JPH10508809A - 自動車のシート用電気暖房設備を作動させる方法及び回路装置 - Google Patents

自動車のシート用電気暖房設備を作動させる方法及び回路装置

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JPH10508809A JP7501235A JP50123595A JPH10508809A JP H10508809 A JPH10508809 A JP H10508809A JP 7501235 A JP7501235 A JP 7501235A JP 50123595 A JP50123595 A JP 50123595A JP H10508809 A JPH10508809 A JP H10508809A
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Abstract

(57)【要約】 自動車のシート用電気暖房設備を作動させる方法であって、始動後の第1段階において、暖房されていない自動車のシートを、最大に使用可能な加熱電力または最大許容加熱電力で加熱し、所定の加熱時間または加熱温度に達した後に調節作動または制御作動に切換えるようにした前記方法。加熱特性を最適にするため、所定の加熱時間または加熱温度に達した後に、不揮発性メモリに記憶されている特性フィールドまたはテーブルフィールドに依存して加熱電力をマイクロプロセッサにより次のように予め設定する。サイズ、クッション性、表面特性等に関して異なっているシートに対して、シート面または背もたれ面の表面における所望のシート温度に依存して最適に供給される加熱電力または加熱時間を実験的に調ベて、不揮発性メモリに記憶するように、且つ加熱されるそれぞれのシートの、マイクロプロセッサにより検出されるコーディングに応じて、特性フィールドまたはテーブルフィールドから特性曲線またはテーブルをマイクロプロセッサにより選出するように、且つ加熱されるそれぞれのシートに対する加熱電力の供給を、前記選出された特性曲線またはテーブルに応じて行うように予め設定する。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車のシート用電気暖房設備を作動させる方法 及び回路装置 本発明は、自動車のシート用電気暖房設備を作動させる方法及び回路装置であ って、始動後の第1段階において、暖房されていない自動車のシートを、最大に 使用可能な加熱電力または最大許容加熱電力で加熱し、所定の加熱時間または加 熱温度に達した後に調節作動または制御作動に切換えるようにした前記方法及び 回路装置に関するものである。 この種の方法及び対応する回路装置は、例えばドイツ特許第3329354号 公報に記載されている。 この種の自動車のシート用電気暖房設備に要求される基本的なことは、暖房が 効いているという主観的な気分、即ち暖かいという気分とその結果得られるシー トの快適性とを始動後できるだけ早く利用者に感じさせることである。従ってシ ート暖房設備の始動後は、通常どおり最高加熱電力で作動させる必要があるが、 所望の温度に達した後は、加熱電力を低下させた状態でこの温度を一定に保持し 、オーバーヒートが防止されるようにしなければならない。 このような要求を実現するため、この種のシート暖房設備を作動させるための 種々の方法がある。最も簡単な例は、電力をコンスタントに供給して暖房を行う ことであり、この場合ある程度時間が経過すると、供給された電力と、熱の放射 及び伝導により放出される熱出力との間に平衡状態が生じる。この方法の基本的 な欠点は、電力の供給が所望の前記平衡状態に対応していなければならないので 、高い初期加熱電力で作動できないこと、他方シートの個々の特性及び利用者の 希望を考慮できないことである。 特定の目標温度に到達した後に加熱電力を制限するため、バイメタルサーモス タットまたは同様のサーモスタットを使用することも可能であるが、この種の調 節システムは切換え公差が大きい。 より快適なのは2点調節型のシステムであり、この場合実際温度を検知するた めにシート暖房領域を温度センサで監視することが可能であり、或いは例えば加 熱素線の抵抗・温度勾配を考慮して調節器入力信号を導出することが可能である 。 温度センサを備えた前者のシステムは、この種の温度センサを必要とすること により付加的なコストを要するのが欠点である。というのも、温度センサ自身を 別個の部品として組み込まねばならず、他方加熱素子、加熱素 子のケーブルハーネスに至る接続個所、及び差し込みプラグや接続端子の内部に 供給導線を必要とするからである。また、加熱素線の抵抗・温度勾配を検知する 後者の方法はかなりの構造上のコストを生じさせ、快適性に対するより高度な要 求に適うものではない。 結局のところ、温度の実際値を検知するようにしたすべての調節方法における 基本的な欠点は、シート表面での温度測定を実施できないこと、つまり利用者が 暖房の効果を実際に感知する場所での温度測定を実施できないことである。従っ てこの種のシステムはそれぞれのシートに対して個別に同調して作動するもので はなく、例えば比較的薄い布製クッション或いは比較的厚い革製クッションに応 じて作動するものではなく、また利用状態、即ち作動初期において利用者が着座 していることを考慮してこれに個別に同調して作動するものでもなく、さらには それぞれの利用者にとって快適な温度という観点にたって作動するものでもない 。 非常に重要な他の観点は、この種のシート暖房設備の制御装置または調節装置 においてますます重要になってきていることであるが、自動車の製造者が特定の 車種に対して形状及び表面特性に関し時に全く異なったシートを提供し、他方経 済的及び製造技術上の理由から、シート暖房設備と制御装置とを一体製造型の完 全なモジュー ルとして関連づけることに関心がある点である。このような競合する要求によっ て、同一の自動車製造ライン内でシート暖房設備の加熱特性及び暖房特性を個々 の種類のシートに最適に適合させることは従来不可能であった。 本発明はこの点に鑑み、ケーブルの敷設及び車両側での接続を低コストにし、 個々のシートの種類に関しても、また利用者に関しても個別に高程度に適応でき るような方法及び回路装置を提供することである。 この課題は、本発明によれば、所定の加熱時間または加熱温度に達した後に、 不揮発性メモリに記憶されている特性フィールドまたはテーブルフィールドに依 存して加熱電力をマイクロプロセッサにより次のように予め設定すること、即ち サイズ、クッション性、表面特性等に関して異なっているシートに対して、シー ト面または背もたれ面の表面における所望のシート温度に依存して最適に供給さ れる加熱電力または加熱時間を実験的に調べて、不揮発性メモリに記憶するよう に、且つ加熱されるそれぞれのシートの、マイクロプロセッサにより検出される コーディングに応じて、特性フィールドまたはテーブルフィールドから特性曲線 またはテーブルをマイクロプロセッサにより選出するように、且つ加熱されるそ れぞれのシートに対する加熱電力の供給を、前記選出された特性曲線またはテー ブルに応じて行うように予め設定 することによって解決される。 この場合、加熱電力の供給は公知の方式にしたがって配量することができる。 即ち、例えば電圧変化、パルス幅、パルス周波数、或いは調節特性を記憶させた 2点型調節器を介して配量することができる。 本発明による解決法は、温度の測定すら行わないにもかかわらず、全く異なる シートに対してもその表面において最適な温度特性が達成できるという意味では 全く新規な解決法である。十分に独立した、容易に組立可能なモジュールとして のシート暖房装置及び制御装置の製造は、かなり容易になる。 本発明の他の構成に従って、室温、外温、シート面下側の測定温度、着座状態 、自動車の作動状態、自動車バッテリーの作動状態及び負荷、特に搭載電力網の その都度の電圧状態のような作動データを検出して、特性曲線またはテーブルの 選出時に考慮するようにしてもよい。このようなデータの考慮を、例えばバッテ リーが極度に負荷されているエンジンを始動させている間、シート加熱の電力取 り出しを完全に中断することに関連させてもよい。さらに、バッテリーが弱化し ている場合、或いは後部窓ガラスヒーター及びランプのような他の消費装置によ り一時的に極度に負荷されている場合は、電力の取り出しを減少または中断させ ることができる。 温度実際値の測定とは独立に、選出した特性曲線またはテーブルだけに依存し て、電力供給の制御を切換えの時点から行うのが特に有利である。温度センサを 使用して調節を行うのとは異なってこのような制御を実現すると、本発明による 方法の利点が特に発揮される。なぜなら、温度測定センサ及び測定値フィードバ ックのためのすべての回路技術的コスト及び配線コストがかからないからである 。モデルシートに関してそのシート面及びシート面の各個所に関しても行われる 実験的な測定に基づき、対応する特性曲線またはテーブルを記憶させることによ って最適な暖房特性を達成することが可能である。 さらに、好ましい構成によれば、マイクロプロセッサは、利用者による温度目 標値設定に依存して特性曲線またはテーブルを選出する。これにより、利用者に よって温度感覚が時に非常に異なることが考慮され、その結果公知の態様で入力 装置を用いて個別の温度値を設定することができる。 マイクロプロセッサが、個々の利用者に対し個別に入力され記憶されたコーデ ィングに依存して特性曲線またはテーブルを選出することによって、特に優れた 快適性が達成される。従って、特定の利用者がその人にとって最適なものとして 設定した温度または温度分布は、この人が自動車を利用するたびに設定される。 このことは、 特性曲線またはテーブルの選出が、利用者に関連したシートポジションコーディ ングと組み合わされているようにして好都合に行われる。この場合、シートポジ ションを利用者コーディングに応じてサーボモータを介して設定するという多く の自動車において既に採用されていることが活用される。 自動車に取り付けられている、加熱されるべきシートを、直列インターフェー ス、特にCANを介する制御により確定するのが有利である。 最後に、第1の加熱段階の切換えを、検知されたシートコーディングに依存し てマイクロプロセッサにより行うこともできる。従ってシートに対する適合は、 第2制御段階においてばかりでなく、加熱段階の継続時間または最終温度に関し ても行われる。 前記の課題は、次のような自動車のシート用電気暖房設備の加熱装置を制御ま たは調節するための回路装置によっても解決され、即ちマイクロプロセッサと、 多数の加熱特性曲線または加熱テーブルが選出可能に記憶されている不揮発性メ モリとが設けられている前記回路装置によっても解決される。この回路装置にお いては、制御されるべきシートを確定するために直列インターフェースが設けら れているのが有利である。 次に、本発明の有利な実施例を添付の図面を用いて説 明する。 図1は シート暖房設備を備えた自動車のシートの 一部破断側面図、 図2は 本発明によるシート加熱制御用回路装置の ブロック図、 図3は 本発明による制御方法を説明するためのフ ローチャート、 図4は 本発明にしたがって制御用に記憶され、且 つ制御データを呼び出すための特性曲線フ ィールドを示す図、 である。 図1には、シートクッション2と背もたれクッション3とを有する自動車のシ ート1が図示されている。利用者4は、シートクッション1と背もたれクッショ ン3の表面5に接触している。この場合、シート暖房用の加熱素線6が前記表面 5から間隔を持って延びており、このことから、本発明が対象とするところの調 節・制御問題が生じる。 本発明による制御方法を実現するため、図2に図示した、以下に述べるような 回路が用いられる。 自動車の端子KL15,KL31のバッテリー電圧UBは、ダイオードD1を 介して平滑コンデンサC1に印加される。平滑コンデンサC1は、VDR保護回 路と 5ボルト電圧調節器REGとを有している。電圧調節器REGは、コンデンサC 2にたいして、マイクロコンピュータMC(例えばMD 68HC05P8タイ プのマイクロコンピュータ)及びゲート回路用の作動電圧を供給する。 マイクロコンピュータMC用の発振器としてセラミックオシレータKSが用い られる。セラミックオシレータKSは、二つのコンデンサC3とC4を介してア ースされ、且つマイクロコンピュータオシレータのピンXTAL1とXTAL2 に接続されている。 マイクロコンピュータMCのRESは、放電ダイオードD2を備えたコンデン サC5を介して結線されている。 自動車の始動装置を操作するための始動信号は、自動車の端子KL50からで て、ツェナーダイオードZ1とコンデンサC6とを備えた抵抗器R1を介して、 マイクロコンピュータ・ピンポートP1.0に印加される。バッテリー電圧UB は、分圧器R2,R3,R4に印加される。ツェナーダイオードZ2は、高い入 力電圧をマイクロコンピュータ入力部AN0の最大値である5ボルトに制限する 。 コンデンサC7を介して印加電圧値が平滑にされる。 シートの温度は、温度に依存する抵抗器R5を介して検知される。抵抗器R5 は、分圧器R6を介して5ボル トに印加されている。 アナログ・デジタル変換器入力部として入力部AN1が用いられる。マイクロ コンピュータMC内でのアナログ・デジタル変換の参照電圧として、マイクロコ ンピュータ入力部UADREFの5ボルト電圧が用いられる。 シート暖房の加熱素線6は、マイクロコンピュータの出力部とnチャンネルF ETトランジスタFET1とを介して直接切換えられる。安全上の理由から、加 熱トランジスタを接続するための、1−0−1−0または0−1−0−1のコー ド基準値CODEが予め設定されている。加熱トランジスタの接続は、ピンP0 .0ないしP0.3から出ている、図示されたNOT−EXOR−NORコンビ ネーションを介して行なわれる。この論理回路CODEをマイクロコンピュータ MC内に組み込んでもよい。 PIN P1.1に1−信号が印加されると、シートをその構造、種類及び大 きさに関して特徴づけているシート識別番号がマイクロコンピュータMCに供給 される。データ入力は、直列インターフェースCANを介して行なわれるが、マ イクロコンピュータMCのポートP0.0ないしP0.7を介して行なってもよ い。 本発明による制御態様を、図3に図示したフローチャートを用いて詳細に説明 する。なお、以下の説明で〔 〕 で示したステップを、フローチャートのそれぞれのブロックの右上に記入した。 〔1〕では、シート識別番号をマイクロコンピュータMCの内部のEEPRO Mメモリに入力するか、或いは作動プログラムを終了するかどうかが決定される 。 〔2〕では、シート識別番号を0及び255の間の値として、直列インターフ ェース(例えばIICインターフェース)を介して、または例えばポートP0. 0ないしP0.7のような一つのポートを介して入力する。 〔3〕では、シート温度が測定され、これに対応して表から時間値が取り出さ れる。この時間値は、シート識別番号に対応している表のなかの、電流実効値ご とに消費されるべき加熱電流パルスの数量に対応している。 シートが非常に冷えている場合には、パルス数は大きく、シートが暖かい場合 にはパルス数はほぼ0である。以後、作動プログラムは進行しない。 〔4〕では、EEPROMから、それぞれのシートに適合する電流・時間面積 を図4の特性曲線に従って与えるようなテーブルが調べられる。テーブルポイン タは0を指す。 〔5〕では、電流・時間テーブルから、テーブルポインタに対応した値が取り 出される。この値は作動電圧(例えば12V)に関係しており、電圧がこれより も高 い場合には低い値に補正され、低い場合には大きな値に補正される。 〔6〕では、作動電圧が測定され、補正係数がテーブルから調べられる(変更 は、電圧に関し2乗で行なわれる。 〔7〕では、nチャンネルFETトランジスタFET1が通電される。 〔8〕では、補正されたパルス通電時間が消費される。 〔9〕では、nチャンネルFETトランジスタFET1を遮断する。 〔10〕では、温度測定によって予め与えられるパルス数(温度が低い場合に は大きく、温度が高い場合には小さい)を1だけ大きくする。 〔11〕では、始動装置が通電されているか、或いはバッテリー電圧UBが例 えば9ボルト以下であるかどうかが試問される。該当する場合には、〔17〕に 従ってステップが分岐する。FETトランジスタFET1は、始動装置が再び遮 断されるまでの間オフにされる。これにより、シート暖房装置と始動装置とが同 時に通電することによるバッテリーの過負荷が避けられる。 〔12〕では、ブロック13と6を終了させるための短い時間を差し引いた休 止時間が終了する。 〔13〕では、同じ電流テーブル値を持ったパルスが 終了したかどうかの判定が行なわれる。 〔14〕でパルスカウンタを0にセットする。 〔15〕では、テーブル値を増大させる。このテーブル値は、例えば電流・時 間値にたいしては64である。Z=Z+1によりテーブルポインタを1だけ大き くする。 〔16〕では、0から63までのすべての記憶場所が終了した場合、シート加 熱における電流・時間面積が完全に終了する。この作動プログラムから以後の再 加熱用のプログラムへ移行する。この場合再加熱は2点または3点制御のもとに 行なわれ、或いは終了したテーブルに応じて制御してもよい。 〔17〕では、固定時間が終了する。 〔18〕では、例えばエンジンの始動が非常に長く継続している場合に、電流 ・時間面積のためのテーブルポインタ値を1だけ小さくする。次に、電流実効面 積の一部または全体を反復させる。 図4において、X軸は時間tを、Y軸はシート暖房装置の加熱素線の電気消費 量Pを、Z軸は、関与したすべてのクッション材の総合パラメータとして温度・ 全貫流抵抗値を示している。 プログラミング可能なテーブルにおいて考慮される、図示していない第4の成 分として、周囲温度を次のように考慮することができ、即ち外温が高い場合には 、最大 加熱電力で行なわれる初期加熱過程を短縮し、或いは抑制するように考慮するこ とができる。このようにして、空調条件が特に暑い場合の、安全性を犯すような 、または快適性を制限するような超過温度が避けられる。 通常の場合、特性範囲は常に最大に可能な加熱電力P1を示す。この最大に可 能な加熱電力P1は、時点t0での加熱過程当初において、加熱素線の固定抵抗 値と実際のポート電圧とから得られる。 この初期の最大加熱電力P1は、時点t1まで不変に維持される。この場合、 時点t1までに達する時間は、全貫流抵抗値の関数及び周囲温度の影響量である 。 時点t1から時点t2までは、加熱電力が制御または調節されて低減し、その結 果時点t2において、予めプログラミングされたシート温度、または個々に利用 者によって予め設定可能なシート温度に達する。このシート温度は、さらに加熱 電流パルスにより制御または調節されて一定に保持される。 例示した特性曲線は、時点t2の全貫流抵抗値と周囲温度にたいする依存性を 時点t1のそれに対応させて図示したものであるが、必ずしもこれに限定する必 要はない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月10日 【補正内容】 「のシートに最適に適合させることは従来不可能であった。 本発明はこの点に鑑み、ケーブルの敷設及び車両側での接続を低コストにし、 個々のシートの種類に関しても、また利用者に関しても個別に高程度に適応でき るような方法及び回路装置を提供することである。 この課題は、本発明によれば、所定の加熱時間または加熱温度に達した後に、 不揮発性メモリに記憶されている特性フィールドまたはテーブルフィールドに依 存して加熱電力をマイクロプロセッサにより次のように予め設定すること、即ち サイズ、クッション性、及び表面特性に関して異なっているシートに対して、シ ート面または背もたれ面の表面における所望のシート温度に依存して最適に供給 されるべき加熱電力または加熱時間を実験的に調べて、不揮発性メモリに特性曲 線またはテーブルとして 記憶するように、且つ加熱されるそれぞれのシートの、 マイクロプロセッサにより検出されるコーディングに応じて、特性フィールドま たはテーブルフィールドから特性曲線またはテーブルをマイクロプロセッサによ り選出するように、且つ加熱されるそれぞれのシートに対する加熱電力の供給を 、前記選出された特性曲線またはテーブルに応じて行うように予め設定すること によって解決される。 この場合、加熱電力の供給は公知の方式にしたがって配量することができる。 即ち、例えば電圧変化、パルス幅、パルス周波数、或いは調節特性を記憶させた 2点型調節器を介して配量することができる。 本発明による解決法は、温度の測定すら行わないにもかかわらず、全く異なる シートに対してもその表面において最適な温度特性が達成できるという意味では 全く新規な解決法である。十分に独立した、容易に組立可能なモジュールとして のシート暖房装置及び制御装置の製造は、かなり容易になる。」 「が達成される。従って、特定の利用者がその人にとって最適なものとして設定 した温度または温度分布は、この人が自動車を利用するたびに設定される。この ことは、特性曲線またはテーブルの選出が、利用者に関連したシートポジション コーディングと組み合わされているようにして好都合に行われる。この場合、シ ートポジションを利用者コーディングに応じてサーボモータを介して設定すると いう多くの自動車において既に採用されていることが活用される。 自動車に取り付けられている、加熱されるべきシートを、直列インターフェー ス、特にCANを介する制御により確定するのが有利である。 最後に、第1の加熱段階の切換えを、検知されたシートコーディングに依存し てマイクロプロセッサにより行うこともできる。従ってシートに対する適合は、 第2制御段階においてばかりでなく、加熱段階の継続時間または最終温度に関し ても行われる。 前記の課題は、次のような自動車のシート用電気暖房設備の加熱装置を制御ま たは調節するための回路装置によっても解決され、即ちマイクロプロセッサと、 多数の加熱特性曲線または加熱テーブルが選出可能に記憶されている不揮発性メ モリとが設けられ、その際シート暖房装置の加熱素線が、マイクロプロセッサの 出力部とnチ ャンネルFETトランジスタとを介してこれに依存して直接切換えられる 前記回 路装置によっても解決される。この回路装置においては、制御されるべきシート を確定するために直列インターフェースが設けられているのが有利である。 次に、本発明の有利な実施例を添付の図面を用いて説明する。 図1は シート暖房設備を備えた自動車のシートの 一部破断側面図、 図2は 本発明によるシート加熱制御用回路装置の ブロック図、 図3は 本発明による制御方法を説明するためのフ ローチャート、」 「 請求の範囲 1.自動車のシート用電気暖房設備を作動させる方法であって、始動後の第1段 階において、暖房されていない自動車のシート(1)を、最大に使用可能な加熱 電力または最大許容加熱電力で加熱し、所定の加熱時間または加熱温度に達した 後に調節作動または制御作動に切換えるようにした前記方法において、所定の加 熱時間または加熱温度に達した後に、不揮発性メモリに記憶されている特性フィ ールドまたはテーブルフィールドに依存して加熱電力をマイクロプロセッサ(M C) により次のように予め設定すること、即ち サイズ、クッション性及び表面特性に関して異なっているシートに(1) 対して、シート面または背もたれ面の表面における所望のシート温度に依存して 最適に供給されるべき加熱電力または加熱時間を実験的に調べて、不揮発性メモ リに特性曲線またはテーブルとして記憶するように、且つ 加熱されるそれぞれのシート(1)の、マイクロプロセッサ(MC)によ り検出されるコーディングに応じて、特性フィールドまたはテーブルフィールド から特性曲線またはテーブルをマイクロプロセッ サにより選出するように、且つ 加熱されるそれぞれのシートに対する加熱電力の供給を、前記選出された 特性曲線またはテーブルに応じて行うように、 予め設定することを特徴とする方法。 2.室温、外温、シート面下側の測定温度、利用者(4)によるシート(1)の 着座 、自動車の作動状態、自動車バッテリーの作動状態及び負荷、特に搭載電力 網のその都度の電圧状態のような作動データを検出して、特性曲線またはテーブ ルの選出時に考慮することを特徴とする、請求項1に記載の方法。 3.温度実際値の測定とは独立に、選出した特性曲線またはテーブルだけに依存 して、電力供給の制御を切換えの時点から行うことを特徴とする、請求項1に記 載の方法。 4.マイクロプロセッサ(MC)は、利用者(4)による温度目標値設定に依存 して特性曲線またはテーブルを選出することを特徴とする、請求項1に記載の方 法。 5.マイクロプロセッサ(MC)は、個々の利用者に対し個別に入力され記憶さ れたコーディングに依存して特性曲線またはテーブルを選出することを特徴とす る、請求項1に記載の方法。 6.特性曲線またはテーブルの選出が、利用者に関連したシートポジションコー ディングと組み合わされていることを特徴とする、請求項5に記載の方法。 7.加熱されるべきシート(1)を、直列インターフェース、特にCANを介す る制御により確定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。 8.第1の加熱段階の切換えを、検知されたシートコーディングに依存してマイ クロプロセッサ(MC)により行うことを特徴とする、請求項7に記載の方法。 9.自動車のシート用電気暖房設備の暖房装置を制御または調節するための回路 装置であって、請求項1から8までのいずれか一つに記載の方法を実施するため の回路装置 において、 マイクロプロセッサ(MC)と、多数の加熱特性曲線または加熱テーブル が選出可能に記憶されている不揮発性メモリとが設けられ、その際シート暖房装 置の加熱素線(6)が、マイクロプロセッサ(MC)の出力部とnチャンネルF ETトランジスタとを介してこれに依存して直接切換えられる ことを特徴とする 回路装置。 10.制御されるべきシート(1)を確定するために直列インターフェースが設 けられていることを特徴とする、請求項9に記載の回路装置。」
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 た特性曲線またはテーブルに応じて行うように予め設定 する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.自動車のシート用電気暖房設備を作動させる方法であって、始動後の第1段 階において、暖房されていない自動車のシートを、最大に使用可能な加熱電力ま たは最大許容加熱電力で加熱し、所定の加熱時間または加熱温度に達した後に調 節作動または制御作動に切換えるようにした前記方法において、所定の加熱時間 または加熱温度に達した後に、不揮発性メモリに記憶されている特性フィールド またはテーブルフィールドに依存して加熱電力をマイクロプロセッサにより次の ように予め設定すること、即ち サイズ、クッション性、表面特性等に関して異なっているシートに対して 、シート面または背もたれ面の表面における所望のシート温度に依存して最適に 供給される加熱電力または加熱時間を実験的に調べて、不揮発性メモリに記憶す るように、且つ 加熱されるそれぞれのシートの、マイクロプロセッサにより検出されるコ ーディングに応じて、特性フィールドまたはテーブルフィールドから特性曲線ま たはテーブルをマイクロプロセッサにより選出するように、且つ 加熱されるそれぞれのシートに対する加熱電力の 供給を、前記選出された特性曲線またはテーブルに応じて行うように、 予め設定することを特徴とする方法。 2.室温、外温、シート面下側の測定温度、着座状態、自動車の作動状態、自動 車バッテリーの作動状態及び負荷、特に搭載電力網のその都度の電圧状態のよう な作動データを検出して、特性曲線またはテーブルの選出時に考慮することを特 徴とする、請求項1に記載の方法。 3.温度実際値の測定とは独立に、選出した特性曲線またはテーブルだけに依存 して、電力供給の制御を切換えの時点から行うことを特徴とする、請求項1に記 載の方法。 4.マイクロプロセッサは、温度目標値設定に依存して特性曲線またはテーブル を選出することを特徴とする、請求項1に記載の方法。 5.マイクロプロセッサは、個々の利用者に対し個別に入力され記憶されたコー ディングに依存して特性曲線またはテーブルを選出することを特徴とする、請求 項1に記載の方法。 6.特性曲線またはテーブルの選出が、利用者に関連したシートポジションコー ディングと組み合わされていることを特徴とする、請求項5に記載の方法。 7.加熱されるべきシートを、直列インターフェース、特にCANを介する制御 により確定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。 8.第1の加熱段階の切換えを、検知されたシートコーディングに依存してマイ クロプロセッサにより行うことを特徴とする、請求項7に記載の方法。 9.自動車のシート用電気暖房設備の暖房装置を制御または調節するための回路 装置において、 マイクロプロセッサと、多数の加熱特性曲線または加熱テーブルが選出可 能に記憶されている不揮発性メモリとが設けられていることを特徴とする回路装 置。 10.制御されるべきシートを確定するために直列インターフェースが設けられ ていることを特徴とする、請求項9に記載の回路装置。
JP50123595A 1993-06-03 1994-05-18 自動車のシート用電気暖房設備を作動させる方法及び回路装置 Expired - Fee Related JP3492370B2 (ja)

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