JPH0445186Y2 - - Google Patents

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JPH0445186Y2
JPH0445186Y2 JP12806687U JP12806687U JPH0445186Y2 JP H0445186 Y2 JPH0445186 Y2 JP H0445186Y2 JP 12806687 U JP12806687 U JP 12806687U JP 12806687 U JP12806687 U JP 12806687U JP H0445186 Y2 JPH0445186 Y2 JP H0445186Y2
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magnetic tape
tape cassette
separator
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erasure prevention
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案は磁気テープカセツトに関し、詳しくは
磁気テープカセツトの構造に関する。
〔従来技術の説明〕
一般に、磁気テープカセツトは第10図から1
2図に示されるように、磁気テープを巻回したハ
ブ1と、該ハブの上下面に各々配置された滑性シ
ート(図示とせず)を上下のハーフ部材3,5間
に収容し、前方側に前記磁気テープ案内用のガイ
ドローラ及びテープガイド7が設けられ、そして
後方側には誤消去防止の為の爪を設けた穴9及び
テープ種類を検出させる為の穴11が夫々設けら
れている。前記テープ種類を検出させる為の穴1
1はテープの種類によつてその位置及び形状寸法
が異なり、しかも前記各穴9,11を含む磁気テ
ープカセツトの後面側部分13はそれらを含まな
い他部分15と一体形成される。従つて前記磁気
テープカセツトの射出成型に際してはテープ種類
毎に異なる夫々専用の射出成形用金型が必要であ
るが、こうした専用の射出成形用金型は高価であ
る為、特に多品種少量生産の場合に於ては製造コ
スト上の無駄及び効率悪化を避けられない。また
前記テープ種類を検出させる為の穴11は前記誤
消去防止の為の穴9と組み合わせ或は離間して上
下ハーフ部材3及び5に形成される為に、それら
のリブ17,17が磁気テープカセツトの後面側
部分13に第12図に示されるような複雑な形状
及び厚肉部分が生じ、それがケース平面部に第1
0図に示されるようなヒケ19の発生及びそれに
伴うケースの形状精度的不良を招き、カセツト機
能特性に重大な影響を与えていた。
〔考案の目的〕
従つて、本考案の目的は消去防止部分及びテー
プ種類検出部分を含む磁気テープカセツトの後面
側部分をそれらを含まない磁気テープカセツトの
他部分から分離自在のセパレータ部分とした磁気
テープカセツトを提供することである。
本考案の他の目的は、磁気テープカセツトの誤
消去防止部分及びテープ種類検出部分を含む他部
分とは異なる材料から形成された磁気テープカセ
ツトを提供することである。
本考案の他の目的は、磁気テープカセツトの誤
消去防止部分及びテープ種類検出部分を含む他部
分とは異なる色調に着色された磁気テープカセツ
トを提供することである。
〔考案の概要及び作用効果〕
本考案によれば、磁気テープを巻回したハブを
上下のハーフ部材間に収容し、前面側に前記磁気
テープ案内用のガイドローラ及びテープガイドが
設けられ後面側に誤消去防止部分及びテープ種類
検出部分が設けられた磁気テープカセツトに於
て、前記誤消去防止部分及びテープ種類検出部分
を含む部分を、それらを含まない磁気テープカセ
ツトの他部分から分離自在のセパレータ部分とし
たことを特徴とする磁気テープカセツトが提供さ
れる。
本考案の磁気テープカセツトは、前述の構成か
ら、1つのシリーズの磁気テープカセツトに関し
て、テープ種類検出の為の一般に3つの検出ポジ
シヨン、即ちノーマルポジシヨン、ハイポジシヨ
ン、メタルポジシヨンに夫々対応する穴を有する
3タイプのセパレータ部分を、単一タイプの前記
他部分と組み合わせるだけで、前記3つの種類の
テープに対応した3種類の磁気テープカセツトを
提供し得る。従つて、磁気テープカセツトを一体
的に射出成形する為に従来から使用されて来た高
価な専用金型ではなく、前記セパレータ部分だけ
の為のもつと小さく且つ安価な金型を使用するだ
けで、多品種少量生産に効果的に対応し得る。ま
た本考案の磁気テープカセツトでは、前記誤消去
防止部分及びテープ種類検出部分を含む部分をそ
れらを含まない他部分から分離したセパレータ部
分としたことから、従来、前記各部分の穴のリブ
部分によつてケース内側に形成される厚肉部分に
よつてケース平面部に発生していたヒケ等による
カセツト機構の劣化が未然に防止される。そして
更に、前記セパレータ部分を前記誤消去防止部分
及びテープ種類検出部分を含む他部分とは異なる
材料から形成し且つ別の色調に着色し得ることか
ら、ケース後方部分の対ねじれ剛性の向上及びテ
ープの種類、長さ等の色による識別もまた可能と
なる。
〔実施例の説明〕
以下に、図面を参照して本考案を詳しく説明す
る。第1図から第3図には本考案のセパレータ部
分を具備する磁気テープカセツト4が例示され
る。本考案の磁気テープカセツト4は、代表的に
磁気テープ6と、それを巻回したハブ8と、ハブ
8の上下に各々配置され第9図に拡大して示され
る滑性シート10と、そして前面側に配置された
磁気テープ案内用のテープガイド12とを上ハー
フ14と下ハーフ16との間部分に収納するテー
プ収納部分18と、第1図に最も良く示されるよ
うに、従来と同様の誤消去防止用の爪を設けた穴
20を含む誤消去防止部分及びメタルテープ検出
穴を含むテープ種類検出穴22を夫々設けたセパ
レータ部分24とを、ねじ26等の止め部材によ
つて合着することによつて形成される。詳しくは
本考案の磁気テープカセツト4は、第3図に分解
図にて示されるように、その前面側から後面側に
かけて一定距離lの位置で且つ磁気テープカセツ
ト4の長手方向に沿つて前記2つの部分18及び
24に分割した構成とされる。前記セパレータ部
分24の底部には複数の嵌合凹部28が設けられ
一方、前記テープ収納部分18の前記嵌合凹部2
8と対応する位置には、嵌合凹部30が設けられ
る。図示された具体例では、前記セパレータ部分
24にはその上面にではなく側方にねじ穴27が
設けられ、そして前記テープ収納部分18の前記
セパレータ部分24の前記ねじ穴27に対応する
位置には、該ねじ穴27と整列する穴を具備する
リブ27′が設けられる。両部材は組み立てに際
し前記嵌合凹部28及び嵌合凸部30を互いに嵌
着させ、次でねじ26等を第3図のように前記ね
じ穴27を通し次でリブ27′を通して側方から
或はそうでない場合は第4図の如く、従来通りセ
パレータ上部から締め付けることによつて互いに
しつかりと合着される。第3図ではセパレータ部
分24は後面側中央寄りにメタルポジシヨン検出
穴32を具備するメタルテープ対応型として例示
されているが、該セパレータ部分24はこの他に
第5図及び6図に例示されるような誤消去防止用
の爪を設けた穴20及びハイポジシヨン検出穴3
4を具備する型或は第7図及び8図に例示される
ような誤消去防止穴20だけを具備するノーマル
テープ対応型の、合計3つのタイプとして形成さ
れ得る。
以上本考案を具体例を参照して説明したが、本
考案の内で多くの変更を為し得ることを銘記され
たい。
【図面の簡単な説明】
第1図はメタルポジシヨン検出穴を具備するセ
パレータ部分を後面側から見た図である。第2図
は本考案の磁気テープカセツトの正面図である。
第3図は本考案の磁気テープカセツトを第1図に
示すセパレータ部分とテープ収納部分とに分割し
て示す分解図である。第4図はセパレータ部分を
従来通りの様式でねじ留めした様子を示す正面図
である。第5図はハイポジシヨン検出用穴を具備
するセパレータ部分の第1図と同様の図である。
第6図は第5図のセパレータ部分の断面図であ
る。第7図は誤消去防止用の爪を設けた穴だけを
具備するセパレータ部分の、第1図と同様の図で
ある。第8図は第7図のセパレータ部分の、第5
図と同様の断面図である。第9図は第3図の磁気
テープカセツトの、セパレータ部分とテープ収納
部分との接合状態を例示する部分拡大断面図であ
る。第10図は、従来からの磁気テープカセツト
の上方から見た平面図である。第11図は、第1
0図の磁気テープカセツトの平面図である。第1
2図は、第11図の磁気テープカセツトの一方の
ハーフの内側を例示する平面図である。尚、図中
主な部分の名称は以下の通りである。 4……磁気テープカセツト、14……上ハー
フ、16……下ハーフ、18……テープ収納部
分、20……誤消去防止用の爪を設けた穴、22
……テープ種類検出穴、24……セパレータ部
分、28……嵌合凹部、30……嵌合凸部、32
……メタルポジシヨン検出穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 磁気テープを巻き回したハブを上下のハーフ
    部材間に収容し、前面側に前記磁気テープ案内
    用のガイドローラ及びテープガイドが設けられ
    後面側に誤消去防止部分及びテープ種類検出部
    分が設けられた磁気テープカセツトに於て、前
    記誤消去防止部分及びテープ種類検出部分を含
    む部分を、それらを含まない磁気テープカセツ
    トの他部分から分離自在のセパレータ部分とし
    たことを特徴とする磁気テープカセツト。 2 セパレータ部分は誤消去防止部分及びテープ
    種類検出部分を含まない磁気テープカセツトの
    他部分に嵌着係合されるようになつている実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の磁気テープカ
    セツト。 3 セパレータ部分は、誤消去防止部分及びテー
    プ種類検出部分を含まない磁気テープカセツト
    の他部分とは異なる材料から形成される、実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の磁気テープカ
    セツト。 4 セパレータ部分は、誤消去防止部分及びテー
    プ種類検出部分を含まない磁気テープカセツト
    の他部分とは異なる色調とされている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の磁気テープカセツ
    ト。
JP12806687U 1987-08-25 1987-08-25 Expired JPH0445186Y2 (ja)

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JPS6435586U JPS6435586U (ja) 1989-03-03
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