JPH1053833A - Fe−Al−Si系焼結合金の製造方法 - Google Patents

Fe−Al−Si系焼結合金の製造方法

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JPH1053833A
JPH1053833A JP8227614A JP22761496A JPH1053833A JP H1053833 A JPH1053833 A JP H1053833A JP 8227614 A JP8227614 A JP 8227614A JP 22761496 A JP22761496 A JP 22761496A JP H1053833 A JPH1053833 A JP H1053833A
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powder
binder
alloy
slurry
sintering
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JP8227614A
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Masami Ueda
雅己 植田
Masao Nomi
正夫 能見
Akira Makita
顕 槇田
Osamu Yamashita
治 山下
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Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Sumitomo Special Metals Co Ltd
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    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
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    • H01F1/14766Fe-Si based alloys
    • H01F1/14791Fe-Si-Al based alloys, e.g. Sendust

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混合金属粉末とバインダーとの反応を抑制
し、焼結体中の残留酸素量、残留炭素量を低減させると
ともに、成形時の粉体の流動性、潤滑性を向上させて、
成形体の寸法精度の向上及び生産性の向上を図り、厚肉
形状や複雑形状でかつ優れた磁気特性を有するセンダス
ト系軟質磁性材料の製造方法の提供。 【構成】 脆弱さを利用して乾式粉砕により粒内歪みを
緩和したFe−Al−Si系混合金属粉末にポリビニル
アルコール、メチルセルロース、ポリアクリルアミドを
単独または2種類複合したものと水とからなるバインダ
ーを添加、混練してスラリー状となし、0℃〜10℃の
低温で撹拌したスラリーをスプレードライヤー装置によ
り平均粒度20μm〜400μmの造粒粉となし、該造
粒粉を用いて、成形、脱脂、焼結することにより、バイ
ンダーと滑剤の効果により優れた潤滑性とも相まって、
粉体の流動性が格段に向上し、成形サイクルが向上する
とともに、成形体密度を低下させることもなく、成形体
密度のバラツキが少なく焼結後の寸法精度にも優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉末冶金法によりF
e−Al−Si系焼結合金を製造する方法に係り、特
に、ジェットミルにて乾式微粉砕したFe−Al−Si
系混合金属粉末に特定のバインダーを添加混練してスラ
リーとなし、これをスプレードライヤー装置により平均
粒径20〜400μmの造粒粉となすことにより、成形
時の粉体の流動性、潤滑性を向上させて、成形サイクル
の向上、成形体の寸法精度を向上させ、厚み10mm以
上の厚肉形状やヨークなどの複雑形状のセンダスト系焼
結合金を提供することができるFe−Al−Si系焼結
合金の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、家電製品を始めコンピューターの
周辺機器や変圧器その他の電気機器の鉄心あるいはヨー
ク材、さらに磁気ヘッドのコアとして種々の軟質磁性材
料が使用されており、そして複雑形状化、小型化、軽量
化とともに高性能化が求められている。現在の代表的な
軟質磁性材料としては、Mn−Zn、Ni−Znフェラ
イトなどのソフトフェライト、Fe−Niを主成分とす
るパーマロイ、Fe−Al−Si系のセンダスト、さら
にFe−Co系のパーメンジュールなどが挙げられる。
【0003】上記の中でも、Fe−Al−Si系合金は
保磁力が極めて低く、初磁化率が大きく、しかも高い飽
和磁束密度をもち、他の軟質磁性材料に比べて磁気特性
が格段に優れているにもかかわらずセンダスト合金特有
の脆弱さのために、用途は主に磁気ヘッドのコアもしく
は圧粉磁心に限定されており、使用量も比較的少ない状
況である。
【0004】すなわち、Fe−Al−Si系高透磁率材
料は保磁力が0.04(Oe)と極めて低く、また初磁
化率が最大で30000を越え、しかも高い飽和磁束密
度11000(G)を持つ極めて優れた磁気特性を有す
るにもかかわらず、硬くて、非常に脆い合金であり、鋳
造、冷間圧延、切断加工が困難であるために、大型部品
としては粉砕して圧粉する圧紛磁心に自ずと限定されて
いた。
【0005】従来、Fe−Al−Si系合金は、所定の
形状体を作製するためにNi、Moなどの元素を添加し
て加工性を向上させたり、金属射出成形法(MIM)の
適用も行われているが、いずれも磁気特性を劣化させ
る。また、金属射出成形法では、寸法形状が大きくなる
と、焼結時の収縮率が大きくなるために、ワレを生じた
り、脱脂時にフクレが起こるために、特に厚み10mm
以上の厚肉形状で複雑形状で寸法精度の優れる製品を得
るのが困難だった。
【0006】特に、Fe−Al−Si系合金の成形性を
改良するために、所定の成分よりFeを25%少なくし
て溶解し、これを粉砕して、これに不足分のFe粉末を
添加すると、Fe粉末がバインダーの役目をして圧延を
可能にし、圧延後焼き鈍しと圧延を繰り返して薄板を作
製する方法も提案された。しかし、ある程度の成形性は
向上できるものの、その改善にも限界があり、近年要求
される厚さが10mm以上の厚肉形状やヨーク等のごと
き複雑形状の成形は依然困難であった。
【0007】また、上記の金属射出成形法による成形に
おいても、材料は軟質磁性材料のケイ素鋼であるが、カ
ップリング剤を添加してバインダー添加量を減らし、焼
結後の残留炭素量と残留酸素量を減らし、磁気特性の向
上を図る方法(特開平1−212702〜212706
号)が提案されているが、この手法でも厚肉形状や複雑
形状の焼結体を作製するのは困難であった。
【0008】一方、バインダーとしてポリビニルアルコ
ールは、焼結フェライトなどの酸化物の製造に用いら
れ、例えば、フェライトの仮焼粉をボールミルにて平均
粒度1μm程度まで湿式粉砕した後、ポリビニルアルコ
ールなどのバインダーを0.6〜1.0wt%を加え、
スプレードライヤーによって50〜100μmの造粒粉
を作製し、該造粒粉を成形し焼結する方法などが行われ
ているが、それらはいずれも成形後大気中で脱脂するた
めに、バインダーは燃焼してしまい、焼結後に焼結体中
に炭素はほとんど残留しないので有効である。
【0009】ところが、この発明の対象とするセンダス
ト焼結合金の場合は、焼結を非酸化性雰囲気中で行う必
要があるために、最適な脱脂条件で処理しなければ、当
然焼結体中に酸素及び炭素が残留し、焼結密度が低下す
ると同時に磁気特性も劣化するので、容易には前述のフ
ェライトの製造法は適用できない。
【0010】このようにFe−Al−Si系の合金の製
造方法において、センダスト合金の加工性を改良した
り、さらに金属射出成形法により成形方法を改良した試
みが提案されているが、いずれの方法によっても近年要
求されるような厚さが10mm以上の厚肉形状やヨーク
等のごとき複雑形状でかつ優れた磁気特性を有するFe
−Al−Si系軟質磁性材料を製造するのは困難であっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで、発明者らは、
Fe−Al−Si系混合金属粉末とバインダーとの反応
を抑制でき、焼結体の残留酸素量、残留炭素量を低減さ
せる方法を種々検討した結果、バインダーとして少量の
ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ポリアクリ
ルアミドと水とからなるバインダーを用いることによ
り、スプレー造粒工程においてFe−Al−Si系混合
金属粉末とバインダーとの反応を抑制することができ、
焼結後の焼結体中の残留酸素量、残留炭素量を大幅に低
減できることを提案した。
【0012】また、使用するFe−Al−Si系混合金
属粉末は、一般には溶解・粉化法、アトマイズ法によっ
て作製されるが、粒内部あるいは表面にかなり歪みエネ
ルギーを蓄えており、この歪みのために造粒後、造粒粉
の静電気により流動性を極度に低下させるため、造粒前
に粉末歪みを除去する熱処理を施すことにより、流動性
の優れた造粒粉ができることを提案した。
【0013】湿式粉砕して得られたFe−Al−Si系
合金粉末に上記のバインダーを添加、混練して0℃〜1
0℃の低温でスラリー状となし、該スラリーをスプレー
ドライヤー装置により平均粒度が20μm〜400μm
になるようにして得られた造粒粉を用いて成形すること
により、造粒粉は十分な結合力を有し、バインダーと滑
剤の効果による優れた潤滑性とも相まって、粉体の流動
性が格段に向上し、成形体密度のバラツキや成形機の寿
命を低下させることもなく、焼結後の寸法精度にも優
れ、厚肉形状や複雑形状でかつ優れた磁気特性を有する
Fe−Al−Si系焼結合金が効率よく得られることを
提案(特開平8−67941号)した。
【0014】上記スプレー造粒粉を用いる方法により、
寸法精度並びに磁気特性に優れたFe−Al−Si系焼
結合金が効率よく得られるようになったが、さらに、ス
プレー造粒に適した所要組成の微細粉末を効率よく得る
ことにより、より優れた形状性、磁気特性を有するFe
−Al−Si系焼結合金が効率よく得ることができる製
造方法が求められている。
【0015】この発明は、粉末冶金法によりFe−Al
−Si系の焼結合金を製造する方法において、混合金属
粉末とバインダーとの反応を抑制し、焼結体中の残留酸
素量、残留炭素量を低減させるとともに、成形時の粉体
の流動性、潤滑性を向上させて、成形体の寸法精度の向
上及び生産性の向上を図り、厚さが10mm以上の厚肉
形状やヨーク等のごとき複雑形状でかつ優れた磁気特性
を有するFe−Al−Si系軟質磁性材料の製造方法の
提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】発明者らは、スプレー造
粒に適した所要組成のFe−Al−Si系微細粉末を効
率よく得る方法について、種々検討した結果、Fe−S
i系合金並びにFe−Al系合金の脆弱さを利用して、
それぞれスタンプミルによる粗粉砕、ジェットミルによ
る微粉砕の乾式粉砕により、粒内歪みを緩和した微粉末
を得て、これらにFe微粉末を混合することにより、精
度良く所要組成となしたFe−Al−Si系微細粉末が
得られ、その後のスプレードライヤー装置による造粒に
て優れた造粒粉が得られることを知見し、この発明を完
成した。
【0017】すなわち、この発明は、Fe−Si系イン
ゴット並びにFe−Al系インゴットを各々粗粉砕後に
ジェットミルにて乾式粉砕し、得られた各微粉末とFe
微粉末を混合して微粉末となすか、またはFe−Si系
インゴットとFe−Al系インゴットを各々粗粉砕後に
混合し、次いでジェットミルにて乾式粉砕した微粉末に
Fe微粉末を混合した微粉末となし、この微粉末にポリ
ビニルアルコール、メチルセルロース、ポリアクリルア
ミドを単独または2種類複合したものを0.1〜2.0
wt%と水からなるバインダーを添加、混練、撹拌して
含水率20〜50wt%のスラリー状となし、該スラリ
ーをスプレードライヤー装置により平均粒径20〜40
0μmの造粒粉となし、該造粒粉を用いて成形した後、
水素流気中で脱脂を行い、さらに非酸化性雰囲気中で焼
結することを特徴とするFe−Al−Si系焼結合金の
製造方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明において、対象とするF
e−Al−Si系合金の組成は、Si6〜12wt%、
Al3〜10wt%、残部Feとする基本組成を有する
ものであり、焼結後の磁気特性の向上及び焼結密度の向
上のために、微量のCu、Co、Ni、Cr、S、W、
V、Sb、P、As、Ta、Bi、Sn、Ti、Pb、
B、Caなどを添加することもできる。
【0019】上記組成のFe−Al−Si系合金を得る
ため、実施例に示すごとく、高周波溶解にてFe−Si
系インゴット、Fe−Al系インゴットを作製して乾式
粉砕するが、Fe−Si系合金組成としては、Feが4
2〜68wt%の範囲では脆弱なFeSi2、FeSi
化合物相を含有するので、非常に破砕しやすくなるが、
Feが68wt%を超えると合金粉末の展延性のために
微粉砕に長時間を要し、またFeが42wt%未満では
粉砕した微粉末が非常に活性になり、酸化しやすくなる
ので磁気特性の劣化を招くため、Feの含有量は42〜
68wt%の範囲が好ましい。
【0020】また、Fe−Al系合金組成としては、F
eが37〜54wt%の範囲では脆弱なFeAl2、F
eAl5、FeAl3化合物相を含有するので、非常に破
砕しやすくなるが、Feが54wt%を超えると合金粉
末の展延性のために微粉砕に長時間を要し、またFeが
37wt%未満では粉砕した微粉末が非常に活性にな
り、酸化しやすくなるので、磁気特性の劣化を招くた
め、Feの含有量は37〜54wt%の範囲が好まし
い。
【0021】粗粉砕方法は、スタンプミル、ジョークラ
ッシャーミル、ディスクミル等があり、微粉砕効率を上
げるためには粒度は500μm以下が望ましい。微粉砕
方法としては、ジェットミルを用いるが、条件は装置の
種類、量産規模によって変わるため特に限定しないが、
粒度は3μm未満では酸化量が増加し、10μmを超え
ると焼結密度が低下するため、焼結後に磁気特性の高
い、高密度の焼結体を得るには3〜10μmの範囲が望
ましい。
【0022】この発明において、乾式粉砕したFe−S
i系、Fe−Al系微粉末にFe微粉末を混合してFe
−Al−Si系微粉末となすが、混合は、Fe−Si
系、Fe−Al系それぞれ個別に乾式粉砕を完了したの
ち混合したのち、あるいは粗粉砕後に混合する。混合法
方法としては、Vコーン混合機、プラネタリー混合機、
ヘンシェル混合機等がある。
【0023】乾式粉砕した微粉末は、作業段階で粉末粒
子に急冷、衝撃あるいは酸化などにより内部歪みまたは
表面歪みが加わっているために、これら粉末に直接バイ
ンダーなどを添加して造粒すると、バインダーと金属粉
末との界面に電気二重層が形成され、静電気により造粒
後の造粒粉の流動性が著しく低下する。このために造粒
前に粉末の歪みを除去する熱処理工程を取り入れること
が好ましい。真空中もしくは不活性ガス中での熱処理温
度は、300℃未満では歪み取りが十分でなく、800
℃を越える温度では粉末の一部が溶着し始めるので、熱
処理温度は300℃〜800℃の温度が好ましい。
【0024】また、Fe−Al−Si系の混合金属粉末
の粒度は特に限定しないが、混合金属粉末の平均粒径が
1μm未満では大気中の酸素あるいはバインダー及び水
と反応して酸化しやすくなり、焼結後の磁気特性を低下
させる恐れがあるため好ましくなく、さらに、15μm
を越える平均粒径では粒径が大きすぎて焼結密度が95
%程度で飽和し、該密度の向上が望めないため好ましく
ない。よって、混合金属粉末の粒度は1〜15μmの平
均粒径が好ましい範囲である。特に好ましくは1〜5μ
mである。
【0025】バインダー この発明において、混合金属粉末をスラリー状にするた
めに、添加するバインダーには、ポリビニルアルコー
ル、メチルセルロース、ポリアクリルアミドを単独また
は2種類複合したものに水を添加したものを用いる。バ
インダーとして、ポリビニルアルコール、メチルセルロ
ース、ポリアクリルアミドのそれぞれが単独の場合、そ
の添加量が0.1wt%未満では、成形前の給粉時に造
粒粉が壊れるとともに粉体の流動性が著しく低下し、ま
た2.0wt%を越えると、焼結体における残留酸素量
と残留炭素量が増加して透磁率が低下すると同時に焼結
体が変形しやすくなるので、0.1wt%〜2.0wt
%の含有量が好ましい。
【0026】これらのバインダーを2種類複合して用い
る場合の含有量も、上記の各バインダーを単独で用いる
場合と同様に、0.1wt%未満では造粒粉内の粒子間
の結合力が弱く、成形前の給粉時に造粒粉が壊れるとと
もに粉体の流動性が著しく低下し、また1.5wt%を
越えると焼結体における残留酸素量と残留炭素量が増加
して透磁率が低下すると同時に焼結体が変形しやすくな
るので、0.1wt%〜1.5wt%の含有量が好まし
い範囲である。
【0027】この発明において、原料粉末とバインダー
の混合スラリー中に添加する水の含有量は、20wt%
未満では、混合金属粉末とバインダーとを混練したスラ
リーの濃度が高くなって、粘度が増加しすぎるため、該
スラリーを後述する撹拌機からスプレードライヤー装置
まで供給することができず、また、50wt%を越える
とスラリー濃度が低くなりすぎ、撹拌機内及び撹拌機の
スラリー供給パイプ内で沈殿が起こり、供給量が不安定
になるとともにスプレードライヤー装置によって得られ
る造粒粉の平均粒度が20μm未満となり、さらに粒度
にバラツキを生じるため、20wt%〜50wt%が好
ましい範囲である。さらに好ましくは、30wt%〜4
0wt%の範囲である。
【0028】水としては、Fe−Al−Si系混合金属
粉末との反応を極力抑制するために、脱酸素処理した純
水、あるいは窒素などの不活性ガスでバブリング処理し
た水を用いることが望ましい。また、バインダー添加後
のスラリー撹拌は、チラーなどで0℃〜10℃に冷却し
て、低温で行う方が混合金属粉末と水との酸化反応をよ
り抑制することができ、10℃を越える水温では、Fe
−Al−Si系混合金属粉末と水との酸化反応が急激に
促進されて酸素量が増大するので好ましくない。
【0029】また、上述したバインダーにグリセリン、
ワックスエマルジョン、ステアリン酸、フタール酸エス
テル、ペトリオール、グライコールなどの分散剤・潤滑
剤のうち少なくとも1種を添加するか、あるいはさら
に、n−オクチルアルコール、ポリアルキレン誘導体、
ポリエーテル系誘導体などの消泡剤を添加すると、スラ
リーの分散性、均一性の向上及びスプレードライヤー装
置中での粉化状態が良好になり、気泡が少なく、滑り
性、流動性にすぐれる球形の造粒粉を得ることが可能に
なる。
【0030】なお、分散剤、潤滑剤を添加する場合は、
0.03wt%未満の含有量では造粒粉を成形後の離型
性改善に効果がなく、また0.5wt%を越えると焼結
体における残留炭素量と酸素量が増加して保磁力が増加
して磁気特性が劣化するので、0.03wt%〜0.5
wt%の含有量が好ましい。
【0031】造粒方法 この発明において、混合金属粉末に上述したバインダー
を添加、混練したスラリーは、スプレードライヤー装置
によって造粒粉にする。まず、スプレードライヤー装置
を用いた造粒粉の製造方法を説明すると、スラリー撹拌
機からスラリーをスプレードライヤー装置に供給する、
例えば、回転ディスクの遠心力で噴霧したり、加圧ノズ
ル先端部で霧状に噴霧され、噴霧された液滴は、加熱さ
れた不活性ガスの熱風によって瞬時に乾燥されて造粒粉
となり、回収部内の下部に自然落下する。
【0032】スプレードライヤー装置の構成としては、
上記のディスク回転型、加圧ノズル型のいずれでもよい
が、特に微粉末のFe−Al−Si系混合金属粉末は非
常に酸化しやすいために、装置のスラリー収納部分ある
いは造粒粉の回収部分を不活性ガスなどで置換でき、か
つその酸素濃度を常時3%以下に保持できる密閉構造で
あることが好ましい。
【0033】また、スプレードライヤー装置の回収部分
の構成としては、回転ディスクあるいは加圧ノズルより
噴霧された液滴を瞬時に乾燥させるために、回転ディス
クの近傍あるいは加圧ノズルの上方に加熱された不活性
ガスを噴射する噴射口を配置し、また、回収部内の下部
に、噴射されたガスを回収部外へ排出する排出口を設け
るが、その際、予め装置外部あるいは装置に付属された
加熱器で所要温度に加熱された不活性ガスの温度を低下
させないように、上記噴射口を不活性ガスの温度に応じ
た温度、例えば60〜150℃に保持することが好まし
い。
【0034】すなわち、不活性ガスの温度が低下する
と、噴霧された液滴を短時間で十分乾燥することができ
なくなるため、スラリーの供給量を減少させなければな
らず能率が低下してしまう。また、比較的大きな粒径の
造粒粉を作る場合は、回転ディスクの回転数あるいは加
圧ノズルの圧力を低下させるが、その際に不活性ガスの
温度が低下していると、噴霧された液滴を十分乾燥する
ことができないので、結果としてスラリーの供給量を減
少させることにより、大きな粒径の造粒粉を得る場合に
は極端に能率が低下することになる。従って、予め加熱
された不活性ガスの温度をそのまま維持しながら回収部
内へ送り込むには、噴射口の温度を60〜150℃に保
持することが好ましく、特に100℃前後が最も好まし
い。
【0035】また、不活性ガスの噴射口と排出口の温度
差が小さい場合も処理能率が低下する傾向があるので、
排出口の温度は50℃以下、好ましくは40℃以下、特
に好ましくは常温に設定することが望ましい。不活性ガ
スとしては、窒素ガスやアルゴンガスが好ましく、加熱
温度は60〜150℃が好ましい。
【0036】造粒粉の粒度は、スプレードライヤー装置
へ供給するスラリーの濃度や、その供給量、あるいは回
転ディスクの回転数または加圧ノズルの圧力によって制
御することができるが、造粒粉の平均粒径が20μm未
満では、造粒粉の流動性がほとんど向上せず、また、平
均粒径が400μmを越えると、粒径が大きすぎて成形
時の金型内への充填密度が低下するとともに成形体密度
も低下し、ひいては、焼結後の焼結体密度の低下をきた
すこととなるため好ましくなく、よって、造粒粉の平均
粒径は20〜400μmに限定する。特に好ましくは5
0〜200μmである。
【0037】また、ふるいによりアンダーカット、オー
バーカットを行うことにより、さらに極めて流動性に富
んだ造粒粉を得ることができる。さらに、得られた造粒
粉にステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ス
テアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ポ
リエチレングリコールなどの潤滑剤を少量添加すると、
さらに流動性を向上させることができ有効である。
【0038】造粒後の工程、すなわち、成形、焼結、熱
処理などの条件、方法は公知のいずれの粉末冶金的手段
を採用することができる。以下に好ましい条件の一例を
示す。成形は、公知のいずれの成形方法でも採用できる
が、圧縮成形で行うことが最も好ましく、その圧力は
0.3〜2.0Ton/cm2が好ましい。また、複雑
形状品を成形する場合には、スプレー造粒粉は流動性に
優れているために、多段プレス機により成形することが
でき、かなり複雑な形状のものまで対応できる。
【0039】成形後、焼結前において、真空中で加熱す
る一般的な方法や、水素流気中で100℃〜200℃/
時間で昇温し、300℃〜800℃で1〜2時間保持す
る方法などにより脱バインダー処理を行うことが好まし
い。特に、磁気特性の優れたセンダスト合金を作製する
場合には、焼結後の残留酸素量と残留炭素量を低減する
ために、水素流気中で脱バインダー処理を施すことが不
可欠である。300℃以下の温度では、脱バインダーが
十分でなく、バインダーを完全に除去できず、高純度の
焼結体が得られない。また、800℃を越える温度では
原料粉末表面の不純物を除去する前に粉末同士の焼結が
早く進行するために、不純物が除去できなくなる。
【0040】なお、金属射出成形体の場合と異なり、バ
インダー添加量が数分の一と少ないために、脱バインダ
ー時の昇温スピードをバインダー無添加のものとほぼ同
等のスピードに設定しても、特に割れ、フクレは発生し
ないので、金属射出成形に比べて高能率で生産対応でき
る利点がある。
【0041】脱バインダー処理後は、真空中もしくは不
活性ガス中で引き続いて加熱昇温して焼結を行うことが
好ましく、800℃を越えてからの昇温速度は任意に選
定すればよく、例えば100〜300℃/時間など、公
知の昇温方法を採用できる。脱バインダー処理後の成形
品の焼結並びに焼結後の熱処理条件は、選定した混合金
属粉末に応じて適宜選定されるが、焼結並びに焼結後の
熱処理条件としては、1100℃〜1250℃、1〜2
時間保持する焼結工程、300℃〜600℃、1〜2時
間保持する均一化処理工程が好ましい。また、熱処理雰
囲気は、真空中、不活性ガス中、あるいは還元性雰囲気
中等の非酸化性雰囲気が好ましい。
【0042】この発明は、Fe−Si系あるいはFe−
Al系合金の脆弱さを利用して乾式粉砕により容易に微
粉砕でき粒内歪みを緩和したFe−Al−Si系混合金
属粉末に、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、
ポリアクリルアミドを単独または2種類複合したものと
水とからなるバインダーを添加、混練してスラリー状と
なして0℃〜10℃の低温で撹拌したスラリーを、スプ
レードライヤー装置により平均粒度20μm〜400μ
mの造粒粉となし、該造粒粉を用いて、成形、脱脂、焼
結することにより、バインダーと滑剤の効果により優れ
た潤滑性とも相まって、粉体の流動性が格段に向上し、
成形サイクルが向上するとともに、成形体密度のバラツ
キを低下させることもなく、焼結後の寸法精度にも優
れ、厚さ10mm以上の厚肉形状やヨークなどの複雑形
状で、かつ優れた磁気特性を有するFe−Al−Si系
焼結合金が得られる。
【0043】また、この発明による製造方法は、金属射
出成形法に比べて脱脂時間が大幅に短縮されると同時に
残留酸素量と残留炭素量を低減できるために、製造コス
トの低減と品質の安定化を図ることができる利点があ
る。さらに、この発明における造粒粉は、バインダーに
よって被覆されているために、大気中において酸化しが
たいので、成形工程における作業性が向上する利点も有
する。
【0044】
【実施例】
実施例1 Si50.1wt%、Fe49.9wt%並びにAl5
3.5wt%、Fe46.5wt%からなる原料を、そ
れぞれ真空雰囲気中で高周波溶解したインゴットを粗粉
砕し、さらにジェットミルで微粉砕した。得られた2種
の粉末の平均粒径は3.5μmであった。
【0045】この2種の粉末にFe粉を混ぜAl5.4
wt%、Si9.6wt%残部Feからなる原料とした
後、表1及び表2に示す種類及び添加量のバインダー、
水、滑剤などを添加して、同表に示す撹拌温度で各5時
間撹拌しスラリーを作製した。該スラリーをチャンバー
内を窒素ガスで置換して酸素濃度を0.5%まで低下さ
せた密閉式のディスク回転型スプレードライヤー装置に
より、熱風入口温度を100℃、熱風出口温度を40℃
に設定して造粒を行った。
【0046】該造粒粉をプレス機を用いて、圧力1To
n/cm2で10mm×15mm×厚み10mmの形状
に成形した後、水素流気中で室温から同表に示す温度ま
でを昇温速度100℃/時間で加熱する脱バインダー処
理を行い、引き続いて真空中で1200℃まで昇温し2
時間保持する焼結を行って焼結体を得た。その後水素中
で500℃に2時間保持の歪み取り熱処理を行った。ま
た、この時磁気特性測定用サンプルとして30φ×24
φ×5tのリングをプレス成形して同時に脱脂、焼結処
理を行った。
【0047】次に、直流磁気特性をB−Hトレーサー
(AUTOMATIC D.C. B−H CURVE
S TRACER)によって測定し、表2に記載するご
とく、0.01Oeにおける初透磁率μ0.01、保磁力H
c、10Oeにおける磁束密度B10の値を得た。得られ
た焼結体には、ワレ、ヒビ、変形などはまったく見られ
なかった。造粒粉の流動性、焼結体の相対密度、残留酸
素量と残留炭素量、磁気特性を表3、表4に示す。ここ
では相対密度はセンダストのインゴットの密度を真密度
として用いた。なお、流動性は内径8mmのロート管を
100gの原料粉が自然落下し通過するまでに要した時
間で測定した。ここで流動性は20秒以下を目標とし
た。また、造粒粉の粒度はメッシュで篩通して重量で平
均した値である。また、表1〜表4における比較例は、
製造条件がこの発明の限定条件外の場合である。
【0048】実施例2 実施例1の原料粉末に、表5、表6に示す種類および添
加量のバインダー、水、滑剤などを添加して、5℃の撹
拌温度で5時間撹拌しスラリーを作製した。該スラリー
を実施例と同一条件でスプレー造粒を行った。該造粒粉
をプレス機を用いて、圧力1Ton/cm2で10mm
×15mm×厚み10mmの形状に成形した後、水素流
気中で室温から500℃までを昇温速度100℃/時間
で加熱する脱バインダー処理を行い、引き続いて真空中
で1200℃まで昇温し2時間保持する焼結を行って焼
結体を得た。
【0049】また、この時、磁気特性測定用サンプルと
して30φ×24φ×5tのリングをプレス成形して同
時に脱脂、焼結処理を行い焼結後の均一化熱処理は、5
00℃で2時間行った。得られた焼結体には、ワレ、ヒ
ビ、変形などはまったく見られなかった。次に、直流磁
気特性測定を実施例1と同一条件で行った。造粒粉の流
動性、焼結体の相対密度、残留酸素量と残留炭素量、磁
気特性を表7、表8に示す。
【0050】比較のため、表1のNo.2(実施例)の
原料粉末をスラリー化してスプレー造粒せずに湿式プレ
スにて10×15×10(厚)mmの形状にプレス成形
した後、水素流気中で室温から500℃までを昇温速度
100℃/時で加熱する脱バインダー処理を行い、引き
続いて真空中で1200℃まで昇温し2時間保持する焼
結を行って焼結体を得た。得られた焼結体には、ワレ、
ヒビ、変形などはまったく見られなかった。なお、磁気
特性用のリング成形体は混合金属粉末が硬くて、延展性
がないために、バインダー無添加では成形体強度が弱す
ぎて成形できなかった。焼結体の相対密度、残留酸素量
と残留炭素量を表7、表8のNo.29(比較例)に示
す。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】
【表4】
【0055】
【表5】
【0056】
【表6】
【0057】
【表7】
【0058】
【表8】
【0059】
【発明の効果】実施例から明らかなように、Fe−Si
系インゴットおよびFe−Al系インゴットをスタンプ
ミルで粗粉砕後、ジェットミルにて乾式粉砕した微粉末
にFe微粉末を混合した微粉末に、ポリビニルアルコー
ル、メチルセルロース、ポリアクリルアミドを単独また
は2種類複合したものと水とからなるバインダーを添
加、混練してスラリー状となし、該スラリーを0℃〜1
0℃の温度に冷却して撹拌した後、スプレードライヤー
装置により平均粒径20〜400μmの造粒粉となし、
該造粒粉を用いてプレス成形し、水素流気中で特定温度
条件にて脱脂を行った後、真空中もしくは不活性ガス中
もしくは還元雰囲気で焼結する粉末冶金法により、焼結
密度が高く、磁気特性の優れた焼結体が得られることが
わかった。この発明による造粒粉は非常に流動性が良好
であるために、多段プレス成形により複雑形状の成形体
を作製することができるので、今後センダストの用途が
拡大されると考えられる。
フロントページの続き (72)発明者 山下 治 大阪府三島郡島本町江川2丁目15ー17 住 友特殊金属株式会社山崎製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Fe−Si系インゴット並びにFe−A
    l系インゴットを各々粗粉砕後にジェットミルにて乾式
    粉砕し、得られた各微粉末とFe微粉末を混合した微粉
    末に、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ポリ
    アクリルアミドを単独または2種類複合したものを0.
    1〜2.0wt%と水からなるバインダーを添加、混
    練、撹拌して含水率20〜50wt%のスラリー状とな
    し、該スラリーをスプレードライヤー装置により平均粒
    径20〜400μmの造粒粉となし、該造粒粉を用いて
    成形した後、水素流気中で脱脂を行い、さらに非酸化性
    雰囲気中で焼結することを特徴とするFe−Al−Si
    系焼結合金の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、Fe−Si系インゴ
    ットとFe−Al系インゴットを各々粗粉砕後に混合
    し、次いでジェットミルにて乾式粉砕した微粉末にFe
    微粉末を混合した微粉末あるいはスラリーを用いるFe
    −Al−Si系焼結合金の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1118404A1 (en) * 1998-09-24 2001-07-25 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Alloy powder, alloy sintered compact and method for their production
JP2018104803A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 セイコーエプソン株式会社 造粒粉末、造粒粉末の製造方法および焼結体の製造方法

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