JPH1053171A - ゴムクロ−ラ - Google Patents

ゴムクロ−ラ

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JPH1053171A
JPH1053171A JP22456796A JP22456796A JPH1053171A JP H1053171 A JPH1053171 A JP H1053171A JP 22456796 A JP22456796 A JP 22456796A JP 22456796 A JP22456796 A JP 22456796A JP H1053171 A JPH1053171 A JP H1053171A
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Katsuhiko Tsunoda
克彦 角田
Shingo Kato
信吾 加藤
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、車両の走行部に使用されるゴムクロ
−ラに関するものであって、特に、ゴムクロ−ラの内周
面より突出する突起の改良に係るものである。 【解決手段】無端状ゴム弾性体の外周面にゴムラグを形
成し、内周面に駆動力の伝達或いは転輪との外れ防止に
供される突起を形成してなるゴムクロ−ラであって、当
該突起における他部材との接触面に、樹脂部材を露出さ
せてなり、当該樹脂部材のバ−コ−ル硬度(A型)が4
0度以下であるゴムクロ−ラ。1‥ゴムクロ−ラを構成
するゴム、2‥突起、3‥樹脂部材、4、5‥突起の側
面、6‥突起の頂面。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の走行部に使用さ
れるゴムクロ−ラに関するものであって、特に、ゴムク
ロ−ラの内周面より突出する突起の改良に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般には、ゴムクロ−ラの内周面にその
長手方向に向って突起が連続的に形成されており、かか
る突起はスプロケットからの駆動力の伝達に供され、或
いは転輪との外れ防止として機能している。特に転輪と
の間の外れ防止にあっては、ゴムクロ−ラが横方向の力
を受け、転輪との間に相対的にズレを生じた場合、転輪
を突起との間で接触・衝突が繰り返され、このズレを元
の状態に戻そうとすることになる。このため、突起に摩
擦力が加えられ転輪との間で脱輪が生じ、更には摩耗や
破損が生じることとなる。
【0003】図14は、かかる状態を示すゴムクロ−ラ
11の内周面であって、無端状ゴム弾性体より一本突起
12を突出した形状のものであり、転輪20は通常はこ
の突起12を跨いで転動するが、ゴムクロ−ラ11と転
輪20との間で相互にズレが生じた場合には、転輪20
は点線で示す(一方のみを示す)ように突起12と接触
・衝突し、転輪20のズレを規制して元の転動面に戻そ
うとする。このため、突起12の特に外側面での摩擦力
が大きく加えられ、転輪との間で脱輪が発生し易く、場
合によっては、摩耗や破損が生じることとなる。
【0004】又、かかる突起12は、図示しないスプロ
ケットと係合し、駆動力の伝達に供される際に、スプロ
ケットピンと突起12とは常に擦れを生じており、この
ため、突起12の特に根元部に変形が加えられ、このた
め転輪との間で脱輪が発生し易いばかりでなく、この部
分に摩耗や破損を生じ易く、特に突起12がゴムででき
ている場合にこの傾向が大きい。
【0005】更に言えば、この転輪20と突起12との
接触・衝突時には、大きな走行抵抗が生じエネルギ−の
ロスをもきたしていた。
【0006】このため、本発明者等はゴムクロ−ラの内
周面に突出する突起を特殊な構造とし、転輪との間での
脱輪の発生を少なくし、突起を摩耗・変形・破損等から
保護する発明を既に提案している。この既提案の発明は
無端状ゴム弾性体の外周面にゴムラグを形成し、内周面
に駆動力の伝達或いは転輪との外れ防止に供される突起
を形成してなるゴムクロ−ラであって、当該突起におけ
る他部材との接触面に、低摩擦性能を有する樹脂部材を
露出させたことを特徴とするゴムクロ−ラであり、前記
樹脂部材をゴムクロ−ラを形成する金型内にセットし、
次いでゴム材料を充填して樹脂部材を突起と一体成形し
たゴムクロ−ラを提供した。
【0007】このため、高速走行時の突起の破壊(摩
耗、カット)、発熱は大幅に抑えられることとなりゴム
クロ−ラ自体の耐久性は大幅に改良された。しかし、ベ
−クライトやFRP等を使用した場合、この樹脂と接触
干渉するスプロケット、アイドラ−或いは転輪等にケズ
レ、摩耗を促進させると共に、樹脂部材とこれらスプロ
ケット、アイドラ−、転輪との接触・干渉時の振動・騒
音が目立つという不具合が新たに発生した。
【0008】図15は転輪のケズレ・摩耗を示すゴムク
ロ−ラとの状態図であり、ゴムクロ−ラの突起12の側
面に樹脂部材13を存在させたものであり、このため、
これと接触する転輪20の内側201 、202 が主とし
てケズレ・摩耗の部位となり、このための振動・騒音が
生ずることとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ゴムクロ−
ラの駆動及び脱輪に供される突起の改良に係るものであ
り、特に突起内に埋設される改良された樹脂部材を提供
するもので、樹脂部材と接触干渉するスプロケット、ア
イドラ−或いは転輪等にケズレ、摩耗を低減させると共
に、樹脂部材とスプロケット、アイドラ−、転輪との接
触・干渉時の振動・騒音を低減することを目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の欠点を改
良したものであり、その要旨は、無端状ゴム弾性体の外
周面にゴムラグを形成し、内周面に駆動力の伝達或いは
転輪との外れ防止に供される突起を形成してなるゴムク
ロ−ラであって、当該突起における他部材との接触面
に、低摩擦性能を有する樹脂部材を露出させてなり、当
該樹脂部材のバ−コ−ル硬度(A型)が40度以下であ
ることを特徴とするゴムクロ−ラである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は以上のような構成を採用
するものであり、特に転輪と常に係合する突起にあっ
て、転輪等の他の部材との接触・衝突が繰り返される面
部に低摩擦性能を有する樹脂部材を露出させたものであ
る。従って、特に転輪のズレを制御する場合にあって
も、突起と転輪との間の脱輪性の改良がなされ、しかも
突起の摩耗等が少なく、しかも走行抵抗も小さいゴムク
ロ−ラとなったものである。
【0012】更に、樹脂部材のバ−コ−ル硬度(A型)
が40度(JISK7060準拠)以下としたことによ
り、好ましくは30度以下、更に言えば20度以下とす
ることにより振動・騒音の低減と、樹脂部材と接触する
機体側の破損を防止することとなったものである。バ−
コ−ル硬度が40度を越えると樹脂部材と接触する機体
側の各部の破損が生じ易くなる。そして、樹脂部材の耐
久性からアイゾット衝撃強度(JISK6911準拠)
が2.0以上のものが望ましく、2.0未満では機体と
の接触により樹脂部材の破壊が促進される。
【0013】本発明で用いられる樹脂部材としては、6
ナイロン、6、6ナイロン、ポリウレタン、ポリアセタ
−ル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ−ト、
ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリカ−ボネ−ト、ポリ
スチレン、アクリルニトリルブタジエンスチレン共重合
樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等が挙げられる
が、中でも6−ナイロン、6、6ナイロン、ポリウレタ
ン、ポリアセタ−ル、ポリプロピレンが好んで用いられ
る。尚、バ−コ−ル硬度及びアイゾット衝撃強度が所定
の条件内であればガラス繊維にて強化された樹脂も適用
可能である。更に言えば、樹脂部材の形状としては棒状
体、板状体、筒状体、盤状体、ダンベル状体等任意の形
状の部材が用いられ得る。
【0014】尚ゴムクロ−ラの製造方法について付言す
れば、前記突起がゴム突起であり、低摩擦性能を有する
樹脂部材をゴムクロ−ラを形成する金型内にセットし、
次いでゴム材料を充填して前記樹脂部材を突起と一体成
形することによってゴムクロ−ラを得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に
説明する。図1は本発明のゴムクロ−ラの第1例であ
り、突起2近傍の斜視図であり、図2はその側面図であ
る。この突起2はゴムクロ−ラを構成するゴム1の内周
面より30mmの高さ(H)を有し、ゴムクロ−ラの幅
方向の長さ(L1 )が60mm、ゴムクロ−ラの長手方
向における頂部の長さ(L2 )が25mm、基部の長さ
(L2 )が55mmであった。そして突起2の左右側面
4、5前後面7、8は所望の斜視角をもって構成され
る。
【0016】さて、直径20mmの断面円形の棒状体3
1 をゴムクロ−ラの幅方向に向けて突起2中に埋設し
た。この棒状体31 は6,6ナイロン製であり、その両
端311、312は突起2の左右側面4、5に露呈させたも
のである。用いられた6,6ナイロン製の棒状体31
バ−コ−ル硬度が3度、アイゾット衝撃強度が10のも
のである。この棒状体31 を突起2中に埋設するには突
起2を形成する凹部を備えた金型を用い、この凹部内に
棒状体31 を嵌め込み、この状態を維持しつつゴムクロ
−ラの基体を構成するゴム材料を金型内に充填すること
により得られ、両者はゴム1の加硫時の接着力によって
加硫接着させて一体化させるものである。尚、場合によ
ってはフェノ−ル系、エポキシ系、ゴム系等の接着剤を
一種若しくはこれらを組み合わせて用いて加硫接着する
こともある。
【0017】図にて分るように、突起2の両側面4、5
に棒状体31 の両端311、312を露出しており、転輪や
図示しないアイドラ−、スプロケット等との接触・衝突
時にこれらと接触するものであり、棒状体31 の特性よ
り転輪との間での脱輪が減少し、又摩耗や破損が少な
く、走行抵抗も著しく低下し、更には振動・騒音の発生
も低減することとなる。尚、棒状体31 の両端311、3
12を両側面4、5より5mm程度以下突出させることも
でき、この場合、転輪との接触・干渉はこの両端をもっ
て行い、このため突起の摩耗・破損を防ぐことができる
のである。
【0018】図3は本発明のゴムクロ−ラの第2例であ
り、直径20mm、厚さ5mmの円盤状の樹脂32
(6,6ナイロン製)を突起2の側面4、5に一方の面
が露呈するように埋設したものである。これもゴム材料
1の加硫時に金型の凹部内に樹脂32 をセットして加硫
接着したものである。
【0019】図4は本発明のゴムクロ−ラの第3例を示
す突起2の斜視図であり、図5はその側面図である。こ
の例にあっては平板状の樹脂板33 (6,6ナイロン
製)を突起2の幅方向の中央に埋設したものであって、
その両端331、332が突起2の左右側面4、5に露呈し
たものである。尚、平板状の樹脂板33 の厚さは10m
mであり、これ又、ゴム材料1との間で加硫接着して一
体化することになる。この例では突起2は前後面7、8
が2段傾斜面とされている。かかる突起2の概形はゴム
クロ−ラの長手方向の頂面の幅が10mm、基底部の幅
60mm、そして高さ(H)40mm、頂部より15m
mの位置で前後面7、8にて折曲部9が形成されてい
る。
【0020】これらの各例にあって突起2の表面を別の
補強材で保護することもよく、図6は、ゴムクロ−ラの
長手方向に連続又は不連続の補強帆布10をゴムクロ−
ラの内面及びその突起2の表面を覆うものである。この
帆布も捲縮性、非捲縮性のいずれでもよく、これらも金
型内に帆布をセットし、ゴム材料1との間で加硫接着さ
れるものである。
【0021】図7は本発明の第4例のゴムクロ−ラの内
周面を示し、図8は図7のA−A線での、図9は図7の
B−B線での各断面を示すものである。この例にあって
は、十文字状に形成された樹脂部材34 (6,6ナイロ
ン製)を突起2内に一体としたものであり、突起2の両
側面4、5、前後面7、8に、かかる部材34 の表面が
露出している。勿論、頂面6に露出する場合もある。こ
のように構成された突起2にあっては、転輪との接触・
衝突における場合と同様、スプロケットとの接触の際の
突起2の摩耗や破損の防止、更には振動及び騒音の低減
にも効果があることとなる。この部材34 にあっては、
これ又金型内にセットするだけでよく、場合によって
は、4つに分割された樹脂部材であってもよい。
【0022】図10〜図13は本発明の第5例を示すも
のであり、図10はその内周面における平面図、図11
は外周面における平面図、図12はC−C線での断面
図、図13はD−D線での断面図を示す。かかる例にあ
っては、突起2におけるゴムクロ−ラの長手方向に山形
に樹脂部材35 (6,6ナイロン製)を配置したもの
で、これによって、転輪との擦れと、駆動ピンとの擦れ
に対して極めて大きな効果を発揮することになる。
【0023】(試験例)図1にて示すゴムクロ−ラをも
って本発明の特徴を更に明らかにする。直径20mmの
各種棒状体3を作製し、これを突起2内に埋設したゴム
クロ−ラであり、特に突起2のゴム材料は表1に示す配
合によった。この配合によって得られたゴム性状は、H
d:82度、M300 :130kgf/cm2 、Tb:1
90kgf/cm2 、Eb:430%であった。尚、各
種棒状体3の両端は突起2の側面4、5よりも3mm突
出させた構成とした。
【0024】
【表1】
【0025】試験例1は棒状体3が布補強されたベ−ク
ライト製、試験例2はガラス短繊維補強されたポリエス
テル樹脂製であり、バ−コ−ル硬度が本発明の範囲外の
ものである。又、試験例3はアクリル製であり、アイゾ
ット衝撃強度が本発明の規定から外れるものである。試
験例4は棒状体3が6、6ナイロン製、試験例5はポリ
アセタ−ル製のものであって、いずれも本発明に該当す
るものである。尚、各試験例の棒状体3のバ−コ−ル硬
度及びアイゾット衝撃強度は表2に示す。
【0026】(試験法)幅300mm、周長3060m
mの突起駆動型ゴムクロ−ラを製造し、四輪に装着した
車両を半径15m、時速30kmで8の字走行試験を実
施し、走行時間3時間後の転輪摩耗量、樹脂部材摩耗
量、体感振動、騒音の測定を行った。ゴムクロ−ラにお
ける突起は図1に示した通りであり、転輪の材質はガラ
ス繊維30%配合の6、6ナイロンである。尚、騒音測
定は30km/hの定常走行中で、転輪から1m離れた
ところで騒音計をセットして測定した。
【0027】(試験結果)試験結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】試験の結果、バ−コ−ル硬度が規定外の試
験例1及び試験例2にあっては転輪の摩耗量が大きくゴ
ムクロ−ラ装着車両の耐久性に悪影響を及ぼしているこ
とが分る。そして振動もかなりのものであり乗り心地の
よくない結果となっている。更に騒音においても好まし
いとは言えないことは明らかである。試験例3にあって
は転輪の摩耗は良好であり、振動も騒音の程度も低く良
好であるが、突起内に埋設された樹脂の摩耗量が大きく
実用性に欠けることが判明した。
【0030】一方、本発明における試験例4、5にあっ
ては、転輪摩耗量は極めて少なくゴムクロ−ラ装着車両
の耐久性の向上に寄与することは明らかであり、突起に
おける樹脂部材の摩耗量も比較的少なく実用に耐え得る
ものとなった。又、振動の低減にも、更に騒音の発生も
極めて低いものとなった。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上の構成を採用したものであ
り、ゴムクロ−ラの特に機体側に備えられた部材との接
触・衝突が繰り返される突起にあって、特殊な性状の樹
脂部材を露出させてなるものである。このため、特に転
輪とのズレによる接触・衝突が生じたとしても、摩耗や
破損が極く少なくなり、更に走行抵抗も減少することと
なり、ゴムクロ−ラの寿命が著しく向上したものとな
り、オペレ−タ−への振動及び騒音も低減でき、かつ、
ゴムクロ−ラ装着車両の耐久性の向上にも大きく寄与す
るゴムクロ−ラを提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のゴムクロ−ラの第1例であり、
その突起近傍を特に取出した斜視図である。
【図2】図2は図1の突起近傍における側面図である。
【図3】図3は本発明のゴムクロ−ラの第2例であり、
その突起近傍を特に取出した斜視図である。
【図4】図4は本発明のゴムクロ−ラの第3例であり、
その突起近傍を特に取出した斜視図である。
【図5】図5は図4の突起近傍における側面図である。
【図6】図6は本発明のゴムクロ−ラにおける更に好ま
しい例を示す突起近傍の斜視図である。
【図7】図7は本発明の第4例を示すゴムクロ−ラの内
周面である。
【図8】図8は図7のA−A線での断面図である。
【図9】図9は図7のB−B線での断面図である。
【図10】図10は本発明の第5例を示すゴムクロ−ラ
の内周平面図である。
【図11】図11は図10のゴムクロ−ラの外周平面図
である。
【図12】図12は図10のゴムクロ−ラのC−C線で
の断面図である。
【図13】図13は図10のゴムクロ−ラのD−D線で
の断面図である。
【図14】図14は従来の一本突起ゴムクロ−ラの内周
面である。
【図15】図15は既提案による一本突起ゴムクロ−ラ
と転輪との状態図である。
【符号の説明】
1‥‥ゴムクロ−ラを構成するゴム、 2‥‥突起、 3、31 、32 、33 、34 、35 ‥‥樹脂部材、 4、5‥‥突起の側面、 6‥‥突起の頂面、 7、8‥‥突起の前後面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状ゴム弾性体の外周面にゴムラグを
    形成し、内周面に駆動力の伝達或いは転輪との外れ防止
    に供される突起を形成してなるゴムクロ−ラであって、
    当該突起における他部材との接触面に、樹脂部材を露出
    させてなり、当該樹脂部材のバ−コ−ル硬度(A型)が
    40度以下であることを特徴とするゴムクロ−ラ。
  2. 【請求項2】 樹脂部材が、アイゾット衝撃強度が2.
    0以上である請求項第1項記載のゴムクロ−ラ。
  3. 【請求項3】 樹脂部材が、6ナイロン、6、6ナイロ
    ン、ポリウレタン、ポリアセタ−ル、ポリプロピレンか
    ら選択される樹脂部材である請求項第1項記載のゴムク
    ロ−ラ。
  4. 【請求項4】 前記突起がゴム突起であり、低摩擦性能
    を有する樹脂部材をゴムクロ−ラを形成する金型内にセ
    ットし、次いでゴム材料を充填して前記樹脂部材を突起
    と一体成形した請求項第1項記載のゴムクロ−ラ。
JP22456796A 1996-05-16 1996-08-07 ゴムクロ−ラ Pending JPH1053171A (ja)

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