JPH04308381A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
- Publication number
- JPH04308381A JPH04308381A JP7119791A JP7119791A JPH04308381A JP H04308381 A JPH04308381 A JP H04308381A JP 7119791 A JP7119791 A JP 7119791A JP 7119791 A JP7119791 A JP 7119791A JP H04308381 A JPH04308381 A JP H04308381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll member
- frame
- balance weight
- weight part
- orbiting scroll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 4
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 1
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 1
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0021—Systems for the equilibration of forces acting on the pump
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/80—Other components
- F04C2240/807—Balance weight, counterweight
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍、空調用の冷媒圧
縮機あるいはヘリウム用圧縮機として用いられるスクロ
ール圧縮機に係り、特にオルダム継手およびバランスウ
エイトの形状および取付け位置関係に関するものである
。
縮機あるいはヘリウム用圧縮機として用いられるスクロ
ール圧縮機に係り、特にオルダム継手およびバランスウ
エイトの形状および取付け位置関係に関するものである
。
【０００２】
【従来の技術】スクロール圧縮機の構造は、特公平１−
５２５９１号の従来技術に記載されているように、渦巻
状のラップを備える固定スクロール部材と、同様な渦巻
状のラップを備える旋回スクロール部材とを噛み合せ、
旋回スクロール部材の背面側には、旋回スクロール部材
に旋回運動を伝達するためのクランクピンクを有する回
転軸と、該回転軸の軸受と、該回転軸に取付けられたバ
ランスウエイトと、旋回スクロール部材の自転を防止す
るためのオルダム継手が納められている。上記オルダム
継手は旋回スクロール部材の背面とフレームのオルダム
キー溝台座との間に位置し、上記バランスウエイトはオ
ルダム継手より下部に位置している。
５２５９１号の従来技術に記載されているように、渦巻
状のラップを備える固定スクロール部材と、同様な渦巻
状のラップを備える旋回スクロール部材とを噛み合せ、
旋回スクロール部材の背面側には、旋回スクロール部材
に旋回運動を伝達するためのクランクピンクを有する回
転軸と、該回転軸の軸受と、該回転軸に取付けられたバ
ランスウエイトと、旋回スクロール部材の自転を防止す
るためのオルダム継手が納められている。上記オルダム
継手は旋回スクロール部材の背面とフレームのオルダム
キー溝台座との間に位置し、上記バランスウエイトはオ
ルダム継手より下部に位置している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】空調機の快適向上のた
め容量制御幅の拡大が必要になり、これに対応してスク
ロール圧縮機は高速化の傾向にあるが、高速運転時には
、慣性力の増加による振動の増大、軸受荷重増加による
信頼性の低下、バランスウエイトの油撹拌による機械損
失の増大等の問題が生じる。他方、小スペース化の要請
から圧縮機は一層小形化の必要にせまられている。しか
るに、従来のスクロール圧縮機は、オルダム継手とバラ
ンスウエイトとの形状および位置関係を最適にすること
によって圧縮機の小型化、振動の低減、軸受荷重の低減
、バランスウエイトの油撹拌の低減を図るということに
関しては特別の考慮が払われていなかった。
め容量制御幅の拡大が必要になり、これに対応してスク
ロール圧縮機は高速化の傾向にあるが、高速運転時には
、慣性力の増加による振動の増大、軸受荷重増加による
信頼性の低下、バランスウエイトの油撹拌による機械損
失の増大等の問題が生じる。他方、小スペース化の要請
から圧縮機は一層小形化の必要にせまられている。しか
るに、従来のスクロール圧縮機は、オルダム継手とバラ
ンスウエイトとの形状および位置関係を最適にすること
によって圧縮機の小型化、振動の低減、軸受荷重の低減
、バランスウエイトの油撹拌の低減を図るということに
関しては特別の考慮が払われていなかった。
【０００４】本発明は、オルダム継手とバランスウエイ
トとの形状および位置関係に工夫を加えることにより、
前記問題を軽減し、高速化に適応する小形軽量で信頼性
の高いスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
トとの形状および位置関係に工夫を加えることにより、
前記問題を軽減し、高速化に適応する小形軽量で信頼性
の高いスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため、
本発明のスクロール圧縮機は特許請求の範囲の各請求項
に記載の構成上の特徴を有する。
本発明のスクロール圧縮機は特許請求の範囲の各請求項
に記載の構成上の特徴を有する。
【０００６】
【作用】本発明の構成において、バランスウエイトは旋
回スクロール部材の遠心力に対しバランス作用を行うと
共に、しかも、小型化、バランスウエイトの油撹拌作用
の低減、主軸受負荷の軽減ができ、また、オルダム継手
の小形軽量化ひいては慣性力の低減ができる。
回スクロール部材の遠心力に対しバランス作用を行うと
共に、しかも、小型化、バランスウエイトの油撹拌作用
の低減、主軸受負荷の軽減ができ、また、オルダム継手
の小形軽量化ひいては慣性力の低減ができる。
【０００７】
【実施例】本発明のスクロール圧縮機の一実施例を図１
乃至図３を参照して説明する。図１に示すように、密閉
容器１０内の上方にスクロール圧縮機部、下方に電動機
部（図示せず）を設け、これらを回転軸３を介して連設
して電動スクロール圧縮機が構成されている。スクロー
ル圧縮機部は、端板１ａに渦巻状のラップ１ｂを直立し
た固定スクロール部材１と、端板２ａに渦巻状のラップ
２ｂを直立した旋回スクロール部材２を、ラップを互い
に噛み合せて圧縮機構部を形成している。固定スクロー
ル部材１の外周部には吸込口９ｓ、中央部には吐出口９
ｄが開口している。回転軸３は、フレーム４の中央部の
主軸受４ａおよび不図示の下部軸受４ｂに支承され、上
端にはクランクピン３ａが突出し、このクランクピン３
ａが旋回スクロール部材２の端板２ａ下方に突設したボ
ス２ｃ内の旋回軸受に挿入されて、クランクピン３ａと
旋回スクロール部材２が係合される。５は自転防止機構
としてのオルダム継手であり、旋回スクロール部材２が
固定スクロール部材１に対し自転することなく旋回運動
をすることを許す継手であり、旋回スクロール部材２の
端板２ａの背面とフレーム４の静止台座４ｂとの間に配
置されている。６はバランスウエイトであり、回転軸３
に焼嵌め等の方法で取付けられている。
乃至図３を参照して説明する。図１に示すように、密閉
容器１０内の上方にスクロール圧縮機部、下方に電動機
部（図示せず）を設け、これらを回転軸３を介して連設
して電動スクロール圧縮機が構成されている。スクロー
ル圧縮機部は、端板１ａに渦巻状のラップ１ｂを直立し
た固定スクロール部材１と、端板２ａに渦巻状のラップ
２ｂを直立した旋回スクロール部材２を、ラップを互い
に噛み合せて圧縮機構部を形成している。固定スクロー
ル部材１の外周部には吸込口９ｓ、中央部には吐出口９
ｄが開口している。回転軸３は、フレーム４の中央部の
主軸受４ａおよび不図示の下部軸受４ｂに支承され、上
端にはクランクピン３ａが突出し、このクランクピン３
ａが旋回スクロール部材２の端板２ａ下方に突設したボ
ス２ｃ内の旋回軸受に挿入されて、クランクピン３ａと
旋回スクロール部材２が係合される。５は自転防止機構
としてのオルダム継手であり、旋回スクロール部材２が
固定スクロール部材１に対し自転することなく旋回運動
をすることを許す継手であり、旋回スクロール部材２の
端板２ａの背面とフレーム４の静止台座４ｂとの間に配
置されている。６はバランスウエイトであり、回転軸３
に焼嵌め等の方法で取付けられている。
【０００８】密閉容器１０内の下部に設けた電動機で駆
動される回転軸３の回転によるクランクピン３ａの偏心
回転により、旋回スクロール部材２は自転することなく
固定スクロール部材１に対し旋回運動を行い、吸入口９
ｓを介してガスを両スクロール部材のラップで形成され
る密閉室に吸入し、旋回スクロール部材の旋回運動によ
り密閉室は中央部に移動し容積を減少してガスを圧縮し
、圧縮ガスを吐出口９ｄより吐出室８ａに吐出する。 次いで、この圧縮ガスは吐出室８ａから通路８ｂを通っ
て下部の室８ｃに入り、不図示の出口から密閉容器１０
外へ吐出される。
動される回転軸３の回転によるクランクピン３ａの偏心
回転により、旋回スクロール部材２は自転することなく
固定スクロール部材１に対し旋回運動を行い、吸入口９
ｓを介してガスを両スクロール部材のラップで形成され
る密閉室に吸入し、旋回スクロール部材の旋回運動によ
り密閉室は中央部に移動し容積を減少してガスを圧縮し
、圧縮ガスを吐出口９ｄより吐出室８ａに吐出する。 次いで、この圧縮ガスは吐出室８ａから通路８ｂを通っ
て下部の室８ｃに入り、不図示の出口から密閉容器１０
外へ吐出される。
【０００９】上記バランスウエイト６は図２に斜視図と
して示した一体形状のものであり、そのウエイト部は、
フレーム４の静止台座４ｂと主軸受４ａとの間に位置す
る扇形状の径方向突設ウエイト部６ｂと、オルダム継手
５のリング部材５ａ（図３）の内側と旋回スクロール部
材２のボス２ｃとの間に位置する扇形状の軸方向突設ウ
エイト部６ａからなっており、また、回転軸３が嵌着さ
れる孔６ｄを形成する環状取付部６ｃはボス２ｃの下面
と主軸受４ａとの間に位置している。これら扇形状のウ
エイト部６ａ，６ｂおよび環状の取付部６ｃは、回転軸
３の中心を中心とする同心円によって画成されている。
して示した一体形状のものであり、そのウエイト部は、
フレーム４の静止台座４ｂと主軸受４ａとの間に位置す
る扇形状の径方向突設ウエイト部６ｂと、オルダム継手
５のリング部材５ａ（図３）の内側と旋回スクロール部
材２のボス２ｃとの間に位置する扇形状の軸方向突設ウ
エイト部６ａからなっており、また、回転軸３が嵌着さ
れる孔６ｄを形成する環状取付部６ｃはボス２ｃの下面
と主軸受４ａとの間に位置している。これら扇形状のウ
エイト部６ａ，６ｂおよび環状の取付部６ｃは、回転軸
３の中心を中心とする同心円によって画成されている。
【００１０】上記バランスウエイト６、オルダム継手５
およびフレーム４を上から見た平面図を図３に示す、バ
ランスウエイト６は、その環状取付部６ｃの中心を回転
軸３の中心Ｃと一致させて回転軸３に嵌着されており、
そのウエイト部６ａ，６ｂは回転軸３の中心Ｃに対する
クランクピン３ａの中心Ｃ１ の偏心方向とは反対方向
に設けられている。オルダム継手５は、図３に示すよう
に、リング部材５ａと、旋回スクロール２の背面に設け
られた直線状のキー溝２ｄ（不図示）に嵌合する様にリ
ング部材５ａに設けた上部突出キー５ｂと、フレーム４
の静止台座４ｂに設けられた直線状のキー溝４ｃに嵌合
する様にリング部材５ａに設けた下部突出キー５ｃとか
らなっている。キー溝２ｄと４ｃは互いに直角方向にあ
り、これらキー溝に対してキー５ｂ，５ｃは夫々摺動す
る。リング部材５ａはバランスウエイト６の軸方向突設
ウエイト部６ａの外周回転軌跡との最小ギャップをほぼ
一定の小さい値に保つよう長円形状となっており、これ
によりオルダム継手の小形軽量化、慣性の低減の効果が
ある。
およびフレーム４を上から見た平面図を図３に示す、バ
ランスウエイト６は、その環状取付部６ｃの中心を回転
軸３の中心Ｃと一致させて回転軸３に嵌着されており、
そのウエイト部６ａ，６ｂは回転軸３の中心Ｃに対する
クランクピン３ａの中心Ｃ１ の偏心方向とは反対方向
に設けられている。オルダム継手５は、図３に示すよう
に、リング部材５ａと、旋回スクロール２の背面に設け
られた直線状のキー溝２ｄ（不図示）に嵌合する様にリ
ング部材５ａに設けた上部突出キー５ｂと、フレーム４
の静止台座４ｂに設けられた直線状のキー溝４ｃに嵌合
する様にリング部材５ａに設けた下部突出キー５ｃとか
らなっている。キー溝２ｄと４ｃは互いに直角方向にあ
り、これらキー溝に対してキー５ｂ，５ｃは夫々摺動す
る。リング部材５ａはバランスウエイト６の軸方向突設
ウエイト部６ａの外周回転軌跡との最小ギャップをほぼ
一定の小さい値に保つよう長円形状となっており、これ
によりオルダム継手の小形軽量化、慣性の低減の効果が
ある。
【００１１】以上の構造とすることにより、バランスウ
エイトの油撹拌による動力損の軽減、軸受負荷の低減が
可能となり、また、オルダム継手の小型、軽量化、慣性
力の低減が可能となる。従来は、バランスウエイトの軸
方向突設ウエイト部６ａはオルダム継手５のリング部材
５ａの下面よりも下までの高さしかなく、半径方向突設
ウエイト部６ａの厚さを厚くしていた。これに対し本実
施例では、軸方向突設ウエイト部６ａをオルダム継手の
リング部材５ａの内側まで入り込む如く長くしたので、
その分、半径方向突設ウエイト部６ｂの厚さを薄くする
ことができる。このため、該ウエイト部６ｂが存する空
間（フレーム４の静止台座４ｂの下面と主軸受４ａの上
面との間）の軸方向距離を従来より短くすることができ
、従って主軸受４ａを旋回スクロール部材２のボス２ｃ
に従来よりも近づけることができる。これにより、ボス
２ｃからクランクピン３ａに作用する荷重が主軸受４ａ
に対して持つモーメントを減らし、従って、該モーメン
トに対抗するための主軸受４ａおよび下部軸受４ｂの夫
々の軸受荷重を従来よりも減らすことができる。また半
径方向突設ウエイト部６ｂを薄くできることより、バラ
ンスウエイトの油撹拌作用による動力損失を効果的に減
らすことができる。
エイトの油撹拌による動力損の軽減、軸受負荷の低減が
可能となり、また、オルダム継手の小型、軽量化、慣性
力の低減が可能となる。従来は、バランスウエイトの軸
方向突設ウエイト部６ａはオルダム継手５のリング部材
５ａの下面よりも下までの高さしかなく、半径方向突設
ウエイト部６ａの厚さを厚くしていた。これに対し本実
施例では、軸方向突設ウエイト部６ａをオルダム継手の
リング部材５ａの内側まで入り込む如く長くしたので、
その分、半径方向突設ウエイト部６ｂの厚さを薄くする
ことができる。このため、該ウエイト部６ｂが存する空
間（フレーム４の静止台座４ｂの下面と主軸受４ａの上
面との間）の軸方向距離を従来より短くすることができ
、従って主軸受４ａを旋回スクロール部材２のボス２ｃ
に従来よりも近づけることができる。これにより、ボス
２ｃからクランクピン３ａに作用する荷重が主軸受４ａ
に対して持つモーメントを減らし、従って、該モーメン
トに対抗するための主軸受４ａおよび下部軸受４ｂの夫
々の軸受荷重を従来よりも減らすことができる。また半
径方向突設ウエイト部６ｂを薄くできることより、バラ
ンスウエイトの油撹拌作用による動力損失を効果的に減
らすことができる。
【００１２】図４は他の実施例を示し、半径方向突設ウ
エイト部６ｂを無くし、軸方向突設ウエイト部６ａだけ
で所要のバランス機能を果す様にし、それに伴い、バラ
ンスウエイトに対向するフレーム４の径を小さくしたも
のである。これにより、バランスウエイトの小径化、フ
レームの小径、軽量化、バランスウエイトの油撹拌作用
による動力損の低減を図れる。
エイト部６ｂを無くし、軸方向突設ウエイト部６ａだけ
で所要のバランス機能を果す様にし、それに伴い、バラ
ンスウエイトに対向するフレーム４の径を小さくしたも
のである。これにより、バランスウエイトの小径化、フ
レームの小径、軽量化、バランスウエイトの油撹拌作用
による動力損の低減を図れる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、バランスウエイト小径
化もしくはその半径方向突設ウエイト部の薄肉化ができ
、バランスウエイトの油撹拌による機械損失を低減でき
る。また旋回スクロール部材の旋回軸受を収納したボス
と主軸受との間の距離を短かくでき、主軸受に作用する
荷重を低減でき、軸受の信頼性の向上を図れる。またオ
ルタム継手のリング部材を、その内側で旋回するバラン
スウエイトの外周回転軌跡との間に一定の小さいギャッ
プを保つように長円形にしたことで、その小形軽量化が
でき、高速回転時の振動を低減できる。
化もしくはその半径方向突設ウエイト部の薄肉化ができ
、バランスウエイトの油撹拌による機械損失を低減でき
る。また旋回スクロール部材の旋回軸受を収納したボス
と主軸受との間の距離を短かくでき、主軸受に作用する
荷重を低減でき、軸受の信頼性の向上を図れる。またオ
ルタム継手のリング部材を、その内側で旋回するバラン
スウエイトの外周回転軌跡との間に一定の小さいギャッ
プを保つように長円形にしたことで、その小形軽量化が
でき、高速回転時の振動を低減できる。
【図１】本発明の一実施例のスクロール圧縮機の圧縮機
構部を示す縦断面図。
構部を示す縦断面図。
【図２】同実施例のバランスウエイトの斜視図。
【図３】同実施例のオルダム継手、バランスウエイトお
よびフレームを上から見た平面図。
よびフレームを上から見た平面図。
【図４】他の実施例の圧縮機構部の縦断面図。
１…固定スクロール部材 ２…
旋回スクロール部材 ２ｃ…ボス部
３…回転軸３ａ…クランクピン
４…フレーム４ａ…主軸受
４ｂ…静止台座（
キー溝台座） ５…オルダム継手
５ａ…リング部材６…バランスウエイト
６ａ…軸方向突設ウエイト部 ６ｂ…半径方向突設ウエイト部
旋回スクロール部材 ２ｃ…ボス部
３…回転軸３ａ…クランクピン
４…フレーム４ａ…主軸受
４ｂ…静止台座（
キー溝台座） ５…オルダム継手
５ａ…リング部材６…バランスウエイト
６ａ…軸方向突設ウエイト部 ６ｂ…半径方向突設ウエイト部
Claims (2)
- 【請求項１】 固定スクロール部材及び旋回スクロー
ル部材を互いに噛み合せて固定スクロール部材をフレー
ムに固定し、旋回スクロール部材背面に突設したボス内
の旋回軸受にフレームに設けられた主軸受にて支承され
た回転軸のクランクピンを嵌合し、旋回スクロール部材
背面とフレームのキー溝台座との間には旋回スクロール
部材の自転を防止するリング部材を含むオルダム継手を
備え、主軸受と旋回スクロール部材のボスとの間にて回
転軸に取付けられたバランスウエイトを備え、バランス
ウエイトのウエイト部を前記回転軸に対して所定の扇形
角度範囲内に設けたスクロール圧縮機において、バラン
スウエイトのウエイト部は、オルダム継手のリング部材
の内側まで入り込んでいる軸方向突設ウエイト部から構
成され、オルダム継手のリング部材は、該リング部材と
上記軸方向突設ウエイト部の外周回転軌跡との間の最小
隙間をほぼ一定の小さい値にする様に長円形状をなして
いることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項２】 固定スクロール部材及び旋回スクロー
ル部材を互いに噛み合せて固定スクロール部材をフレー
ムに固定し、旋回スクロール部材背面に突設したボス内
の旋回軸受にフレームに設けられた主軸受にて支承され
た回転軸のクランクピンを嵌合し、旋回スクロール部材
背面とフレームのキー溝台座との間には旋回スクロール
部材の自転を防止するリング部材を含むオルダム継手を
備え、主軸受と旋回スクロール部材のボスとの間にて回
転軸に取付けられたバランスウエイトを備え、バランス
ウエイトのウエイト部を前記回転軸に対して所定の扇形
角度範囲内に設けたスクロール圧縮機において、バラン
スウエイトのウエイト部は、オルダム継手のリング部材
の内側まで入り込んでいる軸方向突設ウエイト部と、フ
レームのキー溝台座と主軸受との間の空間に位置する半
径方向突設ウエイト部と、から構成され、オルダム継手
のリング部材は、該リング部材と上記軸方向突設ウエイ
ト部の外周回転軌跡との間の最小隙間をほぼ一定の小さ
い値にする様に長円形状をなしていることとを特徴とす
るスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7119791A JPH04308381A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7119791A JPH04308381A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04308381A true JPH04308381A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=13453707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7119791A Pending JPH04308381A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04308381A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6190147B1 (en) * | 1998-11-05 | 2001-02-20 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Rotation balancing mechanism for orbiting scrolls of scroll-type compressors |
| US7473083B2 (en) * | 2006-03-14 | 2009-01-06 | Lg Electronics Inc. | Oil separating device for compressor |
| JP2011508237A (ja) * | 2007-12-27 | 2011-03-10 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | タービンロータ組立体をバランスさせるための方法及びシステム |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP7119791A patent/JPH04308381A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6190147B1 (en) * | 1998-11-05 | 2001-02-20 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Rotation balancing mechanism for orbiting scrolls of scroll-type compressors |
| US7473083B2 (en) * | 2006-03-14 | 2009-01-06 | Lg Electronics Inc. | Oil separating device for compressor |
| JP2011508237A (ja) * | 2007-12-27 | 2011-03-10 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | タービンロータ組立体をバランスさせるための方法及びシステム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0826761B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
| JPH04365902A (ja) | スクロール型流体機械 | |
| US4585402A (en) | Scroll-type fluid machine with eccentric ring drive mechanism | |
| US5007810A (en) | Scroll compressor with unitary crankshaft, upper bearing and counterweight | |
| US6190147B1 (en) | Rotation balancing mechanism for orbiting scrolls of scroll-type compressors | |
| JP2897449B2 (ja) | スクロール圧縮機の可変クランク機構 | |
| JPH04308381A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| US12012959B2 (en) | Scroll compressor | |
| EP0797003A1 (en) | Oldham coupling mechanism for a scroll type fluid displacement apparatus | |
| JP2002332976A (ja) | スクロール型流体機械 | |
| JPH0647989B2 (ja) | スクロ−ル式流体機械 | |
| JP2804928B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
| JPH04265485A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP4754916B2 (ja) | スクロール型圧縮機および空気調和機 | |
| JPH08261165A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH04219401A (ja) | スクロール流体機械 | |
| JP2570535B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH0821377A (ja) | スクロール流体機械 | |
| JPS631031Y2 (ja) | ||
| JP2550622Y2 (ja) | スクロール式流体機械 | |
| JP2020112142A (ja) | スクロール型流体機械 | |
| JPH08312543A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
| JPH04234591A (ja) | スクロ−ル形圧縮機 | |
| JPH04219402A (ja) | スクロール流体機械 | |
| JPH05149271A (ja) | スクロール圧縮機 |