JP5990475B2 - 回転電機のロータ - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機のロータに関する。
従来から、回転電機に使用されるロータとしては、ロータコアに周方向に所定間隔で複数個の永久磁石を配置したものが知られている(例えば特許文献1及び2参照)。
図10に示すように、特許文献1のロータ100は、シャフト圧入孔102を囲う内周部103と、内周部103から外方へ延びた複数本のリブ104と、リブ104の先端を連結する外周部105と、からなるロータコア101を備える。
ここで、複数のリブ104は、周方向に所定角度だけ傾斜しており、いわゆる風車形状となるように形成されている。このように構成することにより、リブ104の軸方向への歪みの発生を抑制している。
また、図11に示すように、特許文献2のロータ221は、ロータコア222を有し、当該ロータコア222は、外周部222bと、内周部222cと、これら外周部222bと内周部222cとを接続する複数のリブ222dと、を有している。また、ロータコア222は、中心部の軸穴222aに回転軸224が嵌合固定され、外周面に複数の永久磁石226が接着固定されている。
ここで、複数のリブ222dは、隣り合うリブ222d同士が対称となるよう、周方向において互いに逆方向に角度αだけ傾斜するように配置されている。このように、複数のリブ222dを、いわゆるスポーク形状となるように形成することにより、リブ222dの強度を向上させて、リブ222dの幅を狭く(細く)し、ロータコア222の重量を低減することを図っている。
特許第3746885号広報 特開2004−194419号公報
ところで、特許文献1及び2のロータ100、221は、ロータコア101、222の外周面に複数の永久磁石が固定されるSPM(Surface Permanent Magnet)モータ用のロータである。対して、ロータコアの内部に永久磁石が固定されるIPM(Interior Permanent Magnet)モータ用のロータでは、永久磁石が挿入されるロータコアの磁石挿入孔周辺の疲労強度が最弱点となる場合が多い。したがって、特許文献1及び2のロータ100、221のリブ形状を、IPMモータ用のロータに適用した場合、磁石挿入孔周辺の応力低減効果が十分でない虞がある。
また、特許文献1では、シャフト圧入孔102にシャフト(不図示)が圧入固定された際、ロータコア101の内周部103が中央部から外周側に向かって変位(圧入変位)するので、リブ104を介して外周部105の内部に応力(圧入応力)が発生する虞がある。ここで、複数のリブ104は、上述したようにいわゆる風車形状とされており、比較的剛性が低いので変形し易く、ロータコア101の内周部103の圧入変位がリブ104によって吸収され、ロータコア101の外周部105に過大な圧入応力が作用することが抑制される。
しかしながら、回転時においては、リブ104の剛性が低いため、遠心力によってロータコア101の外周部105は外周側に向かって引っ張られて変形し、ロータコア101の外周部105に作用する応力(遠心応力)が増大してしまう。
これに対して、特許文献2に記載された、比較的剛性が高いスポーク形状のリブ222dを適用することにより、ロータコア222の外周部222bに作用する遠心応力を低減することが考えられる。
しかし、リブ222dの剛性を単純に高くした場合、回転軸224が軸穴222aに圧入される構成においては、圧入時にリブ222dが変形し難くなるので、ロータコア222の内周部222cの圧入変位を吸収できず、ロータコア222の外周部222bに過大な圧入応力が作用する虞があった。
以上のように、ロータコアの外周部に作用する応力が増大してしまう場合、磁石挿入孔周辺のロータコアの幅を比較的大きくしなければならないが、その場合永久磁石の磁束短絡を招きやすくなって効率が低下してしまう。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロータコア内部に発生する圧入応力及び遠心応力を共に低減可能な回転電機のロータを提供することにある。
前述した目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
周方向に所定間隔で形成された複数の磁石挿入孔(例えば後述する実施形態の磁石挿入孔40)を有する略円環状のロータコア(例えば後述する実施形態のロータコア20)と、
前記磁石挿入孔に挿入される永久磁石(例えば後述する実施形態の永久磁石30)と、
前記ロータコアの中央部に形成されたシャフト孔(例えば後述する実施形態のシャフト孔22)に圧入される回転シャフトと、
を備えた回転電機のロータ(例えば後述する実施形態の回転電機のロータ10)であって、
前記ロータコアは、前記磁石挿入孔の内周側において、軸方向に貫通する略円環状の貫通孔(例えば後述する実施形態の貫通孔24)と、前記貫通孔の内周側の内周側ロータコア(例えば後述する実施形態の内周側ロータコア25)と、前記貫通孔の外周側の外周側ロータコア(例えば後述する実施形態の外周側ロータコア26)と、を有し、
前記内周側ロータコアと、前記外周側ロータコアと、は周方向に所定間隔で配置された複数のリブ(例えば後述する実施形態のリブ70)によって連結され、
前記リブは、内周側から外周側に向かうに従い周方向一方側に延びるとともに、前記内周側ロータコア及び前記外周側ロータコアとの両連結部を結ぶ直線(例えば後述する実施形態の直線A)よりも外周側及び周方向他方側に向かって膨らんだ曲線形状である第1湾曲リブ(例えば後述する実施形態の第1湾曲リブ72)と、内周側から外周側に向かうに従い周方向他方側に延びるとともに、前記内周側ロータコア及び前記外周側ロータコアとの両連結部を結ぶ直線(例えば後述する実施形態の直線B)よりも外周側及び周方向一方側に向かって膨らんだ曲線形状である第2湾曲リブ(例えば後述する実施形態の第2湾曲リブ74)と、を有する
ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成に加えて、
前記第1湾曲リブ及び前記第2湾曲リブは、前記貫通孔の内部において交差すると共に、交差する位置で互いに連結されて連結部(例えば後述する実施形態の連結部76)が形成される
ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2の構成に加えて、
前記連結部は、径方向において、前記外周側ロータコア及び前記内周側ロータコアよりも、前記貫通孔の径方向中間部(例えば後述する実施形態の径方向中間部M)に近くなるように形成される
ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3の構成に加えて、
前記第1湾曲リブの外周側端部は、前記外周側ロータコアとの連結位置において、前記第2湾曲リブの外周側端部と連結されており、
前記第1湾曲リブの内周側端部は、前記内周側ロータコアとの連結位置において、前記第2湾曲リブの内周側端部と連結されている
ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、内周側ロータコアと外周側ロータコアとは周方向に所定間隔で配置された複数のリブによって連結されており、リブは、内周側から外周側に向かうに従い周方向一方側に延びるとともに、内周側ロータコア及び外周側ロータコアとの両連結部を結ぶ直線よりも外周側及び周方向他方側に向かって膨らんだ曲線形状である第1湾曲リブと、内周側から外周側に向かうに従い周方向他方側に延びるとともに、内周側ロータコア及び外周側ロータコアとの両連結部を結ぶ直線よりも外周側及び周方向一方側に向かって膨らんだ曲線形状である第2湾曲リブと、を有する。
ここで、シャフト孔に回転シャフトが圧入された際、内周側ロータコアが中央部から外周側に向かって変位(圧入変位)することにより、リブを介して外周側ロータコアの内部に応力(圧入応力)が発生する。しかしながら、請求項1に記載の発明では、リブを構成する第1及び第2湾曲リブが、外周側に向かって膨らんだ曲線形状であるので、内周側ロータコアを内周側から外周側に向かって押し込む力に対して第1及び第2湾曲リブが適度に変形することによって圧入変位が吸収され、外周側ロータコアの内部に発生する圧入応力を低減することが可能となる。
また、回転時においては、ロータコア自身に作用する遠心力により、外周側ロータコアは外周側に向かって引っ張られて変形し、ロータコア内部、特に磁石挿入孔の周囲に応力(遠心応力)が作用する。しかしながら、請求項1に記載の発明では、リブを構成する第1及び第2湾曲リブが外周側に向かって膨らんだ曲線形状であるので、外周側ロータコアを外周側に向かって引っ張る力に対して、リブの剛性を高く維持することができる。さらに、リブを構成する第1及び第2湾曲リブは、それぞれ周方向他方側及び周方向一方側に膨らみ、互いに対をなす曲線形状とされるので、外周側ロータコアを外周側に向かって引っ張る力に対して、一方の湾曲リブが開くように変形しようとしても他方の湾曲リブが対抗することにより、リブの剛性をより高く維持することができる。このように、外周側ロータコアを外周側に向かって引っ張る力に対してリブの剛性を高めることにより、外周側ロータコアの変形を抑制することができ、当該変形に起因して磁石挿入孔の周囲に発生する遠心応力を低減することが可能である。
請求項2の発明によれば、第1及び第2湾曲リブが貫通孔の内部において交差するので、交差しない場合と比べて、第1及び第2湾曲リブの円周長を長く形成することができる。したがって、ロータコアのシャフト孔への回転シャフトの圧入時に、第1及び第2湾曲リブが変形し易くなるので、外周側ロータコアにおいて発生する圧入応力をより効果的に低減することが可能である。
さらに、第1及び第2湾曲リブは、交差する位置で互いに連結されて連結部が形成されるので、外周側ロータコアを外周側に向かって引っ張る力に対して第1及び第2湾曲リブの剛性が高められ、外周側ロータコアの変形をより効果的に抑制することができ、当該変形に起因して磁石挿入孔の周囲に発生する遠心応力をより低減することが可能である。
請求項3の発明によれば、連結部は、径方向において、外周側ロータコア及び内周側ロータコアよりも、貫通孔の径方向中間部に近くなるように形成される。したがって、ロータコアのシャフト孔への回転シャフトの圧入時に、第1及び第2湾曲リブの変形が連結部によって妨げられてしまうことを抑制でき、外周側ロータコアにおいて発生する圧入応力をより効果的に低減することが可能である。
請求項4の発明によれば、第1湾曲リブの外周側端部は、外周側ロータコアとの連結位置において、第2湾曲リブの外周側端部と連結されており、第1湾曲リブの内周側端部は、内周側ロータコアとの連結位置において、第2湾曲リブの内周側端部と連結されている。したがって、第1及び第2湾曲リブは、内周側端部同士及び外周側端部同士が連結されない場合に比べて、円周長が長く形成できるので、ロータコアのシャフト孔への回転シャフトの圧入時に、第1及び第2湾曲リブが変形し易くなり、外周側ロータコアにおいて発生する圧入応力をより効果的に低減することが可能である。
第1実施形態に係るロータの正面図である。 図1のロータの部分拡大図である。 比較例1に係るロータの部分拡大図である。 ロータコアの溝部における遠心応力及び圧入応力を示す図である。 (a)〜(d)は、それぞれ実施例1〜4に係るロータの部分拡大図である。 ロータコアの溝部における遠心応力及び圧入応力を示す図である。 ロータコア中における最大応力を示す図である。 比較例2に係るロータの部分拡大図である。 実施例5に係るロータの部分拡大図である。 特許文献1のロータの正面図である。 特許文献2のロータの正面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る回転電機のロータを説明する。
図1及び図2に示すように、実施形態に係る回転電機のロータ10は、周方向に所定間隔で形成された複数の磁極部50を有する略円環状のロータコア20と、ロータコア20の中央部に形成されたシャフト孔22に圧入される回転シャフト(不図示)と、を備え、ステータ(不図示)の内周側に配置されている。
ロータコア20は、略同一形状の円環状の電磁鋼板例えばケイ素鋼板21を多数積層して形成されていると共に、周方向に所定の間隔で複数の磁石挿入孔40が形成される。
磁極部50は、径方向に磁化され、且つ周方向で交互に磁化方向が異なるように、永久磁石30が磁石挿入孔40に挿入されて構成されている。より具体的には、永久磁石30Aが磁石挿入孔40に挿入されて構成された磁極部50Aにおいて、その外周側がN極とすると、隣接する磁極部50Bは、その外周側がS極となるように、永久磁石30Bが磁石挿入孔40に挿入されて構成されている。
永久磁石30は、周方向に3分割された3つの永久磁石片32a、32b、32cによって構成されており、これら3つの永久磁石片32a、32b、32cは、同一の断面略矩状に形成される。
磁石挿入孔40は、周方向に3分割された3つの空孔42a、42b、42cから構成されており、これら3つの空孔42a、42b、42cに、それぞれ永久磁石片32a、32b、32cが挿入されて固定される。3つの空孔42a、42b、42cは、周方向に隣り合う永久磁石片32a、32b、32cの外周面同士が180°未満の角度をなすよう、略V字形状に形成されている。
また、ロータコア20は、永久磁石片32a、32cの周方向外側端面32dと隣接する部分に、軸方向に貫通して磁気的空隙を構成する側方バリア部60(図2参照)が形成される。このように、ロータコア20に側方バリア部60が形成されることにより、側方バリア部60とロータコア20の外周面20aとの間には、周方向に延びる周方向リブ23が設けられる。
ここで、周方向リブ23は、径方向幅が比較的短く形成されるので、永久磁石30の外周面から生じた磁束が、周方向リブ23を介して同じ永久磁石30の内周面に短絡したり、周方向リブ23を介して隣の磁極部50を構成する永久磁石30の内周面に短絡することが抑制される。
また、ロータコア20には、磁石挿入孔40の内周側において、軸方向に貫通する略円環状の貫通孔24が形成される。貫通孔24は、外周面24a及び内周面24bがロータコア20の外周面20a及びシャフト孔22と平行となるように形成されている。このように、ロータコア20は、貫通孔24が形成されることにより、貫通孔24の内周側の内周側ロータコア25と、貫通孔24の外周側の外周側ロータコア26と、を有することになる。
内周側ロータコア25と、外周側ロータコア26と、は周方向に所定間隔で配置された複数のリブ70によって連結されている。リブ70は、内周側から外周側に向かうに従い周方向一方側(図2中、左側)に延びるとともに、内周側ロータコア25及び外周側ロータコア26との両連結部を結ぶ直線(図2中、破線Aで表されている。)よりも外周側及び周方向他方側(図2中、右側)に向かって膨らんだ曲線形状である第1湾曲リブ72と、内周側から外周側に向かうに従い周方向他方側に延びるとともに、内周側ロータコア25及び外周側ロータコア26との両連結部を結ぶ直線(図2中、破線Bで表されている。)よりも外周側及び周方向一方側に向かって膨らんだ曲線形状である第2湾曲リブ74と、から構成される。
第1湾曲リブ72の外周側端部は、外周側ロータコア26との連結位置において、隣接するリブ70を構成する第2湾曲リブ74の外周側端部と連結されて、接点結合されている。同様に第1湾曲リブ72の内周側端部は、内周側ロータコア25との連結位置において、隣接するリブ70を構成する第2湾曲リブ74の内周側端部と連結されて、接点結合されている。このように構成することで、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の円周長を長くすることができる。
また、第1湾曲リブ72と第2湾曲リブ74とは、貫通孔24の内部において交差すると共に、当該交差する位置において互いに連結されて連結部76が形成される。
ここで、連結部76は、径方向において、外周側ロータコア26及び内周側ロータコア25よりも、貫通孔24の径方向中間部Mに近くなるように形成されることが好ましい。すなわち、外周側ロータコア26と貫通孔24の径方向中間部Mとの径方向中間部を外周側中間部M1とし、内周側ロータコア25と貫通孔24の径方向中間部Mとの径方向中間部を内周側中間部M2としたとき、連結部76は、径方向において、外周側中間部M1と内周側中間部M2との間に位置するように形成されることが好ましい。本実施形態では、連結部76は、径方向において、径方向中間部Mと外周側中間部M1との間に位置する。
次に、本実施形態に係るロータコア20と、リブ70の構成を従来の特許文献1のように所定角度だけ周方向に傾斜させ、いわゆる風車形状とした比較例1に係るロータコア320(図3参照)と、を比較するため、ロータコア20、320に発生する応力について解析を行った。
図4には、応力が高くなり易い部位であるロータコア20の周方向リブ23で発生する遠心応力、及び圧入応力について、シュミレーションによって求めた結果が示されている。
なお、上述の遠心応力とは、シャフト孔22に回転シャフトを圧入していない状態で、ロータコア20を回転させた場合に、ロータコア20に作用する遠心力により発生する応力を意味し、圧入応力とは、ロータコア20を回転させない状態において、シャフト孔22に回転シャフトを圧入した場合に、ロータコア20に発生する応力を意味する。
図4より、本実施形態では、比較例1に比べて遠心応力が低減されているのが分かる。これは、本実施形態に係るリブ70の剛性が、比較例1に比べて高いことに起因する。
すなわち、本実施形態に係るリブ70を構成する第1及び第2湾曲リブ72、74が、外周側に向かって膨らんだ曲線形状であるため、外周側ロータコア26を外周側に向かって引っ張る力に対して、リブ70の剛性を高く維持することができる。さらに、リブ70を構成する第1及び第2湾曲リブ72、74は、それぞれ周方向他方側及び周方向一方側に膨らみ、互いに対をなす曲線形状とされるので、外周側ロータコア26を外周側に向かって引っ張る力に対して、一方の湾曲リブ72(74)が開くように変形しようとしても他方の湾曲リブ74(72)が対抗することにより、リブ70の剛性をより高く維持することができる。また、第1及び第2湾曲リブ72、74は、交差する位置で互いに連結されて連結部76が形成されるので、外周側ロータコア26を外周側に向かって引っ張る力に対して第1及び第2湾曲リブ72、74の剛性が高められる。
このように、外周側ロータコア26を外周側に向かって引っ張る力に対してリブ70の剛性を向上させることによって、外周側ロータコア26の変形を抑制することができ、当該変形に起因して磁石挿入孔40の周囲、特にロータコア20の周方向リブ23に発生する遠心応力を低減することが可能となる。
また、本実施形態では、比較例1に比べて圧入応力が増大しているものの、圧入応力と遠心応力とを考慮した総合的観点によれば、応力は低減しており、優位性が維持される。これは、本実施形態では、上述したように外周側ロータコア26を外周側に向かって引っ張る力に対するリブ70の剛性を高める一方で、内周側ロータコア25を内周側から外周側に向かって押し込む力に対してはリブ70が変形し易い構成とされたことに起因する。
すなわち、リブ70を構成する第1及び第2湾曲リブ72、74が、外周側に向かって膨らんだ曲線形状であるので、これら第1及び第2湾曲リブ72、74が適度に変形する。さらに、第1及び第2湾曲リブ72、74が貫通孔24の内部において交差するので、交差しない場合と比べて、第1及び第2湾曲リブ72、74の円周長を長く形成することができ、シャフト孔22への回転シャフトの圧入時に、第1及び第2湾曲リブ72、74が変形し易くなる。また、第1湾曲リブ72の外周側端部は、外周側ロータコア26との連結位置において第2湾曲リブ74の外周側端部と連結されており、第1湾曲リブ72の内周側端部は、内周側ロータコア25との連結位置において第2湾曲リブ74の内周側端部と連結されているので、第1及び第2湾曲リブ72、74は、内周側端部同士及び外周側端部同士が連結されない場合に比べて、円周長が長く形成でき、シャフト孔22への回転シャフトの圧入時に変形し易くなる。
このように、リブ70が変形し易い構成とされたことによって、内周側ロータコア25の圧入変位が吸収され、外周側ロータコア26の内部に発生する圧入応力を低減することが可能となる。
(実施例1〜4)
次に、連結部76の径方向位置を変化させ、ロータコア20に発生する応力がどのように変化するか解析を行った。
図5(a)〜(d)に示すロータコア20では、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の曲率半径を変化させることによって、連結部76の径方向位置を変化させている。
具体的には、図5(a)の実施例1に係るロータコア20では、曲率半径がR1000とされることにより、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74は、ほぼ直線に近い形状とされ、連結部76は、内周側中間部M2上に位置する。
また、図5(b)の実施例2に係るロータコア20では、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の曲率半径がR150とされることにより、連結部76は、径方向中間部Mと内周側中間部M2との間に位置する。
図5(c)の実施例3に係るロータコア20では、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の曲率半径がR65とされることにより、連結部76は、径方向中間部Mと外周側中間部M1との間に位置する。
図5(d)の実施例4に係るロータコア20では、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の曲率半径がR45とされることにより、連結部76は、外周側中間部M1上に位置する。
図6には、実施例1〜4において、応力が高くなり易い部位であるロータコア20の周方向リブ23で発生する遠心応力、及び圧入応力の各々について、シュミレーションによって求めた結果が示されている。また、図7には、シャフト孔22に回転シャフトを圧入した状態で、ロータコア20を回転させた場合に、ロータコア20の中で最も応力が高い部分の値(最大応力)を、シュミレーションによって求めた結果が示されている。すなわち、図7に示す結果は、遠心応力と圧入応力、両方の応力が考慮されたものであり、実際の運転時に対応する条件においてロータコア20に発生する最大応力を表すものである。したがって、図7の応力が低い程、実際の運転時におけるロータコア強度が高いことを示している。
なお、図6及び図7には、参考のため、上述したリブ70の構成を風車形状とした比較例1に係るロータコア320(図3参照)における結果も、示されている。また、図6及び図7には、比較例2及び実施例5における結果も示されているが、これらについては後述する。
図6によると、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の曲率半径が大きくなる程、リブ70の剛性が高まり、遠心応力低減効果が向上していることがわかる。一方、上記曲率半径が大きくなるほど、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74が直線形状に近づくことから、リブ70は変形し難くなり、圧入応力が増大する傾向にある。特に、図5(a)の実施例1のロータコア20では、連結部76が内周側中間部M2上に位置することから、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の変形が連結部76によって妨げられ易く、圧入応力が増大する。これは、図5(d)の実施例4のロータコア20でも同様であり、連結部76が外周側中間部M1上に位置することから、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の変形が連結部76によって妨げられ易いので、実施例2及び実施例3よりも上記曲率半径が低い値に設定されているにも拘らず、圧入応力が増大してしまう。
さらに、図7を参照すると、遠心応力及び圧入応力がバランスよく低減可能な実施例2及び実施例3において、実際の運転時に対応する条件下でのロータコア20中の最大応力が低減していることがわかる。このように、実際の運転時に対応する条件においては、実施例2及び実施例3に係るロータコア20が好適であり、すなわち、連結部76は、外周側ロータコア26及び内周側ロータコア25よりも、貫通孔24の径方向中間部Mに近くなるように形成される構成が好適であることが明らかとなった。
(比較例2)
次に、比較例2に係るロータコア420に発生する応力がどのように変化するか解析を行った。
図8に示すように、比較例2に係るロータコア420では、第1湾曲リブ72が、内周側ロータコア25及び外周側ロータコア26との両連結部を結ぶ直線(図8中、破線Aで表されている。)よりも内周側及び周方向一方側(図8中、左側)に向かって膨らんだ曲線形状に形成され、第2湾曲リブ74が、内周側ロータコア25及び外周側ロータコア26との両連結部を結ぶ直線(図8中、破線Bで表されている。)よりも内周側及び周方向他方側(図8中、右側)に向かって膨らんだ曲線形状に形成される。すなわち、実施例1〜4においては、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の曲率中心が、それぞれ直線A及びBの周方向一方側及び他方側に形成されるのに対して、比較例2においては、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の曲率中心が、それぞれ直線A及びBの周方向他方側及び一方側に形成される。このように、比較例2においては、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74が、実施例1〜4と比べて逆Rに形成されている。
図6によれば、比較例2に係るロータコア420では、リブ70の剛性が高まり、実施例1〜4に比べて遠心応力が低減されている。しかしながら、比較例2では、リブ70が逆Rに形成されているので、内周側ロータコア25を内周側から外周側に向かって押し込む力に対してリブ70が変形し難く、圧入応力が非常に大きくなってしまう。さらに、比較例2では、圧入応力と遠心応力との両方を考慮した場合にロータコア420中の最大応力が非常に大きくなってしまうので(図7参照)、応力低減の観点から、比較例2のロータコア420は不適当であることが明らかとなった。
(実施例5)
次に、実施例5に係るロータコア20に発生する応力がどのように変化するか解析を行った。
図9に示すように、実施例5に係るロータコア20では、第1湾曲リブ72の内周側端部が、内周側ロータコア25との連結位置において、隣のリブ70を構成する第2湾曲リブ74の内周側端部と連結されて、接点結合されている。一方、第1湾曲リブ72の外周側端部は、外周側ロータコア26との連結位置において、隣のリブ70を構成する第2湾曲リブ74の外周側端部と連結されていない。この場合、他の実施例1〜4に比べ、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の円周長が短くなる。
図6によれば、実施例5では、他の実施例によりも遠心応力は減少し、圧入応力は増大する。これは、上述したように、第1湾曲リブ72及び第2湾曲リブ74の円周長が短く形成されたことにより、内周側ロータコア25を内周側から外周側に向かって押し込む力に対してリブ70が変形し難くなり、内周側ロータコア25の圧入変位を吸収し難くなったためであると考えられる。この結果、図7に示すように、実施例5では、ロータコアの最大応力が、他の実施例よりも大きくなってしまうが、比較例1及び2に比べると小さくなり、優れた応力低減効果を有していることが明らかとなった。
以上、説明したように、本実施形態の回転電機のロータ10によれば、内周側ロータコア25と外周側ロータコア26とは周方向に所定間隔で配置された複数のリブ70によって連結されており、リブ70は、内周側から外周側に向かうに従い周方向一方側に延びるとともに、内周側ロータコア25及び外周側ロータコア26との両連結部を結ぶ直線Aよりも外周側及び周方向他方側に向かって膨らんだ曲線形状である第1湾曲リブ72と、内周側から外周側に向かうに従い周方向他方側に延びるとともに、内周側ロータコア25及び外周側ロータコア26との両連結部を結ぶ直線Bよりも外周側及び周方向一方側に向かって膨らんだ曲線形状である第2湾曲リブ74と、を有する。
ここで、シャフト孔22に回転シャフトが圧入された際、内周側ロータコア25が中央部から外周側に向かって変位(圧入変位)することにより、リブ70を介して外周側ロータコア26の内部に応力(圧入応力)が発生する。しかしながら、本実施形態では、リブ70を構成する第1及び第2湾曲リブ72、74が、外周側に向かって膨らんだ曲線形状であるので、第1及び第2湾曲リブ72、74が、内周側ロータコア25を内周側から外周側に向かって押し込む力に対して適度に変形することによって圧入変位が吸収され、外周側ロータコア26の内部に発生する圧入応力を低減することが可能となる。
また、回転時においては、ロータコア20自身に作用する遠心力により、外周側ロータコア26は外周側に向かって引っ張られて変形し、ロータコア20内部、特に磁石挿入孔40の周囲に応力(遠心応力)が作用する。しかしながら、本実施形態では、リブ70を構成する第1及び第2湾曲リブ72、74が外周側に向かって膨らんだ曲線形状であるので、外周側ロータコア26を外周側に向かって引っ張る力に対して、リブ70の剛性を高く維持することができる。さらに、リブ70を構成する第1及び第2湾曲リブ72、74は、それぞれ周方向他方側及び周方向一方側に膨らみ、互いに対照的な曲線形状とされるので、外周側ロータコア26を外周側に向かって引っ張る力に対して、リブ70の剛性をより高く維持することができる。このように、リブ70の剛性を高めることにより、外周側ロータコア26の変形を抑制することができ、当該変形に起因して磁石挿入孔40の周囲に発生する遠心応力を低減することが可能である。
また、第1及び第2湾曲リブ72、74が貫通孔24の内部において交差するので、交差しない場合と比べて、第1及び第2湾曲リブ72、74の円周長を長く形成することができる。したがって、ロータコア20のシャフト孔22への回転シャフトの圧入時に、第1及び第2湾曲リブ72、74が変形し易くなるので、外周側ロータコア26において発生する圧入応力をより効果的に低減することが可能である。
さらに、第1及び第2湾曲リブ72、74は、交差する位置で互いに連結されて連結部76が形成されるので、外周側ロータコア26を外周側に向かって引っ張る力に対して第1及び第2湾曲リブ72、74の剛性が高められ、外周側ロータコア26の変形をより効果的に抑制することができ、当該変形に起因して磁石挿入孔40の周囲に発生する遠心応力をより低減することが可能である。
また、連結部76は、径方向において、外周側ロータコア26及び前記内周側ロータコア25よりも、前記貫通孔の径方向中間部に近くなるように形成される。したがって、ロータコア20のシャフト孔22への回転シャフトの圧入時に、第1及び第2湾曲リブ72、74の変形が連結部76によって妨げられてしまうことを抑制でき、外周側ロータコア26において発生する圧入応力をより効果的に低減することが可能である。
また、第1湾曲リブ72の外周側端部は、外周側ロータコア26との連結位置において、第2湾曲リブ74の外周側端部と連結されており、第1湾曲リブ72の内周側端部は、内周側ロータコア25との連結位置において、第2湾曲リブ74の内周側端部と連結されている。したがって、第1及び第2湾曲リブ72、74は、内周側端部同士及び外周側端部同士が連結されない場合に比べて、円周長が長く形成できるので、ロータコア20のシャフト孔22への回転シャフトの圧入時に、第1及び第2湾曲リブ72、74が変形し易くなり、外周側ロータコア26において発生する圧入応力をより効果的に低減することが可能である。
なお、本発明の回転電機のロータ10は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良などが可能である。
10 回転電機のロータ
20 ロータコア
20a 外周面
21 ケイ素鋼板
22 シャフト孔
23 周方向リブ
24 貫通孔
24a 外周面
24b 内周面
25 内周側ロータコア
26 外周側ロータコア
30 永久磁石
32a、32b、32c 永久磁石片
32d 周方向外側端面
40 磁石挿入孔
42a、42b、42c 空孔
50 磁極部
60 側方バリア部
70 リブ
72 第1湾曲リブ
74 第2湾曲リブ
76 連結部
A、B 直線
M 径方向中間部
M1 外周側中間部
M2 内周側中間部

Claims (4)

  1. 周方向に所定間隔で形成された複数の磁石挿入孔を有する略円環状のロータコアと、
    前記磁石挿入孔に挿入される永久磁石と、
    前記ロータコアの中央部に形成されたシャフト孔に圧入される回転シャフトと、
    を備えた回転電機のロータであって、
    前記ロータコアは、前記磁石挿入孔の内周側において、軸方向に貫通する略円環状の貫通孔と、前記貫通孔の内周側の内周側ロータコアと、前記貫通孔の外周側の外周側ロータコアと、を有し、
    前記内周側ロータコアと、前記外周側ロータコアと、は周方向に所定間隔で配置された複数のリブによって連結され、
    前記リブは、内周側から外周側に向かうに従い周方向一方側に延びるとともに、前記内周側ロータコア及び前記外周側ロータコアとの両連結部を結ぶ直線よりも外周側及び周方向他方側に向かって膨らんだ曲線形状である第1湾曲リブと、内周側から外周側に向かうに従い周方向他方側に延びるとともに、前記内周側ロータコア及び前記外周側ロータコアとの両連結部を結ぶ直線よりも外周側及び周方向一方側に向かって膨らんだ曲線形状である第2湾曲リブと、を有する
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  2. 前記第1湾曲リブ及び前記第2湾曲リブは、前記貫通孔の内部において交差すると共に、交差する位置で互いに連結されて連結部が形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ。
  3. 前記連結部は、径方向において、前記外周側ロータコア及び前記内周側ロータコアよりも、前記貫通孔の径方向中間部に近くなるように形成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の回転電機のロータ。
  4. 前記第1湾曲リブの外周側端部は、前記外周側ロータコアとの連結位置において、前記第2湾曲リブの外周側端部と連結されており、
    前記第1湾曲リブの内周側端部は、前記内周側ロータコアとの連結位置において、前記第2湾曲リブの内周側端部と連結されている
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の回転電機のロータ。
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