JPH1049624A - 手書き文字認識方法及び装置 - Google Patents

手書き文字認識方法及び装置

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JPH1049624A
JPH1049624A JP8209460A JP20946096A JPH1049624A JP H1049624 A JPH1049624 A JP H1049624A JP 8209460 A JP8209460 A JP 8209460A JP 20946096 A JP20946096 A JP 20946096A JP H1049624 A JPH1049624 A JP H1049624A
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民則 冨田
Hideki Sakao
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンライン手書き文字認識において連続して
複数の文字を入力する際に、所望の位置から筆記を開始
することができ、さらに筆記したストロークがどの文字
の一部として認識されるかを確実に知ることができよう
にする。 【解決手段】 ペン等により入力される手書きストロー
クを検出したことにより、予め定めた形状の切り出し領
域境界像を生成し、その切り出し領域境界像と共に入力
ストロークを表示し、その表示状態で新たな手書きスト
ロークの一部が現在の切り出し領域境界像内に含まれる
か否かを判定し、含まれている場合は、現在の切り出し
領域境界像を更新し、含まれていない場合は、現在の切
り出し領域境界像内の手書きストロークを1つの文字を
構成する要素として切り出して文字認識すると共に、新
たな手書きストロークに対する切り出し領域境界像を新
規に生成し、その切り出し領域境界像と共に入力ストロ
ークを表示する処理を、手書きストロークの検出毎に繰
り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書き文字認識方
法および装置に係り、特に、次々と手書きストロークが
入力される手書き文字の認識方法および装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】次々と手書きストロークが入力される手
書き文字を認識する場合、入力された手書きストローク
を1文字単位に切り出すことが必要になる。
【0003】そこで、従来においては、予め1文字毎に
入力する位置や枠を決めておいてその枠の中に入力され
たストロークは1文字であるとして切り出す方法や、入
力されたストロークの位置関係や入力時刻の間隔を用い
て切り出す方法が提案されている。後者の例としては、
特公平6−90741号公報に示されるような方法があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の文字切り出し方法では、筆記者は枠の中に筆記すれ
ば必ず1文字として認識されることが分かるが、記入位
置を限定されてしまうため自由な筆記ができないという
問題があった。
【0005】また、後者の方法では、ユーザは記入位置
を自由にストロークを筆記することが出来るが、ストロ
ークの筆記前に、そのストロークがどのように文字とし
て分離されるかを確実に知ることはできない。そのた
め、必ずしも筆記者の意図どおりに文字が区切られずに
認識されてしまうという問題があった。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決すべく
なされたもので、その目的は、文字の筆記開始位置を限
定しない自由な位置への入力と、筆記者がストローク筆
記の時点で、そのストロークがどの文字の一部として認
識されるかを確実に知ることが可能な文字認識方法およ
び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ペン等により入力された手書きストローク
を検出する検出手段と、入力された手書きストロークを
表示する表示手段と、入力された手書きストロークに基
づき候補文字を認識する文字認識手段を備えた手書き文
字認識装置における手書き文字認識方法において、ペン
等により入力される手書きストロークを前記検出手段が
検出したことにより、予め定めた形状の切り出し領域境
界像を生成し、その切り出し領域境界像と共に入力され
た手書きストロークを前記表示手段の表示画面に表示
し、その表示状態で新たな手書きストロークの一部が現
在の切り出し領域境界像の範囲内に含まれるか否かを判
定し、含まれている場合は、現在の切り出し領域境界像
を表示し続け、含まれていない場合は、現在の切り出し
領域境界像内の手書きストローク集合を1つの文字を構
成する要素として切り出して前記文字認識手段に文字認
識させると共に、新たな手書きストロークに対する切り
出し領域境界像を新規に生成し、その切り出し領域境界
像と共に新たに入力された手書きストロークを表示する
処理を、手書きストロークの検出毎に繰り返すことによ
り、手書き文字を認識することを特徴とする。
【0008】また、ペン等により入力される手書きスト
ロークを前記検出手段が検出したことにより、予め定め
た形状の切り出し領域境界像を生成し、その切り出し領
域境界像と共に入力された手書きストロークを前記表示
手段の表示画面に表示し、その表示状態で新たな手書き
ストロークの一部が現在の切り出し領域境界像の範囲内
に含まれるか否かを判定し、含まれている場合は、現在
の切り出し領域境界像を更新し、含まれていない場合
は、現在の切り出し領域境界像内の手書きストローク集
合を1つの文字を構成する要素として切り出して前記文
字認識手段に文字認識させると共に、新たな手書きスト
ロークに対する切り出し領域境界像を新規に生成し、そ
の切り出し領域境界像と共に新たに入力された手書きス
トロークを表示する処理を、手書きストロークの検出毎
に繰り返すことにより、手書き文字を認識することを特
徴とする。
【0009】さらに、前記切り出し領域境界像と入力ス
トロークの表示状態で新たな手書きストロークの入力開
始時刻と入力終了時刻を検出し、新たな手書きストロー
クが現在の切り出し領域境界像の範囲内に存在し、かつ
入力開始から終了までの時間が所定時間以上経過してい
る場合は、現在の切り出し領域境界像内の手書きストロ
ーク集合を1つの文字を構成する要素として切り出して
前記文字認識手段に文字認識させると共に、新たな手書
きストロークに対する切り出し領域境界像を新規に生成
し、新たな手書きストロークが現在の切り出し領域境界
像の範囲内に存在せず、かつ入力開始から終了までの時
間が所定時間以上経過している場合は、新たな手書きス
トロークは現在の切り出し領域境界像内の手書きストロ
ーク集合と同じ文字の構成要素として切り出して前記文
字認識手段に文字認識させることを特徴とする。
【0010】そして、本発明の手書き文字認識装置は、
ペン等により入力された手書きストロークを検出する検
出手段と、入力された手書きストロークを表示する表示
手段と、入力された手書きストロークに基づき候補文字
を認識する文字認識手段を備えた手書き文字認識装置に
おいて、ペン等により入力される手書きストロークを前
記検出手段が検出したことにより、予め定めた形状の切
り出し領域境界像を生成し、その切り出し領域境界像と
共に入力された手書きストロークを前記表示手段の表示
画面に表示させる切り出し領域生成手段と、切り出し領
域境界像と入力された手書きストロークの表示状態で新
たな手書きストロークの一部が現在の切り出し領域境界
像の範囲内に含まれるか否かを判定し、含まれている場
合は、現在の切り出し領域境界像を表示し続け、含まれ
ていない場合は、現在の切り出し領域境界像内の手書き
ストローク集合を1つの文字を構成する要素として切り
出して前記文字認識手段に文字認識させると共に、新た
な手書きストロークに対する切り出し領域境界像を新規
に生成し、その切り出し領域境界像と共に新規に入力さ
れた手書きストロークを表示させる文字切り出し手段と
を備えることを特徴とする。
【0011】また、ペン等により入力される手書きスト
ロークを前記検出手段が検出したことにより、予め定め
た形状の切り出し領域境界像を生成し、その切り出し領
域境界像と共に入力ストロークを前記表示手段の表示画
面に表示させる切り出し領域生成手段と、切り出し領域
境界像と入力された手書きストロークの表示状態で新た
な手書きストロークの一部が現在の切り出し領域境界像
の範囲内に含まれるか否かを判定し、含まれている場合
は、現在の切り出し領域境界像を更新し、含まれていな
い場合は、現在の切り出し領域境界像内の手書きストロ
ーク集合を1つの文字を構成する要素として切り出して
前記文字認識手段に文字認識させると共に、新たな手書
きストロークに対する切り出し領域境界像を新規に生成
し、その切り出し領域境界像と共に新規に入力された手
書きストロークを表示させる文字切り出し手段とを備え
ることを特徴とする。
【0012】また、前記切り出し領域境界像と入力され
た手書きストロークの表示状態で新たな手書きストロー
クの入力開始時刻と入力終了時刻を検出する入力時間検
出手段を付加し、さらに前記文字切り出し手段に代え
て、新たな手書きストロークが現在の切り出し領域境界
像の範囲内に存在し、かつ入力開始から終了までの時間
が所定時間以上経過している場合は、現在の切り出し領
域境界像内の手書きストローク集合を1つの文字を構成
する要素として切り出して前記文字認識手段に文字認識
させると共に、新たな手書きストロークに対する切り出
し領域境界像を新規に生成し、新たな手書きストローク
が現在の切り出し領域境界像の範囲内に存在せず、かつ
入力開始から終了までの時間が所定時間以上経過してい
る場合は、新たな手書きストロークは現在の切り出し領
域境界像内の手書きストローク集合と同じ文字の構成要
素として切り出して前記文字認識手段に文字認識させる
文字切り出し手段とを設けたことをことを特徴とする。
【0013】ここで、切り出し領域境界像とは、矩形
枠、境界線などの領域を明示するものの他に、色、網か
けなど、切り出し領域の境界を明示可能な表示形態のも
のであればよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を詳細
に説明する。
【0015】図1は、本発明を適用した手書き文字認識
装置の第1の実施形態を示すブロック構成図である。
【0016】図1に示す手書き文字認識装置は、スタイ
ラスペン106によって入力される手書きストロークの
座標を検知する座標入力手段101aと、筆記されたス
トローク等を表示する表示手段101bとから構成され
る一体型表示入力手段101とを備え、さらに、筆記ス
トロークや後述する切り出し領域の表示を制御する表示
制御手段102と、手書きストロークから切り出し領域
を生成する切り出し領域生成手段103と、手書きスト
ロークと前記切り出し領域から1文字を構成するストロ
ーク集合を決定する文字切り出し手段104と、前記ス
トローク集合から候補となる文字を認識する文字認識手
段105とを備えている。
【0017】一体型表示入力手段101は、スタイラス
ペン106で示す座標を検知可能なタブレット等の座標
入力手段101aと液晶等の平面ディスプレイで構成さ
れた表示手段101bとから構成されている。
【0018】座標入力手段101aは表示手段101b
の上面側に位置し、表示手段101bの表示内容が手書
きストロークの入力面から見えるように透明のタブレッ
トで構成され、スタイラスペン106で筆記された手書
きストロークに合わせて軌跡を表示手段101bに表示
することにより、従来の紙と鉛筆と同様な作業形態を実
現する事が出来るようになっている。
【0019】切り出し領域生成手段103は、一体型表
示入力手段101の座標入力手段101a上で筆記され
た手書きストロークの切り出し領域を生成するもので、
ここで生成された切り出し領域は、次に筆記される手書
きストロークを既に筆記済みの手書きストロークと同じ
文字であるか、それとも違う文字かを判定する手段とし
て用いられる。
【0020】すなわち、次のストロークが切り出し領域
内にかかっているか(含まれているか)、それとも離れ
ているか(含まれていないか)によってその手書きスト
ロークが同じ文字かどうかを判定する。
【0021】切り出し領域の生成方法の例を具体例を用
いて説明する。ここで、図2(a)に示すようにストロ
ーク201が筆記されたとする。このストローク201
に基づいて切り出し枠を生成する場合、ストローク20
1に外接する外接矩形202(高さH1、幅W1)に対
して、予め定められた距離Dだけ上下左右に拡張した矩
形203を生成し、これを切り出し領域とする。
【0022】切り出し領域は、図2(b)に示すような
複数のストロークに対しても生成できる。図中、ストロ
ーク204、205、206から構成されるストローク
集合の外接矩形207(高さH2、幅W2)に対して、
前記と同様に予め定められた幅Dだけ上下左右に拡張し
た矩形208を生成し、これを切り出し領域とする。
【0023】図3に切り出し領域生成手段103の処理
手順の一例を示す。
【0024】まず、手書きの新規ストロークが入力され
たならば(ステップ301)、次に切り出し領域が既に
存在するかどうかのチェックを行う(ステップ30
2)。
【0025】もし、切り出し領域が存在しないならば、
ステップ301にて筆記されたストロークに基づいて切
り出し領域を新規に生成し(ステップ306)、終了す
る。
【0026】しかし、切り出し領域が既に存在している
時は、ステップ301にて筆記された新規のストローク
が現在の切り出し領域と重なっているかのチェックを行
う(ステップ303)。もし、重なっているならば、既
に入力済みのストロークも含めた切り出し領域を再生成
(更新)する(ステップ304)。
【0027】しかし、重なっていない場合は、現在存在
する切り出し領域矩形を文字切り出し手段104へ出力
し(ステップ305)、次に、ステップ301で新しく
筆記された新規ストロークに対する新たな切り出し領域
を生成する(ステップ306)。現在存在する切り出し
領域矩形を文字切り出し手段104へ出力したことによ
り、文字認識手段105は、当該切り出し領域矩形内の
ストローク集合から候補となる文字を認識する。
【0028】表示制御手段102は、表示手段101b
に、座標入力手段101aに筆記されたストロークイメ
ージと切り出し領域生成手段103で生成された切り出
し領域を表示する制御を行う。
【0029】文字切り出し手段104は、座標入力手段
101aより入力される一連のストロークのデータと、
切り出し領域生成手段103より入力される切り出し領
域にしたがって文字認識手段105に出力するストロー
クを選択する。
【0030】文字切り出し処理の具体的な例を図4を用
いて説明する。
【0031】図4(a)に示すように文字「川」を構成
するストローク401から414までが入力され、その
切り出し領域として図4(b)に示すように415が切
り出し領域生成手段103より入力されたとする。この
とき、文字切り出し手段104は、前記切り出し領域4
15内に含まれるストローク405〜414が一文字を
構成するものとして、これらのストローク集合を文字認
識手段105に出力する。
【0032】文字認識手段105は、文字切り出し手段
104が出力するストローク集合を認識して候補文字を
出力する。手書き文字の認識方法は、例えば認識辞書に
格納されている辞書ストロークパターンと入力ストロー
クパターンとの照合をパターンマッチング法によって行
う。パターンマッチング法では、辞書ストロークパター
ンと入力ストロークパターンとのパターン間距離を、対
応するストローク間距離の総和として求める。したがっ
て、パターン間距離が小さいものほど、よりその文字に
類似していると評価される。認識結果としては、パター
ン間距離が小さい順に第1位候補から第n位候補を出力
するものである。ただし、nは1以上の整数とする。
【0033】なお、本実施形態における認識方法は、パ
ターンマッチング法に限定されず、どのような認識方法
を用いてもよいし、表示手段101bと座標入力手段1
01aは必ずしも一体型である必要はない。
【0034】次に、本実施形態の装置の動作時の表示の
一例を図5を用いて説明する。なお、図5におけるスト
ロークは図4と同じものである。
【0035】(1).ストローク401の入力 ストローク401を筆記すると、そのストローク401
の軌跡は表示手段101bに表示される。
【0036】(2).切り出し領域生成 ストローク401が入力される前には切り出し領域が存
在しなかったので、ストローク401に基づいた切り出
し領域501が新規に生成され、表示される。
【0037】(3).ストローク402の入力 続いてストローク402を入力する。ストローク402
は先のストローク401と同じ文字を構成するので、筆
記者は少なくとも切り出し領域501の範囲に重なる部
分が存在する様にストローク402を筆記する。
【0038】(4).切り出し領域更新 ストローク402はストローク401と同じ文字を構成
すると判定され、ストローク401と402に基づいて
切り出し領域502が更新され、表示される。
【0039】(5).ストローク403の入力と切り出
し領域の更新 3番目のストローク403を入力する。ストローク40
3もストローク401、402と同じ文字を構成するの
で、筆記者は少なくとも切り出し領域502の範囲に重
なる部分が存在する様にストローク403を筆記する。
【0040】その結果、切り出し領域502は更新され
て、新たな切り出し領域503が表示される。
【0041】(6).ストローク404の入力 4番目のストローク404を入力する。ストローク40
4は既に入力されたストローク401〜403とは別の
文字であるので、筆記者は切り出し領域503の外部に
ストローク404を筆記する。
【0042】(7).切り出し領域生成 4番目のストローク404は切り出し領域503の外部
に存在するので、新たにストローク404に基づいた切
り出し領域504が生成、表示される。
【0043】このとき、切り出し領域503の内部にあ
るストロークは一文字として認識されることは言うまで
もない。
【0044】(8).ストローク405の入力と切り出
し領域更新 5番目のストローク405を入力する。ストローク40
5はストローク404と同じ文字を構成するので、筆記
者は少なくとも切り出し領域504の範囲に重なる部分
が存在する様にストローク405を筆記する。
【0045】その結果、切り出し領域504は更新され
て、新たな切り出し領域505が表示される。
【0046】(9).ストローク406の入力と切り出
し領域更新 6番目のストローク406を入力する。ストローク40
6はストローク404、405と同じ文字を構成するの
で、筆記者は少なくとも切り出し領域505の範囲に重
なる部分が存在する様にストローク406を筆記する。
【0047】その結果、切り出し領域505は更新され
て、新たな切り出し領域506が表示される。
【0048】(10).ストローク407の入力 7番目のストローク407を入力する。ストローク40
7はストローク404〜406と同じ文字を構成するの
で、筆記者は少なくとも切り出し領域506の範囲に重
なる部分が存在する様にストローク407を筆記する。
図に示すようにストロークの一部分が重なるに過ぎない
としても同じ文字を構成すると認識される。
【0049】(11).切り出し領域更新 ストローク404〜407は同じ文字を構成すると認識
されたので、ストローク404〜407に基づいて切り
出し領域507が更新生成され、表示される。
【0050】(12).ストローク408〜414の入
力 以下同様にして、8番目以降のストローク408〜41
4が入力される。その最終的な状態は、ストローク40
4〜414に基づいた切り出し領域508が表示され
る。
【0051】この場合、新たなストロークが、切り出し
領域508の範囲外に筆記されれば、ストローク404
〜414は一文字を構成するストローク集合として認識
されることは言うまでもない。
【0052】以上の説明から明らかなように、この第1
の実施形態によれば、既に記入したストロークと共に切
り出し領域が表示されているので、筆記者は切り出し領
域を目安にして各ストロークがどの文字の一部として認
識されるかを確実に知ることができる。また、切り出し
領域は入力されたストロークに基づいて生成、更新され
るので、筆記者は記入位置を自由に決めることが出来
る。
【0053】なお、入力ストロークと切り出し領域の重
なりの判定方法は、本実施形態に限定されるものではな
い。例えば、この実施形態ではストロークの一部でも切
り出し領域に重なっていれば、重なっていると判定され
るが、例えば、ストロークの「入力開始点」が切り出し
領域内部にあるかどうかにより判定してもかまわない。
【0054】また、切り出し領域の表示を更新するタイ
ミングは、スタイラスペン106が座標入力手段101
aの筆記面から離れて一本のストロークの筆記が完了し
てから更新してもよいし、ストローク入力中に周期的に
行ってもよい。
【0055】さらに、切り出し領域は、新たなストロー
クが入力される度に順次更新しているが、切り出し領域
の大きさを十分に大きくしておけば、その中に1つの文
字を構成するストロークの集合を全部収納できるので、
ストロークが入力される都度更新する必要は無く、別の
文字を構成するストロークが現在の切り出し領域外部に
入力されるまで、表示し続けるようにしてもよく、この
ようにした場合でも、任意の位置からストロークを入力
し、かつ1つの文字として認識されるストロークを確実
に知ることができる。
【0056】図6は、本発明を適用した手書き文字認識
装置の第2の実施形態を示すブロック構成図である。
【0057】図6に示す手書き文字認識装置は、第1の
実施形態と同様に、スタイラスペン106、座標入力手
段101aと表示手段101bから構成される一体型表
示入力手段101、表示制御手段102、文字切り出し
手段104、文字認識手段105を備えると共に、第1
の実施形態とは異なる機能を備えた切り出し領域生成手
段103とから構成される。
【0058】次に、この第2の実施形態の特徴部分であ
る切り出し領域生成手段103について説明する。
【0059】切り出し領域生成手段103は、筆記スト
ロークの筆記開始時刻と筆記完了時刻を検出するストロ
ーク入力時間計測手段103aを備え、ストロークの入
力時間によって図7に示すような処理を行う。
【0060】ストロークの筆記開始時刻は、スタイラス
ペン106が一体型表示入力手段101の筆記面に接触
した時刻、筆記完了時刻は筆記開始後、スタイラスペン
106が一体型表示入力手段101の筆記面から離れた
時刻とし、ストローク入力時間は筆記完了時刻から筆記
開始時刻を差し引いて求めることが可能である。
【0061】以下、図7に従って切り出し領域生成手段
103の処理手順を説明する。
【0062】新規ストロークの入力が開始されると(ス
テップ701と、まず、切り出し領域が既に存在するか
どうかのチェックを行う(ステップ702)。もし、切
り出し領域が存在しないならば、新規ストロークの入力
完了後、新規ストロークに基づき切り出し領域を新規に
生成する(ステップ704)。
【0063】そうでないならば、新規ストロークの入力
開始時刻からの経過時間に応じて処理を分岐する(ステ
ップ703)。この場合、分岐条件となる「時間K」と
して、1本のストロークを筆記する時間より充分長い時
間を設定する。
【0064】もし、時間K以内にストロークの入力が完
了した場合は、第1の実施形態と同じ処理を行う。すな
わち、新規ストロークが切り出し領域と重なっているか
のチェックを行い(ステップ705)、もし重なってい
るならば、既に入力済みのストロークも含めた切り出し
領域を再生成する(ステップ708)。もし、重なって
いないならば、現在存在する切り出し領域矩形を文字切
り出し手段104へ出力し(ステップ706)、新規ス
トロークに基づき切り出し領域を新規生成する(ステッ
プ707)。
【0065】それに対して、ストロークの入力中に、予
め決められた「時間K」を経過したならば、直ちに新規
ストロークの入力開始座標が切り出し領域内にあるかど
うかのチェックを行い(ステップ709)、もし切り出
し領域内部にあったならば、新規ストロークが入力され
る以前に入力されたストロークに対して、切り出し領域
のデータを文字切り出し手段104に出力し、さらに、
その時点の新規ストロークに基づいた切り出し領域を作
成、表示する(ステップ710)。そして、新規ストロ
ークの入力が完了したら、改めて新規ストロークに基づ
いた切り出し領域を生成、表示しなおす(ステップ71
1)。
【0066】しかし、新規ストロークの入力開始座標が
切り出し領域外部にあったならば、直ちにその時点の新
規ストロークを含めた切り出し領域を再生成、表示する
(ステップ712)。そして、新規ストロークの入力が
完了したら、あらためて新規ストロークを含めた切り出
し領域の再生成を行い、表示する(ステップ713)。
【0067】なお、「時間K」の設定方法は、前記の例
に限定されず、他の設定方法、例えば過去のストローク
平均入力時間の2倍としてもよい。
【0068】このような入力時間を加味した処理を行う
ことにより、切り出し領域外のストロークも、ストロー
クの入力時間を長くすることによって、切り出し領域内
のストロークと同じ文字と認識させることができるし、
逆に切り出し領域内のストロークも、ストロークの入力
時間を長くすることによって、前記切り出し領域内にあ
るストロークとは別の文字を構成するストロークとして
認識させることが出来る。
【0069】したがって、この第2の実施形態によれ
ば、既に記入したストロークと共に切り出し領域が表示
され、かつストロークの筆記時間によって文字の区切り
も制御できるため、筆記者は文字の切り出しをより確実
に、意図通りに行うことが可能となると共に、切り出し
領域は入力されたストロークに基づいて生成、更新され
るので、筆記者は記入位置を自由に決めることが出来
る。
【0070】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。たとえば、文字認識方式はどのようなも
のであってもよいし、切り出し領域を示す境界像も特に
限定しない。
【0071】例えば、図8(a),(b)に示すよう
に、ストローク801の外接矩形802から距離D2以
内の範囲の領域803、ストローク804〜806の外
接矩形807から距離D2以内の範囲の領域808を切
り出し領域としてもよいし、図9に示すように、ストロ
ークの右方向と下方向のみに文字切り出し境界901を
設け、文字切り出しの判定を行ってもよい。さらに、図
10に示すように、右方向にのみ文字切り出し境界10
01を設けて、文字切り出し判定を行ってもよいし、図
11に示すように、ストローク外接矩形の中心から距離
D3の円1101を設定し切り出し領域としてもよい。
【0072】また、切り出し領域の範囲を示す表示は図
12、図13、図14に示すように、境界枠の一部12
01,1301,1401を表示してもよいし、図15
に示すように文字切り出し領域1501を色や濃淡を変
化させることによって示してもよい。
【0073】また、切り出し領域の範囲を示す表示は、
認識やシステムの状況に応じて点滅したり、色を変化さ
せてもかまわない。
【0074】また、表示手段101bと座標入力手段1
01aは必ずしも一体型である必要もない。
【0075】すなわち、本発明は、ストロークを区切る
目安となる境界像をストローク軌跡と共に表示手段に表
示するという要旨を逸脱しない範囲で様々に変形して実
施することができる。
【0076】図16は、本発明の第3の実施形態の動作
時の表示の一例を示す図である。なお、入力されるスト
ロークは図5に示すものと同じである。
【0077】(1).新規にストローク401が筆記さ
れる。
【0078】(2).そのストローク401の周囲に切
り出し領域1601を生成・表示する。
【0079】(3).ストローク402が筆記された。
ここでストローク402は、領域1601の内部である
ので、既入力ストローク401と同じ文字であると判断
する。
【0080】(4).ストローク403が筆記された。
前記(3)と同様に、ストローク403も領域1601
の内部であるので、既入力ストローク401及び402
と同じ文字であると判断する。
【0081】(5).ストローク404が筆記された。
ストローク404は領域1601の外部であるので、既
入力ストローク401、402、403とは別の文字の
入力と判断する。
【0082】(6).ストローク404は別の文字の入
力であると判断したので、新たに切り出し領域1602
を生成・表示する。同時に、ストローク401、40
2、403は一文字を構成するものとして認識処理され
る。そのとき、認識処理されたストロークは表示色を変
える。この場合、表示色は、切り出し領域生成手段10
3が表示制御手段102に通知し、表示制御手段102
が指定された色で表示させる。
【0083】(7).ストローク405が筆記された。
領域1602の範囲内であるので、既入力ストローク4
04と同じ文字であると判断する。
【0084】(8).以降、ストローク406〜414
まで全て領域1602の範囲内であるので、同様に処理
する。
【0085】その後、新たなストロークが切り出し領域
1602の範囲外に筆記されれば、ストローク404〜
414は一文字を構成するストローク集合として認識さ
れることは言うまでもない。
【0086】以上述べた第3の実施形態によれば、既に
記入したストロークと、次に入力されるストロークが同
じ文字として判定される領域が表示されるので、筆記者
はその表示領域を目安にして文字の切り出しを確実に行
うことが可能となる。
【0087】また、切り出し領域は最初に入力されたス
トロークに基づいて生成されるので、筆記者は記入開始
位置を自由に決めることが出来る。
【0088】さらに、既に別の文字として認識されたス
トロークは表示色を変えることによって新しく筆記した
ストロークとの区別が容易につくため、筆記者の使用感
を向上することができる。
【0089】さらに、既に別の文字として認識されたス
トロークは表示色が変化しているため、現在入力中のス
トロークの切り出し領域の枠の大きさは第1の実施例に
比べて大きくすることができ、入力操作を楽にすること
が可能になる。
【0090】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、オンライン手書き文字認識において連続して
複数の文字を入力する際に、文字ストロークを筆記する
以外の操作を一切必要とせずに、所望の位置から筆記を
開始することができ、さらに筆記したストロークがどの
文字の一部として認識されるかを確実に知ることができ
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した手書き文字認識装置の第1の
実施形態を示すブロック構成図である。
【図2】第1の実施形態における文字切り出し領域の生
成方法の一例を説明するための図である。
【図3】第1の実施形態における文字切り出し領域生成
手段の処理手順の一例を説明するためのフローチャート
である。
【図4】第1の実施形態における文字切り出し処理の具
体的な例を説明するための図である。
【図5】第1の実施形態における装置の動作時の表示の
一例を説明するための図である。
【図6】本発明を適用した手書き文字認識装置の第2の
の実施形態を示すブロック構成図である。
【図7】第2の実施形態における文字切り出し領域生成
手段の処理手順の一例を説明するためのフローチャート
である。
【図8】文字切り出し領域の生成方法の別の例を説明す
るための図である。
【図9】文字切り出し領域の生成方法の別の例を説明す
るための図である。
【図10】文字切り出し領域の生成方法の別の例を説明
するための図である。
【図11】文字切り出し領域の生成方法の別の例を説明
するための図である。
【図12】文字切り出し領域の別の表示例を説明するた
めの図である。
【図13】文字切り出し領域の別の表示例を説明するた
めの図である。
【図14】文字切り出し領域の別の表示例を説明するた
めの図である。
【図15】文字切り出し領域の別の表示例を説明するた
めの図である。
【図16】第3の実施形態の動作時の表示の一例を説明
するための図である。
【符号の説明】
101…一体型表示入力手段、101a…座標入力手
段、101b…表示手段、102…表示制御手段、10
3…切り出し領域生成手段、104…文字切り出し手
段、105…文字認識手段、106…スタイラスペン、
401〜407…ストローク、501〜508…切り出
し領域。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペン等により入力された手書きストロー
    クを検出する検出手段と、入力された手書きストローク
    を表示する表示手段と、入力された手書きストロークに
    基づき候補文字を認識する文字認識手段を備えた手書き
    文字認識装置における手書き文字認識方法において、 ペン等により入力される手書きストロークを前記検出手
    段が検出したことにより、予め定めた形状の切り出し領
    域境界像を生成し、その切り出し領域境界像と共に入力
    された手書きストロークを前記表示手段の表示画面に表
    示し、その表示状態で新たな手書きストロークの一部が
    現在の切り出し領域境界像の範囲内に含まれるか否かを
    判定し、含まれている場合は、現在の切り出し領域境界
    像を表示し続け、含まれていない場合は、現在の切り出
    し領域境界像内の手書きストローク集合を1つの文字を
    構成する要素として切り出して前記文字認識手段に文字
    認識させると共に、新たな手書きストロークに対する切
    り出し領域境界像を新規に生成し、その切り出し領域境
    界像と共に新たに入力された手書きストロークを表示す
    る処理を、手書きストロークの検出毎に繰り返すことに
    より、手書き文字を認識することを特徴とする手書き文
    字認識方法。
  2. 【請求項2】 ペン等により入力された手書きストロー
    クを検出する検出手段と、入力された手書きストローク
    を表示する表示手段と、入力された手書きストロークに
    基づき候補文字を認識する文字認識手段を備えた手書き
    文字認識装置における手書き文字認識方法において、 ペン等により入力される手書きストロークを前記検出手
    段が検出したことにより、予め定めた形状の切り出し領
    域境界像を生成し、その切り出し領域境界像と共に入力
    された手書きストロークを前記表示手段の表示画面に表
    示し、その表示状態で新たな手書きストロークの一部が
    現在の切り出し領域境界像の範囲内に含まれるか否かを
    判定し、含まれている場合は、現在の切り出し領域境界
    像を更新し、含まれていない場合は、現在の切り出し領
    域境界像内の手書きストローク集合を1つの文字を構成
    する要素として切り出して前記文字認識手段に文字認識
    させると共に、新たな手書きストロークに対する切り出
    し領域境界像を新規に生成し、その切り出し領域境界像
    と共に新たに入力された手書きストロークを表示する処
    理を、手書きストロークの検出毎に繰り返すことによ
    り、手書き文字を認識することを特徴とする手書き文字
    認識方法。
  3. 【請求項3】 前記切り出し領域境界像と入力ストロー
    クの表示状態で新たな手書きストロークの入力開始時刻
    と入力終了時刻を検出し、新たな手書きストロークが現
    在の切り出し領域境界像の範囲内に存在し、かつ入力開
    始から終了までの時間が所定時間以上経過している場合
    は、現在の切り出し領域境界像内の手書きストローク集
    合を1つの文字を構成する要素として切り出して前記文
    字認識手段に文字認識させると共に、新たな手書きスト
    ロークに対する切り出し領域境界像を新規に生成し、 新たな手書きストロークが現在の切り出し領域境界像の
    範囲内に存在せず、かつ入力開始から終了までの時間が
    所定時間以上経過している場合は、新たな手書きストロ
    ークは現在の切り出し領域境界像内の手書きストローク
    集合と同じ文字の構成要素として切り出して前記文字認
    識手段に文字認識させることを特徴とする請求項1また
    2記載の手書き文字認識方法。
  4. 【請求項4】 ペン等により入力された手書きストロー
    クを検出する検出手段と、入力された手書きストローク
    を表示する表示手段と、入力された手書きストロークに
    基づき候補文字を認識する文字認識手段を備えた手書き
    文字認識装置において、 ペン等により入力される手書きストロークを前記検出手
    段が検出したことにより、予め定めた形状の切り出し領
    域境界像を生成し、その切り出し領域境界像と共に入力
    された手書きストロークを前記表示手段の表示画面に表
    示させる切り出し領域生成手段と、 切り出し領域境界像と入力された手書きストロークの表
    示状態で新たな手書きストロークの一部が現在の切り出
    し領域境界像の範囲内に含まれるか否かを判定し、含ま
    れている場合は、現在の切り出し領域境界像を表示し続
    け、含まれていない場合は、現在の切り出し領域境界像
    内の手書きストローク集合を1つの文字を構成する要素
    として切り出して前記文字認識手段に文字認識させると
    共に、新たな手書きストロークに対する切り出し領域境
    界像を新規に生成し、その切り出し領域境界像と共に新
    規に入力された手書きストロークを表示させる文字切り
    出し手段とを備えることを特徴とする手書き文字認識装
    置。
  5. 【請求項5】 ペン等により入力された手書きストロー
    クを検出する検出手段と、入力された手書きストローク
    を表示する表示手段と、入力された手書きストロークに
    基づき候補文字を認識する文字認識手段を備えた手書き
    文字認識装置において、 ペン等により入力される手書きストロークを前記検出手
    段が検出したことにより、予め定めた形状の切り出し領
    域境界像を生成し、その切り出し領域境界像と共に入力
    ストロークを前記表示手段の表示画面に表示させる切り
    出し領域生成手段と、 切り出し領域境界像と入力された手書きストロークの表
    示状態で新たな手書きストロークの一部が現在の切り出
    し領域境界像の範囲内に含まれるか否かを判定し、含ま
    れている場合は、現在の切り出し領域境界像を更新し、
    含まれていない場合は、現在の切り出し領域境界像内の
    手書きストローク集合を1つの文字を構成する要素とし
    て切り出して前記文字認識手段に文字認識させると共
    に、新たな手書きストロークに対する切り出し領域境界
    像を新規に生成し、その切り出し領域境界像と共に新規
    に入力された手書きストロークを表示させる文字切り出
    し手段とを備えることを特徴とする手書き文字認識装
    置。
  6. 【請求項6】 前記切り出し領域境界像と入力された手
    書きストロークの表示状態で新たな手書きストロークの
    入力開始時刻と入力終了時刻を検出する入力時間検出手
    段を付加し、 さらに前記文字切り出し手段に代えて、新たな手書きス
    トロークが現在の切り出し領域境界像の範囲内に存在
    し、かつ入力開始から終了までの時間が所定時間以上経
    過している場合は、現在の切り出し領域境界像内の手書
    きストローク集合を1つの文字を構成する要素として切
    り出して前記文字認識手段に文字認識させると共に、新
    たな手書きストロークに対する切り出し領域境界像を新
    規に生成し、 新たな手書きストロークが現在の切り出し領域境界像の
    範囲内に存在せず、かつ入力開始から終了までの時間が
    所定時間以上経過している場合は、新たな手書きストロ
    ークは現在の切り出し領域境界像内の手書きストローク
    集合と同じ文字の構成要素として切り出して前記文字認
    識手段に文字認識させる文字切り出し手段とを設けたこ
    とをことを特徴とする請求項4また5記載の手書き文字
    認識装置。
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