JP2000175507A - 耕耘機の耕耘体と耕耘体取付用軸装置 - Google Patents

耕耘機の耕耘体と耕耘体取付用軸装置

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JP2000175507A
JP2000175507A JP10358756A JP35875698A JP2000175507A JP 2000175507 A JP2000175507 A JP 2000175507A JP 10358756 A JP10358756 A JP 10358756A JP 35875698 A JP35875698 A JP 35875698A JP 2000175507 A JP2000175507 A JP 2000175507A
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tilling
connection shaft
connecting shaft
working machine
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Shigeki Sano
茂樹 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耕耘作業時の作業効率を向上させ、又、耕耘
体の連結・離脱作業を容易にすることが可能な耕耘体と
耕耘体の配列方法と連結軸を提供すること。 【解決手段】 外形が多角形をなす作業機本体の外周に
複数個の耕耘刃を備えてなる作業機を複数個連結してな
る耕耘機の耕耘体において、連結される作業機を周方向
に所定角度だけずらすようにした。外形が多角形をなし
中空状の第1連結軸と外形が多角形をなし中空状の第2
連結軸を軸部材を介して連結し、第1連結軸及び第2連
結軸の端部は軸部材の端部に対してそれぞれ回転可能に
被冠され、第1連結軸と第2連結軸を相対的に任意の角
度だけ周方向にずらした状態とし、その状態で溶接・固
定することにより第1連結軸と第2連結軸を軸部材を介
して所定角度だけずらした状態で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、耕耘機の耕耘体と
耕耘体取付用軸装置に係り、特に、耕耘作業効率の向上
を図ると共に、耕耘体の着脱作業及び耕耘体を構成する
複数個の作業機の連結作業を容易にすることができるよ
うに工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】耕耘機は、例えば、ティラー型耕耘機に
おいては、図23に示すような構成になっている。ま
ず、耕耘機本体201があり、この耕耘機本体201の
前部又は後部にはエンジン203が搭載されている。こ
のエンジン203の回転は、プーリ・ベルト、シャフト
ドライブ機構等から構成された回転伝達機構205を介
して、上記耕耘機本体201の後部に取り付けられた図
示しない耕耘軸に伝達される。上記耕耘軸の左右両側に
は、耕耘体206、206がそれぞれ着脱可能に取り付
けられている。上記耕耘体206は、複数個(図示する
例の場合には2個)の作業機207を連結した構成にな
っている。上記作業機207は、作業機本体207a
と、この作業機本体207aの外周に取り付けられた複
数個の耕耘刃207bとから構成されている。そして、
エンジン203が回転することにより、耕耘軸を介して
上記左右の耕耘体206、206が回転し、それによっ
て、所望の耕耘を行う。
【0003】又、耕耘機本体201には、操作ハンドル
209が取り付けられている。この操作ハンドル209
は、左右一対の操作杆211、213を備えている。こ
れら一対の操作杆211、213には、作業者が左右の
手で把持するための把持部215、217がそれぞれ設
けられている。又、上記操作杆211、213には、図
示しないクラッチレバーやスロットルレバーが取り付け
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。上記したように、耕耘軸の
左右両側には、2個ずつの作業機207、207が連結
された状態で耕耘体206、206として取り付けられ
ている。その際、左右何れか片側の耕耘体206をみた
場合、その耕耘体206を構成する各作業機207は、
同様の構成をなしており、よって、作業機本体207a
に対する耕耘刃207bの配置も同じとなっている。各
耕耘体206はそのような作業機207、207を特に
回転方向にずらすことなく連結しているために、耕耘作
業時において、左右のそれぞれの耕耘体206,206
を個々にみた場合、複数個の耕耘刃207bが同時に地
中に食い込むことになり、それによって、耕耘作業時の
抵抗が増大して、エンジン203のトルクが一時に過大
なものとなってしまい、耕耘刃による耕耘時のショック
が大きくなる等して、耕耘作業の作業効率が低下してし
まうという問題があった。尚、左右の耕耘体206、2
06の間では左右のバランスを確保する意味で、耕耘刃
207bの配列が揃っていることが好ましいが、片側の
耕耘体206のみをみた場合には、上記のような問題が
発生しているものである。又、図24及び図25に示す
ように、従来、複数個の作業機207を連結する場合に
は、各作業機207にフランジ部207cを設けてお
き、これらフランジ部207cを介して、ボルト・ナッ
トによって連結するようにしていた。そのため、耕耘体
の連結作業及び離脱作業に多くの労力と長い時間を要し
てしまうという問題があった。
【0005】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、耕耘作業時の作業効率
を向上させ、又、耕耘体の連結・離脱作業を容易にする
ことが可能な耕耘機の耕耘体と耕耘体取付用軸装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明の請求項1による耕耘機の耕耘体は、外形が多
角形をなす作業機本体の外周に複数個の耕耘刃を備えて
る作業機を複数個連結してなる耕耘機の耕耘体におい
て、連結される作業機を周方向に相対的に所定角度だけ
ずらすようにしたことを特徴とするものである。又、請
求項2による耕耘体取付用軸装置は、外形が多角形をな
し中空状の第1連結軸と外形が多角形をなし中空状の第
2連結軸を軸部材を介して連結し、上記第1連結軸及び
第2連結軸の端部は軸部材の端部に対してそれぞれ回転
可能に被冠され、第1連結軸と第2連結軸を相対的に任
意の角度だけ周方向にずらした状態とし、その状態で溶
接・固定することにより第1連結軸と第2連結軸を軸部
材を介して所定角度だけずらした状態で連結するように
したことを特徴とするものである。又、請求項3による
耕耘体取付用軸装置は、請求項2記載の耕耘体取付用軸
装置において、軸部材には鍔部が設けられていて、この
鍔部が両側より被冠される第1連結軸と第2連結軸に対
してストッパとして機能することを特徴とするものであ
る。又、請求項4による耕耘体取付用軸装置は、外形が
多角形をなし中空状の第1連結軸と、上記第1連結軸に
連結され外形が多角形をなし中空状の第2連結軸と、を
具備し、上記第2連結軸の端部には挿入部が設けられい
て、該挿入部を第1連結軸の端部内に挿入して任意の角
度だけ回転させ、その状態で溶接・固定するようにした
ことを特徴とするものである。
【0007】すなわち、本願発明による耕耘機の耕耘体
は、耕耘体を構成する複数個の作業機を周方向に所定角
度だけずらしたものであり、それによって、各作業機に
取り付けられている耕耘刃の配置をずらし、例えば、複
数個の耕耘刃が地中に同時に食い込むといったことをな
くして抵抗を低減させ、それによって、耕耘作業の効率
を高めようとするものである。又、本願発明による耕耘
体取付用軸装置は、第1連結軸と第2連結軸を軸部材を
介して相互に回転可能に配置したものであり、軸部材を
介して相互に所定角度だけ周方向にずらした状態で取り
付けて固定するようにしたものである。後は、それぞれ
の連結軸に作業機を取り付けることにより、作業機を相
互に所定角度だけずらした状態で取り付けることができ
る。又、別の耕耘体取付用軸装置の場合には、第2連結
軸に挿入部を設け、第1連結軸に凹部を設け、挿入部を
凹部に挿入した状態で相互に所定角度だけずらした状態
し、その状態で連結・固定するものである。あとはそれ
ぞれに作業機を取り付けることにより、作業機を相互に
所定角度だけずらした状態で取り付けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図11を参照して
本発明の第1の実施の形態を説明する。まず、本実施の
形態において、複数個(この実施の形態では2個)の耕
耘体を連結するための耕耘体取付用軸装置の構成から説
明する。図1に示すように、まず、第1連結軸1と第2
連結軸3があり、これら第1連結軸1と第2連結軸3と
を連結するための軸部材5がある。上記第1連結軸1
は、外周面1aの外面形状が六角形であって、且つ、内
周面1bの内面形状が円形をなしている。同様に、第2
連結軸3も、外周面3aの外面形状が六角形であって、
内周面3bの内面形状が円形をなしている。尚、第2連
結軸3を側方からみた状態を図3に示す。第1連結軸1
についても同様の構成になっている。
【0009】上記軸部材5であるが、図2にも示すよう
に、略中空円筒形状をなしていて、外周面5a及び内周
面5bは共に円形をなしている。又、軸方向の中間位置
に鍔部5cを備えている。又、この軸部材5の外周面5
aの外径は、上記第1連結軸1及び第2連結軸3の内周
面1b、3bの内径に対して、若干小さな値となってい
る。そして、第1連結軸1の内周面1b内に軸部材5の
一方の外周面5aが挿入され、第2連結軸3の内周面3
b内に軸部材5の他方の外周面5aが挿入されることに
なる。
【0010】そして、上記第1連結軸1と第2連結軸3
とを連結する場合には、第4図に示すように、第1連結
軸1の内周面1bに軸部材5の一方の外周面5aを挿入
し、且つ、第2軸部材3の内周面3bに軸部材5の他方
の外周面5aを挿入する。その状態で、図5に示すよう
に、連結部に溶接を施して連結するものである。図5中
溶接部を符号7で示す。尚、図5に示す場合は、第1連
結軸1と第2連結軸3とをずらさないで(外周形状の六
角形を合わせた状態)連結する場合を示すものである。
【0011】ところで、上記第1連結軸1及び第2連結
軸3の外周側には、図8に示すように、作業機11、1
3がそれぞれ取り付けられることになる。上記作業機1
1は、作業機本体11aと、この作業機本体11aの外
周に着脱可能に取り付けられた複数個の耕耘刃11bと
から構成されている。上記作業機本体11aは、横断面
形状が六角形となっていて、又、図10に示すように、
第1連結軸1が挿入される六角形の取付孔11cを備え
ている。この取付孔11c内に第1連結軸1が挿入され
ることになる。上記取付孔11cも第1連結軸1と同様
にその横断面形状が六角形となっている。
【0012】上記作業機13も作業機11と同様の構成
になっていて、まず、作業機本体13aがあり、この作
業機本体13aの外周部には、複数個の耕耘刃13bが
着脱可能に取り付けられている。又、図9に示すよう
に、作業機本体13aはその横断面形状が六角形となっ
ていて、その中心部には六角形の取付孔13cが形成さ
れている。この取付孔13c内に第2連結軸3が挿入さ
れることになる。又、上記作業機11と作業機13を連
結することにより、左右何れかの耕耘体を構成すること
になり、耕耘機の場合には、それが左右にそれぞれ配置
されることになる。
【0013】さて、本実施の形態の場合には、図8乃至
図11に示すように、作業機11と作業機13を周方向
に所定角度だけずらした状態で連結するようにしてい
る。そのために、図6に示すように、第1連結軸1と第
2連結軸3とを予め回転方向に所定角度(この実施の形
態の場合には15度)だけずらした状態で連結するよう
にしている。すなわち、第1連結軸1と第2連結軸3
は、軸部材5に対して回転可能な構成になっているので
(溶接で固定する前)、第1連結軸1或いは第2連結軸
3を所定角度だけ回転させるだけ所定角度ずらすことが
できる。第1連結軸1と第2連結軸3を軸部材5を介し
て所定角度だけずらした状態で仮に連結した様子を図6
に示す。後は、連結部に溶接を施せばよく、その様子を
図7に示す。
【0014】次に、図7に示すような状態で連結した第
1連結軸1と第2連結軸3に、作業機11及び作業機1
3をそれぞれ取り付ける。その様子を図8に示す。尚、
作業機11及び作業機13を第1連結軸1と第2連結軸
3に取り付ける場合には、図示しない取付ピンを差し込
むことにより固定するものである。この場合、作業機1
1及び作業機13側には、上記第1連結軸1及び第2連
結軸3が挿入される六角形の取付孔11c、13cが形
成されているので、作業機11及び作業機13も第1連
結軸1及び第2連結軸3のずれと同じようにずれた状態
で取り付けられることになる。図8はその状態を示して
いるものである。従って、作業機11及び作業機13を
側方からみると、図9及び図10に示すような状態とな
り、又、それを重ねた状態をみると図11に示すような
状態となり、周方向に15度だけずれた状態で連結され
ている。尚、図11では作業機11を破線で示してい
る。
【0015】以上本実施の形態によると次のような効果
を奏することができる。まず、作業機11と作業機13
を周方向に所定角度だけずらした状態で連結し、各作業
機11、13に取り付けられた耕耘刃11b、13bが
ずれた構成になっているので、作業機11と作業機13
の対応する耕耘刃11b、13bが同時に地中に食い込
むといったことをなくすことができる。それによって、
耕耘作業時における抵抗が軽減され、耕耘作業の作業効
率が大幅に向上することになる。又、作業機11と作業
機13を周方向に所定角度だけずらす場合において、予
め、耕耘体取付用軸装置の第1連結軸1及び第2連結軸
3をずらした状態で連結しておくことにより、作業機1
1、13を自動的に所定角度だけずらすことができるの
で、作業機11、13の取付作業が簡単なものとなる。
又、耕耘体取付用軸装置自体を所定角度だけずらすこと
についてもこれを簡単に行うことができる。すなわち、
耕耘体取付用軸装置は、第1連結軸1と第2連結軸3と
軸部材5とから構成されていて、軸部材5を挟んで第1
連結軸1と第2連結軸3を自由に回転させることがで
き、任意量だけずらすことができるからである。
【0016】次に、図12乃至図15を参照して本発明
の第2の実施の形態を説明する。すなわち、前記第1の
実施の形態の場合には、各作業機の作業機本体の形状が
六角形の場合を例に挙げて説明したが、この第2の実施
の形態の場合には、各作業機の作業機本体の形状が略三
角形をなす場合を例に挙げて示すものである。
【0017】まず、この第2の実施の形態においては、
作業機21と作業機23を周方向に所定角度だけずらし
た状態で連結するものとする。上記作業機21は、作業
機本体21aと、この作業機本体21aの外周に着脱可
能に取り付けられた複数個の耕耘刃21bとから構成さ
れている。同様に、作業機23も、作業機本体23a
と、この作業機本体23aの外周に着脱可能に取り付け
られた複数個の耕耘刃23bとから構成されている。
【0018】上記構成をなす作業機21と作業機23
を、前記第1の実施の形態で示した耕耘体取付用軸装置
の外周に取り付けると、図12に示すような状態とな
る。すなわち、作業機21と作業機23とが周方向に所
定角度(この実施の形態の場合には15度)だけずれた
状態で連結されることになる。図12において、作業機
23を側方からみると、図13に示すような状態とな
り、一方、作業機21を側方からみると、図14に示す
ような状態となり、又、これらを重ねると図15に示す
ような状態となる。尚、図15においては、作業機21
を破線で示している。したがって、この場合にも、前記
第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することがで
きるものである。
【0019】次に、図16を参照して本発明の第3の実
施の形態を説明する。図16に示す作業機13と図9に
示す作業機13を比較すると、取付孔13cが所定角度
(15度)だけずれた状態で設けられている。したがっ
て、この図16に示す作業機13と図10に示す作業機
11を組み合わせれば、耕耘体取付用軸装置の第1連結
軸1と第2連結軸3とを周方向にずらさなくても、作業
機11と作業機13を所定角度だけずらすことが可能と
なる。つまり、この時の耕耘体取付用軸装置の状態とし
ては、図5に示すような状態となるものである。
【0020】次に、図17を参照して本発明の第4の実
施の形態を説明する。前記第1乃至第3の実施の形態で
示した作業機11、13は、その作業機本体11a、1
3aが六角形をなしているとともに、各辺が直線的に形
成されていたが、この図17に示す作業機13の場合に
は、各辺が湾曲した状態で形成されているものである。
このような形状をなす作業機13であっても、本願発明
を適用することはできるものである。
【0021】次に、図18乃至図20を参照して、本発
明の第5の実施の形態を説明する。この第5の実施の形
態の場合には、第1連結軸1と第2連結軸3とを異径と
した場合を例に挙げて説明するものであり、又、軸部材
5の外周面5aについても、第1連結軸1側と第2連結
軸3側とでは、その外径が異なっているものである。そ
の他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であ
る。したがって、前記第1の実施の形態の場合と同様の
効果を奏することができるものである。
【0022】次に、図21及び図22を参照して本発明
の第6の実施の形態を説明する。この第6の実施の形態
の場合には、耕耘体取付用軸装置の構成をより簡略化し
たものである。すなわち、耕耘体取付用軸装置は、第1
連結軸51と、第2連結軸53とから構成されている。
第1連結軸51は、その外周面51aが六角形をなして
いると共に、その内周面51bも六角形をなしている。
又、第2連結軸53は、その外周面53aが六角形をな
していると共に、その内周面53bは円形をなしてい
る。
【0023】又、第2連結軸53の第1連結軸51側の
端部には挿入部55が形成されている。この挿入部55
は、第1連結軸51の内周面51b内に挿入されて回転
可能な状態になる。そして、上記第2連結軸53の挿入
部55を第1連結軸51の内周面51b内に挿入し、そ
の状態で第1連結軸51と第2連結軸53とを相対的に
所定角度だけ回転させてずれた状態とする。その様子を
図22に示す。後は、溶接を施すことにより、第1連結
軸51と第2連結軸53とを連結・固定すればよい。そ
して、そこに作業機をそれぞれ取り付けることになる。
したがって、前記各実施の形態の場合と同様の効果を奏
することができると共に、耕耘体取付用軸装置として
は、軸部材が不要となるために、それだけ構成の簡略化
を図ることができる。
【0024】尚、本発明は前記第1〜第6の実施の形態
に限定されるものではない。前記第1〜第6の実施の形
態では、耕耘体取付用軸装置の第1連結軸と第2連結軸
の外形を六角形としたが、それに限定されるものではな
い。又、耕耘体取付用軸装置に取り付けられる作業機の
構成としても図示したものに限定されるものではない。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による耕耘機
の耕耘体と耕耘体取付用軸装置によると、まず、連結さ
れる作業機を周方向相互に所定角度だけずらした状態で
連結して、耕耘刃の配列をずらすようにしているので、
耕耘作業時における抵抗を軽減させることができ、それ
によって、耕耘作業時における作業効率を向上させるこ
とができる。又、本発明による耕耘体取付用軸装置によ
ると、まず、作業機の連結・離脱作業が容易になると共
に、作業機を周方向相互に所定角度だけずらした状態で
連結する作業がやり易くなった。それによって、非作業
時間を短縮させて作業効率を向上させることができるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘体
取付用軸装置の構成を分解して示す正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘体
取付用軸装置の内の軸部材の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1の
III−III矢視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、組み立
てた状態の耕耘体取付用軸装置を示す正面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、組み立
てて溶接した状態の耕耘体取付用軸装置を示す正面図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、第1連
結軸と第2連結軸を所定角度だけずらした状態で組み立
てた耕耘体取付用軸装置を示す正面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す図で、第1連
結軸と第2連結軸を所定角度だけずらした状態で組み立
てて溶接した耕耘体取付用軸装置を示す正面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘体
取付用軸装置に2個の作業機を取り付けた状態を示す正
面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図8の
IX−IX矢視図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図8
のX−X矢視図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態を示す図で、2個
の作業機を重ねた状態を側方から示す側面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態を示す図で、耕耘
体取付用軸装置に2個の作業機を取り付けた状態を示す
正面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態を示す図で、図1
2のXIII−XIII矢視図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態を示す図で、図1
2のXIV−XIV矢視図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態を示す図で、2個
の作業機を重ねた状態を側方からみて示す側面図であ
る。
【図16】本発明の第3の実施の形態を示す図で、作業
機の側面図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態を示す図で、作業
機の側面図である。
【図18】本発明の第5の実施の形態を示す図で、分解
した状態の耕耘体取付用軸装置を示す正面図である。
【図19】本発明の第5の実施の形態を示す図で、耕耘
体取付用軸装置の内の軸部材の斜視図である。
【図20】本発明の第5の実施の形態を示す図で、組み
立てた状態の耕耘体取付用軸装置の正面図である。
【図21】本発明の第6の実施の形態を示す図で、分解
した状態の耕耘体取付用軸装置の正面図である。
【図22】本発明の第6の実施の形態を示す図で、組み
立てた状態の耕耘体取付用軸装置の正面図である。
【図23】従来例の説明に使用した図で、耕耘機の斜視
図である。
【図24】従来例を示す図で、耕耘刃を省略した耕耘体
の正面図である。
【図25】従来例を示す図で、図24のXXV−XXV
矢視図である。
【符号の説明】 1 第1連結軸 3 第2連結軸 5 軸部材 11 作業機 11a 作業機本体 11b 耕耘刃 13 作業機 13a 作業機本体 13b 耕耘刃 21 作業機 21a 作業機本体 21b 耕耘刃 23 作業機 23a 作業機本体 23b 耕耘刃

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形が多角形をなす作業機本体の外周に
    複数個の耕耘刃を備える作業機を複数個連結してなる耕
    耘機の耕耘体において、 連結される作業機を周方向に相対的に所定角度だけずら
    すようにしたことを特徴とする耕耘機の耕耘体。
  2. 【請求項2】 外形が多角形をなし中空状の第1連結軸
    と外形が多角形をなし中空状の第2連結軸を軸部材を介
    して連結し、上記第1連結軸及び第2連結軸の端部は軸
    部材の端部に対してそれぞれ回転可能に被冠され、第1
    連結軸と第2連結軸を相対的に任意の角度だけ周方向に
    ずらした状態とし、その状態で溶接・固定することによ
    り第1連結軸と第2連結軸を軸部材を介して所定角度だ
    けずらした状態で連結するようにしたことを特徴とする
    耕耘体取付用軸装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の耕耘体取付用軸装置にお
    いて、軸部材には鍔部が設けられていて、この鍔部が両
    側より被冠される第1連結軸と第2連結軸に対してスト
    ッパとして機能することを特徴とする耕耘体取付用軸装
    置。
  4. 【請求項4】 外形が多角形をなし中空状の第1連結軸
    と、上記第1連結軸に連結され外形が多角形をなし中空
    状の第2連結軸と、を具備し、上記第2連結軸の端部に
    は挿入部が設けられいて、該挿入部を第1連結軸の端部
    内に挿入して任意の角度だけ回転させ、その状態で第1
    連結軸と第2連結軸とを溶接・固定するようにしたこと
    を特徴とする耕耘体取付用軸装置。
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CN112753295A (zh) * 2021-01-21 2021-05-07 洛阳精匠机械有限公司 一种农用耕地除草小型碎草机装置的使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112753295A (zh) * 2021-01-21 2021-05-07 洛阳精匠机械有限公司 一种农用耕地除草小型碎草机装置的使用方法
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