JPH105420A - 遊技機、及び遊技設備 - Google Patents

遊技機、及び遊技設備

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JPH105420A
JPH105420A JP16317896A JP16317896A JPH105420A JP H105420 A JPH105420 A JP H105420A JP 16317896 A JP16317896 A JP 16317896A JP 16317896 A JP16317896 A JP 16317896A JP H105420 A JPH105420 A JP H105420A
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JP
Japan
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game
signal
jackpot
special
gaming machine
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JP16317896A
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English (en)
Inventor
Sadao Ioki
定男 井置
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Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、所定の遊技状態における複数種
の遊技パターンの識別信号の出力手段を、遊技機が備
え、その識別信号を既存の遊技信号と同一の信号ライン
で送ることを目的とした。 【解決手段】 この発明の実施形態に係わる遊技機、及
び遊技設備において、所定の遊技状態における複数種の
遊技パターンを発生する手段を備える遊技機が、該複数
種の遊技パターンの識別信号を外部に出力する手段を備
えることによって、島設備装置(呼出装置)や集中管理
装置における各種の詳細な遊技データの収集及び報知が
可能となる。また、遊技パターンの識別信号を送信する
ときの送出形態を変化させることにより、既存の信号と
同一の信号ラインで送信可能となり、遊技設備のコスト
面及び設置作業面にメリットを与えることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定条件の成立
に基づく複数種類の遊技状態内の所定の遊技状態におい
て、複数種類の遊技パターンを発生可能な遊技パターン
発生手段と、該複数種類の遊技パターンの識別信号を遊
技機外部に送信する外部送信手段と、を備えた遊技機、
及び、該遊技機に接続され、該遊技機を複数設置してな
る島設備に設置される、該遊技機からの複数種類の遊技
パターン信号の識別報知が可能な遊技設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パチンコ遊技機で代表される
遊技機においては、特別図柄(特図)始動口への入賞
(始動ゲートの通過も含む)に基づき特図の可変表示装
置による特図可変表示遊技(変動表示遊技)を行わせ、
所定時間経過後にその変動表示を停止させて、その停止
図柄が所定の停止表示態様(例えば、「1,1,1」等
のゾロ目)になった場合に大当たり状態を発生させるよ
うにしたものがよく知られている。
【0003】また、特図の始動口を兼ねた普通変動入賞
装置が設置され、普通図柄(普図)の始動口への入賞
(普図始動ゲートの通過も含む。)に基づき普図の可変
表示装置による普図可変表示遊技(普図の変動表示遊
技、即ち補助可変表示遊技)を行わせ、その停止表示態
様に基づき普通変動入賞装置を開放させて特図始動口
(普通変動入賞装置)への入賞率を変化させるパチンコ
遊技機も一般に知られている。
【0004】そして、最近では、大当たり状態を発生さ
せるゾロ目の停止表示態様の内、特定の停止図柄態様
(例えば「1」、「3」、「5」、「7」、「9」の奇
数のゾロ目)で停止した場合には、特別な大当たり(確
率変動大当たり)として、その大当たりの遊技(特別遊
技状態)終了後に、大当たりがさらに2回発生するま
で、特図の可変表示遊技における大当たり発生(ゾロ目
の発生)確率を高確率状態(特図確変状態)に変更させ
たり、普図の可変表示遊技における当たり発生確率を高
確率状態(普図確変状態)に変更させたりする確率変動
状態を発生可能な遊技機も一般に知られている。
【0005】また、以上のような遊技機においては、発
生する遊技状態の種類に対応した信号の出力を行う外部
情報端子が設けられ、遊技店に設置された集中管理装置
と接続を行えるようにして、遊技状態の種類ごとの発生
回数や発生率などの遊技データの収集を可能にしてい
る。
【0006】一方、最近の遊技店においては、遊技機が
設置されている島設備に、該遊技機と集中管理装置との
接続ラインを中継(或いは接続ラインから信号を取り出
して入力)する島設備装置を備えており、該島設備装置
に遊技機からの遊技状態信号を入力することにより、例
えば、大当たりの計数、大当たり回数の表示、或いは大
当たり状態の装飾表示等を島設備側で行えるようにした
遊技設備も考えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のパチンコ遊技機
においては、大当たり、可変表示遊技のスタート、可変
表示を行わせるための始動入賞等の遊技状態の種類に応
じた外部出力(外部出力信号)しか発せられず、大当た
り状態のうちの通常大当たりと確変(確率変動)大当た
りとを区別したり、リーチ状態のうちのノーマルリーチ
とスペシャルリーチとを区別する等の様に同じ種類の遊
技状態の中の複数の遊技パターンを区別する外部出力信
号を発することは行われていなかった。
【0008】そのため、遊技店における従来の遊技設備
においては、集中管理装置側で上記複数の遊技パターン
に基づいて遊技データの収集を行ったり、島設備装置側
で上記複数の遊技パターン別の装飾表示や発生の報知な
どを行ったりすることが不可能であった。
【0009】例えば、大当たりに関していえば、確変大
当たりと通常大当たりの種類別の遊技データの収集が行
えなかったために、確変大当たりの回数や、すべての大
当たりに対する確変大当たりの発生比率など、詳細な遊
技データの収集が行えなかった。特に、確変大当たりに
関しては、大当たり発生後の遊技状態に及ぼす影響が大
きいため、より正確なデータが求められる。また、島設
備装置においても、従来は、通常大当たりと確変大当た
りとを区別した報知を行えなかったため、店の係員が大
当たりの種類の識別を直ぐにすることができず、その
分、当たり種別の専用札を取り付けたり、店内放送を行
ったり、玉箱を余分に用意したりする、といった対応が
遅れてしまうことが多かった。また、他の遊技者に対し
て確変大当たり発生に対するアピールが十分に行えなか
った。
【0010】このような問題を解決するため、遊技機で
発生する各種遊技状態や遊技パターン等を区別する信号
の出力を行う外部情報端子を個々の遊技機が備えること
も考えられるが、その場合には、遊技機のコストの問題
や、新規開店時や新台の入れ替え時に行うべき外部情報
端子の接続作業や配線作業が複雑となり非常に手間の掛
かるものになるなどの問題があった。また、遊技パター
ンは遊技機の機種毎に変化するため、異なった種類の遊
技機を集中管理装置と接続する為には、予め余分に入力
端子を設けたり、遊技機の設置毎に入力端子の変更を行
う必要がある等の問題点があった。
【0011】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、島設備装置において複数種の遊技パターン
の識別報知ができ、集中管理装置において詳細な遊技情
報の収集が可能となる遊技機を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、所定の条件が成立したこと
に基づき、複数種類の遊技状態を発生可能な遊技機にお
いて、前記複数種類の遊技状態の内の所定種類の遊技状
態には更に複数種類の遊技パターンが含まれ、前記所定
条件の成立の内容に応じた種類の遊技パターンを発生可
能な遊技パターン発生手段と、前記遊技パターンの種類
に応じた識別信号を遊技機外部に送信する外部送信手段
とを備えた構成とした。
【0013】この請求項1記載の発明によれば、遊技機
において発生される複数種類の遊技状態の内の所定種類
の遊技状態として、所定条件の成立内容に応じて発生さ
れる複数種類の遊技パターンがあって、該遊技パターン
の種類に応じた識別信号を、集中管理装置及び島設備装
置(呼出装置)に送信できることとなり、集中管理装置
側では詳細な遊技データの収集が行え、島設備装置側で
は詳細な遊技データの収集とともに遊技状態の報知や装
飾が行える。
【0014】ここで、遊技機とは、パチンコ遊技機、パ
チコン機及び雀球遊技機などの弾球遊技機、パチスロ
機、スロットマシーンなど、どのような遊技機であって
もよい。
【0015】所定条件とは、例えば、特別遊技状態、リ
ーチ状態、特図の可変表示遊技の始動、特図の始動口へ
の入賞、普図の当たり遊技、普図始動口への入賞(通過
も含む。)などの遊技状態を発生させる条件である。そ
のうちの特別遊技状態を発生させる所定条件としては、
例えば、特図の可変表示遊技における停止表示態様が
「1,1,1」、「2,2,2」等のゾロ目)になるこ
とである。
【0016】確率変動状態の場合には、確率変動大当た
り(例えば、奇数のゾロ目の停止表示態様によって起こ
る)の終了が条件となる。遊技状態とは、例えば、第1
種のパチンコ遊技機においては大当たり状態、確率変動
状態、打ち込み球の発生状態、リーチ状態などである。
遊技パターンとは、例えば、大当たり状態においては通
常大当たり状態や確変大当たり状態、リーチ状態におい
ては通常(ノーマル)リーチ状態やスペシャルリーチ状
態、確率変動状態においては特図確率変動状態や普図確
率変動状態、などである。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
遊技機において、特別条件の成立に基づき特別遊技状態
を発生可能であって、前記特別条件の成立には複数通り
の成立パターンがあり、該特別条件の成立パターンの種
類に応じて付加価値の異なる前記特別遊技状態を発生可
能であり、前記外部送信手段は、前記特別条件の成立パ
ターンの識別信号を送信可能である構成とした。
【0018】この請求項2記載の発明によれば、特に、
特別条件の成立に基づいて、特別遊技状態を発生可能で
あって、尚かつ、特別条件の成立には複数通りの成立パ
ターンがあり、その成立パターンに基づいた遊技的付加
価値の異なる特別遊技状態を発生可能であるような、遊
技機において、該特別条件の成立パターンを識別するた
めの信号を、該遊技機の備える外部送信手段でもって送
信可能である。そのため、例えば、大当たりに関してい
えば、通常大当たりと確変大当たりの種類別の遊技デー
タの収集が可能となり、確変大当たりに対する詳細なデ
ータ収集が可能になる。特に、確変大当たりはその後の
遊技状態に大きな影響を及ぼすので、この場合、確変大
当たりのデータ収集は重要となる。
【0019】ここで、特別条件とは、請求項1における
所定条件の特定の場合で、例えば、第1種のパチンコ遊
技機においては、特別図柄の可変表示遊技において、そ
の停止図柄が所定の停止表示態様(例えば、「1,1,
1」等のゾロ目)になることである。特別遊技状態と
は、例えば、1種のパチンコ遊技機においては、大当た
り状態などであり、このとき、大当たり状態は、複数の
成立パターン(例えば、停止表示態様が「1,1,
1」、「3,3,3」などの奇数のゾロ目の場合と
「2,2,2」などの偶数のゾロ目の場合)により成立
し、通常大当たり(成立パターンが偶数のゾロ目の場
合)や確変大当たり(成立パターンが奇数のゾロ目の場
合)などの付加価値の異なる特別遊技状態を発生可能で
ある。
【0020】請求項3は、請求項1又は2に記載の遊技
機において、前記外部送信手段により送信される信号の
送出形態を変化させることにより、前記複数種類の遊技
パターンの識別信号を同一の信号ラインで送信可能にし
たことを特徴としている。
【0021】この請求項3記載の発明によれば、前記複
数種類の遊技パターンの識別信号を外部(島設備装置や
集中管理装置など)に送出するとき、その識別信号の形
態を変化させることにより、既存の遊技状態信号と同一
の信号ラインでもって送信することを可能とした。この
結果、複数種の遊技パターンの識別に対応するための、
遊技機の出力端子や島設備装置及び集中管理装置の入力
端子の増設、及びそれに伴う配線接続の増加、をしなく
ても済み、新台設置時のコスト面及び配線作業面にメリ
ットを与える。また、このとき、確率変動状態中の大当
たり確率や確率変動状態中のベースの算出なども、従来
通り、正確に行うことが出来る。
【0022】請求項4に記載の発明は、所定条件が成立
したことに基づき、複数種類の遊技状態を発生可能であ
り、該複数種類の遊技状態の内の所定種類の遊技状態に
おいて、複数種類の遊技パターンを発生可能な遊技パタ
ーン発生手段と、該遊技パターンの種類に応じた識別信
号を遊技機外部に送信する外部送信手段とを備えた遊技
機に接続されるとともに、該遊技機を複数設置してなる
島設備に設置され、該遊技機からの前記遊技パターンの
種類に応じた識別信号に基づき、前記遊技パターンの種
類に応じた識別報知を行うことを特徴とする。
【0023】この請求項4記載の発明によれば、島設備
に設置された島設備装置(呼出装置)に、複数種の遊技
パターンの識別信号を入力することによって、より詳細
な遊技情報の収集及び報知が行えるようになる。例え
ば、島設備装置における通常大当たりと確変大当たりの
識別表示や装飾表示、及びより詳細な遊技データの作成
や表示が行える。また、そのことによって、係員の作業
がし易くなり、遊技者も的確に自己の遊技状態を把握で
きる。更に、他の遊技者に確変大当たり発生に対するア
ピールを十分に行える様になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる遊技機及
び遊技設備の実施の形態について図を参照しつつ説明す
る。
【0025】[第1の実施の形態]図1は、この発明の
実施形態に係わる遊技機と遊技設備を含む遊技店の運営
管理システムを示すブロック図である。
【0026】図1に示すように、遊技店の運営管理シス
テムは、遊技機10,10,・・、各遊技機に付設され
た呼出装置20,20,・・、集中管理装置30、島管
理装置40、景品管理装置50及び玉計数装置60など
から構成されている。
【0027】パチンコ遊技機として例示する遊技機1
0,10,・・は、例えば、遊技者がプリペイドカード
や現金などで購入した遊技球を用いて遊技を行うための
もので、遊技店内の島設備(図示省略)に通常複数配設
されている。
【0028】遊技機10には、役物制御回路100、排
出発射回路200などが設置されている。各遊技機10
が配設された島設備(図示省略)には島設備装置として
の呼出装置20が付設されており、その呼出装置20を
介してLAN(LocalArea Network)
により相互に結ばれている。また、LANは島管理装置
40を介して集中管理装置30にも繋がっており、これ
によって、遊技機10,10,・・、及び呼出装置2
0,20,・・は、島管理装置40及び集中管理装置3
0との間で相互にデータ通信が行える。
【0029】呼出装置20,20,・・は、各遊技機1
0に対応させて、通常、島設備(図示省略)の上部に設
置されている。呼出装置20は、付設の遊技機10の遊
技状態情報やエラー(故障、異常、不正行為など)情報
を、外部(遊技者や店の係員など)に対して報知し、そ
の報知は、ランプ、液晶表示装置などによって行われ
る。実際の報知の仕方の詳細は図9,10のところで説
明する。
【0030】また、上記のように各呼出装置20はLA
Nによって結ばれることにより、遊技機10や呼出装置
20自身からの情報を島管理装置40や集中管理装置3
0に送ったり、逆に、島管理装置40や集中管理装置3
0からの情報を遊技機10に伝えたり、呼出装置20自
身が受けたりすることができる。
【0031】集中管理装置30は、遊技店側が店の運営
管理を行うための装置で、遊技機10や呼出装置(島設
備装置)20から島管理装置40を介して送られてくる
各種遊技情報を、I/F(インターフェース)36を通
じて受信し、景品管理装置50や玉計数装置60から送
られてくる情報をI/F(インターフェース)37を通
じて受信して、その送られてきた情報を収集する。逆
に、上記各装置に対して情報を送信して各装置のコント
ロールや監視も行う。
【0032】集中管理装置30は、制御装置(コンピュ
ーター)31、データ記憶装置32、端末装置33、プ
リンタ34、店内放送装置35、I/F(インターフェ
ース)36及びI/F(インターフェース)37等を備
えている。
【0033】制御装置(コンピューター)31は、遊技
機10や呼出装置20から送られてくる各種遊技情報、
並びに景品管理装置50や玉計数装置60から送られて
くる遊技媒体(遊技球)や景品交換に関する情報を、そ
れぞれI/F(インターフェース)36,37を介して
受信し、その受信したデータに基づいて演算を行い各種
の遊技データを算出する。また、算出データを基に上記
各装置に対して情報を送信して制御する。
【0034】次に、集中管理装置30の各内部装置につ
いて説明する。
【0035】データ記憶装置32は、制御装置31によ
って算出された各種遊技データなどを記憶するメモリー
の役割を果たす装置である。
【0036】端末装置33は、外部者(遊技店)が集中
管理装置30を操作する為の装置で、集中管理装置30
における処理内容の指示や変更、新たな処理内容の追加
などを行う装置である。
【0037】プリンタ34は、制御装置31によって算
出された各種遊技データをプリントアウトするための装
置である。実際のプリントアウト結果の例は、図11
(後述)を参照のこと。
【0038】店内放送装置35は、店内に流す音楽や店
内情報(例えば、大当たり発生情報、特別景品情報、営
業時間情報、新台入れ替え情報など)を放送するための
装置である。
【0039】I/F36,I/F37は、制御装置31
と外部装置とがデータをやり取りするためのインターフ
ェースで、I/F36は、遊技機10,呼出装置20,
島管理装置40と制御装置31との、I/F37は、景
品管理装置50,玉計数装置60と制御装置31との、
インターフェースである。
【0040】島管理装置40は、各島設備単位で遊技情
報の収集及び管理を行い、遊技情報を集中管理装置30
に送るとともに、島設備単位で遊技情報の報知を行う。
【0041】景品管理装置50は、玉計数装置60で発
行された景品交換チケットの度数の読み取り処理及びそ
の度数に応じた景品への交換処理を行う装置であり、そ
の結果をI/F37を介して集中管理装置30に送信す
る。
【0042】玉計数装置60は、遊技者が持ち玉を計数
して景品交換チケットに交換するための装置であり、計
数された球数及び発行された景品交換チケットに関する
情報などをI/F37を介して集中管理装置30に送信
する。
【0043】図2は、遊技機10がパチンコ遊技機であ
る場合の遊技盤正面図である。
【0044】以下に、この遊技盤正面図の説明、及び遊
技中発生する各種遊技状態について述べる。
【0045】図2に示す遊技盤71はいわゆる第1種の
パチンコ遊技機のものである。
【0046】この遊技盤71のガイドレール72で囲ま
れた遊技領域73には、特別図柄の可変表示装置(特別
図柄表示装置)160、特別変動入賞装置120a、普
図始動ゲート(普図始動入賞口)76,76、普通図柄
の可変表示装置(普通図柄表示装置)120c、一般入
賞口78,78,・・・、特図始動口を兼ねた普通変動
入賞装置120e、風車とよばれる方向変換部材80,
80,・・・、サイドランプ81,81,・・・、障害
釘などが配設されている。
【0047】そして、特別図柄の可変表示装置160に
は例えば液晶表示画面などによって構成される可変表示
部74a、特図始動記憶表示器120b,120b,・
・・等が設けられ、普図始動ゲート76,76の下方に
は普図始動記憶表示器120d,120d,・・・が配
設されている。
【0048】普通変動入賞装置120eの左右一対の開
閉部材79a,79aは、常時は遊技球1個分受け入れ
うる間隔を開けた状態に閉じているが、普通図柄表示装
置77の普図可変表示遊技の結果如何によって、逆
「八」の字状に開いて遊技球を受け入れやすい状態に変
化するようになっている。
【0049】特別変動入賞装置75は開閉扉75aによ
って開閉される大入賞口75bを備えている。開閉扉7
5aは常時は閉じているが、特別図柄の可変表示装置7
4の特別図柄可変表示遊技(特図可変表示遊技)の結果
如何によって、開放されるようになっている。
【0050】次に、始動入賞、可変表示遊技のスター
ト、リーチ状態、大当たり発生状態、確率変動状態等の
各種遊技状態について説明する。
【0051】遊技領域73中に打ち込まれた遊技球が普
通変動入賞装置120eに入賞(始動入賞)すると、そ
の入賞が内部の特図始動スイッチ130aに検出され
て、可変表示装置160の可変表示部74aに特別図柄
の変動表示(可変表示遊技のスタート)がなされること
により、特別図柄の可変表示遊技が行われる。この特別
図柄可変表示遊技の、左、中、右の図柄が順に停止され
る過程において、大当たりを発生させる可能性のある停
止表示態様(例えば、「1,1,−」、「2,2,
−」、「3,3,−」など)となった場合は、それらリ
ーチの態様に応じてリーチ表示態様に変換される。
【0052】特別図柄可変表示遊技において、このよう
な(例えば、右の図柄だけが可変表示される)リーチ表
示態様になっている場合の遊技状態をリーチ状態とい
う。
【0053】また、リーチ状態の遊技パターンとしては
ノーマル(通常)リーチ状態とスペシャルリーチ状態が
ある。両者はそのリーチ表示態様が異なり(例えば、ノ
ーマルに比べスペシャルの方がリーチ表示態様時間が長
かったり、短かったりするなど)、また、スペシャルリ
ーチの方がノーマルリーチよりリーチ表示態様後の大当
たりのくる確率が高くなる。
【0054】そして、この特別図柄可変表示遊技の結果
として、その停止図柄が大当たりを発生させる所定の停
止表示態様(例えば、「1,1,1」、「2,2,
2」、「3,3,3」などのぞろ目)となった場合、大
当たりとなって大当たりの遊技状態(特別遊技状態)が
発生される。
【0055】この特別遊技状態は、特別変動入賞装置1
20aの開閉扉75aが所定時間開放されて閉じるサイ
クルを1サイクルとし、各サイクル中遊技者が大入賞口
75b中の継続入賞領域の継続スイッチに検出されるこ
とを条件に所定サイクル(例えば、16サイクル)まで
継続される遊技である。ただし、各サイクル中、大入賞
口75bに遊技球が所定個数(例えば、10個)入賞し
たときはその時点でそのサイクルを終了する。
【0056】特別遊技状態の遊技パターンとしては、通
常大当たりの通常特別遊技状態と、確率変動(確変)大
当たりの確変特別遊技状態がある。
【0057】特別遊技状態が特図可変表示遊技の特定の
停止図柄態様(例えば、「1」,「3」,「5」,
「7」,「9」など、特別図柄(奇数)が3個揃ったぞ
ろ目、確率変動図柄と言う)で発生したときには、通常
大当たり遊技(通常特別遊技状態)と同様の特別遊技状
態の終了後、付加価値として、例えば、その後に大当た
りが2回発生するまで大当たりの発生確率が高確率とな
る確率変動状態が発生する。この確率変動状態中は、別
の付加価値として、普通図柄の可変表示図柄での当たり
の発生確率も高くなる普通図柄の確率変動状態(普図可
変表示遊技の遊技パターンの一形態)となる。確率変動
状態は特別遊技状態中は中断された状態となる。確率変
動中に再度所定の停止図柄態様(例えば、「1」,
「3」,「5」,「7」,「9」などの確率変動図柄が
3個揃ったぞろ目)で大当たりが発生したときには、所
定の制限の下で確率変動状態が継続して発生される。
【0058】図3は、役物制御回路100とその周辺装
置のブロック図である。
【0059】役物制御回路100は、内部にRAM11
0a、CPU110b、ROM110cを備えたワンチ
ップマイコン(マイクロコンピュータ)110、I/O
ポート111、出力ポート121、ドライバー122、
バッファーゲート131、ローパスフィルター132、
サウンドジェネレーター133、I/F(インターフェ
ース)113、I/F(インターフェース)114など
から構成されている。
【0060】以下に、役物制御回路100の各構成装置
及び各構成装置に接続されている周辺装置について説明
する。
【0061】ワンチップマイコン110は、内部にRA
M(ランダムアクセスメモリー)110a、CPU(中
央演算処理装置)110b、ROM(リードオンリーメ
モリー)110cを備え、I/Oポート111を介し
て、各種(始動)スイッチやセンサーから信号を受け、
その信号に基づき、各種役物装置に信号を送信して、遊
技機の各種遊技状態の制御を行っている。また、分周回
路112、及び電源供給回路である電源回路113と接
続されている。
【0062】そして、ワンチップマイコン110は、I
/F113を介して、電源回路を内蔵した表示制御回路
150に各種遊技状態に対応した信号を送り、表示制御
回路150は受信した信号に基づき、特別図柄表示装置
160によって各種遊技状態に対応した図柄をLCD
(液晶)表示する。また、I/F114を介して排出発
射制御回路200と繋がっており、排出発射制御回路2
00が各種遊技状態に対応した玉(球)の排出発射を行
うための信号を送信する。
【0063】役物制御回路100のローパスフィルター
132には、特図始動スイッチ130a、普図始動スイ
ッチ130b、カウントスイッチ130c、継続スイッ
チ130d、確率設定スイッチ130e、セーフセンサ
ー130f、及び遊技盤外部情報端子140が接続され
ている。
【0064】役物制御回路100のドライバー122に
は、特別変動入賞装置120a、特図始動記憶表示器1
20b、普通図柄表示装置120c、普図始動記憶表示
器120d、普通変動入賞装置120e、装飾ランプ及
びLED120f、及び外部送出手段としての遊技盤外
部情報端子140が接続されている。
【0065】ローパスフィルター132に繋がれている
各スイッチ及びセンサーからの信号は、ローパスフィル
ター132、バッファーゲート131、及びI/Oポー
ト111を介してワンチップマイコン110に送られ演
算処理され、その処理結果に基づいた信号が、その種類
に応じて、I/Oポート111、出力ポート120、及
びドライバー122を介して各種役物関連装置(120
a〜120f)や外部装置(外部情報端子を介して呼出
装置)に送られたり、I/F113を介して特別図柄表
示装置160へ、或いはI/F114を介して排出発射
制御回路200へ送られる。
【0066】遊技盤外部情報端子140(その具体図は
図12を参照)は、役物制御回路100から呼出装置2
0へ各種遊技状態に関する信号を送る場合、及び各役物
装置から役物制御回路100へ各種遊技状態発生に関す
る信号を送る場合のインターフェースの役割を果たして
いる。また、役物制御回路100とは、ドライバー12
2(信号出力時)及びローパスフィルター132(信号
入力時)で繋がっており、呼出装置20への信号出力の
一部(ステレオ音を表す信号)は呼出装置のI/F30
4を介さずに直接ステレオ変換IC340に入力され
る。
【0067】サウンドジェネレーター133は、各種遊
技状態に対応したデジタル信号をアナログの音声信号に
変換する。そして、音声信号をアンプ134に送信し、
スピーカー135が各種遊技状態に対応した音声を発す
る。
【0068】図4は、排出発射制御回路200とその周
辺装置のブロック図である。
【0069】排出発射制御回路200は、内部にCPU
210a、ROM210b、RAM210cを備えたワ
ンチップマイコン(ワンチップマイクロコピュータ)2
10、パワーONプロテクト回路211、I/F21
2、I/F213、強弱調整回路220、ドライバー2
21、タッチ回路230、ドライバー250、フィルタ
ー260、ドライバー280、玉抜きSOL監視回路2
81、ドライバー290などからなる。
【0070】排出発射制御回路200は、接続されてい
る本体枠関連電動装置(発射関連装置、各種センサー、
各種ソレノイドなど)や枠装飾部材(各種ランプやモニ
ターなど)の制御を行う。
【0071】玉の排出発射に関して、排出発射制御回路
200は、役物制御回路100からの遊技状態信号、カ
ードユニット(図示省略)からの遊技球の貸出信号及び
貸出停止信号、を受け、各信号に対応した玉の排出を行
い、遊技者のハンドル操作による信号を受けて発射関連
装置による遊技球の発射及び発射停止を行う。また、集
中管理装置30(呼出装置20)からの発射停止信号に
よって遊技球の発射停止を行う。
【0072】排出発射制御回路200には、以下の様な
各種周辺装置や回路が接続されている。
【0073】外部情報端子I/F214を介して、排出
発射制御回路200からは集中管理装置30(呼出装置
20)へ玉排出発射情報信号及びエラー信号(枠)が送
信され、逆に、集中管理装置30(呼出装置20)から
は排出発射制御回路200へ、発射停止信号が送信され
る。
【0074】電源回路1(215)、電源回路2(21
6)は、排出発射制御回路200とその周辺装置にDC
(直流)を供給する電源回路である。特に、電源回路2
(216)は、遊技球の発射を安定させるために、発射
関連装置(RS222、玉送りMg252など)に対し
て安定化したDCを供給する電源回路である。
【0075】RS(ロータリーソレノイド)222、ボ
リューム223、タッチスイッチ231、玉送りマグネ
ット(Mg)251は、遊技球の発射関連装置である。
玉送りMg251が順次遊技球を発射装置に送り、RS
(ロータリーソレノイド)222によって遊技球が発射
される。このとき、ボリューム223を調整すること
で、発射される遊技球の打ち出しの強さが強弱調整回路
220により調整される。
【0076】オーバーフロースイッチ261は、下皿で
の玉貯留の満タン状態を検出するスイッチであり、満タ
ン状態が検出されると遊技球の発射停止が行われる。半
端センサー262は、排出される前の玉が所定位置に有
るかを検出するセンサーである。玉抜きセンサー263
は、遊技機内の玉を島設備へ排出するセンサー(スイッ
チ)である。
【0077】この他、玉抜きSOL282、完了ランプ
283、セーフSOL284、排出SOL285、OK
モニター291、などがある。
【0078】図5は、島設備装置である呼出装置20を
構成する内部装置のブロック図である。
【0079】呼出装置20は、制御装置(CPU)30
0、データ記憶部301、制御ROM302、制御RA
M303、I/F(インターフェース)304、VDP
310、ビデオRAM311、画像データROM31
2、液晶表示器313、ドライバー320、装飾ランプ
1(320a)、装飾ランプ2(320b)、装飾ラン
プ3(320c)、フィルター330、呼出スイッチ3
31、データスイッチ332、ステレオ音変換IC34
0、アンプ341a、アンプ341b、スピーカー左3
42a、スピーカー342b、I/F350、リモコン
受信部360などから構成される。
【0080】制御装置(CPU)300には、データ記
憶部301、制御ROM302、制御RAM303が接
続されマイクロコンピューターを構成し、他には、I/
F304、I/F350、VDP310、ドライバー3
20、フィルター330、ステレオ音変換IC340が
接続されている。
【0081】呼出装置20のインターフェースI/F3
04は、遊技機10の役物制御回路100の外部情報端
子140(図3参照)と排出発射制御回路200の外部
情報端子214(図4参照)とを、島管理装置40を介
して、集中管理装置30のインターフェースI/F35
に接続している。そして、制御装置300は、インター
フェースI/F304を通じて外部との通信を行う。
【0082】制御装置300は、I/F304を介して
遊技機10から各種遊技状態信号及び各種玉排出発射信
号を受信(一部送信)する。具体的には、制御装置30
0に対して、遊技機10の役物制御回路100からは、
各種遊技状態信号である、大当たり信号、スタート信
号、始動入賞信号、特図確率変動信号、リーチ信号、普
図当たり信号、普図スタート信号、エラー信号(役物)
などが送信され、遊技機10の排出発射制御回路200
からは、各種玉排出発射信号である、打ち込み球信号、
賞球信号、玉貸し信号、補給信号、エラー信号(枠)な
どが送信される。また、制御装置300から遊技機10
の排出発射制御回路200へは、玉排出発射信号である
発射停止信号が送信される。
【0083】ここで、大当たり信号は特図の可変表示遊
技において大当たり(特別遊技状態と呼ばれる遊技状
態)の発生を示す信号、スタート信号は特図可変遊技が
スタートしたこと(スタートの遊技状態)を示す信号、
始動入賞信号は普通変動入賞装置120eへの遊技球の
入賞(始動入賞の遊技状態)を示す信号、特図確率変動
信号は特図の確率変動状態(特図確率変動の遊技パター
ン)にあることを示す信号、リーチ信号は各種リーチ状
態(リーチの遊技状態)の発生を示す信号、普図当たり
信号は普図可変遊技で普図が特定の停止態様で止まり普
図当たりが発生したこと(普図当たりの遊技状態)を示
す信号、普図スタート信号は遊技球が普図始動ゲートを
通過して普図可変遊技がスタートしたこと(普図スター
トの遊技状態)を示す信号、エラー信号(役物)は役物
制御関連のエラー発生を示す信号である。
【0084】また、打ち込み球信号は遊技領域73に打
ち込まれた遊技球の数(アウト球とセーフ球の合算数)
を計数するための信号、賞球信号は排出された賞球数を
計数するための信号、玉貸し信号は遊技球の貸出数を計
数するための信号、補給信号は玉貯蓄タンク(図示省
略)への予備球の補給を要求する信号、エラー信号
(枠)は排出発射関連のエラー発生を示す信号、発射停
止信号は遊技領域73への遊技球の打ち込みを停止させ
るための信号である。
【0085】次に、データ記憶部301は、遊技機10
からの前記各種遊技状態信号(遊技パターン信号も含
む。)及び各種玉排出発射信号に基づき、制御装置30
0で生成された該遊技機10に関する各種遊技情報(例
えば、本日の通常又はスペシャルリーチの発生回数、通
常又は確変大当たりの発生回数、大当たりの継続回数、
エラー情報など)を記憶する。
【0086】制御ROM302には、制御回路300に
おいて実行される各種プログラム、例えば、持ち玉遊技
の継続の有無を決定する可変表示遊技の制御用プログラ
ム、遊技機10や集中管理装置30との交信を制御する
通信制御プログラム、個人データの生成を制御する個人
データ生成プログラムなどが格納されている。
【0087】制御RAM303は、制御装置300で生
成されるラッキーナンバーや無制限ナンバーの発生確率
を定める乱数値や各種データなどを、一時的に記憶する
記憶領域や作業領域を備えている。
【0088】VDP(Video Digital P
rocessor)310は、制御装置300からの画
像生成指示により、データ記憶部301に記憶されてい
る遊技情報データ及び画像データROM312に記憶さ
れている画像データに基づき、画像データを生成し、生
成した画像データをビデオRAM311に一時的に記憶
する。そして、その記憶させた画像データを液晶表示器
313に送り、液晶表示させる。その液晶表示内容の具
体例については図10で詳細を説明する。
【0089】リモコン受信部360は、店側の外部リモ
コン装置(図示省略)から送信される、可変表示遊技用
のラッキーナンバーや無制限ナンバーの変更或いはその
発生確率値の変更などに関する信号を受信し、インター
フェースI/F350を介して制御回路300に送信す
る。
【0090】ステレオ音変換IC340は、遊技機10
の役物制御回路100のサウンドジェネレーター133
から直接、各種遊技状態に応じた音声のデジタル信号を
受け、その信号をアナログのステレオ音声信号に変換し
てアンプ341a,341bに入力する。そして、左右
のスピーカー342a,342bから各種遊技状態に応
じたステレオ音が発せられる。
【0091】装飾ランプ1,2,3,4(320a,3
20b,320c,320d)は、遊技状態や呼出状態
に応じて、色々な組み合わせで点灯点滅する。装飾ラン
プの点灯点滅の制御は、遊技機10からの各種遊技状態
信号やエラー信号、及び係員呼出時に遊技者が呼出スイ
ッチ331を操作することによるオン操作信号などに基
づいて、制御装置300がドライバー320を介して行
う。この場合点灯点滅の各組合わせがどのような表示内
容を表すかは図9において詳細を説明する。
【0092】呼出スイッチ331は、遊技者が店の係員
を呼ぶときに操作するONスイッチで、遊技者がオン操
作することによってフィルター330を介して制御装置
300に信号が送られる。そして、装飾ランプ1,2,
3,4は、ドライバー320を介して制御装置300か
ら信号を受け、呼出状態に応じた点灯点滅を行う。
【0093】データスイッチ332は、液晶表示器31
3に表示される表示内容パターンの切替を行ったり、リ
セット可能な遊技データをクリアーしたりするONスイ
ッチである。オン操作によってデータスイッチ332か
らフィルター330を介して送られた信号は、制御装置
300で演算処理され、VDP310を介して液晶表示
器313に送られる。
【0094】図6は、呼出装置20の遊技状態報知処理
のメインフローを表す図である。
【0095】先ず、ステップS1では、遊技機10から
のデータ入力、即ち各種遊技状態信号やエラー信号の入
力が行われ、ステップS2に移る。
【0096】ステップS2では、ステップS1で入力さ
れた信号が大当たり信号かどうかを識別して、大当たり
信号であればステップS3に移り、そうでなければステ
ップS10に移る。
【0097】ステップS3では、ステップS2で識別し
た大当たり信号が確変大当たりかどうかを識別して、確
変大当たりであればステップS4に移り、通常大当たり
であればステップS6に移る。
【0098】ステップS4では、ステップS3において
確率変動大当たりであった場合に、装飾ランプ1,2,
3,4(320a,320b,320c,320d)が
確率変動大当たりに応じた点灯或いは点滅表示を行うよ
う制御装置300がドライバーを介して出力処理し、ス
テップS5に移る。実際の表示方法の具体例については
図9(後述)を参照のこと。
【0099】ステップS5では、液晶表示器313が確
率変動大当たりに応じた表示を行うよう制御装置300
がVDPを介して出力処理し、ステップS8に移る。実
際の表示方法の具体例については図10(後述)を参照
のこと。
【0100】ステップS6では、ステップS3において
通常大当たりであった場合に、装飾ランプ1,2,3,
4(320a,320b,320c,320d)が通常
大当たりに応じた点灯或いは点滅表示を行うよう制御装
置300がドライバーを介して出力処理し、ステップS
7に移る。実際の表示方法の具体例については図9(後
述)を参照のこと。
【0101】ステップS7では、液晶表示器313が通
常大当たりに応じた表示を行うよう制御装置300がV
DPを介して出力処理し、ステップS8に移る。実際の
表示方法の具体例については図10(後述)を参照のこ
と。
【0102】ステップS8では、確変大当たりの終了信
号入力の有無によって、終了信号が入力され確変大当た
りが終了の場合ステップS9に移り、そうでない場合は
ステップS10に移る。
【0103】ステップS9では、ステップS8で確変大
当たり終了の場合に、制御装置300が、装飾ランプ
1,2,3,4(320a,320b,320c,32
0d)にはドライバー320を介して、液晶表示器31
3にはVDP310を介して、持ち玉遊技状態に対応し
た表示を行うよう出力処理し、遊技者に持ち玉遊技開始
を報知する。実際の表示方法の具体例については図10
(後述)を参照のこと。
【0104】ステップS10では、遊技機10からリー
チ信号の入力があった場合はステップS11に移り、入
力がなかった場合はステップS16に移る。
【0105】ステップS11では、ステップS10で入
力されたリーチ信号がスペシャルリーチの信号であれば
ステップS12に移り、通常リーチの信号であればステ
ップS14に移る。
【0106】ステップS12では、ステップS11にお
いてスペシャルリーチであった場合に、装飾ランプ1,
2,3,4(320a,320b,320c,320
d)がスペシャルリーチに応じた点灯或いは点滅表示を
行うよう制御装置300がドライバーを介して出力処理
し、ステップS13に移る。実際の表示方法の具体例に
ついては図9(後述)を参照のこと。
【0107】ステップS13では、液晶表示器313が
スペシャルリーチに応じた表示を行うよう制御装置30
0がVDPを介して出力処理し、ステップS16に移
る。実際の表示方法の具体例については図10(後述)
を参照のこと。
【0108】ステップS14では、ステップS11にお
いて通常(ノーマル)リーチであった場合に、装飾ラン
プ1,2,3,4(320a,320b,320c,3
20d)が通常リーチに応じた点灯或いは点滅表示を行
うよう制御装置300がドライバーを介して出力処理
し、ステップS15に移る。実際の表示方法の具体例に
ついては図9(後述)を参照のこと。
【0109】ステップS15では、液晶表示器313が
スペシャルリーチに応じた表示を行うよう制御装置30
0がVDPを介して出力処理し、ステップS16に移
る。実際の表示方法の具体例については図10(後述)
を参照のこと。
【0110】ステップS16では、遊技機10からエラ
ー信号の入力があった場合はステップS17に移り、無
かった場合はステップS19に移る。また、このときエ
ラー解除(例えば、ノーカウントエラー時にアタッカー
に玉入りし入賞検出した場合など)によって、エラー報
知(ステップS16,S17,S18)が自動終了す
る。
【0111】ステップS17では、ステップS16にお
いてエラー信号の入力があった場合に、制御装置300
がエラー信号の種類の判別処理を行い、そのエラーが役
物(役物制御回路関連)エラーか枠(排出発射制御回路
関連)エラーか、及びその種類(どのような種類のエラ
ーか)を判別する。
【0112】ステップS18では、ステップS17にお
いて判明したエラー種別に応じた(報知)表示を、装飾
ランプ1,2,3,4(320a,320b,320
c,320d)及び液晶表示器313が行えるよう制御
装置300が表示制御処理する。このとき、液晶表示器
313には、エラー発生表示や種別表示だけでなくその
対処方法も同時に表示する。実際の表示方法の具体例に
ついては図10(後述)参照のこと。
【0113】ステップS19では、店側の外部リモコン
装置から呼出装置20のリモコン受信部360に対し
て、持ち玉遊技報知の解除指令があった場合にはステッ
プS20に移り、無かった場合にはステップS21に移
る。
【0114】ステップS20では、ステップS19にお
いて持ち玉遊技報知の解除指令があった場合に、持ち玉
遊技状態の報知を終了しステップS21に移る。
【0115】ステップS21では、遊技者の呼出スイッ
チ331のボタン操作により、制御装置300が装飾
(呼出)ランプ1,2,3,4(320a,320b,
320c,320d)に対しドライバー320を介して
制御処理を行い、係員呼出時の点灯表示状態にする。
【0116】ステップS22では、入力データ(遊技状
態信号及び玉排出発射信号)を制御装置300で計数演
算処理し、該遊技機10の遊技データ(例えば、本日の
各種大当たり数、各種リーチ発生回数、各種リーチに対
する大当たり発生確率、大当たり継続回数など)を算出
する。そしてその算出データをデータ記憶部301に記
憶しステップS23に移る。
【0117】ステップS23では、ステップS22で算
出されデータ記憶部301に記憶されている遊技データ
を基に、制御装置300がVDP310を介して表示制
御処理を行い、遊技データを液晶表示器313で表示す
る。
【0118】以上で呼出装置20の遊技状態報知処理ル
ーチンは終了しリターンされる。
【0119】図7、8には、所定の遊技状態における複
数種の遊技パターンの識別信号を、その遊技状態信号と
同一の信号ラインで送信するために、遊技機10の役物
制御回路100から出力される遊技状態信号の形態(波
形)を変化させて出力する方法が例示されている。
【0120】図7においては、(通常)大当たりと確変
大当たりを区別するための識別信号を同一の信号ライン
で出力する方法例が、大当たり信号及び確率変動信号の
二本の信号ラインに乗って出力される信号形態(波形)
でもって示されている。但し、ここでは、各方法とも確
変大当たりの場合の出力波形が示されている。
【0121】(a)従来の出力方法では、大当たり信号
が立ち下がった時点で確率変動信号が立ち上げられて各
信号ラインにそのまま出力されているだけで、大当たり
の発生時点では通常大当たりか確変大当たりかを区別す
るための識別信号はどちらの信号ラインにも乗っておら
ず、大当たり状態が終了しないと通常大当たりか確変大
当たりかが判らなかった。即ち、大当たり信号の出力が
終わり確変信号が入力されて初めて確変大当たりである
と判り(図7に示されている場合)、大当たり終了後確
変信号が入力されない場合に初めて通常大当たりである
ことが判る。
【0122】(b)確率変動信号を利用して識別信号を
出力する方法では、確率変動信号の信号ラインに遊技パ
ターンの識別信号(パルス波)を乗せて出力した場合
(図7の場合)は確変大当たりと識別され、乗せずに出
力した場合は通常大当たりと識別される。この場合、確
率変動信号ラインに乗せる識別信号の入力(立ち上が
り)は大当たり信号の入力(立ち上がり)と同期してい
なくてもよい(即ち、僅かなタイムラグがあってもよ
い)。また、識別信号を出力せずに確率変動信号を大当
たり発生と同時に出力し、通常大当たりか確変大当たり
かを識別する方法も考えられるが、この方法だと、確率
変動状態でない(大当たり状態中は確率変動していな
い)のに確率変動信号が出力されることになり、確変中
のベース算出や確変中の大当たり確率などに影響するの
でパルス波(識別信号)で出力する。
【0123】また、この確率変動信号を利用して識別信
号を出力する方法において、パルス波を複数回出力する
ようにして、「1,3,5,7,9」等の、確率変動状
態を発生する特定の停止図柄で大当たりが発生した場合
に、その確変を発生する特定の停止図柄に対応した数の
パルス波を出力して、確変大当たりか否かを識別しても
よい。
【0124】(c)大当たり信号を利用して識別信号を
出力する方法では、大当たり信号の信号ラインに遊技パ
ターンの識別信号(パルス波)を乗せて出力した場合は
確変大当たり(図7の場合)と識別され、乗せずに出力
した場合には通常大当たりと識別される。この場合、識
別信号(パルス波)の出力時間(パルス幅)は大当たり
信号の出力時間(パルス幅)よりも短いことを利用し
て、識別信号を大当たり信号であるとして大当たり2回
と計数しないようにする。実際には、例えば、信号の出
力時間が2秒以上のときは大当たり信号であり、2秒以
下のときは識別信号であると判別する。
【0125】図8においては、(通常)リーチとスペシ
ャルリーチを区別するための識別信号(パルス波)をリ
ーチ信号と同一の信号ラインで出力する方法例が示され
ている。
【0126】図8に示されているように、(通常)リー
チの場合は識別信号を出力せずリーチ信号だけを出力
し、スペシャルリーチの場合は識別信号をリーチ信号を
出力する前に乗せて出力する。即ち、リーチ信号出力前
に識別信号の出力が有るか無いかによって、(通常)リ
ーチとスペシャルリーチとを識別する。この場合も、識
別信号はパルス波で出力され、これによって、リーチ信
号との判別が可能となる。
【0127】また、複数種類のスペシャルリーチを設け
る場合は、各種スペシャルリーチに対して、種類に応じ
て予め設定した数回のパルス波を出力すればよい。
【0128】次に、図7,8で説明したような、識別信
号を既存の遊技信号と同一の信号ラインで出力するとい
う方法を採らずに、遊技機10に大当たりなどの遊技パ
ターン識別用の専用の外部端子を設けて、遊技パターン
識別信号を独立に送るような方法をとってもよい。この
方法については、後述の[第2の実施の形態]図13,
14,15,16のところで説明する。
【0129】図9には、呼出装置20の正面図、及び各
(装飾)ランプ1,2,3,4,の点滅点灯の組み合わ
せによりどのような遊技内容の報知が行われるかを例示
している。
【0130】また、図10には、呼出装置20の液晶表
示器313に表示される遊技状態に関した表示内容の具
体例が示してある。
【0131】図9には、256番台の呼出装置20の正
面図例が示されている。図において、320aは(装
飾)ランプ1、320bは(装飾)ランプ2、320c
は(装飾)ランプ3、320dは(装飾)ランプ4を表
し、313は液晶表示部を表す。
【0132】次に、各(装飾)ランプ1,2,3,4,
の点滅点灯の組み合わせによりどのような内容の報知が
行われるのかを説明する。
【0133】係員を呼ぶために遊技者が係員呼出スイッ
チをON操作した場合には、ランプ1,2,3,が点灯
する。
【0134】通常大当たりが発生した場合には、ランプ
2が500msの点滅を繰り返す。
【0135】確変大当たりが発生した場合には、ランプ
1,2,3,が500msの点滅を繰り返す。
【0136】通常リーチが発生した場合には、ランプ4
が500msの点滅を繰り返す。
【0137】スペシャルリーチが発生した場合には、ラ
ンプ4が250msの点滅を繰り返す。
【0138】確率変動状態時には、ランプ2が1sの点
滅を繰り返す。
【0139】役物制御関連エラー発生時には、ランプ
1,2が点灯する。
【0140】排出発射関連エラー発生時には、ランプ
2,3が点灯する。
【0141】通常の状態である、持ち玉遊技中には、ラ
ンプ1,3が1sの点滅を繰り返す。
【0142】図10の(a),(b),(c),
(d),(e),(f),(g),(h)には、呼出装
置20の液晶表示器313に表示される具体的な表示内
容例が示されている。また、この表示内容から、係員及
び遊技者が今現在の遊技状態やエラー発生状態を知るこ
とが出来る。
【0143】(a)は通常リーチが発生したときの表示
例で、通常リーチ発生回数、通常リーチによる大当たり
発生回数及び通常リーチ時の大当たり発生割合である大
当たり信頼度の具体値が表示される。
【0144】(b)はスペシャルリーチが発生したとき
の表示例で、スペシャルリーチ発生回数、スペシャルリ
ーチによる大当たり発生回数及びスペシャルリーチ時の
大当たり発生割合である大当たり信頼度の具体値が表示
される。
【0145】(c)は通常大当たりが発生したときの表
示例で、該遊技機10の本日の大当たり発生回数が表示
され、もし該大当たりが確変発生中の大当たりであれば
((c)の場合)確変中の大当たりの継続回数を表示す
る。
【0146】(d)は確変大当たりが発生したときの表
示例で、該遊技機10の本日の大当たり発生回数と確変
による大当たり継続回数を表示する。
【0147】(e)は確率変動状態遊技中の表示例で、
確率変動大当たりによる、大当たりの残り回数と現時点
迄の大当たり継続回数が表示される。
【0148】(f)は確変大当たりが終了し持ち玉遊技
がスタートしたときの表示例で、無制限遊技中の表示が
行われる。
【0149】(g)は役物関連エラーが発生したときの
表示例で、遊技者へのしばらくお待ちくださいの表示、
及び発生したエラーの種類とその対処方法が表示され
る。
【0150】(h)は枠(排出発射)関連エラーが発生
したときの表示例で、遊技者へのしばらくお待ちくださ
いの表示、及び発生したエラーの種類とその対処方法が
表示される。
【0151】図11には、集中管理装置30のプリンタ
34によって打ち出される各遊技台に関する遊技データ
例が示されている。
【0152】集中管理装置30は各遊技機10,10,
・・から送られてくる遊技状態情報(遊技パターン識別
信号或いは情報種別信号を含む)及びエラー情報を制御
装置31で演算処理し、その結果はデータ記憶装置32
に記憶される。そして、外部者(遊技店側)が各遊技台
の遊技データをプリントアウトするために端末装置33
を端末操作すると、制御装置31はデータ記憶装置32
に格納されているデータに演算処理を加えてプリンター
34に送り、図11のようなデータ結果がプリントアウ
トされる。
【0153】図11の遊技データ例を説明すると、19
96年5月10日 15時31分52秒の時点におけ
る、A社製のOOO(第一種のCR機)という機種の1
00番台から200番台まで遊技機の遊技データのプリ
ントアウト結果である。但し、ここでは、100番台の
遊技データ例についてだけが示してある。
【0154】図中のデータは、100番台の開店時から
プリントアウト時(15時31分52秒)までの遊技結
果例であり、以下に各項目について説明を加える。
【0155】総大当たり回数は、本日の通常大当たり発
生回数と確変大当たり発生回数の合計数であり、12回
の大当たりがあったことを示す。
【0156】スタート回数は、本日の始動入賞口に遊技
球が入賞してスタート回数の合計回数であり、3156
回の始動スタートがあったことを示す。
【0157】実確率は、総大当たり回数を始動スタート
回数で割った値であり、入賞始動スタートに対する大当
たりの発生確率を示す、本日の実確率は1/263であ
る。
【0158】確変大当たりは、本日の確率変動大当たり
の発生回数を示し、3回の確変大当たりがあったことを
示す。
【0159】確変発生率は、確変大当たり発生回数を総
大当たり回数で割った値であり、確変大当たりの発生割
合を示す、本日の確変発生率は25%である。
【0160】平均確変継続回数は、本日発生した確率変
動大当たりが平均して何回続いたかを示し、4.65回
続いたことを示す。
【0161】ベースは、本日の該当遊技台における、遊
技者による打ち込み球数に対する賞球数の比率のこと
で、打ち込み球数100に対しての賞球数で表示され
る。例では、本日のプリントアウト時迄の100番台の
ベースは42と示されている。
【0162】確変中のベースは、本日の該当遊技台にお
ける確率変動状態中での、遊技者による打ち込み球数に
対する賞球数の比率のことで、打ち込み球数100に対
しての賞球数で表示される。例では、本日のプリントア
ウト時迄の100番台の確変中ベースは86と示されて
いる。また、このとき、遊技状態の識別信号(パルス
波)を遊技状態信号(確率変動状態信号)と同一の信号
ラインで送出した場合(図7参照)でも、従来通り、確
変中のベースを正確に求めることが出来る。
【0163】リーチA発生回数は、本日の通常リーチの
発生回数であり、発生数の隣の括弧内にその中での大当
たり発生回数を示す、通常リーチの発生が64回でその
中で大当たりが6回あったことを示している。
【0164】リーチA信頼度は、通常リーチにより発生
した大当たり回数を通常リーチ発生回数で割った値で、
通常リーチは64回でその中で6回の大当たりがあった
から(約)9.4%の信頼度であることを示している。
【0165】リーチB発生回数は、本日のスペシャルリ
ーチの発生回数であり、発生数の隣の括弧内にその中で
の大当たり発生回数を示す、スペシャルリーチの発生が
12回でその中で大当たりが7回あったことを示してい
る。
【0166】リーチB信頼度は、スペシャルリーチによ
り発生した大当たり回数をスペシャルリーチ発生回数で
割った値で、スペシャルリーチは12回でその中で7回
の大当たりがあったから(約)58%の信頼度であるこ
とを示している。
【0167】エラー回数は、本日のエラー発生回数を示
し、回数の隣の括弧内の英文字は予め定められたそのエ
ラー種別を示す、エラー発生回数は1回でそのエラー内
容は予め定められた種別Bに対応することを示す。
【0168】図12には、役物制御回路100の外部情
報端子140の具体例が図示してある。
【0169】役物制御回路の外部情報端子140は、遊
技盤裏面における入賞球案内部材の背面上(図示省略)
に取り付けられる。また、外部情報端子の端子配列は、
信号の遊技データとしての重要度や発生頻度に応じて上
部から配設される。即ち、最重要の遊技データ端子は上
部に重要度の低いものは下部に配設される。
【0170】以下に、図12に示す外部情報端子140
の各構成端子類について説明する。
【0171】端子143は、役物制御回路100との接
続コネクターで、役物制御回路100からの各種遊技状
態信号及びエラー信号(役物)の入力端子にあたる。
【0172】端子141a〜141hは、各種遊技状態
信号及びエラー信号の出力端子であり、端子141aは
大当たり信号の出力端子、端子141bはスタート信号
の出力端子、端子141cは始動入賞信号の出力端子、
端子141dは確率変動信号の出力端子、端子141e
はリーチ信号の出力端子、端子141fは普図当たり信
号の出力端子、端子141gは普図スタート信号の出力
端子、端子141hはエラー信号の出力端子である。
【0173】点線内の端子142a〜142dは、各役
物装置の電気部品であるSOLやセンサー等に接続され
るコネクター類である。
【0174】リレー144,144,・・は、各リレー
144の切替によって遊技機10から呼出装置20及び
集中管理装置30へ出力する信号の切替を行う。
【0175】なお、排出発射制御回路200の外部情報
端子214(図示省略)も同様の構成になっている。
【0176】以上に述べたように、この発明の実施形態
に係わる遊技機10、及び遊技設備においては、所定条
件の成立に基づき発生する複数種類の遊技状態の所定の
遊技状態において、複数種の遊技パターンを発生する手
段を備える遊技機10が、該複数種の遊技パターンの識
別信号を外部に出力する手段を備えることによって、島
設備装置(呼出装置20)や集中管理装置30における
各種の詳細な遊技データの収集及び報知が可能となる。
【0177】また、遊技パターンの識別信号を送信する
とき、その送出形態を変化させることにより、既存の信
号と同一の信号ラインで送信可能となり、新台設置時の
コストを押さえるとともに設置配線作業を容易にする。
【0178】[第2の実施の形態]第2の実施の形態で
は、各種遊技状態の遊技パターン識別の際に、その遊技
パターンの識別信号を既存の外部出力信号を利用して出
力する([第1の実施の形態]の図7,8の出力方法)
のではなく、ビット情報を持った識別信号である情報種
別信号を専用の信号ラインで送る方法について述べる。
この方法の場合、専用の外部出力端子及び出力ラインを
設けて出力することになる。
【0179】そして、第2の実施の形態は、識別信号の
出力方法以外は、第1の実施の形態と同じである。
【0180】図13には、呼出装置20の外部とのイン
ターフェースI/F304、及び該インターフェースI
/F304に入出力される役物制御回路100及び排出
発射制御回路200からの各種状態信号(情報種別信号
を含む)が図示されている。
【0181】図14には、役物制御回路100からの各
種状態信号及び各状態信号に対応した情報種別信号の信
号送出形態(出力波形)、並びに、排出発射制御回路2
00からのエラー信号及び該エラー信号に対応した情報
種別信号の信号送出形態(出力波形)が示してある。
【0182】図15,16には、図13及び14に記載
の各種状態信号に対する情報種別信号の内容の詳細がコ
マンドデータ(2進数のビット情報)とともに記載され
ている。
【0183】図13において、遊技機10の役物制御回
路100からは、外部情報端子140を通じて各種遊技
状態信号、エラー信号(役物)及び2ビットのビット情
報を持った情報種別信号が、呼出装置20及び集中管理
装置30にインターフェースI/F304を介して送ら
れる。排出発射制御回路からは、各種玉排出発射信号、
エラー信号(枠)及び5ビットのビット情報を持った情
報種別信号が、呼出装置20及び集中管理装置30にイ
ンターフェースI/F304を介して送られ、また、発
射停止信号が集中管理装置30からインターフェースI
/F304を介して呼出装置30と排出発射制御回路2
00に送られる。
【0184】このとき、役物制御回路からの情報種別信
号は2ビット即ち4通りの情報を、排出発射制御回路か
らの情報種別信号は5ビット即ち32通りの情報を、送
信可能である。
【0185】そして、図14には、各種遊技状態信号及
びエラー信号が、その情報種別信号とともに、信号送出
形態(出力波形)でもって例示されている。
【0186】役物制御回路100においては、大当たり
信号やリーチ信号などの遊技状態信号、或いはエラー信
号が、その情報種別信号とともに出力される。このと
き、図のように情報種別信号を僅かなタイムラグを持た
せて出力してもよい。
【0187】排出発射制御回路200においては、エラ
ー信号がその情報種別信号とともに出力される。このと
き、図のように僅かなタイムラグを持たせて出力しても
よい。
【0188】図15には、役物制御回路100から送信
される、各状態信号ごとの情報種別信号の内容(エラー
信号の場合はその解除方法も)がコマンドデータ(実際
に送信される2進数の実行命令信号)とともに例示して
ある。
【0189】役物制御回路の大当たり信号に対する情報
種別信号は2通りあり、情報種別信号のコマンドデータ
が00の場合は通常大当たりを表し、コマンドデータが
01の場合は確変大当たりを表す。
【0190】役物制御回路のリーチ信号に対する情報種
別信号は2通りあり、コマンドデータが00(情報種別
信号の出力がない場合)の場合は通常リーチを表し、コ
マンドデータが01の場合はスペシャルリーチを表す。
【0191】役物制御回路のエラー信号に対する情報種
別信号は次の4通りある。
【0192】コマンドデータが00の場合はノーカウン
トエラー発生を示し、アタッカーに玉を入れて解除する
旨の表示が行われる。
【0193】コマンドデータが01の場合は玉詰まりエ
ラー発生を示し、アタッカー内の玉詰まりを解除する旨
の表示が行われる。
【0194】コマンドデータ10の場合はセンサー短絡
エラー発生を示し、エラー解除のためにカウントセンサ
ーの故障、配線の短絡確認をする旨の表示が行われる。
【0195】コマンドデータ11の場合はV入賞に異常
発生を示し、エラー解除のためにアタッカー内の玉詰ま
り、不正行為確認をする旨の表示が行われる。
【0196】図16には、排出発射制御回路100から
送信される、エラー信号(枠)の情報種別データの表示
形態及その内容がコマンドデータとともに例示してあ
る。
【0197】排出発射制御回路からのエラー信号(枠)
に対する情報種別信号は5ビット(32通り)の情報種
別データ(コマンドデータでいえば00000〜111
11)を持ち、図16の例では、その内の22通りの情
報種別データ(コマンドデータ00000から1010
1)をエラー信号(枠)の内容種別に使っている。ま
た、このとき、各コマンドデータの実際に意味する表示
例とその内容が図16に示されている。
【0198】以上のように、実施例2では、各種遊技状
態の遊技パターン識別の際に、ビット情報を持った識別
信号である情報種別信号(コマンドデータ)を専用の信
号ラインで外部に送る。この方法の場合、専用の外部出
力端子及び出力ラインを設けて出力することになるが、
既存信号とは別ラインで送ることで、エラー信号などの
ように、その状態信号に対して多くの内容種別を持つ情
報種別信号を送るような場合に有用になる。
【0199】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、遊技機に
おいて発生される複数種類の遊技状態の内の所定種類の
遊技状態として、所定条件の成立内容に応じて発生され
る複数種類の遊技パターンがあって、該遊技パターンの
種類に応じた識別信号を、集中管理装置及び島設備装置
(呼出装置)に送信できることとなり、集中管理装側で
は詳細な遊技データの収集が行え、島設備装置側では詳
細な遊技データの収集とともに遊技状態の報知や装飾が
行える。
【0200】請求項2記載の発明によれば、特に、特別
条件の成立に基づいて、特別遊技状態を発生可能であっ
て、尚かつ、特別条件の成立には複数通りの成立パター
ンがあり、その成立パターンに基づいた遊技的付加価値
の異なる特別遊技状態を発生可能であるような、遊技機
において、該特別条件の成立パターンを識別するための
信号を、該遊技機の備える外部送信手段でもって送信可
能である。そのため、例えば、大当たりに関していえ
ば、通常大当たりと確変大当たりの種類別の遊技データ
の収集が可能となり、確変大当たりに対する詳細なデー
タ収集が可能になる。特に、確変大当たりはその後の遊
技状態に大きな影響を及ぼすので、この場合、確変大当
たりのデータ収集は重要となる。
【0201】請求項3記載の発明によれば、前記複数種
類の遊技パターンの識別信号を外部(島設備装置や集中
管理装置など)に送出するとき、その識別信号の形態を
変化させることにより、既存の遊技状態信号と同一の信
号ラインでもって送信することを可能とした。この結
果、複数種の遊技パターンの識別に対応するための、遊
技機の出力端子や島設備装置及び集中管理装置の入力端
子の増設、及びそれに伴う配線接続の増加、をしなくて
も済み、新台設置時のコスト面及び配線作業面にメリッ
トを与える。また、このとき、確率変動状態中の大当た
り確率や確率変動状態中のベースの算出なども、従来通
り、正確に行うことが出来る。
【0202】請求項4記載の発明によれば、島設備に設
置された島設備装置(呼出装置)に、複数種の遊技パタ
ーンの識別信号を入力することによって、より詳細な遊
技情報の収集及び報知が行えるようになる。例えば、島
設備装置における通常大当たりと確変大当たりの識別表
示や装飾表示、及びより詳細な遊技データの作成や表示
が行える。また、そのことによって、係員の作業がし易
くなり、遊技者も的確に自己の遊技状態を把握できる。
更に、他の遊技者に確変大当たり発生に対するアピール
を十分に行える様になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係わる遊技機と遊技設備
を含む遊技店の運営管理システムを示すブロック図であ
る。
【図2】遊技機10が(いわゆる1種の)パチンコ遊技
機である場合の遊技盤正面図である。
【図3】役物制御回路100とその周辺装置のブロック
図である。
【図4】排出発射制御回路200とその周辺装置のブロ
ック図である。
【図5】島設備装置である呼出装置20を構成する内部
装置のブロック図である。
【図6】呼出装置20の遊技状態報知処理のメインフロ
ーを表す図である。
【図7】第1の実施の形態に係わる通常大当たりと確変
大当たりを区別するための識別信号を同一の信号ライン
で出力する方法例が、大当たり信号及び確率変動信号の
二本の信号ラインに乗って出力される信号形態(波形)
でもって例示されている。但し、ここでは、各方法とも
確変大当たりの場合の出力波形が示されている。
【図8】第1の実施の形態に係わる通常リーチとスペシ
ャルリーチを区別するための識別信号(パルス波)をリ
ーチ信号と同一の信号ラインで出力する方法例が示され
ている
【図9】呼出装置20の正面図、及び各(装飾)ランプ
1,2,3,4,の点滅点灯の組み合わせによりどのよ
うな内容の報知が行われるかを例示している。
【図10】呼出装置20の液晶表示器313に表示され
る具体的な表示内容例が、(a)〜(h)に、示されて
いる。
【図11】集中管理装置30のプリンタ33によって打
ち出される各遊技台に関する遊技データが示されてい
る。
【図12】役物制御回路の外部情報端子140の具体例
が図示してある。
【図13】第2の実施の形態に係わる呼出装置20の外
部とのインターフェースI/F304、及び該インター
フェースI/F304に入出力される役物制御回路10
0及び排出発射制御回路200からの各種状態信号(情
報種別信号を含む)が図示されている。
【図14】第2の実施の形態に係わる役物制御回路10
0からの各種状態信号及び各状態信号に対応した情報種
別信号の信号送出形態(出力波形)、並びに、排出発射
制御回路200からのエラー信号及び該エラー信号に対
応した情報種別信号の信号送出形態(出力波形)が示し
てある。
【図15】第2の実施の形態に係わる役物制御回路10
0から送信される、各状態信号ごとの情報種別信号の内
容(エラー信号の場合はその解除方法も)がコマンドデ
ータ(実際に送信される2進数の実行命令信号)ととも
に例示してある。
【図16】第2の実施の形態に係わる排出発射制御回路
100から送信される、エラー信号(枠)の情報種別デ
ータの表示及内容がそのコマンドデータとともに例示し
てある。
【符号の説明】
10 遊技機 20 呼出装置(島設備装置) 30 集中管理装置 40 島管理装置 50 景品管理装置 60 玉計数装置 100 役物制御回路 140 外部情報端子(役物制御回路) 214 外部情報端子(排出発射制御回路) 200 排出発射制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の条件が成立したことに基づき、複数
    種類の遊技状態を発生可能な遊技機において、 前記複数種類の遊技状態の内の所定種類の遊技状態には
    更に複数種類の遊技パターンが含まれ、 前記所定条件の成立の内容に応じた種類の前記遊技パタ
    ーンを発生可能な遊技パターン発生手段と、 前記遊技パターンの種類に応じた識別信号を遊技機外部
    に送信する外部送信手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】特別条件の成立に基づき特別遊技状態を発
    生可能であって、 前記特別条件の成立には複数通りの成立パターンがあ
    り、 該特別条件の成立パターンの種類に応じて付加価値の異
    なる前記特別遊技状態を発生可能であり、 前記外部送信手段は、前記特別条件の成立パターンの識
    別信号を送信可能であることを特徴とする請求項1に記
    載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記外部送信手段により送信される信号の
    送出形態を変化させることにより、 前記複数種類の遊技パターンの識別信号を同一の信号ラ
    インで送信可能にしたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】所定条件が成立したことに基づき、複数種
    類の遊技状態を発生可能であり、 該複数種類の遊技状態の内の所定種類の遊技状態におい
    て、複数種類の遊技パターンを発生可能な遊技パターン
    発生手段と、 該遊技パターンの種類に応じた識別信号を遊技機外部に
    送信する外部送信手段と、 を備えた遊技機に接続されるとともに、 該遊技機を複数設置してなる島設備に設置され、 該遊技機からの前記遊技パターンの種類に応じた識別信
    号に基づき、前記遊技パターンの種類に応じた識別報知
    を行うことを特徴とする遊技設備。
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