JP2019079141A - 容器、決済装置、店舗システム、購入通知プログラム、決済プログラム、購入通知方法および決済方法 - Google Patents

容器、決済装置、店舗システム、購入通知プログラム、決済プログラム、購入通知方法および決済方法 Download PDF

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Abstract

【課題】商品の購入時における顧客の手間を軽減する。【解決手段】実施形態の店舗システムは、容器と、決済装置とを有する。容器は、商品と、商品の購入をリクエストする操作部とを表示するタッチスクリーン、および、操作部の操作に応じて、容器に対応する識別情報と、表示部に表示された商品についての購入リクエストを送信する送信部を有する。決済装置は、容器に対応する識別情報と、容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶する記憶部、および、容器に対応する識別情報と、容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、記憶部に記憶した決済情報を用いて、商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する処理部を有する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、容器、決済装置、店舗システム、購入通知プログラム、決済プログラム、購入通知方法および決済方法に関する。
従来、来店客に対する商品の販売は、レジカウンターに設置されたPOS端末での決済により行われている。例えば、居酒屋などでは、注文した商品について最後に纏めてPOS端末で決済を行う。また、前払い(プリペイド)の場合は、レジカウンターでの商品の受け取り時にPOS端末で決済を行う。
前払いの場合には、一度決済が済んだ後に、商品を持った顧客が店舗内に留まる場合がある。例えば、喫茶店などにおいては、顧客は前払いで購入したコーヒー等の飲料が入ったカップを店舗内のテーブルまで持っていき、テーブルに着席してから飲料を飲むこととなる。このように店舗内に留まる顧客に対しては、追加商品の購入を促すことが肝要である。追加商品の購入を促す手法としては、店舗従業員による商品紹介および店舗のテーブルや棚に設置した紙媒体や壁に提示した広告、宣伝情報を表示部に表示する飲料容器が知られている。
国際公開第2010/21061号 特開2014−13431号公報
しかしながら、前払い後に顧客が追加商品を購入しようとする場合は、再度レジカウンターを訪れて追加で商品を購入するための決済を行うこととなり、顧客にとっては手間である。
1つの側面では、商品の購入時における顧客の手間を軽減できる容器、決済装置、店舗システム、購入通知プログラム、決済プログラム、購入通知方法および決済方法を提供することを目的とする。
第1の案では、店舗システムは、容器と、決済装置とを有する。容器は、商品と、商品の購入をリクエストする操作部とを表示するタッチスクリーン、および、操作部の操作に応じて、容器に対応する識別情報と、表示部に表示された商品についての購入リクエストを送信する送信部を有する。決済装置は、容器に対応する識別情報と、容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶する記憶部、および、容器に対応する識別情報と、容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、記憶部に記憶した決済情報を用いて、商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する処理部を有する。
本発明の1実施態様によれば、商品の購入時における顧客の手間を軽減できる。
図1は、実施形態にかかる店舗システムの構成例を説明する説明図である。 図2は、実施形態にかかるIoT容器の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、実施形態にかかるIoT容器管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。 図4は、実施形態にかかる容器管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる来店客管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、実施形態にかかる配信ルールテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、実施形態にかかる第1端末の構成を示す機能ブロック図である。 図8は、実施形態にかかるPOS端末の構成を示す機能ブロック図である。 図9Aは、IoT容器の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図9Bは、IoT容器の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図9Cは、IoT容器の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図9Dは、IoT容器の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図9Eは、IoT容器の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図9Fは、IoT容器の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図10は、第1端末の編集画面の一例を示す図である。 図11は、実施形態にかかる店舗システムの処理の流れを説明する説明図である。 図12は、実施形態にかかる店舗システムの処理の流れを説明する説明図である。 図13は、実施形態にかかる店舗システムの処理の流れを説明する説明図である。 図14は、実施形態にかかる店舗システムの用途の一例を説明する説明図である。 図15は、実施形態にかかる店舗システムの用途の一例を説明する説明図である。 図16は、プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる容器、決済装置、店舗システム、購入通知プログラム、決済プログラム、購入通知方法および決済方法を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する容器、決済装置、店舗システム、購入通知プログラム、決済プログラム、購入通知方法および決済方法は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
[店舗システムの構成]
図1は、実施形態にかかる店舗システムの構成例を説明する説明図である。図1に示すように、店舗の店舗システム9は、IoT容器管理サーバ1と、第1端末2と、POS端末3(POS:Point of Sales)と、IoT容器4(IoT:Internet of Things)と、第2端末5とを有する。
IoT容器管理サーバ1は、店舗で用いるIoT容器4を管理するサーバ装置である。例えば、IoT容器管理サーバ1は、IoT容器4の表示部に表示させる対象の画像の登録を受け付け、IoT容器4または該IoT容器4の表示部の識別情報を取得すると、登録された画像を識別情報に対応づけられた送信先に送信する。そして、IoT容器管理サーバ1は、IoT容器4の表示部に画像を表示させる。すなわち、IoT容器管理サーバ1は、IoT容器4の表示部に、IoT容器4を利用する利用者(顧客)に応じた商品広告などの情報を自動的に表示させる。
ここでいうIoT容器4とは、通信機能および表示機能を備える容器のことをいい、本実施形態では、飲食サービスの店舗で商品として提供されるコーヒー等の飲料(ドリンク)を入れる容器のことをいう。このように、本実施形態において顧客の注文により提供される商品は、IoT容器4に注いで提供されるコーヒー等のドリンクである。なお、顧客の注文により提供される商品については、IoT容器4に収まるものであればドリンクに限定せず、例えばケーキなどの食べ物であってもよい。
IoT容器管理サーバ1は、第1端末2およびPOS端末3とネットワーク6を介して相互に通信可能に接続される。また、IoT容器管理サーバ1は、IoT容器4とネットワーク6を介して相互に通信可能に接続される。ここでいうネットワーク6は、例えば、WiFiであるが、これに限定されず、キャリア網などその他の通信網であってもよい。また、IoT容器4は、第2端末5とネットワーク7を介して相互に通信可能に接続される。ここでいうネットワーク7は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)などのBluetoothであるが、これに限定されず、IoT容器4と第2端末5とが通信可能に接続されればよい。なお、IoT容器管理サーバ1の構成は、後述するものとする。
第1端末2は、店舗の従業者用の端末の一例である。第1端末2は、例えば、タブレット端末であるが、これに限定されず、携帯可能なパーソナルコンピュータなどの端末であってもよい。一例として、第1端末2は、IoT容器4に表示させる画像の編集画面を表示したり、IoT容器4に表示させる画像の情報をIoT容器管理サーバ1に通知したりできればその他の種類の端末であってもよい。なお、第1端末2の構成は、後述するものとする。
POS端末3は、店舗に来店する顧客の顧客情報を識別し、顧客が購入した商品(例えば飲料)の売買取引を決済する。すなわち、POS端末3は、決済装置の一例である。
例えば、POS端末3は、顧客が提示する店舗固有のプリペイドカードまたは後述する来店客用の端末である第2端末5に表示される店舗固有のアプリケーション画面のバーコードを読み取り、顧客の顧客情報(来店客ID(IDentifier))を識別する。そして、POS端末3は、顧客情報に対して顧客が購入した飲料の売買取引を決済する。そして、POS端末3は、顧客と、顧客が購入した飲料の容器であるIoT容器4とを対応させるために、顧客の顧客情報をIoT容器管理サーバ1に送信し、顧客と対応するIoT容器4を識別する識別情報(IoT容器ID)を受信する。次いで、POS端末3は、決済した決済情報を記憶部に記憶する。決済情報には、例えば、識別した顧客情報(顧客のID)、商品名、価格、購買時刻、顧客と対応するIoT容器4の識別情報等が含まれる。なお、POS端末3の構成は、後述するものとする。
IoT容器4は、通信機能、表示機能、操作機能およびバーコードを備える容器である。例えば、IoT容器4は、IoT容器管理サーバ1から送信された画像を表示部に表示することが可能な容器である。また、IoT容器4は、所定の商品の購入を促す商品広告の画像が表示された際に、商品の購入のリクエストを送信するための操作を受け付け、受け付けた操作に応じて購入リクエストをIoT容器管理サーバ1に送信することが可能な容器である。また、IoT容器4は、他のIoT容器4と区別するためにバーコードを持つ容器である。かかるバーコードは、表示機能に表示されてもよいし、容器の側面に付けられてもよい。かかるバーコードは、後述するIoT容器IDに対応する。
なお、IoT容器4は、マグカップやタンブラーを含む飲料の容器であると説明したが、これに限定されず、食べ物の容器であってもよい。また、IoT容器4は、取っ手のある容器であっても、取っ手のない容器であってもよい。また、IoT容器4は、実際に飲料を入れる部分と、通信機能、表示機能および操作機能を有する部分とが分離可能であってもよい。例えば、IoT容器4は、容器と、容器ホルダーとを組み合わせたものであり、容器ホルダーが通信機能、表示機能および操作機能を有する構成であってもよい。なお、IoT容器4の構成は、後述するものとする。
第2端末5は、顧客用の端末の一例である。第2端末5は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話機であるが、これに限定されず、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯可能なパーソナルコンピュータなどの端末であってもよい。また、第2端末5は、店舗のテーブルなどに設置される端末であってもよいし、顧客が所持する端末であってもよい。一例として、第2端末5は、店舗固有のアプリケーション画面を表示したり、店舗固有のアプリケーションからIoT容器4の表示部に表示される画像を取り込んだり、参照したりできればその他の種類の端末であってもよい。なお、第2端末5にインストールされる店舗固有のアプリケーションのことを「モバイルアプリ」という場合がある。
[IoT容器4の構成]
図2は、実施形態にかかるIoT容器4の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、IoT容器4は、通信部41と、表示部42と、操作部43とを有する。
通信部41は、ネットワーク6(図1参照)を介してIoT容器管理サーバ1、POS端末3と通信を行う。また、通信部41は、ネットワーク7(図1参照)を介して第2端末5と通信を行う。通信部41は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部41は、送信部の一例である。
表示部42は、IoT容器4の側面に設置されたディスプレイであり、IoT容器管理サーバ1から送信される画像を表示する。表示部42は、例えば電子ペーパーであるが、これに限定されず、IoT容器4に取り付けられるとともに画像を表示できれば、その他の種類の表示機器であってもよい。
操作部43は、IoT容器4の側面に設置された操作ボタンであり、顧客からの入力操作を受け付ける。なお、表示部42および操作部43は、表示部42の上に透明なタッチセンサを配置した一体型のタッチスクリーンであってもよい。
IoT容器4は、IoT容器管理サーバ1からの通信により通知された商品広告などの表示対象の画像を表示部42に表示する。このとき、IoT容器4は、操作部43の入力操作により、表示部42に表示された画像に対する顧客の反応を受け付ける。次いで、IoT容器4は、操作部43の入力結果をIoT容器4内のメモリなどに設定された識別情報(IoT容器ID)とともにIoT容器管理サーバ1へ通知する。
例えば、IoT容器4は、IoT容器管理サーバ1からの通信により通知された、追加購入を促す商品の画像(例えば商品の外観や商品名)を表示部42に表示し、操作部43の「YES」/「NO」のボタン操作により購入の有無を受け付ける。
購入をリクエストするボタン操作(例えば「YES」ボタンの押下)があった場合、IoT容器4は、通信部41よりIoT容器IDとともに、表示中の商品を購入する購入リクエストをIoT容器管理サーバ1を介してPOS端末3に通知する。なお、IoT容器4は、IoT容器IDと、購入リクエストとを、IoT容器管理サーバ1を介することなく、直接POS端末3へ通知してもよい。
購入リクエストについては、配信された画像にかかる商品についての購入の有無を示す内容のものであればよく、例えば商品IDなどであってもよい。例えば、配信ルールテーブル133をもとに、配信画像133bとともに広告対象の商品IDがIoT容器管理サーバ1より通知される場合は、IoT容器4は、商品IDを購入リクエストとしてIoT容器管理サーバ1に通知する。IoT容器管理サーバ1では、商品IDを含む購入リクエストを、IoT容器IDとともに、そのままPOS端末3へ通知する。
また、配信画像133bとともに商品IDの通知がない場合は、IoT容器4は、単に購入有りを通知する。この場合、IoT容器管理サーバ1は、配信ルールテーブル133をもとに、配信した配信画像133bに対応する商品IDを特定することで、購入リクエストのあった商品を特定する。次いで、IoT容器管理サーバ1は、特定した商品IDを含む購入リクエストを、IoT容器IDとともに、POS端末3へ通知する。
購入をリクエストしないボタン操作(例えば「NO」ボタンの押下)があった場合、IoT容器4は、購入しない意思表示が顧客より示されたことから、表示部42における商品の画像を消去する。このとき、IoT容器4は、通信部41よりIoT容器IDとともに、配信効果なしの情報をIoT容器管理サーバ1へ通知してもよい。
[IoT容器管理サーバ1の構成]
図3は、実施形態にかかるIoT容器管理サーバ1の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、IoT容器管理サーバ1は、通信部11と、制御部12と、記憶部13とを有する。
通信部11は、ネットワーク6(図1参照)を介して第1端末2、POS端末3およびIoT容器4と通信を行う。通信部11は、例えば、NICなどによって実現される。
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)などの電子回路に対応する。そして、制御部12は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。ここでは、制御部12は、サーバアプリによって処理を実行するものとする。制御部12は、画像登録部121と、容器対応づけ部122と、容器利用記録部123と、画像送信部124と、画像変更部125と、解析部126とを有する。
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。記憶部13は、容器管理テーブル131と、来店客管理テーブル132と、配信ルールテーブル133と、画像134とを有する。
容器管理テーブル131は、各IoT容器4の情報を管理する。ここで、容器管理テーブル131のデータ構造を、図4を参照して説明する。
図4は、実施形態にかかる容器管理テーブル131のデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、容器管理テーブル131は、IoT容器ID131aと、アドレス131bと、来店客ID131cと、利用時間131dとを対応づけて記憶する。IoT容器ID131aは、IoT容器4またはIoT容器4の表示部42の識別情報を示す。アドレス131bは、IoT容器4のアドレスを示す。アドレス131bは、例えば、MAC(Media Access Control)アドレスであるが、これに限定されず、IoT容器4の宛先を示すアドレスであればよい。来店客ID131cは、顧客の顧客情報を示す。ここでいう顧客情報は、例えば、店舗固有のプリペイドカードまたは店舗固有のアプリケーション画面のバーコードを示す情報である。利用時間131dは、顧客がIoT容器4を利用する時間を示す。
一例として、IoT容器ID131aが「c000001」である場合に、アドレス131bとして「a0:b2:d3:7F:60:b5」、来店客ID131cとして「1000」が記憶されている。
図3に戻って、来店客管理テーブル132は、来店客に配信した画像の情報を管理する。ここで、来店客管理テーブル132のデータ構造を、図5を参照して説明する。
図5は、実施形態にかかる来店客管理テーブル132のデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、来店客管理テーブル132は、来店客ID132aと、配信画像132bと、時刻132cと、配信効果132dとを対応づけて記憶する。来店客ID132aは、顧客の顧客情報を示す。来店客ID132aは、容器管理テーブル131の来店客ID131cに対応する。配信画像132bは、顧客に対応づけられたIoT容器4に配信された画像を識別する情報を示す。画像を識別する情報には、例えば、画像の名称や画像の番号を含んでもよい。時刻132cは、配信画像132bが示す画像が配信された時刻を示す。配信効果132dは、配信画像132bに新たな利用または購入の効果があったか否かを示す情報を示す。効果があった場合には、一例として「○」が設定される。なお、配信効果132dの初期値には、一例として「−」が設定される。
一例として、来店客ID132aが「1000」である場合に、配信画像132bとして「アニメ画像20」、時刻132cとして「yyyy.mm.dd.hh.mm.ss0」が記憶されている。また、来店客ID132aが「1000」である場合に、配信画像132bとして「割引11」、時刻132cとして「yyyy.mm.dd.hh.mm.ss1」、配信効果132dとして「○」が記憶されている。
図3に戻って、配信ルールテーブル133は、配信ルールを管理する。なお、配信ルールテーブル133は、第1端末2によって登録される配信ルールを記憶してもよいし、システムの運用前に予め記憶してもよい。本実施形態では、配信ルールテーブル133は、第1端末2によって登録される配信ルールを記憶する場合を説明する。ここで、配信ルールテーブル133のデータ構造を、図6を参照して説明する。
図6は、実施形態にかかる配信ルールテーブル133のデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、配信ルールテーブル133は、配信条件133aと、配信画像133bと、配信画像133bによる広告などで追加購入を促す商品を示す商品IDとを対応づけて記憶する。配信条件133aは、画像が配信される条件を示す。配信条件133aは、例えば、顧客が店舗を利用した利用時間を用いた条件であるが、これに限定されず、特定の時刻を用いた条件やその他の条件であってもよい。配信画像133bは、配信条件133aに合致したときに配信される画像を識別する情報を示す。配信画像133bは、来店客管理テーブル132の配信画像132bに対応する。
一例として、配信条件133aが「利用時間が30分」である場合に、配信画像133bとして「イベント情報35」と、イベントで追加購入を促す商品を示す「商品AAA」の商品IDが記憶されている。配信条件133aが「利用時間がm1分」である場合に、配信画像133bとして「新商品情報100」と、追加購入を促す新商品を示す「商品BBB」の商品IDが記憶されている。
図3に戻って、画像134は、配信される画像である。以下、複数の画像134を区別するため「画像134a」、「画像134b」と記載する。特に区別せずに説明する場合には、「画像134」と記載する。画像134には、例えば、イラストを記載した画像134a、メッセージを記載した画像134bが含まれる。イラストを記載した画像134aには、例えば、アニメの画像が含まれる。メッセージを記載した画像134bには、例えば、割引の情報、新商品の情報、イベントの情報や新店舗の情報などが含まれる。画像134は、第1端末2の編集画面を用いて作成されたり、編集されたりし、記憶部13に登録される。なお、画像134には、画像のみならず文字も含まれる。
画像登録部121は、画像134を記憶部13に登録する。例えば、画像登録部121は、システムの運用前に、第1端末2の編集画面によって作成された画像134を受け付けると、画像134を記憶部13に追加する。また、画像登録部121は、システムの運用中に、第1端末2の編集画面によって編集された画像134を受け付けると、画像134を記憶部13に追加または変更する。
容器対応づけ部122は、顧客への商品販売により、IoT容器4の利用が開始された場合または購入が完了した場合に、IoT容器4と顧客とを対応づける。
例えば、容器対応づけ部122は、第1端末2からIoT容器4の識別情報を取得すると、以下の処理を行う。容器対応づけ部122は、取得した識別情報が容器管理テーブル131のIoT容器ID131aに記憶されていない場合には、当該識別情報が示す容器の利用が開始されたタイミングであると判断する。そして、容器対応づけ部122は、容器管理テーブル131に、IoT容器ID131aとして取得した識別情報、アドレス131bとして識別情報に対応するアドレスおよび利用時間131dとして「0」を対応づけて格納する。なお、識別情報に対応するアドレスは、予めアドレステーブルに保持しておけばよい。
また、容器対応づけ部122は、POS端末3から顧客の顧客情報を取得すると、現に容器管理テーブル131に格納したIoT容器ID131aに対応する来店客ID131cに当該顧客情報を格納する。これにより、容器対応づけ部122は、IoT容器4と顧客とを対応づけることができる。なお、顧客の顧客情報を取得するタイミングは、IoT容器4の利用が開始されたタイミングまたは購入が完了したタイミングのどちらでもよい。
容器利用記録部123は、IoT容器4の利用が開始されたタイミングからの時間経過を記録する。例えば、容器利用記録部123は、IoT容器4の利用が開始されたタイミングからタイマーを起動する。そして、容器利用記録部123は、容器管理テーブル131のIoT容器ID131aに対応する利用時間131dを更新する。
画像送信部124は、IoT容器4に対してIoT容器4に個別の画像を送信する。
例えば、画像送信部124は、第1端末2からIoT容器4の識別情報および配信画像の画像番号を取得すると、記憶部13に登録された画像134の中の取得した画像番号に対応する画像を識別情報に対応づけられた送信先のIoT容器4に送信する。これにより、画像送信部124は、IoT容器4に個別の画像、例えば追加購入を促す商品の画像を表示させることができる。
また、画像送信部124は、IoT容器4の識別情報を取得すると、IoT容器4の表示部42に表示させる画像を入力させる編集画面を第1端末2に表示させてもよい。そして、画像送信部124は、第1端末2からIoT容器4の識別情報および入力された配信画像を取得すると、取得した配信画像を識別情報に対応づけられた送信先のIoT容器4に送信する。これにより、画像送信部124は、IoT容器4の識別情報の取得に応じて編集画面を第1端末2に表示させることで、IoT容器4に表示させる対象の画像の編集を効率的に行わせることができる。
また、画像送信部124は、IoT容器4の識別情報と、IoT容器4で提供する飲料の情報を取得すると、飲料の情報と、IoT容器4の表示部42に表示させる画像を入力させる編集画面とを第1端末2に表示させてもよい。そして、画像送信部124は、第1端末2からIoT容器4の識別情報および入力された配信画像を取得すると、取得した配信画像を識別情報に対応づけられた送信先のIoT容器4に送信する。これにより、画像送信部124は、IoT容器4で提供する飲料の種類を確認させることができ、IoT容器4に表示させる対象の画像の入力を効率的に行わせることができる。
また、画像送信部124は、IoT容器4の識別情報と、IoT容器4で提供する飲料の情報を取得すると、記憶部13に登録された画像134の中の飲料の情報に対応する画像を識別情報に対応づけられた送信先のIoT容器4に送信してもよい。これにより、画像送信部124は、顧客が注文した飲料が何であるかをIoT容器4に表示させることで、顧客によって注文された飲料の種類を、顧客や飲料を顧客まで届ける従業員に確認させることができる。
また、画像送信部124は、IoT容器4の識別情報に対応づけられた顧客の来店客ID131cを容器管理テーブル131から取得する。そして、画像送信部124は、送信した画像の情報を、取得した来店客ID131cに対応づけて来店客管理テーブル132に格納する。
画像変更部125は、所定の条件に応じて、IoT容器4に表示させる画像を変更する。例えば、画像変更部125は、IoT容器4の利用が開始されたタイミングからの時間経過に応じて、IoT容器4に表示させる画像を変更する。一例として、画像変更部125は、配信ルールテーブル133を参照し、容器管理テーブル131のIoT容器4に対応する利用時間131dが配信条件133aに適合するか否かを判定する。そして、画像変更部125は、利用時間131dが配信条件133aに適合する場合には、適合した配信条件133aに対応する配信画像133bを、利用時間131dに対応するIoT容器4に対応づけられた送信先のIoT容器4に送信する。これにより、画像変更部125は、時間経過に応じてIoT容器4に提示する画像を変更することができる。
また、画像変更部125は、IoT容器4の識別情報に対応づけられた顧客の来店客ID131cを容器管理テーブル131から取得する。そして、画像送信部124は、変更した画像の情報を、取得した来店客ID131cに対応づけて来店客管理テーブル132に追加する。
解析部126は、IoT容器4に表示させた画像を利用して、新たな利用または購入が行われたか否かを解析する。例えば、解析部126は、POS端末3により蓄積された決済情報および来店客管理テーブル132に蓄積された情報に基づいて、配信画像に新たな利用または購入の効果があったか否かを解析する。
一例として、第2端末5が、モバイルアプリからIoT容器4の表示部42に表示される画像を取り込んだり、参照したりできる場合とする。かかる場合には、解析部126は、POS端末3から顧客の顧客情報とモバイルアプリで参照された配信画像の画像情報とを取得すると、来店客管理テーブル132の顧客情報に対応する配信画像に、取得した画像情報が設定されているか否かを判定する。そして、解析部126は、来店客管理テーブル132の顧客情報に対応する配信画像に、取得した画像情報が設定されていれば、この配信画像に新たな利用または購入の効果があったと解析できる。そして、解析部126は、来店客管理テーブル132のこの配信画像に対応する配信効果132dに効果があったことを示す「○」を設定する。なお、解析部126による解析は、例えば、顧客が新たに飲料を追加購入したり、新たにこの店舗を利用したりする場合が想定される。
また、別の一例として、解析部126は、ある顧客に対して、配信画像132bが配信された時刻132cの後に、同じ顧客の決済情報に購買履歴が有るか否かで判断してもよい。具体的には、画像変更部125が、配信ルールテーブル133に基づき、長期滞在する顧客のIoT容器4に「コーヒーのおかわり100円」という割引情報の画像を送信する。来店客管理テーブル132には、顧客に対応づけて送信した時刻132cおよび送信された割引情報の画像情報が格納される。解析部126は、この時刻132cの後に、決済情報に同じ顧客がコーヒーを100円で購入した履歴が記録されていれば、配信画像に新たな利用または購入の効果があったと解析できる。なお、解析部126による解析は、リアルタイム処理で行われてもよいし、バッチ処理で行われてもよい。これにより、解析部126は、配信画像の何らかの効果を解析することができる。
[第1端末2の構成]
図7は、実施形態にかかる第1端末2の構成を示す機能ブロック図である。図7に示すように、第1端末2は、通信部21と、制御部22と、記憶部23と、入力部24と、表示部25とを有する。
通信部21は、ネットワーク6(図1参照)を介してIoT容器管理サーバ1と通信を行う。通信部21は、例えば、NICなどによって実現される。
入力部24は、例えば、第1端末2を使用する従業者から各種の入力操作を受け付ける。例えば、入力部24は、IoT容器4に付けられたバーコードのスキャン操作を受け付ける。入力部24は、特定の識別情報を示すIoT容器4の表示部42に表示させる画像の選択の操作を受け付ける。入力部24は、特定の識別情報を示すIoT容器4の表示部42に表示させる画像の編集の操作を受け付ける。入力部24としては、例えば、キーボード、マウスやタッチパネルなどを用いることができる。
表示部25は、各種の情報を表示する。例えば、表示部25は、IoT容器管理サーバ1からの要求に基づいて、特定の識別情報を示すIoT容器4の表示部42に表示させる画像の編集画面を表示する。表示部25は、入力部24からの選択の操作に基づいて、選択された画像を表示する。表示部25は、入力部24からの編集の操作に基づいて、編集された画像を表示する。表示部25としては、一例として、各種の情報を表示するディスプレイを用いることができる。ここでいう編集画面は、IoT容器4の表示部42に表示させる画像を入力する画面であって画像の所定領域を編集することが可能な編集対象領域を含む。なお、編集画面の画面構成の一例は、後述する。
制御部22は、CPUなどの電子回路に対応する。そして、制御部22は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。ここでは、制御部22は、サーバアプリに対応する端末アプリによって処理を実行するものとする。制御部22は、ルール登録部221と、容器識別情報取得部222と、編集画像取得部223と、画像送信部224とを有する。
記憶部23は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。記憶部23は、配信ルールテーブル231と、画像232とを有する。
配信ルールテーブル231は、配信ルールを記憶する。なお、配信ルールテーブル231は、IoT容器管理サーバ1の配信ルールテーブル133と同様であるので、その説明を省略する。
画像232は、IoT容器4の表示部42に表示させる画像である。以下、複数の画像232を区別するため「画像232a」、「画像232b」と記載する。特に区別せずに説明する場合には、「画像232」と記載する。なお、画像232は、IoT容器管理サーバ1の画像134と同様であるので、その説明を省略する。
ルール登録部221は、配信ルールを登録する。例えば、ルール登録部221は、従業員から入力された配信条件および配信画像を対応づけて配信ルールテーブル231に登録する。そして、ルール登録部221は、配信ルールテーブル231を、IoT容器管理サーバ1に記憶させるためにIoT容器管理サーバ1に送信する。
容器識別情報取得部222は、IoT容器4の識別情報を取得する。例えば、容器識別情報取得部222は、入力部24からIoT容器4の識別情報を示すバーコードを識別情報として取得する。そして、容器識別情報取得部222は、取得した識別情報をIoT容器管理サーバ1に送信する。
編集画像取得部223は、編集画面を用いて入力された画像を取得する。例えば、編集画像取得部223は、識別情報に対応するIoT容器4の表示部42に表示させる画像に関し、編集画面を用いて入力された画像または当該画像の画像番号を取得する。これにより、第1端末2を使用する従業者は、IoT容器4に対応づけられた顧客の個々の情報や店舗内の状況に応じて、IoT容器4の表示部42に表示させる画像を入力したり、編集したりすることができる。顧客における個々の情報とは、一例として、来店客の年齢や雰囲気が挙げられる。顧客における店舗内の状況とは、一例として、顧客が店舗を利用する利用時間が挙げられる。
画像送信部224は、画像の情報をIoT容器管理サーバ1に送信する。例えば、画像送信部224は、編集画像取得部223によって取得された画像または当該画像の画像番号をIoT容器4の識別情報とともにIoT容器管理サーバ1に送信する。
[POS端末3の構成]
図8は、実施形態にかかるPOS端末3の構成を示す機能ブロック図である。図8に示すように、POS端末3は、通信部31と、制御部32と、記憶部33と、入力部34と、表示部35とを有する。
通信部31は、ネットワーク6(図1参照)を介してIoT容器管理サーバ1と通信を行う。通信部31は、例えば、NICなどによって実現される。
入力部34は、例えば、POS端末3を使用する従業者から各種の入力操作を受け付ける。例えば、入力部34は、顧客が提示する店舗固有のプリペイドカードまたは顧客用の端末である第2端末5に表示される店舗固有のアプリケーション画面のバーコードのスキャン操作を受け付ける。また、入力部34は、顧客が購入する商品を示す商品コード(商品ID)、数量などの入力操作を受け付ける。入力部34としては、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、ハンディスキャナなどを用いることができる。
表示部35は、各種の情報を表示する。例えば、表示部35は、顧客が提示する店舗固有のプリペイドカードまたは第2端末5に表示される店舗固有のアプリケーション画面のバーコードのスキャン操作により識別した顧客情報331を読み出して表示する。また、表示部35は、顧客が購入する商品として入力された商品IDに対応する商品情報332、購入数量、購入金額などの情報を表示する。
制御部32は、CPUなどの電子回路に対応する。そして、制御部32は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。ここでは、制御部32は、購入情報取得部321と、決済処理部322と、通知部323とを有する。
記憶部33は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。記憶部33は、顧客情報331と、商品情報332と、決済情報333とを有する。
顧客情報331は、顧客ごとの情報である。例えば、顧客情報331は、各顧客に割り当てられた識別情報(来店客ID)とともに、名前、性別、年齢、住所、支払情報などが含まれる。支払情報は、決済時の支払いに用いられるプリペイドカードやクレジットカードなどの情報である。POS端末3は、顧客を識別した識別情報をもとに顧客情報331の支払情報を参照することで、顧客が購入した商品の決済を行う。
商品情報332は、商品ごとの情報である。例えば、商品情報332は、各商品に割り当てられた識別情報(商品ID)とともに、商品名、商品カテゴリ、単価(販売価格)などが含まれる。
決済情報333は、決済ごとの決済内容を示す情報である。例えば、決済情報333は、識別した顧客情報(来店客ID)、商品名(商品ID)と数量、価格、購買時刻、顧客と対応するIoT容器4の識別情報等が含まれる。
購入情報取得部321は、顧客が商品を購入する際の情報(例えば顧客情報、IoT容器ID、購入する商品と数量など)を取得する。例えば、購入情報取得部321は、入力部34により入力された、顧客が提示する店舗固有のプリペイドカードまたは第2端末5に表示される店舗固有のアプリケーション画面のバーコードより、顧客の顧客情報(来店客ID)を識別する。また、購入情報取得部321は、顧客が購入する商品を示す商品コード(商品ID)、数量などを入力部34より取得する。また、購入情報取得部321は、通信部31を介してIoT容器4より受信した、IoT容器IDと、購入リクエストとを取得する。
決済処理部322は、顧客が購入する商品(例えば飲料)について、売買取引を決済する決済処理を行い、決済した内容を決済情報333に登録する。
例えば、決済処理部322は、購入情報取得部321より顧客が商品を購入する際の情報(例えば顧客情報、IoT容器ID、購入する商品と数量などを取得すると、商品を購入する顧客の顧客情報331を識別する。次いで、決済処理部322は、識別した顧客情報331の支払情報をもとに、顧客が購入した商品の売買取引を決済し、決済内容を決済情報333に登録(記憶)する。
また、決済処理部322は、IoT容器IDと、購入リクエストとをIoT容器4より受信すると、記憶部33に記憶した決済情報333を用いて、購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する。具体的には、決済処理部322は、IoT容器4より通知されたIoT容器IDをもとに、IoT容器4と対応する顧客の決済情報333を特定する。次いで、決済処理部322は、特定した決済情報333に含まれる顧客の識別情報(来店客ID)をもとに、購入リクエストのあった顧客の顧客情報331を識別する。次いで、決済処理部322は、識別した顧客情報331の支払情報をもとに、顧客が購入リクエストした商品の売買取引を決済し、決済内容を決済情報333に登録(記憶)する。
通知部323は、IoT容器管理サーバ1、第1端末2およびIoT容器4に対し、決済処理部322による決済に基づく各種の通知を通信部31を介して行う。例えば、通知部323は、顧客が購入した商品の容器であるIoT容器4とを対応させるために、顧客の顧客情報をIoT容器管理サーバ1に送信する。
また、通知部323は、IoT容器4からの購入リクエストによる決済が完了した場合、購入された商品の通知を第1端末2およびIoT容器4に対して行う。例えば、第1端末2に対しては、IoT容器4からの購入リクエストによる決済内容(例えば来店客IDに対応する顧客情報331、商品名、IoT容器IDなど)を通知する。第1端末2は、通知部323により通知された内容を表示部25に表示する。これにより、第1端末2を使用する従業員は、購入リクエストのあった商品を準備して顧客に対して届けることができる。
また、通知部323は、IoT容器4に対しては、購入した商品の画像(例えば商品外観、商品名など)を通知する。IoT容器4の表示部42は、購入した商品の画像を表示する。これにより、顧客または決済済みの商品を届ける従業員は、IoT容器4の表示部42を確認することで、購入済みの商品を確認できる。
[IoT容器4の表示部42に表示される画像]
次に、IoT容器4の表示部42に表示される画像例を、図9A〜図9Fを参照して説明する。図9Aは、IoT容器4の表示部42に表示される画像の一例を示す図である。図9Aに示すように、IoT容器4には、割引の情報を示す画像が表示されている。ここでは、割引の情報として、「10% OFF」が表示されている。例えば、画像変更部125は、来店客管理テーブル132に基づき、IoT容器4のIoT容器IDに対応する利用時間が所定の時間を経過したとき、割引の情報を示す配信画像をIoT容器4の表示部42に表示させる。そして、IoT容器4では、操作部43により表示部42に表示された「10% OFF」に対する顧客の反応を受け付ける。
図9B〜図9Fは、IoT容器4の表示部42に表示される画像の別の例を示す図である。図9Bに示すように、表示部42には、商品の追加購入を促す広告を示す画像が表示されている。ここでは、広告を示す情報として「One more XXX 本日営業終了まで有効」が表示されている。顧客は、操作部43のボタン操作(「YES」ボタンの押下操作)により、商品「XXX」の追加購入を通知できる。
図9Cに示すように、IoT容器4の表示部42には、広告を示す画像が表示されている。ここでは、広告を示す情報として「New Arrival 期間限定 xxx 2017/mm/dd〜」が表示されている。顧客は、操作部43のボタン操作により、表示された「New Arrival 期間限定 xxx 2017/mm/dd〜」に対する反応を通知できる。
図9Dに示すように、IoT容器4の表示部42には、イベントの情報を示す画像が表示されている。ここでは、イベントの情報として「Event Information XXX Seminar 2017/mm/dd hh〜」が表示されている。顧客は、操作部43のボタン操作により、表示された「Event Information XXX Seminar 2017/mm/dd hh〜」に対する反応を通知できる。
図9Eに示すように、IoT容器4の表示部42には、新店舗の情報を示す画像が表示されている。ここでは、新店舗の情報として「New Shop Open XXX店 2017/mm/dd〜」が表示されている。顧客は、操作部43のボタン操作により、表示された「New Shop Open XXX店 2017/mm/dd〜」に対する反応を通知できる。
図9Fに示すように、IoT容器4の表示部42には、その他のIoT容器4個別の情報を示す画像が表示されている。ここでは、IoT容器4個別の情報として「XXXさん、Have a nice day!」が表示されている。顧客は、操作部43のボタン操作により、表示された「XXXさん、Have a nice day!」に対する反応を通知できる。
[第1端末2の表示部25に表示される編集画面]
次に、第1端末2の表示部25に表示される編集画面例を、図10を参照して説明する。図10は、第1端末2の編集画面の一例を示す図である。図10に示すように、表示画面を含む画面の一例として、IoTコミュニケーションプラットフォーム画面D0が表わされている。IoTコミュニケーションプラットフォーム画面D0には、メニュー画面m0が含まれる。メニュー画面m0の中の作成・編集ボタンm1が選択されると、IoT容器4のイメージ図を表示する画面d1と、編集画面d2と、メッセージ一覧の画面d3が表示される。編集画面d2は、IoT容器4の表示部42に表示させる画像の所定領域を編集することが可能な編集対象領域d21を含んでいる。例えば、従業員は、特定のIoT容器4の表示部42に表示させる画像を、適宜メッセージ一覧の画面d3を参照しながら、編集画面d2の編集対象領域d21で編集することができる。従業員は、編集の都度、IoT容器4に表示される画像を画面d1で確認することができる。
[店舗システム9の処理シーケンス]
図11〜図13は、実施形態にかかる店舗システム9の処理の流れを説明する説明図である。図11では、来店客(顧客)が飲料注文した場合に、来店客個別の画像を従業員が選択し、IoT容器管理サーバ1が選択された画像を来店客に対応するIoT容器4に表示させる場合を説明する。なお、図10の中の破線は、人間が行う処理である。
図11に示すように、来店客は、店舗に入店し、飲料を注文する(S11、S12)。そして、来店客は、所持する第2端末5にインストールされたモバイルアプリにより決済する(S13)。なお、決済は、モバイルアプリの代わりにモバイルアプリと連携済みのプリペイドカードで行われてもよい。
飲料の注文を受け付けた店舗の従業員は、IoT容器4に付けられたバーコードをスキャンする(S14)。かかるIoT容器4から読み取られたバーコードが、IoT容器4の識別情報である。また、従業員は、モバイルアプリ画面のバーコードをスキャンする(S15)。かかるモバイルアプリ画面から読み取られたバーコードが、来店客の顧客情報である。
IoT容器4に付けられたバーコードの操作を受け付けた第1端末2は、バーコードを取得し、IoT容器4を識別する(S16)。そして、第1端末2は、取得したバーコードをIoT容器管理サーバ1に送信する。
バーコードを受け付けたIoT容器管理サーバ1は、バーコードに対応するIoT容器4の店舗内での利用の記録を開始する(S17)。すなわち、IoT容器管理サーバ1は、IoT容器4の利用が開始されたタイミングからの時間経過を記録する。例えば、IoT容器管理サーバ1は、バーコードが容器管理テーブル131のIoT容器ID131aに記憶されていないので、IoT容器4の利用が開始されたタイミングであると判断する。そして、IoT容器管理サーバ1は、容器管理テーブル131にバーコード、バーコードに対応するアドレス、利用時間としての「0」を対応づけて格納する。そして、IoT容器管理サーバ1は、バーコードに対応したタイマーを起動し、IoT容器4の利用が開始されたタイミングからの時間経過を記録する。
一方、モバイルアプリ画面のバーコードのスキャン操作を受け付けたPOS端末3は、バーコードを取得し、来店客を示す顧客情報を識別する(S18)。そして、POS端末3は、決済処理を行う(S19)。そして、POS端末3は、取得した顧客情報をIoT容器管理サーバ1に送信する。
顧客情報を受け付けたIoT容器管理サーバ1は、顧客情報と、利用が開始されたIoT容器4とを対応づける(S20)。例えば、IoT容器管理サーバ1は、容器管理テーブル131のIoT容器ID131aに対応する来店客ID131cに顧客情報を格納する。なお、IoT容器管理サーバ1は、顧客情報と対応するIoT容器4の識別情報(IoT容器ID131a)をPOS端末3に通知する。これにより、POS端末3は、決済処理で登録した決済情報333とともに、決済した顧客に対応するIoT容器4の識別情報を対応付けて登録する。
店舗の従業員は、来店客と対応づけられたIoT容器4の表示部42に表示するメッセージを選択する(S21)。例えば、メッセージの選択は、編集画面を用いて選択される。
メッセージの情報を受け付けた第1端末2は、当該メッセージの情報およびIoT容器4の識別情報をIoT容器管理サーバ1に送信し(S22A)、IoT容器管理サーバ1は、メッセージを識別情報に対応づけられたアドレスのIoT容器4に送信する(S22B)。メッセージの情報は、メッセージそのものであってもよいし、メッセージの番号であってもよい。また、メッセージは、画像であっても文字であってもよい。
メッセージを受け付けたIoT容器4は、表示部42にメッセージを表示する(S23)。一方、メッセージを送信したIoT容器管理サーバ1は、IoT容器4に送信したメッセージの情報を、配信履歴として来店客管理テーブル132に記録する(S24)。例えば、IoT容器管理サーバ1は、IoT容器4の識別情報に対応づけられた来店客の顧客情報を容器管理テーブル131から取得する。そして、IoT容器管理サーバ1は、送信したメッセージの情報を、取得した顧客情報に対応づけて来店客管理テーブル132に追加する。
そして、来店客は、商品(飲料)が入れられたIoT容器4を受け取る(S25)。
この後、店舗の従業員が、来店客より使用後のIoT容器4を受け付け、IoT容器4を返却する(S26)。
IoT容器4の返却を受け付けたIoT容器管理サーバ1は、返却されたIoT容器4の店舗内での利用記録を終了する(S27)。例えば、IoT容器管理サーバ1は、IoT容器4の識別情報に対応したタイマーを停止し、時間経過の記録を終了する。一方、IoT容器4の返却を受け付けられた来店客は、退店する(S28)。
図12では、来店客の店舗内の状況が配信ルールに適合した場合に、適合した配信ルールに対応する広告の画像をIoT容器管理サーバ1が特定し、特定した画像を来店客に対応するIoT容器4に表示させる場合を説明する。なお、図12の中の破線は、人間が行う処理である。
図12に示すように、店舗の従業員によって入力された配信ルールを受け付けた第1端末2は、受け付けた配信ルールを配信ルールテーブル231に登録する(S31、S32)。例えば、第1端末2は、配信条件および広告の配信画像を対応づけた配信ルールを配信ルールテーブル231に登録する(S32)。そして、第1端末2は、登録した配信ルールをIoT容器管理サーバ1に送信する。
配信ルールを受け付けたIoT容器管理サーバ1は、受け付けた配信ルールを記憶部13の配信ルールテーブル133に設定する(S33)。この後、IoT容器管理サーバ1は、配信ルールテーブル133を参照し、来店客の店舗内の状況が配信ルールに適合するか否かを判定する(S34)。例えば、IoT容器管理サーバ1は、配信ルールテーブル133を参照し、容器管理テーブル131のIoT容器4に対応する利用時間131dが配信条件133aに適合するか否かを判定する。
来店客の店舗内の状況が配信ルールに適合しないと判定した場合には(S34;No)、IoT容器管理サーバ1は、処理をS34に移行する。一方、来店客の店舗内の状況が配信ルールに適合すると判定した場合には(S34;Yes)、IoT容器管理サーバ1は、適合した配信ルールに対応する配信画像を示す広告を利用時間131dに対応するアドレス131bのIoT容器4に送信する(S35)。
メッセージを受け付けたIoT容器4は、表示部42に広告を表示する(S36)。一方、メッセージを送信したIoT容器管理サーバ1は、IoT容器4に送信した広告の情報を、履歴として来店客管理テーブル132に記録する(S37)。例えば、IoT容器管理サーバ1は、IoT容器4の識別情報に対応づけられた来店客の顧客情報を容器管理テーブル131から取得する。そして、IoT容器管理サーバ1は、送信した広告の情報を、顧客情報に対応づけて来店客管理テーブル132に追加する。
この後、来店客は、飲料を注文したとする(S38)。すると、来店客は、所持する第2端末5にインストールされたモバイルアプリにより決済する(S39)。なお、決済は、モバイルアプリの代わりにモバイルアプリと連携済みのプリペイドカードで行われてもよい。
飲料の注文を受け付けた店舗の従業員は、モバイルアプリ画面の広告をスキャンする(S40)。かかるモバイルアプリ画面から読み取られた広告が、IoT容器4に表示された広告を取り込んだり、参照したりした情報であるとする。また、従業員は、モバイルアプリ画面のバーコードをスキャンする(S41)。かかるモバイルアプリ画面から読み取られたバーコードが、来店客の顧客情報である。
モバイルアプリ画面のバーコードのスキャン操作および広告のスキャン操作を受け付けたPOS端末3は、バーコードを取得し、来店客を示す顧客情報を識別する(S42)。そして、POS端末3は、決済処理を行う(S43)。そして、POS端末3は、取得した顧客情報および広告の情報をIoT容器管理サーバ1に送信する。
顧客情報および広告の情報を受け取ったIoT容器管理サーバ1は、広告の利用を記録する(S44)。例えば、IoT容器管理サーバ1は、来店客管理テーブル132の顧客情報に対応する配信画像に、受け取った広告の情報が設定されていれば、当該配信画像に対応する配信効果132dに効果があったことを示す「○」を設定する。
一方、決済処理が完了すると、来店客は、IoT容器4を受け取る(S45)。この後、来店客が、退店するまでの間、店舗システム9は、S33〜S45の処理を繰り返す。
図13では、来店客の店舗内の状況が配信ルールに適合した場合に、適合した配信ルールに対応する商品のクーポンを示す画像をIoT容器管理サーバ1が特定し、特定した画像を来店客に対応するIoT容器4に表示させる。そして、来店客がIoT容器4に表示されたクーポンにかかる商品を操作部43の操作によりリクエストする場合を説明する。なお、図13の中の破線は、人間が行う処理である。
図13に示すように、店舗の従業員によって入力された商品のクーポンと、配信ルールとを受け付けた第1端末2は、受け付けたクーポンと、配信ルールとを配信ルールテーブル231に登録する(S51、S52)。例えば、第1端末2は、配信条件、広告の配信画像、商品の商品IDを対応づけた配信ルールを配信ルールテーブル231に登録する(S52)。そして、第1端末2は、登録した配信ルールをIoT容器管理サーバ1に送信する。
配信ルールを受け付けたIoT容器管理サーバ1は、受け付けた配信ルールを記憶部13の配信ルールテーブル133に設定する(S53)。この後、IoT容器管理サーバ1は、配信ルールテーブル133を参照し、来店客の店舗内の状況が配信ルールに適合するか否かを判定する(S54)。例えば、IoT容器管理サーバ1は、配信ルールテーブル133を参照し、容器管理テーブル131のIoT容器4に対応する利用時間131dが配信条件133aに適合するか否かを判定する。
来店客の店舗内の状況が配信ルールに適合しないと判定した場合には(S54;No)、IoT容器管理サーバ1は、処理をS54に移行する。一方、来店客の店舗内の状況が配信ルールに適合すると判定した場合には(S54;Yes)、IoT容器管理サーバ1は、適合した配信ルールに対応するクーポン(配信画像を示す広告)を利用時間131dに対応するアドレス131bのIoT容器4に送信する(S55)。
メッセージを受け付けたIoT容器4は、表示部42にクーポンを表示する(S56)。一方、メッセージを送信したIoT容器管理サーバ1は、IoT容器4に送信したクーポンの情報を、履歴として来店客管理テーブル132に記録する(S57)。例えば、IoT容器管理サーバ1は、IoT容器4の識別情報に対応づけられた来店客の顧客情報を容器管理テーブル131から取得する。そして、IoT容器管理サーバ1は、送信したクーポンの情報を、顧客情報に対応づけて来店客管理テーブル132に追加する。
この後、来店客は、操作部43における購入ボタン(「YES」ボタン)の押下操作により、クーポンの商品についての購入リクエストを指示したものとする(S58)。なお、IoT容器4と顧客情報とは、図11に例示した流れにより連携済みであるものとする。ただし、プリペイドカードによるデポジットあり、または、クレジットカード連携でオートチャージができる状態であるものとする。
購入ボタンの押下操作により、IoT容器4は、IoT容器IDとともに、クーポンの商品についての購入通知(購入リクエスト)をPOS端末3に行う(S59)。
POS端末3は、IoT容器4より通知されたIoT容器IDをもとに、IoT容器4と対応する顧客の決済情報333を識別する(S60)。次いで、POS端末3は、決済情報333に含まれる顧客の識別情報(来店客ID)をもとに、購入通知のあった顧客の顧客情報331を識別し、顧客情報331を用いて購入通知のあった商品の決済処理を行う(S61)。
次いで、POS端末3は、決済処理が完了した場合、購入された商品の通知を第1端末2およびIoT容器4に対して行う(S62、S63)。これにより、第1端末2では、購入されたクーポンの商品についての購入通知が入力部24に表示される(S62)。また、IoT容器4の表示部42には、購入された商品が表示される(S63)。
また、POS端末3は、取得した顧客情報および広告の情報をIoT容器管理サーバ1に送信する。顧客情報および広告の情報を受け取ったIoT容器管理サーバ1は、広告の利用を記録する(S64)。例えば、IoT容器管理サーバ1は、来店客管理テーブル132の顧客情報に対応する配信画像に、購入リクエストがあったこと(広告効果あり)を示す「○」を配信効果132dに設定する。これにより、店舗側は、広告の情報に効果があったか否かを判別できる。
次いで、第1端末2より購入通知を確認した店舗の従業員は、商品を準備し(S65)、来店客に商品を届ける。これにより、来店客は、レジカウンターまで出向くことなく、商品を受け取ることができる(S66)。
[店舗システム9の用途]
図14、図15は、実施形態にかかる店舗システム9の用途の一例を示す図である。図14、図15は、飲食店の店舗の一例である。IoT容器管理サーバ1は、IoT容器4、レジ前にある第1端末2およびPOS端末3とそれぞれWiFiで接続されている。そして、IoT容器4は、第2端末5とBLEで接続されている。図14、15では、複数の来店客のうち来店客Gに着目して説明する。
図14に示すように、来店客Gが飲料を注文すると、従業員が第1端末2を用いて飲料を入れるIoT容器4のバーコードをスキャンし、POS端末3を用いて来店客Gの第2端末5のモバイルアプリ画面のバーコードをスキャンする。IoT容器4のバーコード(識別情報)とモバイルアプリ画面のバーコード(顧客情報)とを受け付けたIoT容器管理サーバ1は、IoT容器4と来店客Gとを対応づける。そして、<1>従業員は、例えば、来店客Gの年齢や雰囲気などの来店客情報から、第1端末2の端末アプリを用いて、WiFi経由で対象のIoT容器4の表示部42を書き換える。<2>従業員は、注文された飲料が入ったIoT容器4を引き渡す。<3>その後、IoT容器管理サーバ1は、例えば、設定された配信ルールやAI(Artificial Intelligence)の活用により、対象のIoT容器4の表示部42にメッセージを表示させるために、WiFi経由で対象のIoT容器4にメッセージを配信する。<4>来店客Gは、第2端末5のモバイルアプリから表示部42に表示された情報を参照することが可能である。
これにより、店舗システム9は、来店客Gの来店客情報や来店客Gの店舗内の状況に応じて、来店客Gに対応づけられるIoT容器4に適切なメッセージを表示することができる。
また、図15に示すように、<1>従業員Tは、例えば、来店客Gの年齢や雰囲気などの来店客情報から、第1端末2の端末アプリを用いて、WiFi経由で対象のIoT容器4の表示部42を書き換え、商品のクーポンを配信する。<2>来店客Gは、IoT容器4に配信され、表示部42に表示されたクーポンを確認し、商品を購入する場合は操作部43の「YES」ボタンを押下する。<3>IoT容器4より商品購入がPOS端末3に通知されると、POS端末3は商品購入に対する決済を行う。<4>POS端末3からの決済完了後の通知により、IoT容器管理サーバ1は、来店客Gのクーポンに対する反応(購入あり)を記録する。<5>決済完了後にPOS端末3は、決済済みの商品の提供を促すメール配信などにより、購入された商品を第1端末2に通知する。<6>従業員Tは、通知のあった商品を準備し、商品購入者(来店客G)に商品を届ける。
これにより、来店客Gは、レジカウンターまで出向くことなく、商品を購入することができる。このように、店舗システム9は、商品の購入時における来店客Gの手間を軽減することができる。
なお、本実施形態では、容器対応づけ部122は、第1端末2からIoT容器4の識別情報を取得してから、POS端末3から来店客の顧客情報を取得し、取得した識別情報と顧客情報とを対応づけると説明した。しかしながら、容器対応づけ部122は、これに限定されず、POS端末3から来店客の顧客情報を取得してから、第1端末2からIoT容器4の識別情報を取得し、取得した識別情報と顧客情報とを対応づけてもよい。かかる場合には、容器対応づけ部122は、POS端末3から来店客の顧客情報を取得すると、容器管理テーブル131について、来店客ID131cとして顧客情報、利用時間131dとして「0」を対応づけて格納する。そして、容器対応づけ部122は、第1端末2からIoT容器4の識別情報を取得すると、現に容器管理テーブル131に格納した来店客ID131cに対応するIoT容器ID131aに当該識別情報を格納すればよい。
また、実施形態では、画像変更部125は、IoT容器4の利用が開始されたタイミングからの時間経過に応じて、IoT容器4に表示させる画像を変更すると説明した。しかしながら、画像変更部125は、これに限定されず、IoT容器4に取り付けられたセンサの情報に応じて、IoT容器4に表示させる画像を変更してもよい。ここでいうセンサとは、例えば、温度センサや圧力センサが挙げられる。
例えば、センサが、温度センサであるとする。かかる場合には、IoT容器管理サーバ1は、利用されているIoT容器4の温度センサからIoT容器4の温度を、所定時間ごとに取得する。そして、画像変更部125は、容器管理テーブル131を参照し、取得した温度が予め定められた配信条件に適合する場合には、適合した配信条件に対応する配信画像を、取得した温度に対応するIoT容器4に送信すればよい。配信ルールテーブル133には、一例として、配信条件133aとして「温度が100℃」、配信画像133bとして「Hotだから注意してね」が記憶されればよい。別の例として、配信条件133aとして「温度が80℃〜90℃」、配信画像133bとして「飲み頃です!」が記憶されればよい。
[実施形態の効果]
以上のように、IoT容器4は、商品を表示する表示部42と、表示された商品についての購入リクエストを送信するための操作部43とを有する。また、IoT容器4は、操作部43による操作に応じて、IoT容器4に対応する識別情報と、商品についての購入リクエストを送信する通信部41を有する。これにより、IoT容器4を所持する顧客は、レジカウンターに訪れることなく、商品の購入を指示できる。
また、IoT容器4の表示部42は、購入リクエストの送信に応じて行われる決済の完了に応じて、購入した商品の画像を表示する。これにより、購入した商品を表示部42より確認できる。
また、POS端末3は、IoT容器4に対応する識別情報と、IoT容器4に入れて提供される商品の決済情報333を記憶する記憶部33を有する。また、POS端末3は、IoT容器4に対応する識別情報と、IoT容器4に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、記憶部33に記憶した記憶部33を用いて、商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する商品情報332を有する。これにより、顧客は、POS端末3(例えばPOS端末3が設置されたレジカウンター)まで出向くことなく、購入した商品の決済を行うことができる。
[その他]
なお、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、IoT容器管理サーバ1、POS端末3およびIoT容器4で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウエア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の実施形態で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施形態と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータ(ハードウエア)の一例を説明する。図16は、プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図16に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体211からプログラムなどを読取る読取装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD等の記憶装置205を有する。そして、メモリ201、CPU203、記憶装置205、表示制御部207、読取装置213、入力装置215および通信制御部217は、バス219で接続されている。
読取装置213は、例えばリムーバブルディスクや半導体メモリ等の記憶媒体211用の装置である。記憶装置205は、各種処理機能にかかるプログラム205a(例えば購入通知プログラム、決済プログラム)を記憶する。
CPU203は、プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開し、プロセスとして実行する。かかるプロセスは、IoT容器管理サーバ1、POS端末3およびIoT容器4の各機能部に対応する。プログラム関連情報205bは、プログラム205aの処理にかかる情報であり、容器管理テーブル131、来店客管理テーブル132、配信ルールテーブル133および画像134などに対応する。そして、例えば記憶媒体211が、プログラム205aなどの各情報を記憶する。記憶媒体211は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。
なお、プログラム205aについては、必ずしも最初から記憶装置205に記憶させておかなくてもよい。例えば、コンピュータ200に挿入される記憶媒体211である「可搬用の物理媒体」に当該プログラム205aを記憶させておく。そして、コンピュータ200が記憶媒体211からプログラム205aを読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこのプログラム205aを記憶させておき、コンピュータ200がこれらからプログラム205aを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)容器おいて、
商品と、前記商品の購入をリクエストする操作部とを表示するタッチスクリーンと、
前記操作部の操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、表示部に表示された商品についての購入リクエストを送信する送信部と、
を備えたことを特徴とする容器。
(付記2)前記タッチスクリーンは、前記購入リクエストの送信に応じて行われる決済の完了に応じて、購入した商品の画像を表示する、
ことを特徴とする付記1に記載の容器。
(付記3)容器において、
商品を表示する表示部と、
表示された商品についての購入リクエストを送信するための操作部と、
前記操作部による操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、前記商品についての購入リクエストを送信する送信部と、
を備えたことを特徴とする容器。
(付記4)前記表示部は、前記購入リクエストの送信に応じて行われる決済の完了に応じて、購入した商品の画像を表示する、
ことを特徴とする付記3に記載の容器。
(付記5)前記商品は、前記容器に注いで提供可能なドリンクである、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか一に記載の容器。
(付記6)容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶する記憶部と、
前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、前記記憶部に記憶した前記決済情報を用いて、前記商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する処理部と、
を備えたことを特徴とする決済装置。
(付記7)商品と、前記商品の購入をリクエストする操作部とを表示するタッチスクリーン、および、前記操作部の操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、表示部に表示された商品についての購入リクエストを送信する送信部を有する容器と、
前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶する記憶部、および、前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、前記記憶部に記憶した前記決済情報を用いて、前記商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する処理部を有する決済装置と、
を有することを特徴とする店舗システム。
(付記8)商品を表示する表示部、表示された商品についての購入リクエストを送信するための操作部、および、前記操作部による操作に応じて、自容器に対応する識別情報と、前記商品についての購入リクエストを送信する送信部を有する容器と、
前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶する記憶部、および、前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、前記記憶部に記憶した前記決済情報を用いて、前記商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する処理部を有する決済装置と、
を有することを特徴とする店舗システム。
(付記9)容器のコンピュータに、
商品と、前記商品の購入をリクエストする操作部とをタッチスクリーンに表示し、
前記操作部の操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、表示部に表示された商品についての購入リクエストを送信する、
処理を実行させることを特徴とする購入通知プログラム。
(付記10)前記表示する処理は、前記購入リクエストの送信に応じて行われる決済の完了に応じて、購入した商品の画像を前記タッチスクリーンに表示する、
ことを特徴とする付記9に記載の購入通知プログラム。
(付記11)容器のコンピュータに、
表示部に商品を表示し、
表示された商品についての購入リクエストを送信するための操作部による操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、前記商品についての購入リクエストを送信する、
処理を実行させることを特徴とする購入通知プログラム。
(付記12)前記表示する処理は、前記購入リクエストの送信に応じて行われる決済の完了に応じて、購入した商品の画像を表示する、
ことを特徴とする付記11に記載の購入通知プログラム。
(付記13)容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶部に記憶し、
前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、前記記憶部に記憶した前記決済情報を用いて、前記商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする決済プログラム。
(付記14)容器のコンピュータが、
商品と、前記商品の購入をリクエストする操作部とをタッチスクリーンに表示し、
前記操作部の操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、表示部に表示された商品についての購入リクエストを送信する、
処理を実行することを特徴とする購入通知方法。
(付記15)前記表示する処理は、前記購入リクエストの送信に応じて行われる決済の完了に応じて、購入した商品の画像を前記タッチスクリーンに表示する、
ことを特徴とする付記14に記載の購入通知方法。
(付記16)容器のコンピュータが、
表示部に商品を表示し、
表示された商品についての購入リクエストを送信するための操作部による操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、前記商品についての購入リクエストを送信する、
処理を実行することを特徴とする購入通知方法。
(付記17)前記表示する処理は、前記購入リクエストの送信に応じて行われる決済の完了に応じて、購入した商品の画像を表示する、
ことを特徴とする付記16に記載の購入通知方法。
(付記18)容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶部に記憶し、
前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、前記記憶部に記憶した前記決済情報を用いて、前記商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする決済方法。
1…IoT容器管理サーバ
2…第1端末
3…POS端末
4…IoT容器
5…第2端末
6、7…ネットワーク
9…店舗システム
11、21、31、41…通信部
12、22、32…制御部
13、23、33…記憶部
24、34…入力部
25、35、42…表示部
43…操作部
121…画像登録部
122…容器対応づけ部
123…容器利用記録部
124…画像送信部
125…画像変更部
126…解析部
131…容器管理テーブル
131a…IoT容器ID
131b…アドレス
131c…来店客ID
131d…利用時間
132…来店客管理テーブル
132a…来店客ID
132b…配信画像
132c…時刻
132d…配信効果
133、231…配信ルールテーブル
133a…配信条件
133b…配信画像
134、134a、134b、232、232a、232b…画像
200…コンピュータ
221…ルール登録部
222…容器識別情報取得部
223…編集画像取得部
224…画像送信部
321…購入情報取得部
322…決済処理部
323…通知部
331…顧客情報
332…商品情報
333…決済情報
D0…IoTコミュニケーションプラットフォーム画面
d1…画面
d2…編集画面
d3…画面
d21…編集対象領域
m0…メニュー画面
m1…作成・編集ボタン

Claims (14)

  1. 容器において、
    商品と、前記商品の購入をリクエストする操作部とを表示するタッチスクリーンと、
    前記操作部の操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、表示部に表示された商品についての購入リクエストを送信する送信部と、
    を備えたことを特徴とする容器。
  2. 前記タッチスクリーンは、前記購入リクエストの送信に応じて行われる決済の完了に応じて、購入した商品の画像を表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 容器において、
    商品を表示する表示部と、
    表示された商品についての購入リクエストを送信するための操作部と、
    前記操作部による操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、前記商品についての購入リクエストを送信する送信部と、
    を備えたことを特徴とする容器。
  4. 前記表示部は、前記購入リクエストの送信に応じて行われる決済の完了に応じて、購入した商品の画像を表示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の容器。
  5. 前記商品は、前記容器に注いで提供可能なドリンクである、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の容器。
  6. 容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶する記憶部と、
    前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、前記記憶部に記憶した前記決済情報を用いて、前記商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する処理部と、
    を備えたことを特徴とする決済装置。
  7. 商品と、前記商品の購入をリクエストする操作部とを表示するタッチスクリーン、および、前記操作部の操作に応じて、自容器に対応する識別情報と、表示部に表示された商品についての購入リクエストを送信する送信部を有する容器と、
    前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶する記憶部、および、前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、前記記憶部に記憶した前記決済情報を用いて、前記商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する処理部を有する決済装置と、
    を有することを特徴とする店舗システム。
  8. 商品を表示する表示部、表示された商品についての購入リクエストを送信するための操作部、および、前記操作部による操作に応じて、自容器に対応する識別情報と、前記商品についての購入リクエストを送信する送信部を有する容器と、
    前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶する記憶部、および、前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、前記記憶部に記憶した前記決済情報を用いて、前記商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する処理部を有する決済装置と、
    を有することを特徴とする店舗システム。
  9. 容器のコンピュータに、
    商品と、前記商品の購入をリクエストする操作部とをタッチスクリーンに表示し、
    前記操作部の操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、表示部に表示された商品についての購入リクエストを送信する、
    処理を実行させることを特徴とする購入通知プログラム。
  10. 容器のコンピュータに、
    表示部に商品を表示し、
    表示された商品についての購入リクエストを送信するための操作部による操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、前記商品についての購入リクエストを送信する、
    処理を実行させることを特徴とする購入通知プログラム。
  11. 容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶部に記憶し、
    前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、前記記憶部に記憶した前記決済情報を用いて、前記商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする決済プログラム。
  12. 容器のコンピュータが、
    商品と、前記商品の購入をリクエストする操作部とをタッチスクリーンに表示し、
    前記操作部の操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、表示部に表示された商品についての購入リクエストを送信する、
    処理を実行することを特徴とする購入通知方法。
  13. 容器のコンピュータが、
    表示部に商品を表示し、
    表示された商品についての購入リクエストを送信するための操作部による操作に応じて、前記容器に対応する識別情報と、前記商品についての購入リクエストを送信する、
    処理を実行することを特徴とする購入通知方法。
  14. 容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の決済情報を記憶部に記憶し、
    前記容器に対応する識別情報と、前記容器に入れて提供される商品の購入リクエストとを受信すると、前記記憶部に記憶した前記決済情報を用いて、前記商品の購入リクエストに応じた商品の購入に関する決済処理を実行する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする決済方法。
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