運動を許す自転防
止機構と；旋回スクロールを固定スクロールに対して旋
回運動させる駆動機構と；を備えたスクロール流体機構
において、前記オルダムリングは相直交する２つの対称
軸を有し且つそのうちの１つの対称軸方向（短径方向）
におけるリング径が他の１つの対称軸方向（長径方向）
におけるリング径よりも短い長円オルダムリングであ
り、該長円形オルダムリングはその短径方向および長径
方向のうちの１者および他者が前記第１の径方向および
第２の径方向に夫々一致する様に配置されるようにした
ことによって達成される。
【０００８】
【作用】 上記の長円形オルダムリングは、従来の円形
オルダムリングに比べて、より小型・軽量化される。特
に上記長円形オルダムリングにその短径方向に突出した
自転防止用の係合手段を設けた場合には、旋回防止をす
るための係合手段に作用する荷重を直交二方向において
同等もしくはほぼ同等としながら、オルダムリングの小
型・軽量化を達成し得る。
オルダムリングに比べて、より小型・軽量化される。特
に上記長円形オルダムリングにその短径方向に突出した
自転防止用の係合手段を設けた場合には、旋回防止をす
るための係合手段に作用する荷重を直交二方向において
同等もしくはほぼ同等としながら、オルダムリングの小
型・軽量化を達成し得る。
【０００９】
【実施例】 本発明の第１実施例のオルダムリングを組
み込んだスクロール流体機械の要部の縦断側面図を図２
に、またそのオルダムリングとフレームを上から見た平
面図を図１に示す。このスクロール流体機械の他の部分
の構造は図５と実質的に同じである。本実施例では、長
円形オルダムリング１５は、短径方向に互いに反対向き
に突出した１対のキー１５ａを有し、また、該リング１
５の面に長径方向の１対のキー（又はキー溝）１５ｂを
有する。短径方向の１対のキー１５ａは、フレーム３内
の内側突起３ａに形成された１対の対応するキー溝３ｂ
と摺動自在に係合され、他方、長径方向の１対のキー
（又はキー溝）１５ｂは、旋回スクロール２の端板２ａ
の下面に設けられた１対の対応するキー溝（又はキー）
２ｄと摺動自在に係合される。旋回スクロール２ａに設
けた該キー（又はキー溝）２ｄは図２には現れていな
い。
み込んだスクロール流体機械の要部の縦断側面図を図２
に、またそのオルダムリングとフレームを上から見た平
面図を図１に示す。このスクロール流体機械の他の部分
の構造は図５と実質的に同じである。本実施例では、長
円形オルダムリング１５は、短径方向に互いに反対向き
に突出した１対のキー１５ａを有し、また、該リング１
５の面に長径方向の１対のキー（又はキー溝）１５ｂを
有する。短径方向の１対のキー１５ａは、フレーム３内
の内側突起３ａに形成された１対の対応するキー溝３ｂ
と摺動自在に係合され、他方、長径方向の１対のキー
（又はキー溝）１５ｂは、旋回スクロール２の端板２ａ
の下面に設けられた１対の対応するキー溝（又はキー）
２ｄと摺動自在に係合される。旋回スクロール２ａに設
けた該キー（又はキー溝）２ｄは図２には現れていな
い。
【００１０】
【００１０】 上記実施例において、オルダムリング１
５は、短径方向の運動に関しては、該リング１５の中に
ある旋回するクロール軸受ボス２ｃと共に動くから、オ
ルダムリング１５の短径方向の内法寸法を軸受ボス２ｃ
の外径より若干大きい程度に小さくし得る。
５は、短径方向の運動に関しては、該リング１５の中に
ある旋回するクロール軸受ボス２ｃと共に動くから、オ
ルダムリング１５の短径方向の内法寸法を軸受ボス２ｃ
の外径より若干大きい程度に小さくし得る。
【００１１】
【００１１】 図３および図４に示す第２実施例におい
ては、長円形のオルダムリング１５は、短径方向に互い
に反対向きに突出した１対のキー１５ｃを有し、また、
該リング１５の面上に長径方向の１対のキー１５ｄを有
する。上記１対のキー１５ｃは旋回スクロール端板２ａ
の下面に設けられた対応する１対のキー溝２ｄ´に摺動
自在に係合され、他方の１対のキー１５ｄはフレーム３
の内側突起に形成された対応する１対のキー溝３ｂ´と
摺動自在に係合される。本第２実施例では、オルダムリ
ング１５の短径方向に関してオルダムリング１５とその
中にある旋回スクロール軸受ボス２ｃとの間には旋回ス
クロールの旋回運動半径に応じた相対運動が起こるか
ら、それを妨げないために、オルダムリング１５の短径
方向寸法は前記第１実施例より大きい必要がある。
ては、長円形のオルダムリング１５は、短径方向に互い
に反対向きに突出した１対のキー１５ｃを有し、また、
該リング１５の面上に長径方向の１対のキー１５ｄを有
する。上記１対のキー１５ｃは旋回スクロール端板２ａ
の下面に設けられた対応する１対のキー溝２ｄ´に摺動
自在に係合され、他方の１対のキー１５ｄはフレーム３
の内側突起に形成された対応する１対のキー溝３ｂ´と
摺動自在に係合される。本第２実施例では、オルダムリ
ング１５の短径方向に関してオルダムリング１５とその
中にある旋回スクロール軸受ボス２ｃとの間には旋回ス
クロールの旋回運動半径に応じた相対運動が起こるか
ら、それを妨げないために、オルダムリング１５の短径
方向寸法は前記第１実施例より大きい必要がある。
【００１２】
【００１２】 前述の第１実施例のように、フレーム３
側のキー溝と摺動係合するオルダムリング側のキーがオ
ルダムリングから径方向に突出していてかつ側面図で見
てオルダムリングの面内にあるようなキーである場合に
は、図２に示す如く、側面図で見てフレーム側のキー溝
とオルダムリング１５とがほぼ一直線上に存在し、その
ため旋回スクロール端板２ａとフレーム３のキー溝との
距離を小さくし得るので、主軸受４ｂにかかる軸受荷重
を減らすことができ、また、旋回スクロールとバランス
ウエイト４０との間の距離を小さくし得るので、バラン
スウエイトの機能向上および小型・軽量化を図ることが
できるという利点がある。
側のキー溝と摺動係合するオルダムリング側のキーがオ
ルダムリングから径方向に突出していてかつ側面図で見
てオルダムリングの面内にあるようなキーである場合に
は、図２に示す如く、側面図で見てフレーム側のキー溝
とオルダムリング１５とがほぼ一直線上に存在し、その
ため旋回スクロール端板２ａとフレーム３のキー溝との
距離を小さくし得るので、主軸受４ｂにかかる軸受荷重
を減らすことができ、また、旋回スクロールとバランス
ウエイト４０との間の距離を小さくし得るので、バラン
スウエイトの機能向上および小型・軽量化を図ることが
できるという利点がある。
【００１３】
【発明の効果】 本発明のスクロール流体機械において
は、オルダムリングを直交二方向の対称軸を有しかつ該
対象軸方向に長径および短径を有する長円形としたの
で、従来の円形オルダムリングを用いる場合に比べて、
オルダムリングの小型・軽量化が可能であり、その結
果、振動の発生を減らし、ひいてはスクロール流体機械
の小型化にも寄与し得る。特に、上記長円形オルダムリ
ングに短径方向に突出した自転防止用の係合手段を設け
た場合には、直交両方向の係合手段にかかる荷重をほぼ
同等にしながら、オルダムリングの小型・軽量化を達成
することができる。
は、オルダムリングを直交二方向の対称軸を有しかつ該
対象軸方向に長径および短径を有する長円形としたの
で、従来の円形オルダムリングを用いる場合に比べて、
オルダムリングの小型・軽量化が可能であり、その結
果、振動の発生を減らし、ひいてはスクロール流体機械
の小型化にも寄与し得る。特に、上記長円形オルダムリ
ングに短径方向に突出した自転防止用の係合手段を設け
た場合には、直交両方向の係合手段にかかる荷重をほぼ
同等にしながら、オルダムリングの小型・軽量化を達成
することができる。
【図１】本発明の第１実施例のオルダムリングとフレー
ムの上面図。
ムの上面図。
【図２】該第１実施例のスクロール流体機械の要部断面
図。
図。
【図３】本発明の第２実施例のオルダムリングとフレー
ムの上面図。
ムの上面図。
【図４】該第２実施例のスクロール流体機械の要部の縦
断面図。
断面図。
【図５】従来例のスクロール流体機械の縦断面図。
【図６】図５における旋回スクロールの下面図。
【図７】図５におけるオルダムしリングの平面図。
１……固定スクロール、２……旋回スクロール、２ａ…
…旋回スクロール端板、３……フレーム、４……クラン
ク軸、１５……オルダムリング、４０……バランスウエ
イト
…旋回スクロール端板、３……フレーム、４……クラン
ク軸、１５……オルダムリング、４０……バランスウエ
イト
【手続補正書】
【提出日】平成９年５月２３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】
【作用】 本発明の長円形オルダムリングは、本発明の
長円形オルダムリングの長径を直径とする従来の円形オ
ルダムリングに比べて、より小型・軽量化され、ひいて
はスクロール流体機械全体の小型・軽量化が図れる。ま
た上記長円形オルダムリングにその対称軸方向外側に突
出した自転防止用の係合手段を設けた場合には、旋回ス
クロールの自転を防止をするための係合手段に作用する
荷重を直交二方向において同等もしくはほぼ同等とする
ことが容易に可能となる。
長円形オルダムリングの長径を直径とする従来の円形オ
ルダムリングに比べて、より小型・軽量化され、ひいて
はスクロール流体機械全体の小型・軽量化が図れる。ま
た上記長円形オルダムリングにその対称軸方向外側に突
出した自転防止用の係合手段を設けた場合には、旋回ス
クロールの自転を防止をするための係合手段に作用する
荷重を直交二方向において同等もしくはほぼ同等とする
ことが容易に可能となる。
Claims (1)
- 【請求項１】端板およびそれに直立した渦巻状のラップ
を有する固定スクロールと；固定スクロール端板周部を
固定するフレームと；端板およびそれに直立した渦巻状
のラップを有し、ラップを互いに内側にして固定スクロ
ールと噛み合って固定スクロールとフレームとに囲まれ
て配置された旋回スクロールと；旋回スクロール端板と
フレームとの間において旋回スクロール端板と平行に配
置されたオルダムリング、ならびに、オルダムリングを
フレームに対しては第１の径方向のみに、および旋回ス
クロールに対しては上記第１の径方向とは直角な第２の
径方向のみに移動可能とする様にオルダムリングとフレ
ームおよび旋回スクロール端板とを夫々係合させるオル
ダムリングーフレーム間係合手段およびオルダムリング
ー旋回スクロール端板間係合手段からなり、旋回スクロ
ールの自転を阻止しながら固定スクロールに対するその
旋回運動を許す自転防止機構と；旋回スクロールを固定
スクロールに対して旋回運動させる駆動機構と；を備え
たスクロール流体機構において、 前記オルダムリングは相直交する２つの対称軸を有し且
つそのうちの１つの対称軸方向（短径方向）におけるリ
ング径が他の１つの対称軸方向（長径方向）におけるリ
ング径よりも短い長円形オルダムリングであり、該長円
形オルダムリングはその短径方向および長径方向のうち
の１者および他者が前記第１の径方向および第２の径方
向に夫々一致する様に配置されるようにしたことを特徴
とするスクロール流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9107972A JP2804928B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | スクロール流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9107972A JP2804928B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | スクロール流体機械 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8261191A Division JPH04219401A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | スクロール流体機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1054378A true JPH1054378A (ja) | 1998-02-24 |
| JP2804928B2 JP2804928B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=14472738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9107972A Expired - Lifetime JP2804928B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | スクロール流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2804928B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103032323A (zh) * | 2011-10-05 | 2013-04-10 | Lg电子株式会社 | 具有十字滑环的涡旋式压缩机 |
| WO2019208075A1 (ja) | 2018-04-25 | 2019-10-31 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | オルダムリング、及びスクロール圧縮機 |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP9107972A patent/JP2804928B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103032323A (zh) * | 2011-10-05 | 2013-04-10 | Lg电子株式会社 | 具有十字滑环的涡旋式压缩机 |
| US9322273B2 (en) | 2011-10-05 | 2016-04-26 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor with Oldham ring |
| US10247189B2 (en) | 2011-10-05 | 2019-04-02 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor with oldham ring having a plurality of keys coupled to an orbiting scroll and a fixed scroll |
| WO2019208075A1 (ja) | 2018-04-25 | 2019-10-31 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | オルダムリング、及びスクロール圧縮機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2804928B2 (ja) | 1998-09-30 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |