JPH1052103A - 耕耘爪 - Google Patents
耕耘爪Info
- Publication number
- JPH1052103A JPH1052103A JP22583996A JP22583996A JPH1052103A JP H1052103 A JPH1052103 A JP H1052103A JP 22583996 A JP22583996 A JP 22583996A JP 22583996 A JP22583996 A JP 22583996A JP H1052103 A JPH1052103 A JP H1052103A
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- JP
- Japan
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- tilling
- claw
- tilling claw
- rotary shaft
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- Soil Working Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】草の巻き付きを有効に防止することができると
共に、硬い圃場においても土塊を小さくすることができ
る耕耘爪の構造を提供することを目的とする。 【解決手段】移動農機に配設したロ−タリ軸3に装着さ
れる耕耘爪4であって、該耕耘爪4は所定の回転半径を
有する第1耕耘爪12と、第1耕耘爪12の回転半径R
1よりも小径の回転半径R2を有すると共に折曲部13a
を有する第2耕耘爪13とからなる。
共に、硬い圃場においても土塊を小さくすることができ
る耕耘爪の構造を提供することを目的とする。 【解決手段】移動農機に配設したロ−タリ軸3に装着さ
れる耕耘爪4であって、該耕耘爪4は所定の回転半径を
有する第1耕耘爪12と、第1耕耘爪12の回転半径R
1よりも小径の回転半径R2を有すると共に折曲部13a
を有する第2耕耘爪13とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耕耘爪に係り、好ま
しくは管理機に装着される耕耘爪の構造に関するもので
ある。
しくは管理機に装着される耕耘爪の構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通常、管理機の下方に水平状に配設した
ロ−タリ軸に耕耘爪を装着し、ロ−タリ軸の回転に伴っ
て耕耘爪が回転して耕耘砕土を行なうようにしている。
しかしながら、耕耘爪の回転半径に比べてロ−タリ軸の
径がかなり小さいため、作業時にロ−タリ軸や耕耘爪に
草が巻き付いてしまうという不具合があった。
ロ−タリ軸に耕耘爪を装着し、ロ−タリ軸の回転に伴っ
て耕耘爪が回転して耕耘砕土を行なうようにしている。
しかしながら、耕耘爪の回転半径に比べてロ−タリ軸の
径がかなり小さいため、作業時にロ−タリ軸や耕耘爪に
草が巻き付いてしまうという不具合があった。
【0003】また、圃場を耕耘する場合において、柔ら
かい圃場であれば問題ないが、圃場が硬い時には土塊が
大きくなってしまうので、耕耘作業を二度行なう必要が
あり、作業効率が悪いものとなっていた。
かい圃場であれば問題ないが、圃場が硬い時には土塊が
大きくなってしまうので、耕耘作業を二度行なう必要が
あり、作業効率が悪いものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
における不具合を解決するべく創案されたものであっ
て、草の巻き付きを有効に防止することができると共
に、硬い圃場においても土塊を小さくすることができる
耕耘爪の構造を提供することを目的とするものである。
における不具合を解決するべく創案されたものであっ
て、草の巻き付きを有効に防止することができると共
に、硬い圃場においても土塊を小さくすることができる
耕耘爪の構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用した技術手段は、移動農機に配設したロ
−タリ軸に装着される耕耘爪であって、該耕耘爪は所定
の回転半径を有する第1耕耘爪と、第1耕耘爪の回転半
径よりも小径の回転半径を有すると共に折曲部を有する
第2耕耘爪とからなることを特徴とするものである。
に本発明が採用した技術手段は、移動農機に配設したロ
−タリ軸に装着される耕耘爪であって、該耕耘爪は所定
の回転半径を有する第1耕耘爪と、第1耕耘爪の回転半
径よりも小径の回転半径を有すると共に折曲部を有する
第2耕耘爪とからなることを特徴とするものである。
【0006】前記回転半径とは耕耘爪のロ−タリ軸から
の突出寸法に相当するものであり、第1耕耘爪よりも小
径で回転する第2耕耘爪の折曲部が草の巻き付きを良好
に防止するようにしている。第1耕耘爪の形状は特には
限定されないが、好ましくは、第1耕耘爪は、ロ−タリ
軸に略直角状に設けた直平部と直平部の先端側を機体の
幅方向に屈曲してなる屈曲部とから構成され、直平部は
側面視において湾曲状に形成されている。耕耘爪装着時
において、第2耕耘爪の折曲部は、第1耕耘爪の幅内に
収まっている(換言すれば、平面視において直平部と屈
曲部の先端との間に第2耕耘爪の折曲部が位置してお
り、折曲部の先端は屈曲部の先端より突出することがな
い。)。こうすることで、第2耕耘爪を設けたことによ
る耕耘抵抗の増加を少なくしている。
の突出寸法に相当するものであり、第1耕耘爪よりも小
径で回転する第2耕耘爪の折曲部が草の巻き付きを良好
に防止するようにしている。第1耕耘爪の形状は特には
限定されないが、好ましくは、第1耕耘爪は、ロ−タリ
軸に略直角状に設けた直平部と直平部の先端側を機体の
幅方向に屈曲してなる屈曲部とから構成され、直平部は
側面視において湾曲状に形成されている。耕耘爪装着時
において、第2耕耘爪の折曲部は、第1耕耘爪の幅内に
収まっている(換言すれば、平面視において直平部と屈
曲部の先端との間に第2耕耘爪の折曲部が位置してお
り、折曲部の先端は屈曲部の先端より突出することがな
い。)。こうすることで、第2耕耘爪を設けたことによ
る耕耘抵抗の増加を少なくしている。
【0007】第2耕耘爪の折曲部のロ−タリ軸に平行す
る一端縁には刃部を形成することが好ましい。そうする
ことで、耕耘爪の回転に伴って巻き付いた草を刃部が切
り落し、あるいは硬い圃場であっても刃部が土を細かく
砕くことができる。
る一端縁には刃部を形成することが好ましい。そうする
ことで、耕耘爪の回転に伴って巻き付いた草を刃部が切
り落し、あるいは硬い圃場であっても刃部が土を細かく
砕くことができる。
【0008】耕耘爪の取付手段については特には限定さ
れないが、ロ−タリ軸に取付プレ−トを固着し、かかる
取付プレ−トに第1耕耘爪を取り付けるのがよい。そし
て、取付プレ−トに装着された第1耕耘爪の基端側を所
定寸法延出すると共に、かかる延出部をロ−タリ軸に略
平行するように折曲して第2耕耘爪の折曲部を形成する
のがよい。このものでは第1耕耘爪と第2耕耘爪が一部
材で形成されるので、二つの耕耘爪を有するものであり
ながら部品点数が増加することがなく、組立ても容易で
ある。
れないが、ロ−タリ軸に取付プレ−トを固着し、かかる
取付プレ−トに第1耕耘爪を取り付けるのがよい。そし
て、取付プレ−トに装着された第1耕耘爪の基端側を所
定寸法延出すると共に、かかる延出部をロ−タリ軸に略
平行するように折曲して第2耕耘爪の折曲部を形成する
のがよい。このものでは第1耕耘爪と第2耕耘爪が一部
材で形成されるので、二つの耕耘爪を有するものであり
ながら部品点数が増加することがなく、組立ても容易で
ある。
【0009】また、取付プレ−トを介して第1耕耘爪を
装着するものにおいて、取付プレ−トの周縁を所定寸法
延出すると共に、かかる延出部をロ−タリ軸に略平行す
るように折曲して第2耕耘爪の折曲部を形成してもよ
い。このものでは取付プレ−トと第2耕耘爪が一部材で
形成されるので、二つの耕耘爪を有するものでありなが
ら部品点数が増加することがなく、組立ても容易であ
る。
装着するものにおいて、取付プレ−トの周縁を所定寸法
延出すると共に、かかる延出部をロ−タリ軸に略平行す
るように折曲して第2耕耘爪の折曲部を形成してもよ
い。このものでは取付プレ−トと第2耕耘爪が一部材で
形成されるので、二つの耕耘爪を有するものでありなが
ら部品点数が増加することがなく、組立ても容易であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて詳細に説明する。図1は、歩行用管理
機の平面図、図2は歩行用管理機の側面図であって、リ
コイルスタ−タ1によってフレ−ム2に搭載されたエン
ジンを始動させ、主クラッチの断続により、動力をトラ
ンスミッションに伝達あるいは遮断するようになってい
る。フレ−ム2の下方に位置して配設したロ−タリ軸3
にはトランスミッションを介して動力が伝達されるよう
になっており、ロ−タリ軸3には、その長さ方向に所定
間隔を存して複数の耕耘爪4が放射状に着脱可能に装着
されており、ロ−タリ軸3両端部にはロ−タディスク5
が装着されている。
て図面に基づいて詳細に説明する。図1は、歩行用管理
機の平面図、図2は歩行用管理機の側面図であって、リ
コイルスタ−タ1によってフレ−ム2に搭載されたエン
ジンを始動させ、主クラッチの断続により、動力をトラ
ンスミッションに伝達あるいは遮断するようになってい
る。フレ−ム2の下方に位置して配設したロ−タリ軸3
にはトランスミッションを介して動力が伝達されるよう
になっており、ロ−タリ軸3には、その長さ方向に所定
間隔を存して複数の耕耘爪4が放射状に着脱可能に装着
されており、ロ−タリ軸3両端部にはロ−タディスク5
が装着されている。
【0011】機体本体から後方に斜め上方に向かってY
字状のハンドルフレ−ム6が延出形成されており、ハン
ドルフレ−ム6の延出端部が左右のハンドル7を形成し
ている。左右のハンドル7、7には、主クラッチレバ−
8、8がそれぞれ設けてある。左右のクラッチレバ−
8、8は互いに連動するように中空状の連結部10内に
配設された図示しないワイヤを介して連結されており、
両主クラッチレバ−8、8は共に主クラッチワイヤ9に
連結されている。
字状のハンドルフレ−ム6が延出形成されており、ハン
ドルフレ−ム6の延出端部が左右のハンドル7を形成し
ている。左右のハンドル7、7には、主クラッチレバ−
8、8がそれぞれ設けてある。左右のクラッチレバ−
8、8は互いに連動するように中空状の連結部10内に
配設された図示しないワイヤを介して連結されており、
両主クラッチレバ−8、8は共に主クラッチワイヤ9に
連結されている。
【0012】主クラッチレバ−8、8は、常時は、主ク
ラッチを「切」にするように上方に付勢されており、図
2の状態からレバ−8をハンドル7側に向かって下方に
回動させることで、主クラッチが「入」となるようにな
っている。したがって、レバ−8とハンドル7とを同時
に握持しながら作業を行うようになっている。
ラッチを「切」にするように上方に付勢されており、図
2の状態からレバ−8をハンドル7側に向かって下方に
回動させることで、主クラッチが「入」となるようにな
っている。したがって、レバ−8とハンドル7とを同時
に握持しながら作業を行うようになっている。
【0013】上記主クラッチレバ−8の構成では、従
来、左右いずれかの一方のハンドル7に設けられた主ク
ラッチレバ−8を左右のハンドル7にそれぞれ設けると
共に、両主クラッチレバ−8、8を一体的に連動するよ
うにしたので、いずれかの主クラッチレバ−8のみを握
持すればよい。したがって、作業中に手が疲れた場合に
は、交互に左右の手を放すことができ、歩行・作業中に
手を放すことができずに作業者が疲れてしまうという従
来の不具合を解消することができる。尚、図中符号11
は連結部10を利用して装着した停止スイッチであっ
て、該停止スイッチ11は機体の中央に位置するため、
緊急時にも操作が容易なようになっている。
来、左右いずれかの一方のハンドル7に設けられた主ク
ラッチレバ−8を左右のハンドル7にそれぞれ設けると
共に、両主クラッチレバ−8、8を一体的に連動するよ
うにしたので、いずれかの主クラッチレバ−8のみを握
持すればよい。したがって、作業中に手が疲れた場合に
は、交互に左右の手を放すことができ、歩行・作業中に
手を放すことができずに作業者が疲れてしまうという従
来の不具合を解消することができる。尚、図中符号11
は連結部10を利用して装着した停止スイッチであっ
て、該停止スイッチ11は機体の中央に位置するため、
緊急時にも操作が容易なようになっている。
【0014】次に本発明の要旨である耕耘爪4の構成に
ついて説明する。耕耘爪4は、所定の回転半径R1を有
する第1耕耘爪12と、第1耕耘爪12の回転半径R1
よりも小径の回転半径R2を有すると共にロ−タリ軸3
に略平行して延出する折曲部13aを有する第2耕耘爪
13とから構成される。
ついて説明する。耕耘爪4は、所定の回転半径R1を有
する第1耕耘爪12と、第1耕耘爪12の回転半径R1
よりも小径の回転半径R2を有すると共にロ−タリ軸3
に略平行して延出する折曲部13aを有する第2耕耘爪
13とから構成される。
【0015】図3、図4は、耕耘爪の第1の実施の形態
に係るものであって、図3は部分平面図、図4は図3を
B矢視の方向から見た側面図である。ロ−タリ軸3には
中空状のパイプ14が外嵌されていると共にボルト15
で固着してあり、パイプ14には方形の取付プレ−ト1
6が固着されており、取付プレ−ト16に耕耘爪4を装
着するようにしている。尚、図3において折曲部13a
を上方から見た部分図を併せて記載してある。
に係るものであって、図3は部分平面図、図4は図3を
B矢視の方向から見た側面図である。ロ−タリ軸3には
中空状のパイプ14が外嵌されていると共にボルト15
で固着してあり、パイプ14には方形の取付プレ−ト1
6が固着されており、取付プレ−ト16に耕耘爪4を装
着するようにしている。尚、図3において折曲部13a
を上方から見た部分図を併せて記載してある。
【0016】第1耕耘爪12は平面視においてロ−タリ
軸3に対して垂直状に機体の前後方向に延びる直平部1
2aと、その先端部位を90度未満に屈曲してなる屈曲
部12bとからなると共に、直平部12aは側面視にお
いて湾曲状に形成されている。第1耕耘爪12は基端側
を取付プレ−ト16にボルト17によって装着するよう
にしてあり、図4に示すようにロ−タリ軸3を中心とし
て四つの第1耕耘爪12が回転方向に所定間隔を存して
略放射状に配設してある。尚、第1耕耘爪12の屈曲部
12bは図3に示すように交互に異なる方向に屈曲して
いる。
軸3に対して垂直状に機体の前後方向に延びる直平部1
2aと、その先端部位を90度未満に屈曲してなる屈曲
部12bとからなると共に、直平部12aは側面視にお
いて湾曲状に形成されている。第1耕耘爪12は基端側
を取付プレ−ト16にボルト17によって装着するよう
にしてあり、図4に示すようにロ−タリ軸3を中心とし
て四つの第1耕耘爪12が回転方向に所定間隔を存して
略放射状に配設してある。尚、第1耕耘爪12の屈曲部
12bは図3に示すように交互に異なる方向に屈曲して
いる。
【0017】第1耕耘爪12の基端は取付プレ−ト16
の周縁より突出させ、所定寸法延出してあり、かかる延
出部を平面視においてロ−タリ軸3と略平行になるよう
に略直角に折曲することでL型の第2耕耘爪13が形成
してある。装着時において第2耕耘爪13の折曲部13
aの幅方向の寸法は、第1耕耘爪12の屈曲部12bの
幅方向の寸法よりも小さいものとなっており、折曲部1
3aの先端は第1耕耘爪12の幅内に収まっている。こ
うすることで、二つの耕耘爪を設けたことによる耕耘抵
抗を少なくするようにしている。このものでは、第2耕
耘爪13が第1耕耘爪12とロ−タリ軸3との間に位置
して回転するので、草の巻き付きを可及的に防止するよ
うになっている。第1の実施の形態のものでは、第1耕
耘爪の基端側が第2耕耘爪の基端側に兼用されており、
一の部材から一体的に第1耕耘爪及び第2耕耘爪からな
る耕耘爪を形成している。
の周縁より突出させ、所定寸法延出してあり、かかる延
出部を平面視においてロ−タリ軸3と略平行になるよう
に略直角に折曲することでL型の第2耕耘爪13が形成
してある。装着時において第2耕耘爪13の折曲部13
aの幅方向の寸法は、第1耕耘爪12の屈曲部12bの
幅方向の寸法よりも小さいものとなっており、折曲部1
3aの先端は第1耕耘爪12の幅内に収まっている。こ
うすることで、二つの耕耘爪を設けたことによる耕耘抵
抗を少なくするようにしている。このものでは、第2耕
耘爪13が第1耕耘爪12とロ−タリ軸3との間に位置
して回転するので、草の巻き付きを可及的に防止するよ
うになっている。第1の実施の形態のものでは、第1耕
耘爪の基端側が第2耕耘爪の基端側に兼用されており、
一の部材から一体的に第1耕耘爪及び第2耕耘爪からな
る耕耘爪を形成している。
【0018】図5、図6は耕耘爪の第2の実施の形態に
係るものであって、このものでは第1の実施の形態の第
2耕耘爪の折曲部13aのロ−タリ軸に平行する一端縁
を鋭角状に形成して刃部18を設けてある。刃部18は
折曲部13aの回転方向側の端縁に設けてあり、ロ−タ
リ軸3の回転に伴って刃部18が草、根等を切断し、あ
るいは砕土するようになっている。こうすることで、仮
に草が巻き付いた場合であっても刃部18が草を切り落
し、さらに、硬い圃場であっても第1耕耘爪の回転半径
よりも小径の第2耕耘爪の折曲部の刃部が、土塊を砕い
て小さくすることができる。尚、図5において折曲部1
3aを上方から見た部分図を併せて記載してある。
係るものであって、このものでは第1の実施の形態の第
2耕耘爪の折曲部13aのロ−タリ軸に平行する一端縁
を鋭角状に形成して刃部18を設けてある。刃部18は
折曲部13aの回転方向側の端縁に設けてあり、ロ−タ
リ軸3の回転に伴って刃部18が草、根等を切断し、あ
るいは砕土するようになっている。こうすることで、仮
に草が巻き付いた場合であっても刃部18が草を切り落
し、さらに、硬い圃場であっても第1耕耘爪の回転半径
よりも小径の第2耕耘爪の折曲部の刃部が、土塊を砕い
て小さくすることができる。尚、図5において折曲部1
3aを上方から見た部分図を併せて記載してある。
【0019】図7、図8は耕耘爪の第3の実施の形態に
係るものであって、このものでは取付プレ−ト16を延
出することでL型の第2耕耘爪13を形成している。図
に示すように、方形状の取付プレ−ト16の四周縁を所
定寸法延出し、かかる延出部を略直角に折曲することで
ロ−タリ軸3に略平行する折曲部13aを有する平面視
L型の第2耕耘爪13を形成している。
係るものであって、このものでは取付プレ−ト16を延
出することでL型の第2耕耘爪13を形成している。図
に示すように、方形状の取付プレ−ト16の四周縁を所
定寸法延出し、かかる延出部を略直角に折曲することで
ロ−タリ軸3に略平行する折曲部13aを有する平面視
L型の第2耕耘爪13を形成している。
【0020】第2耕耘爪13の折曲部13aの幅方向の
寸法は、第1耕耘爪12の屈曲部12bの幅方向の寸法
よりも小さいものとなっており、折曲部13aの先端は
第1耕耘爪12の幅内に収まっている。こうすること
で、二つの爪を有するものでありながら、耕耘抵抗を少
なくするようにしている。そして、他の実施の形態と同
様、第2耕耘爪13が第1耕耘爪12とロ−タリ軸3と
の間に位置して回転するので、見かけ上、ロ−タリ軸の
外径が大きくなったことになり、草の巻き付きを可及的
に防止するようになっている。尚、第2の実施の形態に
あるように第2耕耘爪13の折曲部13aの回転方向側
の一端縁に刃部を形成してもよい。
寸法は、第1耕耘爪12の屈曲部12bの幅方向の寸法
よりも小さいものとなっており、折曲部13aの先端は
第1耕耘爪12の幅内に収まっている。こうすること
で、二つの爪を有するものでありながら、耕耘抵抗を少
なくするようにしている。そして、他の実施の形態と同
様、第2耕耘爪13が第1耕耘爪12とロ−タリ軸3と
の間に位置して回転するので、見かけ上、ロ−タリ軸の
外径が大きくなったことになり、草の巻き付きを可及的
に防止するようになっている。尚、第2の実施の形態に
あるように第2耕耘爪13の折曲部13aの回転方向側
の一端縁に刃部を形成してもよい。
【0021】第1の実施の形態及び第2の実施の形態に
おいては、取付プレ−ト16を介して耕耘爪4を装着す
るものを示したが、耕耘爪4を装着する手段はこれに限
定されるものではない。要は、所定の回転半径を有する
第1耕耘爪12と、第1耕耘爪の回転半径よりも小径の
回転半径を有すると共に折曲部13aを有する第2耕耘
爪13とから耕耘爪4を構成するものであればよく、第
1耕耘爪12とは別個に第2耕耘爪13を設けてもよ
い。
おいては、取付プレ−ト16を介して耕耘爪4を装着す
るものを示したが、耕耘爪4を装着する手段はこれに限
定されるものではない。要は、所定の回転半径を有する
第1耕耘爪12と、第1耕耘爪の回転半径よりも小径の
回転半径を有すると共に折曲部13aを有する第2耕耘
爪13とから耕耘爪4を構成するものであればよく、第
1耕耘爪12とは別個に第2耕耘爪13を設けてもよ
い。
【0022】もっとも、第1、第2、第3の実施の形態
のように第1耕耘爪12の基端側を延出し、あるいは取
付プレ−ト16の周縁を延出することで第2耕耘爪を形
成するようにすれば、部品点数も少なくて済むと共に、
耕耘爪の製作も容易に行なうことができる。また、実施
の形態では四個の第1耕耘爪及び第2耕耘爪を示した
が、耕耘爪の個数については図示のものに限定されるも
のではない。
のように第1耕耘爪12の基端側を延出し、あるいは取
付プレ−ト16の周縁を延出することで第2耕耘爪を形
成するようにすれば、部品点数も少なくて済むと共に、
耕耘爪の製作も容易に行なうことができる。また、実施
の形態では四個の第1耕耘爪及び第2耕耘爪を示した
が、耕耘爪の個数については図示のものに限定されるも
のではない。
【0023】
【発明の効果】本発明は、移動農機に略水平状に配設し
たロ−タリ軸に装着される耕耘爪であって、該耕耘爪は
所定の回転半径を有する第1耕耘爪と、第1耕耘爪の回
転半径よりも小径の回転半径を有すると共に折曲部を有
する第2耕耘爪とからなることを特徴とするので、耕耘
作業時に草の巻き付きを有効に防止することができると
共に、硬い圃場においても土塊を小さくすることができ
る。
たロ−タリ軸に装着される耕耘爪であって、該耕耘爪は
所定の回転半径を有する第1耕耘爪と、第1耕耘爪の回
転半径よりも小径の回転半径を有すると共に折曲部を有
する第2耕耘爪とからなることを特徴とするので、耕耘
作業時に草の巻き付きを有効に防止することができると
共に、硬い圃場においても土塊を小さくすることができ
る。
【図1】耕耘爪を装着してなる管理機の平面図である。
【図2】管理機の側面図であって、主クラッチが「切」
の状態を示している。
の状態を示している。
【図3】第1の実施の形態に係る耕耘爪を示す部分平面
図である。
図である。
【図4】図3をB矢視方向から見た概略側面図である。
【図5】第2の実施の形態に係る耕耘爪を示す部分平面
図である。
図である。
【図6】図5をB矢視方向から見た概略側面図である。
【図7】第3の実施の形態に係る耕耘爪を示す部分平面
図である。
図である。
【図8】図7をA矢視方向から見た概略側面図である。
3 ロ−タリ軸 4 耕耘爪 12 第1耕耘爪 12a 直平部 12b 屈曲部 13 第2耕耘爪 13a 折曲部 16 取付プレ−ト 18 刃部
Claims (1)
- 【請求項1】移動農機に配設したロ−タリ軸に装着され
る耕耘爪であって、該耕耘爪は所定の回転半径を有する
第1耕耘爪と、第1耕耘爪の回転半径よりも小径の回転
半径を有すると共に折曲部を有する第2耕耘爪とからな
ることを特徴とする耕耘爪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22583996A JPH1052103A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 耕耘爪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22583996A JPH1052103A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 耕耘爪 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1052103A true JPH1052103A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16835640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22583996A Pending JPH1052103A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 耕耘爪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1052103A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012191872A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Kubota Corp | ロータリ耕耘装置 |
KR200473704Y1 (ko) * | 2014-01-27 | 2014-07-22 | 김창규 | 파종기가 구비되는 농기계의 로터리날 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP22583996A patent/JPH1052103A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012191872A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Kubota Corp | ロータリ耕耘装置 |
KR200473704Y1 (ko) * | 2014-01-27 | 2014-07-22 | 김창규 | 파종기가 구비되는 농기계의 로터리날 |
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