JPH10501470A - 多重ロール式プラニッシャーと、その利用 - Google Patents

多重ロール式プラニッシャーと、その利用

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JPH10501470A
JPH10501470A JP8530787A JP53078796A JPH10501470A JP H10501470 A JPH10501470 A JP H10501470A JP 8530787 A JP8530787 A JP 8530787A JP 53078796 A JP53078796 A JP 53078796A JP H10501470 A JPH10501470 A JP H10501470A
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Abstract

(57)【要約】 互いに間隔をあけて配置された複数の平行なロールを有する2つのプラニッシング装置(2,2')を固定フレーム(1)の内部に有し、各ロールをオフセットにすることによってストリップの平均走行面の両側に波形軌道が規定され、各プラニッシング装置(2,2')は平行な軸線を有する複数の回転式プラニッシングロール(21)を備え、各プラニッシングロールはその長手方向全体に渡って分散配置された少なくとも一列の支持ロール群を有し、その全体は支持シャーシ(4)に取付けられ、ストリップと反対側の側面は固定フレーム(1)上に当接された剛体の支持ビーム(3)上に当接されている、長手方向x−x’に沿って移動するストリップ製品をプラニッシングするための重複式ロールプレニッシャー。少なくとも1つのプラニッシング装置(2)の支持シャーシ(4)がフレーム状の部品(40)で構成され、この部品内にはプラニッシングロール(21)の数と同じ数の横断ビーム(5)が互いに隣接して並べられており、横断ビーム(5)はフレーム状の部品(40)内を、対応するプラニッシングロール(21)の軸線を通る締付け面(P1)に沿って互いに独立して摺動できるように取付けられており、各作業プラニッシングロール(21)はその全長に渡ってその支持ロール(22)を介して横断ビーム(5)に支持され、各横断ビーム(5)は支持ビーム(3)と横断ビーム(5)との間に横断ビーム(5)の長さ全体に渡って分散配置された少なくとも2つの液圧ジャッキ(6)を介して支持ビーム(3)に支持されている。各列のジャッキの位置および圧力を別々に調節して、ストリップ の移動中でも、作業ロールの重なり度と、各作業ロールに加えれる力の分布とを決定することができる。金属シートの冷間プラニッシングに適用される。

Description

【発明の詳細な説明】 多重ロール式プラニッシャーと、その利用 本発明は連続ストリップ状の平らな製品、特に金属ストリップをプラニッシン グ(圧延平滑処理)する機械(planeuse)と、それを用いた圧延平滑処理方法に関 するものである。 平らな製品、特に圧延板のような金属ストリップをプラニッシングする場合に は、多くの場合、多重ロール式プラニッシャーとよばれる機械が使用される。こ の多重ロール式プラニッシャーは互いに平行な軸線を有する2組のロール群を備 え、各ロール群が2つのプラニッシング(圧延平滑)装置を構成する。圧延平滑 すべきストリップは2組のロール群の間を、一般にはロールと直交する長手方向 に、通過する。各ロールは長手方向および垂直方向に互いにズレた状態に設置さ れてストリップが通る波状の軌道が形成され、ストリップにはほぼ水平な平均移 送面の両側で両方向へ交互に引張−圧延作用が加えられる。 ロール群組立体は間隔をあけて配置された2つの垂直部材からなる固定支持ス タンド内に配置され且つ所望の条件とストリップの特性、特にストリップの寸法 と金属の種類の関数でローラーの重なり度(imbrication)を変化させるプラニッ シング効率調節手段に連結されている。 ストリップが波型軌道に沿ってロール間を通過するため、2つのロール群は互 いに引き離される傾向にある。従って、固定スタンドに支持させることによって 常にその重なり度合い維持する必要がある。そのため、ストリップ通路の両側に ひとつずつ置かれた各プラニッシング装置は一般に支持ビームを構成す る強いクロス部材に支持され、このクロス部材はプラニッシング装置の幅全体に 渡って延びている。このような構造は、例えばデンマーク特許第 1,552,086号に 記載されている。 大抵の場合、下側のプラニッシング装置は対応する支持ビームと共に一定位置 に固定され、上側のプラニッシング装置は上下に可動になっていて、2つのプラ ニッシング装置間の距離が調節できるようになっている。そのため、上側の支持 ビームを構成するクロス部材は支持スタンドの垂直部材間を垂直方向に摺動でき 、その位置はスタンドのアングル材に取付けられた機械式または液圧式の駆動装 置によって調節される。すなわち、駆動装置は固定された下側のプラニッシング 装置に対して調節可能な上側支持ビームおよび上側プラニッシング装置の位置を 調節する。必要な場合には、一方のプラニッシング装置の他方のプラニッシング 装置に対する前方/後方傾き(basculement)または横方向傾き(dehanchement)を 変えるように駆動装置を調節する、例えば、ストリップの前進方向でのローラー の重なり度が減少するように駆動装置を調節することができる。 平滑化のための力は、特に低温で平滑化する場合の力は非常に強いため、プラ ニッシングの力を制御するためには、プラニッシャーの構造はできるだけ剛体に する必要がある。そのため、従来のプラニッシャーは極めて重い機械であり、設 計も基本的なままであり、精密な調節はできなかった。 しかも、加わる力に対して各支持部品が一定限度降伏することは避けられない ため、運転中に作業ロールがわずかに撓み、その結果ストリップの幅方向の圧力 分布が不均一になることがあった。 デンマーク特許第 2,747,331号に記載の構造では、個々の作 業ロールがスタンドの支柱に直接支持された各クロス部材に支持ロールを介して 押圧されている。この場合、各クロス部材の撓みは、各クロス部材と支持ロール との間に挿入された厚さが調節可能なスペーサーによって補償される。このスペ ーサーはV字型を形成するように傾斜した2枚の平板で構成され、対応する作業 ロールの直線性が保たれるように、その厚さは偏心によって中央部分が厚くなっ ている。 しかし、この機械は現在の進歩した製品および顧客の要求を満たす上で必要な より大きな表面仕上げ力には適用できない。しかも、調節は運転前すなわち空の 状態で行われなければならないため、平滑化処理中にクサビの相対位置を修正す ることは難しい。 欧州特許第 577,170号に記載のさらに改良された構成では、各プラニッシング ローラーが厚さが調節可能なクサビシステムを介して支持シャーシに支持され、 支持シャーシ自体は支持ビームの高さを調節する4つのジャッキの軸線上に設け た固定スペーサーを介して支持ビームのアングル材に当接している。 この固定スペーサの間に配置された2列の平らなジャッキは支持ビームと各プ ラニッシング装置のシャーシとの間に、入口側および出口側で各々配置され、平 らなジャッキの間の圧力分布は、加わった力によって生じる支持ビームの歪みを 補償して支持シャーシの直線性、結果的には支持シャーシに当接したプラニッシ ングロールの直線性を維持するように調節される。 この調節は負荷のかかった状態(en charge)で行うこともでき、従って、加え る力を運転中に変化させてシャーシを平らに維持し、結果的にロールの重なり度 を維持することができる。 しかし、ストリップに加わる引張−圧延作用をより正確に制 御する必要がある場合にはさらに他のパラメータも考慮しなければならない。 本発明者は予測し得る機械の変形量を考慮するだけでなく、負荷が加わった状 態でプラニッシング作用を分散させて、ストリップ上で検出された凸凹を修正す るのが好ましいと考えた。すなわち、従来の機械ではロールの平行状態を維持し 且つ予め調節した重なり度を維持するためにだけに降伏状態(cedage)を補償して きた。 本発明の目的は上記問題点を全て解決し、常に厳しくなる品質要求に答えるこ とができ、極めて大きなプラニッシング力に耐えることができる単純で堅固な装 置、例えば金属シートの冷間圧延装置を提供することにある。本発明ではあらゆ る降伏状態を補償することができ、各作業ロールの位置でストリップに加わるプ ラニッシング圧力の分布を極めて正確に調節することができ、この分布はストリ ップの移動中でも変えることができる。 一般に、本発明が適用される重複式ロールプレニッシャーは互いに間隔をあけ て配置された複数の平行なロールを有する2つのプラニッシング装置を固定フレ ームの内部に有し、各ロールをオフセットにすることによってストリップの平均 走行面の両側に波形軌道が規定され、各プラニッシング装置は平行な軸線を有す る複数の回転式プラニッシングロールを備え、各プラニッシングロールはその長 手方向全体に渡って分散配置された少なくとも一列の支持ロール群を有し、その 全体は支持シャーシに取付けられ、ストリップと反対側の側面は固定フレーム上 に当接された剛体の支持ビーム上に当接されている。 本発明の特徴は、少なくとも1つのプラニッシング装置の支 持シャーシがフレーム状の部品で構成され、この部品内にはプラニッシングロー ルの数と同じ数の横断ビームが互いに隣接して並べられており、横断ビームはフ レーム状の部品内を、対応するプラニッシングロールの軸線を通る締付け面に沿 って互いに独立して摺動できるように取付けられており、各作業プラニッシング ロールはその全長に渡ってその支持ロールを介して横断ビームに支持され、各横 断ビームは支持ビームと横断ビームとの間に横断ビームの長さ全体に渡って分散 配置された少なくとも2つの液圧ジャッキを介して支持ビームに支持されている 点にある。 各プラニッシングロールの端部は対応する横断ビームの対応する端部に設けら れたセンタリング用軸受に回転自在に取付けられているのが好ましい。 特に、プラニッシャーが支持ビームと各横断ビームとの間に設けられた各ジャ ッキの位置を調節するための手段を備え、少なくともいくつかのプラニッシング 作業ロールのプロフィールとストリップの平均走行面に対するロール位置とを個 別に調節できるようになっているのが好ましい。しかし、ジャッキで個々の作業 ロールの高さを別々に設したり、同時に調節してロールの重なり度を全体的に調 節することもできる。 本発明の他の主要な特徴は、少なくともいくつかのプラニッシングロールが受 ける押圧力を個別に調節するために、支持ビームと各横断ビームとの間に設けら れた個々のジャッキの圧力を調節する手段を有する点にある。 各横断ビームの幅はプラニッシングロールの軸線間の距離以下であり、各横断 ビームを支持ビームに押圧するジャッキは細長い断面を有し、各ジャッキのピス トンの横断ビームを横断す る方向の幅は本質的に横断ビームの幅を越えることはなく、その長さは各横断ビ ームに作用するジャッキの数を考慮して、加えるべき力に見合ったジャッキチャ ンバの有効断面が区画できるように選択するのが好ましい。 各横断ビームは中央のジャッキと2つの側方ジャッキとの3つのジャッキを介 して支持ビームに支持されているのが好ましく、これらのジャッキは中央のジャ ッキの位置を調節して対応するロールの重なり度を調節する手段と、他の2つの ジャッキの相対位置を修正してロールのプロフィールとロールに加わる力の影響 で生じるプロフィールの変化を修正する手段と組み合わされているのが好ましい 。 本発明の1つの有利な構成では、圧力ジャッキが支持ビームと一組の横断ビー ムとの間にある少なくとも1つの支持部品に設けられ、この部品にジャッキ本体 が収容され、ジャッキが横断ビームに対して平行に複数列に並べて配置されてい る。 本発明の特殊実施例では、異なる横断ビーム上で同じ高さに位置するジャッキ 本体が横断ビームの全長に渡って延びた単一の部品にまとめて収容され、この部 品にはジャッキのチャンバを構成する凹部が形成され、この凹部内にピストンが 摺動自在に収容され、このピストンは対応する横断ビームと当接している。 本発明のさらに別の好ましい実施例では、支持シャーシが全てのロールを囲む 四角形のフレームで構成され、このフレームは、互いに間隔をあけて配置された 横断ビームを収容するための平らな空間を区画する複数の案内隔壁を有し、各横 断ビームの両端にはフレームと摺動自在に当接する手段が設けられている。ロー ルから最も離れた位置にある支持シャーシの側面全体 は全ての横断ビームを覆うプレートによって閉じられてカートリッジを構成する 。プレートには横断ビームと支持ビームとの間にあるジャッキのピストンを通す ための複数の穴が各横断ビームに対して直角に形成されている。上記部材全体か らなるカートリッジをロールの軸線と平行な方向へ移動させることによってプラ ニッシャーから側方へ引き出すことができる。 本発明は請求項に記載の重なり合ったロールを有するプラニッシャーでストリ ップに対して施されるプラニッシング作用を調節する方法にも関するものである 。 本発明では、一方の支持ビームの位置を他方の支持ビームの位置に対して調節 することによって一つのプラニッシング装置全体の他方のプラニッシング装置に 対する基準位置を調節し、各プラニッシングロールはその支持ロールと一緒にス トリップの通過面に対して直角な方向に摺動自在な状態で取付けられ且つ少なく とも2つの液圧ジャッキを介して対応する支持ビーム上に支持された横断ビーム と当接しており、少なくとも1つのプラニッシングロール群に対応する圧力ジャ ッキを個別に調節することによってロールの基準位置に対する相対位置が正確に 決定し、各ロール間の所定の重複度を規定し、各ジャッキに加わる圧力は各プラ ニッシングロールが受ける最大のプラニッシング力相当する安全値以下に抑えら れている。 本発明の1つの好ましい実施例ではプラニッシングロールを支持する各横断ビ ームが1つの中央ジャッキと2つの側方ジャッキの少なくとも3つの圧力ジャッ キを有している。 本発明の特に有利な方法では、この場合の所定の重複度に対応する各プラニッ シングロールの位置を、スタンドの各部分に加わる力を考慮してその部分の予測 降伏状態の関数で、対応す る横断ビームの中央ジャッキの位置を調節することによって制御し、次いで、横 断ビームに押圧された2つの側方ジャッキの位置が測定して、これらの差が求め 、平行時の基準値に対応する基準位置へロールを戻すように測定された差から位 置を修正する。 また、3つのジャッキの各々で測定された圧力の合計値に相当するプラニッシ ング力の関数で、ジャッキの相対位置を考慮しながら3個のジャッキ間に圧力が 分散して、問題となるプラニッシングロールが製品と接触する作業母線の直線性 を維持するようになっている。 本発明方法のもう1つの有利な特徴は、プラニッシング装置が奇数n個の重複 するロール(一方のプラニッシング装置は1、3、5・・・n)、他方のプラニ ッシング装置は2、4、6・・・n−1)を有する場合に、ストリップの上下に 位置する2つのプラニッシング装置に属する少なくとも2本のロールすなわち( p)と(q)の位置を調節し、定位置に調節されたローラー(p、q)を挟んだ 2組のロール(p−1、p+1)および(q−1、q+1)に対応する2つのジ ャッキの圧力を、ローラー(p、q)上に少なくとも2つの反対方向の曲げが与 えられるように調節し、2つのプラニッシング装置におけるローラー(p、q) の位置および基準位置に対するローラーの相対位置およびローラーを挟むロール に加わる圧力を、プラニッシングされるストリップの特徴の関数で所望のプラニ ッシング効果が得られるように決定する点にある。 本発明の上記以外の有利な特徴は添付図面を参照した本発明の特殊実施例の説 明から明瞭になろう。 図1は本発明のプラニッシング装置の全体図で、供給方向に 対して直角な平面で切った部分断面図。 図2は上記プラニッシング装置の拡大図で、供給方向と平行な中央平面での長 手方向断面図。 図3は一部を切り取った詳細斜視図。 図4はジャッキ制御回路の全体概念図。 図5はプラニッシングロールの特殊構成を示す概略図。 図1、図2は互いに間隔を明けて配置された2つの垂直部材11、11’で構成さ れる固定スタンド1を有するプラニッシャーの全体図で、2つの垂直部材11、11 ’の底部13は基礎14に固定され、上部はタイ部材12によって互いに連結されてい る。 2つの垂直部材11、11’の間には2本の横断材(上側横断材3と下側横断材3 ’)が延びて、これら横断材の両端部は各垂直部材11、11’に設けられた窓10に 挿入されている。 下側横断材3’はスタンド1の底部13に直接固定され、支持されている。一方 、上側横断材3は垂直部材11、11’の上部に設けられた4台の液圧式/機械式ジ ャッキ15の作用で垂直方向に摺動することができ、高さが調節可能である。 各横断材3、3’は剛体に作られており、強い支持ビームを形成し、ほぼ平ら な支持面32、32’を規定している。 2つの支持ビーム3、3’の間には、プラニッシングされるストリップAの通 過平面Pの両側に、2つのプラニッシング装置(上側プラニッシング装置2およ び下側プラニッシング装置2’)が配置されている。各プラニッシング装置のス トリップと逆の面は上側支持ビーム3および下側支持ビーム3’の支持面32、32 ’と当接している。 上記構成は全て公知であり、詳細な説明は省略する。 各プラニッシング装置2、2’は互いに間隔をあけて配置さ れた複数の作業ロール21で構成されている。各ロール21の軸線はプラニッシング される製品の供給方向X−X’に対して直角である。各作業ロール21の両端はロ ールの回転軸線20を規定する軸受23に回転自在に取付けられ且つロール群または 支持ローラー群22に当接している。ロール群または支持ローラー群22の組立体は 支持ビーム3と当接した支持シャーシ内に取付けられている。 図示した実施例では、上側プラニッシング装置2は4本の作業ロール21を有し 、各作業ロール21は2列の支持ローラー22と組み合わされている。各2列の支持 ローラー22は対応する作業ロール21の軸線を通る垂直対称面P1から両側に左右 対称に離れた2本の軸線を中心に回転する。 下側プラニッシング装置2’は5本の作業ロール21’を有し、各作業ロール21 ’は2列の支持ローラ22’と組み合わされており、その軸線は上側ローラー21の 対称面P1に対して半ピッチ分ずれた垂直対称面P1’上にあって、公知のよう に、長手方向X'-Xに沿って走行する金属ストリップは2列のロール群21および 21’の間の平均走行通路Pの上下の波形軌道を通るようになっている。この波形 軌道の振幅はローラー21、21’の重なり度(imbrication)で決まる。 本発明では、図1〜図3に示すように各プラニッシング装置の支持シャーシ4 はフレーム状の中空部品40で構成され、この中空部品40の内部には複数の横断ビ ーム5が互いに隣接して並んだ状態で収容されている。各横断ビーム5は一本の 作業ロール21とその支持ローラー22とを支持している。すなわち、このフレーム 40は全ての横断ビーム5を取り囲む断面が四角形の中空部品を構成し、横断ビー ム5はこのフレーム40の内部でロー ルおよび支持ローラーと一緒に互いに独立して摺動することができる。 シャーシ4は対称平面P1に平行な2つの大きな側面42とこの面に対して直角 な2つの小さな側面43とで区画される四角なケースを構成し、2つの大きな側面 42の間には中間隔壁41が延びてフレーム40内部を複数の細長いハウジング45に区 画し、各ハウジング45内には横断ビーム5が挿入されている。各横断ビーム5は 対応する作業ロール21の軸線を通る垂直対称平面P1と同心で、その両端には突 出部分53、53’が設けられている。この突出部分53、53’には作業ロール21の軸 受23、23’が収容される。 各横断ビーム5の両端はフレーム4の側面43の対応する支持部と当接するジャ ッキ52によって支持されている。 図3の概念図で示すように、作業ロール21は2列の支持ローラー22a、22bに よって支持され、支持ローラー22a、22bは横断ビーム5の下側部分に固定され た中間支持体54に回転自在に取付けられていて、横断ビーム5の垂直対称平面P 1から両側に交互に離れている軸線を中心として回転するようになっている。 作業ロールの軸受23は横断ビーム5に対してロール21がわずかに移動可能な状 態で対応する横断ビーム5の両端へ単に支持するためのもので、ロール21はその 支持ローラー22のみを介して横断ビーム5に支持されているという点に注意され たい。 一般に、各横断ビーム5は四角形の断面を有し、その断面の幅は対応するロー ル21の直径と同じ程度であり、最大でもロールの軸線間の距離に等しく、その高 さは少なくとも上記の幅に等しく、好ましくはこの幅よりも大きい。 従って、横断ビーム5は対応する作業ロール21およびその支持ローラー22a、 22bと一緒に比較的剛体の組立体を構成し、この組立体はジャッキ52、52’によ ってフレーム4から吊り下げられており、ハウジング45内で作業ロール21の締付 け面を構成する対称平面P1に沿って垂直に摺動することができる。 各ロール21の支持ローラー22a、22bは対称平面P1の両側から交互にズレて 配置されて、隣接する作業ロール21の支持ローラーの間に挿入できるようになっ ている。すなわち、横断ビーム5は作業ロールおよび支持ローラーと一緒にハウ ジング内をそれぞれ独立して摺動でき、隣接する横断ビーム5の摺動運動を妨害 することはない。 すなわち、横断ビーム5はそれぞれ隣接する梁から独立した状態で1列に配置 された数個のジャッキ6によって支持ビーム3に支持されている。各ジャッキ6 は各横断ビーム5と支持ビーム3の支持面32との間に設けられ、横断ビーム5の 全長に渡って分布している。 ジャッキ6は、支持ビーム3の支持面32全体を覆っている機械加工および溶接 で作られた部品33の内部に収容されている。この部品33の内部には各横断ビーム 5に対応した複数列のジャッキ6が収容されている。各ジャッキ6はピストン62 と中間部品33に収容された本体61とで構成されている。 各横断ビーム5に互いに独立した力を加えるためには対応するジャッキのピス トンの幅は横断ビーム5の幅よりも狭くなければならないことに注意されたい。 断面が丸いジャッキは小さい力しか加えることができないので、対応する作業ロ ールに十分な押圧力を加えるためには、ビームの長さ全体に渡って分散配置され た複数のジャッキを使用する必要がある。しかし、そ うした構成は液圧回路および全体の制御を複雑にする。 従って、本発明の別の有利な実施例では細長い断面を有するジャッキを使用す る。すなわち、各ジャッキ6のピストン62の幅は横断ビーム5の幅よりもわずか に狭いが、横断ビーム5の長手方向のはるかに広い範囲をカバーする。 各ジャッキの密閉を確実に保証するためにはピストンとそれに対応するチャン バ64の断面を細長い断面にし、端部を丸くして、図3に概念的に示すような楕円 形にするのが好ましい。そうすることによって、各ジャッキの有効断面を大幅に 増加させることができ、横断ビーム5一本当たりのジャッキ数を少なくして十分 な力を得ることができる。各ジャッキの長さは各横断ビーム5に作用するジャッ キの数を考慮して、加えるべき力に見合ったジャッキチャンバの有効断面が規定 できるように選択する。 好ましくは、例えば、各横断ビーム5に3個のジャッキすなわちプラニッシャ ーの中間面上に中心を有する中央のジャッキ6aと、2つの側部ジャッキ6b、 6Cとを設けることができる。また、このようにジャッキの数を減らすことによ って中間部品33を単純化することもできる。 実際には図示するように、平行な各横断ビーム5上で同じ高さに位置する全て のジャッキの本体61を溝34の形をした同一の空洞内部を支持ビーム3の幅全体に 渡って延びた単一部品61’にまとめることできる。この部品61’には各横断ビー ム5の中心面P1上に中心を有する複数の孔が形成されており、これらの孔が各 ジャッキのチャンバ64を構成し、各ジャッキのピストン62は対応する横断ビーム 5の上側表面55と当接する。当然、部品61’にはオイルの供給/戻り回路(図示 せず)が形成され ている。さらに、各ジャッキ6には部品61’に収容された位置センサ63が設けら れる。 こうした構成にすることによって各ジャッキの位置だけでなく対応する位置で 横断ビーム5に加わる圧力を高い精度で制御することができる。 以下で詳細に説明するように、横断ビーム5と一連の液圧ジャッキとを用いて 各プラニッシングロールを支持ビームに当接させることによって各作業ロールの 重なり度と、各作業ロールによって加えられる引張−圧延力の分布とを制御する ことができ、さらに、各ロールの長さ全体に渡ってプラニッシング圧力を分散さ せることができる。 作業ロール21の横断ビーム5の高さはその幅よりも大きくすることができ、そ れによって横断ビーム5に相対的に高い剛性が与えられ、組立体の摺動を妨害せ ずに調節ジャッキ6の作用を作業ロールの長さ全体に分配することができる。す なわち、各横断ビーム5はフレーム4の対応するハウジング45内で完全に側方が 固定され、歪む危険無しに、ジャッキ6によって印加される作用に弾性的に対抗 することができ、従って、ジャッキ6が作業ロール21に与える作用が極めて正確 になる。 下側支持ビーム3’に支持される下側のプラニッシング装置2’も上記ものと 全く同様に製造されるが、通常はプラニッシング装置2を含む上側支持ビーム3 全体の高さ位置はジャッキ15によって調節されるのに対して下側プラニッシング 装置2’はその高さが固定されている。 フレーム4の上部は全ての横断ビーム5を覆うプレート43によって閉じられて いるのが好ましい。このプレート43にはピストン62を通過させるための孔44が一 列且つ各ビームに対して直 角に形成されている。 従って、フレーム4は全ての横断ビーム5、ロール21およびロールの支持ロー ラ22を収容するケースを構成する。また、フレーム4は取外し自在なカートリッ ジにするのが有利である。このカートリッジは支持ビーム3に当接したジャッキ 36によって駆動される締付け用の爪35によって支持ビーム3に押圧され且つ取外 し自在に固定され、上側プレート43はジャッキ6の本体を構成する部品61’を介 して支持ビーム3の支持面32に支持されている。 既に述べたように、各横断ビーム5の両端はジャッキ52および52’を介してフ レーム4の側面43に当接している。このジャッキは支持ロール22と対応する作動 ロール21とを含む横断ビーム5の重量を支えて、ジャッキ6の作用によって横断 ビーム5が摺動するのを妨害せずに、横断ビーム5を対応するジャッキ6に当接 状態に維持するように、調節される。 フレーム4で構成される各カートリッジと、横断ビーム5、ロール21および対 応するローラー22で構成される組立体とはロールおよび横断ビーム5の軸線と平 行に移動させて機械から引き出すことができる。そのために、下側カートリッジ 4’には高さ調節可能なレール16上を転動するローラー45が設けられている(図 2)。さらに、2つのプラニッシング装置は上側プラニッシング装置2をストッ パ(図示せず)を用いて下側プラニッシング装置2’上に載せることによって同 時に引き出すことができる。 そのためには、先ずジャッキ36を用いて上側カートリッジが下側カートリッジ 4’上に支持されるまで上側カートリッジを下げ、次いで爪35を掛け、ジャッキ 15によって支持ビーム3を 図1で点線で示した上側位置まで持ち上げる。これでカートリッジ2が解放され る。 次いで、重ね合わされた2つのカートリッジ2および2’を支持したレール16 が図示していない手段によって機械に隣接した床上のレール16の延長上の固定レ ール17の高さまで持ち上げる。そして、互いに重ね合わされた2つの装置2、2 ’を図1の右側に示したAの位置まで移動させることができる。 各部品を検査・修理し、必要に応じて部品の交換を行った後に上記と同じ操作 を逆の順序で行って2つの装置2、2’を機械内に戻すことができる。 上記構成を採用することによって、本発明ではプラニッシング装置の間隔とロ ールの重なり度とを調節するための2通りの手段が与えられる。 先ず、4つのジャッキ15を用いて、下側支持ビーム3’によって規定される下 側プラニッシング装置2’の基礎位置に対する上側支持ビーム3および上側プラ ニッシング装置の基準位置を規定することができる。 次に、本発明の主要な特徴である2つの装置2、2’に属する各プラニッシン グ用作業ロール21、21’の位置をそれぞれ独立に調節する対応するジャッキ6を 使用することができる。このジャッキ6はジャッキ15によって規定される基準位 置に対する上側ローラー21の相対位置と、下側支持ビーム3’によって規定され る基礎位置に対する下側ローラー2’の相対位置とを調節するために、同時また は個別に調節することができる。 従って、各作業ロールの重なり度を個々に調節することができ、場合によって は、ストリップの通過中でも、ロール間のプラニッシング力の分布を調節して、 負荷の加わった状態で重な り度を変更することができる。 例えば、通常行われているように、ストリップの通過方向でロールの重なり度 を次第に減少させたり、必要に応じて各装置に対する固定された支持力を維持し ながら、一方の装置に対して他方の装置をわずかに傾けることもできる。 本発明によって提供される複数の調節法によって、各ロールの位置だけでなく プロフィールも別個に決めることが可能になり、その結果、従来の構成に比較し てはるかに柔軟で且つ正確な方法でプラニッシング作用を制御することができる 。 既に述べたように、各ジャッキ6には位置センサ63が設けられていて、横断ビ ーム5に対応する全てのジャッキを同じ方法で同時に調節して対応する作業ロー ル21の位置を制御し、例えばプラニッシャーの入口と出口との間で重なり度や起 伏の大きさを変えることができる。 さらに、このようにして決定された各作業ロールの重なり度をもとにして対応 するジャッキ6を個別に操作して、スタンドの各部分で降伏状態が異なることに よって生じるロールのたわみを修正したり、必要に応じてストリップの横断方向 の応力分布を変化させることによって鋼板の中心部と端部との間でプラニッシン グ度に差をつけることができる。 事実、極めて剛体の部品を使用しても、極めて大きな力を受け、それに耐えな ければならないスタンドの各部の変形を完全に防ぐことは不可能であり、ジャッ キ6の位置決めの基準の投目をする支持ビーム3の支持面32を完全に平坦に保つ ことはできない。 しかし、予測される変形量は加わる力の関数として計算でき、支持ビーム全体 のたわみだけでなく、個々のプラニッシング用 作業ロールレベルで各ロールによって加わる力に対応して生じる降伏状態を計算 する数学モデルを作ることができる。 すなわち、各ジャッキ6には位置センサ63が設けられているので、数学モデル で得られる情報を用いて各ジャッキの位置を調節し、対応するロール21のたわみ を修正することができる。 特に、各横断ビーム5に対して3つのジャッキを有する図示した実施例では、 側方ジャッキ6b、6cの位置を調節することによって対応する作業ロール21の 平均位置を求めることができ、加わる力と設備の全パラメータとを関数にした数 学的モデルを用いて支持ビーム3の対応する部分の予想降伏量を求めることがで き、それによって中央のジャッキ6aの位置を求めることができ,それによって 対応するロール21の直線性を確保することができる。 この位置からピストンの相対位置をわずかに変えてロールに所定のプロフィー ルを与え、例えば、特定の凸凹を修正するためにロールをプラスまたはマイナス 側に反らせることができる。 図4は上記のような調節が可能なプラニッシャーの命令・制御回路を示す概念 図である。 簡単な例として図1、図2に示した9つのロールを有する装置の場合を考える 。この場合、上側プラニッシング装置は4本の上側ロール21を有し、この上側ロ ール21は下側プラニッシング装置の5つの下側ロールの各ロールの間に入ってい る。 各プラニッシングロールは3つの楕円形ジャッキ6と組合わされている。従っ て、この装置は液圧回路7から供給を受ける合計27個のジャッキを有している。 液圧回路7は公知のもので、ポンプ70と、タンク71と、いずれかのジャッキ6と 連通した27個のサーボ弁72とを含んでいる。また、上側支持ビームの4つ の圧力ジャッキ15にもそれぞれのサーボ弁73を介してオイルが供給される。 図面を簡単にするため、図4ではプラニッシングロールはそれぞれ上側21と下 側21’の2本のみが示されており、これらのロールは一連(3個)の弁6、6’ を介して対応する支持ビーム3、3’に支持されている。これら6個のジャッキ に対応するサーボ弁72、72’のみを対応する回路と供に示してある。 同様に、上側支持ビーム3を押圧する4個のジャッキ15への供給を表すための サーボ弁73と1つだけしか示していない。 この液圧回路は非常に簡略化されているが、通常の運転に必要な全ての一般的 機構は当然含んでおり、特に各ジャッキ列に対応する回路内には圧力解放弁が設 けられている。その結果、各ロールが受けるプラニッシング力、従って、対応す るジャッキに加わる圧力の合計に相当する力を安全な値に抑えることができ、例 えばロール間での力の分散が過度に不均一になることに起因する機械の損傷を防 ぐことができる。 本発明では、27個のジャッキ6、6’の位置および圧力は通常の方法で、通信 ネットワークを介して各種コマンド・制御装置に接続された自動調節システムに よって確実に制御される。このコマンド・制御装置としては、例えばプラニッシ ャーの連続動作を制御するための逐次自動処理装置91、付属装置92を制御するた めの自動処理装置、特にオペレータが必要に応じて機械の調節パラメータを決定 または変更し、機械と調節システムの両方の動作をモニターし、さらに必要に応 じて介入する可能な各種インターフェース要素93、94等がある。 そのような自動調節システムは工業設備制御で通常使用されるものであり、そ の詳細な説明は省略する。 既に述べたように、横断ビーム5に支持されたジャッキ6には位置センサ63と 圧力センサ65とが設けられており、これらのセンサはピストン62の位置と、ジャ ッキ6のチャンバ64内の圧力とを表す信号を送る。これらの信号は調節システム 8の対応する入力へ送られる。このシステムはさらに、横断ビームに支持された 各ジャッキ15に設けられた位置センサ18および圧力センサ18’から送られてくる 各ジャッキ15の位置および圧力に対応する信号も受ける。 調節システム8はこれらの情報を処理し、修正命令を出し、この命令はサーボ 弁72、72’および73の制御ソレノイドへ送られる。そのために、調節システム8 には一定数の命令・調節ユニット、特に各上側支持ビーム3と下側支持ビーム3 ’に割当てられた2つの部分81a、81bを含む自動降伏補償装置81、位置従属式 の自動制御装置82、プロフィール線形従属形の自動制御装置83および水平制御用 自動制御装置84を含む。これらは各横断ビーム5、5’と組み合わされている。 図面を簡単にするために、図4には上側ロール21を支持する横断ビーム5のジ ャッキの調節ループのみを示すが、この回路は他の全てのロールのジャッキと連 通している。 一般に、この調節システムの目的は、各ロールの中心位置をその基準値に保ち 、プラニッシングされるストリップと接触する作業母線(generatrices active) の水平性と直線性とを制御することにある。水平性(orizontalite)という用語は 固定された下側支持ビーム3’によって規定される基礎位置に関するものであり 、各支持体で起こり得る降伏および変形のために厳密に水平でなくともよい。 従って、基礎位置は負荷のかかっていない状態では、下側プ ラニッシング装置2’のロール21’によって規定される供給平面Pに対応する。 ジャッキ15によって調節される支持ビーム3の位置によって、下側システム2’ の基礎位置と完全に平行な上側システム2の基準位置が規定され、この基準レベ ルとの関連で上側ロールの重なり度が調節される。その目的は上側および下側2 つの装置のロールの作業母線を完全に直線且つ平行に保つことによって、完全に 四角形の断面を有する鋼板を製造することにある。 各ジャッキ6のセンサ63によってジャッキ61本体に対するピストン62の位置を 常時知ることができるが、各機械要素は種々の力で弾性変形するので、測定値は 対応するプラニッシングロール21の作業母線そのものを示すわけではない。従っ て、自動降伏補償装置81によって弾性マトリクス810 中の製品の幅Lを考慮に入 れて修正しなければならない。自動降伏補償装置81は各センサ64によって測定さ れる3つのジャッキの合計圧力に相当するプラニッシング力Fの測定ベクトルに 、機械全体の弾性マトリクス810を掛けて、調節システム8の数学モデルによっ て決定されるそのロールの位置におけるプラニッシング力に対応する所望の位置 XOにするための修正値を計算する。自動計算装置81aは所定ロールの作業母線 の有効位置Xに相当する信号を出し、この信号が調節装置82へ送られる。調節装 置82は実現されるべき有効位置Xと対応するセンサ63によって測定された位置と の間の差を求め、中央のジャッキ6aの位置を修正する命令信号を出し、この信 号が対応するサーボ弁72aへ送られて、ロール21の中心部分が適性な位置Xに修 正される。 自動水平制御装置84は、位置センサ63b、63cからの上側支持ビーム3によっ て規定される基準位置に対する2つのジャッ キ6b、6cの位置を表す信号を受ける2つの入力84b、84cを有する比較器84を 有している。 上記2つの信号の差はP.I.D.調節器86’で計算され、なんらかの信号として2 つの側方ジャッキ6b、6cと組み合わされたサーボ弁72b、72cの命令回路へ 送られて、常にこの差がゼロになるようになっている。 対応するセンサ65によって測定される3つのジャッキ6a、6b、6cの圧力 を表す信号はプロフィール直線性自動追従装置83の入力に加えられ、このプロフ ィール直線性自動追従装置83は比較器88に連結されたP.I.D.型調節器87で構成さ れ、金属からの力がその幅全体で均一であると仮定した場合にロール21の作業母 線が直線となるように3つのジャッキの圧力を確実に分散させるように構成され ている。 中央部分における力と側方の力との比はプラニッシングに送られる鋼板の幅L の関数である。側方の力の合計と対応する基準との差がP.I.D.調節器87で計算さ れ、この調節器87はサーボ弁72b、72cに同時且つ中央のサーボ弁72aとは反対 方向に作用する修正信号を送ってこの差を打ち消すようになっている。 上記の制御システムは幾通りものの調節法が存在するので、絶対位置、支持ビ ームによって区画される基準位置に対する各作業母線21の直線性および平行性を 同時または個別に制御することができ、結果的には、完全な四角形の通過口が規 定できるようなロールの重なり度に制御でき、プラニッシング力をロール間で分 配させることができるということは理解されよう。 例えば、ストリップの幅方向で検出された傷を考慮して中央のジャッキと側方 ジャッキとの間の圧力分布を変更することによって、各ロールの長さ方向の圧力 分布を変化させることがで きる。 さらに、各ロールに支持されたジャッキの位置および圧力を制御することによ って最適な起伏プロフィールを決定することができ、正しいプラニッシング操作 を行うのに必要な曲げを与えることができる。 実際、多重ロール型プラニッシャーでは、繊維長の差を無くすために交互に一 定数の曲げを加える。各曲げは3個一組のロールで与えられ、ロールの重なり度 は鋼板の特性と、問題のロール位置で要求されるプラニッシング効果とを考慮し て決定される。 すなわち、図2に示す9個のロールを有するプラニッシャーの場合には、全て のロールのジャッキの位置は、各ジャッキの圧力が各ロールが受ける力を抑制す るように調節され、一連のロール上でプラニッシャーの入口から出口に向かって 曲げが次第に小さくなるように調節することができる。 しかし、既に説明したように、本発明の構成を用いと、各ロールの位置および 圧力を個別に調節して、鋼板の特性に応じた数学モデルによって決定される所定 の波形プロフィールに各ロールを規定することができる。 さらに、任意の組み合わせが可能である。例えば、いくつかのロールの位置を そのジャッキ位置を調節して固定する一方、他のロールには固定されたロールが 規定する波形に合わせて、対応するジャッキの圧力を調節することによって決定 される力を鋼板に加えることができる。 例えば、図5に示す9本のロールを有するプラニッシャーでロールR1、R2 、R5、R8、R9に相当するジャッキの位置のみを調節し、他のロールR3、 R4、R6、R7のジャッ キは圧力だけを調節することによって、これらロールの位置を固定しないで鋼板 に所定の力を加えることができる。 すなわち、位置が固定されたロールR2、R5、R8はそれぞれストリップの 反対側に位置した圧力のみが調節された2本のロールに挟まれて、固定されたロ ールの両側で、ストリップの特性および加えられる圧力に応じた所定の曲げを発 生させるための力をストリップに与える。 3つのロール群はそれぞれ対応する固定ロール上でいずれかの方向に曲げを生 じさせ、その結果、交互に3回湾曲する波形ができ、そのプロフィールは鋼板の 剛性と、固定されたローラR2、R5、R8の位置と、他のロールによって加え られる圧力とに依存する。 この場合、1つの湾曲部から次の湾曲部までの経路はストリップ特性に依存し 、湾曲部の中心は必ずしも固定ロール上になくても良いということに注意された い。しかし、全てのロールの位置を調節して図5に示すような波形プロフィール に規定することもできる。 実際には、数学モデルによって、各種パラメータ、特に金属の種類と鋼板の寸 法の関数で、最適な波形プロフィール(これは必ずしもロールの数および間隔に 関連していなくてもよい)を決定することができ、上記の各調節装置によって所 望のプロフィールが得られるように各ロールの順番に応じた各ロールの位置およ び圧力を決定する。 従って、本発明の主たる利点は全てのロールに与える高さと圧力とを調節する ことによって波形プロフィールを自由に変更できるという点にある。 従って、鋼板の特性の関数で交互湾曲の数および湾曲幅を変 化させることができ、結果的にプラニッシング効果を変化させることができ、ロ ール間隔を変えずに全て鋼板と接触した状態で回転駆動してストリップを前進さ せることができ、必要な駆動トルクを全てのロールに分散させることができる。 以上、例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもの ではなく、特許請求の範囲を逸脱することなく類似の構成を用いて同様の機能お よび結果を得ることができる。 特に、各横断ビームに2つのジャッキのみを設けて作業ロールの位置と傾きと を調節することができる。逆に、ジャッキの断面が円形の場合には使用するジャ ッキの数を増やすことができる。 しかし、細長い断面、特に楕円形の断面を有するジャッキを使用した場合には 主として以下のような利点が得られる。すなわち、作業表面積が最大になり、そ の結果、支持ビームと対面するビームの表面全体に分散配置されるジャッキの数 を最小にして、最大の力が得られる。 本発明では、調節装置を過度に複雑にせずにロールの相対的高さと重なり度と の調節に大きな自由度が得られる。 本発明は上記実施例より多くまたは少ないロールを備えたプラニッシング装置 を有する任意タイプの多重ロール型プラニッシャーに適用することができる。さ らに、全てのロールを支持ビームおよび調節ジャッキと組み合わせる必要はなく 、幾つかのロールを固定することもできる。 本発明は上記以外の組み合わせも可能で、鋼板のフォーマットおよび特性を調 製する装置にすることができ、必要な全ての修正を行う設備にすることができる 。 さらに、入力および/または出力のロールの垂直方向の調節を自動化すること によって、各種製品について鋼板の噛み込み段階および離脱段階を自動化するこ ともできる。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 うに取付けられており、各作業プラニッシングロール(2 1)はその全長に渡ってその支持ロール(22)を介して横断 ビーム(5)に支持され、各横断ビーム(5)は支持ビーム (3)と横断ビーム(5)との間に横断ビーム(5)の長さ全体 に渡って分散配置された少なくとも2つの液圧ジャッキ (6)を介して支持ビーム(3)に支持されている。各列のジ ャッキの位置および圧力を別々に調節して、ストリップ の移動中でも、作業ロールの重なり度と、各作業ロー ルに加えれる力の分布とを決定することができる。金属 シートの冷間プラニッシングに適用される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.互いに間隔をあけて配置された複数の平行なロールを有する2つのプラニッ シング装置(2,2')を固定フレーム(1)の内部に有し、各ロールをオフセットにす ることによってストリップの平均走行面の両側に波形軌道が規定され、各プラニ ッシング装置(2,2')は平行な軸線を有する複数の回転式プラニッシングロール( 21)を備え、各プラニッシングロールはその長手方向全体に渡って分散配置され た少なくとも一列の支持ロール群を有し、その全体は支持シャーシ(4)に取付け られ、ストリップと反対側の側面は固定フレーム(1)上に当接された剛体の支持 ビーム(3)上に当接されている、長手方向x−x’に沿って移動するストリップ 製品をプラニッシングするための重複式ロールプレニッシャーにおいて、 少なくとも1つのプラニッシング装置(2)の支持シャーシ(4)がフレーム状の部 品(40)で構成され、この部品内にはプラニッシングロール(21)の数と同じ数の横 断ビーム(5)が互いに隣接して並べられており、横断ビーム(5)はフレーム状の部 品(40)内を、対応するプラニッシングロール(21)の軸線を通る締付け面(P1)に沿 って互いに独立して摺動できるように取付けられており、各作業プラニッシング ロール(21)はその全長に渡ってその支持ロール(22)を介して横断ビーム(5)に支 持され、各横断ビーム(5)は支持ビーム(3)と横断ビーム(5)との間に横断ビーム( 5)の長さ全体に渡って分散配置された少なくとも2つの液圧ジャッキ(6)を介し て支持ビーム(3)に支持されていることを特徴とするロールプラニッシャー。 2.各プラニッシングロール(21)の端部が対応する横断ビーム(5)の対応する末 端に設けられたセンタリング用軸受(23)に回転自在に取付けられ、ロール(21)の 軸受け(23)は液圧ジャッキ(6)の作用を受けた時に横断ビーム(5)に対して一定程 度移動できるようになっている請求項1に記載のロールプラニッシャー。 3.支持ビーム(3)と各横断ビーム(5)との間に設置された各ジャッキ(6)の位置 を調節する手段を備え、少なくともいくつかのプラニッシングロール(4)のスト リップの平均走行面に対するプロフィールと位置とが個々に調節されるようにな っている請求項1または2に記載のロールプラニッシャー。 4.少なくともいくつかのプラニッシングロール(4)が受ける押圧力を個別に調 節するために、支持ビーム(3)と各横断ビーム(5)との間に設置された各ジャッキ (6)の圧力を調節する手段を備える請求項1〜3に記載のロールプラニッシャー 。 5.横断ビーム(5)の幅の最大値がプラニッシングロール(21)の軸線間距離に等 しく、各横断ビーム(5)を支持ビーム(3)に押圧するジャッキ(6)が細長い断面を 有し、各ジャッキ(6)のピストン(62)の横断ビーム(5)を横断する方向の幅は本質 的に横断ビーム(5)の幅を越えることはなく、その長さは各横断ビーム(5)に対応 するジャッキの数を考慮して、加えるべき押圧力に見合ったジャッキ(6)のチャ ンバ(64)の有効断面が画定されるように選択される請求項1〜4のいずれか一項 に記載のロールプラニッシャー。 6.ジャッキ(6)が先端が丸い楕円形の断面を有する請求項5に記載のロールプ ラニッシャー。 7.各横断ビーム(5)が横断ビーム(5)の長さ全体に渡って分散配置された楕円形 断面を有する3つのジャッキ(6)を介して支持ビーム(3)に支持され、1つのジャ ッキ(6)は中央のジャッキであり、2つは側方ジャッキである請求項5または6 に記載のロールプラニッシャー。 8.押圧ジャッキ(6)が支持ビーム(3)と横断ビーム(5)との間に配置された少な くとも1つの支持部品(33)に取付けられている請求項1〜7のいずれか一項に記 載のロールプラニッシャー。 9.ジャッキ(6)の支持部品(33)がプラニッシング装置(2)の表面全体に渡って延 び、この部品にはそれぞれ1つの横断ビーム(5)に対応する凹部(34)の列が複数 列設けられており、各凹部が各ジャッキ(6)の本体(61)を構成し、その内部にピ ストン(62)を摺動自在に収容し、ピストンは横断ビーム(5)と当接している請求 項8に記載のロールプラニッシャー。 10.異なる横断ビーム(5)において同じ高さに位置ある各ジャッキ(6)の本体(61) が、横断ビーム(5)の全長に渡って延びた単一部材(61')内にまとめて収容され、 この部品には各横断ビーム(5)を中心とした一列の凹部(34)が形成されており、 この凹部がジャッキ(6)の本体(61)を構成し、そのピストンは対応する横断ビー ム(5)と当接する請求項9に記載のロールプラニ ッシャー。 11.支持シャーシ(4)が全てのロール(21,21')を取り囲む四角形のフレーム(40) で構成され、このフレームはロールと同数の細長い凹部(45)を区画する複数の横 断案内隔壁と組み合わされて、横断案内隔壁はロール(21)の軸線と平行に互いに 間隔をあけて配置され、凹部内には横断ビーム(5)が収容され、各横断ビーム(5) の両端にはフレーム上に摺動自在に当接させる手段(52,52')を有する請求項1〜 10に記載のプラニッシャー。 12.各横断ビーム(5)の断面が四角形であり、横断ビーム(5)に十分な慣性を与え るためにその断面の高さは少なくともその幅に等しく、横断ビーム(5)は作業ロ ール(21)および対応する支持ロールと一緒に半剛体の組立体を構成し、この組立 体は、対応する作業ロール(21)の長さ方向に加わる力の分散度の関数で変形でき 且つ対応する凹部(45)内を摺動可能である請求項11に記載のロールプラニッシャ ー。 13.支持シャーシ(4)のロールと反対側の側面が、全ての横断ビーム(5)を覆い且 つフレーム(40)の側面と連結されたプレート(43)によってケース状に閉じられて おり、このプレート(43)には横断ビーム(5)と支持ビーム(3)との間に配置される ジャッキ(6)のピストン(62)を通すための複数の穴(44)が各横断ビーム(5)に対し て直角に形成されている請求項1〜12のいずれか一項に記載のロールプラニッシ ャー。 14.フレーム(40)を構成する中空な部品と作業ロール(21)およ びそれに対応する支持ロール(22)を備えた横断ビーム(5)とで構成される組立体 とが、ロール(21)の軸線と平行に移動させた時にプラニッシャーから引き出すこ とが可能なカートリッジを構成する請求項1〜13のいずれか一項に記載のロール プラニッシャー。 15.作業位置において、各カートリッジが対応する支持ビーム(3)に支持された 締め付け装置(36)によって支持ビーム(3)に押圧される請求項14に記載のロール プラニッシャー。 16.請求項1〜15のいずれか一項に記載の重なり合ったロールを有するプラニッ シャーにおいて長手方向x−x’に沿って移動するストリップに対して行われる プラニッシング作用を調節する方法において、 一方の支持ビーム(3)の位置を他方の支持ビーム(3')の位置に対して調節して 他方のプラニッシング装置(2')に対する一方のプラニッシング装置(2)全体の基 準位置を決め、各プラニッシングロール(21)は支持ロール(22)と一緒にストリッ プの走行面に対して直角な方向に摺動するように設置され且つ少なくとも2つの 液圧ジャッキ(6a,6b)を介して対応する支持ビーム(3)上に当接支持された横断ビ ーム(5)上に取付けられており、少なくとも1つのプラニッシングロール群(R1,R 2)に対応する圧力ジャッキ(6)の位置を個々に調節してこれらロール(R1,R2)に所 定の重なり度を与えることによってこれらロールの基準位置に対する相対位置を 正確に決定し、各ジャッキ(6)に加える圧力を各プラニッシングロール(21)が受 ける最大のプラニッシング力に相当する安全値以下に制限することを特徴とする 方法。 17.ストリップの物理的特性および寸法を考慮して必要なプラニッシング効果が 得られるように、交互に湾曲した波形のプロフィールを規定し、両方のプラニッ シング装置の中の少なくともいくつかのプラニッシングロール(R1,R2,R5...)の 位置を対応するジャッキ(6)の位置を個々に調節することによって個々に調節し て、ロール(R1,R2,R5...)の作業母線がストリップが上記定義の波形のプロフィ ールを走行した時の走行軌道を規定する請求項16に記載の方法。 18.各横断ビーム(5)が中央ジャッキ(6a)と2つの側方ジャッキ(6b,6c)との少な くとも3つの圧力ジャッキ(6)と組み合わされ、所定の重なり度に対応して制御 される各プラニッシングロールの位置を、フレームの各部分に加わる力を考慮し たこの部分の予測降伏度の関数で、対応する横断ビーム(5)の中央ジャッキ(6a) の位置を調節することによって制御し、次いで、横断ビーム(5)に押圧された2 つの側方ジャッキ(6b,6c)の位置を求め、両者の位置の差を求め、測定された差 がプラニッシングロール(21)と基準位置とが平行になった時の基準値となるよう に位置を修正する請求項16または17に記載の方法。 19.所定のプラニッシングロール(21)が製品と接触する作業母線が直線性を維持 するように、各横断ビーム(5)の3つのジャッキ(6a,6b,6c)の相対位置を考慮に 入れて、3個のジャッキ間に圧力が分散させる請求項18に記載の方法。 20.プラニッシング装置が一方のプラニッシング装置(2')(1,3,5...n)と他方の プラニッシング装置(2,4,6...n-1)とからなる 奇数(n)個の重複したロールを有し、ストリップの上下に位置した2つのプラニ ッシング装置に属する少なくとも2本のロール(p)と(q)に対応するジャッキの位 置を調節し、位置が調節されたこのロール(p,q)を挟む2組のロール(p-1,p+1)お よび(q-1,q+1)に対応する2つのジャッキの圧力をローラー(p,q)上に少なくとも 2つの互いに反対方向の曲げを与えるように調節し、2つのプラニッシング装置 でのローラー(p,q)の位置、基準位置に対するこのローラーの相対位置横断ビー ムこのローラーを挟むロールに加わる圧力を、プラニッシングされるストリップ の特徴の関数で所望のプラニッシング効果が得られるように決定する請求項16〜 19のいずれか一項に記載の方法。
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