JPH103772A - テープカセットにおけるテープリール - Google Patents
テープカセットにおけるテープリールInfo
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- JPH103772A JPH103772A JP8172875A JP17287596A JPH103772A JP H103772 A JPH103772 A JP H103772A JP 8172875 A JP8172875 A JP 8172875A JP 17287596 A JP17287596 A JP 17287596A JP H103772 A JPH103772 A JP H103772A
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- ribs
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 27
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 25
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 abstract description 9
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 7
- ZZUFCTLCJUWOSV-UHFFFAOYSA-N furosemide Chemical compound C1=C(Cl)C(S(=O)(=O)N)=CC(C(O)=O)=C1NCC1=CC=CO1 ZZUFCTLCJUWOSV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08728—Reels or cores; positioning of the reels in the cassette
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- G—PHYSICS
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- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/90—Tape-like record carriers
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープカセットに用いられるテープリールを
薄肉としてもテープを巻回した際に変形が発生したり、
また、高温保存によってもリールフランジの変形が増加
しないテープリールとする。 【解決手段】 テープを巻回するテープ巻芯部2と、巻
芯部下方側で円板状の第1のフランジ部1とを一体成形
し、テープ巻芯部上方側に円板状の第2のフランジ3を
別部材或いは一体成形で備え、第1の前記フランジ部1
のテープ巻回側である内側面と反対側の外側面に巻芯部
安定面リブ5と補強リブとを備えたテープリールであっ
て、該補強リブが、フランジ部1の外周に設けられた環
状リブ6と、テープ巻芯部2の安定面リブ5から前記環
状リブ6にわたって連接した複数の直線状リブ4とから
なり、隣り合う各直線状リブ4,4が前記安定面リブ5
と環状リブ6との中間位置より外周側に片寄った部位で
交差させた交差部41 を配備したことで、テープ巻回時
或いは高温保存時でも変形なく用いられ、軽量で成形サ
イクルの短縮化ができ大巾なコストダウンが実現でき
る。
薄肉としてもテープを巻回した際に変形が発生したり、
また、高温保存によってもリールフランジの変形が増加
しないテープリールとする。 【解決手段】 テープを巻回するテープ巻芯部2と、巻
芯部下方側で円板状の第1のフランジ部1とを一体成形
し、テープ巻芯部上方側に円板状の第2のフランジ3を
別部材或いは一体成形で備え、第1の前記フランジ部1
のテープ巻回側である内側面と反対側の外側面に巻芯部
安定面リブ5と補強リブとを備えたテープリールであっ
て、該補強リブが、フランジ部1の外周に設けられた環
状リブ6と、テープ巻芯部2の安定面リブ5から前記環
状リブ6にわたって連接した複数の直線状リブ4とから
なり、隣り合う各直線状リブ4,4が前記安定面リブ5
と環状リブ6との中間位置より外周側に片寄った部位で
交差させた交差部41 を配備したことで、テープ巻回時
或いは高温保存時でも変形なく用いられ、軽量で成形サ
イクルの短縮化ができ大巾なコストダウンが実現でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープカセットに
回転自在に収納されて、テープを巻き取り或いは繰り出
すために用いられるテープリールに関するものである。
回転自在に収納されて、テープを巻き取り或いは繰り出
すために用いられるテープリールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテープリールでは、テープカセッ
トに収納されて用いられるが、このテープリールのリー
ルフランジは、テープを巻回した際のテープ重量による
変形防止のためにリールフランジのテープ収納側と反対
側(底面側)に放射状或いは同心円状に補強リブが設け
られていた。(例えば実開昭54−80747号公報)
しかし、補強リブの巾がフランジ部の肉厚より大きくな
るとリブのない面側にヒケが発生するので、リールフラ
ンジのテープ収納側に製品のヒケを発生させないために
補強リブの幅は、細くリールフランジの肉厚と同等以下
にする必要があった。また、コストダウンの目的で軽量
化が図られた場合、リールフランジ部の肉厚が薄くな
り、これに伴いヒケ防止のために補強リブの幅も細くす
る必要があった。
トに収納されて用いられるが、このテープリールのリー
ルフランジは、テープを巻回した際のテープ重量による
変形防止のためにリールフランジのテープ収納側と反対
側(底面側)に放射状或いは同心円状に補強リブが設け
られていた。(例えば実開昭54−80747号公報)
しかし、補強リブの巾がフランジ部の肉厚より大きくな
るとリブのない面側にヒケが発生するので、リールフラ
ンジのテープ収納側に製品のヒケを発生させないために
補強リブの幅は、細くリールフランジの肉厚と同等以下
にする必要があった。また、コストダウンの目的で軽量
化が図られた場合、リールフランジ部の肉厚が薄くな
り、これに伴いヒケ防止のために補強リブの幅も細くす
る必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
にフランジ部を薄肉にし、放射状或いは同心円状に補強
リブを設けたテープリールでは、成形サイクルを短縮す
るとフランジ部のソリやフレが大きくなって問題があ
り、またリール安定面内側の形状やリブ形状を変えた
り、リブの数を増やすと製品重量が増えてしまい実用的
でなく、重量を増やすことなく、かつフランジ部全体が
ほぼ均等に補強できる構成とはなっていなかった。特に
ヒケ防止のため形成した細い補強リブでは、強度的には
十分なものではなくテープを巻回した際に、その重みで
リールフランジの変形が発生したり、また、高温保存に
よってこのリールフランジの変形が増加してしまう不具
合が合った。本発明は、これら従来の欠点を適確に排除
しようとするもので、成形サイクルを大巾に短縮化する
ためにリールフランジ部を薄肉としてもテープを巻回し
た際に変形が発生したり、また、高温保存によってもリ
ールフランジの変形が増加しないテープリールを構成簡
単で安価な形態で提供することを目的としたものであ
る。
にフランジ部を薄肉にし、放射状或いは同心円状に補強
リブを設けたテープリールでは、成形サイクルを短縮す
るとフランジ部のソリやフレが大きくなって問題があ
り、またリール安定面内側の形状やリブ形状を変えた
り、リブの数を増やすと製品重量が増えてしまい実用的
でなく、重量を増やすことなく、かつフランジ部全体が
ほぼ均等に補強できる構成とはなっていなかった。特に
ヒケ防止のため形成した細い補強リブでは、強度的には
十分なものではなくテープを巻回した際に、その重みで
リールフランジの変形が発生したり、また、高温保存に
よってこのリールフランジの変形が増加してしまう不具
合が合った。本発明は、これら従来の欠点を適確に排除
しようとするもので、成形サイクルを大巾に短縮化する
ためにリールフランジ部を薄肉としてもテープを巻回し
た際に変形が発生したり、また、高温保存によってもリ
ールフランジの変形が増加しないテープリールを構成簡
単で安価な形態で提供することを目的としたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープを巻回
するテープ巻芯部と、円板状のフランジ部とを一体成形
し、該フランジ部のテープ巻回側である内側面と反対側
の外側面に巻芯部安定面リブと補強リブとを備えたテー
プリールであって、該補強リブが、フランジ部の外周に
設けられた環状リブと、テープ巻芯部の安定面リブから
前記環状リブにわたって連接した複数の直線状リブとか
らなり、該直線状リブの隣り合うものが前記安定面リブ
と環状リブとの中間位置より外周側で交差配備されてい
るものである。
するテープ巻芯部と、円板状のフランジ部とを一体成形
し、該フランジ部のテープ巻回側である内側面と反対側
の外側面に巻芯部安定面リブと補強リブとを備えたテー
プリールであって、該補強リブが、フランジ部の外周に
設けられた環状リブと、テープ巻芯部の安定面リブから
前記環状リブにわたって連接した複数の直線状リブとか
らなり、該直線状リブの隣り合うものが前記安定面リブ
と環状リブとの中間位置より外周側で交差配備されてい
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態では、テープカ
セットに収納されるテープリールとし、テープを巻回す
る巻芯部とフランジ部で形成され、第1のフランジ部は
巻芯部の下方側で一体成形され、また第2のフランジ部
(フランジ)は別部材で構成、あるいは巻芯部と一体成
形されている。この第1のフランジ部に設けられる補強
リブの交差位置であるが、安定面リブと環状リブの中間
位置より内周側では隣り合うリブの間隔が狭くなり、ま
た強度的に強い安定面リブに近くなるので、交差部はな
くてもよいが、外周側に行くに従い直線状リブの間隔が
広がって強度的に弱くなるので、安定面リブと環状リブ
の中間位置より外周側に交差部を設けることによってフ
ランジ部全体をほぼ均等に補強してリールフランジ部を
薄肉としてもテープを巻回した際に変形が発生すること
がなく、また、高温保存によってもリールフランジの変
形が増加しないで用いられるものである。
セットに収納されるテープリールとし、テープを巻回す
る巻芯部とフランジ部で形成され、第1のフランジ部は
巻芯部の下方側で一体成形され、また第2のフランジ部
(フランジ)は別部材で構成、あるいは巻芯部と一体成
形されている。この第1のフランジ部に設けられる補強
リブの交差位置であるが、安定面リブと環状リブの中間
位置より内周側では隣り合うリブの間隔が狭くなり、ま
た強度的に強い安定面リブに近くなるので、交差部はな
くてもよいが、外周側に行くに従い直線状リブの間隔が
広がって強度的に弱くなるので、安定面リブと環状リブ
の中間位置より外周側に交差部を設けることによってフ
ランジ部全体をほぼ均等に補強してリールフランジ部を
薄肉としてもテープを巻回した際に変形が発生すること
がなく、また、高温保存によってもリールフランジの変
形が増加しないで用いられるものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図5の一般的なV
HSテープカセットに使用した例で説明すると、テープ
を巻回するテープ巻芯部2と、巻芯部下方側で円板状の
第1のフランジ部1とを一体成形し、テープ巻芯部上方
側に円板状の第2のフランジ3を別部材或いは一体成形
で備え、第1の前記フランジ部1のテープ巻回側である
内側面と反対側の外側面に巻芯部安定面リブ5と補強リ
ブとを備えたテープリールであって、該補強リブが、フ
ランジ部1の外周に設けられた環状リブ6と、テープ巻
芯部2の安定面リブ5から前記環状リブ6にわたって連
接した複数の直線状リブ4とからなり、隣り合う各直線
状リブ4,4が前記安定面リブ5と環状リブ6との中間
位置より外周側に片寄った部位で交差させた交差部41
を配備したものである。
HSテープカセットに使用した例で説明すると、テープ
を巻回するテープ巻芯部2と、巻芯部下方側で円板状の
第1のフランジ部1とを一体成形し、テープ巻芯部上方
側に円板状の第2のフランジ3を別部材或いは一体成形
で備え、第1の前記フランジ部1のテープ巻回側である
内側面と反対側の外側面に巻芯部安定面リブ5と補強リ
ブとを備えたテープリールであって、該補強リブが、フ
ランジ部1の外周に設けられた環状リブ6と、テープ巻
芯部2の安定面リブ5から前記環状リブ6にわたって連
接した複数の直線状リブ4とからなり、隣り合う各直線
状リブ4,4が前記安定面リブ5と環状リブ6との中間
位置より外周側に片寄った部位で交差させた交差部41
を配備したものである。
【0007】この場合、前記補強リブの直線状リブ4と
しては、安定面リブ5と環状リブ6との間の部位に交差
する形態(図1)としてあるが、図4に示すように環状
リブ6上で交差させ、さらに安定面リブ5上でも交差さ
せた略星形補強リブとすることで審美効果を高め外観品
位良好な形態とすることもできる。この略星形の補強リ
ブの場合には、中央の巻芯部2を中心として対向する両
側の直線状リブ4が、一直線上にあって、安定面リブ5
上と環状リブ6上とに、隣り合う直線状リブ4,4の交
差部41 が存在するようにする直線状リブの集まりで星
形を形成すると成形金型の作製が簡単で安価にでき有効
である。
しては、安定面リブ5と環状リブ6との間の部位に交差
する形態(図1)としてあるが、図4に示すように環状
リブ6上で交差させ、さらに安定面リブ5上でも交差さ
せた略星形補強リブとすることで審美効果を高め外観品
位良好な形態とすることもできる。この略星形の補強リ
ブの場合には、中央の巻芯部2を中心として対向する両
側の直線状リブ4が、一直線上にあって、安定面リブ5
上と環状リブ6上とに、隣り合う直線状リブ4,4の交
差部41 が存在するようにする直線状リブの集まりで星
形を形成すると成形金型の作製が簡単で安価にでき有効
である。
【0008】なお、隣り合う直線状リブ4,4の交差は
少なくとも一個所あればよいが、複数個所あってもよく
環状リブ6上だけ或いはフランジ部面だけに設けてもよ
いし、安定面リブ5上をも含めた組み合わせ部位で交差
する補強リブ形態とすることができ、いずれにしてもフ
ランジ部1全体がほぼ均等に補強でき、フレのないテー
プリールとなるように配慮してある。
少なくとも一個所あればよいが、複数個所あってもよく
環状リブ6上だけ或いはフランジ部面だけに設けてもよ
いし、安定面リブ5上をも含めた組み合わせ部位で交差
する補強リブ形態とすることができ、いずれにしてもフ
ランジ部1全体がほぼ均等に補強でき、フレのないテー
プリールとなるように配慮してある。
【0009】また、補強リブの直線状リブ4は図3の如
く、フランジ部1の肉厚t1 と同等の巾t2 を持って先
細りの断面台形のリブに成形するのがよくフランジ部1
を全体肉厚Hの3/5〜1/2の範囲の薄肉として成形
サイクルの短縮化を図るのがよい。
く、フランジ部1の肉厚t1 と同等の巾t2 を持って先
細りの断面台形のリブに成形するのがよくフランジ部1
を全体肉厚Hの3/5〜1/2の範囲の薄肉として成形
サイクルの短縮化を図るのがよい。
【0010】この発明のテープリール10を上ケース1
1及び下ケース12からなるVHSテープカセットに使
用した例を図5に示すが、ケース内に一対のテープリー
ル10,10に巻回したテープ13を収納し、前面開口
に沿ってテープを掛け渡し、その掛け渡したテープを覆
う前蓋14を回動可能に備え、テープリール10の押え
バネ15と、テープリールに設けたロックギア7に係脱
する操作片16及びブレーキ部材17とを備えてあっ
て、一方のテープリール10から他方のテープリール1
0にテープ13が巻き取られて記録・再生できるように
なっている。
1及び下ケース12からなるVHSテープカセットに使
用した例を図5に示すが、ケース内に一対のテープリー
ル10,10に巻回したテープ13を収納し、前面開口
に沿ってテープを掛け渡し、その掛け渡したテープを覆
う前蓋14を回動可能に備え、テープリール10の押え
バネ15と、テープリールに設けたロックギア7に係脱
する操作片16及びブレーキ部材17とを備えてあっ
て、一方のテープリール10から他方のテープリール1
0にテープ13が巻き取られて記録・再生できるように
なっている。
【0011】
【発明の効果】本発明は、テープを巻回するテープ巻芯
部と、円板状のフランジ部とを一体成形し、該フランジ
部のテープ巻回側である内側面と反対側の外側面に巻芯
部安定面リブと補強リブとを備えたテープリールであっ
て、該補強リブが、フランジ部の外周に設けられた環状
リブと、テープ巻芯部の安定面リブから前記環状リブに
わたって連接した複数の直線状リブとからなり、該直線
状リブの隣り合うものが前記安定面リブと環状リブとの
中間位置より外周側で交差配備されていることにより、
成形サイクルを大巾に短縮化するためにリールフランジ
部を薄肉としてもテープを巻回した際に変形が発生した
り、また、高温保存によってもリールフランジの変形が
増加しないし、しかも細い補強リブでもリブを環状リブ
側に近寄らせて交差させることで強度が確保された構造
になり、テープ巻回時、或いは高温保存時でもフレや変
形のないフランジが形成されることになるほか、補強リ
ブでは細い形状でも十分機能が満足されるので、テープ
リールの軽量化が可能となり、コスト効果も得られると
共に、信頼性の高いテープリールをテープカセットに収
納することが可能となり、また成形性も改善され、成形
サイクルアップができてコストダウンも実施可能となる
などの実用上の効果がある。
部と、円板状のフランジ部とを一体成形し、該フランジ
部のテープ巻回側である内側面と反対側の外側面に巻芯
部安定面リブと補強リブとを備えたテープリールであっ
て、該補強リブが、フランジ部の外周に設けられた環状
リブと、テープ巻芯部の安定面リブから前記環状リブに
わたって連接した複数の直線状リブとからなり、該直線
状リブの隣り合うものが前記安定面リブと環状リブとの
中間位置より外周側で交差配備されていることにより、
成形サイクルを大巾に短縮化するためにリールフランジ
部を薄肉としてもテープを巻回した際に変形が発生した
り、また、高温保存によってもリールフランジの変形が
増加しないし、しかも細い補強リブでもリブを環状リブ
側に近寄らせて交差させることで強度が確保された構造
になり、テープ巻回時、或いは高温保存時でもフレや変
形のないフランジが形成されることになるほか、補強リ
ブでは細い形状でも十分機能が満足されるので、テープ
リールの軽量化が可能となり、コスト効果も得られると
共に、信頼性の高いテープリールをテープカセットに収
納することが可能となり、また成形性も改善され、成形
サイクルアップができてコストダウンも実施可能となる
などの実用上の効果がある。
【図1】本発明の実施例を示すテープリールの底面図で
ある。
ある。
【図2】図1の例のA−A線における縦断面図である。
【図3】図1の例のB−B線における拡大縦断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の他の実施例を示すテープリールの底面
図である。
図である。
【図5】本発明の一使用状態を示し分離斜視図である。
1 フランジ部 2 テープ巻芯部 3 フランジ部 4 直線状リブ 41 交差部 5 安定面リブ 6 環状リブ 7 ロックギア 10 テープリール 11,12 ケース 13 テープ
Claims (4)
- 【請求項1】 テープを巻回するテープ巻芯部と、円板
状のフランジ部とを一体成形し、該フランジ部のテープ
巻回側である内側面と反対側の外側面に巻芯部安定面リ
ブと補強リブとを備えたテープリールであって、該補強
リブが、フランジ部の外周に設けられた環状リブと、テ
ープ巻芯部の安定面リブから前記環状リブにわたって連
接した複数の直線状リブとからなり、該直線状リブの隣
り合うものが前記安定面リブと環状リブとの中間位置よ
り外周側で交差配備されていることを特徴とするテープ
カセットにおけるテープリール。 - 【請求項2】 前記補強リブの直線状リブが、前記環状
リブ及び/または安定面リブ上で交差されている請求項
1記載のテープリール。 - 【請求項3】 前記補強リブの直線状リブが、巻芯部を
中心として対向する両側の直線状リブを一直線上に配置
し、安定面リブ上と環状リブ上とに隣り合う直線状リブ
の交差部が存在する直線状リブの集まりで略星形補強リ
ブとした請求項1または2記載のテープリール。 - 【請求項4】 前記補強リブの直線状リブが、フランジ
部の肉厚と同等の巾を持って先細りの断面台形のリブで
ある請求項1,2または3記載のテープリール。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8172875A JP3033685B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | テープカセットにおけるテープリール |
US08/869,054 US6213425B1 (en) | 1996-06-13 | 1997-06-04 | Tape reel for tape cassette |
EP97304012A EP0813200B1 (en) | 1996-06-13 | 1997-06-10 | Tape reel for tape cassette |
DE69715099T DE69715099T2 (de) | 1996-06-13 | 1997-06-10 | Bandspule für Bandkassette |
KR1019970024323A KR980004831A (ko) | 1996-06-13 | 1997-06-12 | 테이프 카세트용 테이프릴 |
CN97114812A CN1132183C (zh) | 1996-06-13 | 1997-06-13 | 磁带盒用磁带卷盘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8172875A JP3033685B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | テープカセットにおけるテープリール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103772A true JPH103772A (ja) | 1998-01-06 |
JP3033685B2 JP3033685B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=15949935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8172875A Expired - Fee Related JP3033685B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | テープカセットにおけるテープリール |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6213425B1 (ja) |
EP (1) | EP0813200B1 (ja) |
JP (1) | JP3033685B2 (ja) |
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