JP2592196Y2 - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
- Publication number
- JP2592196Y2 JP2592196Y2 JP1993004408U JP440893U JP2592196Y2 JP 2592196 Y2 JP2592196 Y2 JP 2592196Y2 JP 1993004408 U JP1993004408 U JP 1993004408U JP 440893 U JP440893 U JP 440893U JP 2592196 Y2 JP2592196 Y2 JP 2592196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- case
- tape
- joining
- tape cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、記録メディア、例えば
テープ状媒体をケース内に収納したビデオテープカセッ
ト或いはオーディオカセットなどのテープカセットに関
するものである。
テープ状媒体をケース内に収納したビデオテープカセッ
ト或いはオーディオカセットなどのテープカセットに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のテープカセットには、図
７に示すように記録メディアのテープを一対のリールま
たはハブに巻回されて収納する上下ケースａ，ｂが接合
により一体となっていて、左右の位置ずれ防止用ボスｃ
が受けボスｄに嵌挿されて一体結合されている。
７に示すように記録メディアのテープを一対のリールま
たはハブに巻回されて収納する上下ケースａ，ｂが接合
により一体となっていて、左右の位置ずれ防止用ボスｃ
が受けボスｄに嵌挿されて一体結合されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このタッピ
ングボスの位置ずれ防止リブを嵌挿する中空筒体からな
る受けボスは肉厚となり、成形上、サイクルアップ等に
よりヒケの発生が多く、変形或いは倒れによる不良品と
なる傾向があって、歩留りが悪く、嵌合不良或いはタッ
ピング不良（接合不良）の不具合となって組立作業にも
支障を来たすばかりか、サイクルアップが困難でコスト
パーマンスもできず品質管理の上でも問題があった。本
考案は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、
上下ケースの嵌合不良やタッピング不良の発生がなく、
ケース結合の品質精度を高め、成形性も良好で外観品位
も歩留りも向上させ、またサイクルアップも簡単にで
き、組立作業も適確でコストパフォーマンスも可能とな
って、信頼性の高いテープカセットを提供することを目
的とするものである。
ングボスの位置ずれ防止リブを嵌挿する中空筒体からな
る受けボスは肉厚となり、成形上、サイクルアップ等に
よりヒケの発生が多く、変形或いは倒れによる不良品と
なる傾向があって、歩留りが悪く、嵌合不良或いはタッ
ピング不良（接合不良）の不具合となって組立作業にも
支障を来たすばかりか、サイクルアップが困難でコスト
パーマンスもできず品質管理の上でも問題があった。本
考案は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、
上下ケースの嵌合不良やタッピング不良の発生がなく、
ケース結合の品質精度を高め、成形性も良好で外観品位
も歩留りも向上させ、またサイクルアップも簡単にで
き、組立作業も適確でコストパフォーマンスも可能とな
って、信頼性の高いテープカセットを提供することを目
的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、上ケース及び
下ケースからなるカセットケース内に巻回されたテープ
が収納され、該上下ケースを、ケース内に突設した規制
用リブのある接合ボスと、該接合ボスを嵌装する受けボ
スとで一体結合したテープカセットにおいて、前記受け
ボスの内周面に、接合ボスの位置ずれ防止用リブを複数
突設配備したことを特徴とするテープカセットである。
下ケースからなるカセットケース内に巻回されたテープ
が収納され、該上下ケースを、ケース内に突設した規制
用リブのある接合ボスと、該接合ボスを嵌装する受けボ
スとで一体結合したテープカセットにおいて、前記受け
ボスの内周面に、接合ボスの位置ずれ防止用リブを複数
突設配備したことを特徴とするテープカセットである。
【０００５】
【作用】上下ケースを、ケース内に突設した規制用リブ
のある接合ボスと、該接合ボスを嵌装する受けボスとで
一体結合したテープカセットにおいて、前記受けボスに
接合ボスの内周面に、接合ボスの位置ずれ防止用リブを
複数突設配備したことで、上下ケースの嵌合不良やタッ
ピング不良の発生がなく、ケース結合の品質精度を高
め、成形性も良好で外観品位も歩留りも向上させ、また
サイクルアップも簡単にでき、組立作業も適確でコスト
パフォーマンスも可能となって、信頼性の高いテープカ
セットとして用いられ、保存時にはケースにある開閉蓋
が閉じられロックされて、ケース中のテープを安全な状
態で保護し、使用時にケースをデッキに装填すると、デ
ッキ側にあるロック解除操作部が開閉蓋を開放し、テー
プが露出されて使用できるようになる。
のある接合ボスと、該接合ボスを嵌装する受けボスとで
一体結合したテープカセットにおいて、前記受けボスに
接合ボスの内周面に、接合ボスの位置ずれ防止用リブを
複数突設配備したことで、上下ケースの嵌合不良やタッ
ピング不良の発生がなく、ケース結合の品質精度を高
め、成形性も良好で外観品位も歩留りも向上させ、また
サイクルアップも簡単にでき、組立作業も適確でコスト
パフォーマンスも可能となって、信頼性の高いテープカ
セットとして用いられ、保存時にはケースにある開閉蓋
が閉じられロックされて、ケース中のテープを安全な状
態で保護し、使用時にケースをデッキに装填すると、デ
ッキ側にあるロック解除操作部が開閉蓋を開放し、テー
プが露出されて使用できるようになる。
【０００６】
【実施例】本考案の実施例を図１乃至図６のビデオテー
プカセットの例で説明すると、上ケース１及び下ケース
２からなるケース体内に磁気テープ８を巻装した一対の
テープリール３，３を回転自在に備え、該磁気テープ８
が引き出される前面開口部４を覆う開閉蓋５を回動自在
に配備したテープカセットであって、上ケース１内に突
設した規制用リブ１０のある接合ボス１１と、該接合ボ
ス１１を嵌挿する下ケース２に設けた受けボス１２とで
上下ケース１，２を一体結合したテープカセットにおい
て、前記受けボス１２の内周面に、接合ボス１１の位置
ずれ防止用リブ１３を複数突設配備してテープカセット
としてある。
プカセットの例で説明すると、上ケース１及び下ケース
２からなるケース体内に磁気テープ８を巻装した一対の
テープリール３，３を回転自在に備え、該磁気テープ８
が引き出される前面開口部４を覆う開閉蓋５を回動自在
に配備したテープカセットであって、上ケース１内に突
設した規制用リブ１０のある接合ボス１１と、該接合ボ
ス１１を嵌挿する下ケース２に設けた受けボス１２とで
上下ケース１，２を一体結合したテープカセットにおい
て、前記受けボス１２の内周面に、接合ボス１１の位置
ずれ防止用リブ１３を複数突設配備してテープカセット
としてある。
【０００７】前記位置ずれ防止リブ１３としては、下ケ
ース２に設けた円筒状受けボス１２の内周に間隔をおい
て、複数例えば４本放射状に突設された垂直リブであっ
て、中空内筒１４を備えていて、前記接合ボス１１の嵌
合と規制用リブ１０の係合とを確実にできるようにする
のがよい。この場合、接合ボス１１と受けボス１２とは
対応して上下ケースに設けられるのでいずれかのケース
を選んで備えればよい。
ース２に設けた円筒状受けボス１２の内周に間隔をおい
て、複数例えば４本放射状に突設された垂直リブであっ
て、中空内筒１４を備えていて、前記接合ボス１１の嵌
合と規制用リブ１０の係合とを確実にできるようにする
のがよい。この場合、接合ボス１１と受けボス１２とは
対応して上下ケースに設けられるのでいずれかのケース
を選んで備えればよい。
【０００８】なお、前記ケースは内面に前記テープリー
ル収納エリア６を形成してあって必要に応じ、ケース肉
厚を薄くして補強リブ９及び仕切壁１９を突設するのが
よい。
ル収納エリア６を形成してあって必要に応じ、ケース肉
厚を薄くして補強リブ９及び仕切壁１９を突設するのが
よい。
【０００９】図中、７は駆動軸穴、１５は窓部材で上ケ
ース１に設けられる。
ース１に設けられる。
【００１０】
【考案の効果】本考案は、上下ケースを、ケース内に突
設した規制用リブのある接合ボスと、該接合ボスを嵌装
する受けボスとで一体結合したテープカセットにおい
て、前記受けボスに接合ボスの内周面に、接合ボスの位
置ずれ防止用リブを複数突設配備したことにより、上下
ケースの嵌合不良やタッピング不良の発生がなく、ケー
ス結合の品質精度を高め、成形性も良好で外観品位も歩
留りも向上させ、またサイクルアップも簡単にでき、組
立作業も適確でコストパフォーマンスも可能となって、
信頼性の高いテープカセットとすることができる。
設した規制用リブのある接合ボスと、該接合ボスを嵌装
する受けボスとで一体結合したテープカセットにおい
て、前記受けボスに接合ボスの内周面に、接合ボスの位
置ずれ防止用リブを複数突設配備したことにより、上下
ケースの嵌合不良やタッピング不良の発生がなく、ケー
ス結合の品質精度を高め、成形性も良好で外観品位も歩
留りも向上させ、またサイクルアップも簡単にでき、組
立作業も適確でコストパフォーマンスも可能となって、
信頼性の高いテープカセットとすることができる。
【図１】本考案の実施例の下ケースの平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線における拡大縦断面図である。
【図３】下ケースのタッピングボスの拡大平面図であ
る。
る。
【図４】図３のＢ−Ｂ線における拡大縦断面図である。
【図５】上下ケースの組立状態の斜視図である。
【図６】本考案の実施製品の分離状態の斜視図である。
【図７】従来例の上下ケースの組立状態の斜視図であ
る。
る。
１ 上ケース ２ 下ケース ３ テープリール ４ 開口部 ５ 開閉蓋 ６ テープ収納エリア ７ 駆動軸穴 ８ テープ 10 規制用リブ 11 接合ボス 12 受けボス 13 位置ずれ防止用リブ 14 中空内筒
Claims (2)
- 【請求項１】 上ケース１及び下ケース２からなるカセ
ットケース内に巻回されたテープ８が収納され、該上下
ケースを、ケース内に突設した規制用リブ１０のある接
合ボス１１と、該接合ボス１１を嵌装する受けボス１２
とで一体結合したテープカセットにおいて、前記受けボ
ス１２の内周面に、接合ボス１１の位置ずれ防止用リブ
１３を複数突設配備したことを特徴とするテープカセッ
ト。 - 【請求項２】 前記位置ずれ防止用リブが、円筒状受け
ボスの内周に間隔をおいて、放射状に突設された垂直リ
ブであって、中空内筒を備えている請求項１記載のテー
プカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993004408U JP2592196Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993004408U JP2592196Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | テープカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658479U JPH0658479U (ja) | 1994-08-12 |
| JP2592196Y2 true JP2592196Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=11583498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993004408U Expired - Lifetime JP2592196Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | テープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592196Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP1993004408U patent/JP2592196Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0658479U (ja) | 1994-08-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981027 |