JPH1045056A - 装軌式車両の走行装置 - Google Patents

装軌式車両の走行装置

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JPH1045056A
JPH1045056A JP9083320A JP8332097A JPH1045056A JP H1045056 A JPH1045056 A JP H1045056A JP 9083320 A JP9083320 A JP 9083320A JP 8332097 A JP8332097 A JP 8332097A JP H1045056 A JPH1045056 A JP H1045056A
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JP
Japan
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sprocket
link
crawler belt
contact portion
housing
Prior art date
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JP9083320A
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English (en)
Inventor
Katsumi Miyaki
克己 宮木
Hiroyuki Nishimori
博幸 西森
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプロケットに履帯が噛合するときの騒音を
長期に亘って確実に低減できるようにする。 【解決手段】 減速装置21を構成するハウジング22
に、スプロケット6と同心状に環状のリンク当接部29
を設け、履帯11を構成する各トラックリンク12のブ
ッシュ13がスプロケット6に噛合するとき、リンク当
接部29が各トラックリンク12の上端面12Aに当接
することにより、各ブッシュ13とスプロケット6の歯
底6Bとの間には、常時隙間Tを形成する構成とする。
これにより、スプロケット6の歯底6Bと各ブッシュ1
3とが直接的に衝突するのを防止でき、騒音、振動を確
実に低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等のように、無端状の履帯を備えた建
設機械等に用いて好適な装軌式車両の走行装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル、油圧クレーン等の装軌式
車両には、通常、整地されていない建設現場等を走行す
るための走行装置が装備されている。
【0003】このような装軌式車両の走行装置は、一般
に、車両のフレームの長さ方向の一側に取付けられた走
行用モータと、該走行用モータの出力軸に連結され該出
力軸の回転を減速する動力伝達機構と、該動力伝達機構
に設けられたスプロケットと、前記車両の長さ方向の他
側に設けられたアイドラと、前記スプロケットとアイド
ラとの間に巻回して設けられ、多数のトラックリンクを
互いに連結することにより無端状に形成された履帯とか
らなっている。
【0004】そして、履帯は、左,右に離間した多数の
トラックリンクと、該左,右のトラックリンク間にそれ
ぞれ設けられた筒状のブッシュと、該各ブッシュ内に挿
通され前記左,右のトラックリンクを互いに連結する多
数の連結ピンとを有している。そして、前記履帯は、走
行用モータによって駆動されるスプロケットにブッシュ
が順次噛合することにより周回駆動され、これにより、
装軌式車両が走行するようになっている。
【0005】ところで、装軌式車両の走行時にスプロケ
ットと履帯のブッシュとが順次噛合していくとき、スプ
ロケットと履帯のブッシュとが連続的に衝突して騒音
(噛合音または打撃音)、あるいは振動を発生するとい
う不具合がある。
【0006】そこで、例えば実開昭55−119281
号公報、実開昭61−183273号公報に示されるよ
うに、履帯とスプロケットとが噛合するときの騒音(噛
合音または打撃音)を、ゴム等の緩衝材を用いて低減さ
せるようにした走行装置が提案されている。
【0007】まず、実開昭55−119281号公報で
は、無端状に連結された左,右のトラックリンク間に位
置して、連結部材と交互に円筒状の緩衝部材を回動自在
に設け、履帯が周回するとき、連結部材がスプロケット
に接する前に、緩衝部材をスプロケットに当接させ、騒
音を低減させる構成となっている。
【0008】また、実開昭61−183273号公報で
は、スプロケットの歯部近傍にゴム等からなる弾性パッ
ドを備えた複数の緩衝部材を周方向に配設し、履帯の連
結部材がスプロケットと噛合するときに、該各緩衝部材
がトラックリンクの上,下方向の端縁部に当接すること
により、スプロケットとトラックリンクの連結部材とが
噛合うときの騒音や振動を低減する構成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した各従
来技術では、履帯を構成する多数のトラックリンクにそ
れぞれ円筒状の緩衝部材を設ける構成、スプロケットの
歯部近傍に複数の緩衝部材を周方向に配設する構成を採
用しているため、部品点数や組立工数の増加によってコ
ストの上昇を招くという問題がある。また、ゴム材料等
からなる緩衝部材は比較的早期に摩耗するため、騒音や
振動を低減する効果を長期に亘って維持することができ
ないという問題がある。
【0010】本発明は、上述の如き従来技術の問題に鑑
みなされたもので、スプロケットに履帯が噛合するとき
の騒音、振動を長期に亘って確実に低減することがで
き、かつ、構成の簡素化によってコストの低減をも図る
ことができるようにした装軌式車両の走行装置を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、車両のフレームに取付けられ出力軸
を回転駆動する走行用モータと、該走行用モータの出力
軸に連結され筒状のハウジングが回転する動力伝達機構
と、該動力伝達機構のハウジング外周側に設けられ該ハ
ウジングと一体に回転するスプロケットと、該スプロケ
ットの軸方向両側に位置する多数のトラックリンクを連
結部材によって互いに連結することにより無端状に形成
され、前記各連結部材が該スプロケットに噛合する履帯
とからなる装軌式車両の走行装置に適用される。
【0012】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記動力伝達機構のハウジングには、前記履帯
の各連結部材とスプロケットの歯底との間に小さな隙間
を確保する環状のリンク当接部を設けたことにある。
【0013】上記構成によれば、履帯の各連結部材がス
プロケットに順次噛合するとき、動力伝達機構のハウジ
ングに設けたリンク当接部がトラックリンクに当接する
ことにより、履帯の各連結部材とスプロケットの歯底と
の間に小さな隙間を確保できる。これにより、履帯の各
連結部材とスプロケットの歯底面とが直接的に衝突する
のを防止でき、このときの騒音、振動を低減することが
できる。
【0014】また、請求項2の発明は、前記リンク当接
部は、前記スプロケットの軸方向両側に位置するトラッ
クリンクのうち、少なくとも一方側のトラックリンクに
当接する位置に設けたことにある。
【0015】上記構成によれば、履帯の各連結部材がス
プロケットに順次噛合するとき、リンク当接部は、スプ
ロケットの軸方向両側のうち、少なくとも一方側に位置
するトラックリンクに当接する。これにより、履帯の各
連結部材とスプロケットの歯底との間には、小さな隙間
を確保できる。
【0016】さらに、請求項3の発明は、前記リンク当
接部は、前記スプロケットの軸方向両側に位置するトラ
ックリンクにそれぞれ当接する位置に設けたことにあ
る。
【0017】上記構成によれば、履帯の各連結部材がス
プロケットに順次噛合するとき、リンク当接部は、スプ
ロケットの軸方向両側に位置する各トラックリンクにそ
れぞれ当接する。これにより、履帯の各連結部材とスプ
ロケットの歯底との間には、小さな隙間を確保できる。
しかも、各トラックリンクからリンク当接部に作用する
衝撃力を分散させることができるから、リンク当接部の
寿命を延ばすことができる。
【0018】そして、請求項4の発明は、前記動力伝達
機構は、前記走行用モータの回転を減速して前記スプロ
ケットに伝達する減速機構により構成したことにある。
【0019】上記構成によれば、走行用モータの回転は
減速機構によって減速された後、大きなトルクをもって
スプロケットに伝達され、該スプロケットに各連結部が
順次噛合することにより履帯が周回駆動される。
【0020】また、請求項5の発明は、前記履帯は、
左,右に離間した多数のトラックリンクと、該左,右の
トラックリンク間にそれぞれ設けられた筒状のブッシュ
と、該各ブッシュ内に挿通され前記各トラックリンクを
互いに連結する多数の連結ピンと、前記各トラックリン
クに設けられたシューとからなり、前記連結部材は前記
各ブッシュと連結ピンとによって構成したことにある。
【0021】上記構成によれば、左,右に離間した多数
のトラックリンク間に設けられた各ブッシュ内に連結ピ
ンを挿通することにより無端状の履帯が形成され、該各
ブッシュと各連結ピンとから構成された連結部材がスプ
ロケットに順次噛合することにより、履帯が周回駆動さ
れる。
【0022】さらに、請求項6の発明は、前記スプロケ
ットの歯底円直径をDs、前記連結ピンの中心から前記
トラックリンクと前記リンク当接部との当接面までの距
離をH、前記ブッシュの直径をDbとしたとき、前記リ
ンク当接部の直径Dを、 D>Ds+Db/2−H なる関係に設定したことにある。
【0023】上記構成によれば、履帯のブッシュがスプ
ロケットに順次噛合するとき、動力伝達機構のハウジン
グに設けられたリンク当接部がトラックリンクに当接す
ることにより、履帯のブッシュとスプロケットの歯底と
の間に小さな隙間を確保できる。これにより、履帯のブ
ッシュとスプロケットの歯底面とが直接的に衝突するの
を防止でき、このときの騒音や振動を防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図8に基づいて詳細に説明する。
【0025】まず、図1ないし図4は本発明による第1
の実施例を示している。
【0026】図において、1は油圧ショベルの下部走行
体、2は該下部走行体1を構成するトラックフレームを
それぞれ示し、該トラックフレーム2は、センタフレー
ム3と、該センタフレーム3の中央上面側に設けられた
丸胴4と、センタフレーム3の左,右両側に位置して脚
部3A,3A先端に取付けられ、前,後方向に伸長した
一対のサイドフレーム5(一方のみ図示)とから大略構
成されている。
【0027】6はサイドフレーム5の一端側にブラケッ
ト7を介して取付けられたスプロケットで、該スプロケ
ット6は後述する走行用モータ16等によって回転駆動
されることにより、後述の履帯11を周回駆動するもの
である。
【0028】8はサイドフレーム5の他端側に位置して
ブラケット9に取付けられたアイドラで、該アイドラ8
はサイドフレーム5内に設けられた履帯張り調整装置
(図示せず)によってスプロケット6から離間する方向
に常時付勢され、該スプロケット6との間に巻装された
履帯11に適度な張りを付与するものである。
【0029】10,10,…はサイドフレーム5の上面
側および下面側に回転可能に設けられた複数のローラ
で、該各ローラ10は、スプロケット6およびアイドラ
8と共に履帯11上にサイドフレーム5を支持し、か
つ、履帯11がサイドフレーム5に接触するのを防止し
ている。
【0030】11はスプロケット6、アイドラ8および
各ローラ10に亘って巻装された履帯を示している。こ
こで、該履帯11は、図2および図3に示すように、ス
プロケット6の軸方向両側に位置して左,右に離間した
多数のトラックリンク12,12,…と、該左,右のト
ラックリンク12間にそれぞれ設けられた円筒状のブッ
シュ13,13,…と、該各ブッシュ13内に挿通され
て各トラックリンク12を無端状に連結する多数の連結
ピン14,14,…と、各トラックリンク12の外周側
に固着された板状のシュー15,15,…とからなって
いる。
【0031】そして、各ブッシュ13は、各連結ピン1
4と共に前,後の各トラックリンク12を互いに連結す
る連結部材を構成し、各ブッシュ13はスプロケット6
の各歯部6A間に噛合するものである。
【0032】16はスプロケット6を回転駆動すべくサ
イドフレーム5の一端側に設けられた走行用モータを示
し、該走行用モータ16は、例えば油圧モータ等からな
っている。ここで、該走行用モータ16は段付き円筒状
のケーシング17を有し、該ケーシング17が複数のボ
ルト18,18,…を介してサイドフレ−ム5のブラケ
ット7に取付けられている。そして、該走行用モータ1
6の出力軸16Aは、軸受19,20を介してケーシン
グ17の内周側に回転可能に支持され、後述する減速装
置21の入力軸23に結合されている。
【0033】21は走行用モータ16の出力軸16Aに
連結された動力伝達機構としての減速装置を示し、該減
速装置21は、走行用モータ16の回転を減速して大き
なトルクをスプロケット6に伝達するものである。
【0034】ここで、減速装置21は、円筒状のハウジ
ング22と、該ハウジング22内に回転可能に設けら
れ、基端側が走行用モータ16の出力軸16Aにスプラ
イン結合された入力軸23と、該入力軸23の先端側に
設けられた太陽歯車24Aを含む1段目の遊星歯車機構
24と、該1段目の遊星歯車機構24によって減速回転
される太陽歯車25Aを含む2段目の遊星歯車機構25
と、該2段目の遊星歯車機構25によって減速回転され
る太陽歯車26Aを含む3段目の遊星歯車機構26とか
ら大略構成されている。
【0035】そして、ハウジング22は、内周側に前記
各遊星歯車機構24,25,26を収容した有蓋円筒状
のハウジング本体22Aと、前記ケーシング17の外周
側に軸受27,27を介して回転可能に設けられ、該ハ
ウジング本体22Aの開口端側にボルト28,28,…
を介して取付けられた中空円板状の回転部材22Bとか
らなっている。そして、該ハウジング本体22Aと回転
部材22Bとの間でスプロケット6を挟持した状態で、
ボルト28で固定する構成となっている。
【0036】従って、走行用モータ16の出力軸16A
の回転は、減速装置21を構成する各遊星歯車機構2
4,25,26によって3段に減速された後、ハウジン
グ22に伝達される。これにより、スプロケット6は該
ハウジング22と共に大きなトルクをもって回転し、履
帯11を周回駆動させる。
【0037】29は減速装置21のハウジング22に設
けられた環状のリンク当接部を示し、該リンク当接部2
9は、ハウジング本体22Aの開口端側外周部にフラン
ジ状に拡径するように一体形成されている。そして、前
記リンク当接部29は、図2および図3に示すように、
スプロケット6と同心状となる厚肉の環状に形成され、
その外周面29Aが、スプロケット6の軸方向両側に位
置する履帯11の各トラックリンク12のうち一方(図
中、左側)の各トラックリンク12の上端面12Aに当
接するようになっている。
【0038】ここで、図4に示すように、中心Oを通る
スプロケット6の歯底円直径をDs、連結ピン14の中
心からトラックリンク12の上端面12Aまでの距離を
H、ブッシュ13の直径をDb、スプロケット6とブッ
シュ13とが噛合した状態でスプロケット6の歯底6B
とブッシュ13との間に生じる隙間をTとしたとき、リ
ンク当接部29の直径Dは、下記数1の関係に設定され
ている。
【0039】
【数1】D=Ds+Db/2−H+T 即ち、リンク当接部29の直径Dは、下記数2を満たす
ように設定されている。
【0040】
【数2】D>Ds+Db/2−H
【0041】かくして、リンク当接部29は、履帯11
を構成する各トラックリンク12のブッシュ13がスプ
ロケット6の各歯部6Aに噛合するとき、左側に位置す
るトラックリンク12の上端面12Aに当接する。これ
により、各ブッシュ13とスプロケット6の歯底6Bと
の間には、小さな隙間Tが形成される。
【0042】本実施例は上述の如き構成を有するもの
で、次にその作動について述べる。
【0043】走行用モータ16が作動し、該走行用モー
タ16の回転が減速装置21によって減速されてスプロ
ケット6が大きなトルクをもって低速で回転する。この
ように、スプロケット6が回転すると、該スプロケット
6の各歯部6Aに履帯11の各ブッシュ13が順次噛合
することにより、該履帯11が周回駆動され、下部走行
体1を走行させる。
【0044】そして、各ブッシュ13がスプロケット6
の各歯部6Aに順次噛合するとき、減速装置21のハウ
ジング22に設けたリンク当接部29の外周面29A
は、スプロケット6の周囲で各トラックリンク12の上
端面12Aに常時当接する。これにより、図3および図
4に示すように、スプロケット6の歯底6Bと各ブッシ
ュ13との間には、小さな隙間Tが形成される。
【0045】この結果、スプロケット6が回転すると
き、該スプロケット6の各歯部6Aによる接線方向の力
は、履帯11の各ブッシュ13に作用する。しかし、ス
プロケット6の歯部6Aによる法線方向の力は、環状の
リンク当接部29によって受承される。この結果、スプ
ロケット6の歯底6Bと各ブッシュ13とが直接的に衝
突し、または当接するのを防止でき、このときの騒音、
振動を大幅に低減することができる。
【0046】しかも、環状のリンク当接部29を減速装
置21のハウジング22に一体形成する構成としたか
ら、従来技術の如きゴム材料等からなる緩衝部材を用い
る場合に比較して、リンク当接部29が早期に摩耗して
しまうのを防止でき、騒音、振動を低減する効果を長期
に亘って維持することができる。
【0047】また、従来技術のように履帯を構成する多
数のトラックリンクにそれぞれ円筒状の緩衝部材を設け
る場合に比較して、部品点数、組立工数の増加を抑える
ことができ、コストの低減にも寄与することができる。
【0048】次に、図5は本発明による第2の実施例を
示している。なお、本実施例では、上述した第1の実施
例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
【0049】図において、31は減速装置21を構成す
る本実施例によるハウジングを示し、該ハウジング31
は上述した第1の実施例によるハウジング22とほぼ同
様に、有蓋円筒状のハウジング本体31Aと、該ハウジ
ング本体31Aとの間でスプロケット6を挟持する中空
円板状の回転部材31Bとから構成されている。しか
し、後述するリンク当接部32が回転部材31Bの外周
側に設けられている点で、第1の実施例によるハウジン
グ22とは異なっている。
【0050】32は本実施例によるリンク当接部を示
し、該リンク当接部32は、ハウジング31を構成する
回転部材31Bの外周側に、スプロケット6と同心状と
なる厚肉の環状体として一体形成されている。そして、
リンク当接部32の外周面32Aが、スプロケット6の
軸方向両側に位置する履帯11の左,右のトラックリン
ク12のうち他方(図中、右側)の各トラックリンク1
2の上端面12Aに当接するようになっている。
【0051】ここで、当該リンク当接部32は、第1の
実施例によるリンク当接部29と等しい直径Dをもって
形成されている。そして、スプロケット6の歯底円直径
をDs、連結ピン14の中心からトラックリンク12の
上端面12Aまでの距離をH、ブッシュ13の直径をD
b、スプロケット6と各ブッシュ13とが噛合した状態
でスプロケット6の歯底6Bとブッシュ13との間に生
じる隙間をTとしたとき、リンク当接部32の直径D
は、上述した数1の式を満たすように構成されている。
【0052】即ち、本実施例によるリンク当接部32
も、履帯11を構成する各トラックリンク12のブッシ
ュ13がスプロケット6の各歯部6Aに噛合するとき、
各トラックリンク12の上端面12Aに当接することに
より、各ブッシュ13とスプロケット6の歯底6Bとの
間に隙間Tを形成するものである。
【0053】かくして、上述の如き構成を有する本実施
例においても、走行用モータ16が作動して各ブッシュ
13がスプロケット6の各歯部6Aに順次噛合すると
き、回転部材31Bに設けたリンク当接部32の外周面
32Aが、スプロケット6の周囲で、右側に位置するト
ラックリンク12の上端面12Aに常時当接する。これ
により、スプロケット6の歯底6Bと各ブッシュ13と
の間には、隙間Tが形成される。
【0054】この結果、スプロケット6が回転すると
き、該スプロケット6の各歯部6Aによる接線方向の力
は、履帯11の各ブッシュ13に作用する。しかし、ス
プロケット6の歯部6Aによる法線方向の力は、環状の
リンク当接部32によって受承される。この結果、スプ
ロケット6の歯底6Bと各ブッシュ13とが直接的に衝
突し、または当接するのを防止でき、このときの騒音や
振動を大幅に低減することができる。
【0055】次に、図6は本発明による第3の実施例を
示している。なお、本実施例では前記各実施例と同一の
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するもの
とする。
【0056】図において、41は本実施例によるハウジ
ングを示し、該ハウジング41は、有蓋円筒状のハウジ
ング本体41Aと、該ハウジング本体41Aとの間でス
プロケット6を挟持する中空円板状の回転部材41Bと
から構成されている。しかし、本実施例では、ハウジン
グ本体41Aには後述するリンク当接部42が一体形成
され、回転部材41Bにはリンク当接部43が一体形成
されている。
【0057】42はハウジング本体41Aの開口端側外
周部にフランジ状に拡径するように一体形成されたリン
ク当接部で、該リンク当接部42は、スプロケット6と
同心状となる厚肉の環状に形成されている。そして、リ
ンク当接部42の外周面42Aが、スプロケット6の軸
方向両側に位置する履帯11の左,右のトラックリンク
12のうち、一方(図中、左側)の各トラックリンク1
2の上端面12Aに当接する。
【0058】43は回転部材41Bの外周側にスプロケ
ット6と同心状となる厚肉の環状体として一体形成され
たリンク当接部で、該リンク当接部43の外周面43A
は、スプロケット6の軸方向両側に位置する履帯11の
左,右のトラックリンク12のうち、他方(図中、右
側)の各トラックリンク12の上端面12Aに当接す
る。
【0059】ここで、各リンク当接部42,43は、前
記第1の実施例によるリンク当接部29と等しい直径D
をもって形成されている。そして、スプロケット6の歯
底円直径をDs、連結ピン14の中心からトラックリン
ク12の上端面12Aまでの距離をH、ブッシュ13の
直径をDb、スプロケット6と各ブッシュ13とが噛合
した状態でスプロケット6の歯底6Bとブッシュ13と
の間に生じる隙間をTとしたとき、リンク当接部42,
43の直径Dは、上述した数1の式を満たすように構成
されている。
【0060】このように構成された本実施例では、走行
用モータ16が作動し、履帯11を構成する各トラック
リンク12Aのブッシュ13がスプロケット6の各歯部
6Aに噛合するとき、ハウジング本体41Aに設けたリ
ンク当接部42の外周面42Aと、回転部材41Bに設
けたリンク当接部43の外周面43Aとが、スプロケッ
ト6の軸方向両側で各トラックリンク12の上端面12
Aに常時当接する。これにより、スプロケット6の歯底
6Bと各ブッシュ13との間には、隙間Tが形成され
る。
【0061】この結果、回転するスプロケット6の各歯
部6Aによる接線方向の力は、履帯11の各ブッシュ1
3に作用する。しかし、スプロケット6の各歯部6Aに
よる法線方向の力は、環状のリンク当接部42,43に
よって受承される。この結果、スプロケット6の歯底6
Bと各ブッシュ13とが直接的に衝突し、または当接す
るのを防止でき、このときの騒音や振動を大幅に低減す
ることができる。
【0062】しかも、本実施例では、リンク当接部42
の外周面42Aとリンク当接部43の外周面43Aと
が、スプロケット6の軸方向両側で左,右のトラックリ
ンク12の上端面12Aに当接するため、各トラックリ
ンク12から各リンク当接部42,43に作用する衝撃
力を分散させることができる。この結果、該各リンク当
接部42,43の寿命を延ばすことができ、スプロケッ
ト6に履帯11が噛合するときの騒音や振動を低減する
効果を一層長期に亘って維持することができる。
【0063】次に、図7は本発明による第4の実施例を
示している。なお、本実施例では前記各実施例と同一の
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するもの
とする。
【0064】図において、51は本実施例によるハウジ
ングを示し、該ハウジング51は、前記第3の実施例に
よるハウジング41とほぼ同様に、有蓋円筒状のハウジ
ング本体51Aと、該ハウジング本体51Aとの間でス
プロケット6を挟持する中空円板状の回転部材51Bと
から構成されている。しかし、本実施例では、ハウジン
グ本体51Aおよび回転部材51Bには、後述する別体
のリンク当接環52,53がそれぞれ固定されている。
【0065】52,53はハウジング本体51A,回転
部材51Bに固定されたリンク当接環をそれぞれ示し、
該各リンク当接環52,53は剛性に優れた金属材料に
よって大径のリングとして形成され、ハウジング本体5
1Aと回転部材51Bとを軸方向で挟んだ状態で、複数
のボルト28を介してスプロケット6と同心状に固着さ
れている。そして、リンク当接環52の外周面52Aと
リンク当接環53の外周面53Aとは、スプロケット6
の軸方向両側で左,右のトラックリンク12の上端面1
2Aに当接するようになっている。
【0066】ここで、該各リンク当接環52,53は、
前記第1の実施例によるリンク当接部29と等しい直径
Dをもって形成されている。そして、スプロケット6の
歯底円直径をDs、連結ピン14の中心からトラックリ
ンク12の上端面12Aまでの距離をH、ブッシュ13
の直径をDb、スプロケット6と各ブッシュ13とが噛
合した状態でスプロケット6の歯底6Bとブッシュ13
との間に生じる隙間をTとしたとき、各リンク当接環5
2,53の直径Dは、上述した数1の式を満たすように
構成されている。
【0067】かくして、本実施例においても前記第3の
実施例と同様に、走行用モータ16が作動し、履帯11
を構成する各トラックリンク12Aのブッシュ13がス
プロケット6の各歯部6Aに噛合するとき、ハウジング
本体51Aに設けたリンク当接環52の外周面52A
と、回転部材51Bに設けたリンク当接環53の外周面
53Aとが、スプロケット6の軸方向両側で左,右のト
ラックリンク12の上端面12Aに常時当接する。これ
により、スプロケット6の歯底6Bと各ブッシュ13と
の間には、隙間Tが形成される。
【0068】この結果、回転するスプロケット6の各歯
部6Aによる接線方向の力は、履帯11の各ブッシュ1
3に作用する。しかし、スプロケット6の各歯部6Aに
よる法線方向の力は、各リンク当接環52,53によっ
て受承されるから、スプロケット6の歯底6Bと各ブッ
シュ13とが直接的に衝突し、または当接するのを防止
でき、このときの騒音や振動を大幅に低減することがで
きる。
【0069】しかも、本実施例では、各リンク当接環5
2,53をハウジング51のハウジング本体51Aおよ
び回転部材51Bとは別体に形成することにより、ハウ
ジング51の構成が複雑化するのを防止でき、製造コス
トの低減に寄与することができる。
【0070】なお、前記第4の実施例では、ハウジング
51のハウジング本体51Aと回転部材51Bとを軸方
向で挟むようにしてリンク当接環52,53を設ける構
成としているが、例えば図8に示す変形例のように、ハ
ウジング本体51A側にリンク当接環52のみを設ける
構成としてもよい。この場合、リンク当接環52は、回
転部材51Bに締結される複数のボルト28を介してス
プロケット6と同心状にハウジング本体51Aに固着さ
れる。
【0071】この結果、前記第1の実施例とほぼ同様
に、リンク当接環52の外周面52Aがスプロケット6
の周囲で左側のトラックリンク12の上端面12Aに常
時当接し、スプロケット6の歯底6Bと各ブッシュ13
との間に隙間Tが形成される。これにより、スプロケッ
ト6の歯底6Bと各ブッシュ13とが直接的に衝突また
は当接するのを防止でき、このときの騒音や振動を大幅
に低減することができる。
【0072】また、前記各実施例では、多数のトラック
リンク12とシュー15とを別体に設け、両者をボルト
等によって固着するようにした履帯11を備えた装軌式
車両の走行装置を例に挙げたが、本発明はこれに限ら
ず、例えばトラックリンクとシューとが一体となった形
式の履帯を備えた装軌式車両の走行装置に適用してもよ
い。
【0073】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、履帯がスプロケットに噛合するとき、動力伝達機
構のハウジングに設けた環状のリンク当接部がトラック
リンクに当接することにより、履帯の各連結部材とスプ
ロケットの歯底との間に小さな隙間を確保できる構成と
したから、履帯の各連結部材とスプロケットの歯底とが
直接的に衝突し、または当接するのを防止でき、履帯と
スプロケットとが噛合するときの騒音、振動を低減する
ことができる。しかも、動力伝達機構のハウジングに環
状のリンク当接部を設ける構成としたから、部品点数や
組立工数の増加を抑えることができ、コストの低減にも
寄与することができる。また、例えばゴム材料等を用い
る場合に比較して、リンク当接部が早期に摩耗してしま
うのを防止できるから、騒音、振動を低減する効果を長
期に亘って維持することができる。
【0074】また、請求項2の発明によれば、スプロケ
ットの軸方向両側に位置するトラックリンクのうち、少
なくとも一方側のトラックリンクに当接する位置にリン
ク当接部を設ける構成としたから、履帯とスプロケット
とが噛合するときの騒音、振動を低減することができ、
かつ構成の簡素化を図ることができる。
【0075】さらに、請求項3の発明によれば、リンク
当接部をスプロケットの軸方向両側に位置するトラック
リンクにそれぞれ当接する位置に設ける構成としたか
ら、リンク当接部が各トラックリンクにそれぞれ当接す
ることにより、各トラックリンクからリンク当接部に作
用する衝撃力を分散させることができる。これにより、
リンク当接部の寿命を延ばすことができ、スプロケット
に履帯が噛合するときの騒音、振動を低減する効果を長
期に亘って維持することができる。
【0076】そして、請求項4の発明によれば、動力伝
達機構を、走行用モータの回転を減速してスプロケット
に伝達する減速機構により構成したから、減速機構を備
えた走行装置に広く適用することができる。
【0077】また、請求項5の発明によれば、履帯の連
結部材がスプロケットに噛合するとき、環状のリンク当
接部がトラックリンクに当接することにより、履帯の連
結部材を構成するブッシュとスプロケットの歯底との間
に小さな隙間を確保できるから、ブッシュとスプロケッ
トの歯底とが直接的に衝突し、または当接するのを防止
でき、履帯が周回駆動するときの騒音、振動を低減する
ことができる。
【0078】さらに、請求項6の発明によれば、スプロ
ケットの歯底円直径をDs、連結ピンの中心からトラッ
クリンクとリンク当接部との当接面までの距離をH、ブ
ッシュの直径をDbとしたとき、リンク当接部の直径D
を、 D>Ds+Db/2−H なる関係に設定することにより、各ブッシュとスプロケ
ットの歯底との間に隙間を確保することができる。これ
により、スプロケットの歯底と各ブッシュとが直接的に
衝突するのを防止でき、履帯が周回駆動するときの騒
音、振動を確実に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による装軌式車両の走行
装置を示す外観図である。
【図2】図1中のスプロケット、履帯等を拡大して示す
側面図である。
【図3】走行用モータ、減速装置および履帯等を示す図
1中の矢示 III−III 方向からみた部分断面図である。
【図4】トラックリンクがリンク当接部に当接した状態
を示す説明図である。
【図5】第2の実施例による走行用モータ、減速装置お
よび履帯等を示す図3と同様位置の部分断面図である。
【図6】第3の実施例による走行用モータ、減速装置お
よび履帯等を示す図3と同様位置の部分断面図である。
【図7】第4の実施例による走行用モータ、減速装置お
よび履帯等を示す図3と同様位置の部分断面図である。
【図8】第4の実施例の変形例を示す図3と同様位置の
部分断面図である。
【符号の説明】
2 トラックフレーム 3 センタフレーム 5 サイドフレーム 6 スプロケット 6B 歯底 11 履帯 12 トラックリンク 13 ブッシュ(連結部材) 14 連結ピン(連結部材) 12A 上端面 16 走行用モータ 21 減速装置(動力伝達機構) 22,31,41,51 ハウジング 29,32,42,43 リンク当接部 52,53 リンク当接環(リンク当接部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフレームに取付けられ出力軸を回
    転駆動する走行用モータと、該走行用モータの出力軸に
    連結され筒状のハウジングが回転する動力伝達機構と、
    該動力伝達機構のハウジング外周側に設けられ該ハウジ
    ングと一体に回転するスプロケットと、該スプロケット
    の軸方向両側に位置する多数のトラックリンクを連結部
    材によって互いに連結することにより無端状に形成さ
    れ、前記各連結部材が該スプロケットに噛合する履帯と
    からなる装軌式車両の走行装置において、 前記動力伝達機構のハウジングには、前記履帯の各連結
    部材とスプロケットの歯底との間に小さな隙間を確保す
    る環状のリンク当接部を設けたことを特徴とする装軌式
    車両の走行装置。
  2. 【請求項2】 前記リンク当接部は、前記スプロケット
    の軸方向両側に位置するトラックリンクのうち、少なく
    とも一方側のトラックリンクに当接する位置に設けてな
    る請求項1に記載の装軌式車両の走行装置。
  3. 【請求項3】 前記リンク当接部は、前記スプロケット
    の軸方向両側に位置するトラックリンクにそれぞれ当接
    する位置に設けてなる請求項1に記載の装軌式車両の走
    行装置。
  4. 【請求項4】 前記動力伝達機構は、前記走行用モータ
    の回転を減速して前記スプロケットに伝達する減速機構
    により構成してなる請求項1または2に記載の装軌式車
    両の走行装置。
  5. 【請求項5】 前記履帯は、左,右に離間した多数のト
    ラックリンクと、該左,右のトラックリンク間にそれぞ
    れ設けられた筒状のブッシュと、該各ブッシュ内に挿通
    され前記各トラックリンクを互いに連結する多数の連結
    ピンと、前記各トラックリンクに設けられたシューとか
    らなり、前記連結部材は前記各ブッシュと連結ピンとに
    よって構成してなる請求項1,2,3または4に記載の
    装軌式車両の走行装置。
  6. 【請求項6】 前記スプロケットの歯底円直径をDs、
    前記連結ピンの中心から前記トラックリンクと前記リン
    ク当接部との当接面までの距離をH、前記ブッシュの直
    径をDbとしたとき、前記リンク当接部の直径Dを、 D>Ds+Db/2−H なる関係に設定してなる請求項5に記載の装軌式車両の
    走行装置。
JP9083320A 1996-05-28 1997-03-17 装軌式車両の走行装置 Pending JPH1045056A (ja)

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JP9083320A JPH1045056A (ja) 1996-05-28 1997-03-17 装軌式車両の走行装置

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JP15610996 1996-05-28
JP8-156109 1996-05-28
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6733092B2 (en) 2002-02-12 2004-05-11 Komatsu Ltd. Travel driving apparatus for a track-type vehicle
CN113830193A (zh) * 2021-10-14 2021-12-24 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 一种垂直传动马达内藏式履带行走机构及破碎机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6733092B2 (en) 2002-02-12 2004-05-11 Komatsu Ltd. Travel driving apparatus for a track-type vehicle
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