JPH10508876A - N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を製造する方法 - Google Patents

N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を製造する方法

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JPH10508876A JP9501044A JP50104497A JPH10508876A JP H10508876 A JPH10508876 A JP H10508876A JP 9501044 A JP9501044 A JP 9501044A JP 50104497 A JP50104497 A JP 50104497A JP H10508876 A JPH10508876 A JP H10508876A
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Abstract

(57)【要約】 N−ホスホノメチルイミノジ酢酸の製造方法が開示される。該方法は、水、イミノジ酢酸源、ホルムアルデヒド源並びに亜リン酸および強酸源を反応混合物中に同時に注入することからなる。

Description

【発明の詳細な説明】 N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を製造する方法 本発明の背景 : (1)本発明の分野 本発明は、第1級または第2級アミンのホスホノメチル化方法一層特にN−ホ スホノメチルイミノジ酢酸を製造する改良方法に関する。 (2)関連技術の記載 化合物N−ホスホノメチルイミノジ酢酸(NPMIDA)は、重要な広スペク トル除草剤であるN−ホスホノメチルグリシン(グリホサート)の製造の際の中 間体として使える。NPMIDAの構造は、式I即ち にて示される。 過去において、NPMIDAは、多工程方法を用いてイミノジ酢酸(IDA) 源から製造されてきた。典型的には、イミノ ジアセトニトリル(IDAN)が最初にアルカリ金属塩基で加水分解されて、イ ミノジ酢酸(IDA)の二アルカリ金属塩が形成される。IDAのアルカリ金属 塩およびIDAそれ自体の両方共、NPMIDAを製造するために用いられる。 IDAは、典型的には、IDANの加水分解物から、IDAを回収するために鉱 酸(典型的には、硫酸または塩酸)での酸性化、IDAの結晶化および濾過によ り単離される。このIDAは次いで、NPMIDAを製造するために用いられる 。例えば、米国特許第3,288,846号(参照により組み込まれる。)にお いて、イラニ等は、最初にIDAからIDAの塩酸塩を形成させそしてその後亜 リン酸およびホルムアルデヒドでのホスホノメチル化を行った。 米国特許第4,724,103号および第4,775,498号(参照により 組み込まれる。)において、ゲンチルコレは、ホスホノメチル化のために出発物 質としてIDAの二ナトリウム塩(DSIDA)を用いる方法を開示した。DS IDAは最初に塩酸と反応されてIDAの塩酸塩(IDA・HCl)を形成し、 その後亜リン酸およびホルムアルデヒドでのホスホノメチル化によりNPMID Aを形成した。三塩化リンが、塩酸お よび亜リン酸の両方の源として使われた。 第1加水分解工程において、次の一般的反応式即ち I. PCl3+3H2O → H3PO3+3HCl II. Na2IDA+2HCl → IDA+2NaCl に従って、三塩化リンが亜リン酸に加水分解される一方、DSIDAが同時にI DA・HClおよび塩化ナトリウムに変換された。 第2ホスホノメチル化工程において、次の反応式即ち IV. H3PO3+CH2O+IDA・HCl → (HO)2−P(O)C H2N(CH2COOH)2+H2O+HCl に従って、ホルムアルデヒドが反応混合物に添加されてIDA・HClがホスホ ノメチル化された。 ´103および´498特許の例2においては、これらの二工程方法は、第 1工程においてDSIDAの一部およびPCl3 のすべてを一緒にしそして次 いで第2反応工程においてホルマリンを添加してホスホノメチル化しかつ更なる Na2 IDAを添加してIDA・HCl形成の少なくともいくらかが該ホスホノ メチル化反応と同時に第2反応混合物中で起こるよう にすることにより、改変された。それでも、PCl3は全く、DSIDAおよび ホルマリンと同時には注入されなかった。 NPMIDAの製造のための存在する回分的方法において、亜リン酸および強 酸触媒のすべて並びにIDAの大部分は、ホルマリンおよび残りのIDAが添加 される前に存在する。´103および´498特許に開示されたこの手法並びに ´846特許に開示された手法は、NPMIDAへのIDAの所望のホスホノメ チル化を達成する一方、N−メチルイミノジ酢酸(NMIDA)およびヒドロキ シメチルホスホン酸(HMPA)を生じる不所望な副反応を最小にする有用な商 業用方法を提供した。それにもかかわらず、この慣用の方法は、すべての物質が 1つの反応混合物において添加される一段階方法の開発により改善され得よう。 かかる方法はNPMIDAの連続的合成に適合され得、またNPMIDAの生成 を単純化しそしてコスト、エネルギー消費並びに必要とされる製造装置の量およ び複雑性を低減する一方、生成物収率の高レベルおよび望ましくない副生成物の 最小レベルをもたらす方法を提供しよう。本発明の要約 本発明に従って、反応混合物中で水、IDA源、ホルムアル デヒド源、亜リン酸源および強酸源を一緒にししかもここでホルムアルデヒド源 および亜リン酸源が反応混合物中に同時に注入(infusing)されることからなる 方法を用いて、一段階方法によりN−ホスホノメチルイミノジ酢酸がIDA源か ら生成され得る、ということが見出された。驚くべきことに、この単純化された 一段階方法は、最少限の副生成物の形成と共に所望のホスホノメチル化反応を高 収率にて達成する。ホルムアルデヒド源が注入されるのと実質的に同じ速度での 亜リン酸源の添加は、反応混合物中に存在する亜リン酸の量を、現在用いられて いる二段階方法において存在するそれと比べて減じる。本方法の反応混合物中の 亜リン酸の比較的低い濃度は、望ましくない副生成物として生成されるHMPA およびNMIDAの量を減じるよう貢献する。 かくして、以下に一層詳細に記載される本方法を用いると、望ましくない副生 成物の最少限の生成と共にN−ホスホノメチルイミノジ酢酸の収率が予期外に高 いことが分かる。 更に、本方法は、IDAの二ナトリウム塩、IDAの一ナトリウム塩、IDA それ自体またはIDAの強鉱酸塩を含めて多種の出発物質をIDA源として用い 得る。 本発明はまた、NPMIDAが反応混合物から連続的に除去される一方、反応 体が反応混合物に連続的に添加される連続的方法において用いられ得る。 かくして、本発明により与えられるいくつかの利点の中に、コストおよびエネ ルギーが一層効率的である一段階方法でのNPMIDAの合成方法の提供、一層 単純でありかつ一層少ない製造装置しか必要としないNPMIDAを生成する方 法の提供、実質的量の副生成物の生成を伴うことなくNPMIDAを高収率にて 生成する方法の提供、並びにNPMIDAの連続的生成方法の提供が含まれる。好ましい具体的態様の記載 本発明の方法は、水、亜リン酸、強酸、ホルムアルデヒドおよび第1級または 第2級アミンの混合物を用いて第1級または第2級アミンがホスホノメチル化さ れ得る方法を提供する。特に、N−ホスホノメチルイミノジ酢酸が、反応混合物 中で水、亜リン酸源、強酸源、イミノジ酢酸源およびホルムアルデヒド源を一緒 にししかもホルムアルデヒド源および亜リン酸源が反応混合物中に同時に注入さ れることにより生成され得る。 行われる反応は、出発物質として水、DSIDA、ホルムア ルデヒドおよびPCl3(亜リン酸源および強酸源として使われる。)を用いる と、上記の反応式I〜IVにて例示される。これらの反応体は例示的にすぎず、 制限的意味には意図されていない。更に、本発明の方法は一般にDSIDAを用 いるようにここにおいて記載されているけれども、IDAの他の適当な源もまた 用いられ得る。 本一段階方法により達成される目標の一つは、望ましくない副生成物の生成を 最少にする一方、高収率でのNPMIDAの生成である。 一つの望ましくない副生成物は、亜リン酸とホルムアルデヒドとの反応により 形成されるHMPAである。形成されるHMPAの量は、存在する亜リン酸の相 対量を減じることにより低減される。本方法は、反応の過程中亜リン酸の比較的 低い濃度を維持することによりHMPAの形成の低減を達成すると信じられる。 本発明における方法はまた、反応混合物中に存在する遊離HCl反応体の量を 増大することによりHMPAの相対的生成を減少する。本発明における方法は、 その他の反応体が添加されるのと同じ期間にわたってHCl源としてHClまた はPCl3 のいずれかの徐々の注入を含む。それにより、発生する過剰のHClの即時的生 成を回避しそしてその損失を軽減することが可能である。その結果、遊離HCl の比較的高い濃度が、反応期間全体を通じて維持される。このことは次には、N PMIDAの形成に好都合である。NPMIDAの生成のかかる増大は、副生成 物HMPAに関してNPMIDAの相対的生成を増大する。 或る条件下で、IDAおよびホルムアルデヒドは、別の望ましくない副生成物 即ちNMIDAを形成するよう反応し得る。NMIDAの生成は、反応混合物中 において強鉱酸好ましくはHClの十分に高いレベルを維持することにより最少 にされる。強酸は、いくつかの機能を果たす。第1に、上記の反応式IIにおい て示されるように、強酸好ましくは塩酸は、IDAのアルカリ金属塩がIDAの 出発物質源として用いられるときIDAの酸形態を生成させる。第2に、強酸は 、IDAのアルカリ金属塩またはIDAそれ自体のいずれかが出発物質として用 いられるとき、反応式IIIにおいて示されるようにIDAをIDAの鉱酸塩に 転化する。強酸の第3の機能は、不所望の副生成物であるN−メチルイミノジ酢 酸(NMIDA)の生成を最 少にすることである。強酸のこれらの機能の3つすべてが、ハロゲン化リンまた は強酸と亜リン酸との混合物をIDAおよびホルムアルデヒドの源と同時に注入 することにより有利に達成される、ということを本出願人は見出した。 HClを強鉱酸として用いる場合、反応混合物中の遊離HClの濃度は、HC lおよびH2Oのみに基づいて算出して約0重量%ないし約20重量%の範囲好 ましくは少なくとも約5重量%にある。上記に記載したように、本発明における 方法は、その他の反応体が添加されるのと同じ期間にわたってのHClの注入の 結果として、反応混合物中において遊離HClの高濃度を維持する。この維持さ れた酸の高レベルは、望ましくない副生成物であるNMIDAの比較的少ない生 成をもたらすことになる。 亜リン酸源を注入することにより、反応混合物中において亜リン酸の高濃度の 生成を回避することが可能である。このことは、生成される副生成物特にHMP AおよびNMIDAの量を低減する。 本方法は、それ故、一段階合成方法を成功的に達成する一方、NPMIDAの 高収率および副生成物の低量を可能にする。収 率は、反応の終了後に回収されたIDAのモル数が差し引かれたIDAの出発源 のモル数の量により割られた生成モル数の比率として算出される。90%より大 きいNPMIDAの収率が、本方法を用いて達成され得る。 亜リン酸および強酸は単一源好ましくはハロゲン化リンから反応混合物に与え られることが望ましい。最も好ましいものは、反応式Iにおいて記載された機序 に従って水との反応時に亜リン酸および塩酸を形成するPCl3である。その代 わりに、リンの酸、および硫酸または塩酸のような強酸が、IDAの酸塩を形成 させるためのおよびホスホノメチル化のための反応体を与えるために同時に添加 され得る(反応式II〜IV)。 ここにおいて用いられる用語“強酸”または“強鉱酸”は、約2より小さいp Kaを有する無機鉱酸を含む。典型的には、かかる酸は、硫酸、塩酸、臭化水素 酸、ヨウ化水素酸等を含む。強酸源として好ましいものは塩酸であるけれども、 いずれの適当な強鉱酸もその代わりに用いられ得る。 上記に記載したように、本方法は、IDA源としていくつかの出発物質例えば IDAの二ナトリウム塩(DSIDA)、IDAの一ナトリウム塩、IDAそれ 自体またはIDAの強鉱酸 塩を用い得る。ホルムアルデヒド源は、ホルムアルデヒドガス、ホルムアルデヒ ドガスの水性溶液(ホルマリン)またはパラホルムアルデヒドを含み得る。ホル ムアルデヒドの好ましい源はホルマリンである。 一般に、本発明の方法は、約85℃ないし約200℃の温度にておよび周囲圧 より高い約0〜約60psigの圧力条件下で行われ得る。周囲条件は、周囲の 空気中の温度および圧力即ちおおよそ室温および標準大気圧に言及する。温度範 囲は約105℃ないし約145℃にあることが好ましい。約125℃ないし約1 45℃の温度範囲が最も好ましい。周囲圧下で、還流温度は約105℃ないし約 115℃である。しかしながら、反応が約5〜約60psigの圧下で行われる ことが、本方法にとって好ましい。約15〜約30psigの圧力が最も好まし い。高い反応温度および周囲圧より高い圧力はNPMIDAの一層高い収率をも たらす一方、副生成物であるNMIDAの一層少ない量を生成させる。 PCl3が亜リン酸源として用いられるとき、反応式Iにおいて示されるよう なPCl3の加水分解は発熱反応である。それ故、該加水分解反応は、所望の反 応温度を維持するための熱 源を与え得る。このことは、外部源から必要とされる熱量が減じられる限りにお いてコストの節約をもたらす。 反応混合物への反応体の同時的送出は、望ましくない副生成物の最少の生成と 共に高収率でのIDAのNPMIDAへの転化を可能にする。同時注入または同 時送出は、反応体の添加がおおよそ同じ期間にわたることを意味する。このこと は反応体がホスホノメチル化反応中反応混合物に添加されるかぎり、間反応体の 連続的注入によりまたは反応体を交互かつ反復的な量にて添加することによりま たはいずれの他の適当な手段によって成し遂げられ得る、ということを当業者は 容易に認識しよう。 一般に、反応体の各々の送出速度が、時間に関してモル基準で算出して実質的 に同じであることが望ましい。実質的に同じ速度は、例えばすべての反応体が同 時に添加されるとき、亜リン酸源、強酸源およびホルムアルデヒド源が各々独立 的にIDA源の送出速度の約80%ないし約140%であり得る単位時間当たり のモル数での速度にて反応混合物中に送出されることを意味する。 好ましい具体的態様の一つにおいて、反応容器に、反応容器に添加されるべき 総IDA源の約25%ないし約75%が初期 に装填され得る。IDA源の初期量が反応容器に添加される場合、その後のID A源の送出速度は、モル基準で亜リン酸の源またはホルムアルデヒド源の送出速 度の約25%ないし約125%であり得る。この具体的態様の変型において、反 応容器に、亜リン酸源の初期量と共にIDA源の初期量が装填され得る。この具 体的態様の更なる変型において、反応容器に強酸が初期に装填され得る。 反応に続いて、NPMIDAが反応混合物から回収される。NPMIDAの沈 殿は、冷却により促進され得る。反応液から更なる量を回収するために、水酸化 ナトリウムのような希薄塩基が、NPMIDAの最小溶解度にpHを調整するた めに反応混合物に添加され得る。該希薄塩基からの水が、該塩基の反応から生成 されるNaClを可溶化するのに役立つ。必要とされる塩基の量は反応混合物中 のHClにおおよそ等しく、そして当業者により容易に算出される。 本発明における方法は、回分型反応器、連続型反応器または半連続型反応器を 含めて、当該技術において知られたいずれの反応器系においても利用され得る。 回分型反応器においては、反応体のすべてが添加され、そして生成物が取り去ら れない期 間中反応は進行せしめられる。連続型反応器においては、連続的態様にて反応体 が導入されかつ生成物が同時に取り去られる。半連続型反応器においては、反応 体のいくらかが始めに装填され得る一方、反応が進行するにつれて残りの反応体 が連続的に供給される。 本発明はかくして、有利には、例えばタンク型反応器のような連続型または半 連続型反応器系において用いられ得る。かかる系において、反応器は、初期にD SIDA(またはIDAの他の源)およびPCl3が装填され得、その後DSI DA(またはIDAの他の源)、PCl3、ホルムアルデヒドおよび水の連続的 供給がなされる。反応が起こるよう初期期間を与えた後、反応混合物の一部がタ ンク型反応器から流出物として連続的に取り去られる。流出物は冷却され得、そ して必要によりpHが液から当該化合物を更に沈殿させるために調整され得る。 沈殿物は次いで、母液から分離されそして回収される。当業者は、NPMIDA 沈殿物を回収するために数多くの周知の方法が用いられ得ることを認識しよう。 例えば、沈殿物は、連続的濾過により母液から分離され得る(「ケミカル・エン ジニアズ・ハンドブック(Chemical Engineers′Ha ndbook),第6版,編者ペリーおよびグリーン,マグローヒル,ニューヨ ーク,第19章,pp.1〜108,1984」(参照により組み込まれる。) 参照。)。DSIDAが出発物質として用いられるときまたは沈殿を促進させる ために水酸化ナトリウムのような塩基が添加されるとき、塩が母液中に生成され 、しかして該母液はそれ故捨てられねばならない。しかしながら、IDAが出発 物質として用いられかつ溶存NPMIDAの回収を助勢すべき塩基が添加されな いとき、母液は反応器に戻され得る。このことは母液中に残存するNPMIDA を再循環して反応混合物に戻し、そして究極的に本方法からのNPMIDAの一 層多い回収を可能にする。 上記の開示は、本発明の方法を一般的に記載する。一層完全な理解は、本発明 の好ましい具体的態様を記載する次の特定の例を参照することにより得られ得る 。ここにおいて請求の範囲内の他の具体的態様が、ここにおいて開示されたよう な本発明の詳記または実施の考察から当業者に明らかであろう。該詳記は該例と 共に例示的にすぎないと考えられると意図されており、しかして本発明の範囲お よび精神は、該例に続く請求の範囲により指摘される。該例において、別段指摘 がなければ、百分率 はすべて重量基準で与えられている。 実施例1 この例は、DSIDAおよびPCl3でもって反応容器の初期装填をして加圧 および高温下でのDSIDA、PCl3、ホルムアルデヒドおよび水からのNP MIDAの製造を例示する。 凝縮器および機械式撹拌を備えた2リットルのジャケット付き釜型反応器に、 イミノジ酢酸二ナトリウム塩の水性溶液(41.5%)512gを装填した。反 応器を85℃の内部温度にし、そしてPCl3(173g)を28分かけて浸漬 管を経て添加した。生じた混合物を、圧力および温度の制御を備えかつ85℃に された2リットルの反応器系に移した。追加の65gのPCl3を反応器に装填 した。反応器中の温度を130℃に上げ(12.5psig)、そして反応器へ のPCl3(44分かけて199g)、43.3%水性ホルムアルデヒド(60 分かけて219g)および41.5%水性イミノジ酢酸二ナトリウム塩(54分 かけて769g)の同時供給を開始した。反応のこの期間中、反応器中の温度は 131℃の最大値に達し、そして圧力を25psigに上昇させそしてそこに持 続するようにした。これらの供給のすべての完了後、反応を60 分間進行させ、次いで冷却しそして濾過して、596gの99.6%のN−ホス ホノメチルイミノジ酢酸が得られた。濾液は、追加の25gのN−ホスホノメチ ルイミノジ酢酸および27gのイミノジ酢酸を含有していた。これは、未回収イ ミノジ酢酸二ナトリウム塩に基づいて97%のN−ホスホノメチルイミノジ酢酸 収率である。 実施例2 この例は、DSIDAおよびPCl3でもって反応容器の初期装填をして周囲 圧および還流温度下でのDSIDA、PCl3、ホルムアルデヒドおよび水から のNPMIDAの製造を例示する。 凝縮器および機械式撹拌を備えた2リットルのジャケット付き釜型反応器に、 イミノジ酢酸二ナトリウム塩の水性溶液(42.4%)501gを装填した。反 応器を85℃の内部温度にし、そしてPCl3(175g)をおおよそ30分か けて浸漬管を経て添加した。反応器中の温度を還流するように上げ(約110℃ )、そして反応器へのPCl3(24分かけて116g)、43.6%水性ホル ムアルデヒド(62分かけて165g)および42.4%水性イミノジ酢酸二ナ トリウム塩(56 分かけて334g)の同時供給を開始した。反応のこの期間中、反応器中の温度 を還流温度に維持した。これらの供給のすべての完了およびそれに続く60分の 保持時間後、反応物を冷却しそして濾過して、377gの98.3%のN−ホス ホノメチルイミノジ酢酸が得られた。濾液は、追加の30gのN−ホスホノメチ ルイミノジ酢酸および12gのイミノジ酢酸を含有していた。これは、未回収イ ミノジ酢酸二ナトリウム塩に基づいて95%のN−ホスホノメチルイミノジ酢酸 収率である。 実施例3 この例は、HClの反応容器の初期装填に続いてDSIDA、PCl3、ホル ムアルデヒドおよび水からのNPMIDAの製造を例示する。 凝縮器および機械式撹拌を備えた2リットルのジャケット付き釜型反応器に、 50gの37%HClを装填した。溶液を還流するように加熱し、そしてイミノ ジ酢酸二ナトリウム塩(832.5gの42.5%水性溶液)、ホルマリン(4 7%物質を140.5g)およびPCl3(283g)の同時供給を始めた。イ ミノジ酢酸二ナトリウム塩を64分の期間をかけて、PCl3を53分の期間を かけてそしてホルマリンを63分の 期間をかけて供給した。これらの供給のすべての完了およびそれに続く還流での 60分の保持時間後、反応を冷却しそして濾過して、361gの98.5%のN −ホスホノメチルイミノジ酢酸が得られた。濾液は、追加な19gのN−ホスホ ノメチルイミノジ酢酸および27gのイミノジ酢酸を含有していた。これは、未 回収イミノジ酢酸二ナトリウム塩に基づいて93%のN−ホスホノメチルイミノ ジ酢酸収率である。 実施例4 この例は、IDA、HClおよび水での反応容器の初期装填、反応後のNPM IDAの除去およびIDAを含む母液の再装填をしてIDA、PCl3およびホ ルムアルデヒドからのNPMIDAの水中反復的製造を例示する。 凝縮器および機械式撹拌を備えた2リットルのジャケット付き釜型反応器に、 266gのイミノジ酢酸、194gの濃HClおよび358gのH2Oを装填し た。溶液を103℃に加熱し、そしてPCl3およびホルマリンの同時的供給を 開始した。PCl3(291g)を50分の期間かけて供給し、そしてホルマリ ン(47%物質を153g)を60分の期間をかけて供給した。これらの供給の すべての完了およびそれに続く還流温 度での60分の保持時間後、反応物を冷却しそして濾過して、固形物N−ホスホ ノメチルイミノジ酢酸が得られた。生じた濾液に追加の266gのイミノジ酢酸 を補充し、そしてPCl3およびホルマリンを上記に概略されたやり方および量 にて供給した。これらの供給のすべての完了およびそれに続く還流温度での60 分の保持時間後、反応物を冷却しそして濾過した。2回の反応からの一緒にされ たケーキの塊は合計678gになり、そして98重量%のN−ホスホノメチルイ ミノジ酢酸であった。上記からの母液は、123gのN−ホスホノメチルイミノ ジ酢酸および34gのイミノジ酢酸を含有していた。これは、未回収イミノジ酢 酸に基づいて94%のN−ホスホノメチルイミノジ酢酸収率である。 かくして、実施例1〜4において例示されたような本発明の方法は、本発明の 一段階方法を用いて93%ないし97%の高収率を与えた。 上記のことにかんがみて、本発明のいくつかの利点が達成され、そして他の有 利な結果が獲得されるということが分かり得る。 本発明の範囲から逸脱することなく種々の変更が上記の方法 および組成においてなされ得るので、上記の記載に含まれているすべての事項は 例示的であると解釈されそして制限的意味には解釈されないと意図されている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年7月24日 【補正内容】 強酸源が、強酸およびハロゲン化リンから成る群から選択される、請求の範囲第 3項に記載の方法。 11. 強酸源が三塩化リンである、請求の範囲第10項に記載の方法。 12. 反応混合物からN−ホスホノメチルイミノジ酢酸を連続的に除去する ことを更に含む、請求の範囲第3項に記載の方法。 13. イミノジ酢酸源、ホルムアルデヒド源、亜リン酸源および強酸源が実 質的に同じ速度にて注入される、請求の範囲第2項に記載の方法。 14. 注入するに先立って、IDA源を添加することを更に含む、請求の範 囲第1項に記載の方法。 15. 注入するに先立って、強酸および/または亜リン酸および強酸源を添 加することを更に含む、請求の範囲第1項に記載の方法。 16. 反応混合物が、周囲圧より高い圧力下に維持される、請求の範囲第1 項に記載の方法。 17. 圧力が15〜約30psigである、請求の範囲第16項に記載の方 法。 18. 反応混合物が周囲温度より高い温度に維持される、請求の範囲第1項 に記載の方法。 19. 温度が105℃ないし約145℃である、請求の範囲第18項に記載 の方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を製造する方法であって、反応混合物 中で水、イミノジ酢酸源、ホルムアルデヒド源、亜リン酸源および強酸源を一緒 にししかもホルムアルデヒド源および亜リン酸源を反応混合物中に同時に注入し て該N−ホスホノメチルイミノジ酢酸を形成させることからなる上記方法。 2. 水、イミノジ酢酸源、ホルムアルデヒド源、亜リン酸源および強酸源が 同時に注入される、請求の範囲第1項に記載の方法。 3. イミノジ酢酸源が、イミノジ酢酸、イミノジ酢酸の強鉱酸塩、イミノジ 酢酸のアルカリ金属塩およびそれらの組合わせから成る群から選択される、請求 の範囲第1項に記載の方法。 4. イミノジ酢酸源がIDAの一ナトリウム塩である、請求の範囲第3項に 記載の方法。 5. イミノジ酢酸源がIDAの二ナトリウム塩である、請求の範囲第3項に 記載の方法。 6. ホルムアルデヒド源が、ホルムアルデヒドガス、ホル ムアルデヒドの水性溶液およびパラホルムアルデヒドから成る群から選択される 、請求の範囲第3項に記載の方法。 7. ホルムアルデヒド源がホルムアルデヒドの水性溶液である、請求の範囲 第6項に記載の方法。 8. 亜リン酸源が、亜リン酸およびハロゲン化リンから成る群から選択され る、請求の範囲第3項に記載の方法。 9. 亜リン酸源が三塩化リンである、請求の範囲第8項に記載の方法。 10. 強酸源が、強酸およびハロゲン化リンから成る群から選択される、請 求の範囲第3項に記載の方法。 11. 強酸源が三塩化リンである、請求の範囲第10項に記載の方法。 12. 反応混合物からN−ホスホノメチルイミノジ酢酸を連続的に除去する ことを更に含む、請求の範囲第3項に記載の方法。 13. イミノジ酢酸源、ホルムアルデヒド源、亜リン酸源および強酸源が実 質的に同じ速度にて注入される、請求の範囲第2項に記載の方法。 14. 注入するに先立って、IDA源を添加することを更 に含む、請求の範囲第1項に記載の方法。 15. 注入するに先立って、強酸および/または亜リン酸および強酸源を添 加することを更に含む、請求の範囲第1項に記載の方法。 16. 反応混合物が、周囲圧より高い圧力下に維持される、請求の範囲第1 項に記載の方法。 17. 圧力が約15〜約30psigである、請求の範囲第16項に記載の 方法。 18. 反応混合物が周囲温度より高い温度に維持される、請求の範囲第1項 に記載の方法。 19. 温度が約105℃ないし約145℃である、請求の範囲第18項に記 載の方法。 20. N−ホスホノメチルイミノジ酢酸の収率が90%より大きい、請求の 範囲第1項に記載の方法。
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