JPH10510379A - 遠隔発注システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 遠隔発注システムは、ユーザーに、ユーザー装置（１０）内に常駐する一以上の注文リスト（５２）を生成し編集する能力およびさらにそのリストの内容のユーザーが理解可能な表示を点検し操作する能力をあたえる。販売業者の在庫データベース、データ形式／転送コンピューター（ＤＦＴＣ４２）および表示／処理装置（ＤＰＵ）（１０）（ユーザー装置）は、注文リストの生成および伝送を可能にする。各ＤＰＵに読み込まれたコード化データは、注文リストに追加される品目を識別する。ＤＰＵデータベースは、関連するコード化データにもとづいて保存されたユーザーが判別可能な品目情報を含み、販売業者データベース（１４）と交信しているときには、新しい品目情報を学習しあるいは古い品目情報を更新することができる。品目情報を自動または手動で削除してＤＰＵメモリー（１０）に空きをつくることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 名称 遠隔発注システム 発明の分野 本発明は、遠隔発注システムに関し、より具体的にはユーザーがアクセス可能 な装置内にユーザーが判別可能な製品またはサービス識別情報のデーベースを生 成することができる遠隔発注システムに関する。 発明の背景 住宅所有者やビジネスマンなどが店まで出かけずに販売業者に必需品などを注 文することのできる遠隔発注システムは、従来から提案されている。しかし、先 行技術のシステムでは、ユーザーが出した注文あるいはそれらをまとめたリスト を追跡あるいは監修するために必要な適当な情報をユーザーに提供することがで きない。 先行技術の遠隔発注システムは、なんらかの形の光学または磁気スキャナーを 遠隔インターフェースと組み合わせて製品の包装に記されているコード化された 製品識別情報を読み取るものである。この種のシステムの大部分は、アメリカ合 衆国特許第４６５４４８２号（デエンジェリス）のように、可聴音または発光ダ イオード（ＬＥＤ）などの可視表示装置によって製品コードが走査されたことを 示す構成となっている。しかし、先行技術のシステムで、メーカー名および製品 名、製品の寸法、製品のコストなどの走査されたコードにもとづいて品目リスト が形成されていく間に、そこに記されている製品についてユーザーが理解できる 記述をつくり出していく方法を示しているものはない。例えば、デエンジェリス のシステムでは、ユーザーが読み取れる記述は、注文リストが完成して販売業者 の受注装置へ伝送されたときにのみ、それも該販売業者の受注装置に接続されて いる間だけ提供されることになっている。 発明の概要 本発明にもとづく遠隔発注システムは、ユーザーに、ユーザー装置内のメモリ ーに常駐する一以上の注文リストを生成しまた編集する能力およびさらにそのよ うなリストの内容をユーザーが理解できるように表示したものを点検する能力を あたえるものである。本発明は、多数の販売業者のストック・データベース、顧 客と販売業者のデータベースの間のインターフェースとしてのデータ形式／転送 コンピューター（ＤＦＴＣ）、および多数の顧客の各位置に注文リストを生成し て伝送するための表示／処理装置（ＤＰＵ）と呼ばれるユーザー装置を提供する ものである。 典型的な一実施形態にあっては、ＤＰＵは、ユーザー識別コード・カード、お よび、ＤＰＵの残り部分にのぞむ品目、ユーザー、および販売業者に付いてのデ ータを供給するデータ入力装置を含むものである。注文リストを生成する場合に は、データ入力装置が示す品目コードが、ＤＰＵの内部データベースを用いてチ ェックされる。例えば、品目コードは、バーコードを光学ワンドを用いて走査す ることによって示されようにすることもできる。品目コードに対応する製品メー カー、製品の説明、およびユニット価格を含むユーザーが判別可能な情報がＤＰ Ｕデータベースにあれば、その情報がＤＰＵ表示装置によってユーザーに表示さ れる。あるいは、ＤＰＵがＤＦＴＣとまたさらにそこから指定された販売業者の データベースと交信して、上に述べたようなユーザーが判別可能な情報を検索し 、それをＤＰＵデータベースに追加する。このようにして、ユーザーが判別可能 な製品の情報に関するＤＰＵデータベースが生成され、それによって、ユーザー は、ＤＰＵとそれに関連するＤＦＴＣの間の交信を行なうことなく、発注する製 品またはサービスを含む注文リストを視覚的に点検し、修正し、および／または 確認することができる。 注文リストが完成したら、ユーザー識別コード・カードがデータ入力装置に挿 入される。このカードから読み取られる情報には、ユーザー名および住所、販売 業者名および住所、およびそのユーザーおよび販売業者に関連した注文について の具体的な情報が含まれており、それらがＤＦＴＣによって判読される。ＤＰＵ 内で生成された注文リストは、このコード化情報にしたがって処理される。 図面の簡単な説明 本発明の以上説明した特徴および他の特徴は、添付の図面を参照して行なう以 下の実施例の詳細な説明から明かとなろう。 第１図は、本発明にもとづく遠隔発注システムの概略図である。 第２図は、第１図のシステムをより図式的に示したものである。 第３図は、第１図のシステムの表示／処理装置（ＤＰＵ）での第一の画面表示 を示す図である。 第４図は、第１図のシステムのＤＰＵでの第二の画面表示を示す図である。 第５図は、第１図のシステムのＤＰＵでの第三の画面表示を示す図である。 第６図は、第１図のシステムのＤＰＵでの第四の画面表示を示す図である。 第７図は、第１図のシステムのＤＰＵでの第五の画面表示を示す図である。 第８図は、第１図のシステムのＤＰＵでの第六の画面表示を示す図である。 第９図は、第１図のシステムのＤＰＵでの第七の画面表示を示す図である。 第１０図は、第１図のシステムのＤＰＵでの第八の画面表示を示す図である。 第１１図は、第１図のシステムの製品入力機能を示すフローチャートである。 第１２図は、第１図のシステムのデータベース更新機能を示すフローチャート である。 第１３図は、第１図のシステムの通信リンクの設定を示すフローチャートであ る。 第１４図は、第１図のシステムの対話セッションを示すフローチャートである 。 第１５Ａ図は、第２図のシステムで用いられるユーザー識別制御カードの第一 の側面図である。 第１５Ｂ図は、第１５Ａのユーザー識別制御カードの第二の側面図である。 詳細な説明 本発明および第１図にもとづく遠隔発注システムは、表示／処理装置（ＤＰＵ ）と呼ばれる少なくとも一つのユーザー装置１０、データ形式／転送コンピュー ター（ＤＦＴＣ）１２（中央処理手段または中央コンピューターとも呼ばれる） 、および少なくとも一つの販売業者データベース１４（中央在庫データベースと も呼ばれる）を含む。以下に説明する実施例では、ＤＰＵ１０は、ＤＦＴＣ１２ を介して一つの販売業者データベース１４と常時交信する状態にある。しかし、 各システムは、通常、多数のＤＰＵ１０および販売業者データベース１４を有す るものとして構成される。 第１図には販売業者データベース１４として一個のハードウエアを示してある が、本明細書を通じて、販売業者データベース１４は情報のデータベースではあ っても一つの特定の物理的位置を占めるものではない。すなわち、販売業者デー タベース１４は、物理的には、ＤＦＴＣ１２内に配置することもできるし、ＤＦ ＴＣ１２の位置に配置されまたそれに接続されるコンピューターまたはメモリー 装置内に配置することもできるし、あるいは販売業者の場所にあるコンピュータ ーまたはメモリー装置内に配置することもできる。 第２図に示すように、各ＤＰＵ１０は、一部は、ＤＰＵ１０の残り部分にコー ド化された情報を供給するデータ入力装置１６で構成される。第２図の実施形態 にあっては、データ入力装置１６は、ＲＦ受信機２４と交信するＲＦ送信機２２ を有する走査ワンド２０およびバーコード・デコーダー２６からなる装置である 。該走査ワンドは、のぞむ商品の包装の上、コードのカタログの中、クーポンの 上、またはクレジットカードの大きさの識別制御カード上などにに印刷されたな んらかの形のバーコード４１の上を通過させるように設計されたものである。使 用する具体的なバーコードとしては、コード１２８、コーダバー、またはＵＰＣ （ＵＰＣ−Ａ、ＵＰＣ−Ｅ）またはＥＡＮ（ＥＡＮ−８、ＥＡＮ−１３）コード のいずれか、あるいはシステムに固有のコードを含むなんらか他のコードを挙げ ることができる。いずれの場合でも、受信したコードは、バーコード・デコーダ ー２６によって解読され、ＡＳＣＩＩ形式など通常の形式にコード化された情報 として供給される。 ＲＦにリンクされた走査ワンドは、軽量の包装で簡便に持ち運びができて好都 合である。しかし、データ入力装置１６には他の多くの適当な装置も使用するこ とができる。具体的には、ワンド２０、ＲＦ送信機２２、ＲＦリンク２３、およ びＲＦ受信機２４の代わりに光学ハード配線ワンド２０を使用することもできる 。したがって、リンク２３は、光、音、ＲＦ、ＩＲ（赤外線）、あるいは情報伝 送が可能な他のエネルギーのための通路をあらわす。さらに、限られたメモリー 容量のポータブルな光学走査ワンド２０を用いてコード化情報を収集し、該ワン ド２０内に記憶することもできる。このようにして走査された情報は、次に、適 当なリンク２３によってＤＰＵ１０の残り部分へ転送される。本発明のデータ入 力装置１８のさらに他の実施形態にあっては、ＤＰＵ１０の残り部分と交信する 標準「ＱＷＥＲＴＹ」キーボードまたは特注仕様のキーパッドを用いて手動でデ ータを入力する構成、あるいは音声認識回路または磁気ストライプ入力手段を用 いる構成とすることもできる。 第２図に示すＤＰＵ１０では、中央処理装置（ＣＰＵ）３０およびそれに接続 されたＣＰＵ制御メモリー３２によってＤＰＵ１０の動作が制御される。図示の 実施形態にあっては、制御メモリー３２は、読み取り専用メモリー（ＲＯＭ）で ある。この実施形態では、ランダム・アクセス・メモリー（ＲＡＭ）３４もＣＰ Ｕ３０に接続されている。このＲＡＭ３４は、ユーザー入力コードと相関するユ ーザーが判別可能な情報のデータベースの保守および保存のためのサブメモリー （データベース・メモリーともいう）、特注仕様の参照リストの保守および保存 のためのサブメモリー、および一以上の活動状態の発注リストの保守および保存 用サブメモリーに分割される。上に挙げた特注仕様の参照リストは、ユーザーが 思い出して現在生成されている注文リストの中に組み入れたいサブリストを含む 。この種の特注仕様の参照リストの例としたは、ａ）食品店から規則的に発注さ れる生鮮食品のリスト、ｂ）文房具店から規則的に発注されるステープル類およ び紙などの事務用品のリスト、およびｃ）乳製品店から規則的に発注される乳製 品のリストなどが挙げられる。本明細書で用いる限りにおいて、ユーザーが判別 可能な情報は、ユーザーが選んだ製品またはサービスの説明を含むもので、通常 、メーカー、品目名またはその説明、ユニットの大きさ、およびユニットのコス トなどがそこに含まれる。選ばれた品目（製品またはサービス）によっては、他 の情報を有するに表示することもできる。 他の実施形態にあっては、ＤＰＵ１０は、例えばＲＡＭ３４などメモリーを一 つだけ有するものとし、ＣＰＵ制御機能は、ＤＦＴＣ１２との交信に応じてそこ にダウンロードされる構成とすることもできる。さらに、他の実施形態にあって は、ＲＯＭ３２ならびにＲＡＭ３４の両方がＣＰＵ制御機能を有するものとする こともできる。すなわち、図示のメモリー構成は、使用可能な一例を示すものに すぎない。 ＤＰＵ１０のさらに他の構成としては、ＲＡＭ３４に接続される取りはずし自 在なメディア・インターフェースを含むものを挙げることができる。このインタ ーフェースは、例えば、ＣＤ−ＲＯＭ読み取り装置、磁気ディスケット読み取り 装置、ＰＣＭＣＩＡカード・インターフェース、あるいは他の形の取りはずし自 在なデータ記憶素子用インターフェースとすることができる。したがって、この ような構成によって、ＤＰＵ１０は、少なくとも部分的にまとめて更新すること ができ、ユーザー入力コードと相関するユーザーが判別可能な情報のデータベー ス（データベース・メモリー）を有するものとすることができる。取りはずし自 在なメディアに接続されたＲＡＭ３４は、該取りはずし自在なメディアにはない ユーザーが判別可能な情報のための記憶装置となるものであり、また、一定のユ ーザー入力コードに関連して取りはずし自在なメディアにあるものよりさらに新 しい情報を記憶するための記憶装置となるものである。したがって、上に述べた 実施形態にあっては、「ＲＡＭのデータベース・メモリー内に記憶されたＤＰＵ データベース」とは、ＲＡＭおよびＤＰＵに接続された取りはずし自在なメディ アのデータベース・メモリー内に記憶されＤＰＵデータベースを含むものとなる 。 ＤＰＵ１０とＤＦＴＣ１２の間の交信を設定することなく、データ入力装置１ ６からＣＰＵ３０へ送られるデータ（入力コードと呼ばれる）は、ＲＡＭ３４の データベース・メモリー内に記憶されたＤＰＵ１０データベースを用いてチェッ クされる。ＲＡＭ３４のデータベース・メモリー内に入力コードと相関するユー ザーが判別可能な情報が存在する場合には、ＲＡＭ３４内に生成されている発注 される製品リストにこのユーザーが判別可能な情報が付加される。同時に、該ユ ーザーが判別可能な情報は、ＣＰＵ３０に制御された表示装置３６へも送られ、 発注されている製品のリストに付加される。ＣＰＵ３０は、注文リストを生成し て表示装置３６上に表示する作業を行なう。ユーザーが判別可能な情報は、印刷 されたテキスト、グラフィック・イメージ、あるいは両者を組み合わせた形でユ ーザーに提示できることに留意されたい。したがって、リストの生成、点検、お よび／または修正は、ＤＰＵ１０とＤＦＴＣ１２の間に通信リンクを設定するこ となくＤＰＵ１０で行なうことができる。 ユーザーによる注文リストの作成が完了したら、ＣＰＵ３０は、コマンド入力 装置３５を介してユーザーからコマンドを受け取り、該リストを販売業者へ送る ことができる。以下、これに関連する具体的なステップを説明する。本発明にも とづくＤＰＵ１０の図示の実施形態にあっては、コマンド入力装置３５は、接触 感応画面を有する表示装置３６である。この接触感応能力は、ＩＲまたは熱感応 表示装置３６または表示装置３６上の導電性グリッドによってあたえられる。ユ ーザー・コマンド伝送用のコマンド入力装置３５の他の実施形態としては、電気 光学表示装置３８上の接触応答アイコン、ＤＰＵ１０のハウジング上および表示 装置３６の近くに配置されたプログラマブルなボタン、およびＤＰＵ１０に取り 付けられたキーボードを挙げることができる。さらに他の実施形態にあっては、 ＤＰＵ１０は、マウス、ライトペン、トラックボール、またはＤＰＵ１０と有線 または無線で交信するエアマウスのような遠隔指示装置などのコマンド入力装置 ３５を介してユーザーの命令を受け取る構成とされる。さらに、同じ装置を用い て、データ入力装置１６とコマンド入力装置３５の両方の機能を果たすようにす ることもできる。 このようにして入力されたユーザーの命令に応答して、ＣＰＵ３０は、モデム ３８を指図して、ＤＦＴＣ１２とセル方式または有線方式で電話通信を設定する ことができる。本発明の他の実施形態にあっては、ＤＰＵ１０とＤＦＴＣ１２の 間をリンクするために、対話式ＣＡＴＶ、衛星通信、または光ファイバーデータ 伝送を使用することができる。ＤＰＵ１０は、ＤＰＵ１０内での注文の監修が完 了した後にＤＦＴＣ１２との対話セッションを開始するために用いられる。ＤＰ Ｕ１０は、また、ユーザーが特定の製品に関する識別情報、価格、または栄養分 の情報を得たいとのぞみそれがＤＰＵ１０データベース内にない場合にもＤＦＴ Ｃ１２との対話セッションを開始することができる。 ＤＦＴＣ１２は、このような対話セッションの間のＤＦＴＣ１２と販売業者デ ータベースの間の情報の流れを制御する。ＤＦＴＣ１２は、販売業者データベー ス１４と交信して、製品の入手可能性、製品名、容器の大きさ、および栄養分の データなどの製品識別情報、および現在の製品の価格を確認する。次に、この情 報が、ユーザーに表示するためおよびＤＰＵ１０データベース内で追加または置 換を行なうためにＤＰＵ１０へリレー・バックされる。販売業者データベース１ ４の実際の物理的位置に応じ手、この交信は、電話による逐次データ転送、デー タ・バスまたはリンクによる逐次または並列情報転送、またはインターネットな どの通信網による逐次情報転送の形をとることができる。また、他の交信手段を 用いることができる。 ＤＦＴＣ１２は、また、ユーザーおよび販売業者識別情報を示すユーザー識別 制御カード４０から入力された情報を読み取る。通常、この種の識別制御カード ４０が提供する情報から、販売業者名および所在位置、ユーザー名、住所、口座 番号、支払方法、好ましい製品引き渡しオプション、および消費者プロファイル などを判別することができる。本発明の他の実施形態にあっては、ＤＰＵ１０は 、あらかじめ記憶したユーザーおよび販売業者の識別情報をもっており、ユーザ ーが表示された販売業者のメニューからある販売業者を選択するように構成され る。さらに、該当する口座番号、好ましい引き渡しモード、などが自動的に選択 されるか、あるいは、ユーザーが表示される他のメニューから口座番号および他 の該当するデータを選択する。いずれにせよ、取引に固有の情報の情報の中で、 ユーザーおよびのぞむ販売業者を識別する情報は、取引識別子または識別子手段 と呼ばれる。 ＤＦＴＣ１２は、また、表示装置３６で、ユーザー・プロファイルにもとづい てアクセスされているまたはアクセスできる販売業者に関連する広告を行なうこ とができる。この広告は、特別の販売品目にユーザーの注意を引きつけることが できる。第７および８図には広告画面の例が示されている。例えば、利用可能な クレジットの限度額あるいはすでに期限がきている支払、さらには選択された支 払または引き渡しオプションの概要を示すメッセージを表示することもできる。 第２図に示すように、ＤＦＴＣ１２１２は、ＤＰＵ１０と一以上の販売業者デ ータベース１４との間の仲介者として機能する。第１図に示すように、二以上の ＤＰＵ１０が、任意の一つのＤＦＴＣ１２とまたそこからさらに複数の販売業者 データベース１４と交信することができる。通常、ＤＦＴＣ１２は、ＤＰＵ１０ から注文を受けると、販売業者データベース１４にアクセスする。コンピュータ ー１２は、その販売業者データベース１４から、要求された品目が十分な量だけ 入手できるかどうかを検査し、また販売業者データベース１４を探索してユーザ ーおよび販売業者双方のために好ましい支払モードおよび注文受渡しを確認する ことができる。ＤＦＴＣ１２は、また、ＤＰＵ１０からの要求を受けたら、販売 業者データベース１４にアクセスして、ＲＡＭ３４のＤＰＵ１０データベース・ メモリーを更新することができる。 個々のＤＰＵ１０とそれに接続されたＤＦＴＣ１２の間およびＤＦＴＣ１２と 販売業者データベース１４の間の通信リンクを同時に設定する必要なないことに 留意が必要である。したがって、ＤＦＴＣ１２５お販売業者データベース１４の 間の通信リンクがなんらかの理由で利用不能な場合でも、ＤＰＵ１０がこのリン クの設定に成功するまで不通になるということはない。ＤＦＴＣ１２は、販売業 者データベース１４との定期的な交信の結果に応じてＤＰＵ１０に要求された情 報を供給することができる。さらに、ＤＦＴＣ１２は、ユーザーが後でＤＦＴＣ と販売業者データベースの間の交信要求を再度するための操作を行なう必要があ ることを示す表示をさせることもできる。 リストの生成が、通常は、「オフライン」でまたはＤＰＵ１０とＤＦＴＣ１２ の交信がないところで行なわれるため、ＤＰＵ１０が特定の品目の発注に一度も 使用されていない場合、あるいはＤＰＵ１０データベースが特定の時点に関する ユーザーが判別可能な情報をプリロードされていない場合には、ＲＡＭ３４に記 憶されているＤＰＵ１０データベースは、ユーザーに製品識別コードおよび／ま たは最も新しいユニット・コストについてのユーザーが判別可能な情報を提供す ることができない。その代わりに、ＤＰＵ１０は、例えば、走査されたコード情 報を数字であらわしたものを表示することができる。ほとんどの状況においては 、ＤＰＵ１０１０に指令を出してＤＦＴＣ１２を介してユーザーが判別可能な製 品の説明を探索することができるＤＰＵ１０ユーザーには、この情報はあまり役 に立たないであろう。他の実施形態にあっては、ユーザーが判別可能な情報と共 に価格情報を送り返すことができる。すでに述べたように、送り返されたユーザ ーが判別可能な情報は、のぞむ場合にはユニット・コストを含むものであり、Ｒ ＡＭ３４内のデータベース・メモリーに記憶され、ＤＰＵ１０表示装置３６上に 示される数字情報の代わりに用いられる。 本発明の遠隔発注システムのさらに他の実施形態にあっては、各ＤＰＵ１０は 、ＲＡＭ３４内に記憶されているあらかじめプログラムされたＤＰＵデータベー スとともにユーザーに提供されるものとすることができる。中に記憶されるデー タベースは、ＤＰＵ１０１０が主として食品発注に用いられる場合には、ミルク 、パン、バターなど一般的な家庭用食品の品目を含むものとすることができるし 、用途に応じて他の品目を含むものとすることもできる。したがって、ＤＰＵ１ ０は、ＲＡＭ３４内の空のデータベースとともに提供されることに加えて、ＲＡ Ｍ３４内の標準的なあらかじめプログラムされたデータベース、特定のユーザー のために構成されたＲＡＭ３４内のあらかじめプログラムされたデータベース、 あるい特定の販売業者のために構成されたＲＡＭ３４内のあらかじめプログラム されたデータベースを備えたものとすることができる。 本発明のさらに他の実施形態にあっては、ＤＰＵ１０のユーザーが、表示され た製品の説明とともに示されている価格が古いものではないかと考えた場合には 、該ユーザーは、ＤＰＵ１０に指令を出して、ＤＦＴＣ１２を介して販売業者デ ータベースにアクセスし、ＤＰＵ１０データベースに記憶されている価格を更新 することができる。販売業者データベース１４は、現在の価格を示し、ＤＦＴＣ １２がこの価格をＤＦＴＣのＣＰＵ３０へ送り返してＲＡＭ３４のデータベース に記憶されている価格を置換することができる。販売業者データベース１４は、 また、発注された製品のストックがないかあるいは販売業者がその製品を取り扱 っていない場合には、他の製品に関する情報を送り返すようにすることもできる 。 次に、表示画面の例と操作のフローチャートを用いてＤＰＵ１０データベース の更新に関係するステップを以下に説明する。 第２図に示すように、ＤＰＵ１０にはプリンター４２を接続することができる 。これによって、ユーザーは、注文リストの削除などを行なう前に一以上の注文 リストのハードコピーをとることができる。プリンター４２は、ＤＰＵ１０ハウ ジング内に収容することもできるし、あるいはＤＰＵ１０ハウジングに取り付け た周辺機器とすることもできる。ＤＰＵ１０とともに使用することのできる他の 周辺機器としては、さらに、ディスク・ドライブ、ＰＣＭＣＩＡカード、磁気ス トライプカード読み取り装置などの磁気メモリ一読み取り／書き込み装置、ある いは音声認識回路およびそれに接続されたハードウエアを挙げることができるが 、これらに限られるものではない。 処理された注文リストを印刷することに加えて、注文リストをＤＰＵのＲＡＭ ３４内に記憶することも可能である。したがって、すでに述べたように、頻繁に 発注される品目のための特注仕様の参照リストを生成することも可能である。こ れらのリストは、ユーザーがデータベース・メモリー３４から定期的に呼び出し 、ユーザーの現在のニーズにもとづいて編集し、新しい注文のためのベースとし て使用し、さらに新たに記憶させることができる。あるいは、新たに修正された リストを捨てて、オリジナルのリストをメモリー３４に残すこともできる。この ようにして、多くの有用なリストを生成してデータベース・メモリー３４に記憶 させ、ユーザーがいつでも検索して使用できるようにすることができる。さらに 、一つのリストをベースとして使用し、それぞれの販売業者が提供する製品にも とづいて多くのリストを生成することもできる。 第３−１０図は、ＤＰＵ１０表示画面の例を、ほぼ注文リストの生成および提 示のステップの順序にしたがって示したものである。図示の画面の形式および順 序は、本発明の範囲内でさまざまに変えることができる。これらの図は、また、 本発明にもとづく遠隔発注システムの操作を示した第１１−１４図のフローチャ ートも参照しながら説明する。 第３図は、代表的な注文入力画面５０を示す。ＤＰＵ１０は、使用していない ときでも、通常は、開かれた注文リスト５２に追加の注文が入力されるのを待機 する状態である「オン」状態に保持される。ただし、消費電力は、最小限度に抑 えられる。発注リストの生成中、ＤＰＵ１０とＤＦＴＣ１２の間には交信リンク が設定されていない。したがって、ユーザーが特定の製品が必要だあるいはまも なく必要になると判別したときには、ユーザーは、例えばワンド２０でバーコー ドを走査することによってのぞむ製品の識別コードを入力するだけでよい。ＤＰ Ｕ１０の一実施形態にあっては、画面保存機能が導入されていて、あらかじめ定 められた待機時間が経過した後、表示装置３６がブランクになる。したがって、 第１１図の最初のステップ２００では、ＤＰＵ１０は「オン」で、注文リストが 表示装置３６に示されていることが好ましい。 第３図に示す実施形態にあっては、一つの品目が現在の製品注文リスト５２に 追加されると、応答アイコン６２が表示装置３６の下端に添ってあらわれる。も ちろん、アイコン６２は、表示装置３６内の他の位置に配置することも可能であ る。アイコン６２は、また、コマンド入力装置３５とも呼ばれるが、表示装置３ ６上に配設された可視ボタンであり、（表示装置３６の実施形態に応じて）ゆび またはペンを触れあるいは光ワンドから光を当てると、それに応答する。また、 図示の実施形態にあっては、明るく目立たせた品目５８について示された量を調 節する増量／減量アイコン５４、５８も含まれる。アイコン８２の作動は、第１ １図のステップ２０２および２０４で行なわれる。 図示にように、ステップ２０６、２０７、２０８、２０９、２１０、２１１、 ２１２、および２１３では、製品コードを走査することによって注文リスト５２ に一つの品目が追加される。その品目がまだ注文リスト５２にない場合には、そ の品目についてのユーザーが判別可能な説明がデータベースに存在すれば、その 説明がリスト５２の下端にあらわれ、光で明るくされた品目５８になる。上に述 べた他の実施形態にあっては、メモリー３４のデータベースから取り出されたユ ニット価格も注文リスト５２の中にあらわれる。次に、合計の注文コストが更新 される。図示しないが、ＤＰＵ１０は、適用される売上税を計算してその金額を 合計コストに追加することができる。ＲＡＭ３４のデータベース内の各製品に関 連するフラッグは、その品目が地方売上税の課税対象になっていることをＤＰＵ １０に示す。現在の注文リストにある品目すべてに関して、それに対応するユー ザーが判別可能な説明と価格が存在しない場合には、ステップ２１０では合計は 計算されない。 すでに注文リスト５２にある品目は、矢印アイコンを操作するかまたは応答ア イコン８２の近くに配置されたまたはＤＰＵ１０ハウジング上に配設された（図 示しない）キーを操作するか、あるいは接触感応表示装置または電気光学表示装 置３６上の品目の製品説明を活動状態にすることによって光で明るくすることが できる。すでに述べたようにして注文リスト５２の中の品目を光で明るくし、そ の後に「＋」または「−」アイコンを操作すると、発注量が増やされるかまたは 減らされる。あるいは、光で明るくされた品目を走査すると、発注量が増やされ る、発注量が増やされると、増やされた数と品目ごとのユニット・コストに応じ て合計コストが更新される。注文リスト５２である製品を追加する方法について の上の説明は、入力された製品のコードに対応するユーザーが判別可能な説明が ＤＰＵ１０データベースに存在することを前提としたものであり、その概略は第 １２図のステップ２２０および２２６に示されている。 のぞむ品目がＤＰＵ１０データベースにない場合には、第１１図のステップ２ ０７が、さらに、第１２図のステップ２２０、２２２、および２２４を含むもの となる。そのような品目を走査すると、ＤＰＵ１０が、表示装置３６の中で、ユ ーザーが判別可能な製品の説明の場所で走査されたコードを転位させる。この転 位は、ＤＰＵ１０データベースが走査された製品をユーザーが判別可能なように 示すこととは異なる。後者は、製品コードから直接誘導されるものではない。こ の転位は、ＤＰＵ１０、ＤＦＴＣ１２、および販売業者データベース１４の間の 交信が開始されるまで注文リスト５２に残っている。 ＤＰＵ１０からＤＦＴＣ１２へ向けた交信が開始されると、監修中の注文リス トの中の各発注された製品またはサービスであって、ローカルのＤＰＵ１０デー タベースにユーザーが判別可能な表示がないものは、走査されてＤＦＴＣメモリ ーに記憶される。このユーザーが判別可能な表示は、さらにＤＦＴＣ１２からＤ ＰＵ１０へ送り返されて、ＲＡＭ３４のＤＰＵ１０データベース内に記憶される 。 本発明の他の実施形態で、ユーザーがユニット価格データを利用できるものに あっては、価格問い合わせアイコン６０を操作すると、ＤＦＴＣ１２が、品目コ ードが表示装置３６上で転位されたがＤＰＵ１０データベースにはユーザーが判 別可能な製品の説明がない品目に関して、ユーザーが判別可能な製品の説明と現 在のユニット価格を販売業者データベース１４からＤＰＵ１０表示装置３６へ送 り返す。これは、第１２図のステップ２２８、２３０、２３２、および２３４に 示す処理である。この製品の説明と価格の情報は、また、ＲＡＭ３４のＤＰＵ１ ０データベースにも加えられる。もちろん、その製品が販売業者データベース１ ４あるいはＤＦＴＣ１２内にない場合には、このような情報は供給されない。Ｄ ＦＴＣ１２内にない場合には、ＤＦＴＣ１２と販売業者データベースの間の交信 が開始され、そのような情報が供給される。 本発明にもとづく遠隔発注システムのさらに他の実施形態にあっては、ユーザ ーが、現在の注文リストにある一以上の品目に関する栄養分の情報を要求するこ とができる。ＤＰＵ１０は、価格問い合わせアイコンの代わりにまたはそれに加 えて、栄養分情報アイコン（図示せず）を表示することができる。価格問い合わ せアイコン６０の場合と同様、光で明るくされた製品に関する情報がＤＦＴＣ１ ２から送り返される。ユーザーは、さらに、そのときに注文リストにある他の品 目またはその取引に関係する販売業者から提供される似たような他の品目に関す る栄養分の情報を要求することもできる。 価格問い合わせアイコン６０を操作することによってあるいは注文を開始する ことによって製品情報が更新されるたびごとに、第１２図のステップ２３０に示 すように、注文リスト５２上の各品目に関連するＤＰＵ１０データベースの製品 情報アクセスの日付が更新され、また、販売業者データベース１４から供給され る新しい製品識別情報およびユニット価格情報が伝送される。第一の実施形態に あっては、ＤＰＵデータベースの中に新しい製品の説明および関連するユニット 価格を追加するメモリーの空きが十分にない場合、あるいはデータベースにその 新しい情報を加えるとＤＰＵ１０データベースのためにあらかじめ定義された最 大容量を超過してしまう場合には、ＣＰＵ３０は、最も古い製品の情報またはア クセスの日付にもとづいて最もアクセスの少ない製品の情報を削除する。ＲＡＭ ３４内に十分な余地が存在しない場合、第１２図のステップ２３６および２３４ に示すように、この最も古い情報はデータベースから削除され、その代わりに新 しい製品情報が記憶される。ＲＡＭ３４内でのこのような空きの生成を、データ ベースの「エージング」と呼ぶ。ユーザーが判別可能な情報がＤＰＵデータベー ス内に記憶されると、第１２図のステップ２３５に示すように、その情報を表示 リストに表示することができる。 他の実施形態にあっては、ＣＰＵ３０が、使用頻度にもとづいて情報を自動的 に削除する。さらに、製品またはサービスは、種類に分類され、それぞれの種類 の中で組織化され、各種類がエージングによる削除を行なう独自のパラメーター をもつように構成することができる。あるいは、本発明は、メモリーからどの情 報を削除すべきかの決定を行なう場合にユーザーが介入する構成とすることもで きる。 他の実施形態にあっては、応答アイコン６２として価格問い合わせアイコン６ ０が用いられる。ＲＡＭ３４内のＤＰＵ内部データベースは、最後の注文または 価格の問い合わせの時点での製品の価格を含むものとすることができるのである から、ユーザーが最も新しいユニット価格を判別したいとのぞむ場合もあろう。 このアイコン６０を操作すると、ＤＰＵ１０とＤＦＴＣ１２の間の交信が開始さ れ、後者が、注文リスト５２の中のすべての品目のユニット価格を提示する。Ｄ ＰＵ１０と販売業者データベース１４の間の交信の開始に関するステップのより 詳細な説明は、後で第１３図の説明のところで行なう。 ＤＰＵ１０表示装置３６がユーザーに提供することのできる他の応答アイコン ６２に、オプション・リスト・アイコン６４がある。第３図に示す実施形態にあ っては、このオプション・リスト・アイコン６４は、「生鮮食品」として示され ており、これを操作すると、メモリー３４内のＤＰＵ内部データベースから取り 出された頻繁に発注される生鮮食品のリストが表示される。他の実施形態にあっ ては、オプション・リスト・アイコン６４を操作すると、ＤＦＴＣ１２を介して ＤＰＵ１０と販売業者データベース１４の交信が開始される。販売業者データベ ース１４がＤＦＴＣ１２によってプロンプトされ、ＤＰＵ表示装置３６でユーザ ーに利用可能なサブメニューを含むオプションのメニューが表示される。例えば 、販売業者が食品店である場合には、オプション・メニューは、「食肉カウンタ ー」、「デリカテッセン」、「果物」、「野菜」、などのラベルが付けられたサ ブメニューを含むことがあろう。これらのサブメニュー・オプションの一つを選 択すると、その選ばれたサブメニューに関連する製品のメニュー（および、他の 実施形態にあっては、それに関連するユニット価格）が表示される。 本発明のさらに他の実施形態にあっては、このようなサブメニューを呼び出す ために、ユーザーが、バーコードまたはデータ入力装置１６またはコマンド入力 装置３５に対応した機械が読み取り可能な他のコードを走査することができる。 例えば、ユーザーは、バターを注文したいが、どのブランドのものがユーザーの ニーズに最も適しているかわからないという場合が考えられる。プリントされた メニューの上で「バター」のと記されたバーコードを走査すると、上に述べたと 同様なサブメニューが表示され、ユーザーが表示された一連のバター製品の中か らのぞむものを選択することができる。もちろん、システムのアプリケーション に応じて、この実施形態が他の製品またはサービスにも同様に適用できることは いうまでもない。 第４図は、生鮮食品の全般的なリストが要求された状態を示す。この表示画面 は、第３図で「生鮮食品」と示されたオプション・リスト・アイコン６４を操作 して得られたものでもあり得るし、ＤＰＵ１０のプログラミング中に販売業者に よってまたはＤＰＵ１０の供給業者によって表示されるのぞましいあるいは通常 のショッピング・リストでもあり得る。あるいは、ユーザーが、オプション・リ ストから適当なアイコンを選択して、ユーザー自身の特注リストを生成し表示す ることもできる。 第４図に例示した実施形態では、ユーザーは、生鮮食品のオプション・リスト ６８から「生鮭」と「バナナ」の二つの品目をすでに選択した状態にある。これ らの品目に対応するアイコン６６には、「ｘ」が入力されている。さらに、これ らのアイコン６６は、接触感応式または電気光学式とすることもできる。ユーザ ーが、このオプション・リスト６８で行なった選択の結果に満足すれば、「ＯＫ 」アイコン７０が操作され、第５図に示すように選ばれた品目が現在活動状態に ある注文リスト５２に追加される。注文リスト５２の光で明るくされた品目５８ が、第４図のオプション・リスト６８から最後に選択された品目であることに留 意されたい。 注文リスト５２が完了してユーザーが販売業者に発注したい場合には、「注文 」応答アイコン７２が操作される。このアイコン７２は、他の名称で呼ぶことも できるし、他の位置に配置することもできる。この操作によって、ＤＰＵ１０と ＤＦＴＣ１２の間の交信が開始される。ＤＦＴＣ１２は、第２図に示しまた第１ ３図のステップ２４０に記されているように、通常、多数の販売業者データベー ス１４にアクセスできる。ＤＰＵ１０とＤＦＴＣ１２の間の交信の設定のために 行なわれるステップの順序は、第３図に示しまた第１３図のステップ２４２に記 されている価格問い合わせアイコン６０の操作によって開始されるステップの順 序と同じである。 図示の実施形態にあっては、多数の販売業者の中のどの業者に発注するかを決 定し、ユーザーを識別するために、ＤＦＴＣ１２は、第６図に示しまた第１３図 のステップ２４４に記されているように、ＤＰＵ１０に対してＤＰＵ表示装置３ ６にプロンプト画面を表示させる。各ユーザーは、遠隔発注口座をもつ各販売業 者ごとに少なくとも一枚の識別制御カード８０をもっている。この識別制御カー ド８０は、ユーザー番号８２が記入されたもので、第１５Ａ図に示すようにクレ ジットカードに似ている。識別制御カード８０は、さらにあるいは代わりに、ユ ーザー番号８２をコード化したもの８４が記入されたものとすることもできる。 上に述べたように、ユーザー識別制御カード８０は、インターフェースで接続 される販売業者に関する情報を記したものである。販売業者に関する情報は、販 売業者の場所および口座番号を含むが、それらに限られるものではない。ユーザ ー識別制御カード８０は、さらに、ユーザー名および住所、好ましい引き渡しモ ード、およびユーザー・プロファイルなどのユーザー情報も記したものである。 したがって、有効な識別制御カードをもっているユーザーのみしか注文を開始し また特定の口座に払い込むことができないから、販売業者とユーザー双方の安全 保証が確保されることになる。コールバック・システムの導入あるいはユーザー 入力式ＰＩＮ番号の使用など、追加の安全保証手段を本システムに組み入れるこ ともできる。 ＤＰＵ１０へのアクセスの安全保証が大きな関心事ではない他の実施形態にあ っては、ＤＰＵ１０が、その中に、販売業者の電話番号や住所など販売業者の情 報とともにユーザーの口座番号等に対応するコードを記憶している構成とするこ ともできる。その場合には、のぞむ販売業者は、販売業者のサブメニューから選 ぶことができる。 ユーザーおよび販売業者に関する情報をＤＰＵ１０したがってＤＦＴＣ１２へ 供給するためにどのような手段が用いられるかにかかわらず、これらの情報は、 コード化された形でしか供給されない。例えば、各ユーザーは、自分に割り当て られた一つのコードをもっている。販売業者の口座番号、ユーザー・プロファイ ル、などは、ＤＦＴＣ１２内に記憶され、ユーザー・コードによってアクセスさ れる。同様に、各販売業者もコードをもっている。各販売業者に関するすべての 情報も、同様に、ＤＦＴＣ１２内に記憶され、ユーザーがＤＰＵ１０を介して利 用することができる。 プロンプト画面７６によって、ユーザー番号８２またはそのコード化されたも の８４がＤＰＵ１０に入力される。第６図は、ＤＰＵ１０は、ユーザーが、ユー ザー識別制御カード８０のコード化されたもの８４の上を走査ワンド２０を走ら せる必要があることを表示している。第１３図のステップ２４６に記されている ように、ＣＰＵ３０は、データ入力装置１６を介して識別制御カード８０からあ たえられたコード化情報を理解して、まずその識別制御カードが有効かどうかを 判別することができる。その識別制御カード８０が有効でないと判別された場合 には、第１３図のステップ２４８および２４４に記されているように、その意味 のメッセージが限られた時間だけ表示装置３６に表示され、その後にプロンプト 画面７６が再表示される。他方、第１３図のステップ２５０および２５２に記さ れているように、ＣＰＵ３０が識別制御カード８０の有効性を確認した場合には 、ＤＰＵ１０が、その識別制御カード８０の情報を使用して、インターフェース されるべき販売業者のデータベース１４を識別してＤＦＴＣ１２と交信し、該Ｄ ＦＴＣ１２は、それに応じて適当な販売業者データベース１４へアクセスする。 販売業者データベース１４がＤＰＵ１０が開始した交信にどのように反応する かは、第１４図のステップ２６０に示されるように、その交信が価格の問い合わ せ（第３図の価格問い合わせアイコン６０の操作）によって生じたものかあるい は注文コマンド（注文アイコン７２の操作）によって生じたものかで異なってく る。すでに述べたように、ユーザーが単に価格の問い合わせ（ステップ２４２） を行なっている場合には、該当する販売業者データベースを識別するための情報 が識別制御カード８０から要求される（第１３図のステップ２４４および２５０ ）。そこで、ＣＰＵ３０が、ＤＦＴＣ１２に、注文リスト５２にある品目の入手 可能性と価格情報が要求されていることを示す（第１３図のステップ２５２およ び第１４図のステップ２６２）。ＤＦＴＣ１２は、販売業者データベース１４で 、正確な製品記述情報、ユニット価格、および製品の入手可能性を探索し、その 情報をＤＰＵ１０へ送り返す。注文リスト５２にある各製品が以前に発注された ものでり、したがって各製品に関してユーザーが判別可能な製品説明がすでにメ モリー３４のＤＰＵデータベースの対応する製品コードと組み合わされている場 合には、必要に応じて該当する製品の説明とユニット価格が更新され、また、ア クセスの日付が更新される。ユーザーが判別可能な製品説明がＤＰＵ１０データ ベースになく、またユーザーが価格の問い合わせを行なった場合には、まず、ユ ーザーが判別可能な製品情報と現在のユニット価格がＤＰＵ１０データベースへ ダウンロードされる。後者のステップは、ＤＰＵ１０データベースに「教える」 とも呼ばれる。これは、第１４図のステップ２６４に対応する。 現在のリストの中のすべての品目についての有効性のチックと必要な更新が行 なわれたら、価格問い合わせ手順が終了し、ＤＰＵ１０は、品目入力状態に戻る （第１４図のステップ２７３および２７５）。 他方、ユーザーが、注文アイコン７２を操作して注文を出したい意志を示すと 、第１４図のステップ２６６、２６８、および２７０に示されているようないく つかの中間ステップでの処理が行なわれる。まず、第１３図に示すように識別制 御カード８０の走査によって得られた情報にもとづいて、販売業者データベース １４に対してユーザーの識別が行なわれる。このユーザーとの取引を妨げるもの がなにもなければ、第７図に示すように、ＤＰＵ表示装置３６にあいさつ画面９ ０が表示される。このあいさつ画面９０は、販売業者ごとに特別に構成すること ができ、ＤＰＵ表示装置３６の部分９２に、営業時間、店の場所、または宣伝な どの一般的な情報を含んだものとすることができる。あるいは、ユーザーの口座 の現在の状態、頻繁に発注される製品の入手可能性、あるいは他の個人的メッセ ージなど、そのユーザーのみを対象とした情報を表示することも可能である。こ のあいさつ画面９０は、あらかじめプログラムされた時間だけ表示装置３６に表 示しておくこともできるし、あるいは、第３図のそれと同様な応答アイコンの操 作などユーザーがなんらかの動作を行なうまで表示しておくこともできる。 第８図に示しまた第１４図のステップ２７２に記すような販売促進画面１００ をユーザーに表示することもできる。この画面１００で、販売業者が提供する特 別の販売促進製品をユーザーに知らせることができる。図示のように、販売促進 品目１１０のウインドウ１０２には、それらの品目１１０に関する情報とユーザ ーが現在の注文リスト５２にこれらの品目１１０を加えることができるという情 報の両方を表示することができる。販売促進品目１１０に対応するアイコン１０ ４を操作することによって、注文リスト５２への追加を行なうことができる。他 の応答アイコンを配設して、販売促進品目１１０の購入のためにユーザーに各種 のオプションをあたえることも可能である。 第８図に示すような販売促進画面１００は、販売業者データベース１４がＤＦ ＴＣ１２にあたえられた期間だけ特別な製品の宣伝を行なうように指示すること によって表示される場合もある。この場合には、販売業者データベース１４が、 ＤＦＴＣ１２に規則的定期的に宣伝情報を供給することになる。本システムの他 の実施形態にあっては、価格の問い合わせまたは他のコマンドの入力の結果、Ｄ ＦＴＣ１２が販売業者データベース１４と接触したときに、宣伝情報がＤＦＴＣ １２に供給される。販売業者データベース１４によってプロンプトされる宣伝は 、すべてのユーザーに適用できる一般的な正確のものとすることもできるし、あ るいは、問題のユーザーの個別の購入パターンに合わせた特別構成のものとする こともできる。 第８図には、また、ＤＰＵモデム３８が、現在、ユーザーの電話を使ってＤＦ ＴＣ１２と更新していることをユーザーに知らせる注意表示１０８も示されてい る。ＤＰＵ表示装置３６に表示される他のメッセージと同様、この注意表示１０ ８も、ユーザーの注意を引くために、反転画面とすることもできるしあるいはあ る速度で明滅するものとすることもできる。ＤＰＵ１０とＤＦＴＣ１２の間の電 話交信の間ユーザーに表示される画面例には図示していないが、上のようなメッ セージまたは他の同様なメッセージをＤＰＵ表示装置３６のどこかに表示するこ とができる。 販売促進画面１００の後、ユーザーに、第５図に示すと同様な画面を用いて現 在の注文リストで監修されている品目を点検する機会を提供することもできる。 リスト上の一以上の品目が以前にはＤＰＵ１０内部データベースにはなかったよ うな場合には、この画面表示はとくに有用である。このような場合には、ユーザ ーには、販売業者データベース１４との交信に先立って、入力製品コードをあら わす数字が示される。更新後、注文リスト５２にユーザーが判別可能な形で入力 製品コードが表示されるので、ユーザーは、その品目の発注を確認することがで きる。第１４図のステップ２６２および２６４に示されているように、これらの ユーザーが判別可能な表示は、ＲＡＭ３４内のＤＰＵデータベースにも入力され 、将来の使用に備えられる。 同様に、注文リストにある品目のユニット価格も、ＤＰＵ表示装置３６および ＲＡＭ３４のＤＰＵ内部データベースの両方で、販売業者データベース１４から ＤＦＴＣ１２に通知される現在価格にもとづいて更新される。 注文リストの点検と確認が終わったら、第１４図のステップ２７３および２７ ４に示すように、ユーザーは、ＤＰＵ１０にコマンドをあたえて注文を実行する 。これは、ユーザーが、例えば第５図に「注文」と示されているアイコン７２の ような応答アイコン６２を操作するか、あるいは他の同様に表示された応答機構 を操作して行なうことができる。ＤＰＵモデム３８は、ＤＦＴＣ１２へ実行命令 を伝え、該ＤＦＴＣ１２は、ユーザーに、第９図に示されまた第１４図のステッ プ２７６に記されたような引き渡しオプション画面などのオプション画面を表示 する。これによって、ユーザーには、発注した製品の引き渡し方法を指定する機 会があたえられる。第９図では、ユーザーは、応答アイコン１２２を操作して、 注文した品目を立ち寄って受け取るまで保管しておく指示をあたえている。これ によって、注文リストは、電話の音声で、ハードコピーで、磁気媒体で、あるい は電話とモデムでＤＦＴＣ１２から販売業者へ送られる。さらに、この注文リス トが販売業者へ電子的に送られれば、その販売業者の在庫制御システムがその注 文リストにもとづいて自動的に更新される構成とすることもできる。 ユーザーが、発注システムの構成に応じたいずれかの形式で表示されたオプシ ョン画面に応答したら、ステップ２７７に示すようにＤＰＵ１０とＤＦＴＣ１２ の間の電話交信が終わる。ユーザーの観点からすれば、発注のプロセスの最後の ステップは、第１０図に示すようなリスト処理オプション画面１３０となること が好ましいであろう。第１４図のステップ２７９に示すように、この画面１３０ は、ユーザーに、応答アイコン１３４を使用して、現在の注文リスト５２をプリ ントし、新しいブランクの注文リストを生成し、完了したばかりの注文リスト５ ２に戻り、あるいはＲＡＭ３４内にその注文リストを保存する能力をあたえるも のである。 他の実施形態にあっては、リスト処理オプション画面１３０は、ユーザーに、 現在のオプション注文リスト５２をいくつかの選択可能な注文リストの一つとし て保存する機会をあたえるものとなる。このような実施形態では、さらに、ユー ザーに、保存されたいくつかの注文リストの一つを呼び出す能力があたえられる 。オプション・メニューは、保存された利用可能な注文リストの説明をするもの とすることができるし、あるいは、記述的アイコンによってこのような保存され たリストを利用可能にすることもできる。 販売業者データベース１４の観点からすれば、発注のプロセスの最後のステッ プは、第１４図のステップ２７８に示すように、販売業者データベース１４を処 理されたばかりのユーザーの注文を反映するように更新することが好ましいであ ろう。したがって、本システムは、ユーザーに、必要とする製品のリストを監修 して発注する好便な方法を提供することに加えて、販売業者の在庫目録を自動的 に保守することを可能にするものである。 以上、本発明にもとづく遠隔発注システムを、製品とくに食品を発注する個々 のユーザーを例に挙げて説明してきた。しかし、本発明が、食品の発注を行なっ ている単一のユーザーへの適用に限定されるものでないことは理解されよう。ユ ーザーが、民間会社の多数の従業員であり、製品が事務用品など規則的に発注さ れる品目であることも可能である。さらに、製品にはいかなる制限もなく、本発 明は、各種のサービス提供者へサービスを発注するためにも使用することができ る。本発明を使用して発注することのできる製品およびサービスの例としては、 ビデオ・レンタル、ドライクリーニングおよびランドリー、除雪、芝刈り、処方 薬、夜間配達サービスなどを挙げることができる。 以上では、あいさつ画面９０、販売促進画面１００、および引き渡しオプショ ン画面１２０をＤＰＵ表示装置３６に順次表示される個別の画面として説明した 。しかし、参照された情報の一部または全部を表示するために一以上のこれらの 画面を他の表示情報と組み合わせることも可能であるし、またユーザーに他の組 み合わせを行なう能力を提供することも可能である。 以上では、本発明の発注システムの物理的実施形態を、第８図に図示したアイ コン１０４、１０６あるいは第１０図に図示したアイコン１３４など表示装置３ ６内に配置された各種のユーザー操作式応答アイコンすなわちコマンド入力装置 ３５として説明した。これらのアイコンを、ＩＲ接触感応式、導電性接触感応式 、あるいは電気光学応答式とすることが可能なことも説明した。応答アイコンあ るいはコマンド入力装置３５の機能は、ＤＰＵ表示装置３６の周辺部に配置され たソフトウエア・プログラマブルな機能キーによって実行することも可能である 。しかし、ＤＰＵ１０のユニット・コストを最小限に抑え、ＤＰＵ１０の外見お よび操作を単純化するためには、上に述べたような応答アイコンが好ましい。 第２図に示して説明したようなＤＰＵ１０の実施形態にあっては、ＤＰＵ１０ は、走査された品目をユーザーが判別可能な形で表示するためにはＤＦＴＣ１２ と交信しなければならないダム（愚かな）端末である。したがって、このような 表示のデータベースは、ＲＡＭ３４内のＤＰＵ１０ではなくてＤＦＴＣ１２内に ある。このような構成では、ＤＰＵ１０である品目を走査した後、各販売業者ま たは選ばれた販売業者ごとに、一定間隔でまたは注文、価格問い合わせ、あるい は栄養分情報の要求が実行されたときに、データベースの更新が実行される。 上に述べた実施形態のさらに他の変形例にあっては、本発明のシステムがバー コードまたは他の機械が読み取り可能なコードに応答することができ、したがっ て、現在生成されている注文リストに多くの品目を追加することができるように 構成される。例えば、バーコードとレシピーを関連させ、両者を合わせてプリン トすることができる構成とされる。走査が終わると、バーコードを用いてそのレ シピーの調製に必要な各種成分を示す走査されたコードに関連する多くの製品が 調べ出される。したがって、ユーザーは、それらの成分の中で手元にあるのはど れかを判別し、注文を出す前にそれらをリストから取り除くことができる。これ らの成分は、ユーザーが判別可能な形式で表示されたリストに追加して表示され ることに留意されたい。 したがって、各レシピーの内容リストは、上に述べたようにＤＰＵによって個々 の品目として取り扱われる。ＲＡＭ３４のＤＰＵ１０データベースがそのレシピ ーを「学習」していない場合、ＤＰＵ１０は、レシピーの成分を学習するために ＤＦＴＣ１２と交信する。データベースがいっぱいで、レシピーの成分の学習が できない場合には、上に述べたように、データベースからは、最も昔に記憶した または最も使われ方の少ない品目またはレシピーが削除される。もちろん、本発 明のこの実施形態は、ＤＰＵ１０を介して発注される財貨の性質に応じて、他の 製品またはサービスに適用することができ、またレシピーに限定されるものでも ない。 以上説明した本発明のコンセプトの実施例などは、あくまで例として述べられ たものであって、本発明の範囲は、以下の請求の範囲によってのみ決定されるも のである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９６年１１月２６日 【補正内容】 請求の範囲 １． 複数の業務の各々で一以上の販売業者に接続され遠隔に配置された注文 処理システムに少なくとも一つの品目または品目群の少なくとも一つのリストを 供給するための遠隔発注端末において、各品目または品目群がそれに関連する一 つの品目コードを有するように構成され、さらに、 ユーザーおよび／または販売業者識別子手段、 前記端末に前記品目に関連する品目コードおよび前記ユーザーおよび／または 販売業者識別子手段からの情報を提供するための少なくとも一つのデータ入力装 置、 ユーザーが選択した品目の品目コードに関連するユーザーが判別可能な品目デ ータを含むユーザーに固有のデータベースを提供するデータベース装置、 前記ユーザーに固有のデータベースのために記憶領域を提供するメモリーであ って、前記少なくとも一つのリストを記憶するために前記少なくとも一つのデー タ入力装置と交信するメモリー、 多数ユーザー網を介して前記注文処理システムに遠隔アクセスする目的でユー ザーがコマンドを入力したら前記メモリーと前記注文処理システムを接続するた め、前記ユーザーおよび／または販売業者識別子手段からの前記データを用いて 前記少なくとも一つのリストを前記注文処理システムへ転送するため、および前 記メモリーと前記注文処理システムが接続されている間に前記注文処理システム からユーザーが判別可能な新しいおよび／または代替の品目データを受け取るた めの通信手段 前記メモリーからの前記ユーザーが判別可能な品目の説明を含めて注文に関係 する情報を表示するために前記メモリーおよび前記ユーザーに固有のデータベー スと交信するメッセージ表示部分、および、 前記注文に関係する情報からユーザーが品目を選択したことに応答して前記少 なくとも一つのリストを組み立てるため、また前記遠隔発注端末と前記注文処理 システムの間の交信を指令するために、ユーザー・コマンドに応答する少なくと も一つのコマンド入力装置であって、前記交信によってユーザーが判別可能な前 記新しいおよび／または代替の品目データを求めに応じて受け取ることができる 構成のコマンド入力装置、を有する遠隔発注端末。 ２． 前記識別子手段は、ユーザー口座番号を含めてユーザーが前記注文処理 システムにアクセスするために必要なデータ含む請求の範囲１に記載の端末。 ３． 前記識別子手段は、前記遠隔発注端末メモリー内に配置される請求の範 囲２に記載の端末。 ４． 前記識別子手段は、前記遠隔発注端末メモリー内に記憶される前記識別 子手段のリストからユーザーが選択できる請求の範囲３に記載の端末。 ５． 前記識別子手段は、前記遠隔発注端末メモリーの外部にまたそこから独 立して配置される請求の範囲２に記載の端末。 ６． 前記少なくとも一つのデータ入力装置は、バーコード検出・分析回路を 有する請求の範囲１に記載の端末。 ７． 前記識別子手段は、前記識別子手段の機械による認識のために前記少な くとも一つのデータ入力装置と選択自在に接続される請求の範囲１に記載の端末 。 ８． 前記少なくとも一つのデータ入力装置は、キーボード、キーパッド、磁 気ストライプ読み取り装置、および音声錦回路からなるグループから選ばれる請 求の範囲１に記載の端末。 ９． 前記メモリーは、ランダム・アクセス・メモリーである請求の範囲１に 記載の端末。 １０． 前記メモリーは、さらに、前記ユーザーによって監修されている少な くとも一つの以前にユーザーが監修したリストを記憶する請求の範囲１に記載の 端末。 １１． 前記ユーザーが判別可能なデータベースは、前記メモリー内に保存さ れる請求の範囲１に記載の端末。 １２． 前記端末は、さらに、前記メモリー、前記少なくとも一つのデータ入 力装置、前記通信手段、前記ユーザーに固有のデータベース、前記メッセージ表 示部分、および前記少なくとも一つのコマンド入力装置と交信する処理装置を有 する請求の範囲１に記載の端末。 １３． 前記ユーザーが判別可能な品目データは、対応する品目コードに適用 できる栄養分データを含む請求の範囲１に記載の端末。 １４． 前記ユーザーが判別可能な品目データは、対応する品目コードを有す る品目の絵画的表示を含む端末。 １５． 前記注文に関係する情報は、前記注文処理システムから前記通信手段 を介して前記遠隔発注端末へ提供される販売促進情報を含む請求の範囲１に記載 の端末。 １６． 前記少なくとも一つのコマンド入力装置および前記メッセージ部分は 、全体として前記遠隔発注端末内に配置された接触感応式表示装置を有する請求 の範囲１に記載の端末。 １７． 前記少なくとも一つのコマンド入力装置は、マウス、ライトペン、ト ラックボール、およびエアマウスからなるグループから選ばれる請求の範囲１に 記載の端末。 １８． 前記少なくとも一つのデータ入力装置および前記少なくとも一つのコ マンド入力装置は、同じ少なくとも一つの装置である請求の範囲１に記載の端末 。 １９． 前記コマンド入力装置は、前記遠隔発注端末内に配置された少なくと も一つの機能キーを有する請求の範囲１に記載の端末。 ２０． 前記メモリーは、取りはずし自在の媒体をインターフェースするため の取りはずし自在の媒体インターフェースを有する請求の範囲１に記載の端末。 ２１． 前記ユーザーに固有のデータベースは、前記取りはずし自在の媒体内 に保存される請求の範囲２０に記載の端末。 ２２． ユーザー装置、中央コンピューター、複数の販売業者データベースの 一つ、および多数ユーザー網を含む通信リンクを有するシステムを用いて複数の 販売業者の一つからユーザーがのぞむ少なくとも一つの品目を遠隔発注するため の方法において、前記少なくとも一つののぞむ品目は、それに関連する独特の識 別コードを有するように構成され、 ユーザーに固有の複数の品目のために、前 記ユーザー装置でユーザーが知覚するために前記ユーザー装置でアクセスできる 識別子データベース内に前記識別コードに対応する前記少なくとも一つの品目の ユーザーが認識可能な識別子を保存すること、 前記ユーザー入力識別コードの機械による認識によって、前記少なくとも一つ ののぞむ品目に対応する前記識別コードをユーザーが前記ユーザー装置に入力す ること、 前記識別子データベースから前記入力識別コードに対応する前記ユーザーが認 識可能な識別子の選択されたものを少なくとも一つののぞむ品目のリストに蓄積 すること、 ユーザーおよび／または販売業者識別子を有する取引識別子を前記ユーザー装 置と選択的に接続して前記選ばれた販売業者データベースを識別しまた／または 選ばれた前記販売業者データベースに対して前記ユーザーを識別すること、 前記ユーザー装置に指令して、前記中央コンピューターを介しまた前記多数ユ ーザー網を含む前記通信リンクを通って前記ユーザー装置と前記販売業者識別子 に対応する前記選ばれた販売業者データベースの間の遠隔交信を設定すること、 前記通信リンクを介して前記ユーザー装置でのユーザーの動作に応答して前記 販売業者データベースから提供された現在の情報で前記ユーザー固有の品目の識 別子データベースを対話的に更新すること、および、 前記識別コードを含む取引に固有の情報を前記通信リンクを介して前記ユーザ ー装置と前記販売業者データベースの間でやりとりすること、を含む方法。 ２３． 前記ユーザーが前記識別コードを入力するステップは、前記識別コー ドを前記ユーザー装置と交信するバーコード読み取り装置で走査することを含む 請求の範囲２２に記載の方法。 ２４． 前記ユーザーが前記識別コードを入力するステップは、複数の独特の 製品に対応する前記識別コードを入力することを含む請求の範囲２２に記載の方 法。 ２５． 前記機械による認識によって前記識別コードをユーザーが入力するス テップは、バーコード検出回路による走査されたバーコードの処理を含む請求の 範囲２２に記載の方法。 ２６． 前記機械による認識によって前記識別コードをユーザーが入力するス テップは、キーボード、キーパッド、磁気ストライプ読み取り装置、および音声 認識回路からなるグループから選ばれた素子からの入力データの処理を含む請求 の範囲２２に記載の方法。 ２７． 前記識別子データベースから前記ユーザーが認識可能な識別子の選択 されたものを前記少なくとも一つのリストに蓄積する前記ステップは、さらに、 前記ユーザーが認識可能な識別子を含む前記少なくとも一つのリストを前記ユー ザーが前記ユーザ一装置で点検するステップを含む請求の範囲２２に記載の方法 。 ２８． 前記識別子データベースから前記ユーザーが認識可能な識別子の選択 されたものを前記少なくとも一つのリストに蓄積する前記ステップは、さらに、 前記ユーザーが認識可能な識別子を含む前記少なくとも一つのリストを前記ユー ザーが前記ユーザー装置で修正するステップを含む請求の範囲２２に記載の方法 。 ２９． 前記識別子データベースに保存する前記ステップは、前記ユーザー装 置内に配置された識別子データベースに保存することからなる請求の範囲２２に 記載の方法。 ３０． 前記ユーザーが認識可能な識別子を保存するステップは、前記識別コ ードに対応する品目のユーザーが読み取り可能な説明を保存することを含む請求 の範囲２２に記載の方法。 ３１． 前記ユーザーが認識可能な識別子を保存するステップは、前記識別コ ードに対応する品目のユーザーが読み取り可能な説明を保存することを含む請求 の範囲２２に記載の方法。 ３２． 前記ユーザーが読み取り可能な説明を保存するステップは、ユニット 価格を保存することを含む請求の範囲３１に記載の方法。 ３３． 前記ユーザーが読み取り可能な説明を保存するステップは、栄養分デ ータを保存する子とを含む請求の範囲３１に記載の方法。 ３４． 前記ユーザーが認識可能な識別子を保存するステップは、前記識別コ ードに対応する品目の絵画的表示を保存することを含む請求の範囲２２に記載の 方法。 ３５． 前記取引識別子を選択的に接続するステップは、ユーザー口座番号を 含めて前記ユーザーが前記選ばれた販売業者データベースへアクセスするために 必要な情報を示すデータを選択的に接続することからなる請求の範囲２２に記載 の方法。 ３６． 前記取引識別子を選択的に接続するステップは、前記ユーザーおよび ／または販売業者識別子を前記ユーザー装置から前記通信リンクを通り前記中央 コンピューターを介して前記販売業者データベースへ伝送することを含む請求の 範囲３５に記載の方法。 ３７． 前記取引識別子を選択的に接続するステップは、前記ユーザー装置の 中に保存された前記取引識別子のリストから前記ユーザーが選択した取引識別子 からユーザーおよび／または販売業者識別子をを伝送することを含む請求の範囲 ３６に記載の方法。 ３８． 前記取引識別子を選択的に接続するステップは、前記ユーザー装置の 外部に配置されまたそれから独立した取引識別子を選択的に接続することを含む 請求の範囲３５に記載の方法。 ３９． 前記取引識別子を選択的に接続するステップは、前記ユーザーおよび ／または販売業者識別子の機械による認識によって前記取引識別子を前記ユーザ ー装置へ選択的に接続することを含む請求の範囲３８に記載の方法。 ４０． 前取ユーザーおよび／または販売業者識別子の機械による認識によっ て選択的に接続するステップは、バーコード検出・分析回路によって実行される 請求の範囲３９に記載の方法。 ４１． 前記ユーザー装置に指令するステップは、ユーザーが前記ユーザー装 置に接続されたユーザー応答素子を選択して前記交信を設定することからなる請 求の範囲２２に記載の方法。 ４２． 前記ユーザーが前記交信を設定するステップは、前記ユーザー装置内 に配置された接触感応式表示装置上である領域を選択することからなる請求の範 囲４１に記載の方法。 ４３． 前記ユーザーが前記交信を設定するステップは、前記ユーザー装置上 に配置された機能キーを選択することからなる請求の範囲４１に記載の方法。 ４４． 前記取引に固有の情報をやりとりするステップは、さらに、前記販売 業者データベースによって供給される宣伝および販売促進情報を前記ユーザー装 置へ送ることを含む請求の範囲２２に記載の方法。 ４５． 発注される少なくとも一つの品目の少なくとも一つの注文リストを処 理するための遠隔発注システムにおいて、各前記品目は対応する品目コードを有 するように構成され、前記システムは、 中央在庫品データベース、 前記品目コードに対応するユーザーが判別可能な品目データのユーザーに固有 のデータベース、 前記中央在庫品データベースから受け取ったユーザーが判別可能な品目データ を前記ユーザーに固有のデータベースに教えるため、前記ユーザーに固有のデー タベース内に収められている前記ユーザーが判別可能な品目データを前記中央在 庫品データベースから受け取った代替のユーザーが判別可能な品目データで対話 的に更新するため、および頻繁にアクセスされないユーザーが判別可能な品目デ ータを前記ユーザーに固有なデータベースから削除するために前記多数ユーザー 網を介して前記中央在庫品データベースと前記ユーザーに固有のデータベースの 間の遠隔交信を設定するための中央処理手段、 前記少なくとも一つの注文リストを保守するために前記中央処理手段したがっ て前記ユーザーに固有のデータベースと交信するメモリー手段、および、 前記ユーザーに固有のデータベースに接続されまた前記中央処理手段および前 記多数ユーザー網を介して前記中央在庫品データベースと交信する注文装置であ って、前記注文装置は、 前記注文装置を前記中央処理手段とインターフェースさせるための通信手段 、 前記システムにユーザーおよび／または販売業者情報を提供するための識別 子手段、 前記注文装置に前記注文される少なくとも一つのユーザーが選択した品目に 対応する前記品目コードを提供するための入力手段、 前記ユーザーが判別可能な品目データを含めて注文に関係する情報をユーザ ーに提供するために前記メモリー手段および前記中央処理手段と交信する表示装 置、および、 前記表示装置および前記通信手段を制御するための管理手段であってユーザ ーおよび前記中央処理手段からの命令に応答する管理手段、を有する遠隔発注シ ステム。 ４６． 各前記ユーザーが判別可能な品目コードは、複数の独特の製品に対応 する請求の範囲４５に記載のシステム。 ４７． 前記ユーザー入力識別コードは、バーコードからなる請求の範囲４５ に記載のシステム。 ４８． 前記入力手段は、バーコード読み取り装置およびバーコード検出回路 を有する請求の範囲４７に記載のシステム。 ４９． 前記中央在庫品データベースは、前記ユーザーが判別可能な品目デー タを含む請求の範囲４５に記載のシステム。 ５０． 前記中央在庫品データベースは、前記注文装置へ伝えられる販売促進 情報を含む請求の範囲４５に記載のシステム。 ５１． 前記中央在庫品データベースは、物理的に前記中央処理手段内に配置 される請求の範囲４５に記載のシステム。 ５２． 前記ユーザーに固有のデータベースは、物理的に前記中央処理手段内 に配置される請求の範囲４５に記載のシステム。 ５３． 前記ユーザーに固有のデータベースは、物理的に前記注文装置内に配 置される請求の範囲４５に記載のシステム。 ５４． 前記ユーザーが判別可能な品目データは、ある品目コードに対応する 品目のユーザーが読み取り可能な説明を含む請求の範囲４５に記載のシステム。 ５５． 前記ユーザーが読み取り可能な説明は、ユニット価格を含む請求の範 囲５４に記載のシステム。 ５６． 前記ユーザーが読み取り可能な説明は、栄養分データを含む請求の範 囲５４に記載のシステム。 ５７． 前記ユーザーが判別可能な品目データは、品目コードに対応する品目 の絵画的表示を含む請求の範囲４５に記載のシステム。 ５８． 前記ユーザーが判別可能な品目データがそれまでに前記ユーザーに固 有のデータベースに教えられていない場合には、前記ユーザーが判別可能な品目 データが前記ユーザーに固有のデータベースに教えられる請求の範囲４５に記載 のシステム。 ５９． 前記ユーザーに固有のデータベース内のユーザーが判別可能な品目デ ータが前記中央在庫品データベースからの前記ユーザーが判別可能な品目データ と同じでない場合には、前記ユーザーに固有のデータベースの中の前記ユーザー が判別可能な品目データが更新される請求の範囲４５に記載のシステム。 ６０． 前記ユーザーに固有のデータベースがあらかじめ定められた容量に達 したときには、前記頻繁にアクセスされないユーザーが判別可能な品目データは 、前記ユーザーに固有のデータベースから削除される請求の範囲４５に記載のシ ステム。 ６１． 前記中央処理手段は、さらに、前記中央在庫品データベースから前記 ユーザーに固有のデータベースへ販売促進情報を提供する請求の範囲４５に記載 のシステム。 ６２． 前記メモリー手段は、前記注文装置内に配置される請求の範囲４５に 記載のシステム。 ６３． 前記メモリー手段は、成形中央処理手段内に配置される請求の範囲４ ５に記載のシステム。 ６４． 前記少なくとも一つの注文リストは、さらに、少なくとも一つの現在 ユーザーが監修している暫定リストを含み、前記少なくとも一つの暫定リストは 、点検と修正のために前記注文装置でアクセス可能である請求の範囲４５に記載 のシステム。 ６５． 前記識別子手段は、ユーザー口座番号を含めてユーザーが前記中央在 庫品データベースにアクセスするために必要な情報を示すデータを含む請求の範 囲４５に記載のシステム。 ６６． 前記識別子手段は、前記注文装置内に配置される請求の範囲６５に記 載のシステム。 ６７． 前記識別子手段は、前記ユーザーが前記注文装置内に保存された前記 識別子手段のリストから選択可能な請求の範囲６６に記載のシステム。 ６８． 前記識別子手段は、前記注文装置の外部にそれから独立して配置され る請求の範囲６５に記載のシステム。 ６９． 前記識別子手段は、前記識別子手段の機械による認識によって前記注 文装置と選択的に接続される請求の範囲６８に記載のシステム。 ７０． 前記識別子手段の機械による認識は、バーコード検出および分析回路 によって実行される請求の範囲６９に記載のシステム。 ７１． 前記表示装置は、さらに、ユーザーに販売促進情報を提供する請求の 範囲４５に記載のシステム。 ７２． 前記注文装置は、さらに、少なくとも一つのユーザーに応答する素子 を有する請求の範囲４５に記載のシステム。 ７３． 前記表示装置は、接触感応式表示装置であり、 前記少なくとも一つのユーザーに応答する素子は、前記接触感応式表示装置上 に一つの領域を有する請求の範囲７２に記載のシステム。 ７４． 前記少なくとも一つのユーザーに応答する素子は、前記注文装置上に 配置された機能キーを有する請求の範囲７２に記載のシステム。 ７５． 前記少なくとも一つのユーザーに応答する素子は、外部の指示装置を 有する請求の範囲７２に記載のシステム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 複数の業務の各々で注文処理システムに少なくとも一つの品目の少なく とも一つのリストを供給するための遠隔発注端末において、各品目または品目群 がそれに関連する一つの品目コードを有するように構成され、さらに、 ユーザーおよび販売業者情報を提供するための識別子手段、 前記識別子手段と接続されたとき、前記識別子手段から前記端末に前記品目コ ードおよび前記ユーザーおよび販売業者情報を提供するための少なくとも一つの データ入力装置、 前記少なくとも一つのリストを記憶するために前記少なくとも一つのデータ入 力装置と交信するメモリー、 前記ユーザーおよび販売業者情報を用いて前記少なくとも一つのリストを前記 注文処理システムへ転送するためまた前記注文処理システムから前記品目コード の中の選ばれたものに関連するユーザーが判別可能な品目データを受け取るため に前記メモリーおよび前記注文処理システムと接続された通信手段、 前記メモリーおよび前記注文処理システムと交信する前記ユーザーが判別可能 な品目データのデータベース、 前記ユーザーが判別可能な品目の説明を含めて注文に関係する情報を表示する ために前記メモリーおよび前記データベースと交信するメッセージ部分、および 、 前記注文に関係する情報からユーザーによる品目の選択にもとづいて前記少な くとも一つのリストをまとめるため、また前記遠隔発注端末と前記注文処理シス テムの間の交信を指令するため、ユーザーからの入力に応答する少なくとも一つ のコマンド入力装置、を含む遠隔発注端末。 ２． 前記識別子手段は、ユーザー口座番号を含めてユーザーが前記注文処理 システムにアクセスするために必要なデータ含む請求の範囲１に記載の端末。 ３． 前記識別子手段は、前記遠隔発注端末メモリー内に配置される請求の範 囲２に記載の端末。 ４． 前記識別子手段は、前記遠隔発注端末メモリー内に記憶される前記識別 子手段のリストからユーザーが選択できる請求の範囲３に記載の端末。 ５． 前記識別子手段は、前記遠隔発注端末メモリーの外部にまたそこから独 立して配置される請求の範囲２に記載の端末。 ６． 前記少なくとも一つのデータ入力装置は、バーコード検出・分析回路を 有する請求の範囲１に記載の端末。 ７． 前記識別子手段は、前記識別子手段の機械による認識のために前記少な くとも一つのデータ入力装置と選択自在に接続される請求の範囲１に記載の端末 。 ８． 前記少なくとも一つのデータ入力装置は、キーボード、キーパッド、磁 気ストライプ読み取り装置、および音声錦回路からなるグループから選ばれる請 求の範囲１に記載の端末。 ９． 前記メモリーは、ランダム・アクセス・メモリーである請求の範囲１に 記載の端末。 １０． 前記メモリーは、さらに、前記ユーザーによって監修されている少な くとも一つの暫定リストを記憶する請求の範囲１に記載の端末。 １１． 前記データベースは、前記メモリー内に保存される請求の範囲１に記 載の端末。 １２． 前記端末は、さらに、前記メモリー、前記少なくとも一つのデータ入 力装置、前記通信手段、前記データベース、前記メッセージ部分、および前記少 なくとも一つのコマンド入力装置と交信する処理装置を有する請求の範囲１に記 載の端末。 １３． 前記ユーザーが判別可能な品目データは、対応する品目コードに適用 できる栄養分データを含む請求の範囲１に記載の端末。 １４． 前記ユーザーが判別可能な品目データは、対応する品目コードを有す る品目の絵画的表示を含む端末。 １５． 前記注文に関係する情報は、前記注文処理システムから前記通信手段 を介して前記遠隔発注端末へ提供される販売促進情報を含む請求の範囲１に記載 の端末。 １６． 前記少なくとも一つのコマンド入力装置および前記メッセージ部分は 、全体として前記遠隔発注端末内に配置された接触感応式表示装置を有する請求 の範囲１に記載の端末。 １７． 前記少なくとも一つのコマンド入力装置は、マウス、ライトペン、ト ラックボール、およびエアマウスからなるグループから選ばれる請求の範囲１に 記載の端末。 １８． 前記少なくとも一つのデータ入力装置および前記少なくとも一つのコ マンド入力装置は、同じ少なくとも一つの装置である請求の範囲１に記載の端末 。 １９． 前記コマンド入力装置は、前記遠隔発注端末内に配置された少なくと も一つの機能キーを有する請求の範囲１に記載の端末。 ２０． 前記メモリーは、取りはずし自在の媒体をインターフェースするため の取りはずし自在の媒体インターフェースを有する請求の範囲１に記載の端末。 ２１． 前記データベースは、前記取りはずし自在の媒体内に保存される請求 の範囲２０に記載の端末。 ２２． ユーザー装置、中央コンピューター、販売業者データベース、および 通信リンクを有するシステムを用いて販売業者からユーザーがのぞむ少なくとも 一つの品目を遠隔発注するための方法において、前記少なくとも一つののぞむ品 目は、それに関連する独特の識別コードを有するように構成され、 前記ユーザー装置でユーザーが受信するために前記装置でアクセスできる識別 子データベース内に前記識別コードに対応する前記少なくとも一つの品目のユー ザーが認識可能な識別子を保存すること、 前記ユーザー入力識別コードの機械による認識によって、前記少なくとも一つ ののぞむ品目に対応する前記識別コードをユーザーが前記ユーザー装置に入力す ること、 前記入力識別コードに対応する前記ユーザーが認識可能な識別子を少なくとも 一つののぞむ品目のリストに蓄積すること、 ユーザーおよび販売業者識別子を有する取引識別子を前記ユーザー装置と選択 的に接続して前記販売業者データベースに対して前記ユーザーを識別すること、 前記ユーザー装置に指令して、前記中央コンピューターを介しまた前記通信リ ンクを通って前記ユーザー装置と前記販売業者識別子に対応する前記販売業者デ ータベースの間の交信を設定すること、 前記ユーザー装置識別子データベースに保存された前記ユーザーが認識可能な 識別子を前記販売業者データベースから提供される情報を用いて更新すること、 および、 品目識別コードを含む取引に固有の情報を前記ユーザー装置と前記販売業者デ ータベースの間でやりとりすること、を含む方法。 ２３． 前記識別コードを入力する前記ステップは、前記識別コードを前記ユ ーザー装置と交信するバーコード読み取り装置で走査することを含む請求の範囲 ２２に記載の方法。 ２４． 前記識別コードを入力する前記ステップは、複数の独特の製品に対応 する前記識別コードを入力することを含む請求の範囲２２に記載の方法。 ２５． 前記機械による認識によって前記識別コードをユーザーが入力するス テップは、バーコード検出回路による走査されたバーコードの処理を含む請求の 範囲２２に記載の方法。 ２６． 前記機械による認識によって前記識別コードをユーザーが入力するス テップは、キーボード、キーパッド、磁気ストライプ読み取り装置、および音声 認識回路からなるグループから選ばれた素子による入力データの処理を含む請求 の範囲２２に記載の方法。 ２７． 前記ユーザーが認識可能な識別子を前記少なくとも一つのリストに蓄 積する前記ステップは、さらに、前記ユーザーが認識可能な識別子を含む前記少 なくとも一つのリストを前記ユーザーが前記ユーザー装置で点検するステップを 含む請求の範囲２２に記載の方法。 ２８． 前記ユーザーが認識可能な識別子を前記少なくとも一つのリストに蓄 積する前記ステップは、さらに、前記ユーザーが認識可能な識別子を含む前記少 なくとも一つのリストを前記ユーザーが前記ユーザー装置で修正するステップを 含む請求の範囲２２に記載の方法。 ２９． 前記識別子データベースに保存するステップは、前記ユーザー装置内 に配置された識別子データベースに保存することからなる請求の範囲２２に記載 の方法。 ３０． 前記識別子データベースは、前記中央コンピューターとともに配置さ れる請求の範囲２２に記載の方法。 ３１． 前記ユーザーが認識可能な識別子を保存するステップは、前記識別コ ードに対応する品目のユーザーが読み取り可能な説明を保存することを含む請求 の範囲２２に記載の方法。 ３２． 前記ユーザーが読み取り可能な説明を保存するステップは、ユニット 価格を保存することを含む請求の範囲３１に記載の方法。 ３３． 前記ユーザーが読み取り可能な説明を保存するステップは、栄養分デ ータを保存する子とを含む請求の範囲３１に記載の方法。 ３４． 前記ユーザーが認識可能な識別子を保存するステップは、前記識別コ ードに対応する品目の絵画的表示を保存することを含む請求の範囲２２に記載の 方法。 ３５． 前記取引識別子を選択的に接続するステップは、ユーザー口座番号を 含めて前記ユーザーが前記販売業者データベースへアクセスするために必要な情 報を示すデータを選択的に接続することからなる請求の範囲２２に記載の方法。 ３６． 前記取引識別子を選択的に接続するステップは、前記ユーザー装置の 中から検索された前記取引識別子を前記通信リンクを通り前記中央コンピュータ ーを介して前記販売業者データベースへ伝送することを含む請求の範囲３５に記 載の方法。 ３７． 前記取引識別子を選択的に接続するステップは、前記ユーザー装置の 中に保存された前記取引識別子のリストから前記ユーザーが選択した取引識別子 を伝送することを含む請求の範囲３６に記載の方法。 ３８． 前記取引識別子を選択的に接続するステップは、前記ユーザー装置の 外部に配置されまたそれから独立した取引識別子を選択的に接続することを含む 請求の範囲３５に記載の方法。 ３９． 前記取引識別子を選択的に接続するステップは、前記取引識別子の機 械による認識によって前記取引識別子を前記ユーザー装置へ選択的に接続するこ とを含む請求の範囲３８に記載の方法。 ４０． 前記取引識別子の機械による認識によって選択的に接続するステップ は、バーコード検出・分析回路によって実行される請求の範囲３９に記載の方法 。 ４１． 前記ユーザー装置に指令するステップは、ユーザーが前記ユーザー装 置に接続されたユーザー応答素子を選択して前記交信を設定することからなる請 求の範囲２２に記載の方法。 ４２． 前記ユーザーが前記交信を設定するステップは、前記ユーザー装置内 に配置された接触感応式表示装置上である領域を選択することからなる請求の範 囲４１に記載の方法。 ４３． ユーザーが前記交信を設定する前記ステップは、前記ユーザー装置上 に配置された機能キーを選択することからなる請求の範囲４１に記載の方法。 ４４． 前記取引に固有の情報をやりとりするステップは、さらに、前記販売 業者データベースによって供給される宣伝および販売促進情報を前記ユーザー装 置へ送ることを含む請求の範囲２２に記載の方法。 ４５． 発注される少なくとも一つの品目の少なくとも一つの注文リストを処 理するための遠隔発注システムにおいて、各前記品目は対応する品目コードを有 するように構成され、前記システムは、 中央在庫品データベース、 前記品目コードに対応するユーザーが判別可能な品目データのユーザーに固有 のデータベース、 前記中央在庫品データベースから受け取ったユーザーが判別可能な品目データ を前記ユーザーに固有のデータベースに教えるため、前記ユーザーに固有のデー タベース内に含まれる品目データを前記中央在庫品データベースから受け取った 品目データで更新するため、および頻繁にアクセスされない品目データを前記ユ ーザーに固有のデータベースから削除するために前記中央在庫品データベースと 前記ユーザーに固有のデータベースの間の交信を設定するための中央処理手段、 前記少なくとも一つの注文リストを保守するために前記中央処理手段したがっ て前記ユーザーに固有のデータベースと交信するメモリー手段、および、 前記中央処理手段を介して前記中央在庫品データベースおよび前記ユーザーに 固有のデータベースと交信する注文装置出会って、前記注文装置は、 前記注文装置を前記中央処理手段とインターフェースさせるための通信手段 、 前記システムにユーザーおよび販売業者情報を提供するための識別子手段、 前記注文装置に前記品目コードを提供するための入力手段、 前記品目データを含めて注文に関係する情報をユーザーに提供するために前 記メモリー手段および前記中央処理手段と交信する表示装置、および、 前記表示装置および前記通信手段を制御するための管理手段であってユーザ ーおよび前記中央処理手段からの命令に応答する管理手段、を有する遠隔発注シ ステム。 ４６． 各前記品目コードは、複数の独特の製品に対応する請求の範囲４５に 記載のシステム。 ４７． 前記ユーザー入力識別コードは、バーコードからなる請求の範囲４５ に記載のシステム。 ４８． 前記入力手段は、バーコード読み取り装置およびバーコード検出回路 を有する請求の範囲４７に記載のシステム。 ４９． 前記中央在庫品データベースは、前記ユーザーが判別可能な品目デー タを含む請求の範囲４５に記載のシステム。 ５０． 前記中央在庫品データベースは、前記注文装置へ伝えられる販売促進 情報を含む請求の範囲４５に記載のシステム。 ５１． 前記中央在庫品データベースは、物理的に前記中央処理手段内に配置 される請求の範囲４５に記載のシステム。 ５２． 前記ユーザーに固有のデータベースは、物理的に前記中央処理手段内 に配置される請求の範囲４５に記載のシステム。 ５３． 前記ユーザーに固有のデータベースは、物理的に前記注文装置内に配 置される請求の範囲４５に記載のシステム。 ５４． 前記ユーザーが判別可能な品目データは、前記識別コードに対応する 品目のユーザーが読み取り可能な説明を含む請求の範囲４５に記載のシステム。 ５５． 前記ユーザーが読み取り可能な説明は、ユニット価格を含む請求の範 囲５４に記載のシステム。 ５６． 前記ユーザーが読み取り可能な説明は、栄養分データを含む請求の範 囲５４に記載のシステム。 ５７． 前記ユーザーが判別可能な品目データは、品目コードに対応する品目 の絵画的表示を含む請求の範囲４５に記載のシステム。 ５８． 前記ユーザーが判別可能な品目データがそれまでに前記ユーザーに固 有のデータベースに教えられていない場合には、前記品目データが前記ユーザー に固有のデータベースに教えられる請求の範囲４５に記載のシステム。 ５９． 前記ユーザーに固有のデータベース内の品目データが前記中央在庫品 データベースからの前記品目データと同じでない場合には、前記ユーザーが判別 可能な品目データは、前記ユーザーに固有のデータベースの中で更新される請求 の範囲４５に記載のシステム。 ６０． 前記ユーザーに固有のデータベースがあらかじめ定められた容量に達 したときには、前記頻繁にアクセスされない品目データは、前記ユーザーに固有 のデータベースから削除される請求の範囲４５に記載のシステム。 ６１． 前記中央処理手段は、さらに、前記中央在庫品データベースから前記 ユーザーに固有のデータベースへ販売促進情報を提供する請求の範囲４５に記載 のシステム。 ６２． 前記メモリー手段は、前記注文装置内に配置される請求の範囲４５に 記載のシステム。 ６３． 前記メモリー手段は、成形中央処理手段内に配置される請求の範囲４ ５に記載のシステム。 ６４． 前記少なくとも一つの注文リストは、さらに、少なくとも一つの現在 ユーザーが監修している暫定リストを含み、前記少なくとも一つの暫定リストは 、点検と修正のためにアクセス可能である請求の範囲４５に記載のシステム。 ６５． 前記識別子手段は、ユーザー口座番号を含めてユーザーが前記中央在 庫品データベースにアクセスするために必要な情報を示すデータを含む請求の範 囲４５に記載のシステム。 ６６． 前記識別子手段は、前記注文装置内に配置される請求の範囲６５に記 載のシステム。 ６７． 前記識別子手段は、前記ユーザーが前記注文装置内に保存された前記 識別子手段のリストから選択可能な請求の範囲６６に記載のシステム。 ６８． 前記識別子手段は、前記注文装置の外部にそれから独立して配置され る請求の範囲６５に記載のシステム。 ６９． 前記識別子手段は、前記識別子手段の機械による認識によって前記注 文装置と選択的に接続される請求の範囲６８に記載のシステム。 ７０． 前記取引識別子の機械による認識は、バーコード検出および分析回路 によって実行される請求の範囲６９に記載のシステム。 ７１． 前記表示装置は、さらに、ユーザーに販売促進情報を提供する請求の 範囲４５に記載のシステム。 ７２． 前記注文装置は、さらに、少なくとも一つのユーザーに応答する素子 を有する請求の範囲４５に記載のシステム。 ７３． 前記少なくとも一つのユーザーに応答する素子は、前記注文装置内に 配置された接触感応式表示装置上に一つの領域を有する請求の範囲７２に記載の システム。 ７４． 前記少なくとも一つのユーザーに応答する素子は、前記注文装置上に 配置された機能キーを有する請求の範囲７２に記載のシステム。 ７５． 前記少なくとも一つのユーザーに応答する素子は、外部の指示装置を 有する請求の範囲７２に記載のシステム。