JPH1064664A - Ptcコントローラ - Google Patents

Ptcコントローラ

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Publication number
JPH1064664A
JPH1064664A JP22407196A JP22407196A JPH1064664A JP H1064664 A JPH1064664 A JP H1064664A JP 22407196 A JP22407196 A JP 22407196A JP 22407196 A JP22407196 A JP 22407196A JP H1064664 A JPH1064664 A JP H1064664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ptc
heating element
controller
temperature
ptc heating
Prior art date
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Application number
JP22407196A
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English (en)
Inventor
Minoru Oba
稔 大庭
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KAROTSUTSUERIA JAPAN KK
Original Assignee
KAROTSUTSUERIA JAPAN KK
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Publication date
Application filed by KAROTSUTSUERIA JAPAN KK filed Critical KAROTSUTSUERIA JAPAN KK
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Publication of JPH1064664A publication Critical patent/JPH1064664A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PTC発熱体の自己温度制御機能のみに頼ら
ず最適制御するコントローラの提案があまりない。 【解決手段】 PTCコントローラ2はリレーA、Bを
制御してPTCヒータ10の2つの回路A、Bに対する
通電を制御する。通電のオンオフは、室温、ヒータ面上
温度のほか、ヒータの上の床厚など不変的な環境要因も
参照可能とする。回路A、Bに対する通電開始タイミン
グをずらすことで突入電流のピークを軽減する。制御関
連パラメータはテーブルに格納しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はPTCコントロー
ラ、特に、PTC特性をもつ発熱体の発熱を制御するコ
ントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】ここ数年、床暖房の快適性が認められる
ようになり、数多くの床暖房方式が提案されている。そ
うした方式のなかに、PTC特性をもつ面状の発熱体
(以下単に「PTC発熱体」という)を用いたシステム
がある。PTC特性(Positive Thermal Co-efficient
:正温度係数)とは、温度が上がるとある程度急激に
抵抗値が大きくなる性質をいう。一例として、特開平7
−263127号公報に示されるように、PTC発熱体
は結晶性ポリマおよび導電性粒子などで構成することが
でき、熱による膨張で導電性粒子の間隔が開いて電流が
流れにくくなる性質を利用している。
【0003】PTC発熱体が床暖房が導入される以前の
電気式床暖房には、例えばニクロム線を床下に這わせる
システムが知られていた。ニクロム線は温度による抵抗
変化がさして大きくない。したがって、ニクロム線の温
度が上昇してもほぼ一定の電流が流れ、さらに温度が上
昇していく性質をもつ。このため、所定の設定温度に達
すれば通電をカットし、冷えればまた通電を開始すると
いう通電制御が行われている。
【0004】一方、PTC発熱体の場合は温度が上がる
と抵抗値も上がる。したがって、発熱を決めるパラメー
タであるW=V2 /Rが小さくなり、やがてある温度で
平衡状態になる。PTC発熱体は自己温度制御機能をも
つといわれるゆえんである。
【0005】この機能により、PTC発熱体は少ない電
力で同等の暖房効果が得られるという省エネルギー性に
優れるほか、過熱防止の面で安全性にも優れると考えら
れている。さらに、PTC発熱体を面状に敷き詰める場
合、ニクロム線のように断線や短絡を起こす心配もな
い。このため、今後床下やホットカーペットにPTC発
熱体を入れる設計が増えていくと予想されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近では実際にPTC
発熱体を組み入れた床暖房システムが商品化され始めて
いる。そうしたシステムは、PTC発熱体の自己温度制
御機能に着目し、通電制御を行わず、常時通電している
場合が多い。むしろ、通電制御が不要なことを商品の訴
求点として販売されるものもある。
【0007】しかしながら、PTC発熱体とはいえ、や
はりそれを使用する環境に応じて最適な通電制御をする
ことが望ましいことは明らかである。例えば、寒冷地で
も同様の暖房効果を実現するためには、PTC発熱体が
到達しうる上限の温度がある程度高くなるような発熱体
素材を選定する必要があるし、その場合、温暖地で暖房
効果が大きくなりすぎないように通電をカットする制御
が必要なはずである。実開平4−129021号公報、
実開平5−73462号公報などにはPTC発熱体を用
いた暖房システムが開示されているが、いずれも通電を
最適制御するという思想を開示していない。
【0008】本発明はこうした点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、PTC発熱体が目的に応じて最適
な発熱状態になるよう制御するコントローラを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下、参考のために一部
の部材に図面中の対応部材の符号を与えるが、当然なが
らこれによって発明を限定的に解釈すべきではない。
【0010】1.本発明はPTC発熱体を制御するコン
トローラ(以下「PTCコントローラ」という)であっ
て、PTC発熱体(10)が使用される環境に関する不
変的な情報を入力する入力手段(40)と、入力された
環境情報を用いてPTC発熱体に対する通電を制御する
制御手段(50)とを含む。ここで、「PTC発熱体が
使用される環境に関する不変的な情報」とは、PTC発
熱体が置かれる部屋の最低室温や、PTC発熱体の上に
敷かれる床材の種類など、刻々変化しない情報をいう。
その時々の室温にしたがって制御する単純な方法と区別
する趣旨である。
【0011】したがって、こうした情報が前記入力手段
によって入力されると、前記制御手段は、この環境情報
を用いてPTC発熱体に対する通電を制御する。一例と
して、PTC発熱体が到達しうる上限の温度が高めのP
TC発熱体を採用し、最低室温が低ければ予め通電時間
を長くとり、逆の場合は短くするなどの制御である。
【0012】この態様によれば、予め環境を考慮して通
電制御がなされるため、本発明を例えば床暖房システム
に利用する場合、ユーザが意識しないところで室温の最
適制御を行うことができる。またこの態様では、刻々変
化する情報を監視しなくてもよいため、制御機器の構成
も単純になる。
【0013】2.本発明の別の態様のPTCコントロー
ラは、PTC発熱体(10)が複数存在するとき、各P
TC発熱体(回路A、B)に対する通電開始のタイミン
グをずらすための遅延手段(52)をもつ。「PTC発
熱体が複数存在する」とは、2つ以上のPTC発熱体が
ある場合のほか、ひとつのPTC発熱体が内部的に2つ
以上に分かれている場合も指すとする。例えば、外観は
1枚のカーペットであるが、なかは中央で分かれていて
片方づつ通電可能な場合、PTC発熱体が複数存在する
と考える。
【0014】前記遅延手段は、PTC発熱体が複数存在
する場合、それらに対する通電開始時間をずらすことに
より、通電開始に伴って突入する電流を制限することが
できる。特にPTC発熱体の場合、低温時に流れる電流
が比較的大きいため、各家庭の契約電力などを守るため
に有用な配慮である。
【0015】3.本発明のある態様では、2.のとき
に、前記遅延手段はPTC発熱体の温度に応じて通電開
始のタイミングを決定する。この決定にあたり、PTC
発熱体の温度と通電開始タイミングの関係を予めテーブ
ル(56)などの形で保持していてもよい。
【0016】一例として遅延手段は、PTC発熱体がす
でにある程度高温の場合、複数のPTC発熱体に対する
通電開始タイミングのずれを小さく、すなわち遅延時間
を小さくとる。PTC発熱体が高温であれば、もともと
突入電流が小さいためである。
【0017】この態様により、無用に長い遅延時間が設
定されることがなくなり、きめ細かな通電制御が可能と
なる。
【0018】4.本発明の別の態様のPTCコントロー
ラは、PTC発熱体の抵抗値が非PTC発熱体の抵抗値
よりも大きくなるような範囲でPTC発熱体の温度を収
めるべき範囲を設定するための設定手段(30)と、P
TC発熱体の温度を設定された範囲に収めるためにPT
C発熱体に対する通電を制御する制御手段(50)とを
含む。ここで「非PTC発熱体」とは、通常の半導体の
ようなNTC発熱体のほか、顕著なPTC特性を持たな
い発熱体、例えば通常のニクロム線なども含む。
【0019】この態様では、まず前記設定手段により、
PTC発熱体の抵抗値が非PTC発熱体の抵抗値よりも
大きくなるような範囲(以下「有利温度範囲」という)
でPTC発熱体の温度を収めるべき範囲(以下「目標範
囲」という)が設定される。
【0020】例えば、PTC発熱体の抵抗値が40°C
以上でニクロム線の抵抗値を上回るとき、有利温度範囲
は40°C以上となり、この範囲で50〜55°Cのよ
うな目標範囲が設定される。つづいて制御手段により、
PTC発熱体の温度がこの目標範囲に収まるよう通電の
制御がなされる。
【0021】この態様によれば、まずPTC発熱体の温
度が目標範囲に収められるため、PTC発熱体を利用す
る場所の温度を細かく制御することができる。また、目
標範囲は有利温度範囲にあるため、PTC発熱体の抵抗
値が非PTC発熱体の抵抗値より大きく、少ない電力で
暖房効果が得られる。
【0022】5.本発明の別の態様のPTCコントロー
ラは、PTC発熱体に対する通電を制御する制御手段
(50)と、PTC発熱体が使用されている環境の温度
とPTC発熱体に対する通電時間との関係を保持するテ
ーブル(54)とを含む。
【0023】この態様で、前記テーブルは、例えばPT
C発熱体が使われる部屋の室温と通電時間との関係を保
持している。例えば、室温が高い程、通電時間が短くな
るようなデータの組合せが記録されていると考えればよ
い。そのため、前記制御手段は、前記環境の温度をもと
にこのテーブルの内容を読み取って通電を制御する。こ
のため、本態様によれば制御誤差要因が少なく、最適制
御が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を適宜図
面を参照しながら説明する。
【0025】実施形態1.図1は、実施形態に係るPT
Cコントローラと、それによって通電制御がなされるP
TC発熱体であるPTCヒータを含む床暖房システムの
模式図である。
【0026】同図のごとくこのシステムは、PTCコン
トローラ2と、電源コンセント6からの電力をPTCヒ
ータ10に供給またはカットするリレーユニット4を含
む。
【0027】本実施形態では、PTCヒータ10は半面
ずつ独立して通電が可能なものとし、これらの通電単位
をそれぞれ回路A、回路Bとする。
【0028】リレーユニット4は2個のリレーA、Bを
内蔵している。これらはPTCコントローラ2から個別
に制御される。リレーA、Bの入力側は100Vや20
0Vの商用電源に接続され、出力側はPTCヒータ10
の回路A、Bにそれぞれ接続される。回路A、Bの面上
にはそれぞれ温度センサーA、Bが取り付けられ、各回
路の面上温度がPTCコントローラ2に伝えられる。こ
の他に、室温をPTCコントローラ2に伝える室温セン
サー8が設けられている。なお、図示しないが、PTC
コントローラ2の動作電力はリレーユニット4から与え
る。
【0029】図2はPTCコントローラ2の内部構成図
である。同図のごとくこのコントローラは、通電のオン
オフを制御するマイクロコンピュータを含むオンオフ制
御部50、回路Bに対する通電開始を遅らせる遅延部5
2を含む。オンオフ制御部50は、室温と通電時間の関
係を保持する通電時間テーブル54を参照する。
【0030】図3は通電時間テーブル54に記述されて
いる室温と通電時間の関係を模式的に示している。同図
では、室温がTrに達すると通電時間を0にしている。
室温がTrより低くなるに従って通電時間は長くなり、
最長でtONとなる。このtONという数値は、例えば一時
間あたりのtON分通電するというように解釈すればよ
い。このように本実施形態では、環境温度である室温と
通電時間が予め関連づけられているため、制御の精度が
高まる。従来は、ある設定温度になったら通電を遮断
し、その温度から少し下がれば再度通電を開始するとい
うヒステレシスを持たせた制御が多かったが、そうした
制御はある程度の誤差を覚悟しなければならない。本実
施形態ならそうした誤差は生じない。
【0031】一方、図4は遅延テーブル56に記述され
ているPTCヒータ10の面上温度と遅延時間の関係を
模式的に示す図である。面上温度としては、回路Aの温
度、回路Bの温度のいずれを採用してもよい。前者の場
合、回路Aに対する電流が落ち着いた頃合を見計らって
回路Bの通電を開始することになる。後者の場合、回路
Bの温度が高ければこの回路に対する突入電流が少ない
ため、回路Aに流れている電流と関係なく、回路Bに通
電を開始する。ここでは仮に、前者の場合とする。
【0032】図4では、回路Aの面上温度がTsに達す
ると遅延時間を0にしている。ただし、遅延時間には下
限値を設けておいてもよい。面上温度がTsより低くな
るに従って遅延時間は長くなり、最長でtdとなる。そ
の場合、回路Aの通電を開始してからtd経過後に回路
Bの通電を開始する。
【0033】図5は通電の遅延による突入電流軽減の効
果を示している。まず時間0で回路Aに通電が開始さ
れ、突入電流のピークPA が生じている。仮に回路Bも
同時に通電を開始すれば、このピークが2倍程度にな
る。つづいて、遅延テーブル56で決まる所定の遅延時
間後に回路Bに対する通電が開始される。このとき、回
路Bに対する突入電流と回路Aに対する電流iの合計で
ピークPB が生じる。しかし、回路Aに対する電流iが
すでに落ち着いているため、ピークPB は2回路の同時
通電開始の場合に比べて大幅に低減される。
【0034】以上、本実施形態によれば、PTCヒータ
10の自己温度制御機能のみに頼らないため、従来のP
TCヒータに比べてきめの細かい制御が可能となる。
【0035】実施形態2.実施形態1では、室温および
面上温度に応じて通電時間テーブルおよび遅延テーブル
を用いて通電を制御した。本実施形態では、明示的に目
標温度を設定して制御する例を説明する。
【0036】図6は、PTCコントローラ2の前面パネ
ルの外観例である。PTCコントローラ2はPTCヒー
タ10を利用する部屋の壁面などに埋め込まれている。
同図のごとく、PTCコントローラ2は表面にLCD2
0を持ち、ここには通常は室温が表示されている。表示
切替ボタン22が押されれば表示の内容が切り替わり、
例えばPTCヒータ10の回路A、Bの現在の面上温度
などが表示される。なお、PTCコントローラ2の前面
端部には爪24が設けられており、前面パネルを開ける
ことができる。
【0037】図7は本実施形態のPTCコントローラ2
の前面パネルを開けて内部を見たところである。同図の
ごとく内部には、PTCヒータ10の目標温度を設定す
るための目標スイッチ群30(スイッチAu、Al、B
u、Bl)が設けられている。スイッチAu、Al、B
u、Blはそれぞれ回路Aの面上最高温度、回路Aの面
上最低温度、回路Bの面上最高温度、回路Bの面上最低
温度を設定する。同図ではスライドスイッチとして描い
ているが、これは当然ロータリースイッチなど他の形状
であってよい。
【0038】この構成において、PTCコントローラ2
は、回路Aの面上温度がスイッチAuの設定温度に到達
したら回路Aへの通電を遮断し、スイッチAlの設定温
度まで下がったら通電を再開する。回路Bについても同
様である。
【0039】以上、本実施形態によれば、実施形態1同
様PTCヒータの暖房効果をきめ細かく制御することが
できる。通電制御を行わないPTCヒータの場合、PT
C発熱体が到達しうる上限の温度が目標温度に近い発熱
体素材を選定するほかなかったが、本実施形態ではこの
上限温度がさらに高い発熱体素材を選定することができ
る。その結果、寒冷値においても十分な暖房効果を実現
することが可能となる。さらに、目標範囲が有利温度範
囲内に設定されるため、本実施形態のPTCコントロー
ラ2によれば、非PTC発熱体をもちいるヒータよりも
電力を節約することが可能となる。
【0040】実施形態3.実施形態1、2では室温や面
上温度など、刻々変化する情報を用いて通電を制御し
た。本実施形態では、不変的な情報をもとに通電を制御
する例を説明する。
【0041】図8は本実施形態のPTCコントローラ2
の前面パネルを開けて内部を見たところである。同図の
ごとく内部には、各種の不変的な環境情報を設定するた
めの環境スイッチ群40(スイッチa、b、c、d)が
設けられている。環境スイッチ群40には、例えばその
部屋の一年を通しての最低室温や、PTCヒータ10の
上に敷かれる床材またはカーペットのタイプ、厚さ、部
屋の気密性(例えば扉の平均開閉頻度)など、部屋の温
度を最適に保つ際に考慮すべき情報が設定される。例え
ば、前記最低室温が低いほどスイッチaを右に設定し、
床材が厚いほどスイッチbを右に設定するなどである。
これらの環境情報には、PTCヒータ10の通電時間を
延ばす方向に作用するものと、縮める方向に作用するも
のがあるため、各情報に一定の重み付けがなされ、最適
と考えられる通電時間が設定される。
【0042】このように、不変的な環境要因を予め設定
しておくことにより、PTCコントローラ2は刻々変化
するような情報を参照することなく通電制御が可能であ
る。したがって、本実施形態の場合、温度センサーA、
Bをなくすことも可能である。環境スイッチ群40の設
定は、このPTCコントローラ2を設置する際に作業員
が行えば以降ユーザは設定しなくてよい。このため、基
本的にユーザは前面パネルを開けることも不要であり、
ユーザの意識しないところで制御がなされるという意味
で従来の暖房機器と異なる使用環境を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係るPTCコントローラと、それ
によって通電制御がなされるPTC発熱体であるPTC
ヒータを含む床暖房システムの模式図である。
【図2】 実施形態に係るPTCコントローラの内部構
成図である。
【図3】 実施形態1の通電時間テーブルに記述されて
いる室温と通電時間の関係を模式的に示す図である。
【図4】 実施形態1の遅延テーブルに記述されている
PTCヒータの面上温度と遅延時間の関係を模式的に示
す図である。
【図5】 実施形態1の通電の遅延による突入電流軽減
の効果を示す図である。
【図6】 実施形態に係るPTCコントローラの前面パ
ネルの外観例を示す図である。
【図7】 実施形態2に係るPTCコントローラの前面
パネルを開けたときに現れる構成を示す図である。
【図8】 実施形態3に係るPTCコントローラの前面
パネルを開けたときに現れる構成を示す図である。
【符号の説明】
2 PTCコントローラ、4 リレーユニット、6 電
源コンセント、8 室温センサー、10 PTCヒー
タ、20 LCD、22 表示切替ボタン、30目標ス
イッチ群、40 環境スイッチ群、50 オンオフ制御
部、52 遅延部、54 通電時間テーブル、56 遅
延テーブル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PTC発熱体を制御するコントローラで
    あって、 PTC発熱体が使用される環境に関する不変的な情報を
    入力する入力手段と、 入力された環境情報を用いてPTC発熱体に対する通電
    を制御する制御手段と、 を含むことを特徴とするPTCコントローラ。
  2. 【請求項2】 PTC発熱体を制御するコントローラで
    あって、 PTC発熱体が複数存在するとき、各PTC発熱体に対
    する通電開始のタイミングをずらすための遅延手段をも
    つことを特徴とするPTCコントローラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコントローラにおい
    て、 前記遅延手段は、PTC発熱体の温度に応じて通電開始
    のタイミングを決定することを特徴とするPTCコント
    ローラ。
  4. 【請求項4】 PTC発熱体を制御するコントローラで
    あって、 PTC発熱体の抵抗値が非PTC発熱体の抵抗値よりも
    大きくなるような範囲でPTC発熱体の温度を収めるべ
    き範囲を設定するための設定手段と、 PTC発熱体の温度を設定された範囲に収めるためにP
    TC発熱体に対する通電を制御する制御手段と、 を含むことを特徴とするPTCコントローラ。
  5. 【請求項5】 PTC発熱体を制御するコントローラで
    あって、 PTC発熱体に対する通電を制御する制御手段と、 PTC発熱体が使用されている環境の温度とPTC発熱
    体に対する通電時間との関係を保持するテーブルと、 を含み、前記制御手段は、前記環境の温度をもとにこの
    テーブルの内容を読み取って通電を制御することを特徴
    とするPTCコントローラ。
JP22407196A 1996-08-26 1996-08-26 Ptcコントローラ Pending JPH1064664A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019168143A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 Toto株式会社 暖房システムおよび暖房機

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JP2019168143A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 Toto株式会社 暖房システムおよび暖房機

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