JP2593537Y2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2593537Y2
JP2593537Y2 JP1993004407U JP440793U JP2593537Y2 JP 2593537 Y2 JP2593537 Y2 JP 2593537Y2 JP 1993004407 U JP1993004407 U JP 1993004407U JP 440793 U JP440793 U JP 440793U JP 2593537 Y2 JP2593537 Y2 JP 2593537Y2
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case
erroneous erasure
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tape cassette
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博志 金田
昌寿 岡村
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TDK Corp
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Priority to US08/177,317 priority patent/US5540399A/en
Priority to GB9526586A priority patent/GB2294922B/en
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、記録メディア、例えば
テープ状媒体をケース内に収納したビデオテープカセッ
ト或いはオーディオカセットなどのテープカセットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のテープカセットには、記
録メディアの情報を誤って消去しないために誤消去防止
用爪をケース外壁面にある検出部に備え、この誤消去防
止用爪の有無によって誤消去防止が適確にできる機能を
持たせている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、誤消去防止
用爪はケースと一体にケース板厚で舌片状に形成され、
ケースに立設されていて、その高さや幅寸法及びケース
内方向への弾性的たわみや倒れについては,JIS規格
上定められていて、例えば爪部の倒れに関しては外圧1
00gに対して0.2mm以下であることとされてい
て、ケースの薄肉化の傾向に対応させると、誤消去防止
爪のたわみを0.2mm以下に維持できなくなって、爪
部の倒れ不良や押圧力不良が生じて誤操作する支障が生
じやすく問題であり、対策として爪部の厚みや、高さの
調整など考えられるが、規格外となって問題であり、か
つコストパフォーマンスによる押圧力の規格外れが出る
欠点があった。本考案は、これら従来の欠点を排除しよ
うとするもので、誤消去防止用爪の倒れ不良や押圧力不
良のない信頼性の高いテープカセットとし、また、成形
サイクル向上とコストパフォーマンスにも寄与すること
を目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上ケース1及
び下ケース2からなるケース内に巻回されたテープが収
納され、該ケースに誤消去防止用爪10を設けたテープ
カセットにおいて、前記誤消去防止用爪10の根元部と
下ケース2の内面とに連続してつながった複数のリブ1
1を下ケース2に突設したことを特徴とするテープカセ
ットである。
【0005】
【作用】ケースに備えられる誤消去防止用爪10のケー
ス内への倒れ方向を規制するリブ11を誤消去防止用爪
10の根元部両側に下ケース2とつながって複数対向突
設してあるので、ケースの薄肉化でも誤消去防止用爪1
0の倒れに関してリブの存在でたわみ過ぎないで適確に
維持でき、爪部倒れ不良のない、また押圧力不良のない
信頼性の高いテープカセットとでき、しかも誤消去防止
用爪を折り取る際には、ケースの内方でも該方にも折り
取ることができて取扱いやすく、さらにリブは下ケース
と一体成形されるので、成形作業上でもサイクルアップ
が可能となり、品質管理もらくで、コストパフォーマン
スにも寄与できるものである。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図1乃至図4のビデオテー
プカセットの例で説明すると、上ケース1及び下ケース
2からなるケース体内に磁気テープ8を巻装した一対の
テープリール3,3を回転自在に備え、該磁気テープ8
を引き出す開口部4を覆う回動自在の開閉蓋5を配備し
た磁気テープカセットであって、前記下ケース2に切目
20を両サイドに持って誤消去防止用爪10が設けられ
たテープカセットにおいて、前記誤消去防止用爪10の
根元部と下ケース2の内面とに連続してつながった複数
のリブ11を下ケース2に突設しケース内への倒れ方向
を規制する構成としてある。
【0007】この場合、前記リブ11としては、誤消去
防止用爪10の倒れ方向に対して平行に延在するもので
あって、誤消去防止用爪10の根元部両側に間隔をあけ
て一対下ケース2の内面に高さを低く突設されているも
ので、隔壁12,12に沿い、誤消去防止用爪10の裏
側に配列するのがよい。
【0008】なお、前記ケースは、前記テープリール3
に対向するテープリール収納エリア6の肉厚を落したも
のにして、補強リブ13を突設テープリール3とのクリ
アランスを増大させて接触による削り粉発生などの不具
合がないように配慮するのがよい。
【0009】図中、7は駆動軸穴、9はラベルエリア、
14は窓部材、15は結合用ボス部、16は仕切壁であ
る。
【0010】
【考案の効果】本考案は、上ケース及び下ケースからな
るケース内に巻回されたテープが収納され、該ケースに
誤消去防止用爪を設けたテープカセットにおいて、前記
誤消去防止用爪の根元部と下ケースの内面とに連続して
つながった複数のリブを下ケース2に突設しケース内へ
の倒れ方向を規制する構成としたことにより、誤消去防
止用爪の厚みや、高さの規格を変更することなく、誤消
去防止用爪の倒れ不良や押圧力不良のない信頼性の高い
テープカセットとし、特にリブが複数誤消去防止用爪の
根元部にあるので、爪部の倒れに関してはバランスが保
て爪部の倒れ不良が生じないし、誤消去防止用爪を折り
取る際には、或る程度の力では撓まないが、それ以上の
力が加わればリブがあっても、カセット内側に折れ曲が
ることができるので、誤消去防止用爪をケースの内方に
も外方にも内外両方向に折り取ることができ、取り扱い
やすくかつ、ケースを薄肉化しても複数のリブによって
誤消去防止用爪のある部位の補強をも兼ね誤消去防止片
の折り取り操作を安全にでき、しかも誤消去防止用爪の
倒れ防止部分となるリブが下ケースと隙間をつくること
なく一体成形できるので、製作容易で低コストに生産性
をも大巾に向上できるものであって、成形サイクル向上
とコストパフォーマンスにも寄与すると共に、可及的に
少量の補強用リブでケース強度アップができ、補強部の
簡素化とケース外観上のヒケもないし、補強用リブも外
観上見えることなく、体裁良好なテープカセットとでき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部の拡大正面図であ
る。
【図2】図1のA−A線における一部切断平面図であ
る。
【図3】図2のB−B線における拡大縦断面図である。
【図4】本考案の実施製品の分離状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3 テープリール 4 開口部 5 開閉蓋 6 テープリール収納エリア 7 駆動軸穴 8 磁気テープ 9 ラベルエリア 10 誤消去防止用爪 11 リブ 12 隔壁 13 補強リブ 20 切目

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケース1及び下ケース2からなるケー
    ス内に巻回されたテープが収納され、該ケースに誤消去
    防止用爪10を設けたテープカセットにおいて、前記誤
    消去防止用爪10の根元部と下ケース2の内面とに連続
    してつながった複数のリブ11を下ケース2に突設した
    ことを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 前記リブ11が、前記誤消去防止用爪1
    0の両側に平行して一対高さを低く突設されている請求
    項1記載のテープカセット。
JP1993004407U 1993-01-07 1993-01-21 テープカセット Expired - Fee Related JP2593537Y2 (ja)

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