JPH10509254A - フレキソ印刷板の製造方法 - Google Patents

フレキソ印刷板の製造方法

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JPH10509254A JP8516917A JP51691796A JPH10509254A JP H10509254 A JPH10509254 A JP H10509254A JP 8516917 A JP8516917 A JP 8516917A JP 51691796 A JP51691796 A JP 51691796A JP H10509254 A JPH10509254 A JP H10509254A
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ファン,ロキシー,ニ
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Abstract

(57)【要約】 レーザビームにより選択的に除去することができる赤外線アブレーション可能な層を持つフレキソ印刷エレメントが記載されている。

Description

【発明の詳細な説明】 フレキソ印刷板の製造存法 発明の属する技術分野 本発明は感光性印刷エレメントに関し、詳しくはレーザー光線により選択的に 除去し得る赤外線アブレーション可能層を有するフレキソ印刷エレメントに関す る。本発明はまたそのようなエレメントからのフレキソ印刷板の製造方法に関す る。 発明の背景 フレキソ印刷板はレタープレス印刷、特に包装材料たとえば段ボール、プラス チックフィルム等のような、柔らかくて容易に変形し得る表面への印刷に有用で あることが周知である。フレキソ印刷板は米国特許第4,323,637号公報 および同第4,437,749号公報に記載されているような光重合性組成物か ら調製することができる。光重合性組成物は一般にエラストマー性バインダー、 少なくとも1種類のモノマーおよび光重合開始剤を含んでなる。 感光性エレメントは一般に光重合性層を指示体とカバーシートまたは多層カバ ーエレメントとを有する。化学線に像様露光すると、重合、従って光重合性層の 不溶化が露光領域で起きる。適当な溶液で処理すると光重合性層の非露光領域が 除去されてフレキソ印刷に使用することができる印刷レリーフが残る。 感光性エレメントの像様露光には光重合性層を覆う透明および不透明領域を有 するマスクであるフォトツールを使用する必要がある。フォトツールは不透明領 域における露光と光重合を妨げる。フォトツールは透明領域では放射線に対する 露光を許容するのでこれらの領域は重合し現像工程後支持体上に残る。フォトツ ールは普通所望の印刷イメージの写真ネガティブである。最終イメージの修正が 必要ならば、新しいネガティブを作製する必要がある。これは時間のかかる工程 である。さらに、フォトツールは温度と湿度の変化により寸法が若干変化するこ とがある。このように、同じフォトツールを異なる時または異なる環境で使用す ると、結果が異なることがあり、校正問題が生じ得る。 このように、たとえばレーザービームにより感光性エレメント上に直接情報を 記録することにより、フォトツールを省略するのが望ましい。現像すべきイメー ジはディジタル情報に翻訳され、そのディジタル情報はレーザーをイメージング のために置いていた。ディジタル情報は離れた場所からさえも伝達することがで きる。ディジタル化されたイメージを調整することにより容易かつ迅速に修正を することができる。さらに、ディジタル化されたイメージはポジティブでもネガ ティブでもよいので、ポジティブおよびネガティブとして働く感光性材料の両方 あるいはポジティブ用およびネガティブ用フォトツールの両方を用意しておく必 要がなくなる。これにより貯蔵スペースが節約され、したがってコストが低減さ れる。他の利点としては、イメージング工程中に校正が機械によって精確に調節 することができる。フォトツールを用いないディジタル化イメージングは特にシ ームレス連続印刷フォームの作製に適している。 一般に、フレキソ印刷板を調製するのに用いられるエレメントにイメージング するのにレーザーを使用するのはそれほど実用的ではない。エレメントは感光性 が低いので高出力レーザーを用いたとしても露出時間を長くする必要がある。さ らに、これらのエレメントに用いられるたいていの光重合性材料は最高感度が紫 外域にある。UVレーザは知られているものの、パワーが強くて経済的かつ信頼 性のあるUVレーザーは一般的には入手できない。しかしながら、比較的に廉価 で有効なパワー出力をもち、フレキソ印刷エレメントの頂面上にマスクイメージ を形成するのに使用できる非UVレーザーが入手できる。 発明の概要 本発明はフレキソ印刷板を調製するのに用いられる感光性エレメントであって 順に下記を備えた感光性エレメントに関する: (a)支持体; (b)エラストマー性バインダ、少なくとも1種のモノマーおよび非赤外化学線 に感受性を有する開始剤を含んでなる光重合性層であって、現像溶液に膨潤性、 可溶性または分散性である層; (c)非赤外化学線に実質的に透明であり;現像中に除去可能であり;そして現 像前は該現像溶液に不溶性である少なくとも1つのバリア層;および (d)非赤該化学線に実質的に不透明であるすくなくとも1つの赤外線感光性材 料層、 ここで、前記赤外線感光性材料は赤外レーザー光に露光した際に前記バリア層の 表面からアブレーションされ、現像中に除去可能である。 本発明は、さらに、上述の感光性エレメントであって (a)水処理可能な光重合性層および (b)水系現像溶液に不溶性である少なくとも1層のバリア層 を備える感光性エレメント、および 前記水処理可能な光重合性層がポリ(ブタジエン/スチレン)のコアとポリ(ブ タジエン/メタアクリル酸)のシェルとを有するミクロゲル・バインダを含んで なる感光性エレメントに関する。 前記少なくとも1層のバリア層はポリアミドを含んでなるものであってもよい 。 本発明は、また、フレキソ印刷版の作製方法であって、下記工程を備えた方法 に関する: (1)順に下記を備えた感光性エレメント: (a)支持体; (b)エラストマー性バインダ、少なくとも1種のモノマーおよび非赤外化学線 に感受性を有する開始剤を含んでなる光重合性層であって、現現像溶液に膨潤性 、可溶性または分散性である層; (c)非赤外化学線に実質的に透明であり;現像中に除去可能であり;そして現 像前は該現像溶液に不溶性である少なくとも1つのバリア層;および (d)非赤外化学線に実質的に不透明であるすくなくとも1つの赤外線感光性材 料層、 ここで、前記赤外線感光性材料は赤外レーザー光に露光した際に前記バリア層の 表面からアブレーションされ、現像中に除去される、 を用意し; (2)前記層(d)を赤外レーザ光で像様アブレーションしてマスクを形成し; (3)前記感光性エレメントを前記マスクを介して化学線に全面露光し;そして (4)前記工程(3)の生成物を少なくとも1種の現像溶液で処理して現像中に (i)前記工程(2)の間に除去されなかった前記赤外線感光性材料、(ii) 前記バリア層のうち少なくとも非赤外化学線に露光されなかった領域、および( iii)前記光重合性層(b)の領域で非赤外化学線に露光されなかった領域を 除去する。 本発明は、また、フレキソ印刷版の作製方法であって、下記工程を備えた方法 : (1)水処理可能な光重合性層と、水系現像溶液に不溶性の少なくとも1層のバ リア層とを有する感光性エレメントを用意し; (2)層(d)を赤外レーザ光線で像様アブレーションしてマスクを形成し; (3)前記感光性エレメントを前記マスクを介して化学線に全面露光し;そして (4)前記工程(3)の生成物をロータリープロセッサ内でかつ水系溶液中で現 像して、現像中に前記赤外線感光性層を除去し;前記少なくとも1層の水不溶性 バリア層、および未重合水処理可能光重合性層を除去する に関し、および 上述の方法であって、水処理可能な光重合性層がポリ(ブタジエン/スチレン )のコアとポリ(ブタジエン/メタアクリル酸)のシェルとを有するミクロゲル ・バインダを含んでなる方法に関する。 本発明は、また、前記少なくとも1層のバリア層がポリアミドである方法に関 し、および現像が水および界面活性剤を用いて(i)前記赤外アブレーション可 能層、前記バリア層および前記未重合光重合性層を除去する方法に関する。 発明の詳細な説明 本発明のエレメントおよび方法は赤外レーザイメージングの簡便さと感度を従 来の光重合性組成物と組み合わせて公知の良好な印刷品質を持つフレキソ印刷版 を迅速に、経済的に、かつディジタルイメージング手段により製造するものであ る。 本発明の感光性エレメントは、順に、支持体、光重合性層、少なくとも1層の バリア層、および赤外線感受性材料層を備える。 支持体はフレキソ印刷版を調製するのに使用される感光性エレメントと一緒に 従来用いられている可撓性材料であればどんなものでもよい。適当な支持体材料 の例としては、付加重合体および線状縮合重合体により形成されるもののような ポリマーフィルム、透明発泡体および織物がある。好ましい支持体はポリエステ ルフィルムであり、特に好ましいのはポリエチレンテレフタレートである。支持 体は典型的には厚みが2〜10ミル(0.0051〜0.025cm)であり、 好ましい厚みは3〜8ミル(0.0076〜0.020cm)である。 ここで用いられているように、「光重合性」という用語は光重合性、光架橋性 またはその双方である系を含む意味である。光重合性層はエラストマー性バイン ダ、少なくとも1種のモノマーおよび開始剤を含んでなり、ここに開始剤は非赤 外化学線に感受性を持つ。ほとんどの場合、開始剤は可視光線または紫外線に感 受性である。フレキソ印刷版の形成に適しているものであればどんな光重合性組 成物でも本発明に使用できる。適当な組成物の例としては、例えばチェンら(C hen et al.)の米国特許第4,323,637号公報、グリュツマッ ハら(Gruetzmacher et al.)の米国特許第4,427,7 49号公報およびファインベルグら(Feinberg et al.)の米国 特許第4,894,315号公報に開示されている。 エラストマー性バインダは水、水系、半水系または有機溶液現像剤に溶解、膨 潤または分散し得る、単一のポリマーでもポリマー混合物でもよい。水系または 半水系現像剤に溶解性または分散性のバインダはアレス(Alles)の米国特許第 3, 458,311;ポール(Pohl)の米国特許第4,442,302号公報;パイン(Pine )の米国特許第4,361,640;イノウエら(Inoue et al.)米国特許第3, 794,494号公報;プロスコウ(Proskow)米国特許第4,177,074号公報;プロスコ ウ(Proskow)米国特許第4,431,723号公報;およびワーンズ(Worns)米国特許 第4,517,279号公報に開示されている。有機溶液現像剤に溶解性、膨潤性または 分散性のバインダには共役ジオレフィン炭化水素類の天然または合成ポリマーが あり、ポリイソプレン、1,2−ポリブタジエン、1,4−ポリブタジエン、ブ タジエン/アクリロニトリル、ブタジエン/スチレン熱可塑性エラストマーブロ ック共重合体その他の共重合体が含まれる。チェン(Chen)米国特許第4,323,63 6号公報;ハインツら(Heinz et al.)米国特許第4,430,417号公報;およびトダ ら(Toda et al.)米国特許第4,045,231号公報で議論されているブロック共重合 体を使用できる。バインダは感光性層の65重量%の量以上存在しているのが好 ましい。 ここで用いられているように、バインダという用語はコア−シェル・ミクロゲ ルおよびミクロゲルと予備形成された巨大分子ポリマーのブレンド、例えばフリ ッドら(Fryd et al.)米国特許第4,956,252号公報に開示されているもの、を含 む。 光重合性層は、好ましくは透明な、曇りのない感光性層が製造される程度にバ インダと相溶性のある、単一のモノマーまたはモノマー混合物を含有していても よい。光重合性層に使用できるモノマー類は当業界に周知である。そのようなモ ノマー類の例としてはチェン(Chen)米国特許第4,323,636号公報;フリッドら(F ryd et al.)米国特許第4,753,865号公報;フリッドら(Fryd et al.)米国特許 第4,726,877号公報;およびファインベルグら(Feinberg et al.)米国特許第4, 894,315号公報に見出される。モノマーは光重合性層の5重量%以上の量で存在 しているのが好ましい。 光重合開始剤は非赤外化学線に感受性であって、モノマーまたはモノマー類の 重合を過剰の停止なしに開始するフリーラジカルを発生する単一化合物または化 合物の組み合わせであればどんなものでも使用できる。光重合開始剤は一般に可 視光線まてゃ紫外線、好ましくは紫外線に感受性である。光重合開始剤は185 ℃以下で熱的に不活性化されなければならない。適当な光重合開始剤の例として は、置換および無置換多核キノン類がある。適当な系の例がグリュツマッハ(G ruetzmacher)米国特許第4,460,675号公報およびファインベルグら(Feinberg e t al.)米国特許第4,894,315号公報に開示されている。光重合開始剤は一般に光 垂合性組成物の重量に基づいて0.001%〜10.0%の量で存在する。 光重合層は最終的に望まれる性質に応じて他の添加剤を含有していてもよい。 そのような添加剤としては増感剤、流動調節剤、熱重合防止剤、粘着付与剤、可 塑剤、色剤、酸化防止剤、オゾン亀裂防止剤または充填剤が含まれる。 光重合性層の厚みは所望の印刷版のタイプに応じて広範囲に変えることができ る。いわゆる「薄版」については、光重合層の厚みは約20〜50ミル(0.0 5〜0.13cm)であってもよい。より厚い印刷版は光重合性層の厚みが10 0〜250ミル(0.25〜0.64cm)以上である。 少なくとも1層以上のバリア層が光重合性層と赤外感受性材料層の間に挿入さ れる。バリア層は2つの重要な機能を持つ。第一に、それは光重合性層と赤外感 受性層の間の物質の移行である。その理由は、モノマー類と可塑剤は他の層の物 質と相溶性を持つならば時間と共に移行するからである。そのような移行が赤外 感受性層の中へと起きると、その層の赤外感受性が変化し得る。さらに、これに より赤外感受性層がイメージング後に汚れたり粘着したりし得る。2つの層の間 に相溶性がないと移行は起きない。 第二に、バリア層は、光重合性層が化学線に全面露光されたときに光重合性層 を大気酸素から遮蔽する。重合反応には長い露光時間または高強度線源が必要で あり、酸素が存在すると結果は再現性が低い。一時的カバーシートを化学線への 露光前に適用したり、その露光工程を真空フレーム内で行ったりすることができ る。しかしながら、光重合性層は通常もともと粘着性を持っており、一時的カバ ーシートまたは真空フレームカバーが光重合性層の表面に粘着したり同表面を破 損したりしないように工程を採る必要がある。酸素の光重合性層への透過を最少 にする非粘着性バリア層を存在させるのはこれらの問題に対処するものである。 バリア層は化学線に実質的に透明でなければならないので、エレメントが赤外 感受性層を介して化学線に露光されるときに光が赤外感受性層のアブレーション された領域を通して光重合性層に顕著な強度の減少を来すことなく通過する。バ リア層も最初は(すなわち、化学線への露光前は)光重合性層の現像溶液に不溶 性であり現像溶液中で除去可能であるのが好ましい。これはバリア層が少なくと も化学線に露光されなかった領域において、すなわち、光重合性層も除去される 領域において、現像剤によって除去されるためである。 2つのタイプのバリア層を使用できる。第1のタイプは化学線に非感受性であ り、かつ化学線への露光の前および後の双方で光重合性層の現像溶液に不溶性お よび除去可能である。このタイプのバリア層は露光および非露光領域の双方で、 現像剤で処理中に光重合性層の非露光領域と共に、完全に除去される。 この第1のタイプのバリア層として使用するのに適当な材料の例としては、フ レキソ印刷エレメントでレリース層として従来用いられている材料、例えばポリ アミド、ポリビニルアルコール、ヒドロキシアルキル・セルロース、エチレンと 酢酸ビニルの共重合体、両性のインターポリマー、セルロース・アセテート・ブ チレート、アルキル・セルロース、ブリラール、環状ゴム、およびそれらの組み 合わせがある。 第2のタイプのバリア層は、化学線への露光前には現像溶液に不溶性であるが 化学線への露光後は現像溶液により影響を受けないものである。このタイプのバ リア層を用いると、バリア層は化学線に露光されない領域のみで現像溶液により 除去される。化学線に露光されたバリア層の領域は光重合性層の重合された領域 の表面に留まり、印刷版の実際の印刷表面となる。 このタイプのバリア層はそれ自体感光性であってもよい、すなわち、モノマー と開始剤を含んでいてもよいか、あるいは光重合性層と接触したときに感光性に なってもよい。この第二のタイプのバリア層は通常エラストマー系組成の層であ る。組成は、単純に、光重合性層のバインダと同様の非感光性エラストマー系バ インダからなるものであってもよく、あるいはこのバインダにモノマーと開始剤 を組み合わせたものであってもよい。好ましいバリア層は、エラストマーポリマ ーバインダ、第二のポリマーバインダおよび任意的に非移行性染料または顔料を 含んでなるエラストマー系組成である。エラストマー系組成中のエラストマーポ リマーバインダは光重合性層中に存在するエラストマーバインダと一般に同じで あるかまたは類似のものである。バリア層用の適当な組成はグリュツマッハら( Gruetzmacher et al.)米国特許第4,427,759号公報および同第4,460,675号公報 に記載されている多層カバーエレメントのエラストマー系組成として開示されて いるものである。 2層以上のバリア層を使用することも可能である。例えば、エラストマー系バ リア層は光重合性層に隣接して存在させ、この光重合性層が、化学線への露光の 前および後の双方において溶解性であるバリア層で上塗りされていてもよい。実 際にどのようなバリア層を選ぶかは光重合性層と赤外線感光性層の性質および印 刷エレメントの他の物理的要件によって決まる。 いずれのタイプのバリア層も移行と空気の透過を防止するために有効なバリア として働くのに十分な厚さであり、かつ光重合性層の化学線への露光に対する影 響を最低限にするのに十分な薄さである必要がある。一般に、バリア層は、1層 でもまたは2層以上でも、全厚が0.002〜3ミル(〜0.076mm)の範 囲内である。好ましい厚さの範囲は0.005〜2.5ミル(〜0.064mm )である。 バリア層の上には、少なくとも1層の赤外線感光性材料層があるが、この材料 は赤外レーザ光に露光することによりアブレーション可能でなければならない、 すなわち、蒸発またはアブレーションされなければならない。赤外線感光性層は 赤外線を吸収することができなければならず、かつ化学線に不透明でなければな らない。これは単一の材料または複数の材料の組み合わせによって達成すること ができる。また、所望により、バインダが存在していてもよい。この層は「赤外 線感光性層」または「化学線不透明層」(放射線不透明層)と呼ぶこともできる 。 赤外線感光性層をここでは単一層として言及するが、2層以上の赤外線感光性層 を使用できることが了解されるであろう。赤外線感光性層の性質は、例えば可塑 剤、顔料分散剤、界面活性剤および塗布助剤のような他の成分を使用することに より変えることができる。ただし、それらの成分はエレメントのイメージング特 性に悪影響を与えないものとする。 赤外線吸収材料は赤外イメージング光の領域、典型的には750〜20,00 0nmに、強い吸収を持っている必要がある。適当な赤外線吸収材料の例として は、ポリ(置換)フタロシアニン化合物;シアニン染料;スクアリリウム染料; カルコゲノピリロアリーリデン染料;ビス(カルコゲノピリロ)ポリメチン染料 ;オキシインドリジン染料;ビス(アミノアリール)ポリメチン染料;メロシア ニン染料;クロコニウム染料;金属チオレート染料;およびキノイド染料がある 。やはり適しているのは、暗色無機顔料、例えばカーボンブラック、グラファイ ト、亜クロム酸銅、酸化クロム類およびアルミン酸コバルトクロム;銅または亜 鉛のような金属類;およびビスマス、インジウムおよび銅の合金類である。金属 材料は一般に赤外線吸収材料および放射線不透明材料の双方として機能する。そ れらは一般にバインダなしに適用される。 赤外線吸収材料は意図された目的に有効であればどんな濃度で存在していても よい。一般に、有機化合物については、層の全重量に基づいて0.1〜80重量 %の濃度が有効であることが見出されている。 化学線の光重合性層への透過を防止する任意の材料を放射線不透明材料として 使用できる。適当な材料の例としては、染料、顔料およびそれらの組み合わせが ある。光重合性層に用いる開始剤はしばしば紫外および/または可視領域の化学 線に感光性であるため、カーボンブラックおよび/またはグラファイトを用いて UV/可視光不透明性を与えることが好ましい。カーボンブラックおよび/また はグラファイトを用いるときは追加の赤外線感光性材料を用いる必要がないこと がある。 放射線不透明材料の濃度は所望の光学密度が達成されるように、すなわち層が 光重合性層への化学線の透過を防止するように、選ばれる。一般に、透過光学密 度が2.0より大きいのが好ましい。必要とされる放射線不透明材料の濃度は層 の厚さが増すと減少する。一般に、上の全重量に基づいて1〜90重量%の濃度 が使用できる。層の全重量に基づいて2〜80重量%を用いるのが好ましい。 赤外線感光性層用の任意的バインダは下記のいくつかの条件を満たす必要があ るポリマー材料である: (1)バインダは、層が赤外レーザ光に露光されたときに赤外線吸収材料が発生 する熱により効果的に除去される必要がある。 (2)バインダは赤外線イメージング工程後、光重合性層の表面から除去される 必要がある。この条件は、バインダが光重合性層用の現像溶液に溶解性、膨潤性 または分散性であれば、一般に満たされている。バインダは、また、別の工程で 除去されてもよい。例えば、バインダは光重合性層の重合された領域に影響しな い第二の溶液中に溶解性、膨潤性または分散性であってもよい。 (3)バインダは赤外線感光性層中の他の材料が均一に分散できるものである必 要がある。 (4)バインダはバリア層上に均一なコーティング形成することができるもので ある必要がある。使用できる有機バインダの例としては、ニトロセルロースのよ うな自己酸化性ポリマー;エチルセルロース、ポリアクリル酸およびその金属ア ルカリ塩類のような非自己酸化性ポリマー;アクリレート類、メタクリレート類 およびスチレンのホモポリマーおよびコポリマーのような熱化学的に分解可能な ポリマー;ブタジエン、イソプレン、およびそれらのスチレンおよび/またはオ レフインとのコポリマー(すなわち、2種以上のモノマーの重合体)およびブロ ックコポリマー;ポリビニルアルコール、ポリビニルクロライド、およびポリア クリロニトリルのような熱分解可能なフィルム;両性インターポリマー、および それらの混合物がある。しばしば、フレキソ印刷エレメントでレリース層として 従来用いられている材料、例えばポリアミド類、ポリビニルアルコール、ヒドロ キシアルキル・セルロース、エチレンと酢酸ビニルのコポリマー、両性インター ポリマー類、セルロース・アセテート・ブチレート、アルキルセルロース、ブチ ラール、環状ゴム類、およびそれらの組み合わせを使用するのが有利である。 赤外線感光性層のバインダも、フォトポリマー層用の現像剤に典型的に溶解性 、膨潤性または分散性でなくても、フォトポリマー層の表面から単一工程で除去 できるものであってもよい。フォトポリマー層用の現像溶液を用い、ブラッシン グ動作と任意的な、処理中、特に現像または洗浄工程の間、の加圧との助けで、 赤外線感光性層を除去することが可能である。例えば、溶媒現像溶液に溶解性、 膨潤性または分散性であるバインダを含有する赤外線感光性層を、エラストマー バインダが水、あるいは水系または半水系現像溶液に溶解性、膨潤性または分散 性である光重合性層に適用することができ、そしてこの赤外線感光性層をフォト ポリマー層の未露光部分を除去するのに用いたのと同じ方法によって除去するこ とができる。こうして、そのような感光性エレメントの処理が単純化されるが、 これは赤外線感光性層が別に前処理工程なしに除去できるからである。 同様に、バリア層がフォトポリマー層用の現像溶液に一般に溶解性または膨潤 性でなくてもバリア層が感光性エレメントの処理中に除去されるようにしてもよ い。この場合、フォトポリマー層用の現像溶液を用い、ブラッシング動作と任意 的な、処理中、特に現像または洗浄工程の間、の加圧との助けで、赤外線感光性 層を除去することが可能である。例えば、溶媒現像溶液に溶解性、膨潤性または 分散性であるバインダを含有するバリア層(例えば、水系または半水系溶液に不 溶性)を、エラストマーバインダが水、あるいは水系または半水系現像溶液に溶 解性、膨潤性または分散性である光重合性層から除去することができる。 いわゆる当業者には了解されるように、感光性エレメントが(i)赤外線感光 性層、(ii)1層または2層以上のバリア層、または(iii)赤外線感光性 層および1層または2層以上のバリア層を持ち、それらが一般に光重合性層の現 像溶液に溶解性、膨潤性または分散性出ない場合は、赤外線感光性層、1層また は2層以上のバリア層および光重合性層のそれぞれの組成は、エレメント中の各 層の間の最終的接着力が所望のバランスを有する一方、所望の機能を維持するよ うに選ばれる。 分散剤は、一般に、顔料が赤外線感光性層に存在しているときに微粒子を分散 させるため、かつフロッキュレーションやアグロメレーションを防止するために 添加される。広範囲の分散剤が市販されている。適当な分散剤としては、エイチ .ケイ.ジャクバウスカス、「非水系コーティング系用の分散剤としてのA−B ブロックポリマーの使用」、ジャーナル・オブ・コーティング・テクノロジー、 第58巻;第736号、第71−82頁["Use of A-B Block polymers as Disp ersants for Non-aqueous Coating System"by H.K.Jakubauskas,Journal of Coa ting Technology,Vol.58; Number 736; pages 71-82]に一般的に記載されてい るA−B分散剤である。有用なA−B分散剤は米国特許第3,684,771号公報; 同 第3,788,996号公報; 同第4,070,388号公報および同第4,032,698号公報に開示さ れている。分散剤は一般に層の全重量に基づいて約0.1〜10重量%の量で存在 する。 可塑剤はバインダの膜形成性を調節するために添加してもよい。適当な可塑剤 としては、例えば、トリフェニルホスフェート、ジメチルフタレート、ジエチル フタレート、ジシクロヘキシルフタレート、シクロヘキシルベンジルフタレート 、ジブトキシエチルアジペート、エチレングリコールジベンゾエート、ペンタエ リスリトールテトラベンゾエート、グリセロールジアセテート、グリセリルカー ボネート、ポリエチレングリコールモノラウレート、メチルフタリルエチルグリ コレート、o,p−トルエンスルホンアミド、N−エチル−p−トルエンスルホ ンアミド、およびN−シクロヘキシル−o,p−トルエンスルホンアミド、およ びN−シクロヘキシル−o,p−トルエンスルホンアミドが挙げられる。可塑剤 は、バインダ、可塑剤および層の他の成分の性質によって決まる、意図された目 的に有効な量で存在している必要がある。一般に、存在するときは、可塑剤の量 は、層の重量に基づいて1〜30重量%である。 赤外線感光性層の厚さは感度と不透明度の双方を最適化する範囲内でなければ ならない。層は十分薄くして感度を良くする必要がある。すなわち、赤外線感光 性層は赤外レーザ光に露光されると急速に除去される必要がある。同時に、層は 十分厚くして、像様露光後光重合性層上に残っている層の領域が光重合性層を化 学線から有効にマスクされるようにする必要がある。一般に、この層は厚さが約 20オングストローム〜約50マイクロメーターである。厚さは約40オングス トローム〜40マイクロメーターであるのが好ましい。 本発明の感光性エレメントは一時的カバーシートを赤外線感光性層の頂部に含 んでいてもよい。カバーシートの目的は貯蔵中および取り扱い中に赤外線感光性 層を保護することにある。カバーシートが赤外線感光性層を赤外レーザ光に露光 する前に除去されることが重要である。適当なカバーシート用材料の例はポリス チレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、フルオロポリマー 、ポリアミドまたはポリエステルの薄膜を含み、これらの薄膜はレリース層で下 塗りしてもよい。 本発明の感光性エレメントは、一般に、まず支持体上に光重合性層を調製し、 ついでコーティングまたはラミネーション技法によりバリア層および赤外線感光 性層を適用することによって調製される。 光重合性層自体は多くの方法によって、バインダ、モノマー、開始剤および他 の成分を混合することによって調製することができる。光重合性組成物をホット メルトに形成し、ついで所望の厚さにカレンダーがけするのが好ましい。押出機 を使用して組成物の溶融、混合、脱気およびろ過を行ってもよい。ついで、押し 出された混合物を支持体と一時的カバーシートまたはあらかじめバリア層を塗布 した一時的カバーシートとの間でカレンダーがけする。後者の場合、カレンダリ ング工程中にバリア層が光重合性層に隣接するように手配する。一時的カバーシ ートが除去されるときにバリア層が光重合性層上で無傷で残るように、バリア層 と一時的カバーシートの間の接着力は弱くなければならない。あるいは、光重合 性材料を支持体と一時的カバーシートまたは金型内のバリア層を塗布した一時的 カバーシートとの間に配置してもよい。材料の層を熱および/または圧力を適用 することにより押圧して平坦にする。 赤外線感光性層は一般に赤外線感光性材料を第二の一時的カバーシート上に塗 布することにより調製される。赤外線感光性材料はスプレー塗布を含む任意の公 知の塗布技法を用いて適用することができる。また、真空蒸着またはスパッタリ ングによっても適用できる。最後の方法は金属層に対して特に有用である。 この第二の一時的カバーシートの接着力も弱くしてシートが容易に除去される ようにすることが必要である。ついで、赤外線感光性層をバリア層で上塗りする か、あるいはwつの層を銅にに塗布することができる。 最終的エレメントは(1)一時的カバーシートを光重合性層から除去し、これ を第2のエレメントと一緒に置き(第2の一時的カバーシート/赤外線感光性層 /バリア層)、バリア層が光重合性層に隣接するようにするか;あるいは(2) 一時的カバーシートを光重合性層上のバリア層から除去し、かつこれを第2のエ レメントと一緒に置き(第2の一時的カバーシート/赤外線感光性層)、赤外線 感光性層がバリア層に隣接するようにする。ついで、この複合エレメントを適度 の圧力で圧着する。第二の一時的カバーシートは貯蔵のためにその場に残ってい てもよいが、IRレーザイメージングの前に除去しなければならない。 あるいは、3層をすべて一時的カバーシート上に、光重合性層は押し出しおよ びカレンダリングまたは金型内でプレス成形により;バリア層および赤外線感光 性層は塗布により、調製してもよい。最終的エレメントは一時的カバーシートを 光重合性エレメントから除去し、バリア層が光重合性層に隣接するようにバリア 層を適用し、バリア層から一時的カバーシートを除去し、そして赤外線感光性層 がバリア層に隣接するように赤外線感光性層を適用することによって調製される 。この複合構造をそれぞれ新しい層が追加されるごとに積層するか、あるいはす べての層を一度に積層する。赤外線感光性層上の一時的カバーシートは彫像のた めにその場に残っていてもよいが、イメージングの前に除去しなければならない 。 赤外線感光性層は光重合性層の上にあるバリア層上に直接塗布してもよい。 本発明の方法は(1)上述の感光性印刷エレメントを用意し;(2)前記エレ メントの層(d)をアブレーションしてマスクを形成し;前記感光性エレメント を前記マスクを介して化学線に全面露光し;そして(4)工程(3)の生成物を 少なくとも1種の現像溶液で処理して、(i)工程(2)の間に除去されなかっ た赤外線感光性材料、(ii)少なくとも、非赤外化学線に露光されなかったバ リア層の領域、および(iii)非赤外化学線に露光されなかった光重合性層( b)の領域を除去することを含む。 本発明の方法の第1の工程は、順に、下記を備えた感光性印刷エレメント: (a)支持体、 (b)エラストマー性バインダ、少なくとも1種のモノマーおよび非赤外化学線 に感受性を有する開始剤を含んでなる光重合性層であって、現像溶液に膨潤性、 可溶性または分散性である層; (c)非赤外化学線に実質的に透明であり;現像中に除去可能であり;そして現 像前は該現像溶液に不溶性である少なくとも1つのバリア層;および (d)非赤外化学線に実質的に不透明であるすくなくとも1つの赤外線感光性材 料層、 を用意することである。 このエレメントを調製するための好適な方法は上に詳細に説明した。 本発明の方法の次の工程は層(d)を像様アブレーションしてマスクを形成す ることである。この露光は感光性エレメントの赤外線感光性層を担持する側に与 えられる。エレメント中に一時的カバーシートが存在するならば、これを露光工 程の前に除去する必要がある。この露光は種々のタイプの赤外レーザを用いて行 うことができる。750〜880nmの範囲内で発光するダイオードレーザは小型、低 コスト、安定性、信頼性、頑丈さ、および変調容易性の点で大いに有利である。 そのようなレーザは、例えば、スペクトラ・ダイオード・ラボラトリーズ社(カ リホルニア州サンノゼ市)から市販されている。1060nmで発光するYAGレー ザも非常に有効である。 赤外像様アブレーション工程では、赤外線感光性層中の材料が赤外レーザ光に 露光された領域で除去される、すなわち、アブレーションされる。赤外線感光性 層のレーザ光に露光された領域は、光重合性層の、重合されて最終印刷版を形成 する領域に相当する。レーザアブレーション後、化学線不透明材料のパターンが 光重合性層の上のバリア層上に残る。赤外線感光性層が残っている領域は光重合 性層の最終印刷版の形成時に洗い落とされる領域に相当する。 本発明の方法の次の工程は上述のマスクを介して感光性エレメントを全面露光 することである。使用する放射線のタイプは光重合性層の光重合開始剤のタイプ によって決まる。光重合性層上のバリア層の頂部に残存する赤外線感光性層中の 放射線不透明材料はその下の材料が放射線に露光されるのを防止し、そのため放 射線不透明材料により被覆された領域は重合しない。放射線不透明材料によって 被覆されていない領域は化学線に露光されるため重合する。この露光工程のため に任意の従来の化学線源を使用できる。適当な可視光線またはUV線源としては、 カーボンアーク、水銀蒸気アーク、蛍光灯、電子フラッシュウニット、電子ビー ムユニットおよび写真フラッドランプが挙げられる。もっとも好適なUV線源は水 銀蒸気灯、特に太陽灯である。標準線源は、中心発光波長が約354nmのシルバ ニア350ブラックライト(Sylvania 350 Blacklight)蛍光灯(FR 48TI2/350 VL/VHO/180,115w)である。 赤外線への像様露光および化学線への全面露光を同じ装置で行うことができる ように考えられている。これを行うのに同じドラムを用いる、すなわち感光性エ レメントを回転ドラムに載置して、エレメントの異なる領域が最初に赤外レーザ 光に、ついで非赤外化学線に露光されるようにするのが好ましい。 化学線露光時間は、放射線の強度とスペクトルエネルギー分布、感光性エレメ ントからの距離、および光重合性組成物の種類と量に応じて数秒〜数分間の間で 変えられる。点家的には、水銀蒸気アークまたは太陽灯を感光性エレメントから 約1.5〜約60インチ(3.8〜153cm)の距離で用いる。露光温度は好ましくは周 囲温度またはそれより僅かに高い温度、すなわち約20℃〜約35℃である。 本発明の方法は通常バック露光またはバックフラッシュ工程を含む。これは支 持体を介した化学線へのブランケット露光であり、光重合性層の支持体側に、重 合された材料の浅い層、すなわちフロア、を創製し、かつ光重合性層を増感する のに用いられる。フロアは光重合性層と支持体の間の接着を改善し、ドット解像 力を際だたせるのに役立ち、かつ印刷版レリーフの深さを確定する。バックフラ ッシュ露光は他のイメージング工程の前、後または間に行うことができる。バッ クフラッシュ露光をエレメントの赤外線感光性層側で赤外レーザ光に像様露光す る直前に行うのが、特に全面露光をドラム上で行うときに、好ましい。 上述の従来の放射線源のいずれもバックフラッシュ露光工程に使用できる。露 光時間は一般に数秒〜約1分間の範囲である。 化学線不透明材料により形成されたマスクを介するUVへの全面露光に続いて、 イメージを適当な現像剤で洗浄することにより現像する。現像剤は(i)アブレ ーション工程中に除去されなかった赤外線感光性材料、(ii)少なくとも、非赤 外化学線に露光されなかった領域のバリア層、および(iii)非赤外化学線に露 光されなかった領域の光重合性層を除去する。現像は通常ほぼ室温で行われる。 現像剤は有機溶剤、水、水系または半水系溶液である。どんな現像剤を選択する かは除去すべき光重合性材料の科学的性質によって決まる。適当な有機溶液現像 剤としては、芳香族または脂肪族炭化水素および脂肪族または芳香族ハロ炭化水 素溶液、あるいはそのような溶液と適当なアルコールとの混合物が挙げられる。 他の有機溶液現像剤はドイツ特許出願公開公報第38 28 551号公報に開示されて いる。適当な半水系現像剤は通常水と、水に混和性の有機溶液と、アルカリ性材 料とを含有する。他の適当な水系現像剤の組み合わせは米国特許第3,796,602号 公報に記載されている。 露光時間は変えられるが、約2〜25分間の範囲内が好ましい。現像剤は、浸 漬、噴霧、ブラシまたはローラ適用を含む、任意の従来方法によって適用するこ とができる。ブラッシング器具を使用して組成物の未重合部分を除去してもよい 。しかしながら、洗い落としが自動処理ユニットでしばしば行われており、これ は現像剤と機械的ブラッシング動作を用いて印刷版の未露光部分を除去し、露光 されたイメージを構成するレリーフとフロアが残る。 赤外線感光性層が現像溶液によって除去されないときは前現像工程が必要にな ることがある。追加の現像剤は、重合された感光性材料に影響しないが、赤外線 感光性層を最初に除去するために適用することができる。このことは、金属材料 を使用するときには、特にそうである。そのような場合は、エッチング溶液、例 えば2%KOH水溶液、を用いる。本発明の方法は、処理工程で赤外線感光性層お よび/またはバリア層をフォトポリマー層の未露光部分の除去と同時にブラッシ ングで除去することによって単純化してもよい。予備加熱が必要ではない状況は 、感光性エレメントが、フォトポリマー層用の現像溶液に実質的に溶解性、膨潤 性、分散性または浮上性(liftable)ではない赤外線感光性層および/またはバ リア層を含む場合である。赤外線感光性層およびバリア層は一般にフオトポリマ ー層よりもずっと薄いので、ブラッシングまたは加圧ブラッシングにより、赤外 層およびバリア層をフォトポリマー層から容易に除去することができる。機械的 ブラッシング動作を用いる自動処理ユニットはフォトポリマー版の現像に商用的 に使用されているので、洗い落としの間のブラッシング動作の需要は容易に達成 される。 溶液現像に続いて、レリーフ印刷版は一般に吸い取りまたは拭って乾燥させ、 ついで強制通風または赤外オーブン内で乾燥する。乾燥時間および温度は変わる が、典型的には印刷版は60〜120分間600℃で乾燥する。高い温度は勧め られないが、これは支持体が縮み、このため校正の問題が生じるからである。た いていのフレキソ印刷版は均一に後露光されて光重合方法が完全であることおよ び印刷版が印刷および貯蔵の間安定であることを保証する。この後露光工程は主 露光と同じ放射線源を用いる。 粘着防止は表面が依然として粘着性を有するときに適用してもよい任意的な後 現像処理であり、そのような粘着性は一般には後露光では除去されない。粘着性 は、臭素または塩素溶液を用いた処理のような、いわゆる当業界に周知の方法に より除去できる。そのような処理は、例えば、グリュツマッハ(Gruetzmacher) 米国特許第4,400,459号公報、フィックスら(Fickes et al.)米国特許第4,400, 460号公報およびドイツ特許第28 23 300号公報に開示されている。粘着防止は、 ヨーロッパ特許出願公開第0 017927号公報およびギブソン(Gibson)米国特許第 4,806,506号公報に開示されているように、波長300nm以上の放射線源に露光す ることによっても達成できる。 これらのエレメントはシームレス連続印刷エレメントの形成に特に有利に使用 できる。光重合性の平坦なシート状エレメントはエレメントを円筒形の型、通常 は印刷スリーブまたは印刷シリンダそのもの、の周りに巻き付け、そして両端を 融合してシームレス連続エレメントを形成することにより再加工することができ る。好適な方法では、光重合性層を円筒形型に巻き付け両端を接合する。両端を 接合する方法はドイツ特許第28 44 426号公報に開示されている。それから、光 重合性層は少なくとも1層のバリア層を、ついで少なくとも1層の赤外線感光性 層をスプレー塗布する。 連続印刷エレメントは壁紙、デコレーションおよびギフト包装紙のような連続 デザインのフレキソ印刷に応用される。さらに、そのような連続印刷エレメント は従来のレーザ装置上に実装するのに適している。両端を融合するときに印刷エ レメントが巻き付けられるスリーブまたはシリンダはレーザ装置の、レーザ露光 工程時に回転ドラムとして機能する場所に直接載置してもよい。 さらに、本発明の方法は印刷版が丸く載置されている間に、すなわち円筒形の 型の周りに巻き付けられている間に実行してもよいことが見出された。このよう に、像様アブレーション、全面露光、現像および任意の追加的工程を印刷版が丸 く載置されている間に行うことができる。本方法を用いて得られる他の利点とし ては、工程スピードが増し、校正がよくなり、余分の載置時間が減少しあるいは 場合によってはまったくなくなる。 特に指示しない限り、「フレキソ印刷版またはエレメント」という用語はフレ キソ印刷に適した任意の形状の印刷版またはエレメントを包括し、平坦シートお よびシームレス連続形を含むが、これらに限定されない。ここに言及した刊行物 /引用文献は、特に指示しない限り、すべて引用により導入される。 用語集 塩基1 ジエチルアミノエチル メタアクリレート BD ブタジエン BHT ブチル化ヒドロキシトルエン DAM ジアリル マレエート、MTM−ハードウィック社(サウスキャロラ イナ州エルギン市) DDM ドデシルメルカプタン t−DDM ターシャリドデシルメルカプタン HMDA 1,6−ヘキサンジオール ジアクリレート HEC ヒドロキシエチル セルロース HPC ヒドロキシプロピル セルロース、クルーセル(Klucel)(登 録商標)E−F、ハーキュリーズ社(デラウェア州、ウィルミントン市)製 開始剤 2−フェニル−2,2−ジメトキシアセトフェノン 阻害剤 2,3−ジアザビシクロ[3.2.2.]ノン−2−エン,1,4, 4−トリメチル−N,N’−ジオキサイド、CAS番号34122−40−2 イソパー(Isopar)V C14−18イソパラフィン炭化水素、CAS 番号64742−46−7、エクソン社(テキサス州、ヒューストン市)製 ロンパーPW ナフタレンスルホン酸 フォルムアルデヒド ポリマー、ナト リウム塩、CAS番号9084−06−4、ヘンケル コーポレーション社( ミネソタ州、ミネアポリス市)製 MAA メタアクリル酸 NaDDBS ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム NLA n−ラウリル アクリレート ピコテックス(Piccotex)(登録商標) 置換ポリスチレン、ハーキ ュリーズ社(デラウェア州、ウィルミントン市) PVP−VA ポリ(ビニルピロリドン/酢酸ビニル) ロド(Rodo)No.0 消臭剤として用いられる油のブレンド、アール. ティー.バンダービルト社(R.T.Vanderbilt)(コネチカット ティー.バンダービルト社(R.T.Vanderbilt)(コネチカット 州、ノーウォーク市) TBP トリブトキシエチル ホスフェート チヌビン(Tinuvin)(登録商標)130 ポリエチレン グリコール モノ(2−2(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−6−t−ブチル−4 −(3−メトキシ−オキシプロピル)フェニル)エーテルおよびポリエチレン グリコール ビス(2−2(2Hベンゾトリアゾール−2−イル)−6−t− ブチル−4−(3−メトキシ−3−オキシプロピル)フェニル)エーテルの混 合物、チバ−ガイギー社製 TKPP ピロ燐酸テトラカリウム、モンサント杜(ミズーリー州、セントル イス市)製 バゾ(Vazo)(登録商標)67 2,2”−アゾビス(2−メチルブチロ ニトリル)、イー.アイ.デュポン ドゥ ヌムール アンド カンパニー社 (デラウェア州、ウィルミントン市) ザポン(Zapon)(登録商標)335 赤色染料、CAS番号73297 −15−1 実施例 実施例1 本実施例は赤外線に感光性の層および2つのタイプのバリア層を有する感光性 エレメントの調製を説明する。 支持体を有する赤外線感光性UV不透明膜(レーザマスク(Laser Ma sk)(商標)、ジェームス リバー グラフィクス社(James Rive r Graphics, Inc.)、マサチュセッツ州、サウスハドレー市) を用いて赤外線感光性層を得た。サイレル(Cyrel)(登録商標)107P LS+印刷エレメント(イー.アイ.デュポン ドゥ ヌムール アンド カン パニー社(デラウェア州、ウィルミントン市))を用いて光重合性層を得た。こ の 印刷エレメントでは、光重合性層はエラストマー層で上塗りされており、このエ ラストマー層はバリア層として機能し、これはさらにポリアミド・レリース層で 上塗りされており、このポリアミド・レリース層は第二のバリア層として機能す る。 1枚の赤外先感光性UV不透明膜をメタノールとエタノールの混合物(2:1 w/w)でスプレーしてコーティングを軟化させた。サイレル(Cyrel)( 登録商標)107PLS+カバーシートを除去し、赤外線感光性膜の軟化したコ ーティング側をレリース層の頂部に置いた。これを室温で積層して余分の溶液を 絞り出した。ついでIR支持体を赤外線感光性層から除去し、エレメントを風乾 した。エレメント上の赤外線感光性層の密度は、追加の赤外線感光性層を、コー ティングを軟化して、エレメント上にさらに4回積層することにより増加させた 。 実施例2 本実施例はNd:YAGレーザを本発明方法のイメージング工程に使用した例を説明 するものである。 使用したレーザはカンタ(Quanta)DCR-11モデル(スペクトラ フィジクスコ ーポレーション、カリフォルニア州、マウンテンビュー市(Spectra Physics Co rp.,Mountain View,CA))、波長1064nmである。このレーザを20nsのパル スでQ−スウィッチした。 実施例1に記載の通り調製した感光性エレメントに上述のレーザで50,100,2 50および500mjの露光をシャドー・ドット・パターンで行った。この赤外線感 光性層にアブレーションにより穴を形成し、ドット間距離250マイクロメータ のシャドー・ドットの列のパターを得た。 この赤外線感光性層を像様レーザアブレーションした後、エレメントにサイレ ル(Cyrel)(登録商標)3040光源(イー.アイ.デュポン ドゥ ヌ ムール アンド カンパニー社(デラウェア州、ウィルミントン市))で50秒 間バックフラッシュ露光し、ついでトップ露光、すなわち、イメージングされた 赤外線感光性コーティングを介して10分間同じ光源を用いて真空なしで露光を 行った。露光されたエレメントをサイレル(Cyrel)(登録商標)ロータリ ープロセッサでパークレン(Perclene)とブタノールの3:1(体積/体積)混 合物を用いて5.5分間現像した。黒いマスクとポリアミドバリア層を現像剤中で 除去した。光重合性層とエラストマーバリア層を未露光領域においてのみ除去し た。印刷版を2時間60℃でオーブン乾燥し、ついで同時に後露光および光仕上 げをサイレル(Cyrel)(登録商標)光仕上げユニットで10分間行った。 ハイライトドットが50mj露光を除くすべての露光について得られた。 実施例3 本実施例は像様レーザアブレーション工程にダイオードレーザを用いた本発明 方法を説明するモノである。実施例1に記載の通り調製した感光性エレメントを 、780〜840nmの出力を有するIRダイオードレーザヘッド[ケロッグら、ジャー ナル・オブ・イメージング・サイエンス・アンド・テクノロジー、第36巻第3 号、第220〜224頁(5月/6月 1992年)(Kellogg et al.,Journal of Imagin g Science and Technology,Vol.36,No.3,pages 220-224(May/June1992))](こ の開示内容は引用によりここに導入される。)を用いて変更したクロスフィール ド(Crosfield)645スキャナーを使用してイメージングした。載置されたアッセ ンブリを、クロスフィールド(Crosfield)645リーダーから送られた信号を用い て像様露光した。ハーフトーンイメージを用い(スクリンーンインチ当たり150 本)、露光エネルギーは1200mj/cm2であった。 黒いUV不透明材料をレーザに露光した領域において除去した。 この赤外線感光性層を像様レーザアブレーションした後、エレメントを実施例 2に記載のとおり露光し、現像した。イメージを得た。 実施例4 本実施例は現像溶液中で完全に除去される単一のバリア層と一緒に使用される 別の赤外線感光性層の調製を説明するものである。 S−B−S、スチレン−ブタジエン−スチレン ブロック共重合体(クラトン (Kraton)(登録商標)1102、シェル ケミカル社、テキサス州、ヒ ユーストン市)を10phrのカーボンブラックとモリヤマバッチミキサーで予備混 合した。赤外線感光性組成物を下記成分をメチレンクロライドに分散溶解して15 %溶液とすることにより調製した。 カバーシートをサイレル(Cyrel)(登録商標)112HO印刷エレメント( イー.アイ.デュポン ドウ ヌムール アンド カンパニー社(デラウェア州 、ウィルミントン市))から除去し、赤外線感光性組成物を、サイレル(Cyr el)(登録商標)印刷版のレリース層(バリア層として機能する)上に10ミ ル(0.025cm)のドクターナイフを用いて塗布して1ミル(0.0025cm)のド ライコーティングを形成した。得られた印刷版のUV密度は3.61であった。 ついで、このエレメントを実施例2に記載の通りレーザアブレーションした。 ただし、露光は100,200,300,400および500μj、ならびに1および2mjを 用いた。 赤外線感光性層を像様レーザアブレーションした後、実施例2に記載のとおり エレメントを露光し、現像した。現像工程では、黒いバリア層は光重合層の未露 光領域とともに完全に除去される。良好なレリーフハイライトドットのイメージ が100および200μj以外のすべての露光レベルで得られた。 実施例5 本実施例はスプレー塗布された赤外線感光性層を用いた例を説明するものであ る。本方法は特に連続印刷版の形成に有用である。 実施例4で得られる成分をトルエンに分散溶解して15%溶液とすることによ り赤外線感光性組成物を調製した。ジェット パック パワー ユニット (Je t Pak Power Unit)スプレーオン プロダクツ インコーポレーテッド社(Spra y-on Products,Inc.)(オハイオ州、クリーブランド市))を用いて、この赤外 線感光性組成物を、サイレル(Cyrel)(登録商標)112HO印刷エレメント からカバーシートを除去してレリース層をバリア層としたものにスプレーした。 コーティングは4回行った。トルエン溶液はバリア層または光重合性層を攻撃せ ず良好なエレメントが得られた。 実施例6 赤外線感光性組成物を下記から調製した: 4ミル(0.010cm)ドクターナイフを用いて、上述の赤外線感光性溶液をシリ コーンーレリース処理したマイラー(Mylar登録商標)ポリエステルの1ミ ル(0.0025cm)シート上に塗布した。乾燥コーティング重量は115.2g/dm2 であり、得られた光学密度は4.79であった。赤外線感光性コーティングを乾燥し た後、85%ポリアミド(マクロメルト(Macromelt)(登録商標)6900 、ヘンケルコーポレーション社、ミネソタ州、ミネアポリス市)および15%両性 インターポリマー(40%N−t−オクチルアクリルアミド、34%メチルメタアク リレート、16%アクリル酸、6%ヒドロキシプロピルメタアクリレート、および 4%t−ブチルアミノエチルメタアクリレート)のバリア層コーティングを10% プロパノール溶液として、4ミル(0.010cm)ドクターナイフを用いて上塗り した。 カバーシートとレリース層をサイレル(Cyrel)(登録商標)30cp印刷エ レメント(イー.アイ.デュポン ドゥ ヌムール アンド カンパニー社(デ ラウェア州、ウィルミントン市))から除去して、フォトポリマー層がトップ層 として残った。ついで、この赤外線感光性複合体をバリア層がフォトポリマー層 に隣接するようにラミネートした。 シリコーン−レリース マイラー(Mylar)(登録商標)カバーシートを 除去し、エレメントの赤外線感光性層を、Nd:YAGレーザを備えた市販のレーザ ・エングレービング装置を用いて像様アブレーションした。このエレメントを回 転ドラムの外側に載置した。レーザビームをドラムの軸線に平行に指向させ、折 りたたみ鏡でサンプル表面に向けた。折りたたみ鏡を固定し、ドラムをその軸線 に平行に移動した。レーザビームの焦点を合わせてドラム上に載置されたサンプ ルに当たるようにした。ドラムが回転し、レーザビームに対して並進すると、サ ンプルは螺旋状に露光される。レーザビームをイメージデータ、すなわちドット 、 ラインおよびテキスト・キャラクターで変調した。レーザを2ワットで操作し、 ドラムを104rpmで25マイクロメータの先送り速度で回転した。これにより、UV不 透明のパターン化されたマスクがフォトポリマーの表面に生じ、トーン幅2〜98 %で細線が分離し、ドット解像はインチ当たり60本のスクリーンを用いた。 この赤外線感光性層を像様レーザアブレーションした後、エレメントにサイレ ル(Cyrel)(登録商標)3040光源(イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌ ムール・アンド・カンパニー社(デラウェア州、ウィルミントン市))で12秒 間バックフラッシュ露光し、ついでトップ露光、すなわち、イメージングされた 赤外線感光性コーティングを介して7分間同じ光源を用いて真空なしで露光を行 った。露光されたエレメントをサイレル(Cyrel)(登録商標)ロータリー プロセッサでパークレン(Perclene)とブタノールの3:1(体積/体積)混合 物を用いて3分間現像した。黒いマスク、バリア層および感光性層の未露光領域 が除去された。印刷版を1時間60℃でオーブン乾燥し、ついで同時に後露光お よび光仕上げをサイレル(Cyrel)(登録商標)光仕上げユニットで5分間 行った。 現像された印刷版を用いて印刷試験を行った。これには、マーク アンディ プレス システム(Mark Andy press System)830( ミズーリー州、チェスタフィールド市)でイーアイシー アクア リフレッシュ イーシー(EIC Aqua Refresh EC)1296でツアーン(Zahn)#2カップを用 いて測定した粘度が20秒になるように希釈されたフイルムIII デンス ブラッ ク(Film III Dense Black)EC8630インク(エンバイロンメンタル インク &コーティングス社(Environmental Inks & Coatings)ノースキャロライ ナ州、モーガントン市)を使用した。印刷はハイ グロス 40FS S246(Hi Glo ss 40FS S246紙(ファッソン(Fasson)、オハイオ州、ペインズビル市)で行っ た。サンプルはすべてオペレーターの判断で最適の印象で150フィート/分で行 った。良好な印刷イメージが得られた。 実施例7 本実施例は上記実施例でサイレル(Cyrel)(登録商標)印刷エレメント と共に使用できる非常に薄い赤外線感光性コーティングの調製を説明するもので ある。 S-B-Sをカーボンブラックと50phrまでモリヤマバッチミキサー内で配合した 。赤外線感光性組成物を下記の成分をメチレンクロライドに15%溶液として溶 解することにより調製した: 1ミル(0.0025cm)ドクターナイフを用いて、この赤外線感光性溶液をシリ コーン−レリース処理したマイラー(Mylar)(登録商標)ポリエステルの 1ミル(0.0025cm)シート上に塗布した。乾燥コーティング重量は33.7g/cm 2であり、得られた光学密度は2.45であった。 実施例8 サイレル(Cyrel)(登録商標)30CP印刷エレメントの代わりにサイ レル(Cyrel)(登録商標)67HO印刷エレメント(イー・アイ・デュポ ン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー社(デラウェア州、ウィルミントン市) )を用いて実施例6の手順を繰り返した。この複合エレメントを、ブラックスラ ッシュ露光が15秒間、トップ露光が9分間および現像時間を6分間とした以外 は実施例に記載のとおり露光、現像した。 実施例6の印刷条件を用いて、良好な印刷イメージを得た。 実施例9 下記混合物を5ミルマイラー(Mylar)(ポリエステル)に塗布すること により赤外線感光性組成物を調製して乾燥光学密度2.64を達成した。 この赤外線感光性コーティングを乾燥した後、溶液からのポリアミドバリア層 (50mg/dm2乾燥コーティング重量)を上塗りし、乾燥した。 カバーシートとレリース層をサイレル(Cyrel)(登録商標)112HO印刷 エレメント(イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー社( デラウェア州、ウイルミントン市))から除去し、フォトポリマー層がトップ層 として残った。この赤外線感光性複合体を、バリア層がフォトポリマー層に隣接 するように積層した。 この赤外線感光性層に隣接するマイラー(Mylar)(登録商標)ポリエス テルを除去し、エレメントを、Nd:YAGレーザを備えた実験室レーザ装置の回転ド ラム(周囲長24インチ)の外側に載置した。ドラムが回転し、レーザビームが ドラムの軸線に平行に移動すると、サンプルは螺旋状に露光された。レーザビー ムをイメージデータ、すなわちドット、ラインおよびテキスト・キャラクターで 変調した。レーザを25.0ワットで操作し、ドラムを2500rpmで25マイクロメータ の先送り速度で回転した。これにより、UV不透明のパターン化されたマスクがフ ォトポリマーの表面に生じ、トーン幅2〜95%で細線が分離し、ドット解像はイ ンチ当たり120本のスクリーンを用いた。 この赤外線感光性層を像様レーザアブレーションした後、エレメントをドラム から除去した。このエレメントにサイレル(Cyrel)(登録商標)3040 光源(イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー社(デラウ ェア州、ウィルミントン市))で75秒間バックフラッシュ露光し、ついでトッ プ露光、すなわち、イメージングされた赤外線感光性コーティングを介して12分 間同じ光源を用いて真空なしでかつカバーシートなしで、露光を行った。露光さ れたエレメントをサイレル(Cyrel)(登録商標)ロータリープロセッサで パークレン(Perclene)とブタノールの3:1(体積/体積)混合物を用いて9 分間現像した。黒いマスク、バリア層および感光性層の未露光領域が除去された 。印刷版を1時間60℃でオーブン乾燥し、ついで同時に後露光および光仕上げ をサイレル(Cyrel)(登録商標)光仕上げユニットで10分間行った。この 処理された印刷版で優れたイメージ解像度が得られた。マークアンディプレス( Mark Andy press)で印刷すると、良好な印刷イメージが得られた。 実施例10 本実施例は、有機溶媒溶解性バリア層と赤外線感光性層を水系処理可能な光重 合性層上に有する感光性エレメントを用いた本発明方法を説明するものである。 水現像可能なフォトポリマー印刷版を下記のように調製したミクロゲルバイン ダを用いて調製した。 I.ミクロゲルバインダの調製 A.水相溶液の調製 水相溶液は下記成分からなる: NaDDBSとロマール(Lompar)PWを窒素シール下、水に添加した。この組成物 を溶解するまで混合した。 B.油相の調製 油相溶液は下記の成分からなる: DDMとDAMをスチレンに窒素シール下、溶解した。ついで、バゾ(Vazo)(登録商 標)67を添加して溶解した。イソパー(Isopar)Vを、窒素シール下、徐々にス チレン溶液に添加した。 C.油エマルジョンの調製 上述の油相を、窒素シール下、水相に添加し、溶液を混合状態に保った。つい でこれをマイクロフルイダイザー (Microfluidizer)(登録商標)M210(マイ クロフルイディクス コーポレーション(Microfluidics Corp.)、マサチュセ ッツ州、 ニュートン市)を用いて3000〜6000psigでホモジナイズして測定された粒度は10 0〜250nmとなった(ガウス分布NICOMPサブマイクロンパーティクルサイズアナラ イザ(Gaussian distribution NICOMP Submicron Particle Size Analyze r)、モデル270、パシフィックサイエンティフック社(Pacific Scientific))。 D.ブタジエンの重合 下記の組成物を重合に用いた: FeSO4とTKPPを、窒素シール下、脱イオン水に溶解した。この油エマルジョン を添加し、これをオートクレーブ内に置いた。BDを添加し油エマルジョン液滴を 1時間撹拌しながら膨潤させた。ついで60〜65℃に昇温して重合反応を開始した 。重合は約85%のBDが重合するまで進行させた。 下記の成分を予備混合し、BDの転換率が約85%で注入した。 反応は全転換率の約90〜95%で完了した。得られたポリマーのムーニー粘度は 65であった。最終領土は144nm(ガウス分布NICOMPサブマイクロンパーティクル サイズアナライザ(Gaussian distribution NICOMP Submicron Particle S ize Analyzer)、モデル270、パシフィックサイエンティフック社(Pacific S cientific))。 上述のエマルジョンを凍結乾燥して水を除去した。結果物は固形ミクロゲルバ インダであり、コアがポリ(ブタジエン/スチレン)、シェルがポリ(ブタジエ ン/メタアクリル酸)である。%MAAは3.9%であった。 II.水系現像可能なフォトポリマー層を有する感光性エレメントの調製 下記の成分から感光性組成物を調製した: ポリエチレンテレフタレートの5ミル(0.013cm)シートにHPCとHECのブレ ンドの層を20mg/dm2のコーティング重量で上塗りすることによりカバーシ ートを調製した。 支持体は7ミル(0.018cm)ポリエチレンテレフタレートを火炎処理したも のである。 この感光性組成物の成分を30mm二軸スクリュー押出機に供給し、組成物の溶 融、混合、脱気およびろ過を行った。この材料をダイスを介して二ロールカレン ダーの回転バンクに135℃で押し出し、ついで支持体フィルムとカバーシートと の間でカレンダーがけした。 III.工程IIからバリア層および赤外線感光性層を持つ感光性エレメントの調製 ポリアミドバリア層を含む赤外線感光性複合フィルムを実施例9に記載のとお り調製した。この赤外線感光性複合フィルムを上述の新しく押し出された水系現 像可能なフレキソ印刷版に、この赤外線感光性複合フィルムをカバーシートに付 着させることにより、すなわち、ピギーバックモード(piggy-back mode)で、 積層し、複合フィルムのポリアミドバリア層が水系フォトポリマー層に隣接する ようにした。カレンダーがけの後、赤外線感光性層とバリア層を有する感光性エ レメントの部分をカレンダーがけされたエレメントから切り出した。赤外線感光 性複合フィルムのカバーシートとマイラー(Mylar)(登録商標)ポリエス テル支持体の間には接着剤層または接着性がないので、元のカバーシートは容易 に複合フィルムから除去された。 得られた感光性エレメントは全厚が0.062インチ(1.57mm)であった。この感 光性エレメントも、有機溶媒溶解性バリア層が水系フォトポリマー表面に被着し 、このエレメント構造の層の内もっとも弱い接着力はマイラー(Mylar)( 登録商標)ポリエステルの赤外線感光性層に対する接着力であるという点で、所 望の接着力バランスを持っている。 IV.フレキソ印刷版の作製 工程IIIで形成された感光性エレメントを30秒間サイレル(Cyrel)(登録商標 )3040露光ユニットでバックフラッシュ露光した。マイラー(Mylar)(登 録商標)ポリエステルを感光性エレメントの赤外線感光性層から除去し、Nd:YA Gレーザを4ジュール/cm2の流速量で使用して実施例9に記載のとおり赤外線 感光性層を像様アブレーションした。インチ当たり120本のスクリーンを用いて トーン幅2〜95%を解豫した。 赤外線感光性層を像様レーザアブレーションした後、感光性エレメントをトッ プ露光、すなわち、UV不透明のパターン化されたマスクを介して、真空なしで3 分間露光した。このエレメントをロータリープロセッサでブラシを用い、流水で 室温で10分間現像した。赤外線感光性層とポリアミドバリア層を所望により未 重合水系フォトポリマーと共に除去した。これを新鮮水でリンスし、ついで60 ℃のオーブンで15分間乾燥した。良好なイメージが得られた。 実施例11 本実施例は、水系バリア層を持つ水系現像可能プレート上に溶媒溶解性赤外線 感光性層を持つ感光性エレメントを用いた本発明方法を説明するものである。 実施例10に記載されたとおりに水系現像可能な感光性プレートを調製し、支持 体フィルムとカバーシートの間に押し出しカレンダーがけした。カバーシート上 のHPCとHECの層は水系現像可能なレリース層であり、水系現像可能なバリア層と して機能する。得られたプレートは水系バリア層が水系現像可能な光重合性層に 直接接している。このプレート(カバーシートなし)の厚さは0.067インチであ った。このプレートを30秒間バックフラッシュ露光した。このプレートを、カ バーシートを除去し、プレートを溶媒溶解性の赤外線感光性組成物で実施例9に 記載のとおりディップコーティングすることによって変えた。 赤外線感光性コーティングにより水系バリア層の頂部に乾燥コーティング重量 29mg/dm2、密度2.73の層が形成され、感光性エレメントが創製された。こ の感光性エレメントをNd:YAGレーザを3.6ジュール/cm2の流速量で用いて実 施例9と同様に像様アブレーションした。120LPIのスクリーンを用いてトーン幅 2〜95%が解豫された。像様アブレーション後、エレメントを真空を用いて3分 間全面主露光した。このエレメントをロータリープロセッサでブラシと室温の流 水を現像溶液として用いて10分間現像した。溶媒溶解性赤外線感光性層と水系溶 解性バリア層を所望により重合水系フォトポリマーと共に除去した。このエレメ ントを新鮮水でリンスし、60℃のオーブンで15分間乾燥し、後露光および仕上げ を同時に5分間行った。良好なイメージが得られた。 実施例12 ポリエステル支持体を持つ赤外線感光性UV不透明フィルム(レーザマスク(La ser Mask)(商標)、ジェームス リバー グラフィクス社(James R iver Graphics, Inc.)、マサチュセッツ州、サウスハドレ ー市)を用いて赤外線感光性層を得た。赤外線感光性UV不透明フィルムのシート をポリアミド溶液(ブタノール/トルエン溶液中に5%固形分)でディップコー トしてバリア層を形成し、乾燥した。カバーシートとレリース層を、サイレル( Cyrel)(登録商標)67HOプレートから除去し、フォトポリマーをトップ層 とした。バリア層を持つ赤外線感光性UV不透明フィルムをこのプレートにバリア 層がフォトポリマー層に隣接するように積層して、感光性エレメントを形成した 。 レーザマスク(Laser Mask)(商標)フイルムのポリエステル支持体を除去 し、このエレメントの赤外線感光性層を、レーザ書き込みエンジンを用いて、実 施例9に記載のとおり、1.5ジュール/cm2の流速量で像様アブレーションした 。このエレメントをバックフラッシュ露光し、主露光し、そして実施例おに記載 したように後露光および光仕上げした。良好なイメージが得られた。 実施例13 本実施例は、市販の水系現像可能な感光性エレメントを赤外線感光性層を含む ように改変したものを用いた本発明方法を説明するものである。 日本ゼオン社製フレキソ印刷用水系プレート(0.067インチ厚)として同定さ れ、カバーシートとレリース層を有する、水系現像可能なフレキソ印刷版から水 系現像可能なフォトポリマーを得た。このプレートを、カバーシートを取り除き 、プレート表面を湿ったタオル(水に浸したもの)で拭うことにより粘着性のな いレリース層を除去することにより改変した。室内乾燥した後、フォトポリマー 層の表面は粘着性を帯びた。ついで、この改変されたプレートを実施例9に記載 のとおり赤外線感光性複合フィルムで熱間ラミネートし、て溶液溶解製バリア層 、すなわち、ポリアミドバリア層、が水系フォトポリマー層に隣接するようにし た。得られた感光性エレメントは良好なブラック密度と良好な接着カバランスを 持っており、マイラー(Mylar)(登録商標)ポリエステルカバーシートが感光 性エレメントの赤外線感光性層からきれいに除去された。このエレメントをNd: YAGレーザを3.6ジュール/cm2の流速量で用いて実施例9と同様に像様アブレ ーションした。このエレメントを20秒間バックフラッシュ露光し、レーザアブレ ーションされた、UV不透明マスクを介して3分間、主UV全面露した(真空なし) 。このエレメントを、ブラシを用いたプロセッサで1%界面活性剤を用いた熱水 (150度F)中で10分間現像し、15分間60℃オーブンで乾燥した。良好なイメー ジが得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フレキソ印刷板を調製するのに用いられる感光性エレメントであって、順に 下記を備えたことを特徴とする感光性エレメント: (a)支持体; (b)エラストマー性バインダ、少なくとも1種のモノマーおよび非赤外化学線 に感受性を有する開始剤を含んでなる光重合性層であって、現像溶液に膨潤性、 可溶性または分散性である層; (c)非赤外化学線に実質的に透明であり;現像中で除去可能であり;そして現 像前は該現像溶液に不溶性である少なくとも1つのバリア層;および (d)非赤該化学線に実質的に不透明であるすくなくとも1つの赤外線感光材料 層、 ここで、前記赤外感光材料は赤外レーザー光に露光した際に前記バリア層の表面 からアブレーションされ、現像中に除去可能である。 2.(a)水処理可能な光重合性層および (b)水系現像溶液に不溶性である少なくとも1層のバリア層 を備えたことを特徴とする請求項1記載の感光性エレメント。 3.前記水処理可能な光重合性層がポリ(ブタジエン/スチレン)のコアとポリ (ブタジエン/メタアクリル酸)のシェルとを有するミクロゲル・バインダを含 んでなることを特徴とする請求項2記載の感光性エレメント。 4.前記少なくとも1層のバリア層はポリアミドを含んでなることを特徴とする 請求項2記載の感光性エレメント。 5.フレキソ印刷版の作製方法であって、下記工程を備えたことを特徴とする方 法: (1)順に下記を備えた感光性エレメント: (a)支持体; (b)エラストマー性バインダ、少なくとも1種のモノマーおよび非赤外化学線 に感受性を有する開始剤を含んでなる光重合性層であって、現像溶液に膨潤性、 可溶性または分散性である層; (c)非赤外化学線に実質的に透明であり;現像中に除去可能であり;そして現 像前は該現像溶液に不溶性である少なくとも1つのバリア層;および (d)非赤外化学線に実質的に不透明であるすくなくとも1つの赤外線感光材料 層、ここで、前記赤外線感光材料は赤外レーザー光に露光した際に前記バリア層 の表面からアブレーションされ、現像中に除去される、 を用意し; (2)前記層(d)を赤外レーザ光で像様アブレーションしてマスクを形成し; (3)前記感光性エレメントを前記マスクを介して化学線に全面露光し;そして (4)前記工程(3)の生成物を少なくとも1種の現像溶液で処理して現像中に (i)前記工程(2)の間に除去されなかった前記赤外線感光性材料、(ii) 前記バリア層のうち少なくとも非赤外化学線に露光されなかった領域、および( iii)前記光重合性層(b)の領域で非赤外化学線に露光されなかった領域を 除去する。 6.請求項5記載のフレキソ印刷版の作製方法であって、下記工程を備えたこと を特徴とする方法: (1)水処理可能な光重合性層と、水系現像溶液に不溶性の少なくとも1層のバ リア層とを有する感光性エレメントを用意し; (2)前記層(d)を赤外レーザ光線で像様アブレーションしてマスクを形成し ; (3)前記感光性エレメントを前記マスクを介して化学線に全面露光し;そして (4)前記工程(3)の生成物をロータリープロセッサ内でかつ水系溶液中で現 像して、現像中に前記赤外線感光性層を除去し;前記少なくとも1層の水不溶性 バリア層、および未重合水処理可能光重合性層を除去する。 7.前記水処理可能な光重合性層がポリ(ブタジエン/スチレン)のコアとポリ (ブタジエン/メタアクリル酸)のシェルとを有するミクロゲル・バインダを含 んでなることを特徴とする請求項6記載の方法。 8.前記少なくとも1層のバリア層はポリアミドであることを特徴とする請求項 6記載の方法。 9.現像が水および界面活性剤を用い、(i)前記赤外アブレーション可能層; 前記バリア層;および前記未重合光重合性層を除去することを特徴とする請求項 6記載の方法。 10.フレキソ印刷板を調製するのに用いられる感光性エレメントであって、順に 下記を備えたことを特徴とする感光性エレメント: (a)支持体; (b)エラストマー性バインダ、少なくとも1種のモノマーおよび非赤外化学線 に感受性を有する開始剤を含んでなる光重合性層であって、水系現像溶液に膨潤 性、可溶性または分散性である層; (c)非赤外化学線に実質的に透明である;現像中で除去可能であり;そして前 記光重合性層用の前記水系現像剤に可溶性である少なくとも1層のバリア層;お よび (d)非赤該化学線に実質的に不透明であるすくなくとも1層の溶媒可溶性赤外 線感光材料層、ここで、前記赤外感光材料は赤外レーザー光に露光した際に前記 バリア層の表面からアブレーションされ、現像中に除去可能である。 11.フレキソ印刷版の作製方法であって、下記工程を備えたことを特徴とする方 法: (1)順に下記を備えた感光性エレメント: (a)支持体; (b)エラストマー性バインダ、少なくとも1種のモノマーおよび非赤外化学線 に感受性を有する開始剤を含んでなる光重合性層であって、水系現像溶液に膨潤 性、可溶性または分散性である層; (c)非赤外化学線に実質的に透明であり;現像中に除去可能であり;そして前 記光重合性層用の前記水系現像溶液に可溶性である少なくとも1層のバリア層; (d)非赤外化学線に実質的に不透明であるすくなくとも1層の赤外線感光材料 層、ここで、前記赤外線感光材料は赤外レーザー光に露光した際に前記バリア層 の表面からアブレーションされ、現像中に除去される、 を用意し; (2)前記層(d)を赤外レーザ光で豫様アブレーションしてマスクを形成し; (3)前記感光性エレメントを前記マスクを介して化学線に全面露光し;そして (4)前記工程(3)の生成物を少なくとも1種の現像溶液で処理して現像中に (i)前記工程(2)の間に除去されなかった前記赤外線感光性材料、(ii) 前記バリア層のうち少なくとも非赤外化学線に露光されなかった領域、および( iii)前記光重合性層(b)の領域で非赤外化学線に露光されなかった領域を 除去する。
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