JPH1049601A - 帳票出力装置 - Google Patents

帳票出力装置

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JPH1049601A
JPH1049601A JP8205041A JP20504196A JPH1049601A JP H1049601 A JPH1049601 A JP H1049601A JP 8205041 A JP8205041 A JP 8205041A JP 20504196 A JP20504196 A JP 20504196A JP H1049601 A JPH1049601 A JP H1049601A
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JP
Japan
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data
output
slip
layer
color
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Application number
JP8205041A
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English (en)
Inventor
Fuminori Sano
文則 佐野
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帳票データを、簡便な方法で、目的・用途に
応じて自由なフォーマットで出力することが可能な帳票
出力装置を提供する。 【解決手段】 CPU2は、RAM4内の帳票データメ
モリ4bに記憶される帳票データに対して行う帳票出力
処理において、帳票を出力するに際し、出力対象とし
て、伝票種別を指定し、次いで、RAM4内のレイヤ選
択テーブル4dを参照して、帳票データメモリ4bか
ら、指定された伝票種別に対応するレイヤ(階層)に記
憶された帳票データを構成するデータ要素を読出して、
ワークメモリ4aに展開する。そして、展開したデータ
要素を、レイヤ定義メモリ4cを参照して、対応するレ
イヤの色情報に応じた色でカラー表示部8にカラー表示
若しくはカラー印字部7によりカラー印刷出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票出力装置に係
り、詳細には、目的・用途に応じて自由なフォーマット
で帳票データを出力し得る帳票出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、事務処理を主とするオフ
ィスコンピュータや汎用コンピュータ等においては、表
計算やデータベース等の各種アプリケーションプログラ
ムが利用されており、集計した表データを各種形式の帳
票で出力可能とする帳票出力機能を備えている。
【0003】また、帳票を出力させるためには、その形
式や出力形態等の定義内容を設定する必要があり、その
設定は、例えば、アプリケーションプログラムに内蔵さ
れた帳票定義機能を利用して行われている。この帳票定
義機能では、先ず、帳票形式を設定し、この帳票内に出
力する項目及び項目定義内容を設定し、さらに設定項目
に出力するデータが展開されたレコードファイル名(表
ファイル名)を設定し、出力形態を設計画面上で設定す
るといった手順で行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表計算やデータベース等の各種アプリケーシ
ョンプログラムに内蔵された帳票定義機能におけるセル
データの出力形態定義機能にあっては、帳票データを出
力するに際し、操作者が、目的・用途に応じて、その都
度、出力フォーマットを定義して出力していたため、そ
の操作が煩雑であるいう問題があった。具体的には、帳
票データを出力するに際し、操作者が用途に応じて、例
えば、帳票データに新たにコメント文を加えて出力した
り、逆に、帳票データから必要のないコメント文を削除
して出力していたため、その設定が煩わしいという問題
があった。
【0005】本発明の課題は、帳票データを、簡便な方
法で、目的・用途に応じて自由なフォーマットで出力す
ることが可能な帳票出力装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数セルから構成される帳票を出力する帳票出力装置で
あって、帳票データを各データ要素毎に複数の階層に区
分して記憶する記憶手段と、第1テーブルに、伝票種別
と当該伝票種別に対応する1又は2以上の前記階層とを
対応づけて設定する出力手段と、帳票を出力するに際
し、出力すべき前記伝票種別を指定する指定手段と、前
記第1テーブルを参照して、前記データ記憶手段から、
指定された伝票種別に対応する前記階層に記憶される帳
票データのデータ要素を読出して出力する出力手段と、
を具備したことにより上記課題を解決する。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、複数セ
ルから構成される帳票を出力する帳票出力装置であっ
て、記憶手段に、帳票データを各データ要素毎に複数の
階層に区分して記憶し、第1テーブルに、伝票種別と当
該伝票種別に対応する前記階層とを設定し、帳票を出力
するに際し、出力すべき前記伝票種別を指定し、前記第
1テーブルを参照して、記憶手段から、指定された伝票
種別に対応する階層の帳票データのデータ要素を読出し
て出力する。
【0008】したがって、目的・用途に応じて、帳票デ
ータのデータ要素を自動的に出力することができ、簡単
な方法により、目的別に自由なフォーマットで帳票デー
タを出力することが可能となる。その結果、操作者が目
的に応じて、その都度、出力フォーマットを設定する必
要がなくなり、操作者の使い勝手が良くなるという効果
を奏する。
【0009】また、請求項2の発明は、複数セルから構
成される帳票を出力する帳票出力装置であって、データ
記憶手段に、帳票データを各データ要素毎に複数の階層
に区分して記憶する手段と、第1テーブルに、伝票種別
と当該伝票種別に対応する1又は2以上の前記階層とを
対応づけて設定する手段と、第2テーブルに、前記階層
と当該階層に対応する色情報とを対応づけて設定する手
段と、帳票を出力するに際し、出力すべき前記伝票種別
を指定する指定手段と、前記第1テーブルを参照して、
記憶手段から、指定された伝票種別に対応する前記階層
に記憶される帳票データのデータ要素を、読み出す読出
手段と、前記第2テーブルを参照して、読出された帳票
データのデータ要素を、対応する階層の色情報に応じた
色で出力する出力手段と、を具備したことにより上記課
題を解決する。
【0010】この請求項2記載の発明によれば、複数セ
ルから構成される帳票を出力する帳票出力装置であっ
て、記憶手段に、帳票データを各データ要素毎に複数の
階層に区分して記憶し、第1テーブルに、伝票種別と当
該伝票種別に対応する1又は2以上の前記階層とを対応
づけて設定し、第2テーブルに、前記階層と当該階層に
対応する色情報とを対応づけて設定し、帳票を出力する
に際し、出力すべき前記伝票種別を指定し、前記第1テ
ーブルを参照して、前記データ記憶手段指定された伝票
種別に対応する前記階層に記憶される帳票データのデー
タ要素をから読出し、第2テーブルを参照して、読出さ
れた帳票データのデータ要素を、対応する階層の色情報
に応じた色で出力する。
【0011】従って、帳票データをデータ要素毎に色別
出力することが可能となり、見やすい帳票データを出力
することが可能となる。
【0012】また、この場合、請求項3記載の発明のよ
うに、前記第1テーブルに設定される伝票種別と、当該
伝票種別に対応する前記階層とを任意に設定可能とする
ことが有効である。
【0013】従って、伝票種別を任意に設定でき、帳票
データの出力態様の自由度を向上させることができる。
【0014】また、この場合、請求項4記載の発明のよ
うに、前記第2テーブルに設定される前記階層と、当該
階層に対応する色情報とを任意に設定可能とすることが
有効である。
【0015】従って、帳票データのデータ要素の出力色
を任意に設定することができるので、帳票データの出力
色の自由度を向上させることができる。
【0016】また、この場合、請求項5記載の発明のよ
うに、前記帳票データのデータ要素は、帳票フォームデ
ータ、セルデータ、及びコメントデータからなることが
有効である。
【0017】従って、簡単な方法で、帳票フォームデー
タ、セルデータ、及びコメントデータの中から、所望の
データを出力することが可能となり、操作者の使い勝手
が良くなる。
【0018】また、この場合、請求項6記載の発明のよ
うに、前記伝票種別は、担当者用伝票、社内用伝票、及
び社外用伝票からなることが有効である。
【0019】従って、簡単な方法で、伝票として、担当
者用、社内用、及び社外用の各用途に応じた帳票データ
を出力することが可能となって操作者の使い勝手が良く
なる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1〜8を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図8は、本発明
の帳票出力装置を適用したコンピュータシステムの第1
の実施の形態を示す図である。
【0021】まず、構成を説明する。図1は、本実施の
形態のコンピュータシステム1の要部構成を示すブロッ
ク図である。図1において、コンピュータシステム1
は、CPU2、入力部3、RAM4、記憶装置5、カラ
ー印字部7及びカラー表示部8により構成されており、
各部はバス9により接続されている。
【0022】CPU(Central Processing Unit )2
は、記憶装置5に記憶されているGUIとしてのウイン
ドウシステムプログラム及び当該ウインドウシステムに
対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定
されたアプリケーションプログラム、入力部3から入力
される各種指示あるいはデータをRAM4内のワークメ
モリ4aに格納し、この入力指示及び入力データに応じ
てRAM4内に格納したアプリケーションプログラムに
従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM4内の
ワークメモリ4aに格納するとともに、カラー表示部8
に表示する。そして、ワークメモリ4aに格納した処理
結果を入力部3から入力指示される記憶装置5内の記憶
媒体6の保存先に保存する。
【0023】また、CPU2は、RAM4内の帳票デー
タメモリ4bに記憶される帳票データに対して行う後述
する帳票出力処理において、帳票を出力するに際し、出
力対象として、伝票種別を指定し、次いで、RAM4内
のレイヤ選択テーブル4dを参照して、帳票データメモ
リ4bから、指定された伝票種別に対応するレイヤ(階
層)に記憶された帳票データを構成するデータ要素を読
出して、ワークメモリ4aに展開する。そして、展開し
たデータ要素を、レイヤ定義メモリ4cを参照して、対
応するレイヤの色情報に応じた色でカラー表示部8にカ
ラー表示若しくはカラー印字部7によりカラー印刷出力
させる。
【0024】入力部3は、カーソルキー、数字入力キー
及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティ
ングデバイスであるマウスと、を備え、キーボードで押
下されたキーの押下信号をCPU2に出力するととも
に、マウスによる操作信号をCPU2に出力する。
【0025】RAM(Random Accesss Memory )4は、
指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入
力データ及び処理結果等を格納するワークメモリ4a
と、帳票データを当該帳票データを構成するデータ要素
毎に複数のレイヤに区分して格納する帳票データメモリ
4b(図2参照)と、レイヤの種類、帳票データのデー
タ種類(データ要素)、及び色情報を対応づけて格納す
るレイヤ定義メモリ4c(図3参照)と、並びに、伝票
種別と当該伝票に対応する1又は2以上のレイヤである
選択レイヤとを対応づけて格納するレイヤ選択テーブル
4d(図4参照)とを有する。
【0026】記憶装置5は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体6を有しており、この記憶媒
体6は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体6は記憶装置5に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体6には上記GUIとしてのウインドウ
システムプログラム及び当該ウインドウシステムに対応
する各種アプリケーションプログラム、印刷処理プログ
ラム及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶
する。
【0027】また、この記憶媒体6に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体6
を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体6に記憶されて
いるプログラム、データを通信回線を介して使用する構
成にしてもよい。
【0028】カラー印字部7は、CPU2から入力され
る印字データ(帳票データ等)を指定された色で印刷出
力する。
【0029】カラー表示部8は、CRT(Cathode Ray
Tube)等により構成され、CPU2から入力される表示
データ(帳票データ等)を指定された色で表示する。
【0030】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0031】先ず、上記RAM4内のレイヤ定義メモリ
4cの一例を図3に示して説明する。本実施の形態のレ
イヤ定義メモリ4cは、図3に示すように、レイヤの種
類と、帳票データのデータ要素(データ種類)と、及び
色情報とを対応づけて定義するテーブルである。具体的
には、レイヤ1〜4には、夫々“帳票フォーム・黒
色”、“セルデータ・黒色”、“コメント1・緑色
”、及び“コメント2・赤色”の“帳票データのデー
タ種類・色情報”が対応する。尚、レイヤ定義メモリ4
cで定義されるデータの内容は、操作者が任意に設定可
能であり、レイヤの数は4つに限られるものではなく、
レイヤの数は任意に設定可能である。また、データの種
類としては、図3に示した帳票フォーム、セルデータ、
コメント1、コメント2に限られるものではなく、例え
ば、日付データ等を設定しても良い。また、色情報も図
3に示した例に限られるものではない。
【0032】次に、上記RAM4内の帳票データメモリ
4bに格納される帳票データの一例を図2に示して説明
する。本実施の形態の帳票データメモリ4bには、図3
に示すレイヤ定義メモリの定義内容に従って、各レイヤ
毎に、帳票データを構成するデータ要素が格納されてい
る。図2に示す例では、「発注伝票」の帳票データが格
納されいる。具体的には、レイヤ1には例えば図5
(A)に示すような帳票フォームのデータが、レイヤ2
には例えば図5(B)に示すような“品目、ABC、・
・・等”のセルデータが、レイヤ3には例えば図5
(C)に示すような“○月○日までに処理して下さい”
のコメント1データが、レイヤ4には図5(d)に示す
ような“×月×日に納期確認”のコメント2データが夫
々格納されている。
【0033】続いて、上記RAM4内のレイヤ選択テー
ブル4dの一例を図4に示して説明する。本実施の形態
のレイヤ選択テーブル4dには、図4に示すように、伝
票種別と当該伝票に対応する1又は2以上のレイヤ即ち
選択レイヤとが対応づけて設定されている。具体的に
は、各伝票種別“担当者用伝票、社内用伝票、及び社外
用伝票”には、夫々選択レイヤ“レイヤ1〜4、レイヤ
1〜3、及びレイヤ1〜2”が対応する。尚、レイヤ選
択テーブル4dで定義されるデータの内容は、操作者が
任意に設定可能であり、「伝票種別」としては、図4に
示した“担当者用伝票”、“社内用伝票”、及び“社外
用伝票”に限られるものではなく、例えば、“店用伝
票”や、“お客様用伝票”を設定しても良い。
【0034】引き続いて、上記CPU2の制御により実
行される帳票出力処理について図6に示すフローチャー
トに基づいて、図7及び図8を参照して説明する。図6
は、CPU2の制御により実行される帳票出力処理を説
明するためのフローチャートである。このフローチャー
トに記載した各機能を実現するプログラムはCPU2が
読み取り可能なプログラムコードの形態で上記記憶媒体
6に記憶されている。図7は、当該帳票出力処理におい
て、表示画面に表示される“種別選択画面”の表示例で
ある。図8は、当該帳票出力処理により出力される帳票
データの出力例を示す図である。
【0035】先ず、カラー表示部8の表示画面に帳票選
択画面が表示されて、例えば、“発注伝票”が選択され
ると(ステップS1)、図2に示す帳票データメモリ4
bから帳票データを読み出して、RAM4のワークメモ
リ4aに展開する(ステップS2)。
【0036】次いで、CPU2は、カラー表示部8に、
図7(A)に示されるような“種別選択画面”を表示す
る(ステップS3)。“種別選択画面”において、入力
部3の操作により、帳票種別が選択されたか否かを判断
し(ステップS4)、選択された場合には、ステップS
5に移行する。ここで、例えば、図7(B)に如く、入
力部3で、“1、ENTER”のキー操作が為される
と、種別選択画面において、“1、担当者用伝票”が選
択され、また、図7(C)に示す如く、入力部3で、
“2、ENTER”のキー操作が為されると、種別選択
画面において、“2、社内用伝票”が選択され、また、
図7(D)に示す如く、入力部3で、“3、ENNTE
R”のキー操作が為されると、種別選択画面において、
“3、社外用伝票”が選択されることになる。
【0037】次いで、選択された伝票種別に基づいてレ
イヤ選択テーブル4d(図4)を参照し(ステップS
5)、レイヤ選択テーブル4dに定義された対応する選
択レイヤを取得し、取得した選択レイヤに記憶される帳
票データのデータ要素を、帳票データメモリ4bから読
み出して、RAM4のワークメモリ4aに展開する(ス
テップS6)。
【0038】そして、RAM4のワークメモリ4aに展
開された帳票データ(データ要素)の出力処理(カラー
表示若しくカラー印刷)を行う。その際、上記ステップ
S3〜S6の処理により設定された伝票種別に対応する
レイヤの帳票データを、各レイヤ毎に定義された色情報
に基づいた色で出力する(ステップS7)。
【0039】続いて、上記帳票出力処理の具体的な出力
例を図8を参照して説明する。図8(A)〜(C)に示
す出力例は、夫々上記図7(A)に示す種別選択画面
で、担当者用伝票、社内用伝票、及び社外用伝票が選択
された場合の出力例である。担当者用伝票は、レイヤ選
択テーブル4dで選択レイヤとしてレイヤ1〜4が指定
されているので、レイヤ1の帳票フォーム、レイヤ2の
セルデータ、レイヤ3のコメント1、レイヤ4のコメン
ト2の各データが、帳票データメモリ4bから読み出さ
れて、RAM4のワークメモリ4aに展開される。そし
て、レイヤ定義メモリ4Cで各レイヤ毎に定義される色
情報に応じて、図8(A)に示す如く、罫線及びセルデ
ータが黒色で、コメント1である“○月○日までに処理
して下さい。”が緑色で、コメント2である“×月×日
に納期再確認”がカラー表示部8にカラー表示若しくは
カラー印字部7からカラー出力される。尚、この担当者
用伝票では、“×月×日に納期再確認”のコメントは、
担当者の確認用に付加したコメントであり、担当者以外
は必要がない。
【0040】また、社内用伝票は、レイヤ選択テーブル
4dで選択レイヤとしてレイヤ1〜3が指定されている
ので、レイヤ1の帳票フォーム、レイヤ2のセルデー
タ、レイヤ3のコメント1、レイヤ4のコメント2の各
データが、帳票データメモリ4bから読み出されて、R
AM4のワークメモリ4aに展開される。そして、レイ
ヤ定義メモリ4Cで各レイヤ毎に定義される色情報に応
じて、図8(B)に示す如く、罫線及びセルデータが黒
色で、コメント1である“○月○日までに処理して下さ
い。”が緑色で出力される。尚、この社内用伝票で出力
される“○月○日までに処理して下さい”のコメント
は、担当者用と社内用で必要とされ、社外用には必要が
ない。
【0041】そして、社外用伝票は、レイヤ選択テーブ
ル4dで選択レイヤとしてレイヤ1〜2が指定されてい
るので、レイヤ1の帳票フォーム、レイヤ2のセルデー
タの各データが、帳票データメモリから読み出されて、
RAM4のワークメモリ4aに展開される。そして、レ
イヤ定義メモリ4Cで各レイヤ毎に定義される色情報に
応じて、図8(C)に示す如く、罫線及びセルデータが
黒色で出力される。尚、社外用伝票では、担当者用伝票
や社外伝票と異なって、“○月○日までに処理して下さ
い。”や“×月×日に納期再確認”等のコメントは必要
がない。
【0042】以上説明したように、上記した実施の形態
においては、レイヤ定義メモリ4cにレイヤの種類と、
当該レイヤに対応する帳票データのデータ要素とを対応
づけて定義し、帳票データメモリ4bには、各レイヤ毎
にレイヤ定義メモリ4cで定義された対応する帳票デー
タのデータ要素を夫々記憶し、レイヤ選択テーブル4d
には、伝票種別と当該伝票種別に対応するレイヤとを設
定する。そして、帳票を出力するに際し、出力すべき伝
票種別を指定し、レイヤ選択テーブル4dを参照して、
帳票データメモリ4bから指定された伝票種別に対応す
るレイヤに記憶される帳票データのデータ要素を読み出
して出力する構成である。従って、目的・用途に応じ
て、帳票データのデータ要素を自動的に出力することが
でき、簡単な方法により、目的別に自由なフォーマット
で帳票データを出力することが可能となる。その結果、
操作者が目的に応じて、その都度、出力フォーマットを
設定する必要がなくなり、操作者の使い勝手が良くな
る。換言すると、目的・用途に応じて、帳票データに含
まれるデータ要素の中から必要なデータのみを容易に出
力することが可能となる。特に、上記した実施の形態に
おいては、用途に応じて、コメント文の出力/非出力を
簡単に設定することが可能となる。
【0043】また、本実施の形態においては、更に、帳
票データメモリ4bの各レイヤ毎に色情報を設定し、各
レイヤに記憶される帳票データのデータ要素を色情報に
応じた色でカラー出力する構成であるので、帳票データ
をデータ要素毎に色別出力することが可能となり、見や
すい帳票データを出力することが可能となる。
【0044】また、本実施の形態においては、帳票デー
タは、帳票フォームデータ、セルデータ、及びコメント
データから構成されるので、簡単な方法で、帳票フォー
ムデータ、セルデータ、及びコメントデータの中から、
所望のデータを出力することが可能となる。
【0045】また、本実施の形態においては、伝票とし
て、担当者用伝票と、社内用伝票と、及び社外用伝票と
が設定されているので、簡単な方法で、担当者用、社内
用、及び社外用の各用途に応じた帳票データを出力する
ことが可能となる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、目的・用
途に応じて、帳票データのデータ要素を自動的に出力す
ることができ、簡単な方法により、目的別に自由なフォ
ーマットで帳票データを出力することが可能となる。そ
の結果、操作者が目的に応じて、その都度、出力フォー
マットを設定する必要がなくなり、操作者の使い勝手が
良くなるという効果を奏する。
【0047】また、請求項2記載の発明によれば、帳票
データをデータ要素毎に色別出力することが可能とな
り、見やすい帳票データを出力することが可能となる。
【0048】また、請求項3記載の発明によれば、伝票
種別を任意に設定でき、帳票データの出力態様の自由度
を向上させることができる。
【0049】また、請求項4記載の発明によれば、帳票
データのデータ要素の出力色を任意に設定することがで
きるので、帳票データの出力色の自由度を向上させるこ
とができる。
【0050】また、請求項5記載の発明によれば、簡単
な方法で、帳票フォームデータ、セルデータ、及びコメ
ントデータの中から、所望のデータを出力することが可
能となり、操作者の使い勝手が良くなる。
【0051】また、請求項6記載の発明によれば、簡単
な方法で、担当者用、社内用、及び社外用の各用途に応
じた帳票データを出力することが可能となって操作者の
使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帳票出力装置を適用した第1の実施の
形態のコンピュータシステムの要部構成を示すブロック
図。
【図2】図1のRAM内の帳票データメモリのメモリ構
成の一例を示す図。
【図3】図1のRAM内のレイヤ定義メモリの一例を示
す図。
【図4】図1のRAM内のレイヤ選択テーブルの一例を
示す図
【図5】図2の帳票データメモリに格納される帳票デー
タの具体例を示す図。
【図6】図1のCPUの制御により実行される帳票出力
処理を説明するためのフローチャート。
【図7】図6の帳票出力処理において、表示画面に表示
される“種別選択画面”の表示例である。
【図8】図6の帳票出力処理において、出力される帳票
データの出力例を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 CPU 3 入力部 4 RAM 4a ワークメモリ 4b 帳票データメモリ 4c レイヤ定義メモリ 4d レイヤ選択テーブル 5 記憶装置 6 記憶媒体 7 カラー印字部 8 カラー表示部 9 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数セルから構成される帳票を出力する帳
    票出力装置であって、 帳票データを各データ要素毎に複数の階層に区分して記
    憶する記憶手段と、 第1テーブルに、伝票種別と当該伝票種別に対応する1
    又は2以上の前記階層とを対応づけて設定する手段と、 帳票を出力するに際し、出力すべき前記伝票種別を指定
    する指定手段と、 前記第1テーブルを参照して、前記記憶手段から、指定
    された伝票種別に対応する前記階層に記憶される帳票デ
    ータのデータ要素を読出して出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする帳票出力装置。
  2. 【請求項2】複数セルから構成される帳票を出力する帳
    票出力装置であって、 帳票データを各データ要素毎に複数の階層に区分して記
    憶する記憶手段と、 第1テーブルに、伝票種別と当該伝票種別に対応する1
    又は2以上の前記階層とを対応づけて設定する手段と、 第2テーブルに、前記階層と当該階層に対応する色情報
    とを対応づけて設定する手段と、 帳票を出力するに際し、出力すべき前記伝票種別を指定
    する指定手段と、 前記第1テーブルを参照して、前記記憶手段から、指定
    された伝票種別に対応する前記階層に記憶される帳票デ
    ータのデータ要素を、読み出す読出手段と、前記第2テ
    ーブルを参照して、読出された帳票データのデータ要素
    を、対応する階層の色情報に応じた色で出力する出力手
    段と、 を具備したことを特徴とする帳票出力装置。
  3. 【請求項3】前記第1テーブルに設定される伝票種別
    と、当該伝票種別に対応する前記階層とを任意に設定可
    能としたことを特徴とする請求項1又は2記載の帳票出
    力装置。
  4. 【請求項4】前記第2テーブルに設定される前記階層
    と、当該階層に対応する色情報とを任意に設定可能とし
    たことを特徴とする請求項2記載の帳票出力装置。
  5. 【請求項5】前記帳票データのデータ要素は、帳票フォ
    ームデータ、セルデータ、及びコメントデータからなる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の帳票
    出力装置。
  6. 【請求項6】前記伝票種別は、担当者用伝票、社内用伝
    票、及び社外用伝票からなることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の帳票出力装置。
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