JPH10513495A - 反応性アゾ染料の製造方法 - Google Patents

反応性アゾ染料の製造方法

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JPH10513495A
JPH10513495A JP8523929A JP52392996A JPH10513495A JP H10513495 A JPH10513495 A JP H10513495A JP 8523929 A JP8523929 A JP 8523929A JP 52392996 A JP52392996 A JP 52392996A JP H10513495 A JPH10513495 A JP H10513495A
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Abstract

(57)【要約】 式(I)[式中、Aは、ジアゾ成分の残基を表し、そしてXは、繊維に反応性の複素環式残基である]をもつ反応性アゾ染料は、式(IV)をもつマレイン酸化アゾ染料をけん化し、次いで、それを、あらかじめ単離することなしに、式X−Halをもつ反応性成分と反応させることによって製造される。残りの置換基は、明細書に定められた意味をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】 反応性アゾ染料の製造方法 本発明は、マレイン酸化アミノアゾ化合物から出発する反応性アゾ染料の製造 方法に関する。 アゾ染料の製造におけるカップリングの選択性は、例えば、温度およびpHの ようなパラメーターによって調節できる(米国特許出願公開第5 350 838号、参 照)。ドイツ特許出願公開第32 17 224号(米国特許出願公開第4 841 027号)で は、カップリングの間のある種の配向が、カップリング前に、無水マレイン酸の ような二塩基酸の無水物によりナフタレンスルホン酸・カップリング成分のアミ ノ基をアシル化することによって達成される。次いで、この方法においてアシル 化されたアミノアゾ化合物を、加水分解し、そしてそれらを、反応性成分により さらに反応される前に直ちに単離して、反応性染料を得る。 遊離酸の形において、式(I) [式中、mは、0もしくは1を示し、 Aは、特にベンゼンもしくはナフタレン・シリーズからのジアゾ成分の基を示 し、そして Xは、繊維に反応性の複素環式基を示す] に対応する反応性アゾ染料の製造方法が、ここに発見されたが、その方法は、式 (IV) [式中、Aおよびmは、前記の意味をもつ] のマレイン酸化アミノアゾ染料を、加水分解し、そしてこの反応によって得られ る化合物を、中間体を単離することなく、式(VI) X−Hal (VI) [式中、Xは、前記の意味をもち、そして Halは、ハロゲン、特にClもしくはFを表す] の反応性成分と反応させることを特徴とする。 好適な方法の工程では、 Aが、一般式(II) のベンゼン誘導体か、または一般式(III) [式中、R1およびR2は、互いに独立して、水素、ハロゲン、C1−C4−アルキ ル、C1−C4−アルコキシ、またはハロゲン、特にF,ClもしくはBr、C1 −C4−アルキル、C1−C4−アルコキシもしくはSO3Hのような置換基によっ て、場合により置換されてもよいアリールアゾ、特にスルホフェニルアゾを表し 、そしてn,oおよびpは、互いに独立して、0もしくは1を表す] のナフタレン誘導体を示す、式(I)の反応性アゾ染料が製造される。 本発明による方法の好適な実施態様では、 R1およびR2が、互いに独立して、水素、塩素、フッ素、メチル、エチル、メ トキシ、エトキシまたは4−スルホフェニルアゾを表す、式(I)の化合物が製 造される。 式(IV)のマレイン酸化アミノアゾ染料の加水分解によって得られる化合物 は、おそらく、式(V) [式中、Aおよびmは、最も広い前記意味をもつ]に対応する。 本発明による方法の特定の態様では、 Aが、式(VII) に対応する式(II)のベンゼン誘導体を示すか、または式(VIII) に対応する式(III)のナフタレン誘導体を示し、そして R1、R2、n,oおよびpが、前記意味をもつ、式(I)のそれらの化合物が製 造される。 式(IV)の化合物が、式(IX)もしくは(X) [式中、Aは、最も広い前記意味をもつ]に対応する本発明による方法が、特に 好適である。 本明細書における加水分解は、一般に、アルカリ性水溶液中、好ましくはpH 値≧10、そして温度60〜105℃において実施され;使用される塩基は、ア ルカリ金属水酸化物もしくはアルカリ土類金属水酸化物、好ましくは水酸化ナト リウム、水酸化カリウムもしくは水酸化リチウムである。 しかしながら、酸性水溶液中、好ましくはpH値≦4、そして温度60〜10 5℃における加水分解は、より大きな重要性をもち;使用される酸は、特に鉱酸 、好ましくは塩酸および硫酸である。加水分解に関する他の方法パラメーターは 、例えば、ドイツ特許出願公開第3 217 224号に見いだされる。 適切な繊維反応性複素環式基X、すなわち染色条件下で繊維のOHもしくはN H基と反応して共有結合を形成する基は、特に、5−もしくは6−員の芳香族複 素環式環、例えば、モノアジン、ジアジンもしくはトリアジン環、特にピリジン 、ピリミジン、ピリダジン、ピラジン、チアジン、オキサジン、または不斉もし くは対称トリアジン環、あるいは1個以上縮合された芳香族炭素環式環をもつよ うな環系、例えば、キノリン、フタラジン、シノリン、キナゾリン、キノキサリ ン、アクリジン、フェナジンおよびフェナントリジン環系に、結合された少なく とも1個の反応性置換基を含有する基である。 ピリミジンもしくはトリアジンからなるシリーズからの繊維反応性基が、本明 細書において特に適切である。 挙げることができる複素環式基における反応性置換基は、例えば、ハロゲン( Cl,BrもしくはF)、アンモニウムであり、そしてヒドラジニウム、ピリジ ニウム、ピコリニウム、カルボキシピリジニウム、スルホニウム、スルホニル、 アジド(N3)、チオシアナト、チオールエーテル、オキシエーテル、スルフィ ン酸およびスルホン酸を含む。 したがって、特にXは、式 の基を表すか、または式 [式中、Yは、ClもしくはFを表し、そして R3は、FもしくはClを表すか、あるいは、場合によりさらなるアミノ官能 基かまたは式−SO2−C24−OSO3Hもしくは−SO2CH=CH2の基を含 んでもよい脂肪族もしくは芳香族アミンの基を示す]の基を表すことができる。 例として挙げることができる繊維反応性基X−Halは、2,4,6−トリク ロロ−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリフルオロ−1,3,5−トリ アジン、2,4,6−トリフルオロ−5−クロロ−ピリミジン、2,4,6−ト リフルオロピリミジン、4,6−ジフルオロ−5−クロロピリミジン、4,5, 6−トリフルオロピリミジン、および例えば、欧州特許出願公開第87 113号から 既知である式 の化合物である。 本発明による方法の特定の態様では、Xが、式(XV)[式中、R3は、場合 により置換される脂肪族もしくは芳香族アミノを表す]の基を示す式(I)の染 料は、R3がClもしくはFを表す式(I)の化合物と、場合によりさらなるア ミノ官能基か、式−SO224OSO3Hもしくは−SO2CH=CH2の基を含 有する脂肪族もしくは芳香族アミンHR3との反応によって得られる。 挙げられねばならない式HR3のアミンは、例えば:アンモニア、モルホリン 、アニリン、N−メチルアニリン、N−エチルアニリン、o−トルイジン、オル タニル酸、メタニル酸、スルファニル酸、1,3−ジアミノベンゼン、1,4− ジアミノベンゼン、2,5−ジアミノベンゼンスルホン酸、2,4−ジアミノベ ンゼンスルホン酸、2,2’−ベン ジジン−ジスルホン酸、1,2−ジアミノエタン、1,3−ジアミノプロパン、 1,2−ジアミノプロパン、4−アミノフェニル β−スルファトエチルスルホ ン、3−アミノフェニル β−スルファトエチルスルホン、2−フェニルアミノ エチル 2’−スルファトエチルスルホン、2−メチルアミノエチル 2’−ス ルファトエチルスルホン、3−エチルアミノフェニル 1−スルファトエチルス ルホン、タウリンおよびN−メチルタウリンである。 方法の条件は、例えば、欧州特許出願公開第622 424号に記載されている。こ こでのアミンHR3の反応は、好ましくは、対応するトリアジン染料をあらかじ め単離することなしに実施される。 なお、HR3との縮合にかけられる好適なトリアジン染料は、X−Halがシ アヌル酸塩化物もしくはシアヌル酸フッ化物を示す場合に、本発明による方法に よって得られる。 Xが、式XV[式中、R3は、FもしくはClを表し、そしてY,Aおよびm は、前記意味をもつことができる]の基を示す場合に、本発明による方法によっ て得られる式Iの染料は、好ましくは、もし、それらが、HR3について例とし て挙げられるようなジアミンと反応されれば、2つが結合される。 これらの染料は、Rが二価のジアミノ基である式 に対応する。 本発明による方法の好適な実施態様は、式(IV)の化合物が、式(XI)も しくは(XII) [式中、R1、R2、n,oおよびpは、最も広い前記意味をもつ]の化合物が、 ジアゾ化され、そしてジアゾ化生成物が、式(XIII) [式中、mは、最も広い前記意味をもつ]の化合物にカップリングされる工程に よって得られることを特徴とする。 式(XIII)の化合物は、ドイツ特許出願公開第3 217 224号から既知であ り、そしてそこに既述されているように調製することができる。 本発明による製造方法の特定の態様では、式(XIa)もしくは(XIIa) [式中、R1、R2、n,oおよびpは、最も広い前記意味をもつ]に対応する式 (XI)もしくは(XII)の化合物がジアゾ化される。 一般式(XI)のアミノベンゼンスルホン酸は、例えば、オルタニル酸、メタ ニル酸、スルファニル酸、2−アミノ−4−メチルベンゼンスルホン酸、2−ア ミノ−4−メトキシベンゼンスルホン酸、2−アミノ−4−エトキシベンゼンス ルホン酸、4−アミノ−3−メトキシベンゼンスルホン酸、4−アミノ−3−メ チルベンゼンスルホン酸、4−アミノ−5−メトキシ−2−メチルベンゼンスル ホン酸、2−アミノ−1,4−ベンゼンジスルホン酸、4−アミノ−1,3−ベ ンゼンジスルホン酸、2−アミノ−5−メチル−1,4−ベンゼンジスルホン酸 、2−アミノ−5−メトキシ−1,4−ベンゼンジスルホン酸および5−(4− スルホフェニルアゾ)−2−アミノベンゼンスルホン酸。 一般式(XII)のアミノナフタレンスルホン酸は、例えば、2−アミノ−1 −ナフタレンスルホン酸、2−アミノ−1,5−ナフタレンジスルホン酸、2− アミノ−1,5,7−ナフタレントリスルホン酸、3−アミノ−2,5,7−ナ フタレントリスルホン酸、3−アミノ−1,5−ナフタレンジスルホン酸および 3−アミノ−1,5,7−ナフタレントリスルホン酸。 一般式(XIII)のアミノナフトールスルホン酸誘導体は、例えば、無水マ レイン酸と、例えば4−アミノ−5−ヒドロキシ−2,7−ナフタレンジスルホ ン酸、4−アミノ−5−ヒドロキシ−1,7−ナフタレンジスルホン酸、6−ア ミノ−4−ヒドロキシ−2−ナフタレンスルホン酸もしくは7−アミノ−4−ヒ ドロキシ−2−ナフタレンスルホン酸との反応によって得られ;その反応は、例 えば、ドイツ特許出願公開第33 16 984号、同第31 18 657号および欧州特許出願 公開第90 114号に既述されている。 一般式(XI)のアミノベンゼン誘導体または一般式(XII)のアミノナフ タレン誘導体のジアゾ化は、少なくとも2モル当量の強酸の存在下で、少なくと も1モル当量の亜硝酸ナトリウムの作用による、それ自体既知の方法によって実 施される。 かくして得られたジアゾニウム化合物の一般式(XIII)のアミノナフトー ル誘導体へのカップリングは、水性媒体中、好ましくは、酸結合剤、例えば重炭 酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化カリ ウム、炭酸リチウムもしくは水酸化リチウムの存在下、pH値3〜10、好まし くは4〜8、温度−5℃〜30℃において、それ自体既知の方式で実施される。 与えられた式は、遊離酸の式である。その塩、特にアルカリ金属塩、例えばナ トリウム、カリウムもしくはリチウム塩は、一般に、調製において得られる。 かくして得られる反応性染料は、ヒドロキシルもしくはアミド基を含有する天 然に存在するか合成の物質、例えば、絹、皮革、羊毛または合成ポリアミド繊維 、そして特に、繊維構造をもつセルロース含有材料、例えばリンネル、セルロー ス、再生セルロースおよびとりわけ綿を、染 色および捺染するために著しく適切である。 実施例1 H酸(1−アミノ−8−ヒドロキシ−ナフタレン−3,6−ジスルホン酸)3 1.9gを、温度20℃不活性ガス下で、中性条件下の水中に溶解した。無水マ レイン酸14.7gを添加した。そのpHを、4.5に低下するまで放置し、そ して炭酸ナトリウム溶液を用いてこの値に維持し;温度を外部冷却によって維持 した。 2−アミノ−1,5−ナフタレンジスルホン酸30.3gを、亜硝酸ナトリウ ム6.9gの添加後にpH1.5を超えないような量の塩酸を添加しながら、温 度0℃で水に溶解し;温度を外部冷却によって維持した。ジアゾ化が終了した時 点で、いくらか過剰な亜硝酸塩を、アミドスルホン酸により分解した。H酸のア シル化が終了した時、ジアゾニウム塩の懸濁液を、徐々に、N−マレイル−H− 酸の懸濁液に滴下した。カップリング混合液のpHを、ここで炭酸ナトリウムを 用いて6.5まで上げ、そしてカップリングの間維持し;温度を、外部冷却によ って20℃に維持した。 式(1)の生成物を理論量の95%の収量で含む溶液が得られた。 実施例2 もし、実施例1で用いられたH酸の代わりに、3−アミノ−8−ヒド ロキシ−ナフタレン−6−スルホン酸の等モル量を使用すれば、式(2)の化合 物が、理論量の90%の収量で得られた。 実施例3および4 もし、実施例1で用いられた2−アミノ−1,5−ナフタレンジスルホン酸の 代わりに、2−アミノ−1−ナフタレンスルホン酸またはオルタニル酸の等モル 量を使用すれば、式(3)および(4)の化合物が、各場合理論量の92%の収 量で得られた。 実施例5,6および7 もし、実施例2で用いられた2−アミノ−1,5−ナフタレンジスルホン酸の 代わりに、2−アミノ−5−メチルベンゼンスルホン酸、2−アミノ−5−メト キシベンゼンスルホン酸または2−アミノ−5−(4’ −スルホフェニルアゾ)ベンゼンスルホン酸の等モル量を使用すれば、式(5) 、(6)および(7)の化合物が得られた。 使用実施例 実施例1で得られた、式(1)の生成物の溶液のpHを、塩酸を用いて1.4 にし、次いで、70℃で45分間撹拌して、マレイル基を脱離した。その溶液を 20℃に冷却した。そのpHを、炭酸ナトリウム溶液を用いて3.7にした。シ アヌル酸塩化物19.6gの添加後、pHを、炭酸ナトリウムを用いて一定に維 持し、そして温度を、外部冷却によって一定に維持した。縮合が終了した時、1 ,4−ジアミノベンゼン6.1gを、塩酸を用いてpH6において水に溶解し、 そしてその溶液を、先に得られた懸濁液に添加した。そのバッチを、30℃に加 熱し、そしてpHを、炭酸ナトリウム溶液で6.5にし、反応が終了するまで維 持した。最後に、pHを、炭酸ナトリウム溶液を用いて8にし、次いで、染料溶 液を、減圧下で濃縮乾固した。式(8)の染料を含む暗赤色粉末 160gを得た。 対応するアミノアゾ化合物を生成するように加水分解した後、2,4,6−ト リフルオロ−1,3,5−トリアジン(TFT)もしくは2,4,6−トリクロ ロ−1,3,5−トリアジン(TCT)および提示されるアミンとの反応によっ て、実施例1〜7からのカップリング生成物を用いて得られたさらなる染料を、 次の表に列挙される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),BR,CA,CN,CZ,J P,KR,LT,PL,SI,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 遊離酸の形において、式(I) [式中、mは、0もしくは1を示し、 Aは、ジアゾ成分の基を示し、そして Xは、繊維に反応性の複素環式基を示す] に対応する化合物の製造方法であって、式(IV) [式中、Aおよびmは、前記の意味をもつ] のマレイン酸化アミノアゾ染料を、加水分解し、そしてこの反応によって得られ る化合物を、中間体を単離することなく、式(VI) X−Hal (VI) [式中、Xは、前記の意味をもち、そして Halは、ハロゲン、特にClもしくはFを表す] の反応性成分と反応させることを特徴とする方法。 2. Aが、一般式(II) のベンゼン誘導体か、または一般式(III) [式中、R1およびR2は、互いに独立して、水素、ハロゲン、C1−C4−アルキ ル、C1−C4−アルコキシ、またはハロゲン、特にF,ClもしくはBr、C1 −C4−アルキル、C1−C4−アルコキシもしくはSO3Hのような置換基によっ て、場合により置換されてもよいアリールアゾ、特にスルホフェニルアゾを表し 、そしてn,oおよびpは、互いに独立して、0もしくは1を表す] のナフタレン誘導体を示すことを特徴とする請求の範囲1に記載の方法。 3. R1およびR2が、互いに独立して、水素、塩素、フッ素、メチル、エチ ル、メトキシ、エトキシまたは4−スルホフェニルアゾを表すことを特徴とする 請求の範囲2に記載の方法。 4. Aが、式(VII) に対応する式(II)のベンゼン誘導体を示すか、または式(VIII) に対応する式(III)のナフタレン誘導体を示すことを特徴とする請求の範囲 2に記載の方法。 5. 式(IV)の化合物が、式(IX)もしくは(X) [式中、Aは、請求の範囲1に定められた意味をもつ]に対応することを特徴と する請求の範囲1に記載の方法。 6. 加水分解を、アルカリ性水溶液または酸性水溶液において温度60〜1 05℃で実施することを特徴とする、請求の範囲1記載の方法。 7. 式(IV)の化合物を、式(XI)もしくは(XII) [式中、R1、R2、n,oおよびpは、請求の範囲2に定められた意味をもつ] の化合物をジアゾ化し、そしてジアゾ化生成物を、式(XIII) [式中、mは、前記意味をもつ]の化合物にカップリングする工程によって得る ことを特徴とする請求の範囲2に記載の方法。 8. 式(XI)の化合物が、式(XIa)の化合物に対応するか、または式 (XII)の化合物が、式(XIIa)の化合物に対応することを特徴とする請 求の範囲7に記載の方法。 [式中、R1、R2、n,oおよびpは、請求の範囲7に定められた意味をもつ] 9. X−Halとして用いられる成分が、基Xが5−もしくは6−員の芳香 族複素環式環に結合された少なくとも1個の反応性置換基を含有する、反応性成 分であることを特徴とする請求の範囲1に記載の方法。 10.X−Halとして用いられる成分が、基Xがピリミジンもしくはトリア ジンからなる群からの繊維反応性基を示す、反応性成分であることを特徴とする 請求の範囲1に記載の方法。 11.Xが、式 [式中、Yは、ClもしくはFを表し、そして R3は、場合によりさらなるアミノ官能基かまたは式−SO2−C24−OSO3 Hもしくは−SO2CH2=CH2の基を含んでもよい脂肪族もしくは芳香族アミ ンの基を示す] の基を表す、式Iの化合物を製造するための請求の範囲1に記載の方法であって 、Xが式XVの基を表し、そしてR3がClもしくはFを示す式Iの化合物を、 場合によりさらなるアミノ官能基か、式−SO224−OSO3HもしくはSO2 CH=CHの基を含有してもよい脂肪族もしくは芳香族アミンHR3と反応させ ることを特徴とする方法。 12.アミンHR3がジアミンであることを特徴とする、式 [式中、R3は、ジアミノ基を示す]の化合物を製造するための請求の範囲11 に記載の方法。
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