JPH1046066A - アニオン型電着塗料 - Google Patents
アニオン型電着塗料Info
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- JPH1046066A JPH1046066A JP8207347A JP20734796A JPH1046066A JP H1046066 A JPH1046066 A JP H1046066A JP 8207347 A JP8207347 A JP 8207347A JP 20734796 A JP20734796 A JP 20734796A JP H1046066 A JPH1046066 A JP H1046066A
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Abstract
性等の性能に優れたアニオン型電着塗料を提供する。 【解決手段】ラクトン類化合物で変性されたエステル結
合を有する水分散性ビニル系共重合体(A)及び架橋剤
(B)を熱硬化性樹脂成分として含有するアニオン型電
着塗料。
Description
に優れた塗膜が形成できるアニオン型電着塗料に係わ
る。
ルミニウム材は軽量で強度が強いこと、及び耐蝕性など
が優れることからサッシなどの建材関係に多く使用され
ている。また、落ち着いた雰囲気をかもしだす艶消し電
着塗膜も多く塗装されるようになってきている。
開昭62−24519号公報、特開平2−255871
号公報等に記載されているものが公知である。しかしな
がら、このような塗料では貯蔵安定性が十分でないこ
と、艶消し塗膜外観が十分でないこと、耐モルタル性、
耐酸性、耐アルカリ性及び加工性等の塗膜性能が十分で
ないこと等の問題点が残されている。
問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、基体樹
脂として、特にラクトン類化合物で変性されたエステル
結合を有する水分散性ビニル系共重合体を使用すること
により、上記した問題点のない塗料が提供できることを
見出だし、本発明を完成するに至った。
されたエステル結合を有する水分散性ビニル系共重合体
(A)及び架橋剤(B)を熱硬化性樹脂成分として含有
することを特徴とするアニオン型電着塗料に係わる。
酸価約15〜150、水酸基価約30〜200の水分散
性ビニル系共重合体である。また、このものの重量平均
分子量は約1万〜20万の範囲が好ましい。酸価が約1
5未満になると水分散性が低下するので塗料の貯蔵安定
性が悪くなる、一方、約150を越えると塗膜の耐モル
タル性等の性能が劣るので好ましくない。また、水酸基
価が約30未満になると硬化性が低下し、一方、約20
0を越えると反応しない水酸基が塗膜中に多く残るので
塗膜の耐久性が悪くなるので好ましくない。重量平均分
子量が約1万を下回ると塗料の貯蔵安定性や耐候性、耐
モルタル性等の塗膜性能が悪くなり、一方、約20万を
上回ると塗膜の平滑性等が悪くなるので好ましくない。
ば、水酸基含有ビニル系モノマ−、カルボキシル基含有
ビニル系モノマ−、ラクトン変性ビニル系モノマ−、及
び必要に応じてその他の不飽和モノマ−をラジカル共重
合反応させてなる共重合体等を使用することができる。
なおラクトン変性ビニル系モノマ−が水酸基を含有する
場合には、水酸基含有ビニル系モノマ−として使用する
ことができ、また、カルボキシル基を含有する場合に
は、カルボキシル基含有ビニル系モノマ−として使用す
ることができる。
合には、モノマ−成分としてアルコキシシラン基含有ビ
ニル系モノマ−を使用することにより艶消し塗料が得ら
れる。
のを挙げることができる。
ノマ−類:例えば、下記した水酸基含有ビニル系モノマ
−類とβ−プロピオラクトン、ジメチルプロピオラクト
ン、ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、γ−カプロ
ラクトン、γ−カプリロラクトン、γ−ラウリロラクト
ン、ε−カプロラクトン、δ−カプロラクトン等のラク
トン類化合物との反応物等、商品名としては、プラクセ
ルFM1(ダイセル化学社製、商品名、カプロラクトン
変性(メタ)アクリル酸ヒドロキシエステル類)、プラ
クセルFM2(同左)、プラクセルFM3(同左)、プ
ラクセルFA−1(同左)、プラクセルFA2(同
左)、プラクセルFA3(同左)等 (2)上記(1)以外の水酸基含有ビニル系モノマ−
類:例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレ−ト、(ポリ)エチレングリコ
−ルモノ(メタ)アクリレ−ト、(ポリ)プロピレング
リコ−ルモノ(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシブチル
ビニルエ−テル、(メタ)アリルアルコ−ル等 (3)カルボキシル基ラクトン変性ビニル系モノマ−
類:例えば、上記(1)に記載の水酸基含有ラクトン変
性ビニル系モノマ−類と無水マレイン酸、無水コハク
酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水トリメリット酸、
無水フタル酸等の酸無水物との付加物等や商品名として
プラクセルFM1A、プラクセルFM4A、プラクセル
FM10A(以上、ダイセル化学社製、カプロラクトン
変性カルボキシル基含有(メタ)アクリルモノマ−)等 (4)上記(1)以外のカルボキシル基含有ビニル系和
モノマ−類:例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸
等 (5)アルコキシシラン基含有ビニル系モノマ−類:例
えば、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメ
トキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリ
エトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン等 (6)その他の不飽和モノマ−類:例えば、(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メ
タ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチ
ル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸
シクロヘキシルなどの(メタ)アクリル酸のC1〜18
のアルキル又はシクロアルキルエステル類、スチレンな
どの芳香族ビニルモノマ−類、(メタ)アクリル酸アミ
ド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−
メチロ−ル(メタ)アクリルアミドなどの(メタ)アク
リルアミド及びその誘導体類、(メタ)アクリロニトリ
ル化合物類等 これらのモノマ−の配合割合において、上記(1)及び
(2)に記載の水酸基含有モノマ−類は、共重合体
(A)の水酸基価が約30〜200の範囲に入るように
配合すればよいが、上記(1)〜(6)に記載のモノマ
−類の総モノマ−量換算で上記(1)及び(2)に記載
のモノマ−類の合計量が約3〜40重量%、好ましくは
約5〜30重量%の範囲であり、また、(1)に記載の
モノマ−類は(1)及び(2)に記載のモノマ−類の総
モノマ−量に対して、約1〜100重量%、好ましくは
約3〜90重量%の範囲で配合することが望ましい。
(1)に記載のモノマ−の配合割合が約1重量%を下回
ると塗料の貯蔵安定性、艶消し塗膜外観及び耐モルタル
性等の塗膜の外観及び性能など劣る。
ボキシル基含有モノマ−類は、共重合体(A)の酸価が
約15〜150の範囲に入るように配合すればよいが、
上記(1)〜(6)に記載のモノマ−類の総モノマ−量
に対して上記(3)及び(4)に記載のモノマ−類の合
計量が約2〜23重量%、好ましくは約4〜10重量%
の範囲であり、また、(3)に記載のモノマ−類は
(3)及び(4)に記載のモノマ−類の総モノマ−量に
対して、約0〜100重量%、好ましくは約0〜90重
量%の範囲である。
ニル系モノマ−類(5)は艶消し塗膜が要求される場合
に使用される。該モノマ−類の配合量は上記(1)〜
(6)に記載のモノマ−類の総モノマ−量に対して約
0.2〜10重量%、好ましくは約0.5〜5重量%の
範囲である。
は、(メタ)アクリル酸のC1 〜C18のアルキル又はシ
クロアルキルエステル類及びスチレンなどの芳香族ビニ
ルモノマ−類を使用することが好ましい。該モノマ−類
の配合量は上記(1)〜(6)に記載のモノマ−類の総
モノマ−量に対して約37〜95重量%、好ましくは約
60〜91重量%の範囲である。
ラジカル共重合反応させる方法としては、従来から公知
の溶液重合方法等で行うことができる。
して、上記した以外に、例えば、上記(2)、(3)及
び/又は(4)、必要に応じて(5)及び(6)に記載
のモノマ−類をラジカル共重合反応させて得られる水酸
基及びカルボキシル基含有ビニル系共重合体を製造し、
次いで該共重合体の水酸基と上記ラクトン類化合物とを
従来から公知の付加反応によって製造したものも使用で
きる。
散性ビニル系共重合体(A)の水酸基と反応して硬化塗
膜を形成するものである。架橋剤(B)としては、従来
から公知のメラミン樹脂、ブロックポリイソシアネ−ト
化合物等を使用することができる。
ラミン樹脂のメチロ−ル基の一部もしくは全部が、メタ
ノ−ル、エタノ−ル、プロパノ−ル、ブタノ−ル、オク
チルアルコ−ル、2−エチルヘキシルアルコ−ル等の1
種もしくは2種以上のアルコ−ルで変性されたものを使
用することができる。メラミン樹脂は1核体〜多(約
5)核体のものが50重量%以上を占めるものが好まし
い。また、メラミン樹脂中にはイミノ基、メチロ−ル基
等の官能基を含んでいても構わない。
は、例えば、イソホロンジイソシアネ−ト、ヘキサメチ
レンジイソシアネ−ト等の脂肪族や脂環族のポリイソシ
アネ−ト化合物にε−カプロラクトン等のラクトン類や
プロパノ−ル、ブタノ−ル、ペンタノ−ル、ベンジルア
ルコ−ル等のアルコ−ル類でブロック化したものを使用
することができる。
剤(B)成分の配合割合は両者の総合計量換算で、水分
散性ビニル系共重合体(A)が40〜85重量%、好ま
しくは50〜80重量%の範囲であり、架橋剤(B)は
15〜60重量%、好ましくは20〜50重量%の範囲
である。水分散性ビニル系共重合体(A)の配合割合が
40重量%を下回り、そして架橋剤(B)が60重量%
を上回ると耐候性、耐モルタル性、加工性等の塗膜性能
が悪くなり、一方、共重合体(A)の配合割合が85重
量%を上回り、そして架橋剤(B)が15重量%を下回
ると耐候性、加工性等の塗膜性能が悪くなるので好まし
くない。
硬化触媒、流動性調整剤等を配合することができる。
カルボキシル基に対して0.3〜0.5当量になるよう
に中和剤(例えば、ジエチルアミン、トリエチルアミン
等)を配合し、次いで架橋剤(B)を配合分散し、続い
て水分散を行った後、塗料のPHを7.0以上に調整す
ることにより製造できる。
極酸化アルミニウム材を使用するアルミニウム建材分野
に適用することが好ましい。
ことが好ましい。
塗料をアニオン型電着塗料浴(例えば、固形分約5〜2
0重量%、好ましくは約6〜12重量%)とし、この浴
中にアルミニウム材を浸漬した後、乾燥膜厚が約5〜3
0ミクロンになるようにアニオン電着塗装を行い、次い
で必要に応じて水洗(水道水、透過水等)後、焼付け
(例えば、約160〜200℃で約20〜40分間)る
ことにより行うことができる。
する。本発明は提供した実施例に限定されるものではな
い。
込み80℃に保持した中へスチレン10g、メチルメタ
クリレ−ト33g、n−ブチルアクリレ−ト10g、エ
チルアクリレ−ト10g、2−ヒドロキシエチルアクリ
レ−ト5g、アクリル酸7g、プラクセルFM3(ダイ
セル化学社製、商品名、カプロラクトン変性(メタ)ア
クリル酸ヒドロキシエステル類、以下、同様の意味)2
5g及びアゾビスジメチルバレロニトリル2gの混合物
を3時間かけて滴下し、次いでアゾビスジメチルバレロ
ニトリル1gを添加し、80℃で1時間保持して反応を
行い共重合体(a)ワニスを製造した。該共重合体は、
重量平均分子量約2万、酸価55、水酸基価54であっ
た。
込み80℃に保持した中へスチレン10g、メチルメタ
クリレ−ト30g、n−ブチルアクリレ−ト25g、2
−ヒドロキシエチルアクリレ−ト10g、アクリル酸5
g、プラクセルFM4A(ダイセル化学社製、商品名、
カプロラクトン変性カルボキシル基含有アクリルモノマ
−)20g及びアゾビスジメチルバレロニトリル2gの
混合物を3時間かけて滴下し、次いでアゾビスジメチル
バレロニトリル1gを添加し、80℃で1時間保持して
反応を行って共重合体(a)ワニスを製造した。該共重
合体は、重量平均分子量約2万、酸価55、水酸基価4
8であった。
込み80℃に保持した中へスチレン10g、メチルメタ
クリレ−ト32g、n−ブチルアクリレ−ト10g、エ
チルアクリレ−ト10g、2−ヒドロキシエチルアクリ
レ−ト15g、アクリル酸5g、プラクセルFM−3を
15g、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン3g、及びアゾビスジメチルバレロニトリル1gの混
合物を3時間かけて滴下し、次いでアゾビスジメチルバ
レロニトリル1gを添加し、80℃で1時間保持して反
応を行い共重合体(b)ワニスを製造した。該共重合体
は、重量平均分子量約5万、酸価39、水酸基価90で
あった。
込み80℃に保持した中へスチレン10g、メチルメタ
クリレ−ト31g、n−ブチルアクリレ−ト10g、エ
チルアクリレ−ト30g、2−ヒドロキシエチルアクリ
レ−ト12g、アクリル酸7g、及びアゾビスジメチル
バレロニトリル2gの混合物を3時間かけて滴下し、次
いでアゾビスジメチルバレロニトリル1gを添加し、8
0℃で1時間保持して反応い共重合体(c)ワニスを製
造した。該共重合体は、重量平均分子量約2万、酸価5
5、水酸基価58であった。
込み80℃に保持した中へスチレン10g、メチルメタ
クリレ−ト30g、n−ブチルアクリレ−ト3g、エチ
ルアクリレ−ト30g、2−ヒドロキシエチルアクリレ
−ト19g、アクリル酸5g、γ−(メタ)アクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン3g、及びアゾビスジメ
チルバレロニトリル1gの混合物を3時間かけて滴下
し、次いでアゾビスジメチルバレロニトリル1gを添加
し、80℃で1時間保持して反応を行い共重合体(d)
ワニスを製造した。該共重合体は、重量平均分子量約5
万、酸価39、水酸基価92であった。
(a)のカルボキシル基に対して0.4当量のトリエチ
ルアミンを配合した後、混合分散し、次いでこのもの
に、サイメル303(三井サイテック株式会社製、商品
名、メトキシ化メラミン樹脂)30gを配合し、混合分
散した後、攪拌を行いながら脱イオン水を徐々に滴下
し、更にPHが7.0になるようにトリエチルアミンを
添加して固形分10重量%の電着塗料を製造した。
(b)を使用した以外は実施例1と同様にして電着塗料
を製造した。
(c)を使用した以外は実施例1と同様にして電着塗料
を製造した。
(d)を使用した以外は実施例1と同様にして電着塗料
を製造した。
(e)を使用した以外は実施例1と同様にして電着塗料
を製造した。
塗料を電着浴とし、このものに被塗物(皮膜厚約10ミ
クロンの陽極酸化アルミニウム材(Al)、燐酸亜鉛処
理した鋼板(Fe)、大きさは150×70×0.5m
m)を浸漬し、乾燥膜厚が約10ミクロンになるように
電着塗装を行い、次いで塗装物を浴槽から引き上げた
後、セッテングを約10分間行い、続いて160℃で3
0分間焼付けて実施例及び比較例のクリヤ−塗膜を被覆
した。
cm、容量20cc)に充填し、20℃で7日間静置し
た後、容器の底に沈殿した残渣の高さを調べた。◎は残
渣が0.5mm以下で良好、○は残渣が0.6〜5mm
でほぼ良好、△は残渣が6〜10mmでやや不良、×は
11mm以上で不良。
射率を測定した 塗膜平滑性:塗膜表面(ユズ肌、凹凸等)を目視で評価
した。◎は良好、○はほぼ良好、△はやや不良、×は不
良。
(光沢ムラなど)を肉眼で調べた。◎は良好、○はほぼ
良好、△はやや不良、×は不良。
にゴバン目を100個作り、ゴバン目を作った塗板の裏
側からエリクセン試験機により5mm押出した後の塗膜
の外観を観察した。◎は塗膜に異常が全く認められない
もの、○は塗膜の1箇所に異常がみとめられたもの、△
は塗膜の2〜5箇所に異常がみとめられたもの、×は塗
膜の6箇所以上に異常がみとめられたもの。
た試験板をセメント/海砂/水=1/3/0.5(重量
比)に混合したモルタルに、50℃で7日間浸漬した。
次いで試験板をモルタルから剥がしとり塗膜の光沢低
下、フクレ、剥がれ等の塗膜異常の有無を観察した。◎
は全く異常がなく良好、○はほぼ良好、△はやや不良、
×は不良。
に72時間浸漬後の塗膜外観を調べた。◎は全く異常が
なく良好、○はほぼ良好、△はブリスタ−が発生したも
の、×はブリスタ−が多く発生したもの。
溶液(20℃)に72時間浸漬後の塗膜外観を調べた。
◎は全く異常がなく良好、○はほぼ良好、△はブリスタ
−が発生したもの、×はブリスタ−が多く発生したも
の。
験方法に基づいて試験を行った。試験板は素地に達する
ように塗膜にクロスカットをいれたものを使用した。◎
は全く異常がなく良好、○はカット部から幅1.0mm
以内、△はカット部から幅1.1〜2.0mm、×は
2.0mm以上のもの。
カルボキシル基を含有する水分散性ビニル系共重合体と
して、該共重合体中にラクトン類化合物によるエステル
結合を含有することから、塗料の貯蔵安定性や塗膜の耐
モルタル性、加工性等の性能が優れるといった顕著な効
果が得られる。
Claims (4)
- 【請求項1】ラクトン類化合物で変性されたエステル結
合を有する水分散性ビニル系共重合体(A)及び架橋剤
(B)を熱硬化性樹脂成分として含有することを特徴と
するアニオン型電着塗料。 - 【請求項2】共重合体(A)が、共重合体(A)を構成
するモノマ−成分としてラクトン変性ビニル系モノマ−
を含有することを特徴とする請求項1に記載のアニオン
型電着塗料。 - 【請求項3】共重合体(A)が、アルコキシシラン基を
側鎖に有する共重合体であり艶消し塗膜を形成すること
を特徴とする請求項1に記載のアニオン型電着塗料。 - 【請求項4】ラクトン変性ビニル系モノマ−が、水酸基
及び/又はカルボキシル基を含有することを特徴とする
請求項1に記載のアニオン型電着塗料。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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