JPH10500457A - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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JPH10500457A
JPH10500457A JP7530030A JP53003095A JPH10500457A JP H10500457 A JPH10500457 A JP H10500457A JP 7530030 A JP7530030 A JP 7530030A JP 53003095 A JP53003095 A JP 53003095A JP H10500457 A JPH10500457 A JP H10500457A
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JP7530030A
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グラープシャイト ヨアヒム
グロースマン ウード
Original Assignee
フォイト ズルツァー パピーアマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Publication date
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    • D21F3/02Wet presses
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Abstract

(57)【要約】 紙ウェブを脱水するためのプレス装置が2つのプレスローラ(14,16)を有しており、両プレスローラ(14,16)がプレスギャップ(12)を形成している。第1のプレスローラ(14)は少なくとも一方の端部で軸方向で位置固定されており、第1のプレスローラ(14)の軸受けジャーナル(53)は第1の軸受け台(19)に保持されている。第2のプレスローラ(16)は同じくその軸受けジャーナル(55)で第2の軸受け台(21a)に保持されている。第2の軸受け台(21a)はそれぞれ対になって、曲げ弾性的な引張部材(26)によって第1の軸受け台(19)に対して緊定可能であり、この場合、引張部材(26)は軸方向における両プレスローラ(14,16)の相対移動を可能にする。第2の軸受け台(21a)は第1の軸受け台(19)に対して位置固定されており、これにより引張部材(26)の過剰曲げ負荷が回避される。このためには、第2のプレスローラ(16)の回転軸受け(25a)が傾動なしに形成されているか、または付加的な支持軸受け(27a)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 プレス装置 本発明は、抄紙機に用いられる、特に紙ウェブを脱水するためのプレス装置で あって、2つのプレスローラが設けられており、両プレスローラがプレスギャッ プを形成しており、しかも第1のプレスローラが少なくともその一方の端部で軸 方向で位置固定されており、第1のプレスローラの第1の軸受けジャーナルを保 持するための第1の軸受け台と、第2のプレスローラの定置のヨークに設けられ た第2の軸受けジャーナルを保持するための第2の軸受け台と、引張部材とが設 けられており、該引張部材によって第2の軸受け台が、それぞれ第1の軸受け台 に対して緊定可能であり、しかも前記引張部材が軸方向における両プレスローラ の相対移動を可能にするようになっており、さらに、第2のプレスローラに回転 軸受けを介して第2の軸受け台に対して回転可能に支承されたローラ外套が設け られている形式のものに関する。 さらに本発明は、抄紙機に用いられる、特に紙ウェブを脱水するためのプレス 装置であって、2つのプレスローラが設けられており、両プレスローラがプレス ギャップを形成しており、しかも第1のプレスローラが少なくともその一方の端 部で軸方向で位置固定され ており、第1のプレスローラの第1の軸受けジャーナルを保持するための第1の 軸受け台と、第2のプレスローラの第2の軸受けジャーナルを保持するための第 2の軸受け台と、引張部材とが設けられており、該引張部材によって第2の軸受 け台が、それぞれ第1の軸受け台に対して緊定可能であり、しかも前記引張部材 が軸方向における両プレスローラの相対移動を可能にするようになっており、さ らに、第2の軸受け台に対して第2の軸受けジャーナルを回転可能に支承するた めの回転軸受けが設けられている形式のものに関する。 このような形式のプレス装置は国際公開第92/17641号パンフレットに 基づき公知である。 公知のプレス装置では、2つのプレスローラが互いに平行に配置されており、 両プレスローラの間にはプレスギャップが形成されている。第1の軸受け台と第 2の軸受け台とが引張部材を介して互いに緊定されているので、プレスギャップ におけるプレス力を伝達するためには短い力伝達経路が生ぜしめられる。この力 伝達経路は機台部分を負荷しない。したがって、機台は単にプレスの固有重量を 伝達するだけで済み、高いプレス力を伝達しなくて済む。したがって、より単純 でかつ、より軽量な、しかもよりスペース節約的な構造が得られる。公知のプレ ス装置では、引張部材が板ばね状の中央部分と、ハンマヘッド状の両端部とから 成っている。この両端部は軸受け台に設けられた溝に保持されている。したがっ て、軸受け台は前記引張部材を介して直接に互いに結合されている。この場合、 プレスローラの軸方向で曲げ弾性的な引張部材は両プレスローラの互いに相対的 な撓みを許すと同時に、高いプレス力が生じた場合や、たとえば熱によって長さ 変化が生じた場合には運転時に両プレスローラの互いに相対的な、軸方向でのあ る程度の移動をも許す。プレス装置が負荷されていない状態では、引張部材は全 く予負荷されていなか、または極めて僅かにしか予負荷されていない。 公知のプレス装置では、第1のプレスローラが「撓み調節ローラ」として形成 されている。つまりこのローラは定置の支持体またはヨークを有しており、この 支持体またはヨークにはローラ外套が回転可能に支承されている。このローラ外 套はハイドロリック的にヨークに支持され、これにより運転時における極めて高 いプレス力においてもローラ外套の実質的に撓みのない挙動が調節されるか、ま たは所望に応じてローラ外套の規定の撓みが調節される。この場合、ヨークは撓 むことができる。またこれにより、軸受けの構造も著しく単純にされる。第2の プレスローラは公知の配置形式では「シュー型プレスローラ」として形成されて いる。このシュー型プレスローラもやはり定置の支持体を有しており、この支持 体に沿ってチューブ状のプ レス外套が回転する。プレスギャップの範囲において、このプレス外套はプレス シューに沿って回転する。このプレスシューは対抗ローラの形状、つまり撓み調 節ローラとして形成された第1のプレスローラの形状に適合されている。したが って、プレスギャップの範囲には極めて高いプレス力を形成すると同時に、プレ スギャップへの進入時にはプレス力を徐々に増大させることができる。 紙ウェブの幅が比較的小さい場合には、しばしば撓み調節ローラの代わりに、 いわば撓みのない中実ローラが使用される。なぜならば、負荷が比較的小さいか らである。 公知のプレス装置では、運転時に両プレスローラの間でプレス力を伝達する引 張部材がかなりの曲げ負荷にさらされることが判った。このことは引張部材の負 荷耐性に対して不都合な影響を与える。特に、公知の配置形式をひっくり返し、 つまりシュー型プレスローラを下側に配置し、撓み調節ローラを上側に配置して 、しかも撓み調節ローラを単に引張部材を介してのみシュー型プレスローラに位 置固定しようとすると、極端に高い曲げ負荷に基づき引張部材の過剰負荷が生じ る恐れがある。 したがって、本発明の課題は冒頭で述べた形式のプレス装置を改良して、運転 時に引張部材がさらされる最大曲げ負荷が減じられるようなプレス装置を提供す ることである。 この課題を解決するために本発明の構成では、運転時に第2のプレスローラの 第2の軸受け台に加えられる傾動モーメントを吸収するための装置が設けられて いるようにした。 こうして、本発明の課題は完全に解決される。すなわち本発明によれば、撓み 調節ローラが単に引張部材を介してしか第1のプレスローラに位置固定されてい ないと4ジョイント式リンク機構が形成されてしまい、しかもこの場合、撓み調 節ローラとして形成された第2のプレスローラのヨークが運転時の高いプレス力 に基づき大きく撓んでしまうことが判った。このような撓みが生じた結果、定置 の軸受けジャーナルの傾斜が生じてしまう。このような傾斜は従来慣用の配置形 式では球面状のブシュ内のヨークの支承部における比較的大きな摩擦に基づき、 軸受け台に伝達され、これにより引張部材に対する軸受け台の比較的大きな傾動 を招き、ひいては極端な曲げ負荷を招いてしまう。本発明によれば、第2の軸受 け台に加えられる傾動モーメントを吸収するための装置を設けることにより、こ のような曲げ負荷が回避される。したがって本発明によれば、引張部材に関する 軸受け台の位置が規定される。すなわち、この場合、軸受け台はヨークの、著し く傾斜した軸受けジャーナルにはもはや従動せずに、その代わりにローラ外套の 位置に適合される。このロ ーラ外套はヨークにおけるローラ外套のハイドロリック的な支持に基づき全く撓 まないか、または極めて僅かにしか撓まない。これにより本発明によれば、著し い負荷を受けた場合でも、軸受け台は引張部材に対して極めて僅かな傾動しか受 けないので、引張部材に加えられる曲げ負荷は許容の値を超過しない。 さらに本発明によれば、第2のプレスローラが撓み調節ローラとして形成され ているのではなく、(たとえば比較的小さな機械幅において)いわば撓みのない 中実ローラとして形成されている場合においても、第1のプレスローラにおける 第2のプレスローラの位置固定が単に引張部材を介してしか行われていないと、 引張部材に著しい曲げモーメントが加えられる恐れのあることが判った。すなわ ち、第2のプレスローラの軸受け台に直接に取付け部材、たとえば掻取り器、フ ェルトガイドローラまたはこれに類するものが取り付けられると、このことは従 来慣用の配置形式では引張部材の付加的な曲げ負荷を招いてしまう。このような 取付け部材は、運転時における第2のプレスローラに対する長さ変化を補償でき るようにするために一方の側において可動支承部を必要とする。このような長さ 補償は多かれ少なかれ摩擦を生ぜしめ、補償運動時に回転軸受けの中心点を中心 にして傾動モーメントを生ぜしめる。第2のプレスローラの軸方向では、この傾 動モーメントを曲げ軟質の引張部材によって吸収する ことができないので、これにより従来慣用の配置形式では軸受け台の、極端な傾 斜が生ぜしめられ、ひいては引張部材の過剰曲げ負荷が生ぜしめられる。本発明 によれば、このような場合に対しても、第2の軸受け台に加えられる傾動モーメ ントを吸収するための装置を設けることにより曲げ負荷は著しく減じられる。こ の場合では、軸受け台の位置固定が、回転可能な軸受けジャーナルで直接に行わ れる。なぜならば、中実ローラの比較的小さな撓みの場合には軸受けジャーナル が僅かな傾斜しか受けないからである。 第2の軸受け台に加えられる傾動モーメントの吸収を可能にするためには原則 的に種々の手段が考えられる。 本発明の第1の有利な構成では、第2のプレスローラの各回転軸受けの他に、 軸受け台を傾動なしに保持するために付加的な支持軸受けが設けられている。 従来では回転軸受けが、軸受けジャーナルによって吸収される高い力および軸 受けジャーナルの大きな傾斜に基づき有利には自動調心軸受けとして形成されて いる。この自動調心軸受けは傾動モーメントを伝達することができない、つまり 軸受け台の傾動を許してしまう。それに対して本発明の構成では、第2のプレス ローラが撓み調節ローラとして形成されている場合には、付加的な支持軸受けに より、回転可能なローラ外套に対する軸受け台の傾動なしの支持が達成される。 それに対して第2のプレスローラが中実ローラとして形成されている場合には 、付加的な支持軸受けによって、中実ローラの回転する軸受けジャーナルにおい て軸受け台の位置固定が達成される。 本発明の別の有利な構成では、回転軸受け自体が、傾動モーメントを吸収する ことのできる軸受けとして形成されている。たとえば回転軸受けはO配置の2列 式の円錐ローラ軸受けとして形成されているので、軸受け台の角度位置は付加的 な支持軸受けなしに直接にローラ外套もしくは中実ローラの軸受けジャーナルで 固定される。このような構成には、付加的な支持軸受けを不要にすることができ るという利点がある。 その他にさらに、第2の軸受け台に加えられる傾動モーメントの吸収を達成す るための別の手段が考えられる。たとえば第2の軸受け台を横方向ビームを介し て互いに結合することができる。これにより傾動は排除される。さらに、補助装 置、たとえば連結器、結合片、ガイド等を用いて軸受け台を機台に対して相対的 に位置固定し、これにより軸受け台の傾動を回避することも考えられる。 第2の軸受け台に加えられる傾動モーメントの吸収を達成するための1つの手 段は、第2の軸受け台にリンクが設けられていることにある。このリンクはそれ ぞれ第1の端部で第2の軸受け台に固く固定されており、それぞれ第2の端部で 位置固定的なガイドに作用 している。このガイドはそれぞれリンクの第2の端部の、軸方向における移動を 防止しているが、鉛直方向における移動を許す。 また、このように第2の軸受け台をリンクによって基礎またはフレームに案内 することにより、第2の軸受け台の傾動を回避し、ひいては引張部材の過剰曲げ 負荷を回避することができる。 本発明のさらに別の有利な構成では、単に一方の第2の軸受け台にしかリンク が設けられていない。このリンクの第1の端部は前記一方の第2の軸受け台に固 く固定されており、第2の端部は位置固定的なガイドに作用しており、このガイ ドはリンクの第2の端部の、軸方向における移動を防止するが、しかし鉛直方向 における移動を許し、この場合、両第2の軸受け台は水平な結合部材を介して互 いに連結されている。 こうして、一方の第2の軸受け台においてしかリンクを用いた位置固定による 軸方向移動防止が必要でなくなり、それに対して他方の第2の軸受け台では、前 記一方の第2の軸受け台との結合に基づき、このようなリンクを不要にすること ができる。 択一的な構成では、リンクが第1の軸受け台にも案内されている。このような 構成は、第1のプレスローラが直接に(球面ブシュなしに)第1の軸受け台に支 承されている場合に有利である。 本発明のさらに別の有利な構成では、第1の軸受け 台がそれぞれほぼ鉛直な結合片を介して第2の軸受け台と連結されている。この 場合、結合片は剛性的な結合部材として形成されており、この結合部材の両端部 はそれぞれジョイントを介して第2の軸受け台と第1の軸受けジャーナルとに結 合されている。結合片と引張部材との間の間隔は、プレス装置が負荷された状態 においてそれぞれプレス力によって生ぜしめられる引張部材の長さ変化が、ロー ラ端部の撓みによって生ぜしめられる、各結合片の作用点の移動量に相当するよ うに設定されている。 すなわち、移動可能に案内されたリンクを用いて第2の軸受け台を基礎または 第1の軸受け台に位置固定する代わりに、第1の軸受け台を結合片によって第2 の軸受け台に枢着結合することができる。ただしこのためには、前記結合片が引 張部材から所定の間隔を置いて、つまり負荷時に生じる引張部材の長さ増大が、 ローラ端部の撓みによって生ぜしめられる各結合片の作用点の対応する移動によ って補償されるような間隔を置いて、配置されていることが必要となる。 前記構成の変化構成では、このような結合片が単にそれぞれ一方の第1の軸受 け台と一方の第2の軸受け台との間にしか設けられていない。それに対して、プ レス装置の反対の側に設けられた軸受け台の位置固定は、両第2の軸受け台が水 平な結合部材を介して互いに連結されていることによって達成される。 本発明のさらに別の有利な構成では、少なくとも一方の第2の軸受け台が、対 応する一方の第1の軸受け台で軸方向における移動を防止されている。 これにより、第2のプレスローラはもはや公知の配置形式の場合のように直接 に機台に軸方向で位置固定されているのではなく、第1のプレスローラの軸受け 台に軸方向で案内されるようになる。これにより、引張部材を介して位置固定さ れたプレスローラに加えられる軸方向力に基づき生ぜしめられる引張部材の曲げ 負荷は著しく減じられる。なぜならば、曲げ負荷はもはや片側だけで生じるので はなく、引張部材の全長にわたって規定されて分配されるからである。 本発明のさらに別の有利な構成では、一方の第2の軸受け台が、プレスローラ の軸方向では位置固定されているが、しかし引張部材の長手方向では運動可能で ある枢着結合部を介して、第1の軸受け台に連結されている。 こうして、第1の軸受け台における第2の軸受け台の、軸方向での位置固定が 特に簡単に実現される。 本発明のさらに別の有利な構成では、前記枢着結合部が引張部材の長手方向長 さのほぼ真ん中に配置されている。 このような構成には、引張部材の最大曲げ負荷が一層減じられるという利点が ある。なぜならば、引張部材の締付け固定された各端部にはそれぞれ半分の曲げ 応力しか生じなくなるからである。したがって、引張部材の所定の寸法設定にお いて、プレスギャップにおける負荷を受けたプレスローラの、一層大きな撓みを も受け止めることができる。なぜならば、これによって生ぜしめられる曲げ負荷 が引張部材の両端部に均一に分配されるからである。 前記枢着結合部が、ガイド内で鉛直方向に移動可能に保持されたピンを有して いると、前記枢着結合部のための特に単純な構成が得られる。 本発明の択一的な構成では、一方の第2の軸受け台が、鉛直方向で運動可能な 滑子案内を介して、対応する一方の第1の軸受け台に連結されている。 こうして、前で説明したようなスライド枢着結合部の代わりに、両軸受け台の 間の単純化された結合が得られる。なぜならば、前記滑子案内は直接に軸受け台 の間に設けることができるので、この滑子案内はプレス装置が負荷されていない 状態で、両軸受け台の間の支持機能をも果たすことができるからである。 本発明のさらに別の有利な構成では、駆動側の軸受け台が、枢着結合部を介し て互いに位置固定されている。 このような構成には、前記枢着結合部が、両プレスローラのうちの一方に所属 のプレス外套の交換時またはプレスギャップを通って案内されるエンドレスフェ ルトテープの交換時に邪魔にならないという利点があ る。 当然ながら、前で説明した構成および以下に説明する構成は、それぞれ記載の 組合せで使用可能であるだけではなく、本発明の枠を逸脱することなく別の組合 せまたは単独でも使用可能である。 以下に、本発明の有利な実施例を図面につき詳しく説明する。 第1図は本発明によるプレス装置のガイド側を部分的に断面して示す正面図を 示しており、 第2図は第1図に示した実施例の駆動側を示す正面図を示しており、 第3図は第1図に示した実施例とは少しだけ異なる本発明の別の実施例を示し ており、 第4図は本発明のさらに別の実施例を示す、ガイド側を部分的に断面して示す 正面図を示しており、この場合、対応ローラが中実ローラとして形成されており 、 第5図は本発明のさらに別の実施例を示す、ガイド側を部分的に断面して示す 正面図を示しており、この場合、上側の軸受け台が、下側の軸受け台に移動可能 に案内されたリンクによって傾動防止されており、 第6図は第5図に示した実施例の側面図を示しており、 第7図は第5図に示した実施例の変化実施例を示しており、この場合、上側の プレスローラの軸受け台が 、リンクによって直接に基礎に案内されており、 第8図は本発明のさらに別の実施例を示しており、この場合、上下に配置され た軸受け台が、結合片によって互いに枢着結合されている。 第1図および第2図では、本発明によるプレス装置が全体的に符号10で示さ れている。 プレス装置10は第1のプレスローラ14を有しており、このプレスローラ1 4は、ハイドロリック式に圧着可能なプレスシュー11を備えたシュー型プレス ローラとして形成されている。プレス装置10はさらに第1のプレスローラ14 の上方に第1のプレスローラ14に対して平行に配置された第2のプレスローラ 16を有している。この第2のプレスローラ16は撓み調節ローラとして形成さ れている。撓み調節ローラとシュー型プレスローラの構造は基本的に公知であり 、たとえば米国特許第5338279号明細書およびドイツ連邦共和国実用新案 第9203395号明細書に開示されている。 第1のプレスローラ14は自体公知の形式でプレス外套17を有している。こ のプレス外套17は支持板13を介して、位置固定的な支持体22に回転可能に 支承されていて、プレスシュー11によってハイドロリック的に第2のプレスロ ーラ16に圧着可能である。第1のプレスローラ14と第2のプレスローラ16 との間には、プレスギャップ12が形成される。この プレスギャップ12を通じて、脱水したい紙ウェブが、一般に少なくとも1つの フェルトウェブと共に案内されている(図示しない)。 第1のプレスローラ14は定置の支持体22に設けられた2つの第1の軸受け ジャーナル52,53を介して第1の軸受け台18,19に固く支承されている 。 第1の軸受け台18は駆動側38において、固定支承部を介して軸方向では移 動不能に位置固定されている。このためには、第1の軸受け台18がジョイント 43を介して架台44に結合されている。この架台44は基礎42に固定されて いる。したがって、駆動側38においては単に第1の軸受け台18の旋回運動ま たは「傾斜」しか可能にならず、軸方向28における運動は不可能となる。それ に対してガイド側40では、第1の軸受け台19が「可動支承部」を介して軸方 向で移動可能に取り付けられている。このためには第1の軸受け台19が二重ジ ョイント47を介して架台45に結合されている(ドイツ連邦共和国特許第42 10685号明細書参照)。この架台45は基礎42に固定されている。支持体 22が撓むと、両第1の軸受け台18,19は軸受けジャーナル52,53の傾 斜に応じて傾斜することができる。 撓み調節ローラとして形成された第2のプレスローラ16は、位置固定的なヨ ーク15を有している。こ のヨーク15の両端部は軸受けジャーナルとして形成されており、両軸受けジャ ーナルは第2の軸受け台20,21に支承されている。このためには第1図から 判るように、各軸受けジャーナル55が、湾曲させられた外面を備えたつば56 を有している。このつば56は、対応して成形されたブシュ57内に旋回可能に 支承されている。これにより、負荷が加えられた場合にヨーク15に撓みが生じ ると、軸受けジャーナル55の旋回運動が可能となる。第2のプレスローラ16 のための第2の軸受け台20,21は、それぞれ引張部材26と対になって、下 方に位置する第1の軸受け台18,19に位置固定されている。 引張部材26は休止状態ではプレロードを全くかけられていないか、または極 めて小さなプレロードしかかけられていない。それに対して、プレスシュー11 が第2のプレスローラ16に圧着されると、この引張部材26は負荷をかけられ て、この負荷を吸収し、さらにこの負荷を直接に第1の軸受け台18,19に伝 達する。したがって、負荷をかけられた状態では、第2の軸受け台20,21か ら引張部材26を介して第1の軸受け台18,19へ通じた直接的な力伝達経路 が保証されている。 さらに原則的には、負荷をかけられた状態において、第1のプレスローラ14 と第2のプレスローラ16との間での軸方向移動が可能となる。 第2のプレスローラ16はローラ外套58を有している。このローラ外套58 の両端部は第2の軸受け台20,21に回転軸受けを介して回転可能に支承され ている。このローラ外套58はヨーク15にハイドロリック式に支持されている 。 本発明によれば、この回転軸受けは、傾動モーメントを吸収することのできる 軸受けとして形成されている。第1図に示した回転軸受け25はO配置の2列式 の円錐ころ軸受けとして形成されているので、これにより、ガイド側の第2の軸 受け台21がローラ外套58の端部と位置調整されることが保証されている。同 様のことは駆動側の第2の軸受け台20にも云える。 第2のプレスローラ16は撓み調節ローラとして形成されているので、第2の 軸受けジャーナル55は負荷を受けて撓む。それに対して、ローラ外套58はハ イドロリック的にヨーク15に支持される。つまりローラ外套58はほとんど撓 みを有しないか、または所望の(小さな)撓みしか有しない。したがって、ロー ラ外套58の両端部は負荷をかけられても、第2の軸受けジャーナル55に比べ て著しく僅かにしか傾斜しない。それぞれつば56からブシュ57に向かってヨ ーク15の撓み時に著しい摩擦力が第2の軸受け台20,21に伝達されるので 、回転軸受けが傾動なしに構成されていないと、第2の軸受け台20,21が第 2の軸受けジャーナル55と共に傾動してしまう。な ぜならば、第2のプレスローラ16の軸方向では曲げ軟質の引張部材26がこの 摩擦力を吸収できないからである。このことは引張部材26の著しい曲げ負荷を 招いてしまう。 このような傾動は、回転軸受けの、傾動モーメントを吸収し得る能力に基づき 回避され、第2の軸受け台20,21はローラ外套58の両端部で位置固定され る。これにより、負荷を受けても、引張部材26の、規定されていない過剰曲げ 負荷は回避される。 第2図から判るように、さらに、駆動側の第2の軸受け台20はスライド枢着 結合部32を介して駆動側の第1の軸受け台18に結合されている。このスライ ド枢着結合部32は最も単純な事例ではアーム35を有しており、このアーム3 5は引張部材26の長手方向長さのほぼ真ん中で軸受け台18に固定されている 。アーム35の端部には、ピン34が設けられており、このピン34は鉛直方向 30に延びるガイド36内に旋回運動可能に保持されていて、しかも鉛直方向3 0で摺動可能である。ガイド36は駆動側の第2の軸受け台20に固く結合され ている。したがって、駆動側の第2の軸受け台20は軸方向28において、下方 に位置する第1の軸受け台18に位置固定されているが、しかしたとえば引張部 材26が負荷をかけられて延伸する場合には、この第2の軸受け台20は鉛直方 向30で運動することができる。また、第1の軸受け台 18を傾斜させることも可能である。 第2のプレスローラ16が駆動側38においてスライド枢着結合部32を介し て第1の軸受け台18に位置固定されていることに基づき、運転時に引張部材2 6に加えられる曲げ応力は最小限に抑えられ、またスライド枢着結合部32が引 張部材26の長手方向長さの真ん中に配置されていると、この曲げ応力は引張部 材26の両端部に均一に分配される。 引張部材26自体は軸方向28においてフレキシブルに形成されており、した がって極めて小さな横方向力しか吸収することができないので、スライド枢着結 合部32によって第1のプレスローラ14に関して軸方向で第2のプレスローラ 16を位置固定することが達成されると同時に、引張部材26に加えられる曲げ 負荷が引張部材26の両端部に均一に分配される。したがって、引張部材26に おいては、第2のプレスローラ16に作用する軸方向力に基づき生ぜしめられる 曲げ負荷も回避される。 第2図から判るように、引張部材26は自体公知の形式で両端部にハンマヘッ ド48を有している。このハンマヘッド48により引張部材26は第2の軸受け 台に設けられたT字形の溝に保持されている。引張部材26の下側のハンマヘッ ドは第1の軸受け台18,19に設けられた単純な溝に係合している。 第3図には、第1図および第2図に示した実施例と は異なる別の実施例によるプレス装置が全体的に符号60で示されている。第1 図および第2図に示した実施例に対応する構成部分には、同じ符号を使用する。 このプレス装置60は主として次の点で前で説明した実施例によるプレス装置と は異なっている。すなわち、傾動トルクの吸収を可能にする回転軸受けの代わり に、慣用の配置形式の場合に汎用されるような自動調心軸受けとして形成された 軸受け25aが設けられている。第2の軸受け台21aの位置固定を行うために は、付加的な支持軸受け27aが設けられている。この支持軸受け27aによっ て、第2の軸受け台21aはローラ外套58の端部に対して同軸的に位置調整さ れる。その他の点において、第3図に示した実施例は第1図および第2図につき 説明した実施例に完全に一致している。 第4図には、本発明のさらに別の実施例が示されており、この場合、プレス装 置は全体的に符号70で示されている。この実施例の場合にも、対応する構成部 分には同じ符号を使用する。 第2のプレスローラ16はこの実施例では中実ローラとして形成されている。 このことは、たとえば抄紙機が比較的小さなウェブ幅しか有していない場合に云 える。つまり抄紙機が比較的小さなウェブ幅しか有しないので、全体的には同じ 直線力で比較的小さな撓みしか考慮しなくて済むので、中実ローラとしての比較 的単純な構成で十分となる訳である。 すなわち、第2のプレスローラ16の各端部は端側の軸受けジャーナル55b で直接に第2の軸受け台21bに、回転軸受け25bを介して回転可能に支承さ れている。 軸受けジャーナル55bはいわば撓みのない第2のプレスローラ16に基づき 、極めて僅かにしか撓まず、しかも自動調心軸受けとして形成された回転する回 転軸受け25bには極めて小さな摩擦力しか生ぜしめられないので、第2の軸受 け台21bには極めて小さな傾動モーメントしか加えられない。したがって、第 2の軸受け台の付加的な位置固定自体は必要にならないと思われるが、しかし実 際には、取付部材、たとえば掻取り器、フェルトガイドローラ等が直接に第2の 軸受け台21bに固定されると、このことは取付部材の、摩擦を伴う軸方向補償 に基づき、やはり第2の軸受け台の傾動を招く恐れがある。その結果、やはり引 張部材26の過剰曲げ負荷が生じてしまう。 この理由から、第4図に示した本発明の実施例では、第2のプレスローラ16 の軸受けジャーナル55bに付加的な支持軸受け27bが設けられている。これ により、第2の軸受け台21bは軸受けジャーナル55bと同軸的に位置調整さ れる。また、このような配置構成、つまり回転軸受け25bを自動調心ローラ軸 受けとして形成する配置構成の代わりに、傾動トルク を伝達することのできる回転軸受けを使用することも可能である。 第5図および第6図には、本発明のさらに別の実施例が示されており、この場 合、プレス装置は全体的に符号80で示されている。この実施例の場合にも、対 応する構成部分に対しては同じ符号を使用する。 プレス装置80は中実ローラとして形成された上側のプレスローラ16と、前 で説明したようにシュー型プレスローラとして形成された下側のプレスローラ1 4とを有している。 上側の第2のプレスローラ16に設けられた両軸受けジャーナル55cは、第 4図につき説明したようにそれぞれ自動調心ローラ軸受け25cを介して第2の 軸受け台21cに支承されている。 しかし第4図に示した実施例とは異なり、傾動トルクを吸収するために支持軸 受けは設けられていない。 その代わり、下側の第1の軸受け台19cに対する上側の第2の軸受け台21 cの傾動を回避するためには、それぞれ第2の軸受け台21cにリンク82が固 定されており、このリンク82は第1の軸受け台19cに案内されている。 この場合、それぞれほぼプレートとして形成されたリンク82の上側の端部8 3は、ねじ89を介して当該の第2の軸受け台21cに結合されている。 リンク82の下側の第2の端部は、内方を向いた外 側の2つの突出部81を有している。両突出部81の内部には溝85が形成され ている。この溝85には各1つのピン86が摺動可能に案内されており、このピ ン86は第1の軸受けジャーナル53cに固定されている。 したがって、各リンク82は第2の軸受け台21cに固く結合されており、リ ンク82の下側の第2の端部84は第1の軸受けジャーナル53cに水平方向2 8では位置固定されているが、しかし鉛直方向30では移動可能に案内されてい る。 第5図には単にガイド側40しか図示されていないが、プレス装置80の図示 していない駆動側でも、同じく対応するリンクが上側の第2の軸受け台に設けら れている。このリンクは下側の第1の軸受け台に設けられたガイドに軸方向では 位置固定されているが、しかし鉛直方向では移動可能に案内されている。 付加的に駆動側では、第2の軸受け台と第1の軸受け台との間に、第2図に示 した実施例に対応してスライド枢着結合部が設けられている。このスライド枢着 結合部は引張部材の長手方向長さの真ん中に作用する。この付加的なスライド枢 着結合部は、軸方向28で駆動側またはガイド側に向かう方向での第2のプレス ローラ16の変位を回避するために必要となる。なぜならば、引張部材26だけ では曲げ力を吸収することができないからである(さもないと、運動学的に4ジ ョイント式リンク機構が形成されてしまう)。 したがって、第2の軸受け台の傾動または第2のプレスローラ16の軸方向運 動に基づく引張部材の過剰曲げ負荷は回避される。 択一的な実施例では単にプレス装置80の一方の側においてだけ、有利には駆 動側においてだけ、第2の軸受け台をリンクを介して第1の軸受け台に結合する ことができる。この場合、プレス装置80のガイド側40に設けられた第2の軸 受け台21cは第7図に示した水平方向の結合部材101を介して他方の第2の 軸受け台に結合されていて、ひいては傾動防止されている。 第6図には付加的に、第2の軸受け台21cの側方に設けられたフェルトガイ ドローラ87が図示されている。このフェルトガイドローラ87を介してフェル トウェブ88が公知の形式で、脱水したい紙ウェブと共に案内されている。この ようなフェルトガイドローラ87は一方の側では可動支承部を必要とする。これ により、運転時における第2のプレスローラに対する長さ変化を補償することが できる。この長さ補償は多かれ少なかれ摩擦を生ぜしめ、補償運動時に自動調心 ローラ軸受け25cの中心点を中心とした傾動モーメントを生ぜしめるが、この 傾動モーメントは前で説明した構造によって吸収される。 本発明によるプレス装置のさらに別の実施例が第7 図に示されている。プレス装置全体は符号90で示されている。この実施例の場 合にも、対応する構成部分に対しては同じ符号を使用する。 上側の第2のプレスローラ16はやはり中実ローラとして形成されており、こ の第2のプレスローラ16は自動調心ローラ軸受け25dを介して両軸受けジャ ーナル55dで第2の軸受け台21dに支承されている。 下側の第1のプレスローラ14はやはりシュー型プレスローラとして形成され ているが、ただしこのプレスローラ14は前で説明した実施例とは異なり、軸受 けジャーナル53dがそれぞれつば97を介して、各第1の軸受け台19dに設 けられた球面ブシュ96に支承されている。 この実施例では、第1の軸受け台のうちの一方、有利には駆動側38に設けら れた第1の軸受け台が、固定軸受けとして形成されていて、第2図に示した実施 例と同様にジョイントを介して基礎42に固定されている。したがって、駆動側 38においては単に第1の軸受け台19dの旋回または「傾斜」しか可能になら ず、軸方向28における運動は不可能となる。反対の側、つまりガイド側は、可 動軸受けを介して基礎に固定されている(第7図には、前で説明した実施例とは 異なりプレス装置90の、図面で見て左側に駆動側38が図示されている)。 上側の第2の軸受け台21dの軸方向移動防止は、滑子案内98によって行わ れる。この滑子案内98は上側の軸受け台21dと下側の軸受け台19dとの間 に直接に配置されている。この滑子案内98はそれぞれ上端部と下端部とに、軸 方向に対して直交する方向に延びるウェブ100を有している。このウェブ10 0は上側の軸受け台21dもしくは下側の軸受け台19dに設けられた溝99に 係合している。 このことは、第2図につき説明したスライド枢着結合部32に対する択一的な 構成である。 このような滑子案内98は単に駆動側38にしか設けられていない。この滑子 案内98の小さな欠点は、第2図に示した実施例とは異なり、両軸受け台19d ;21dの間の軸方向の結合が引張部材26の長手方向長さのちょうど真ん中に 作用するのではなく、引張部材の上端部に作用する点にある。 しかし第2のプレスローラ16、つまりシュー型プレスローラ14に対する対 向ローラが、中実ローラとして形成されている限りは、第2の軸受け台21dに 生じる傾動モーメントは比較的小さいので、引張部材26全体にわたって曲げ負 荷を完全に均一に分配することは必ずしも必要とならない。 第7図に示した実施例では、傾動モーメントを吸収するためにリンク92が設 けられており、この場合、このリンク92の上側の端部93が上側の軸受け台2 1dに、たとえばねじ(図示しない)によって位置固定されている。 第5図および第6図につき既に説明した実施例とは異なり、リンク92の下側 の端部94はそれぞれ下方に位置する第1の軸受け台に案内されているのではな く、直接にスライドガイド95に案内されている。このスライドガイド95は基 礎42に位置固定的に取り付けられている。スライドガイド95はリンク92の 下側の端部94の、鉛直方向30における移動を許すが、しかし軸方向ではこの 端部94を位置固定している。 つまり全体的には、リンク92と滑子案内98とを組み合わせることにより、 駆動側38で上側の軸受け台21dの傾動および軸方向移動が防止される。 反対の側に位置するガイド側においても、同じくリンク92による傾動防止お よび軸方向移動防止を行うことができる。 しかし、第7図の実施例に対する択一的な実施例では、ガイド側の上側の軸受 け台を傾動防止および軸方向移動防止するためのリンクの代わりに、単に両上側 の軸受け台21dの間に横方向ロッドの形の水平な結合部材101しか設けられ ていない。これにより、傾動なしに保持された駆動側の軸受け台21dに基づき 、ガイド側の第2の軸受け台も傾動防止されている。 第8図には、本発明によるプレス装置の前で説明し た実施例に対するさらに別の変化実施例が示されている。プレス装置全体は符号 110で示されている。 第8図に示した実施例では、上側の第2のプレスローラ16がやはり中実ロー ラとして形成されていて、このプレスローラ16の両軸受けジャーナル55eは 自動調心ローラ軸受け25eを介して第2の軸受け台21eに回転可能に支承さ れている。 第1のプレスローラ14はやはりシュー型プレスローラとして形成されており 、このプレスローラの両軸受けジャーナル53eは、第5図につき既に説明した 実施例の場合と同様に、それぞれ第1の軸受け台19eに直接に(つまり球面ブ シュの使用なしに)支承されている。 第8図には、やはりガイド側40が示されている。 第5図に示した実施例とは異なり、第2の軸受け台21eの傾動を回避するた めには第1の軸受け台19eに移動可能に案内されたリンクが設けられているの ではなく、上側の第2の軸受け台21eがそれぞれ下方に位置する第1の軸受け 台19eに、プレス装置110の両側で結合片112を介して枢着結合されてい る。各結合片は剛性的な結合ロッドとして形成されている。この結合ロッドの第 1の上側の端部113はジョイント115を介して取付け部120に結合されて いる。この取付け部120は第2の軸受け台21eに固定されている。下側のプ レスローラ14の軸受けジ ャーナル53eは突出部117を有しており、この突出部117には結合片11 2の下側の端部114が、やはりジョイント116を介して取り付けられている 。 このような結合片による結合はプレス装置110の両端部に設けられている。 付加的にガイド側には、軸方向の位置固定を行うために、第2図に示したスライ ド枢着結合部32が設けられている。 プレス装置110がプレスギャップ12における公称プレス力で負荷される場 合に、第2の軸受け台21eが傾動されず、ひいては引張部材26の過剰曲げ負 荷が排除されることを達成するためには、結合片112が引張部材26の中心か ら所定の間隔aをおいて、つまり各結合片112が両プレスローラ14,16の 撓みに基づき軸受けジャーナル53e;55eで受ける移動量Xに、プレス力に 基づく引張部材26の延伸量ΔLが正確に一致するような間隔aをおいて、配置 されていなければならない。したがって、第2の軸受け台21eの傾動を回避す るためには、引張部材26からの結合片112の間隔aの、設備固有の寸法設定 が必要となる。 第8図には、負荷を受けた引張部材26の延伸に基づく間隔ΔLが示されてい る。このことは第2のプレスローラ16の回転軸線118の対応する上方移動を 生ぜしめる。図示の実施例ではシュー型プレスローラ として形成された第1のプレスローラ14は、この第1のプレスローラ14の定 置の支持体22の撓みを受ける。このことは軸受けジャーナル53eの対応する 傾斜(一点鎖線119で示す)を生ぜしめる。こうして生ぜしめられる、ジョイ ント115,116における結合片112の上方移動は、第2のプレスローラ1 6の回転軸線118の移動量ΔLにほぼ一致していなければならない(引張部材 26の延長で測定して)。 このような構成では、上側のプレスローラ16の両軸受け台が公称負荷時に傾 動なく保持されることが確保されるので、引張部材26の過剰曲げ負荷は回避さ れる。 択一的な実施例では、第8図に示した装置も駆動側にしか設けられていなくて よい。第7図に示した水平な結合部材101により、両上側の軸受け台は互いに 結合されていて、ガイド側の軸受け台をも傾動防止している。 図示の実施例において第2のプレスローラ16が撓み調節ローラ(第3図参照 )として形成されている場合は、球面ブシュによる支承に基づき、一層大きな摩 擦モーメント、ひいては一層大きな傾動モーメントが生じる。その場合、結合片 112は適当に一層厚く寸法設定されなければならない。 当然ながら、「フローティング式」の対抗ローラを備えたプレス装置の図示の 配置構成の他に、本発明の 枠から逸脱することなく、別の多数の配置構成も可能となる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.抄紙機に用いられる、特に紙ウェブを脱水するためのプレス装置であって 、2つのプレスローラ(14,16)が設けられており、両プレスローラ(14 ,16)がプレスギャップ(12)を形成しており、しかも第1のプレスローラ (14)が少なくともその一方の端部で軸方向(28)で位置固定されており、 第1のプレスローラ(14)の第1の軸受けジャーナル(52,53)を保持す るための第1の軸受け台(18,19)と、第2のプレスローラ(16)の定置 のヨーク(15)に設けられた第2の軸受けジャーナル(54,55)を保持す るための第2の軸受け台(20,21,21a)と、引張部材(26)とが設け られており、該引張部材(26)によって第2の軸受け台(20,21,21a )が、それぞれ第1の軸受け台(18,19)に対して緊定可能であり、しかも 前記引張部材(26)が軸方向(28)における両プレスローラ(14,16) の相対移動を可能にするようになっており、さらに、第2のプレスローラ(16 )に回転軸受け(25,25a)を介して第2の軸受け台(21,21a)に対 して回転可能に支承されたローラ外套(58)が設けられている形式のものにお いて、第2の軸受け台(20,21,21a)に加えられる傾動モーメントを吸 収するための装置(25, 27a)が設けられていることを特徴とするプレス装置。 2.抄紙機に用いられる、特に紙ウェブを脱水するためのプレス装置であって 、2つのプレスローラ(14,16)が設けられており、両プレスローラ(14 ,16)がプレスギャップ(12)を形成しており、しかも第1のプレスローラ (14)が少なくともその一方の端部で軸方向(28)で位置固定されており、 第1のプレスローラ(14)の第1の軸受けジャーナル(53,53c,53d ,53e)を保持するための第1の軸受け台(19,19c,19d,19e) と、第2のプレスローラ(16)の第2の軸受けジャーナル(55b,55c, 55d,55e)を保持するための第2の軸受け台(21b,21c,21d, 21e)と、引張部材(26)とが設けられており、該引張部材(26)によっ て第2の軸受け台(21b,21c,21d,21e)が、それぞれ第1の軸受 け台(19,19c,19d,19e)に対して緊定可能であり、しかも前記引 張部材(26)が軸方向(28)における両プレスローラ(14,16)の相対 移動を可能にするようになっており、さらに、第2の軸受け台(21b,21c ,21d,21e)に対して第2の軸受けジャーナル(55b,55c,55d ,55e)を回転可能に支承するための回転軸受け(25b,25c,25d, 25e)が設けられている 形式のものにおいて、第2の軸受け台(21b,21c,21d,21e)に加 えられる傾動モーメントを吸収するための装置(27b,82,92,112) が設けられていることを特徴とするプレス装置。 3.前記回転軸受け(25a,25b)を傾動なしに保持するために支持軸受 け(27a,27b)が設けられている、請求項1または2記載のプレス装置。 4.前記回転軸受け(25)が、傾動モーメントを吸収することのできる軸受 けとして形成されている、請求項1または2記載のプレス装置。 5.前記回転軸受け(25)が、O字形配置の2列式の円錐ローラ軸受けとし て形成されている、請求項4記載のプレス装置。 6.少なくとも一方の第2の軸受け台(21c,21d)にリンク(82,9 2)が設けられており、該リンク(82,92)の第1の端部(83,93)が 、前記第2の軸受け台(21c,21d)に固く固定されており、前記リンク( 82,92)の第2の端部(84,94)が、ガイド(85,86,95)に作 用しており、該ガイドが、位置固定的に設けられているか、または一方の第1の 軸受け台(19c)に設けられており、前記ガイド(85,86,95)が、前 記リンク(82,92)の第2の端部(84,94)の、軸方向(28)におけ る移動を防止するが、しかし鉛直方向(30)における移動を可能にしている、 請求項1または2記載のプレス装置。 7.少なくとも一方の第2の軸受け台(21e)が、結合片(112)を介し て、対応する第1の軸受け台(19e)に連結されており、該結合片(112) が、剛性的な結合部材として形成されており、該結合部材の両端部(113,1 14)が、ジョイント(115,116)を介して第2の軸受け台(21d)も しくは第1のプレスローラ(14)の軸受けジャーナル(53e)に結合されて おり、さらに、プレス装置が負荷された状態で前記引張部材(26)の、プレス 力によって生ぜしめられる長さ変化(ΔL)が、両プレスローラ(14,16) の撓みによって生ぜしめられる、前記結合片(112)のジョイント(115, 116)の移動量(X)に相当するように前記結合片(112)と前記引張部材 (26)との間の間隔(a)が設定されている、請求項1または2記載のプレス 装置。 8.両第2の軸受け台(25d)が、水平な結合部材(101)を介して互い に連結されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のプレス装置。 9.一方の第2の軸受け台(20;21d)が、対応する一方の第1の軸受け 台(18,19d)で、軸方向(28)における移動を防止されている、請求項 1から8までのいずれか1項記載のプレス装置。 10.前記引張部材(26)が、両プレスローラ( 14,16)の軸方向(28)で曲げ弾性的に変形可能であり、前記引張部材( 26)の両端部が、それぞれ第1の軸受け台(18,19,19c,19d,1 9e)もしくは第2の軸受け台(20,21,21a,21b,21c,21d ,21e)に固く締付け固定されている、請求項1から9までのいずれか1項記 載のプレス装置。 11.一方の第2の軸受け台(20)が、両プレスローラ(14,16)の軸 方向(28)では位置固定されかつ、前記引張部材(26)の長手方向(30) では運動可能な枢着結合部(32)を介して、対応する一方の第1の軸受け台( 18)に連結されている、請求項1から10までのいずれか1項記載のプレス装 置。 12.前記枢着結合部(32)が、前記引張部材(26)の長手方向長さのほ ぼ真ん中に配置されている、請求項11記載のプレス装置。 13.前記枢着結合部(32)がピン(34)を有しており、該ピン(34) が、ガイド(36)内に鉛直方向(30)で移動可能に保持されている、請求項 12記載のプレス装置。 14.一方の第2の軸受け台(21d)が、滑子案内(98)を介して、対応 する一方の第1の軸受け台(19d)に連結されており、該滑子案内(98)が 、鉛直方向では運動可能であるが、両プレスローラの 軸方向(28)では位置固定されている、請求項1から10までのいずれか1項 記載のプレス装置。 15.駆動側の軸受け台が、互いに位置固定されている、請求項9から14ま でのずれか1項記載のプレス装置。
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