JPH1046478A - スエード調人工皮革およびその製造方法 - Google Patents

スエード調人工皮革およびその製造方法

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JPH1046478A
JPH1046478A JP11900297A JP11900297A JPH1046478A JP H1046478 A JPH1046478 A JP H1046478A JP 11900297 A JP11900297 A JP 11900297A JP 11900297 A JP11900297 A JP 11900297A JP H1046478 A JPH1046478 A JP H1046478A
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Takaharu Okamoto
敬治 岡本
Toru Muratsu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生機よりも幅広に、品質を保持しコストアッ
プを避けて仕上げる。 【解決手段】 単繊維繊度が2デニール以下の極細合成
繊維およびポリウレタン樹脂で構成される人工皮革の生
機を、拡幅してヒートセットした後、染色して、生機の
幅よりも少なくとも5%の幅広に仕上げる。好ましくは
5ないし30%拡幅し130ないし220℃でヒートセ
ットする。拡幅・ヒートセット前に生機に湯繰り処理を
施すことにより、風合に柔らか味を付与することもでき
る。従来の生機から異なる製品幅の製品を得ることが可
能になった。家具用などの幅広品が要求される用途に好
適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染色工程における
生機(以下、染色前のスエード調人工皮革の生機をい
う)の収縮を防止し、かつ、所要の製品幅に拡幅して製
造したスエード調人工皮革、およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スエード調人工皮革は、衣料、鞄、家
具、座席シートなどに広く利用されている。ところで、
スエード調人工皮革は、一般に極細の合成繊維とポリウ
レタン樹脂とから構成されており、染色工程での生機の
収縮を避けることが困難であっった。一方、家具などの
用途では、生機よりも広幅の製品(本発明においては染
色後のスエード調人工皮革生地をいう)が必要になるこ
とが少なくなく、広幅製品が求められる場合には、収縮
も考慮に入れ、特別に幅広の生機を生産して対応してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】幅広の生機を生産する
ためには、設備改良、生機の種類の増加に対する管理な
どが必要であって、幅広生機のコストアップの原因にな
っている。本発明の主たる課題は、通常幅の生機を用
い、所要の製品幅に応じて生機よりも幅広に、少なくと
も従来製品以上の品質を保持しコストアップを避けて仕
上げたスエード調人工皮革、およびその製造技術を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、単繊維繊
度が2デニールを超えない極細合成繊維およびポリウレ
タン樹脂で構成される人工皮革の生機を、拡幅してヒー
トセットした後、染色して、前記生機の幅よりも少なく
とも5%の幅広に仕上げられてなることを特徴とする本
発明のスエード調人工皮革により解決することができ
る。単繊維繊度が2デニールを超えない極細合成繊維/
ポリウレタン樹脂の重量比率が90/10ないし35/
65で構成される人工皮革の生機を、拡幅してヒートセ
ットした後、染色して、生機の幅よりも少なくとも5%
の幅広に仕上げられてなるスエード調人工皮革は、さら
に好適である。前記の各スエード調人工皮革には、いず
れも布帛、たとえば、少なくとも700T/mのより数
を有する撚糸から織成されたスクリム(強撚糸を使った
目の粗い平織物)が挿入されているスエード調人工皮革
も含まれる。
【0005】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、単繊維繊度が2デニールを超えない極細合成繊維
およびポリウレタン樹脂で構成される人工皮革の生機
を、拡幅して最高温度が130℃よりも低くならない温
度でヒートセットした後、染色して、生機の幅よりも少
なくとも5%の幅広に仕上げることを特徴とするスエー
ド調人工皮革の製造方法を提供する。また、単繊維繊度
が2デニールを超えない極細合成繊維およびポリウレタ
ン樹脂で構成される人工皮革の生機を、少なくとも5%
拡幅してヒートセットした後、染色して、生機の幅より
も少なくとも5%の幅広に仕上げることを特徴とするス
エード調人工皮革の製造方法を提供する。そしてまた、
スエード調人工皮革の製造方法として、単繊維繊度が2
デニールを超えない極細合成繊維およびポリウレタン樹
脂で構成される人工皮革の生機を、5ないし30%拡幅
し130ないし220℃でヒートセットした後、染色し
て、生機の幅よりも少なくとも5%の幅広に仕上げる方
法を提供する。前記の人工皮革の生機は、単繊維繊度が
2デニールを超えない極細合成繊維およびポリウレタン
樹脂で構成され、かつ、布帛が挿入されている人工皮革
の生機であってもよい。前記の各スエード調人工皮革の
製造方法において、拡幅とヒートセットとに先行して、
人工皮革の生機を40ないし130℃の温水中で湯繰り
処理し、乾燥させておくことが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のスエード調人工皮革およ
びその製造方法について詳しく説明する。本発明のスエ
ード調人工皮革の生機は、単繊維繊度が2デニールを超
えない極細合成繊維およびポリウレタン樹脂を主成分と
して構成される。極細合成繊維の種類にとくに制限はな
いが、ポリエチレンテレフタレートに代表されるポリエ
ステル系繊維やポリエチレンテレフタレートを基本骨格
とし他成分を共重合させた改質ポリエステル系繊維ナイ
ロン66に代表されるポリアミド系繊維が多く用いられ
ている。使用する合成繊維は、風合などの製品の特性の
点から2デニールを超えず、なかでも0.005〜1デ
ニール、とくに0.01〜0.5デニールの単繊維繊度
のものが好ましい。
【0007】また、ポリウレタン樹脂は、ポリエステル
系、ポリエーテル系など目的に応じて選択することがで
きる。製品の表面タッチや風合は合成繊維の繊度とポリ
ウレタン樹脂の比率などによって左右される。本発明の
生機に好ましい合成繊維/ポリウレタン樹脂の重量比率
は90/10〜35/65、好ましくは90/10〜5
0/50である。この重量比率内の生機を用いた本発明
のスエード調人工皮革は、一般的に、優れた風合と物性
の維持を保ち、製品としての染色堅牢度が高く、布帛表
面のポリウレタン露出度も適度であって、優れた品位、
風合を有する。
【0008】本発明で前記の生機には布帛が挿入されて
いてもよい。布帛としては700T/m以上のより数の
強ねん糸よりなる織物が好ましく、とくにスクリム入り
のスエード調人工皮革が好適である。布帛の素材にとく
に制限はなく、用途に応じて綿糸などの天然繊維、ポリ
エステルなどの合成繊維を用いることができる。この
他、布帛としては、通常糸を使用した平織物やニットの
布帛があげられる。なお、布帛を挿入したスエード調人
工皮革については、たとえば特開昭62−78281号
公報に製造方法とともに記載されている。
【0009】本発明においては、染色前に生機の幅を拡
げてヒートセットする。拡幅とヒートセットとに先行し
て、あらかじめ染色機を用い、生機にいわゆる湯繰り処
理(染料を入れずに染色と同じ様に生地を染色機内で回
して処理すること)を施し、乾燥しておくと、人工皮革
にスエードの持ち味である毛羽の方向性や脹らみ感を生
じ、表面品位や風合がよくなる。湯繰りの温度は60な
いし130℃、好ましくは60ないし120℃、湯繰り
浴のpHは3ないし7、好ましくは4ないし6である。
【0010】ヒートセットの設定幅は、元の生機幅に対
して少なくとも5%幅を拡げて設定する。5ないし30
%、望ましくは5ないし20%の範囲に設定しておけ
ば、目的とする幅広の製品を得やすく、かつ、ピン外
れ、ピンニング不良、耳破れなどのセット工程での加工
トラブルを回避でき、好ましい。幅出し方式にとくに制
限はなく、ピンテンター、クリップテンターなどを利用
することができる。また、ヒートセットは、通常、十分
な効果を得るために最高温度が130℃よりも低い温度
にならないように設定する。一般には、いわゆるヒート
セット温度を130℃ないし220℃、好ましくは14
0℃ないし210℃、さらに好ましくは150℃ないし
190℃に操作することにより、染色工程での収縮を抑
え、染色前の生機幅よりも5%以上、幅広の製品を得る
ことができる。これらの温度範囲でヒートセットすれ
ば、十分なセット性が得られ、セット中に生機がピンか
ら外れても収縮(戻り)が小さいため、設定幅の設定が
容易である。すなわち、ピンから外れた生機の収縮まで
考慮して、設定幅を広げるなどの必要性が小さく、ま
た、収縮に伴うピン外れ、ピンニング不良、耳破れなど
のセット工程での加工トラブルが少ない。高温になると
発生しやすい、生機の黄変、風合硬化など製品の品位面
でのマイナス要因も少ない。本発明は、染色前に生機を
ヒートセットすることで、染色工程での収縮を抑え、生
機幅より5%以上広い製品を得るものであるが、高温で
セットするので、生機を構成する繊維に均一な熱履歴を
与え、製品の耳部と中央部との色相あるいは濃度差の発
生を抑える効果も発揮する。
【0011】
【実施例】本発明を実施例および比較例をあげて具体的
に説明する。なお、以下の説明において、表中各項目の
算出方法および評価方法は次の通りである。 幅出率:次式により算出した値 幅出率(%)={(セット幅)−(生機幅)}/(生機
幅)×100 中稀判定:生地の幅方向の色相差の判定。耳部が濃く、
中央部が淡い場合、「中稀悪し」という。約20cm×
全幅の生地をカットし、まず耳部と耳部とを縫合し、色
差をJIS染色堅牢度試験変退色用グレースケールで判
定した。ついで、耳部と中央部とを縫合し、同様に判定
した。 洗濯収縮:AATCC−96−1967 生機に対する製品幅維持率:次式により算出した値 生機に対する製品幅維持率(%)={(製品幅−生機
幅)/(生機幅)}×100 耐光堅牢度:AATCC−16A−1964に記載の方
法による。 湿摩擦堅牢度:JIS L−0849に記載の方法によ
る。
【0012】実施例1 生機に、単繊維繊度が0.19デニールのポリエステル
系極細繊維/ポリウレタンの重量比率が80/20で構
成され、幅が128cmであるスエード調人工皮革用不
織布を使用した。この生機をピンテンターを用い、設定
幅147cm、セット温度160℃、セット時間50秒
でヒートセットした。ヒートセット温度などの設定条件
を表1にまとめた。
【0013】ついで、青色分散染料(C.I.NO.D
ISP.BLUE 56)を10%o.w.f.用い、
125℃で60分染色し、80℃×20分の湯洗した。
次いで、ハイドロサルファイドと苛性ソーダおよびノニ
オン系界面活性剤を含む水溶液中で60℃×20分の還
元洗浄を行い、その後、水洗した。次いで、帯電防止剤
を含む水溶液に浸漬、ニップし100℃で乾燥し、再び
ピンテンターで温度100℃、乾燥後の生地幅に対し幅
出率5%の条件でセットして皺のばしを行い、本発明の
スエード調人工皮革(製品)を製造した。
【0014】製造した製品について、中稀判定、洗濯収
縮、生機に対する製品幅維持率、耐光堅牢度、湿摩擦堅
牢度を評価した。表2にその結果を示す。
【0015】実施例2〜5 実施例1に用いたのと同じ生機を使用し実施例1と同様
にして、ただし、表1に示すヒートセット温度およびセ
ット幅を設定し、本発明のスエード調人工皮革(製品)
を製造した。実施例1と同様の評価を行ったのでその結
果を表2に示す。
【0016】実施例6 生機に、単繊維繊度が0.19デニールのポリエステル
系極細繊維/ポリウレタンの重量比率が80/20で構
成され、幅が128cmであるスエード調人工皮革用不
織布を使用した。この生機には、総繊度75デニール、
72フィラメント、2500T/mのより数のポリエス
テル糸条を用いた目付150g/m2のポリエステル平
織物(スクリムクロス)が挿入されていた。この生機
を、温度100℃、pHが4.5の熱水を用い、浴比
1:20で30分間、液流染色機により湯繰り処理し、
120℃で乾燥させた。湯繰り処理した生機をピンテン
ターを用い、設定幅147cm、セット温度160℃、
セット時間50秒でヒートセットし、実施例1と同様の
染色、還元洗浄、乾燥および仕上セットを行い、本発明
のスエード調人工皮革を製造した。実施例1と同様の評
価を行ったのでその結果を表2に示す。人工皮革にスエ
ードの持ち味である毛羽の方向性や脹らみ感を生じ、表
面品位や風合がよくなる。
【0017】実施例7 生機に、単繊維繊度が0.05デニールのポリエステル
系極細繊維/ポリウレタンの重量比率が50/50で構
成され、幅が128cmであるスエード調人工皮革用不
織布を使用した。この生機に実施例6と同様の処理を施
し、120℃で乾燥させた。湯繰り処理した生機をピン
テンターを用い、設定幅147cm、セット温度160
℃、セット時間50秒でヒートセットし、実施例1と同
様の染色、還元洗浄、乾燥および仕上セットを行い、本
発明のスエード調人工皮革を製造した。実施例1と同様
の評価を行ったのでその結果を表2に示す。
【0018】比較例1 前記の実施例と比較するために、実施例1に用いたのと
同じ生機を使用し実施例1と同様にして、ただし、表1
に示すヒートセット温度およびセット幅でスエード調人
工皮革(製品)を製造した。実施例1と同様の評価を行
ったので、その結果を表2に示す。
【0019】比較例2 前記の実施例と比較するために、実施例1に用いたのと
同じ生機を使用し実施例1と同様にして、ただし、生機
にヒートセットを行わない、従来の製造方法に準じてス
エード調人工皮革(製品)を製造した。実施例1と同様
の評価を行ったので、その結果を表2に示した。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】表2の評価結果に示されているように、
本発明にかかるスエード調人工皮革は生機の幅よりも少
なくとも5%幅広、すなわち十分な製品幅を有し、洗濯
収縮率や堅牢度に優れ風合も良好である。ヒートセット
温度が低いままに大きなセット幅を設定して目標幅の製
品を製造すると、洗濯収縮率が大きくなる傾向がみられ
る。また、ヒートセット温度が高くなると洗濯収縮率は
小さくなるが風合が粗硬になる傾向がみられる。しか
し、拡幅とヒートセットとに先行して生機に湯繰り処理
を施すことにより、表面品位を向上し風合に柔らか味を
付与することもできる。本発明により、従来幅の生機を
用い、少なくとも従来の品質や性能を維持しつつ、生機
の幅よりも広い幅の製品を得ることが可能になった。本
発明は、とくに家具用などの広幅品が要求される用途に
好適である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単繊維繊度が2デニールを超えない極細合
    成繊維およびポリウレタン樹脂で構成される人工皮革の
    生機を、拡幅してヒートセットした後、染色して、前記
    生機の幅よりも少なくとも5%の幅広に仕上げられてな
    ることを特徴とするスエード調人工皮革。
  2. 【請求項2】単繊維繊度が2デニールを超えない極細合
    成繊維/ポリウレタン樹脂の重量比率が90/10ない
    し35/65で構成される人工皮革の生機を、拡幅して
    ヒートセットした後、染色して、生機の幅よりも少なく
    とも5%の幅広に仕上げられてなることを特徴とするス
    エード調人工皮革。
  3. 【請求項3】前記の人工皮革の生機が、単繊維繊度が2
    デニールを超えない極細合成繊維およびポリウレタン樹
    脂で構成され、かつ、布帛が挿入されてなることを特徴
    とする請求項1または2記載のスエード調人工皮革。
  4. 【請求項4】前記の布帛が少なくとも700T/mのよ
    り数を有する撚糸から織成されたスクリムであることを
    特徴とする請求項3記載のスエード調人工皮革。
  5. 【請求項5】単繊維繊度が2デニールを超えない極細合
    成繊維およびポリウレタン樹脂で構成される人工皮革の
    生機を、拡幅して最高温度が130℃よりも低くならな
    い温度でヒートセットした後、染色して、生機の幅より
    も少なくとも5%の幅広に仕上げることを特徴とするス
    エード調人工皮革の製造方法。
  6. 【請求項6】単繊維繊度が2デニールを超えない極細合
    成繊維およびポリウレタン樹脂で構成される人工皮革の
    生機を、少なくとも5%拡幅してヒートセットした後、
    染色して、生機の幅よりも少なくとも5%の幅広に仕上
    げることを特徴とするスエード調人工皮革の製造方法。
  7. 【請求項7】単繊維繊度が2デニールを超えない極細合
    成繊維およびポリウレタン樹脂で構成される人工皮革の
    生機を、5ないし30%拡幅し130ないし220℃で
    ヒートセットした後、染色して、生機の幅よりも少なく
    とも5%の幅広に仕上げることを特徴とするスエード調
    人工皮革の製造方法。
  8. 【請求項8】前記の人工皮革の生機が、単繊維繊度が2
    デニールを超えない極細合成繊維およびポリウレタン樹
    脂で構成され、かつ、織物が挿入されている人工皮革の
    生機であることを特徴とする請求項5、6または7記載
    のスエード調人工皮革の製造方法。
  9. 【請求項9】拡幅とヒートセットとに先行して、人工皮
    革の生機を40ないし130℃の温水中で湯繰り処理
    し、乾燥させておくことを特徴とする請求項5ないし8
    のいずれかに記載のスエード調人工皮革の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003221790A (ja) * 2002-01-30 2003-08-08 Toray Ind Inc 有毛人工皮革とその製造方法
WO2023189269A1 (ja) * 2022-03-28 2023-10-05 東レ株式会社 人工皮革およびその製造方法、複合人工皮革

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