JPH10501852A - カレンダ加工システム - Google Patents

カレンダ加工システム

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JPH10501852A JP8502008A JP50200896A JPH10501852A JP H10501852 A JPH10501852 A JP H10501852A JP 8502008 A JP8502008 A JP 8502008A JP 50200896 A JP50200896 A JP 50200896A JP H10501852 A JPH10501852 A JP H10501852A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、紙若しくはボール紙を製造する工程におけるカレンダ加工システムでに関する。このシステムは、少くともひとつのプレス・ニップ(14)と、コア(32)、及びこのコア(32)に接合され圧縮性および弾力性を有した材料を有する無端状のカレンダ・ベルト(30)とを備えるとともに、紙若しくはボール紙のウェブ(16)が前記ベルト(30)とともに前記プレス・ニップ(14)を通過し、かつ前記ウェブ(16)の脱水が製造工程における前段階で少くとも実質的に完全に終了するようにされる。前記カレンダ・ベルト(30)は、その厚さ方向において、コア(32)のウェブ側(34)に第一の硬さを有するとともに、プレス側と呼ばれる前記コア(32)の反対側(36)上に前記第一の硬さに比較してより高い硬さを有し、前記第一の硬さは、ウェブ(16)と係合するカレンダ・ベルト(30)の表面(38)をプレス・ニップ(14)においてウェブ(16)の表面における起伏(20)に適合させることができるように、ウェブ(16)に関連して選択される。

Description

【発明の詳細な説明】 カレンダ加工システム 本発明は、一般に紙若しくはボール紙(board)のウェブをカレンダ加工するシ ステムに関する。より詳しくは、本発明は、ウェブと共にプレス・ニップ(press nip)を通過する、圧縮性および弾力性を有した無端状のカレンダ・ベルトを用 いる形式のカレンダ加工システムに関する。 紙若しくはボール紙は、平滑度と艶を与えるべく、製造の途中でカレンダ加工 される。多くの印刷用紙に十分に高い印刷品質を提供するために、カレンダ加工 は欠かすことができない。カレンダ加工は、コート紙および非コート紙の両方に 実施される。 カレンダ加工は、製紙機若しくはボール紙抄紙機の乾燥セクションの直後にお いて行うことができる。いくつかの例においては、ウェブは乾燥セクションの終 端部においてカレンダ加工される。同一ライン上におけるカレンダ加工は、伝統 的に、2つの硬いロールによって構成される少なくとも一つのプレス・ニップを 有した機械式カレンダによってなされる。 カレンダ加工はオフライン、すなわち実質的に製紙機若しくはボール紙抄紙機 から分離した状態でも行われる。このケースにおけるカレンダ加工は、一つのロ ールが他のロール上に垂直に積み重ねられているような、比較的多数のロールを 有した、いわゆるスーパーカレンダ装置によって行われる。通常、スーパーカレ ンダ装置における一方のロールはハード・ロール、他方のロールはソフト・ロー ルとされるが、ウェブは、ハード・ロール上を移動する側の面の光沢が増加する 。ハード・ロールおよびソフト・ロールの相対位置をスーパーカレンダ装置の中 心において変えることによって、ウェブをより一様に処理することができる。 同じく同一ライン上でのカレンダ加工においては、弾力性を有したロールによ るカレンダ加工(「ソフト・カレンダ加工」)が開発されている。ソフト・カレ ンダ加工は、通常、比較的少ない数のロールによって行われるので、製紙機、ボ ール紙抄紙機若しくは塗工機の後方に、同一ライン上に配置することができる。 ソフトカレンダ加工においては、加熱された鉄ロールと、弾力性を有したロール 、例えばポリマーで被覆されたロールとによってプレス・ニップがそれぞれ形成 される。プレス・ニップにおいてウェブを柔らかくする効果を有する熱は、少な い数のロールで紙に十分な滑らかさと光沢を与えるために欠かすことができない 。ソフト・カレンダ加工においては、ロールの弾性がプレス・ニップの延長をも たらす。このことは、かえってソフト・カレンダ加工におけるより平坦な圧力脈 動に帰結するので、機械カレンダと比較して圧力を有利に制限することができる 。 欧州特許EP−A1−0361402号に記載されているように、ハード・ロ ールのみを用いた機械カレンダと、加熱されたハード・ロールおよび弾力性を有 したロールを用いたソフト・カレンダとでは、カレンダ加工の結果に本質的な差 があることが知られている。ハード・ロールを備えた機械カレンダは、一定の心 厚にカレンダ加工することができるが、高く、かつ局所的な圧力脈動がウェブの 厚い部分により強い圧縮を与えるため、望ましくない密度変化がウェブに生じる 。一方、ソフト・カレンダ加工によれば、より一定の密度にウェブをカレンダ加 工することができるが、その代わりに、残存する起伏、すなわち一定でない厚さ と劣等な光沢に苦しむことになる。 欧州特許EP−A1‐0361402号は、ロールの回りに延びる無端状の軌 道を進み、かつロールの周囲からプレス・ニップの外側に離れるような、別個の 比較的長いカレンダ・ベルトによって、プレス・ニップの一方の側に弾性を付与 することを提案している。したがって、紙若しくはボール紙のウェブは、弾力性 を有した無端状のベルトとハード・ロールとにより構成されるプレス・ニップの 間に置かれる。そのような設計においては、加熱されたハード・ロールからの熱 によってプレス・ニップで加熱されたカレンダ・ベルトは、閉じたループにおけ るもどり行程で冷却される。 ドイツ特許DE3632692は、スーパーカレンダ装置において、ハード・ ロールおよびそれに平行な追加ロールの回りを無端状に延び、紙若しくはボール 紙のウェブと共にプレス・ニップを通過してカレンダ加工されるような、弾力性 を有したカレンダ・ベルトの使用を開示している。 圧力パルスの最大圧力を減らすべく、ソフト・カレンダ加工におけるプレス・ ニップをさらに延長するために、製紙機若しくはボール紙抄紙機のプレス・セク ションにおいて使用されるいわゆるシュー(Shoe)・プレスと実質的に同じタイ プのプレス設計をソフト・カレンダ加工において使用することが、米国特許第5 ,163,364号に提案されている。そのようなソフト・カレンダ加工は、回 転しかつ加熱されるハード・ロールと、このハード・ロールと整合する実質的に 固定された凹形の支持要素との間に形成される、延長プレス・ニップ(extended press nip)を有する。そして、紙若しくはボール紙のウェブは、プレス・ニップ 内において、ウェブと前記支持要素との間に位置する無端状ベルトの形をしたプ レス・ケーシングとともに、プレス・ニップを通り抜ける。カレンダ・ベルトは 、支持要素若しくは「シュー」のまわりに延びる無端状の軌道を進むとともに、 プレス・セクションにおけるシュー・プレスと同様に、シュー側は非浸透性とさ れている。しかしながら、米国特許第5,163,364号には、カレンダ・ベ ルトについて詳細には記載されていない。 WO94/05853には、ソフトカレンダ加工において使用可能と言われる 、回転ロールとシューとの間に形成された延長プレス・ニップを有した、他の形 態のプレス装置が記載されている。 つや出し装置若しくはカレンダ装置におけるプレス・ケーシングとして使用す るための無端状のカレンダ・ベルトに関しては、紙側の面の粗さが反対側の面の 粗さより本質的により小さくなるように、ベルトを非対称に設計することがドイ ツ特許DE4322322によって知られている。 例えば米国特許第4,552,620号に開示されているように、ソフトカレ ンダ加工のための無端状のカレンダ・ベルトは伝統的に、一方の面若しくは両面 に一般的にはポリウレタンのような適当な含浸物質を含浸させ、所望の厚さに成 形された、織られた繊維ベース若しくはコアから製造される。 上述した従来のカレンダ加工技術の全体的な問題は、一方では平滑度と光沢の 間に、他方では一定な密度に関して常に妥協がつきまとうということである。さ らには、カレンダ加工工程の間に、ウェブ全体に望ましくない厚みの変化がしば しば生じるということである。言い換えると、ウェブの平坦でない表面層の厚さ を△と表すとともに残存厚さをTと表すと、Tの値を一定に維持しつつ△を除去 することが狙いとされる。今日のカレンダ加工技術に関しては、カレンダ加工さ れた紙若しくはボール紙の予想される使用に応じて、1つのパラメータを選択す ることがしばしば必要である。例えば、カレンダ加工の後に紙若しくはボール紙 上に画像を印刷するケースについて考慮すると、劣等なカレンダ加工の結果とし てのウェブの不調和/粗さが、視覚的に劣等な画像を産み出すともに、ウェブの 一様でない密度が画像の着色/色吸収をより不規則なものとさせる。 上述したEP0361402に開示されていいるように、局所的な荷重のピー クを中和することを目的として、弾力性および圧縮性を有したカレンダ・ベルト を用いることによってプレス・ニップにおけるウェブ上の荷重をより均一に分散 させる、いくつかの試みが以前になされていることは事実である。この場合、カ レンダ・ベルトの弾性は、プレス・ニップにおいてベルトがウェブの表面粗さに 追従できるようにされる。この従来技術の1つの問題は、EP0361402に 詳細に述べられているように、ベルトが柔らか過ぎるとカレンダ・ベルトの寿命 を大幅に低減させるような塑性変形が生じる危険があるが、ベルトが固すぎると ウェブの表面粗さに追従できなくなってしまうということである。 本発明の全体的な目的は、上述した従来のカレンダ加工技術と比較して、プレ ス・ニップにおける圧力を減少させることができるカレンダ加工システムを提供 することと、同時に、今日のカレンダ加工技術によってなし得る製品よりも滑ら で光沢がありかつ密度が一様な製品を提供することにある。 本発明のこれらの目的は、添付の請求項1において定義されたシステムによっ て達成される。 すなわち、本発明は、紙若しくはボール紙を製造する工程におけるカレンダ加 工システムを提供する。このシステムは、少なくとも一つのプレス・ニップと、 無端状のカレンダ・ベルトとを備える。このカレンダ・ベルトは、コアと、この コアに接合された縮性および弾力性を有した材料とを有する。そして、紙若しく はボール紙のウェブは、前記カレンダ・ベルトと共にプレス・ニップを通過する 。前記ウェブの脱水は、製造工程における前段階で、完全に若しくは少くとも実 質的に完全に終了ている。本発明の新規かつ特有な特徴は、カレンダ・ベルトが 、その厚さ方向において、コアのウェブに最も近い面上に第1の硬さを有すると ともに、前記コアの反対側の面上の硬さが前記第一の硬さより硬くされていると いうことである。前記第一の硬さは、ウェブと係合するカレンダ・ベルトの表面 形状を、プレス・ニップにおいてウェブ表面の凹凸に適合させることができるよ うに、ウェブと関連させて選択される。 本発明のシステムが授ける利点は、カレンダ・ベルトがウェブの凹凸に追従で きるような十分な圧縮性を有した材料と、特にウェブの速度が高いときにも、ベ ルトに許容できる程度の寿命を与えることができる十分に固い材料との間におけ る妥協を、取り除くことができるということである。 上記の利点は、プレス・ニップが、2つの回転ロールの間に形成されるもので あるか、1つの回転ロールと実質的に固定された凹形の支持要素との間に形成さ れる延長プレス・ニップ(extended press nip)であるか、に関わりなく適用さ れる。両方のケースにおいて、最も大きい機械的な動作および摩耗の危険にさら されるのは、本明細書においてカレンダ・ベルトのプレス側と呼ばれる、ウェブ から離れた側の面である。本発明によれば、カレンダ・ベルトのプレス側は、許 容できる程度のベルト寿命を提供するために十分に固く製作することができると ともに、本明細書においてカレンダ・ベルトのウェブ側と呼ばれるベルトの他方 の面には、十分に低い硬さを選択することができる。 本発明は、2つのロールを有したソフト・カレンダ加工において、カレンダ・ ベルトがロール・カバー(roll-covering)として用いられるケースにも、同じく 適用することができる。 発明のもう一つの本質的な利点は、その厚みの全体にわたって同一の硬さを有 するカレンダ・ベルトに比較して、プレス・ニップにおけるカレンダ・ベルトの 特性をより正確に制御することができるということにある。 上述した第一の、ベルトのウェブ側の比較的低い硬さ、および第二の、ベルト のプレス側の比較的高い硬さは、プレス・ニップを通過するときに、後者がベル トのプレス側の形状に対応する変化を引き起こさないように、ウェブの凸凹に関 連させて選択される。言い換えると、前記第二の比較的高い硬さは、プレス・ニ ップにおいてベルトの軟らかいウェブ側部分によってウェブの起伏が補償される (compensated)際に、カレンダ・ベルトが堅くかつ一様な抵抗を生じるのに、常 に十分であるべきである。したがって、本発明のシステムは、伝統的なソフト・ カレンダ加工の有利な特徴、および機械カレンダの有利な特徴の両方を同時に示 す。 ウェブ側の硬さが全体として、プレス側の全体としての硬さより低い、という ことが強調されなければならない。本発明は、ウェブ側の複数の部分がウェブ側 のその他の部分より高い硬さを有するケースと、プレス側の複数の部分がプレス 側のその他の部分より低い硬さを有するケースの、二つの特有なケースを含む。 例えば、カレンダ・ベルトは、ウェブと係合し上述した第一の硬さより高い硬 さを有する表面層を有していてもよい。このケースにおいては、硬い表面層は十 分に薄くかつ柔軟とされ、ウェブの起伏は表面層を通して「伝播し」、かつウェ ブ側の下側に横たわるより軟かい部分の形状の適合によって補償される。 さらに、カレンダ・ベルトは、そのウェブ側における、ウェブの起伏を吸収(t ake up)する比較的軟かい部分とウェブとの間のどこかの部分に、機械の縦方向 (MD)および横方向(CD)において伸張性の低いバリヤー層を有していても よい。これにより、ウェブ側の圧縮によって引き起こされるベルトの機械の縦方 向および横方向における剪断動きが、接触面においてウェブの繊維上に作用する 望ましくない剪断力を生じることを、少くとも部分的に防ぐことができる。 カレンダ・ベルトのウェブ側の硬さは、好ましくはショアA硬度で75乃至9 1の範囲、特に有利にはショアA硬度で80乃至91の範囲とされる。しかしな がら、ウェブ側の厚み方向の硬さは、プレス側の厚み方向の硬さより常に低くさ れるべきである。ウェブ側およびプレス側は、異なる材料から成形することがで きる。また、好ましくは、ウェブ側の厚みをプレス側よりもかなり大きくするこ とができる。 カレンダ・ベルトのウェブ側は、厚み方向に連続的若しくは非連続的な硬さ勾 配を有することができるが、硬さ勾配は用途に応じてプラス方向若しくはマイナ ス方向とされる。そのような硬さ勾配は、例えば、硬さが異なるいくつかの層か らウェブ側を構成することによって達成することができる。 カレンダ・ベルトの表面構造に関しては、プレス側は、回転しているロールに 対して十分な摩擦特性を示さなければならず、また、もしプレスシューが代わり に使用される際には十分な油膜を生じさせなければならない。ウェブの表面は比 較的繊細であり、かつ機械の縦方向における相対的な運動を妨げるように、十分 な摩擦を発揮しなければならない。これは、ベルトのウェブ側の最も上方に、表 面層として特殊な摩擦増加材料を設けることによって達成することができる。 本発明のシステムのプレス・ニップにおけるウェブ上の平均圧力は、加圧工程 および乾燥工程中の他のプレス・ニップにおけるウェブ上の平均圧力より高く、 好ましくは4MPaより高く、一般的には6乃至20MPaの範囲とされる。 加熱されたロールの温度は、200℃以上とすることができる。好ましくは、 ウェブの加熱される面は、容積が減少しないように、6乃至15μmより下側が 加熱されてはならない。 本発明のこれらの特徴および他の特徴は、添付された請求項の範囲に述べられ ている。 本発明は、2つの実施形態に基づいて添付の図面を参照しながら説明される。 ここで、同一の符号は同一の部分を表す。 図1Aは、本発明に係る2つの回転ロールを備えたカレンダ加工システムの第 1実施形態を模式的に示した図である。 図1Bは、図1Aに示したカレンダ加工システムのプレス・ニップを、破断し た状態で示した拡大図である。 図2Aは、回転ロールおよびプレス・シューを備えた、本発明に係る第2実施 形態のカレンダ加工システムを模式的に示した図である。 図2Bは、図2Aに示したカレンダ加工システムにおける延長プレス・ニップ を破断した状態で示す拡大図である。 図3は、図1A若しくは図2Aのシステムにおいて使用可能なカレンダ・ベル トを模式的に示した断面図である。 図1Aおよび図1Bは、プレス・ニップ14を形成する一対の回転ロール10 ,12を備えた、本発明に係るカレンダ加工システムを示す。ロール12は、相 対 的に硬く、かつ加熱される。前段階の決定的な脱水工程(プレスおよび乾燥工程 )で処理された紙若しくはボール紙のウェブ16は、プレス・ニップ14を通過 する。前記ウェブ16がコートされている場合には、コートされた面がハード・ ロール10に対向する。図1Bにおいて符号18,20で示されるように、ウェ ブ16は、プレス・ニップ14を通過する前の状態において平坦でない表面を有 している。 前記システムは、下側ロール12の回りに離れた状態で延びる、図示されない 無端状の軌道を進むカレンダ・ベルト30をさらに備える。カレンダ・ベルト3 0は、破線で模式的に図示されたコア32を有する。前記コア32は、一層若し くは多層設計の織物、一つ若しくはそれ以上の方向に延びる織られていない糸、 または穴のあいたパターンを有する連続的層のような他の設計から構成すること ができる。とすることもできる。 図1Bに示したように、前記ベルト30の全体的な厚さは、2つの部分的な厚 さtb(bはウェブ側を表す)およびtp(pはプレス側を表す)で構成されている 。ベルト30の、ウェブ16に面した、すなわち図においてコア32より上側の 部分34は、厚みtbを有するとともにウェブ側と呼ばれる。一方、ベルト30 のウェブ16から離れた、すなわちコア32の下側の部分36はプレス側と呼ば れる。上述したように、ウェブ側34の硬さは、プレス側36の硬さより低くさ れ、かつ図1Bにおいて符号38で示されるプレス・ニップにおいて、ウェブ側 34の表面が起伏20の形状に対して弾性的に適合するように選ばれる、という ことが本発明によって予見される。 ウェブ側34は、例えばショアA硬度で75乃至91の範囲の硬度を有するこ とができる。そして、プレス側36の硬度は、いずれにしてもより高い硬さを有 するべきであるが、例えばプレス・セクションにおけるシュー・プレスのための 伝統的なプレスベルトの硬度に、実質的に対応するような硬度とすることができ る。 ウェブ16は、図1Aおよび図1Bに示したように実質的にその上面のみ、す なわち硬く、かつ加熱されたロール10に面する面のみがカレンダ加工され、プ レス・ニップの出口側に模式的に図示された平坦な表面18’とされる。ウェブ 16の下側の起伏20は本質的に変化しないまま残存するが、ウェブ16を同様 の、しかしながら反転状態とされた図示されない後続のカレンダ加工工程に導入 することによって除去することができる。 一方、図1Aおよび図1Bにおける実施形態は、明細書の前置きの部分に記載 された、本発明の一つ若しくはそれ以上の特徴を示している。 図2Aおよび図2Bは、本発明に係るカレンダ加工システムの2番目の実施形 態を図示している。この実施形態においては、プレス・ニップ14は、硬く、か つ加熱されたロール10と、このロール10に対向し、図示されない固定ばりに よって支持されて実質的に固定されたプレス・シュー40とによって形成される 。カレンダ・ベルト30は、プレス・シュー40の回りに延びる符号42で示さ れた無端状の軌道上を進む。必要とされる摩擦の低減は、従来知られている方法 、すなわちプレス・シュー40上の油膜によってもたらされる。この場合、ベル ト30は非浸透性でなければならない。一方、図1Aおよび図1Bの実施形態に 示されたものと本質的に同じ特徴が、図2Aおよび図2Bの実施形態に適用され る。 さらに、図2Aおよび図2Bの実施形態は、明細書の前置き部分に記載された 本発明の一つ若しくはそれ以上の特徴を示している。 図3は、上述したシステムに使用されるカレンダ・ベルト30の断面を模式的 に示している。この図において、ベルト30のウェブ側34は、3つの層34a 、34b、34cで構成されている。3つの層の内で最も厚く、かつコア32に 最も近い層34aは、上述したように比較的低い硬さを有し、ウェブ16の起伏 20に対するウェブ側34の形状適合を許容する。この層34aは、例えばポリ ウレタンから形成され、その硬度範囲はショアA硬度で75乃至91の範囲とさ れる。 層34bは、中間の、機械の縦方向および横方向の伸張性が低い比較的薄いバ リヤー層とされ、層34aの機械の縦方向および横方向における運動がウェブ1 6の繊維上に剪断力を作用させて起伏を生じさせることを防ぐように作用する。 層34cは、同じく相対的に薄く、硬いけれども、柔軟な表面層とされ、ベル ト30のウェブ側34の摩耗を防止するように作用する。代わりに、表面層34 cを、ゴム層のような摩擦を増加させる層とすることもできる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年12月19日 【補正内容】 請求の範囲 1. 紙若しくはボール紙を製造する工程におけるカレンダ加工システムであ って、少くともひとつのプレス・ニップ(14)と、コア(32)と前記コア( 32)に接合され圧縮性および弾力性を有した材料とを有する無端状のカレンダ ・ベルト(30)とを備えるとともに、紙若しくはボール紙のウェブ(16)が 前記ベルト(30)とともに前記プレス・ニップ(14)を通過し、かつ前記ウ ェブ(16)の脱水が製造工程における前段階で少くとも実質的に完全に終了す るようにされているカレンダ加工システムにおいて、 前記カレンダ・ベルト(30)は、その厚さ方向において、コア(32)のウ ェブ側と呼ばれる前記ウェブ(16)に最も近い側(34)に第一の硬さを有す るとともに、プレス側と呼ばれる前記コア(32)の反対側(36)上に前記第 一の硬さに比較してより高い硬さを有し、 前記第一の硬さは、ウェブ(16)と係合するカレンダ・ベルト(30)の表 面(38)の形状を、プレス・ニップ(14)においてウェブ(16)の表面に おける起伏(20)に適合させることができるように、ウェブ(16)に関連し て選択されることを特徴とするカレンダ加工システム。 2. 前記第一の硬さが、ショアA硬度で75乃至91の範囲内とされること を特徴とする請求項1に記載のカレンダ加工システム。 3. 前記第一の硬さがショアA硬度で80乃至91の範囲内とされることを 特徴とする請求項2に記載のカレンダ加工システム。 4. カレンダ・ベルト(30)のウェブ側(34)が、その厚さ方向に硬さ 勾配を有することを特徴とする請求項1乃至3に記載のカレンダ加工システム。 5. カレンダ・ベルト(30)のウェブ側の前記硬さ勾配が、異なる硬さの 複数の層で構成されたウェブ側(34)によって提供されることを特徴とする請 求項4に記載のカレンダ加工システム。 6. 前記プレス・ニップ(14)がウェブ(16)上に負荷する平均圧力は 、先行する加圧工程および乾燥工程の間にウェブ(16)上に負荷される平均圧 力より高く、好ましくは4MPa以上とされることを特徴とする請求項1に記載 のカレンダ加工システム。 7. 前記圧縮性および弾力性を有した材料が、実質的に非多孔性とされるこ とを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 8. 前記カレンダ・ベルト(30)が、前記ウェブ(16)と係合し前記第 一の硬さより高い硬さ有する比較的薄い表面層(34c)を有し、この硬い表面 層(34c)は、他方においてウェブ(16)表面の起伏に対する前述した形状 適合に対して反対方向に作用しないように十分に柔軟とされていることを特徴と する請求項1乃至7のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 9. カレンダ・ベルト(30)は、そのウェブ側(34)における、ウェブ (16)の起伏にその形状が適合するウェブ側(34)とウェブ(16)との間 の比較的軟かいどこかの部分に、機械の縦方向および横方向における伸張性が比 較的低いバリヤー層(34b)を有することにより、ベルト(30)のウェブ側 (34)の圧縮によって生じるウェブ側(34)の機械の縦方向および横方向に おけるせん断動きの結果としての、接触面においてウェブ(16)の繊維上に作 用する望ましくない剪断力の発生に対して、反対方向に作用するようにされてい ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 10. カレンダ・ベルト(30)は、ウェブ(16)と係合する摩擦増加表 面層(34c)を有することにより、カレンダ・ベルト(30)とウェブ(16 )との間における相対的なすベリに対して反対方向に作用するようにされている ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 11. カレンダ・ベルト(30)のコア(32)に接合された弾力性および 圧縮性を有する材料が、非浸透性とされていることを特徴とする請求項1乃至1 0のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 12. カレンダ・ベルト(30)のウェブ側(34)の厚み(tb)が、プ レス側の厚み(tp)より厚くされていることを特徴とする請求項1乃至11の いずれかに記載のカレンダ加工システム。 13. カレンダ・ベルト(30)のコア(32)の機械の縦方向および横方 向における伸張性が、ベルト(30)のその他の部分に比較して低くされている ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 14. 前記コア(32)が、機械の縦方向および横方向においてほぼ等しい 伸張性を有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載のカレンダ 加工システム。 15. 前記プレス・ニップ(14)が、一対の回転ロール(10,12)の 間に形成されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のカレンダ 加工システム。 16. 前記カレンダ・ベルト(30)が、前記一対のロール(10,12) のうちの一方のロール(10)に対するロール・カバーとされ、かつ他方のロー ル(12)が加熱されることを特徴とする請求項15に記載のカレンダ加工シス テム。 17. カレンダ・ベルト(30)が、前記一対の回転ロール(10,12) から独立したベルト(30)としてプレス・ニップ(14)を通り抜けることを 特徴とする請求項15に記載のカレンダ加工システム。 18. プレス・ニップ(14)が、回転しかつ加熱されるロール(10)と 、実質的に固定されたプレス・シュー(40)との間に形成される、延長プレス ・ニップとされるとともに、 前記カレンダ・ベルト(30)が、プレス・シュー(40)の回りに延びる無 端状の軌道(42)上を進むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記 載のカレンダ加工システム。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 紙若しくはボール紙を製造する工程におけるカレンダ加工システムであ って、少くともひとつのプレス・ニップ(14)と、コア(32)と前記コア( 32)に接合され圧縮性および弾力性を有した材料とを有する無端状のカレンダ ・ベルト(30)とを備えるとともに、紙若しくはボール紙のウェブ(16)が 前記ベルト(30)とともに前記プレス・ニップ(14)を通過し、かつ前記ウ ェブ(16)の脱水が製造工程における前段階で少くとも実質的に完全に終了す るようにされているカレンダ加工システムにおいて、 前記カレンダ・ベルト(30)は、その厚さ方向において、コア(32)のウ ェブ側と呼ばれる前記ウェブ(16)に最も近い側(34)に第一の硬さを有す るとともに、プレス側と呼ばれる前記コア(32)の反対側(36)上に前記第 一の硬さに比較してより高い硬さを有し、 前記第一の硬さは、ウェブ(16)と係合するカレンダ・ベルト(30)の表 面(38)の形状を、プレス・ニップ(14)においてウェブ(16)の表面に おける起伏(20)に適合させることができるように、ウェブ(16)に関連し て選択されることを特徴とするカレンダ加工システム。 2. 前記第一の硬さが、ショアA硬度で75乃至91の範囲内とされること を特徴とする請求項1に記載のカレンダ加工システム。 3. 前記第一の硬さがショアA硬度で80乃至91の範囲内とされることを 特徴とする請求項2に記載のカレンダ加工システム。 4. カレンダ・ベルト(30)のウェブ側(34)が、その厚さ方向に硬さ 勾配を有することを特徴とする請求項1乃至3に記載のカレンダ加工システム。 5. カレンダ・ベルト(30)のウェブ側の前記硬さ勾配が、異なる硬さの 複数の層で構成されたウェブ側(34)によって提供されることを特徴とする請 求項4に記載のカレンダ加工システム。 6. 前記プレス・ニップ(14)がウェブ(16)上に負荷する平均圧力は 、先行する加圧工程および乾燥工程の間にウェブ(16)上に負荷される平均圧 力より高く、好ましくは4MPa以上とされることを特徴とする請求項1に記載 のカレンダ加工システム。 7. 前記圧縮性および弾力性を有した材料が、実質的に非多孔性とされるこ とを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 8. 前記カレンダ・ベルト(30)が、前記ウェブ(16)と係合し前記第 一の硬さより高い硬さ有する比較的薄い表面層(34c)を有し、この硬い表面 層(34c)は、他方においてウェブ(16)表面の起伏に対する前述した形状 適合に対して反対方向に作用しないように十分に柔軟とされていることを特徴と する請求項1乃至7のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 9. カレンダ・ベルト(30)は、そのウェブ側(34)における、ウェブ (16)の起伏にその形状が適合するウェブ側(34)とウェブ(16)との間 の比較的軟かいどこかの部分に、機械の縦方向および横方向における伸張性が比 較的低いバリヤー層(34b)を有することにより、ベルト(30)のウェブ側 (34)の圧縮によって生じるウェブ側(34)の機械の縦方向および横方向に おけるせん断動きの結果としての、接触面においてウェブ(16)の繊維上に作 用する望ましくない剪断力の発生に対して、反対方向に作用するようにされてい ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 10. カレンダ・ベルト(30)は、ウェブ(16)と係合する摩擦増加表 面層(34c)を有することにより、カレンダ・ベルト(30)とウェブ(16 )との間における相対的なすべりに対して反対方向に作用するようにされている ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 11. カレンダ・ベルト(30)のコア(32)に接合された弾力性および 圧縮性を有する材料が、非浸透性とされていることを特徴とする請求項1乃至1 0のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 12. カレンダ・ベルト(30)のウェブ側(34)の厚み(tb)が、プ レス側の厚み(tp)より厚くされていることを特徴とする請求項1乃至11の いずれかに記載のカレンダ加工システム。 13. カレンダ・ベルト(30)のコア(32)の機械の縦方向および横方 向における伸張性が、ベルト(30)のその他の部分に比較して低くされている ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のカレンダ加工システム。 14. 前記コア(32)が、機械の縦方向および横方向においてほぼ等しい 伸張性を有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載のカレンダ 加工システム。 15. 前記プレス・ニップ(14)が、一対の回転ロール(10,12)の 間に形成されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のカレンダ 加工システム。 16. 前記カレンダ・ベルト(30)が、前記一対のロール(10,12) のうちの一方のロール(10)に対するロール・カバーとされ、かつ他方のロー ル(12)が加熱されることを特徴とする請求項15に記載のカレンダ加工シス テム。 17. カレンダ・ベルト(30)が、前記一対の回転ロール(10,12) から独立したベルト(30)としてプレス・ニップ(14)を通り抜けることを 特徴とする請求項15に記載のカレンダ加工システム。 18. プレス・ニップ(14)が、回転しかつ加熱されるロール(10)と 、実質的に固定されたプレス・シュー(40)との間に形成される、延長プレス ・ニップとされるとともに、 前記カレンダ・ベルト(30)が、プレス・シュー(40)の回りに延びる無 端状の軌道(42)上を進むことを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記 載のカレンダ加工システム。
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