JPH1043123A - 食器洗浄機への洗剤の供給と給湯方法及び食器洗浄機への洗剤、リンスの供給と給湯方法 - Google Patents

食器洗浄機への洗剤の供給と給湯方法及び食器洗浄機への洗剤、リンスの供給と給湯方法

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JPH1043123A
JPH1043123A JP20385996A JP20385996A JPH1043123A JP H1043123 A JPH1043123 A JP H1043123A JP 20385996 A JP20385996 A JP 20385996A JP 20385996 A JP20385996 A JP 20385996A JP H1043123 A JPH1043123 A JP H1043123A
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武 堀
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PIKO EIDA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ毎の食器洗浄機における、最小の湯供
給量とこれに対応した適正な洗剤量に設定する。 【解決手段】 すすぎ洗い室2に供給する湯の供給量と
洗剤の供給量の比が一定の割合を保ちつつ湯の供給量を
変えながら食器の洗浄テストを繰り返して食器が目的の
洗浄状態となる最小の湯の供給量を求める。このように
して求めた最小の湯の供給量に対応した上記一定の割合
の供給すべき洗剤量を決定する。最小の湯の供給量をす
すぎ洗い室2に定量供給するための定量用バルブ4をす
すぎ洗い室2に湯を供給する管路7に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄機におけ
るユーザ毎に異なる適正な洗剤量と適正な給湯量を設定
したり、適正な洗剤量とリンス量と適正な給湯量を設定
するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5には食器洗浄機3が示してある。こ
の食器洗浄機3は洗剤を加えて湯で洗浄する洗浄室1と
リンスを加えて湯ですすぎ洗いをするすすぎ洗い室2と
を備えたものであり、コンベアのような搬送装置11に
より食器を洗浄室1→すすぎ洗い室2の順に搬送するよ
うになっている。洗浄室1には下部にタンク1aが設け
てあり、またすすぎ洗い室2には下部にタンク2aが設
けてある。図中6は給湯管であり、図示を省略した給湯
タンクから50℃乃至60℃の湯を供給するようになっ
ている。給湯管6は途中で洗浄側の管路5とすすぎ側の
管路7とに分岐してある。管路5、7にはそれぞれ開閉
弁8a、8bが設けてある。管路5の端部は洗浄室1の
タンク1aに接続してあり、食器洗浄機3の運転初期に
開閉弁8aを開いてタンク1a内に給湯するようになっ
ていて、タンク1a内に所定量の給湯がなされると、開
閉弁8aを閉じるようになっている。ここで、ここで、
タンク1aへは更に、タンク1aの容量に対応した量の
洗剤が洗剤供給部12から供給され、一定濃度の洗剤入
りの湯がタンク1a内に溜められることになる。タンク
に溜まった洗剤入りの湯はポンプ9により噴射部10か
ら噴射され、搬送装置11により洗浄室1内に運ばれた
食器を洗浄するようになっており、噴射されて洗浄に供
された洗剤入りの湯はタンク1a内に再び溜まるもので
ある。
【0003】管路7の端部はすすぎ洗い室2に設けた噴
射部14に接続してあり、開閉弁8bを開いて噴射部1
4側に給湯すると管路7の途中に設けたリンス供給部1
3からリンスが供給され、このリンスが加わった湯が噴
射部14から噴射されて搬送装置11により洗浄室1内
に運ばれた食器をすすぎ洗いするようになっている。そ
して、開閉弁8bは食器洗浄機3の運転中は常時開いて
噴射部14に給湯するようになっている。
【0004】したがって、噴射部14から噴射されてす
すぎ洗い室2のタンク2aに流れたリンス入りの湯はタ
ンク2aをオーバーフローして洗浄室1のタンク1aに
流れる。このようにすすぎ洗いに使用したリンス入りの
湯がタンク1aに流れると、流入した水量と同じ水量の
タンク1a内の洗剤入りの湯がオーバーフローにより排
出されることになる。このため、そのまま放っておく
と、洗浄室1のタンク1a内の洗剤濃度が低くなってし
まうので、食器洗浄機3の運転中に洗剤室1に洗剤を供
給する必要がある。
【0005】ところで、ユーザ毎に、西洋料理、中華料
理、日本料理という料理内容の違いや、食器の種類、材
質、洗浄数等が異なるものであり、このため、食器洗浄
機を設置したユーザ毎に、最良の食器の洗浄状態及びす
すぎ状態を得るには、開閉弁8bを全開してテスト運転
をしながら洗剤量、リンス量を変えることで、最良の食
器の洗浄状態及びすすぎ状態を得てユーザに合った洗剤
量、リンス量を設定し、このようにテスト運転により求
めた量の洗剤を上記食器洗浄機の運転中に洗剤供給部か
ら定量供給するように設定し、また、テスト運転により
求めた量のリンスを噴射部14に供給する湯に定量供給
するように設定していた。
【0006】ここで、食器洗浄機において洗浄室1のタ
ンク1aの洗剤濃度は、洗剤と湯の量の比が1/500
〜1/1000となるように、すすぎ洗い室で噴射する
リンス濃度はリンス量とすすぎ洗い室への給湯量の比が
1/15000となるようにするということが基準とし
て決められている。このため、従来にあっては、タンク
1a内に濃度センサーを設置して濃度を知るようにして
いたが、タンク1a内における上部、中間、下部の各部
により濃度が異なり、洗剤と湯の量の比が1/500〜
1/1000になっているかどうかということを正確に
確認することができない。また、すすぎ洗い室2には濃
度センサーが設置されておらず、リンス濃度が1/15
000となっているかどうかはチェック出来ないのが現
状である。このため、現場においては、現場における上
記テスト運転により求めた値がほぼ上記洗剤と湯の量と
の標準的な比となっているとみなし、同様に、上記テス
ト運転によりリンスと湯の量の標準的な比となっている
と見なしているのが現状である。
【0007】更に、従来は開閉弁8bを全開してテスト
運転をして洗剤量、リンス量を変えることで、ユーザ毎
に使用すべき洗剤量、リンス量を決めているので、給湯
が最大の給湯条件下で洗剤やリンスの量を調整して最良
の食器の洗浄状態及びすすぎ状態となる洗剤やリンスの
量を求めているので、使用する湯量が過量となり、ま
た、湯量が増えると使用する洗剤量も増え、使用するリ
ンス量を増えるので、湯量が過量となるということは当
然使用する洗剤量、リンス量が過量となるという問題が
あった。このように、従来例においては、給湯使用量及
び洗剤、リンス使用量が使用過量となって、運転コスト
が高くなるという問題があった。
【0008】なお、従来にあって、上記テスト運転にお
いて、開閉弁8aを絞って供給する湯量を絞って使用す
る洗剤量やリンス量を調整して最良の食器の洗浄状態及
びすすぎ状態となる洗剤量やリンス量を求めて、このよ
うにして求めた洗剤量やリンス量を定量供給することが
考えられるが、これだと、以後の使用に当たって、ユー
ザ側で使用毎に開閉弁8bを開いて運転する際、開閉弁
8bをどれだけ開いたら設定した洗剤量やリンス量に見
合う湯の供給量であるかが分からないため、目的とする
洗剤濃度やリンス濃度とすることができず、現実的な方
法ではなくて採用されていない。
【0009】また、上記のように、開閉弁8bを全開に
して湯を供給したとしても、圧力変動や、給湯のポンプ
の能力その他の種々の原因により給湯量を一定に保持す
ることはできず、このため、給湯量が変動するため、洗
剤濃度やリンス濃度が変動し、上記標準的な洗剤量と湯
量との比や標準的なリンス量と湯量との比の範囲から外
れてしまう場合が生じ、このような場合には、テスト運
転のような良好な食器の洗浄状態及びすすぎ状態が得ら
れないことがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
例の問題点に鑑みて発明したものであって、請求項1記
載の発明は、ユーザ毎の食器洗浄機における、最小の湯
供給量で、これに対応した適正な洗剤量を求めて、良好
な食器の洗浄、すすぎ洗いができ、また、最小の湯供給
量を安定して供給することができる食器洗浄機への洗剤
の供給と給湯方法を提供することを課題とするものであ
る。また、請求項2記載の発明は、ユーザ毎の食器洗浄
機における、最小の湯供給量で、これに対応した適正な
洗剤量とリンス量を求めて、良好な食器の洗浄、すすぎ
洗いができ、また、最小の湯供給量を安定して供給する
ことができる食器洗浄機への洗剤、リンスの供給と給湯
方法を提供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した本願の課題を解
決するため、本願の食器洗浄機への洗剤の供給と給湯方
法は、洗剤を加えて湯で洗浄する洗浄室1と湯ですすぎ
洗いをするすすぎ洗い室2とを備え、洗浄室1には下部
にタンク1aを備えていてタンク1aに溜めた洗剤を加
えた湯を食器に噴射して再びタンク1aに流すようにす
ると共に、すすぎ洗い室2においては運転中湯又はリン
スを加えた湯を食器に噴射して噴射後の湯が洗浄室1の
タンク1a部に流れてオーバーフローにより外部に排出
するように設定した食器洗浄機3において、すすぎ洗い
室2に供給する湯の供給量と洗剤の供給量の比が一定の
割合を保ちつつ湯の供給量を変えながら食器の洗浄テス
トを繰り返して食器が目的の洗浄状態となる最小の湯の
供給量を求め、このようにして求めた最小の湯の供給量
に対応した上記一定の割合の供給すべき洗剤量を決定
し、最小の湯の供給量をすすぎ洗い室2に定量供給する
ための定量用バルブ4をすすぎ洗い室2に湯を供給する
管路7に設けることを特徴とするものである。ここで、
洗浄テストに当たっては、すすぎ洗い室2に供給する湯
の供給量を流量計15により計測することで、湯の供給
量と洗剤の供給量の比が一定の割合を保ちつつ湯の供給
量を変えて、最小の湯供給量を求めることができるもの
であり、このような方法を採用することで、ユーザ毎に
異なる料理内容や食器の種類、材質、洗浄数等に対応し
た適正な量の洗剤の供給ができ、また適正な量の給湯が
できることになる。
【0012】また、本発明の食器洗浄機への洗剤、リン
スの供給と給湯方法は、洗剤を加えて湯で洗浄する洗浄
室1と湯にリンスを加えてすすぎ洗いをするすすぎ洗い
室2とを備え、洗浄室1には下部にタンク1aを備えて
いてタンク1aに溜めた洗剤を加えた湯を食器に噴射し
て再びタンク1aに流すようにすると共に、すすぎ洗い
室2においては運転中湯を食器に噴射して噴射後のリン
スを加えた湯が洗浄室1のタンク部1aに流れてオーバ
ーフローにより外部に排出するように設定した食器洗浄
機3において、すすぎ洗い室2に供給する湯の供給量と
洗剤の供給量の比が一定の割合を保ちつつ湯の供給量を
変えながら食器の洗浄テストを繰り返して食器が目的の
洗浄状態となる最小の湯の供給量を求め、このようにし
て求めた最小の湯の供給量に対応した上記一定の割合の
供給すべき洗剤量を決定すると共に最小の湯の供給量に
対応した上記一定の割合の供給すべきリンス量を決定
し、最小の湯の供給量をすすぎ洗い室2に定量供給する
ための定量用バルブ4をすすぎ洗い室2に湯を供給する
管路に設けることを特徴とするものである。ここで、洗
浄テストに当たっては、すすぎ洗い室2に供給する湯の
供給量を流量計15により計測することで、湯の供給量
と洗剤の供給量の比を一定の割合を保ちつつ且つ湯の供
給量とリンスの供給量の比を一定の割合を保ちつつ湯の
供給量を変えて、最小の湯供給量を求めることができる
ものであり、このような方法を採用することで、ユーザ
毎に異なる料理内容や食器の種類、材質、洗浄数等に対
応した適正な洗剤量、リンス量の供給ができ、また適正
な量の給湯ができることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。食器洗浄機3は洗剤を加え
て湯で洗浄する洗浄室1と湯又は湯にリンスを加えて湯
ですすぎ洗いをするすすぎ洗い室2とを備えたものであ
り、コンベアのような搬送装置11により食器を洗浄室
1→すすぎ洗い室2の順に搬送するようになっている。
ここで、添付図面に示す実施形態においては、すすぎ洗
い室2に供給する湯にリンスを加えてすすぎ洗いする例
を示している。洗浄室1には下部にタンク1aが設けて
あり、またすすぎ洗い室2には下部にタンク2aが設け
てある。添付図面に示す実施形態においては洗浄室1が
2室に分かれているが、3室以上に分かれていてもよい
のは勿論である。洗浄室1には入口がありコンベアのよ
うな搬送装置11により入口から食器を洗浄室1内に移
動させるようになっている。
【0014】洗浄室1には噴射部10が設けてあり、タ
ンク1aと噴射部10とが循環路18により接続してあ
り、該循環路18には循環ポンプ19が設けてあり、循
環ポンプ19を運転することでタンク1a内の湯を噴射
部10から噴射してコンベアのような搬送装置11によ
り洗浄室1内に運ばれた食器を洗浄するようになってい
る。そして、噴射された湯は再びタンク1aに落下して
溜まるようになっている。洗浄室1には洗剤供給部12
から洗剤が供給されるようになっており、この供給され
る洗剤の量は後述するようにして求めて、求めた値の洗
剤が洗剤供給部12から定量供給できるように洗剤供給
部12からの洗剤の供給量を設定時に調整可能となって
いる。タンク1a内には昇温ブースタ20が設けてあ
り、タンク1a内の湯温を所定の湯温(例えば65℃)
となるように昇温するようになっている。
【0015】給湯管6は給湯タンク(図示せず)から湯
を供給するためのものであり、供給される湯は50℃乃
至60℃となっている。給湯管6は途中で洗浄側の管路
5とすすぎ側の管路7とに分岐している。管路5には開
閉弁8aが設けてあり、管路7には開閉弁8bが設けて
ある。配管5の先端は洗浄室1のタンク1aに接続して
あって、開閉弁8aを開くことでタンク1aに湯を供給
できるようになっている。管路7の途中には昇温ブース
タ16、加圧ポンプ17が設けてあり、配管7の先端は
すすぎ洗い室2に設けた噴射部14に接続してあり、ま
た、配管7にはリンス供給部13が設けてあり、開閉弁
8bを開くことで配管7を流れる湯にリンスが供給され
て噴射部14から噴射されて、搬送装置11によりすす
ぎ洗い室2内に運ばれた食器をすすぎ洗いするようにな
っている。この場合、昇温ブースタ16により所定の温
度(例えば85℃)に昇温するようになっている。
【0016】ここで、使用に当たっては、運転の初期に
のみ開閉弁8aを開いてタンク1aを満水にすると、開
閉弁8aを閉じ、開閉弁8bのみを運転中開いて噴射部
14から噴射するのであるが、これにより、タンク2a
内のリンスを含んだ湯はオーバフローしてタンク1aに
流れ、タンク1aの洗剤を含んだ湯がオーバーフローし
て外部に排出されるものである。したがって、タンク1
a内の洗剤入りの湯は洗剤濃度が低くなるので、設定さ
れた洗剤濃度となるように、洗剤供給部12から定量供
給されるようになっている。
【0017】上記のような食器洗浄機の、使用に当たっ
て、ユーザ毎に、西洋料理、中華料理、日本料理という
料理内容の違いや、食器の種類、材質、洗浄数等が異な
るものであり、このため、食器洗浄機を設置したユーザ
毎に、最良の食器の洗浄状態及びすすぎ状態を得るに
は、テスト運転をして、適正な洗剤、リンスの供給量を
設定してやる必要がある。この適正な洗剤、リンスの供
給量の設定に当たって、本発明においては以下のように
して行う。
【0018】すなわち、図5で示す従来と同様の配管構
成のものにおいて、図2のように、すすぎ側の配管7の
加圧ポンプ17よりも下流側において流量調整弁21、
流量計15を取付けてテスト運転を行うものである。テ
スト運転に当たっては、開閉弁8aを開にしてタンク1
aを満水にすると共に満水状態に見合った量の洗剤を洗
剤供給部12から供給する。タンク1aを満水にすると
開閉弁8aは閉じる。一方、開閉弁8bは運転中開状態
のままにしてリンス供給部13からリンスを供給しなが
ら噴射部10から噴射する。そして、食器洗浄機を設置
した所のユーザの通常の使用と同じように食器を搬送装
置11により搬送しながら洗浄、すすぎ洗いの運転を行
うのであるが、この場合、すすぎ洗い室2に供給する湯
の供給量と洗剤の供給量の比が一定の割合(すなわち、
洗剤量と給湯量との比が1/500〜1/1000)と
なり、且つすすぎ洗い室2に供給する湯の供給量とリン
スの供給量の比が一定の割合(すなわち、リンス量と給
湯量との比が1/15000)となる状態を保ちつつ、
流量調整弁21を調整しながら何度もテスト運転を繰り
返す。ここで、テスト運転に当たって、供給する洗剤量
やリンス量は、流量調整弁21のある開き度の時の流量
を流量計15で求め、このようにして求めた単位時間当
たりの湯の供給量と対応する(つまり上記比例関係とな
るように)洗剤量やリンス量を求めることによりテスト
運転におけるある流量における洗剤量、リンス量を求め
て供給することでテストするものであり、このようなテ
スト運転を、流量を変えながら何度も繰り返して最良の
食器の洗浄状態及びすすぎ状態が得られる最小の湯の供
給量を求めるのである。
【0019】ここで、テスト運転に当たって、ある量の
洗剤、ある量のリンスをそれぞれ供給するとして、この
場合の湯の供給量を、洗剤量と給湯量との比が1/50
0〜1/1000、リンス量と給湯量との比が1/15
000という関係で求め、このような湯の供給量となる
ような流量となるように流量調整弁21を調整しながら
流量計15により該当する流量にしてテスト運転を行
い、同様にして、洗剤量、リンス量を変えて、これに対
応する流量にしてテスト運転を行って、何度も上記のテ
スト運転を繰り返して最良の食器の洗浄状態及びすすぎ
状態が得られる最小の湯の供給量を求めるようにしても
よいものである。
【0020】ここで、洗剤量と給湯量との比が1/50
0〜1/1000と設定してあるので、1/500より
も洗剤濃度が高くなると、洗浄するグラスなどに、洗剤
成分が付着してこれが白濁し良好な洗浄、すすぎ状態が
得られず、白濁状態が残ると、グラスなどに悪影響を与
える。また、洗剤濃度が1/1000よりも低くなる
と、良好な洗浄効果が得られないので、洗剤量と給湯量
との比を1/500〜1/1000の範囲内とするので
ある。
【0021】上記のようにして食器洗浄器3を設置した
該当するユーザの料理内容、食器の種類、材料、洗浄回
数等に適応した最小の湯の供給量で且つこの湯の供給量
に対応した最適の洗剤量、最適のリンス量を求めた後、
図1のようにすすぎ側の管路7に上記のようにして求め
た最小の湯の供給量に対応した定量用バルブ4を取付け
て、すすぎ洗い室2の噴射部14に湯を定流量供給する
ようにするものであり、また、上記のようにして求めた
最小の湯の供給量に対応した量の洗剤を洗剤供給部12
から定量供給するように設定するのである。また、同様
にして上記のようにして求めた最小の湯の供給量に対応
した量のリンスをリンス供給部13から定量供給するよ
うに設定するのである。
【0022】定量用バルブ4の取付けに当たって、添付
図面に示す実施形態においては、図3、図4のように、
流量計4と流量調整弁21との間に介在させて取付けた
例を示している。定量用バルブ4は図4に示すように、
筒部28の一端部に鍔部29を形成してあり、筒部28
の入口側を弧状に面取りして(つまりアール加工をし
て)案内面としてある。また、本実施形態では筒部28
の他端部は底部により閉じてあり、筒部28の他端部の
外周面部に孔30が穿孔してある。
【0023】この定量用バルブ4は筒体25にはめ込ま
れる。筒体25は片側半部が大径部25a、他の片側半
部が小径部25bとなっており、大径部25aの内周面
部に雌ねじ部26が形成してあり、小径部25bの外周
面部に雄ねじ部27が形成してある。そして、定量用バ
ルブ4側の管部31の外周部に形成した雄ねじ部に筒体
28の大径部25aの雌ねじ部26を螺合し、更に、流
量調整弁21側の管部32に設けたナット33を筒体2
5の小径部25bの雄ねじ部27に螺合することで、取
付けるものである。この場合、ナット33を締め付ける
とナット33の一端部に形成した小径となった当たり部
33aが管部32の端部外周部に突設した被当たり部3
2aに当たることになる。図中34はパッキンを示して
いる。
【0024】ここで、定量用バルブ4は噴射部14側に
供給する流水量を略一定にするため、予め筒部28の水
路径d(つまり内径)の異なる多数の定量用バルブ4を
多数用意し、この水路径dの異なる多数の定量用バルブ
4の中から上記のようにして求めた最小の湯の供給量を
噴射部14に定量供給する適切な水路径dの定量用バル
ブ4を選ぶのである。
【0025】上記のように定量用バルブ4を取付けた後
は、流量調整弁21を全開の状態にする。これ以降の食
器洗浄器3の運転においては、流量調整弁21の存在に
より、開閉弁8bを開くことですすぎ洗い室2の噴射部
14に、上記テスト運転で求められた当該ユーザにとっ
ての最良の食器の洗浄状態及びすすぎ状態が得られる最
小の湯の供給量となるように給湯されるものである。そ
して、上記テスト運転により求められた最小の流量に対
応した量のリンスがリンス供給部13から定量供給され
ることで、噴射部14からは最適のリンス濃度でリンス
を含んだ湯が噴射されてすすぎ洗い室2において食器の
すすぎ洗いを行うことができるものである。また、上記
噴射部14から噴射された量と同じ量のリンス入りの湯
がタンク2aからオバーフローしてタンク1aに流れる
が、上記テスト運転により求められた最小の流量に対応
した量の洗剤が洗剤供給部12から定量供給されること
で、タンク1a内における洗剤濃度を基準範囲内の濃度
に保つことができて、循環ポンプ19の運転による噴射
部10から洗剤入り湯が噴射されて洗浄室1において食
器の洗浄を行うことができるものである。
【0026】ところで、添付図面の実施形態においては
上記流量計15として積算流量計を用いてある。この積
算流量計を用いる場合には、上記した本発明の方法によ
るテスト運転をする前に、従来と同様の方法により洗剤
量、リンス量を設定して食器洗浄機をある期間(例えば
1ヶ月)運転し、その間の使用流量を積算して求める。
その後、上記と同様にして本発明によるテスト運転を行
って、当該ユーザにとっての最良の食器の洗浄状態及び
すすぎ状態が得られる最小の湯の供給量を求めて定量用
バルブ4を取付け、また上記最小の湯の供給量に対応し
た洗剤量、リンス量を求めてこれらを定量供給するよう
に設定し、以降は本設定後の本運転を行うものである。
そして、本運転における一定期間(例えば1ヶ月)の使
用流量を積算して求めることで、本発明による定量用バ
ルブ4を設定する前と後とにおける湯の使用量の差が判
り、ユーザに節水効果がはっきりと認識されることにな
る。そして、このように節水することで、湯を沸かす燃
料代、電気代等のコストダウンが図れることも理解され
る。さらに、使用水量が少なく、基準の洗剤濃度やリン
ス濃度を保っているということは、洗剤、リンスの使用
量が適正で、過量な使用をしていないということが理解
されることになる。
【0027】なお、図1、図2に示す実施形態において
は、洗浄側の管路5にも積算流量計35と定量用バルブ
4aが取付けてある。ここで、洗浄側の管路5に定量用
バルブ4aを設けたのは、食器洗浄機3の運転初期に開
閉弁8aを開いてタンク1aを満水にしたら開閉弁8a
を閉じて運転を継続するのであるが、タンク1aを満水
にした後に開閉弁8aを閉じるのを忘れて開閉弁8aを
開いたまま使用する場合がある、このような場合には、
いったんタンク1aに湯を満たした後に引き続いて洗浄
側の管路5からタンク1aに供給される湯は無駄な湯で
あり、使用水量が過量となり、また、タンク1a内の洗
剤濃度が薄くなって、良好な食器の洗浄状態及びすすぎ
状態が得られなくなるので、上記のような場合に、洗浄
側の管路5側から供給される湯の流量をできるだけ少な
くするために定量用バルブ4aを設けて、できるだけ無
駄に湯を供給しないようにするためである。そして、積
算流量計35により洗浄側の管路5から供給される湯量
を知ることで、該積算流量計35によって得られた一定
期間における水量が多過ぎる場合には、上記のように運
転中に開閉弁8aを開きっ放しで使用したことが理解で
きて、作業者に注意を促すことができるものである。
【0028】なお、図中36はストレーナ、37は流量
調整弁を示している。上記実施形態においては、すすぎ
洗い室2に供給する湯にリンスを加えてすすぎ洗いする
例を示し、リンス量の決定に当たって、上記した本発明
の方法により決定したユーザ毎に求められる最小の湯の
供給量に対応したリンス量をを求める例を示したが、リ
ンスを加えない場合も、最小の湯の供給量、これに対応
した最適の洗剤量を上記した方法と同様にして求めるこ
とができるものである。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、すすぎ洗い室に供給する湯の供給量
と洗剤の供給量の比が一定の割合を保ちつつ湯の供給量
を変えながら食器の洗浄テストを繰り返して食器が目的
の洗浄状態となる最小の湯の供給量を求め、このように
して求めた最小の湯の供給量に対応した上記一定の割合
の供給すべき洗剤量を決定し、最小の湯の供給量をすす
ぎ洗い室に定量供給するための定量用バルブをすすぎ洗
い室に湯を供給する管路に設けるので、洗剤濃度が一定
の濃度となるように供給するに当たって、供給する湯量
を決定することで、この湯量に対応した適正な洗剤量を
簡単且つ正確に決定して供給することがでて、良好な食
器の洗浄、すすぎ洗いができ、また、最小の湯供給量を
安定して供給することができるので、良好な食器の洗
浄、すすぎ洗いが安定してできるものであり、しかも、
使用する湯量、洗剤量を最小量とすることができるの
で、節水、洗剤の節約、燃料代、電気代の節約が図れる
ものである。
【0030】また、本発明の請求項2記載の発明にあっ
ては、すすぎ洗い室に供給する湯の供給量と洗剤の供給
量の比が一定の割合を保ちつつ湯の供給量を変えながら
食器の洗浄テストを繰り返して食器が目的の洗浄状態と
なる最小の湯の供給量を求め、このようにして求めた最
小の湯の供給量に対応した上記一定の割合の供給すべき
洗剤量を決定すると共に最小の湯の供給量に対応した上
記一定の割合の供給すべきリンス量を決定し、最小の湯
の供給量をすすぎ洗い室に定量供給するための定量用バ
ルブをすすぎ洗い室に湯を供給する管路に設けるので、
洗剤濃度が一定の濃度となり且つリンス濃度が一定の割
合となるように供給するに当たって、供給する湯量を決
定することで、この湯量に対応した適正な洗剤量、適正
なリンス量を簡単且つ正確に決定して供給することがで
て、良好な食器の洗浄、すすぎ洗いができ、また、最小
の湯供給量を安定して供給することができるので、良好
な食器の洗浄、すすぎ洗いが安定してできるものであ
り、しかも、使用する湯量、洗剤量、リンス量を最小量
とすることができるので、節水、洗剤の節約、燃料代、
電気代の節約が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成図である。
【図2】同上の定量用バルブを取付ける前のテスト運転
の段階における概略構成図である。
【図3】同上の流量計、定量用バルブ、流量調整弁を取
付けた部分の平面図である。
【図4】同上の定量用バルブの取付け部分の断面図であ
る。
【図5】同上の本発明におけるテスト運転前の段階にお
ける概略構成図である。
【符号の説明】
1 洗浄室 1a タンク 2 すすぎ洗い室 3 食器洗浄機 4 定量用バルブ 7 管路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗剤を加えて湯で洗浄する洗浄室と湯又
    は湯にリンスを加えてすすぎ洗いをするすすぎ洗い室と
    を備え、洗浄室には下部にタンクを備えていてタンクに
    溜めた洗剤を加えた湯を食器に噴射して再びタンクに流
    すようにすると共に、すすぎ洗い室においては運転中湯
    を食器に噴射して噴射後の湯又はリンスを加えた湯が洗
    浄室のタンク部に流れてオーバーフローにより外部に排
    出するように設定した食器洗浄機において、すすぎ洗い
    室に供給する湯の供給量と洗剤の供給量の比が一定の割
    合を保ちつつ湯の供給量を変えながら食器の洗浄テスト
    を繰り返して食器が目的の洗浄状態となる最小の湯の供
    給量を求め、このようにして求めた最小の湯の供給量に
    対応した上記一定の割合の供給すべき洗剤量を決定し、
    最小の湯の供給量をすすぎ洗い室に定量供給するための
    定量用バルブをすすぎ洗い室に湯を供給する管路に設け
    ることを特徴とする食器洗浄機への洗剤の供給と給湯方
    法。
  2. 【請求項2】 洗剤を加えて湯で洗浄する洗浄室と湯に
    リンスを加えてすすぎ洗いをするすすぎ洗い室とを備
    え、洗浄室には下部にタンクを備えていてタンクに溜め
    た洗剤を加えた湯を食器に噴射して再びタンクに流すよ
    うにすると共に、すすぎ洗い室においては運転中湯を食
    器に噴射して噴射後のリンスを加えた湯が洗浄室のタン
    ク部に流れてオーバーフローにより外部に排出するよう
    に設定した食器洗浄機において、すすぎ洗い室に供給す
    る湯の供給量と洗剤の供給量の比が一定の割合を保ちつ
    つ湯の供給量を変えながら食器の洗浄テストを繰り返し
    て食器が目的の洗浄状態となる最小の湯の供給量を求
    め、このようにして求めた最小の湯の供給量に対応した
    上記一定の割合の供給すべき洗剤量を決定すると共に最
    小の湯の供給量に対応した上記一定の割合の供給すべき
    リンス量を決定し、最小の湯の供給量をすすぎ洗い室に
    定量供給するための定量用バルブをすすぎ洗い室に湯を
    供給する管路に設けることを特徴とする食器洗浄機への
    洗剤、リンスの供給と給湯方法。
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